JP2007195804A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機100の電源の投入時に行われる初期化処理に伴って、刀型役物43を動作させる。こうして刀型役物43を動作させることにより、刀型役物43の裏側に形成された凸部がセンサ135a、135bの検出領域135Sを通過すると、センサ135a、135bから検出信号が出力される。その検出信号に基づいて、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を算出して記憶する。その後、遊技における演出として刀型役物43を動作させると、記憶しておいた、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を読み出し、読み出した移動量よりも、遊技における演出として動作させた刀型役物43の移動量が大きい場合に、刀型役物43の動作が異常と判定する。
【選択図】図4
Description
まず、可動役物の可動経路に2つのセンサを設け、可動役物がこれら2つのセンサを通過したことを検出して、これら2つのセンサ間の可動役物の移動量を求める。そして、求めた移動量と、予め制御ソフト内に固定値として定義されている値とを比較することによって、可動役物が正常に動作しているか否かを判断する。
しかしながら、前述した従来の技術では、2つのセンサ間の可動役物の移動量と、固定値とを比較している。従って、実際には正常な動作範囲であっても異常であると判断したり、逆に異常な動作範囲であっても正常であると判断したりする虞があった。特に、異常な動作範囲であっても正常であると判断すると、遊技機のソフトウェアでは、そのまま可動役物の制御を継続してしまうために、遊技者に所望の演出効果を与えることができなくなるという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、可動役物の動作の異常を正確に検出することができる遊技機を提供することを目的とする。
かかる構成では、複数のセンサ間における可動役物の移動量を、所定の条件が成立したときに記憶媒体に書き込んでおく。その後、遊技における演出として可動役物を動作させると、複数のセンサ間における可動役物の移動量を算出し、算出した移動量と、書き込んでおいた可動役物の移動量とを比較して、可動役物の移動量が正常であるか否かを判定する。これにより、可動役物の移動量が正常であるか否かを判定するための値を、可動役物の実際の移動量に基づいて定めることができる。よって、可動役物の状態を考慮して、可動役物の移動量が正常であるか否かを判定することができる。従って、可動役物の動作の異常を従来よりも正確に検出することができる。
かかる構成では、記憶媒体に記憶された移動量を自動的に更新することが可能になる。
ここで、前記予め設定されたタイミングは、請求項3に記載に記載されているように、電源の投入に基づくタイミングを含むようにすることが一例として挙げられる。
(遊技機100)
図1は、本実施形態の遊技機の外観構成の一例を示す正面図である。
図1において、遊技機(パチンコ機)100は、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)7と、遊技盤7を支持固定する遊技機枠とを備えて構成される。
釘41や、風車44は、遊技領域7aの所定の位置に設けられており、例えば、遊技領域7aに入って図1の上から下に向けて移動する遊技球Baの動きを不規則にしたり、一般入賞口111、始動入賞口112、及び大入賞口113への遊技球Baの入賞や、普通図柄作動ゲート61への遊技球Baの通過を調整したりする。
センター飾り部品12は、前枠体12aを遊技盤7の表側(前側)から装着した後、遊技盤7の裏側(後側)から図2及び図3に示す後枠体12bを前枠体12aに位置合わせしつつ装着するように構成されるもので、その中央部分に、装飾図柄表示装置6を装着するための開口部が形成されている。
また、図1に示した遊技機100においては、センター飾り部品12の上部に形成されたスルー部32に入った遊技球Baが、センター飾り部品12内を経由して、センター飾り部品12の下部に形成されたステージSまで移動するような流路が形成されるようにしている。
以上のように、本実施形態では、特別図柄と装飾図柄とを連動して表示させるようにして、遊技の結果を表示する際に、矛盾が生じないようにしている。
この普通電動役物16の下方には、大入賞口113が形成されている。この大入賞口113は、「大当たり」となり、特別遊技に移行した場合に、大入賞口扉120が倒伏して開放する。本実施形態では、特別遊技において、所定回数(以下では所定回数が15回の場合を例に挙げて説明する)の単位遊技が実行されるようにしている。このように、本実施形態では、特別遊技において、15回の単位遊技を保障するようにしているが、必ずしもこのようにする必要はない。すなわち、大入賞口113に特定領域(いわゆるVゾーン)を形成し、単位遊技を行っている最中に、特定領域(いわゆるVゾーン)を、遊技球Baが通過した場合に、次の単位遊技に移行することが可能になるようにして、最大15回の単位遊技が実行されるようにしてもよい。
普通図柄表示装置52は、センター飾り部品12の下部に設けられており、例えば、普通図柄を表示する7セグメントLED50と、遊技球Baの普通図柄作動ゲート61への通過数を表示する4つのLED51とを備えて構成されている。ここで、普通図柄とは、遊技球Baの普通図柄作動ゲート61への通過を契機として行われる抽選の結果に応じて、普通電動役物16を開放させるか否かを示すための図柄である。
