JP2004283374A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転型表示器10の回転体11には、周方向に沿って表示用図柄A1〜A4が設けられている。また、回転体11には、表示用図柄A4を除く表示用図柄A1〜A3の位置を示す指示部a1〜a3が設けられている。検出手段30は、指示部a1〜a3を検出すると、指示部を検出していることを示す検出信号を出力する。回転体11を駆動する駆動手段20の制御手段は、指示部a1〜a3を検出したことを示す検出手段30からの検出信号に基づいて回転体11の基準位置を検出し、検出した基準位置に基づいて回転体11の停止位置を制御する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示用図柄を表示する表示器、特に、表示用図柄が周方向に複数設けられた回転体を有する回転型表示器を備える遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機では、表示用図柄を表示する表示装置として、静止型表示装置や回転型表示装置が用いられている。静止型表示装置では、例えば、液晶表示器や7セグ表示器等が用いられる。また、回転型表示装置では、例えば、複数の表示用図柄が周方向に設けられた回転体と、回転体を駆動する電動機(例えば、パルスモーター)等の駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段とを有する回転型表示器が用いられる。表示用図柄としては、文字、数字、アルファベット、風景、キャラクタ等の種々の図柄が用いられる。
回転型表示器を用いる場合、制御手段は、回転体に設けられている所定の表示用図柄が表示部に表示されるように駆動手段を制御する必要がある。
所定の表示用図柄が表示部に表示されるように駆動手段を制御するために、例えば、回転体に、各表示用図柄の位置を示す第1の被検出部及び回転体の基準位置を示す第2の被検出部を設けるとともに、回転体に設けられている第1及び第2の被検出部を検出する第1及び第2の検出手段を設ける方法が用いられている。
この場合、制御手段は、例えば、回転体の回転位置を示す位置カウンタを有し、第2の検出手段が第2の被検出部を検出して検出信号を出力することに応答して位置カウンタをリセットし(回転体の基準位置を検出し)、第1の検出手段が第1の被検出部を検出して検出信号を出力することに応答して位置カウンタを「1」だけ加算する。これにより、位置カウンタは、表示部に表示される表示用図柄を示す。そして、制御手段は、位置カウンタにより示される表示用図柄が所定の表示用図柄と一致した時に、駆動手段を制御して回転体を停止させる。(特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開平1−192377号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の回転型表示器では、回転体が回転し、第2の検出手段から検出信号が出力される毎に位置カウンタをリセットすることによって、回転体の基準位置を検出している。すなわち、従来の回転型表示器では、位置カウンタを表示部に表示される表示用図柄に対応させるために、表示用図柄の位置を示す第1の被検出部の他に回転体の基準位置を示す第2の被検出部を回転体に設け、第1の被検出部を検出する第1の検出手段の他に第2の被検出部を検出する第2の検出手段を設ける必要がある。このため、コストが高くなる。
ここで、いずれか1個の表示用図柄にのみ指示部を設けることにより、検出手段の数を減少させる方法が考えられる。しかしながら、この方法を用いる場合には、指示部を検出したことを示す検出信号が検出手段から出力された後、例えば、駆動手段に供給する電力パルスの計数値に基づいて回転体の回転位置を判別し、判別した回転体の判別位置に基づいて表示用図柄の回転位置を判別する。この場合、電力パルスの計数値により判別した回転体の回転位置を実際の回転位置に一致させる位置補正が回転体の1回転中に1回しか行われないため、回転体の回転位置の検出精度が低下し、表示用図柄を表示部に正確に表示させることができなくなる可能性がある。
そこで、本発明は、少ない部品数で、表示部に所定の表示用図柄を正確に表示することができる回転型表示器を備える遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
