JP6484165B2 - ベッド - Google Patents

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本発明は、災害時等の安全性に優れたベッドに関する。
我が国は、地震の多発地帯であり、かねてより国民への防災教育が行われており、また、現在、いつ発生するか不明である地震に対し、建築物を耐震補強化する等の具体的な対策を講じる取り組みが進められている。しかしながら、このような耐震補強化対策は、特に一般住宅等において、耐震リフォームの費用等の諸事情によりそれ程普及していないのが実情である。
一方で、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)が夜明け前の午前5時46分に発生したという実例を踏まえ、起床直後のパニック状態ですぐに屋外に避難するのは困難であるという観点から、耐震補強化したベッドの下に一旦避難することは有効であり、また、ベッド自体の耐震補強化にはそれ程費用も掛からないという利点がある。すなわち、耐震補強化の具体的対策として、耐震補強化したベッドを用いることは安全面及び費用面からも非常に有効である。そんな中、地震発生時に身を守ることのできるベッドとして以下のものが開示されている。
例えば、地震発生の際にベッドの下に避難するベッドにおいて、2トン以上の積載強度を持つベッド架台と、該ベッド架台からベッド側面に複数設けた支柱と、該支柱の上下端を連結する上枠部材及び下枠部材とから構成され、前記複数の支柱を設けたベッド一側部の中央近傍につき支柱を設けず、ベッド下への出入り口とした震災避難用シェルタ付きベッドが開示されている(特許文献1)。
特開平08−294430号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、複数の支柱及びこれらを連結する上下枠部材を設けたことによりベッド自体の強度を向上させてはいるが、該ベッドの一側部のみをベッド下への出入り口とするのは、いざ地震等が発生した際、ベッド下への避難経路が該出入り口に限られてしまい、瓦礫や飛散物等が該出入り口の側面に落下して塞がれるとベッド下に避難できないという問題があった。また、該ベッドに形成された複数の支柱と下枠部材は、家具・インテリアとしての見栄えが悪く、平時における意匠性を欠くという問題もあった。
そこで、本発明は、災害時の安全性に優れ、平時の意匠性にも優れたベッドを提供することを課題とした。
上記課題を解決するために、本発明は次のように構成した。すなわち、本発明に係る請求項1に記載のベッドは、天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された四本の脚部とからなるベッドにおいて、前記四本の脚部の脚底には、該四本の脚部の一対の対辺及び該対辺を結ぶラインに略H型に形成された主底板部及び該主底板部の略H型の各端部近傍から前記対辺を結ぶラインと同じ高さでベッド内側方向へと夫々延設された底板延設部からなる底板が設けられていることを特徴としている。
また、請求項2に記載のベッドは、前記四本の脚部が、各々前記天板から前記底板の各底板延設部に垂設してなる一又は複数の鋼製柱材で構成されたことを特徴としている。
また、請求項3に記載のベッドは、前記四本の脚部が前記略H型に形成された主底板部の各端部近傍から前記底板延設部の各端部近傍にかけて脚底を接する側面視で幅広の脚部として前記天板から夫々垂設してなることを特徴としている。
また、請求項4に記載のベッドは、前記主底板部の一対の対辺を結ぶライン上に前記天板から下方に第二脚部を垂設してなることを特徴としている。
また、請求項5に記載のベッドは、前記天板内に、両端が屈曲した断面視略コ字型の天板用鋼板を内蔵してなることを特徴としている。
さらに、請求項6に記載のベッドは、前記天板内に、格子状の鋼製梁状部材を内蔵してなることを特徴としている。