図2及び図3に示すように、刀型役物43は、刀部43a、鍔部43b、及び柄部43cを直立状態にて上から順に有しており、回転軸90を中心として回動する。図2及び図3に示すように、刀部43aは、日本刀の形状を完全に模しておらず、先端部分が切断された形状を有している。
また、傾斜壁部45は、刀型役物43の柄部43cの下部からステージSの上方に向けて傾斜している。このように傾斜壁部45を形成するのは、遊技球Baが、刀型役物43側に飛び込む現象を回避するためである。
図3に示すように、刀型役物43の右側には、モータMが固定されている。このモータMの回転軸からギア列を介して回転が伝達される回転軸88には、その前端側からピニオンギア60、62が一軸状に固定されている。ここで、一軸状とは、共通の回転軸88上にて軸方向距離を異ならせて順次配置された状態を意味する。
前側円板部材41と後側円板部材44は、刀型役物43の回動時に、背面側に配置された不図示のLEDによって適時照明される。
図4に示すように、刀型役物43の裏側に形成されている凸部を検出するために2つのセンサ135a、135bが設けられている。図4(a)、図4(c)に示すように、センサ135aは、初期状態(刀型役物43が起立した状態(図4(c)を参照))から回動動作を開始した直後の刀型役物43が検出領域135S(図5を参照)を通過したことを検出する。センサ135bは、最大回動角度で回動し終える直前(刀型役物43が完全に振り下ろされきる直前(図4(c)を参照))の刀型役物34が検出領域135Sを通過したことを検出する。このように、2つのセンサ135a、135bは、刀型役物43の裏側に形成されている凸部の可動経路に設けられている。
図5(a)に示すように、センサ135には凹部が形成されており、この凹部がセンサ135の検出領域135Sとなる。すなわち、センサ135に形成されている凹部に、刀型役物43の裏側に形成されている凸部が進入すると、センサ135は検出動作を開始し、刀型役物43の裏側に形成されている凸部がセンサ135に形成されている凹部内にある間、センサ135は検出動作を継続する(図5(b)の破線部分を参照)。その後、刀型役物43の裏側に形成されている凸部がセンサ135に形成されている凹部から退出すると、センサ135は検出動作を終了する。
刀型役物43が回動前の初期状態(図1に示す状態)の位置にあるときには、前側円板部材41と後側円板部材44とにより、意味不明な文字や絵が表示されるようにしておく。そして、刀型役物43の回動に伴って前側円板部材41と後側円板部材44が前述したようにして相対回動すると、文字や絵の意味が次第に判明する表示されるようにし、その相対回動が最終段階にまで達すると、一定の意味が判明するように構成されている。つまり、半透明な前側円板部材41と後側円板部材44とが予め定められた所定角度だけ相対回動すると、その時点で初めて意味の分かる図柄(文字や絵など)が表示されるようにする。このような文字としては、例えば「斬」や「忍」、絵としては「忍者の顔」が挙げられる。
アウト口22は、遊技領域7aの最下部に設けられており、始動入賞口112、一般入賞口111、及び大入賞口113の何れにも入賞しなかった遊技球Baを回収する。なお、回収された遊技球Baは、遊技機100の外部に放出される。
外枠124は、開口部分を有し、遊技機100を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠125は、外枠124の開口部分に整合する枠体であり、ヒンジ機構などにより、外枠124へ開閉自在となるように取り付けられる。
扉127は、透明板126を支持するためのものであり、ヒンジ機構などにより、前枠125へ開閉自在となるように取り付けられる。
遊技球Ba(貸球及び賞球)は、通常、上皿24に払い出される。しかしながら、上皿24に一定量の遊技球Baが貯留している場合には、下皿15に遊技球Baが払い出されるように球皿ユニット13が構成されている。
また、球皿ユニット13の内部にはスピーカ8が設けられており、上皿23の上部には球貸しボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
ここで、遊技機100における規定遊技の概要について説明する。
まず、貸し出された遊技球Ba(貸球)が上皿24に置かれた状態で、遊技者が、発射ハンドル9を時計回りの方向に回すと、遊技球Baが、遊技領域7aに向けて発射される。遊技領域7aに入った遊技球Baは、遊技領域7aに形成されている釘41や風車102などに衝突して、不規則な動きをしながら、遊技領域7a内を上から下に向けて移動する。
以上のように、特別遊技が実行されると、短期間で多量の賞球が払い出され、遊技者に大きなメリットを与えることができる。
具体例を説明すると、本実施形態では、特別図柄として「1,3,5,7」が、特別図柄表示装置49に停止表示された場合に、「確率変動モード」に移行する。また、装飾図柄の組み合わせとして「111」、「333」、「555」、「777」、「999」、「AAA」、「CCC」、又は「EEE」を装飾図柄表示装置6に停止表示させることにより、「確率変動モード」に移行することを遊技者に報知する。
次に、遊技機100の内部構成等のシステム構成について説明する。図6は、遊技機100のシステム構成の一例を示すブロック図である。