請求項1に記載の遊技機では、回転型表示器の回転体に設けられている複数の表示用図柄のうちの一部の表示用図柄それぞれの位置を示す指示部が回転体に設けられているとともに、回転体に設けられている指示部を検出する検出手段が設けられており、回転体の回転により検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別し、判別した配置パターンに基づいて駆動手段を制御する。ここで、指示部が設けられている回転体を回転させた時、指示部を検出可能な検出手段から出力される検出信号の出力パターン(例えば、検出信号間の間隔パターン)は、回転体上の指示部の配置パターン(例えば、指示部間の回転体の周方向の間隔パターン)に対応する。本発明では、複数の表示用図柄のうちの少なくとも1つの表示用図柄を除く表示用図柄に対応させ、対応する表示用図柄の位置を示す指示部を回転体に設けているため、回転体上の指示部の配置パターンと表示用図柄の配置パターンとの関係が分かっていれば、回転体上の指示部の配置パターンを判別することによって回転体上の表示用図柄の配置パターンを判別することができる。また、本発明では、表示部と検出手段との間の位置関係が固定であるため、回転体の外周面に対向して設けられている表示部に表示される表示用図柄の順序、すなわち、表示部に対する表示用図柄の配置パターンは、回転体上の表示用図柄の配置パターンに一致する。このように、回転体の回転により、例えば、回転体が回転を開始してから1回転する間に、検出手段から出力される検出信号に基づいて、表示部に対する表示用図柄の配置パターン(表示部に表示される表示用図柄の順序)を判別することができる。さらに、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別することができれば、表示部に所定の表示用図柄を表示させることができる。したがって、本発明では、従来例のように、基準位置検出用の被検出部や、基準位置検出用の被検出部を検出するための基準位置検出用の検出手段を用いる必要がなく、表示用図柄の位置を示す指示部と、指示部を検出するための検出手段のみを設ければよいため、少ない部品数で、表示部に所定の表示用図柄を正確に表示することができる。また、回転体には複数の指示部が設けられているため、回転体の回転位置の検出精度が低下することはない。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の遊技機で用いる回転型表示器の一実施の形態を図1〜図3に示す。図1は本実施の形態の回転型表示器の概略構成図(斜視図)であり、図2は図1のII線矢視図(側面図)であり、図3は検出手段30の構成を示す図である。
本実施の形態の回転型表示器10は、回転体11、電動機(例えば、パルスモーター)等の駆動手段20、検出手段30等により構成されている。なお、図示は省略しているが、駆動手段20を制御する制御手段が設けられている。
回転体11の外周面には、周方向に沿って複数の表示用図柄が設けられている。本実施の形態では、図2に示すように、回転体11の外周面に4個の表示用図柄領域A1〜A4が設けられ、各表示用図柄領域に表示用図柄が設けられている。以下では、特に断りがない限り、「表示用図柄」という記載は、表示用図柄及び表示用図柄が設けられる表示用図柄領域の両方を意味するものとして用いる。
表示用図柄を回転体11に設ける方法としては、例えば、回転体11の外周面に表示用図柄を印刷する方法、表示用図柄が印刷されたシールを貼付する方法等を用いることができる。表示用図柄A1〜A4の設置位置や大きさ等は、回転体11がそれぞれに対応する所定の回転位置に停止した時に、表示部3に表示されている表示用図柄A1〜A4を遊技者が確実に視認可能となるように選択される。本実施の形態では、表示用図柄A1〜A4の周方向長さが略等しく設定されている。
【0007】
回転体11は、駆動手段20の駆動軸に連結されている回転軸12に固定されている。これにより、回転体11は駆動手段20によって駆動可能である。なお、回転体11は、図1及び図2の矢印方向に回転するものとする。
また、回転体11には、複数の表示用図柄のうちの少なくとも1つの表示用図を除く表示用図柄の回転体上の位置を示す指示部が設けられている。本実施の形態では、図2に示すように、表示用図柄A1〜A4のうち、表示用図柄A4を除く表示用図柄A1〜A3に対応させて、表示用図柄A1〜A3それぞれの位置を示す指示部a1〜a3が回転体11に設けられている。本実施の形態では、各指示部a1〜a3は、表示用図柄A1〜A3の周方向の略中心に、回転体11の一方の端部から軸方向外方に延びるように設けられ、周方向に所定の長さを有している。すなわち、指示部の周方向の一方の端部から周方向に沿って他方の端部側に所定距離離れた位置に表示用図柄の周方向の略中心が設けられている。なお、指示部a1〜a3の配設位置や形状等は種々変更可能である。