本発明に係る請求項1に記載のベッドによれば、前記四本の脚部を結ぶ前記略H型に形成された主底板部及び底板延設部からなる底板により、地震等の災害の際、瓦礫や飛散物等による衝撃又は重圧及び該衝撃又重圧によるベッドのねじれに対して強度を向上させることができるため、該瓦礫や飛散物等になるベッドの圧潰を防止することができ、被災者がベッド下でより安全に身を守ることができる。特に、前記底板延設部によれば、ベッド内側方向への衝撃又は重圧に対する強度を向上させることができるため、前記略H型の主底板部のみを設けた場合以上に強度が増す。また、被災者は、瓦礫や飛散物等の落下位置に関係なく、ベッドの四方からベッド下に避難することもできるため、地震等の発生という混乱時においても安全にベッド下に避難することができる。
また、通常の底板を設けない市販ベッド等では、瓦礫や飛散物等による衝撃又は重圧が四本ある脚部に集中するため、該市販ベッド等の設置箇所で床抜けが起こるという問題もあったが、該底板を設けたことにより、該衝撃又は重圧を底板の面で受けて力が分散されるため、該市販ベッド等に比して床抜けを防止することができる。
また、請求項2に記載のベッドによれば、前記四本の脚部が、各々前記天板から前記底板の各底板延設部に垂設してなる一又は複数の鋼製柱材で構成されているので、更に強度が向上し、被災者がベッド下でより安全に身を守ることができる。
また、請求項3に記載のベッドによれば、前記底板延設部も含めて脚底を接する側面視で幅広の脚部を設けたことにより、各脚部自体の強度を向上させることに加え、幅広に形成された脚部が瓦礫や飛散物等のベッド下への侵入を防ぐ側壁としての機能を発揮させることができる。
また、請求項4に記載のベッドによれば、前記略H型に形成された主底板部の一対の対辺を結ぶライン上に第二脚部を設け、前記天板を中央近傍で支持することにより、瓦礫等の落下による天板の崩壊及びベッドの圧潰を防止でき、被災者の安全性をさらに向上させることができる。また、該第二脚部を設けたことにより、被災者が該第二脚部を把持し、腕の力も利用して被災者自身を該第二脚部方向に引き寄せ、ベッド下に滑り込んでスムーズに避難できるとともに、ベッド下に避難した後は、横臥位の被災者が該第二脚部を抱き込む態勢となり、抱き枕等を抱き込む際と同等の安心感を得ることができる。
また、請求項5に記載のベッドによれば、前記天板内に内蔵した天板用鋼板を断面視コ字型に屈曲させたことにより、瓦礫や飛散物等の衝撃に対して強度を向上させることができ、被災者がベッド下でより安全に身を守ることができる。
さらに、請求項6に記載のベッドによれば、前記天板内に格子状の鋼製梁状部材を内蔵したことにより、ベッドの強度をより向上でき、被災者がベッド下でより安全に身を守ることができる。
また、これら請求項1乃至6に記載のベッドは、いわゆる防災用ベッドという程の重厚感に満ちた外観ではなく、通常市販されているようなベッドの外観と遜色ないため、平時の意匠性においても優れている。
本発明に係るベッドを示す斜視図である。 該ベッドの構造を示す展開図である。 該ベッドの第一脚部の構造を示す斜視図である。 該ベッドの使用状態を示す図である。 該他の実施例のベッドを示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明を具体的に説明する。まず、図1は、本発明に係るベッド1を示す斜視図である。該ベッド1は、天板2と、該天板2から下方に垂設され、立設可能にバランスよく前記天板2の各角部から配された四本の第一脚部3と、該第一脚部3の脚底に設けた底板4と、前記天板2の中央近傍から該底板4に垂設した第二脚部5とから構成され、該天板2の下方で各第一脚部3間に開口部Xが形成されている。