遊技機100の筐体内部には、メイン制御基板201、並びにこのメイン制御基板201に接続されたサブ制御基板202、入賞口基板203、LED駆動基板204、発射制御基板205、払出制御基板206、受電基板207、及び電飾基板208などが配置されている。
メイン制御基板201には、メインCPU201a、ROM201b、RAM201c、及びインターフェース回路(I/F回路)201dが設けられており、これらはバス201eを介して互いに接続されている。
サブ制御基板202には、サブCPU202a、ROM202b、RAM202c、画像制御プロセッサ202d、画像データROM202e、ビデオRAM202f、音源回路202g、アンプ202h、及びインターフェース回路(I/F回路)202iが設けられている。サブCPU202a、ROM202b、RAM202c、画像制御プロセッサ202d、音源回路202g、及びI/F回路202iは、バス202jを介して互いに接続されている。また、画像データROM202e及びビデオRAM202fは、画像制御プロセッサ202dに接続されており、アンプ202hは、音源回路202gに接続されている。さらに、I/F回路202iには、受電基板207、電飾基板208、選択スイッチ132、モータM、及び第1及び第2のセンサ135a、135bが接続されている。
電飾基板208には、前述した電飾部品23が接続されており、遊技機100の筐体内部に配置されている電源装置209から供給された電力を、電飾部品に出力する。これにより、電飾部品23は、点灯又は消灯を行う。
入賞口基板203には、始動入賞口112への遊技球Baの入賞を検出する始動入賞口スイッチ210と、普通図柄作動ゲート114への遊技球Baの通過を検出する普通図柄作動ゲートスイッチ211と、一般入賞口111への遊技球Baの入賞を検出する一般入賞口スイッチ212と、大入賞口113への遊技球Baの入賞を検出する大入賞口スイッチ213とが接続されている。
LED駆動基板204には、特別図柄表示装置49及び普通図柄表示装置52が接続されている。LED駆動基板204は、後述するようにしてメイン制御基板201から特別図柄表示指示信号を入力すると、その特別図柄表示指示信号に基づいて、特別図柄表示装置49に配設されている7セグメントLED48や、入賞数を表示する4つのLED47を発光させる。また、LED駆動基板204は、メイン制御基板201から普通図柄表示指示信号を入力すると、その普通図柄表示指示信号に基づいて、普通図柄表示装置52に配設されている7セグメントLED50や、ゲート通過数を表示する4つのLED51を発光させる。
発射制御基板205には、遊技球Baを遊技領域7a中に発射するための発射ハンドル9に接続されている。発射制御基板205は、発射ハンドル9が遊技者により操作されたことを検出し、検出した結果を示す発射操作検出信号をメイン制御基板201に送信する。これにより、メイン制御基板201は、発射ハンドル9が操作されたことを認識する。
払出制御基板206は、後述するようにしてメイン制御基板201から送信された賞球数信号を受信すると、その賞球数信号に応じた数の賞球(遊技球Ba)が上皿24又は下皿15に払い出されるように、遊技機100の内部に配設されている払出装置218を制御する。これにより、払出装置218は、入賞に応じた賞球(遊技球Ba)を払い出す。
受電基板207は、遊技機100の内部に配置されている電源スイッチ219がオンされると、電源装置209から電力の供給を受け、その電力を、前述したように、メイン制御基板201、サブ制御基板202、入賞口基板203、LED駆動基板204、発射制御基板205、払出制御基板206、及び装飾基板208に分配する。
入賞判定部301は、入賞口基板203から送信された前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが何れの領域を通過したのかを判定する。具体的に説明すると、入賞判定部301は、前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが、始動入賞口112、普通図柄作動ゲート61、一般入賞口111、及び大入賞口113の何れを通過したのかを判定する。
入賞判定部301は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
払出指示部303は、入賞判定部301により判定された結果に基づいて、賞球数を示す前記賞球数信号を払出制御基板206に送信する。具体的に説明すると、本実施形態では、遊技球Baが始動入賞口112を通過したと(遊技球Baが始動入賞口112へ入賞したと)入賞判定部301が判定すると、払出指示部303は、賞球数が「4」であることを示す前記賞球数信号を払出制御基板206に送信するようにしている。
払出指示部303は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
特別図柄抽選部304は、遊技球Baが始動入賞口112へ入賞したと、入賞判定部301が判定すると、例えば「0」〜「65535」までの範囲の乱数、すなわち特別図柄の当否に係る乱数を発生して取得する。更に特別図柄抽選部304は、特別図柄の当否に係る乱数の取得と同時に、例えば「0」〜「255」までの範囲の2種類の乱数、すなわち特別図柄決定用の乱数及び特別図柄変動パターン決定用の乱数を発生して取得する。以下、特別図柄の当否に係る乱数、特別図柄決定用の乱数及び特別図柄変動パターン決定用の乱数からなる3個の乱数を「一組の乱数」と言う。そして、例えばRAM202c内の特別図柄用乱数記憶領域に、一組の乱数が一つも記憶されていない場合には、その取得した一組の乱数を、当選判定部305に出力する。