ここで、遊技機では、表示器に当たり図柄あるいははずれ図柄を表示する場合がある。この場合、例えば、表示器に当たり図柄が表示されると遊技者に有利な遊技状態となるように構成されている。本実施の形態の可変型表示器を、このような当たり図柄あるいははずれ図柄を表示する表示器として用いる場合には、はずれ図柄を、指示部が設けられていない表示用図柄として用いるのが好ましい。これにより、指示部が設けられていないことによって位置決め精度が低下しても、はずれ図柄を表示するため、特に問題にならない。
【0008】
検出手段30は、回転体11に設けられている指示部a1〜a3を検出する(指示部a1〜a3の通過を検出する)。検出手段30は、例えば、図3に示すように、断面形状が略コ字形状を有する基部31と、基部31に取り付けられた発光器32及び受光器33により構成されている。発光器32と受光器33は、回転体11に設けられている指示部a1〜a3が発光器32と受光器33の間を通過するように配置されている。発光器32と受光器33は、1組設けてもよいし複数組設けてもよい。この場合、指示部a1〜a3としては、光を透過させない特性(遮光特性)を有するものを用いる。
本実施の形態の検出手段30は、例えば、以下のように動作する。発光器32と受光器33の間に指示部a1〜a3が存在しない時には、受光器33は、発光器32から発光された光を受光し、指示部a1〜a3を検出していないことを示す検出信号(例えば、「L」レベルの検出信号)を出力する。一方、回転体11の回転によって、発光器32と受光器33の間に指示部a1〜a3が存在し、受光器33が発光器32から発光された光を受光できなくなると、受光器33は、指示部a1〜a3を検出していることを示す検出信号(例えば、「H」レベルの検出信号)を出力する。
なお、本実施の形態では、検出手段30として遮光式の光検出手段を用いたが、反射式の光検出手段を用いることもできる。この場合には、指示部a1〜a3として、光を反射する特性(反射特性)を有するものを用いる。
また、検出手段30としては、光学式に限定されず、磁気式等の種々の方式の検出手段を用いることができる。この場合、指示部a1〜a3としては、検出手段30で検出可能な特性を有するものを用いる。
【0009】
本実施の形態で用いる回転型表示器の動作の一実施の形態を、図4に示すフローチャート図により説明する。
ここで、電源遮断時には、駆動手段20への電力供給が遮断される。この時、回転体11は、例えば、駆動手段20の保持力によって停止位置に保持される。しかしながら電源遮断中に、回転体11に何らかの力が加わって回転体11が移動すると、回転体11の実際の回転位置と、制御手段が記憶している回転位置が一致しなくなり、電源投入後に、回転体11に設けられている表示用図柄A1〜A4を表示部3に正確に表示することができなくなる。このため、電源が投入された場合には、表示部3に表示されている表示用図柄を判別する必要がある。
また、駆動手段20や検出手段30等の異常は、早期に検出することが望まれている。例えば、電源投入時に、駆動手段20や検出手段30等の異常を検出する処理を実行することが好ましい。
そこで、本実施の形態では、電源投入時に、表示部3に表示されている表示用図柄を判別する処理を実行する際に、駆動手段20や検出手段30等の異常を判別するように構成している。
【0010】
本実施の形態では、電源投入時に表示部に表示されている表示用図柄を判別する処理として、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別するように構成されている。また、同時に、駆動手段20や検出手段30等の異常も判別するように構成されている。
図4に示す処理は、回転型表示器の制御手段が実行し、例えば、電源スイッチがオンされて電源が投入され、電源電圧が、回転型表示器の制御手段や駆動手段20等が作動可能な値に達した時点で開始される。
ステップS1では、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。表示部に対する表示用図柄の配置パターンの判別では、回転停止時(この場合、電源投入時)に表示部3に表示されていた表示用図柄を基準とし、回転体が所定回転方向に回転する場合に、検出手段30から出力される検出信号と関連付けて表示部3に表示される表示用図柄の順序を判別する。
【0011】