図2は、該ベッド1の構造を示す展開図である。前記天板2は、木製で長方形の板状に形成され、該天板2内には、下段に断面視略コ字型で鋼製の天板用鋼板2a及び上段に格子状の鋼製梁状部材2bが内蔵されている。該天板用鋼板2aは、その両端が屈曲した断面視略コ字型に形成されているため、衝撃に対して折れ曲がりにくく、ベッド下に避難した被災者がより安全に身を守ることができる。さらに、鋼製梁状部材2bを内蔵させたことにより被災者の安全性が一層増す。なお、該天板2は、一般的なベッド1に用いられる長方形状としたが、これに限らず、その他多角形、円形又は楕円形状で形成してもよい。また、該図2において、前記天板用鋼板2a及び鋼製梁状部材2bを図示する便宜上、該天板用鋼板2a及び鋼製梁状部材2bは実線で示し、天板2は概略的に破線で示す。
また、該天板2は、前記天板用鋼板2a及び鋼製梁状部材2bを内蔵させたことにより、強度を向上させた上、該天板2の厚みを薄く形成することができる。これにより、床面から天板2の上面までの高さを高くすることなく、床面から天板2の下面までの高さを高くすることができ、被災者が避難するベッド下への出入りのクリアランスをより確保することができる。また、平時においては、ベッド1の天板2の上面の高さが高くならないため、高齢者であっても通常の市販ベッドと同様にベッド1の上面に上がることができる。
前記第一脚部3は、前記天板2の各角部近傍から夫々下方に垂設されている。該各第一脚部3は、鋼製の柱材3aに木製の化粧材3bを被覆して形成されている。また、該鋼製の柱材3aは、前記天板2の各角部から下方に垂設される第一柱材3cと前記天板2の側辺から下方に垂設される第二柱材3dとによって構成されている。すなわち、該第一脚部3は、前記第一柱材3c及び第二柱材3dを化粧材3bにより被覆して形成されている。
該第二柱材3dは、本実施例においては各角部に対して一本ずつのみ設けたが、被災者がベッド下に避難可能な開口部Xをベッド側面に備えることができれば複数本設けてもよく、該柱材3aの垂設本数増加により強度も向上する。また、本実施例では、各柱材3aを化粧材3bによって被覆したが、第一柱材3c及び第二柱材3dを夫々別個に化粧材3bによって被覆してもよい。
前記底板4は、前記四本の第一脚部3の対向する一対の対辺及び該対辺を結ぶラインに略H型に形成された主底板部4aと、該主底板部4aの略H型の各端部近傍から前記天板2の側辺に沿うベッド1の内側方向に該略H型の対辺を結ぶラインと同じ高さで夫々延設された底板延設部4bとから構成されており、該底板延設部4bには、前記天板2の側辺から垂設された第二柱材3dの脚底が固定される。
なお、本実施例では、前記天板2の側辺から第一脚部3を垂設したが、前記天板2の広さが前記四本の第一脚部3に囲まれた面よりも広い場合には、前記天板2の下面から四本の第一脚部3が垂設される。また、本実施例では、具体的には図示しないが、該底板4と床面とをネジ止め又は粘着・接着剤で固定するための固定手段を設けている。
また、前記底板延設部4bは、前記第一脚部3のうち前記天板2側辺から該底板延設部4bへと垂設された各第二柱材3dを設けず、コスト削減等の観点から第一柱材3cのみを化粧材3bで被覆して第一脚部3を形成した場合であっても、該底板延設部4b自体によりベッド1の内側方向への衝撃及び重圧に対してベッド1の強度を高めることは可能である。この際、該化粧材3bは、第一柱材3cの周面に沿って形成してもよく、図2等に示す化粧材3bのように底板延設部4bの範囲まで含めて形成してもよい。
また、図3に示すように、このように設けた底板4の主底板部4aの端部及び前記底板延設部4bを含めて脚底と接する一本の幅広に形成された鋼製の柱材3aに化粧材3bを被覆した第一脚部3を設けることも可能であり、前記第一脚部3の強度を向上させることができる。なお、前記第一柱材3c及び第二柱材3dのように標準・規格化された鋼製部材を複数設けることにより、該幅広の柱材3aを設けるに比してコストを削減することができる。
図1乃至図3に示すように前記第一脚部3を構成することにより、該第一脚部3の強度を向上させることができ、また、前記底板延設部4bをも脚底として幅広に形成された第一脚部3によれば、ベッド1の側面から瓦礫や飛散物等がベッド下への侵入するのを防止することができるので、被災者はより安全にベッド下で身を守ることができる。