特別図柄抽選部304は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a、ROM201b、及びRAM202cを用いることにより実現される。
当選判定部305は、先ず特別図柄抽選部304により出力された一組の乱数のうち、特別図柄の当否に係る乱数の値に基づいて、特別図柄抽選部304による抽選の結果が「大当たり」又は「ハズレ」の何れに該当するのかを判定する。続いて、当選判定部305は、「大当たり」に該当する場合には、一組の乱数のうち、特別図柄決定用の乱数の値に基づいて、特別図柄抽選部304による抽選の結果が「0」〜「7」の何れに該当するのかを判定する。「1,3,5,7」のいずれか1つであれば「確率変動モード」であり、「0,2,4,6」のいずれか1つであれば「時短モード」である。そして、「大当たり」に該当する場合には、フラグ記憶部302に記憶されているボーナスフラグをオンする。また、「確率変動モード」に該当する場合には、フラグ記憶部302に記憶されている確変フラグをオンする。一方、「時短モード」に該当する場合には、フラグ記憶部302に記憶されている時短フラグをオンする。
そして、「確変モード」に移行している場合の方が、「時短モード」に移行している場合、及び通常遊技を行っている場合よりも、「大当たり」になる確率が高くなるように、前記2つの抽選テーブルの内容が設定されている。
なお、当選判定部305は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
特別図柄表示指示部306は、フラグ記憶部302に記憶されているフラグの状態に基づいて、特別図柄表示装置49における特別図柄変動表示時間を決定するとともに、当選判定部305により判定された結果に基づいて、特別図柄表示装置49に停止表示させる特別図柄を決定し、特別図柄抽選部304に送信する。
特別図柄表示指示部306は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
大入賞口開放指示部307は、当選判定部305により、特別図柄抽選部304による抽選の結果が「大当たり」に該当すると判定され、フラグ記憶部302内のボーナスフラグがオンされると、入賞口基板203に、前記大入賞口開放指示信号を送信する。これにより、大入賞口113が開放する。
この判定の結果、特別遊技における全ての単位遊技が消化していない場合には、大入賞口開放指示部307は、前記大入賞口開放指示信号を入賞口基板203に送信して、次の単位遊技に移行させ、前述したようにして大入賞口113を開閉させるための動作を全ての単位遊技が消化するまで繰り返し行う。
大入賞口開放指示部307は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
時短動作計数部308は、「時短モード」における遊技回数を計数し、「時短モード」が終了したか否かを判定する。ここで、遊技回数とは、前述したように、遊技球Baの始動入賞口112への入賞に基づいて、特別図柄抽選部304で実行される抽選の回数をいう。
なお、時短動作計数部308は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a、ROM201b、及びRAM201cを用いることにより実現される。
普通図柄抽選部309は、遊技球Baが普通図柄作動ゲート61を通過したと、入賞判定部301が判定すると、所定の範囲の乱数を発生させて取得する。そして、前記普通図柄用乱数記憶領域に乱数が記憶されていない場合には(すなわち、普通図柄の抽選結果を保留する必要がない場合には)、その取得した乱数を、当選判定部310に出力する。
普通図柄抽選部309は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a、ROM201b、及びRAM201cを用いることにより実現される。
当選判定部310は、普通図柄抽選部309より出力された乱数の値に基づいて、普通図柄抽選部309による抽選の結果が「当たり」又は「ハズレ」の何れに該当するのかを判定する。この判定は、例えば、抽選テーブルを用いて行うようにする。
普通図柄抽選部309は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a、ROM201b、及びRAM201cを用いることにより実現される。
普通図柄表示指示部311は、フラグ記憶部302に記憶されているフラグの状態に基づいて、普通図柄変動表示時間を決定するとともに、当選判定部310により判定された抽選結果に基づいて、普通図柄表示装置52に停止表示させる普通図柄を決定し、普通図柄抽選部309に送信する。
普通図柄表示指示部311は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
普通電動役物駆動指示部312は、フラグ記憶部302に記憶されているフラグの状態、当選判定部310により判定された抽選結果などに基づいて、普通電動役物16の動作態様を決定し、決定した動作態様を示す普通電動役物開放指示信号を送信する。