表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別するには、まず、回転体11を所定の回転方向に少なくとも1回転させ、回転体11が停止している状態から1回転する間に、検出手段30から出力される、回転体11に設けられている指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号を得る。この時の回転体11の回転速度は、定常回転速度でもよいが、定常回転速度よりも低い回転速度で行うのが好ましい。
回転体11を少なくとも1回転させる方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、回転体11を1回転させるのに必要な数の電力パルスを駆動手段20に供給する方法を用いることができる。しかしながら、パルスモータの脱調や伝達部材のすべり等によって、回転体11を1回転させるのに必要な数の電力パルスを駆動手段20に供給しても、回転体11が1回転しない場合がある。また、例えば、指示部が設けられていない表示用図柄A4が表示部3に表示されている状態で停止していた場合には、回転体11が1回転しただけでは後述する検出信号の出力パターンを正確に判別することができない場合もある。このため、回転体11を1回転以上、例えば、1回転半させるのに必要な数の電力パルスを駆動手段20に供給し、回転体11が確実に1回転以上回転するように構成するのが好ましい。あるいは、回転体11を所定回転方向に回転させ、最初に検出手段30から指示部を検出したことを示す検出信号が出力された後、回転体11を1回転させるのに必要な数の電力パルスを供給する方法を用いることもできる。
【0012】
この時、駆動手段20に電力パルスの供給を開始してから、あるいは、回転体11が回転を開始してから所定時間経過しても検出手段30から指示部を検出したことを示す所定数の検出信号が出力されない場合には、駆動手段20や検出手段30等に異常が発生していると判断する。この場合、スピーカやランプ等によって駆動手段20や検出手段30等に異常が発生していることを報知するのが好ましい。
【0013】
次に、このようにして得た、回転体11が停止状態から1回転する間に検出手段30から出力された指示部を検出したことを示す検出信号のパターン(検出信号の出力パターン)、すなわち、回転体11上の指示部a1〜a3の周方向に沿った配置パターンを判別する。例えば、各検出信号間の間隔パターンを判別する。検出信号の出力パターンを判別する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、検出信号の出力パターンと予め設定されている設定パターンとを比較する方法を用いることができる。
ここで、図2に示す回転体11が用いられている場合には、回転体11が1回転する間に、検出手段30から指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号が3個出力される。また、指示部a1とa2間及び指示部a2とa3間の間隔は、指示部a3とa1間の間隔より短い。このため、指示部a1とa2間及び指示部a2とa3間の間隔のように1個の表示用図柄の周方向の長さ相当の間隔を短間隔、指示部a3とa1間の間隔のように1個の表示用図柄の周方向の長さより長い間隔を長間隔とした場合、検出信号の出力パターンは、回転体11の停止位置に応じた検出信号及び短期間と長期間の検出信号間隔の組み合わせパターンとなる。そこで、制御手段の記憶手段に、回転体11の停止位置に応じた検出信号の出力パターンを設定パターンとして記憶させておくのが好ましい。また、制御手段の記憶手段には、回転体11上の指示部a1〜a3と表示用図柄A1〜A4の周方向に沿った関係も記憶しておく。
【0014】
次に、制御手段は、検出信号の出力パターンと設定パターンとを比較する。検出手段の出力パターンと設定パターンとを比較する方法としては、種々の方法を用いることができる。
例えば、まず、回転体11が停止状態から1回転する間に検出手段30から出力された検出信号の数と設定値(図2に示す回転体11の場合には「3」個)を比較する。検出信号の数が設定値「3」より少ない場合には、駆動手段20や検出手段30等に異常が発生していることを判別する。
検出信号の数が設定値「3」である場合には、検出信号の出力パターンと各設定パターンを比較し、検出信号の出力パターンと一致する設定パターンを判別する。検出信号の数が4以上の場合には、最初の3個の検出信号の出力パターンを用いる。
一致する設定パターンが存在しない場合には、駆動手段20や検出手段30等に異常が発生していることを判別する。