前記第二脚部5は、前記天板2の中央近傍から前記底板4の略H型の対辺を結ぶライン上に垂設されている。該第二脚部5は、前記第一脚部3と同様に、鋼製の柱材5aに木製の化粧材5bを被覆して形成されている。該第二脚部5は、前記天板2を支持するものであり、該天板2に瓦礫や飛散物等が落下した際に該天板2を補強する。なお、該第二脚部5は、本実施例において図中一本のみ形成したが、これに限らず複数本設けてもよい。
また、該第二脚部5によれば、前記天板2の支持補強はもとより、被災者が該第二脚部5を把持し、腕部の力も利用して被災者自身を該第二脚部5方向に引き寄せることで、ベッド下にスムーズに滑り込んで避難できるとともに、ベッド下に避難した後は、横臥位の被災者が該第二脚部5を抱き込む態勢とすれば、抱き枕等を抱き込む際と同等の安心感を得ることもできる。
前記の通り、本発明に係るベッド1は、天板2、第一脚部3、底板4及び第二脚部5の各構成により、瓦礫や飛散部等の衝撃や重圧に対して強度を向上させることができ、被災者が前記開口部Xからベッド下に安全に避難して身を守れるとともに、さらには、該ベッド1は、いわゆる防災用ベッドという程の重厚感に満ちた外観ではなく、通常市販されているようなベッドの外観と遜色ないため、平時の意匠性においても優れている。
次に、前記ベッド1の使用例について説明する。図4は、該ベッド1の使用状態を示す図である。
地震等の災害の発生に伴い、就寝中等の被災者は、ベッド1の側面からベッド下へと非難する。この際、ベッド1の四方の側面には広く開口した開口部Xが形成されているため、瓦礫や飛散物等でベッド下へのいずれかの開口部Xが塞がれても、被災者はその他の側面からベッド下に安全に避難することができる。また、被災者は強度に優れたベッド1のベッド下で安全に身を守ることができる。そして、地震の揺れが収まった後、避難経路が確保できれば身の安全を確保しながら建物の外に脱出すればよく、そうでないなら救助を待てばよい。なお、前記の通り、該横臥位の被災者は、前記第二脚部5を抱き込むようにして避難態勢をとっている。
次に、本発明に係るベッド1の他の実施例について具体的に説明する。図5は、該他の実施例のベッド1を示す斜視図であって、図5(a)は、ヘッドボード6を取り付ける前の斜視図であり、図5(b)は、ヘッドボード6を取り付けた状態を示す斜視図である。該ベッド1は、基本的には前記実施例のベッド1の構成と同じであるが、該ベッド1の短手の一方の側面にヘッドボード6を設けてなる点において異なる。該ヘッドボード6は、該ベッド1を載置する床面から設置されており、該ヘッドボード6の前記天板2よりも下方に棚部7が設けられている。該棚部7には、非常食やラジオ等の避難グッズを保管することができる。
このようにヘッドボード6を備えた場合、被災者がベッド下に避難可能な開口部Xは、ベッド1の左右側面及び就寝者の足側側面の三方となるが、該ベッド1は、寝室や宿泊施設等において就寝者の頭側側面を部屋の側壁面に隣接して設置するのが一般的であり、この方向からは基本的にベッド下に避難できないため、この場合、残り三方の側面を開口部Xとしてベッド下に避難可能に構成すれば十分である。
また、該ヘッドボード6のベッド1側の側面下端には、前記ベッド1の頭部側に設けられた一対の第一脚部3間の幅に嵌め込み可能な突出板8が形成されており、図5(b)に示す通り、該突出板8は、前記底板4の上面に載置するように固定される。該突出板8が前記一対の第一脚部3間に嵌め込まれることにより、前記一対の第一脚部3の内側方向への強度を向上させることができる。
次に、前記図1及び図2に係る実施例のベッド1につき、構造計算の結果を以下に説明する。