具体的に、本実施形態では、普通電動役物駆動指示部312は、フラグ記憶部302に記憶されている確変フラグ及び時短フラグの状態に応じて普通電動役物16の動作態様を異ならせるようにしている。
普通電動役物駆動指示部312は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
演出コマンド生成部313は、入賞判定部301で判定された結果と、当選判定部305で判定された結果と、フラグ記憶部302に記憶されているフラグの状態と、特別図柄表示指示部306で決定された特別図柄変動表示時間とに基づいて、現在の遊技の状態に応じた演出コマンドを生成し、サブ制御基板202に送信する。また、本実施形態では、電源スイッチ219が操作され、電源装置209により受電基板207を介して電源が投入されると、演出コマンド生成部313は、初期化コマンドを生成し、サブ制御基板202に送信する。この初期化コマンドを受信すると、サブ制御基板20は、前述した2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を求める処理を開始する。
演出コマンド生成部313は、メイン制御基板201に設けられているメインCPU201a及びROM201bを用いることにより実現される。
演出コマンド解析部701は、メイン制御基板201(演出コマンド生成部313)から送信されたコマンドを解析する。例えば、メイン制御基板201から、特別図柄の抽選結果及び抽選された当該特別図柄の変動パターンを示す演出コマンドが入力されると、前記特別図柄及びその変動パターンの抽選結果を、装飾図柄決定部702及び音声生成部706に出力する。
また、メイン制御基板201から、初期化コマンドが入力されると、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量の算出指示信号とその移動量の記憶指示信号とを、移動量算出部707に出力すると共に、例えば刀型役物43を初期状態の位置から最大回動角度まで回動させた後に初期状態の位置に戻す動作指示信号をモータ制御部709に出力する。
演出コマンド解析部701は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a、ROM202b、及びRAM202cを用いることにより実現される。
装飾図柄決定部702は、演出コマンド解析部701から出力された抽選結果に基づいて、装飾図柄表示装置6に停止表示させる装飾図柄の組み合わせを決定する。本実施形態では、演出コマンド解析部701から出力された抽選結果が、「大当たり」を示すものであり、且つ「確変モード」に移行するものである場合には、例えば「111」、「333」、「555」、「777」、「999」、「AAA」、「CCC」、「EEE」のうちの何れか1つの組み合わせを、装飾図柄表示装置6に停止表示させる装飾図柄の組み合わせとして決定する。
なお、装飾図柄表示装置6の表示画面31内の装飾図柄表示領域31a〜31cに停止表示させる装飾図柄の組み合わせの決定は、例えば抽選により行うようにすればよい。
装飾図柄決定部702は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a、及びRAM202cを用いることにより実現される。
装飾図柄パターン決定部703は、装飾図柄決定部702により、装飾図柄表示装置6の表示画面31内の装飾図柄表示領域31a〜31cに停止表示させる装飾図柄の組み合わせが決定されると、演出コマンドに含まれている特別図柄変動表示時間と同じ時間だけ変動表示する装飾図柄の変動パターンを、予め設定されている複数の装飾図柄変動パターン704の中から選択する。これら装飾図柄変動パターン704には、装飾図柄を変動表示させる時間(装飾図柄変動表示時間)や、同じ装飾図柄を2つ停止表示させた後に、残りの1つを停止表示させるようにすること(いわゆるリーチ状態を形成すること)や、特異な演出表示を行った後に、装飾図柄を停止表示させること(いわゆる発展系の演出を形成すること)などが設定されている。
装飾図柄パターン決定部703は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a及びRAM202cを用いることにより実現され、装飾図柄変動パターン404は、サブ制御基板202に設けられているROM202bを用いることにより実現される。
画像生成部705は、前記規定遊技時には、装飾図柄決定部702で決定された装飾図柄の組み合わせ、装飾図柄パターン決定部703で決定された装飾図柄変動パターン704、及び演出コマンド解析部701から出力された情報などに基づいて、装飾図柄表示装置6の表示画面31に表示させるための画像データなどを生成する。
画像生成部705は、サブ制御基板202に設けられている画像制御プロセッサ202d、画像データROM202e、及びビデオRAM202fを用いることにより実現される。
音声生成部706は、演出コマンド解析部701から出力された情報に基づいて、音声データを生成して、スピーカ8に出力する。例えば、演出コマンド解析部701から、特別図柄の抽選結果が出力された場合には、その抽選結果に応じた音声が、装飾図柄パターン決定部703により決定された装飾図柄変動パターン704に合わせて放音されるような音声データを生成して、スピーカ8に出力する。