一致する設定パターンが存在する場合には、その設定パターンを判別する。そして、判別した設定パターン、回転体11上の指示部a1〜a3と表示用図柄A1〜A4との関係に基づいて、回転体11の停止時に表示部3に表示されていた表示用図柄を基準として、回転体11が所定の回転方向に回転するにしたがって、検出手段30から出力される検出信号と関連付けて表示部3に表示される表示用図柄の順序、すなわち、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。
そして、判別した表示部に対する表示用図柄の配置パターンと、回転体11が回転を開始してから現時点までに検出手段30から出力された検出信号の数に基づいて、現時点で表示部3に表示されている表示用図柄を判別する。
【0015】
次に、ステップS2で、変動開始条件(所定の条件)が成立したか否かを判断する。変動開始条件が成立した場合には、ステップS3に進み、駆動手段20を制御して回転体11を所定回転方向に回転させる。
ここで、変動開始条件(所定の条件)としては、回転体11を1回転以上回転させる条件を用いるのが好ましい。例えば、遊技媒体が特定のゲートを通過したことあるいは遊技媒体が特定の入賞口に入賞したこと(例えば、遊技媒体が特定のゲートを通過したことを検出するゲート通過検出センサーあるいは遊技媒体が特定の入賞口に入賞したことを検出する入賞検出センサーがオンしたこと)を用いることができる。あるいは、(1)遊技者が遊技媒体を遊技盤に発射させるために発射ハンドル(発射操作部)に接触したこと(例えば、発射ハンドルのタッチセンサーがオンしたこと)、(2)遊技媒体が遊技盤に発射されたこと(例えば、遊技盤に発射された遊技媒体を検出する発射検出センサーがオンしたこと)、(3)抽選図柄の表示が終了し、デモ画面を表示する時、(4)所定時間以上遊技が行われない時、等の条件を用いることもできる。
回転体11を回転させる時には、ステップS1で判別した表示部3に対する表示用図柄の配置パターンと、検出手段30から出力される、指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号に基づいて、表示部3に表示されている表示用図柄を順次判別する。
【0016】
ステップS4では、停止図柄が決定されたか否かを判断する。例えば、遊技媒体の始動口への入賞に応答して行った抽選結果を表示するための表示用図柄が指示されたか否かを判断する。あるいは、遊技者が変動表示を停止させる停止操作を行ったか否かを判断する。遊技者が停止操作を行った場合には、種々の条件に基づいて表示用図柄を決定する。停止図柄が決定した場合には、ステップS5に進む。
ステップS5では、制御手段は、ステップS1で判別した表示部3に対する表示用図柄の配置パターンと、表示部に現在表示されている表示用図柄、検出手段30から出力される検出信号等に基づいて、決定された停止図柄が表示部3に表示されるように駆動手段20を制御する。
【0017】
ここで、駆動手段20は、所定速度で回転している状態から停止させるまでに所定時間要する。このため、本実施の形態では、図6に示すように、表示用図柄A1〜A3の位置を示す指示部a1〜a3は、各表示用図柄A1〜A3の周方向の略中心に配置され、周方向に所定の長さを有している。指示部a1〜a3としては、表示用図柄A1〜A3の周方向の略中心が、表示部3の略中心に一致する位置より回転方向後方側に所定距離離れた位置に到達した時点で検出手段30から指示部を検出したことを示す検出信号が出力されるように構成されていればよい。
制御手段は、指示部a1〜a4が設けられている表示用図柄A1〜A3が停止図柄として決定された場合には、検出手段20から指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号が出力されてから回転体11が所定回転角度回転した後に停止させる。
例えば、表示用図柄A1が停止図柄として決定された場合には、ステップS1で判別した表示部に対する表示用図柄の配置パターンと、指示部を検出したことを示す検出手段30から出力される検出信号に基づいて、表示用図柄A1に対応する指示部a1を検出したことを示す検出信号が検出手段30から出力されたことを確認すると(m1で検出信号の立ち上がりエッジを検出すると)、その時点から、駆動手段20に所定数の電力パルスを供給した後、m2で駆動手段20を停止させる。これにより、表示用図柄A1の周方向の略中心m2が表示部3の略中心に一致した状態で回転体11が停止するため、表示用図柄A1が表示部3に、遊技者が確実に視認可能に表示される。