本計算では、前記ベッド1の角部近傍に垂設した四本の各第一柱材3cのベッド1短手側辺の第一柱材3c間の距離間隔を892mm、長手側辺の第一柱材3c間の距離間隔を1892mmとし、また、各第一脚部3で第一柱材3c及び第二柱材3dの距離間隔を245mmとしたベッド1において、前記第一脚部3の第一柱材3c及び第二柱材3d並びに第二脚部5の柱材5aの各素材として、サイズ(B×D=75mm×75mm)、厚み(t=3.2mm)、断面積(A=8.927cm2)、断面係数(Z=20.1cm3)、断面二次モーメント(I=75.5cm4)、断面二次半径(i=2.91cm)、材料強度(F=235N/mm2)、長期許容応用力度(ft=157N/mm2)、細長比(λ=長さ38.78mm/2.91=13.3)、そして、引張強度(fc=155N/mm2)である鉄骨角形鋼管(STKR400)を用い、垂直荷重に対する構造計算を行った。
当該構造計算の結果、前記第一脚部3の第一柱材3c及び第二柱材3d並びに第二脚部5の柱材5aのうち一本の柱材が負担できる最大重量は、P=8.927×100×155=138368.5N=138.4KN(14.1t)であり、前記柱材の合計本数は九本であるから、前記ベッド1全体で負担できる最大重量は、ΣW=138.4×9=1245.6KN(127.1t)であることが分かった。
以上のことから、本発明に係るベッド1は、垂直荷重に対して127.1トンもの負荷に耐えることができ、上述した2トンの積載強度をもつ従来技術の震災避難用シェルタ付きベッドからはるかに強度に優れた安全で、かつ、避難し易く、さらに、意匠性にも優れたベッド1を提供することができる。
さらに、本発明に係るベッド1は、前記略H型等に形成された底板4を前記第一脚部3及び第二脚部2の脚底に設けたことにより、垂直荷重に対する強度だけでなく、ねじれ方向に対する強度にも優れ、またさらに、天板2内の天板用鋼板2a及び鋼製梁状部材2bにより、安全に被災者を守ることができる。
本発明に係る前記四本の第一脚部3、前記底板4及び前記第二脚部5は、ベッド1のみならず、テーブル、ソファ又は長椅子等、四本の脚部を有する家具においても利用可能である。
1 ベッド
2 天板
2a 天板用鋼板
2b 鋼製梁状部材
3 第一脚部
3a 柱材
3b 化粧材
3c 第一柱材
3d 第二柱材
4 底板
4a 主底板部
4b 底板延設部
5 第二脚部
5a 柱材
5b 化粧材
6 ヘッドボード
7 棚部
8 突出板

Claims (6)

  1. 天板と、該天板から下方に垂設され、立設可能にバランスよく配された四本の脚部とからなるベッドにおいて、
    前記四本の脚部の脚底には、該四本の脚部の一対の対辺及び該対辺を結ぶラインに略H型に形成された主底板部及び該主底板部の略H型の各端部近傍から前記対辺を結ぶラインと同じ高さでベッド内側方向へと夫々延設された底板延設部からなる底板が設けられていることを特徴とするベッド。
  2. 前記四本の脚部は、各々前記天板から前記底板の各底板延設部に垂設してなる一又は複数の鋼製柱材で構成したことを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. 前記四本の脚部は、前記略H型に形成された主底板部の各端部近傍から前記底板延設部の各端部近傍にかけて脚底を接する側面視で幅広の脚部として前記天板から夫々垂設してなることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のベッド。
  4. 前記主底板部の一対の対辺を結ぶライン上に前記天板から下方に第二脚部を垂設してなることを特徴とする請求項1又は3のいずれかに記載のベッド。
  5. 前記天板内に、両端が屈曲した断面視略コ字型の天板用鋼板を内蔵してなることを特徴とする請求項1又は4のいずれかに記載のベッド。
  6. 前記天板内に、格子状の鋼製梁状部材を内蔵してなることを特徴とする請求項1又は5のいずれかに記載のベッド。
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