また、音声生成部706は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a、ROM202b、RAM202c、及び音源回路202gを用いることにより実現される。
モータ制御部709は、演出コマンド解析部701から、動作指示信号を入力すると、その動作指示信号に応じた制御信号をモータMに出力する。これにより、モータMは、刀型役物43を動作させる。そして、動作させた刀型役物43の移動量が、移動量記憶部708に記憶されている移動量よりも大きいことを示す異常発生信号が、後述するようにして異常判定部710から出力されると、モータ制御部709は、刀型役物43の動作が異常である場合の異常判定処理を行う。
モータ制御部709は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a、ROM202b、及びRAM202cを用いることにより実現される。
移動量算出部707は、演出コマンド解析部701から、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量の算出指示信号を入力すると、2つのセンサ135a、135bから出力された検出信号を入力し、入力した検出信号に基づいて、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を算出する。また、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量の算出指示信号と共に、その移動量の記憶指示信号を入力した場合には、算出した移動量を移動量記憶部708に記憶する。
移動量算出部707は、サブ制御基板202に設けられているサブCPU202a、ROM202b、及びRAM202cを用いることにより実現される。
移動量記憶部708は、電源投入時の初期化処理に伴って移動量算出部707で算出された、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を記憶する。本実施形態では、電源投入時の初期化処理に伴って2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量が記憶される。よって、電源が投入される度に、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量が更新されることになる。
移動量記憶部708は、サブ制御基板202に設けられているRAM202cを用いることにより実現される。
異常判定部710は、移動量算出部707で算出された2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量が、移動量記憶部708に記憶されている移動量よりも大きいか否かを判定する。この判定の結果、移動量算出部707で算出された2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量が、移動量記憶部708に記憶されている移動量よりも大きい場合に、異常発生信号をモータ制御部709に出力する。このように、本実施形態では、電源投入時の初期化処理に伴って算出された、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量を閾値として、その後に行われる遊技の演出として動作した刀型役物43の動作異常を判定するようにしている。
なお、メイン制御基板201及びサブ制御基板202に、前述した機能以外の機能が設けられていてもよい。
図9は、メイン制御基板201における処理動作の一例を示すメインフローチャートである。
図9のステップS1において、電源スイッチ219がオンされると、メイン制御基板201は、初期化処理を行う。具体的に初期化処理では、例えば、遊技機100における各種の設定値を初期値にする等の処理を行う。また、前述したように、この初期化処理における所定のタイミングで、メイン制御基板201(演出コマンド生成部313)からサブ制御基板202(演出コマンド解析部701)に初期化コマンドが送信される。
次に、図10のフローチャートを参照しながら、図9のステップS2における一般入賞処理の詳細について説明する。
図9のステップS11において、入賞判定部301は、入賞口基板203から送信された前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが一般入賞口111に入賞したか否かを判定する。この判定の結果、遊技球Baが一般入賞口111に入賞した場合には、ステップS12に進み、払出指示部303は、賞球数が「4」であることを示す前記賞球数信号を払出制御基板206に送信する。これにより、4個の賞球が上皿24又は下皿15に払い出される。また、演出コマンド生成部313は、一般入賞口111に入賞したことを示す演出コマンドを生成してサブ制御基板202に送信する。これにより、サブ制御基板202は、電飾部品23を点灯させるなどして、一般入賞口111に入賞したことを遊技者に報知する。そして、図9に示したメインフローチャートに戻る。
一方、遊技球Baが一般入賞口111に入賞していない場合には、ステップS12の処理を行う必要がないので、図9に示したメインフローチャートに戻る。
次に、図11−1、図11−2のフローチャートを参照しながら、図9のステップS4における普通図柄作動ゲート通過処理の詳細について説明する。