なお、指示部a1〜a3の回転方向前端部と各表示用図柄A1〜A3の周方向の略中心m2、m5、m8との間の角度(周方向の長さ)は略等しく設定されている。このため、検出手段30が指示部a1〜a3を検出した時点m1、m4、m7から駆動手段20に所定数の電力パルスを供給した後に回転体11を停止させることにより、各表示用図柄A1〜A3の周方向の中心を表示部3の略中心に一致させ状態で回転体11を停止させることができる。
【0018】
また、制御手段は、指示部が設けられていない表示用図柄A4が停止図柄として決定された場合には、検出手段30によって、指示要図柄A4の進行方向前方に設けられている指示部a3が検出された後(m7で検出信号の立ち上がりエッジを検出した後)、所定数の電力パルスを駆動手段20に供給した時点(表示用図柄A1の周方向の略中心が表示部3の略中心に一致する時点m8)から、駆動手段20に供給した電力パルスの数を計数(カウント)する。そして、電力パルスの計数値が、表示用図柄A3の周方向の略中心m8が表示部3の略中心に一致している状態から、表示用図柄A4の周方向の略中心m10が表示部3の略中心に一致するまで回転体11を回転させるのに必要な電力パルスの数に一致した時点で回転体11を停止させる。
【0019】
ステップS6では、回転体11の停止時に、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを再度判別する。
この場合、回転体11が停止した時に表示部3に表示されている表示用図柄は、ステップS4で停止図柄として決定された表示用図柄であるから、この表示用図柄を基準とする、検出信号の設定パターンを判別することによって、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別することができる。
ステップS6で表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別した後、ステップS2に戻る。ステップS2では、変動開始条件が成立すると回転体11を所定回転方向に回転させる。この場合には、ステップS6で判別した、変動開始条件の成立により変動、停止した時に判別した表示部3に対する表示用図柄の配置パターンと、検出手段30から出力される、指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号に基づいて、表示部3に表示される表示用図柄を順次判別する。
以下、同様にして、表示用図柄の変動及び停止が実行される毎に、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。
【0020】
本発明の遊技機で用いる回転型表示器の動作を、図8に示すタイムチャート図により具体的に説明する。
電源が投入されると、回転体11を回転停止状態から少なくとも1回転回転させて表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する(ステップS1)。
図8では、電源投入により回転体が停止状態から1回転する間における検出信号の出力パターン[(検出信号)−短間隔−(検出信号)−長間隔−(検出信号)]が検出される。
この検出信号の出力パターンに該当する検出信号の設定パターンは、設定パターン[(指示部a2)−(指示部a3)−(指示部a1)]である。すなわち、図8に示す状態で電源が投入された場合には、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンとして、表示部3に、指示部a2が設けられている表示用図柄A2から開始され、指示部a3が設けられている表示用図柄A3、指示部が設けられていない表示用図柄A4、指示部a1が設けられている表示用図柄A1の順に表示される配置パターンが判別される。
また、検出手段30から出力される検出信号の数が「3」個であるため、電源投入時における表示部3に対する表示用図柄の配置パターンの判別処理を終了して回転体11が停止している状態では、表示部3に表示用図柄A1が表示されていることを判別する。
【0021】
電源投入時における表示部3に対する表示用図柄の配置パターンの判別処理を終了して回転体11が停止している状態で、変動開始条件が成立すると(ステップS2)、制御手段は、回転体11を回転させる(ステップS3)。
そして、停止図柄が決定されると(ステップS4)、制御手段は、電源投入時に判別した、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンと、検出手段30から出力される検出信号に基づいて、決定された停止図柄が表示部3に表示されるように駆動手段20を制御する(ステップS5)。図8では、表示用図柄A1が停止図柄として決定されたため、指示部が設けられていない表示用図柄A4が表示部3に表示された後、検出手段30から指示部a1を検出したことを示す検出信号が出力されると、駆動手段20に所定数の電力パルスを供給した後、駆動手段20を停止させる。