図11−1のステップS21において、入賞判定部301は、入賞口基板203から送信された前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが普通図柄作動ゲート61を通過したか否かを判定する、この判定の結果、遊技球Baが普通図柄作動ゲート61を通過した場合には、ステップS22に進み、普通図柄抽選部309は、乱数を発生させて抽選を行う(すなわち乱数の取得を行う)。
次に、ステップS29において、普通図柄抽選部309は、前記普通図柄用乱数記憶領域に最も早く記憶された乱数を読み出して、ステップS30に進む。
また、前記ステップS27において、前記普通図柄用乱数記憶領域に記憶されている乱数の数が3つを超えていると判定した場合には、ステップS22で取得した乱数を保留することも、その乱数に基づく普通図柄の表示も行うことができないので、図9のメインフローチャートに戻る。
次に、ステップS31において、当選判定部310は、フラグ記憶部302を参照して、時短フラグまたは確変フラグがオンされているか否かを判定する。この判定の結果、時短フラグまたは確変フラグがオンされている場合には、「時短モード」または「確変モード」に移行中であると判断して、ステップS32に進み、当選判定部310は、「時短モード」または「確変モード」である場合に使用するデフォルトの抽選テーブルを読み出す。
一方、時短フラグ及び確変フラグのいずれもオンされていないと判定した場合には、通常遊技中であると判断して、ステップS33に進み、当選判定部310は、通常遊技中である場合に使用するデフォルトの抽選テーブルを抽出する。
次に、図12−1、図12−2のフローチャートを参照しながら、図9のステップS5における始動入賞処理の詳細について説明する。
図12−1のステップS61において、入賞判定部301は、入賞口基板203から送信された前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが始動入賞口112を通過したか否かを判定する。この判定の結果、遊技球Baが始動入賞口112を通過した場合には、ステップS62に進み、特別図柄抽選部304は、乱数を発生させて抽選を行う(すなわち特別図柄の当否に係る乱数の取得を行う)。このとき同時に、特別図柄抽選部304は、特別図柄決定用の乱数及び特別図柄変動パターン決定用の乱数の取得を行う。以下、特別図柄の当否に係る乱数、特別図柄決定用の乱数及び特別図柄変動パターン決定用の乱数からなる3個の乱数を「一組の乱数」と言う。
一方、前記ステップS63において、ボーナスフラグがオフされていない(オンされている)と判定した場合には、特別遊技の実行中であるので、ステップS65に進む。
なお、前記ステップS65において、前記特別図柄用乱数記憶領域に記憶されている一組の乱数の数が3つを超えていると判定した場合には、ステップS62で取得した乱数を保留することも、その乱数に基づく特別通図柄の表示も行うこともできないので、図8のメインフローチャートに戻る。
次に、ステップS70において、特別図柄抽選部304は、前記特別図柄用乱数記憶領域に最も早く記憶された一組の乱数を読み出して、ステップS71に進む。
また、前記ステップS68において、前記特別図柄用乱数記憶領域に記憶されている一組の乱数の数が3つを超えていると判定した場合には、ステップS62で取得した一組の乱数を保留することも、その一組の乱数に基づく特別図柄の表示も行うことができないので、図9のメインフローチャートに戻る。
次に、ステップS72において、当選判定部305は、フラグ記憶部302を参照して、確変フラグがオンされているか否かを判定する。この判定の結果、確変フラグがオンされている場合には、「確変モード」に移行中であると判断して、ステップS73に進み、当選判定部305は、「確変モード」である場合に使用するデフォルトの前記確変用抽選テーブルを抽出する。
次に、ステップS77において、当選判定部305は、時短動作計数部308の計数値を参照することにより、規定の遊技回数を消化して「時短モード」が終了したか否かを判定する。この判定の結果、規定の遊技回数を消化して「時短モード」が終了した場合には、ステップS78に進み、当選判定部305は、フラグ記憶部302を参照して、時短フラグをオフする。
以上のように、ステップS73、S76、S79で抽選テーブルを抽出すると、図12−2のステップS80に進み、当選判定部305は、ステップS71で特別図柄抽選部304から出力された抽選の結果(特別図柄の当否に係る乱数)が、抽出した抽選テーブルにおいて「大当たり」に該当するのか否かを判定する。すなわち、特別図柄の抽選に当選したか否かを判定する。
次に、ステップS86において、特別図柄表示装置49は、装飾図柄を変動表示させた後に、停止表示すべき特別図柄を停止表示する。また、払出指示部303は、賞球数が「4」であることを示す前記賞球数信号を払出制御基板206に送信する。これにより、4個の賞球が上皿24又は下皿15に払い出される。
次に、図13のフローチャートを参照しながら、図9のステップS6における特別遊技実行処理の詳細について説明する。
図13のステップS101において、当選判定部305は、フラグ記憶部302を参照して、ボーナスフラグがオンされているか否かを判定する。この判定の結果、ボーナスフラグがオンされていない場合には、ステップS102以降の処理を行う必要がないので(特別遊技に移行しないので)、図9のメインフローチャートに進む。
次に、ステップS103において、入賞判定部301は、入賞口基板203から送信された前記遊技球通過信号に基づいて、遊技球Baが大入賞口113を通過したか否かを判定する。
次に、ステップS105において、大入賞口開放指示部307は、大入賞口113が開放してから所定時間(29.5秒)が経過したか否かを判定する。この判定の結果、所定時間が経過している場合には、単位遊技の終了であるので、ステップS106に進み、大入賞口開放指示部307は、入賞口基板203に大入賞口閉鎖信号を送信する。これにより、大入賞口113が閉鎖される。
そして、ステップS109において、当選判定部305は、フラグ記憶部302を参照して、ボーナスフラグをオフし、図9のメインフローチャートに戻る。
また、前記ステップS107において、特別遊技における全ての単位遊技が終了していないと判定された場合には、次の単位遊技に進むので、ステップS111に進み、演出コマンド生成部313は、次の単位遊技に進むことを示す演出コマンドを生成して、サブ制御基板202に送信し、図9のメインフローチャートに戻る。これにより、次の単位遊技に進んだことを示す映像が、装飾図柄表示装置6に表示される。
図14は、サブ制御基板202における処理動作の一例を示すメインフローチャートである。
図14のステップS131において、演出コマンド解析部701は、メイン制御基板201(演出コマンド生成部313)から送信されたコマンドが、初期化コマンドか否かを判定する。この判定の結果、メイン制御基板201(演出コマンド生成部313)から送信されたコマンドが、初期化コマンドでない場合には、ステップS132に進む。
次に、図15のフローチャートを参照しながら、図14のステップS134における刀型役物移動量記憶処理の詳細について説明する。
図15のステップS141において、演出コマンド解析部701は、入力した初期化コマンドに応じた動作指示信号をモータ制御部709に出力すると共に、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量の算出指示信号とその移動量の記憶指示信号とを、移動量算出部707に出力する。モータ制御部709は、入力した動作指示信号に応じて、モータ201に制御信号を出力する。これにより、モータ210は、初期状態の位置から最大回動角度まで回動させた後に初期状態の位置に戻すように刀型役物43を動作させる。
次に、図16のフローチャートを参照しながら、図14のステップS135における刀型役物制御処理の詳細について説明する。
図16のステップS151において、演出コマンド解析部701は、入力した演出コマンド(刀型役物動作コマンド)の内容を解析し、その内容に応じた動作指示信号をモータ制御部709に出力する。モータ制御部709は、入力した動作指示信号に応じて、モータMに制御信号を出力する。これにより、モータMは、演出コマンド(刀型役物動作コマンド)に従った動作を刀型役物43に行わせる。
次に、ステップS153において、異常判定部710は、ステップS151で動作された刀型役物43の2つのセンサ135a、135bにおける移動量の算出結果を移動量算出部710から入力する。そして、入力した移動量が、ステップS152で読み出した移動量よりも大きいか否かを判定する。
また、2つのセンサ135a、135b間における刀型役物43の移動量の更新動作を遊技店の営業時間外に行うことができる。これにより、遊技者が遊技している最中に、刀型役物43の動作が演出とは無関係に行われることを防止することができる。
9 発射ハンドル
16 普通電動役物
41 釘
49 特別図柄表示装置
52 普通図柄表示装置
61 普通図柄作動ゲート
100 遊技機
112 始動入賞口
113 大入賞口
134 刀型役物
135a 第1のセンサ
135b 第2のセンサ
135S 検出領域
201 メイン制御基板
302 サブ制御基板
707 移動量算出部
708 移動量記憶部
709 モータ制御部
710 異常判定部
M モータ
Claims (4)
- 遊技球が入賞する入賞口が形成された遊技盤と、
前記遊技盤に直接又は部材を介して取り付けられた可動役物と、
前記可動役物の可動経路に設けられ、前記可動役物を検出するための複数のセンサと、
前記複数のセンサによる検出結果に基づいて、前記複数のセンサ間における前記可動役物の移動量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された移動量を、所定の条件が成立したときに記憶媒体に書き込む書き込み手段と、
前記算出手段により算出された移動量と、前記書き込み手段により記憶媒体に書き込まれた移動量とを比較し、比較した結果に応じて、前記可動役物の移動量が正常であるか否かを判定する判定手段とを有することを特徴とする遊技機。 - 前記書き込み手段は、前記算出手段により、予め設定されたタイミングで算出された移動量を記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記予め設定されたタイミングは、電源の投入に基づくタイミングを含むことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記複数のセンサは、凹部を有し、前記可動役物の少なくとも一部が前記凹部に進入したことと退出したこととを検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
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