そして、変動開始条件の成立に応答して回転体が回転、停止した時に、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを再度判別する(ステップS6)。
図8では、表示部3に表示用図柄A1が表示されている状態で回転体11が停止しているため、設定パターンとして、設定パターン[(指示部a1)−短期間−(指示部a2)−短期間−(指示部a3)−長期間]が判別される。これにより、図8に示す状態で再度変動開始条件が成立した場合には、表示部に対する表示用図柄の配置パターンとして、表示部3に、指示部a1が設けられている表示用図柄A1から開始され、指示部a2が設けられている表示用図柄A2、指示部a3が設けられている表示用図柄A3、指示部が設けられていない表示用図柄A4]の順に表示される配置パターンが判別される。
【0022】
図4及び図8に示した実施の形態では、電源投入時に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別したが、電源投入後に、所定の条件の成立に応答して回転体を回転させる時に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別することもできる。
本実施の形態で用いる回転型表示器の他の実施の形態の動作を、図5に示すフローチャート図により説明する。
図5に示す処理は、図4に示した処理と同様に、電源スイッチがオンされて電源が投入された時に開始される。
図5に示す処理では、電源が投入されて、電源電圧が制御手段や駆動手段等が作動可能な値に達しても、表示部に対する表示用図柄の配置パターンの判別処理は行わない。なお、電源投入時におけるイニシャル処理は行われる。
次に、ステップT1では、変動開始条件が成立したか否かを判断する。ステップT1での変動開始条件は、図4に示したステップS2での変動開始条件と同じ条件を用いることができる。変動開始条件が成立すると、ステップT2に進み、駆動手段20を制御して回転体11を回転させる。
【0023】
ステップT3では、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。ステップT3での表示部に対する表示用図柄の配置パターンの判別処理は、図4に示したステップS1での配置パターンの判別処理と同様である。すなわち、回転体11が停止状態から少なくとも1回転する間に、検出手段30から出力される、回転体11に設けられている指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号の出力パターンを判別する。このステップT3では、前記した駆動手段20や検出手段30等の異常の判別を行う。例えば、駆動手段20に電力パルスを供給してから所定時間経過しても検出手段30から指示部を検出したことを示す所定数の検出信号が出力されない場合、あるいは、回転体11が1回転する間に検出手段30から出力される指示部を検出したことを示す検出信号が所定数以下の場合等に駆動手段20や検出手段30等に異常が発生していることを判別する。
そして、検出手段30から出力される指示部を検出したことを示す検出信号の出力パターンと一致する設定パターンを判別する。さらに、判別した設定パターン、回転体11上の指示部a1〜a3と表示用図柄A1〜A4との関係に基づいて、電源投入時に表示部3に表示されていた表示用図柄を基準とする、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。さらに、判別した表示部に対する表示用図柄の配置パターンと、回転体11が回転を開始してから現時点までに検出手段30から出力された検出信号の数に基づいて、現時点で表示部3に表示されている表示用図柄を判別する。以後、検出手段から出力される指示部を検出したことを示す検出信号と、判別した表示部に対する表示図柄の配置パターンに基づいて、表示部3に表示される表示用図柄を判別する。
【0024】
ステップT4〜ステップイT8の処理は、図4に示したステップS2〜ステップS6の処理と同様である。
すなわち、ステップT3で停止図柄が決定されると、ステップT5で、決定された停止図柄が表示部3に表示されるように、ステップT3で判別した表示部に対する表示用図柄の配置パターンと検出手段30から出力される指示部を検出したことを示す検出信号に基づいて駆動手段20を制御する。
回転体11が停止すると、ステップT5で、表示部に停止図柄が表示されている状態から回転体11が回転を開始した場合の、すなわち、表示部に表示されている停止図柄を基準とする、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。
その後、変動開始条件が成立すると(ステップT7)、駆動手段20を制御して回転体11を回転させる。この時には、表示部3に表示される表示用図柄は、ステップT6で判別した表示部に対する表示用図柄の配置パターンに基づいて判別する。
本実施の形態では、電源投入後に、変動開始条件が成立して回転体を回転させる時に表示部表示される表示部に表示される表示用図柄の配置パターンの判別処理、駆動手段や検出手段の異常の判別を行うため、電源投入時の処理量が減少し、短時間で使用可能となる。
【0025】
図5に示した回転型表示器の動作を、図9に示すタイムチャート図により具体的に説明する。
電源が投入されても、表示部に対する表示用図柄の配置パターンの判別は行われない。
電源が投入された後、変動開始条件が成立すると(ステップT2)、制御手段は、駆動手段を制御して回転体11を回転させる(ステップT2)。この時、回転体11が回転開始時から1回転する間に、検出手段30から出力される、指示部a1〜a3を検出したことを示す検出信号の出力パターンを判別し、回転開始時に表示部3に表示されていた表示用図柄を基準とする、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンを判別する(ステップT3)。
図9では、回転開始時から回転体11が1回転する間に検出手段から出力された検出信号の出力パターン[(検出信号)−短間隔−(検出信号)−長間隔−(検出信号)]が検出されている。
この検出信号の出力パターンに該当する設定パターンは、設定パターン[(指示部a2)−(指示部a3)−(指示部a1)]である。すなわち、図9に示す状態で回転体11の回転が開始された場合には、表示部に対する表示用図柄の配置パターンとして、表示部3に、表示用図柄A2から開始され、表示用図柄A3、表示用図柄A4、表示用図柄A1の順に表示される配置パターンが判別される。
また、検出手段30からの検出信号の数が「3」個であるため、回転開始時における表示部に対する表示用図柄の配置パターンの判別処理を終了した時には、表示部3に表示用図柄A1が表示されていることを判別する。以後、同様にして、表示部3に付与時される表示用図柄を判別する。
停止図柄が決定された後の停止処理、表示部3に対する表示用図柄の配置パターンの再判別処理は、図9と同様である。
【0026】
以上の実施の形態では、指示部が設けられている表示用図柄の間に、指示部が設けられていない表示用図柄を1個だけ配置したが、指示部が設けられている表示用図柄の間に、指示部が設けられていない表示用図柄を2個以上配置することもできる。
このような場合には、指示部が設けられていない表示用図柄を挟んで両方向に設けられている指示部を検出したことを示す検出手段からの検出信号の間隔が長くなるだけで、動作は基本的に同様である。
【0027】
また、指示部が設けられていない表示用図柄を1箇所にまとめて配置したが、指示部が設けられていない表示用図柄を複数のグループに分け、各グループの表示用図柄を異なる表示用図柄間に配置することもできる。
例えば、図7に示すように、回転型表示器40の回転体41の外周面に、9個の表示用図柄G1〜G9を設ける。そして、指示部が設けられていない表示用図柄を異なる数のグループに分ける。図7では、指示部が設けられていない1個の表示用図柄G2を有する第1のグループと、2個の表示用図柄G4とG5を有する第2のグループと、3個の表示用図柄G7〜G9を有する第3のグループに分けている。
そして、各グループの表示用図柄を、指示部が設けられている表示用図柄のうちの異なる表示用図柄間に配置する。図7では、第1のグループに属する1個の表示用図柄G2を表示用図柄G1とG3との間に配置し、第2のグループに属する2個の表示用図柄G4G5を表示用図柄G3とG6の間に配置し、第3のグループに属する3個の表示用図柄G7〜G9表示用図柄G6とG1の間に配置している。
本実施の形態では、表示部する表示用図柄の配置パターンを判別するために必要な、検出手段30から出力される検出信号の出力パターンの数が多くなるが、指示部の数は減少させることができる。
また、指示部が設けられていない表示用図柄の数が各グループで異なっているため、いずれかの指示部に異常が発生して検出手段30がその指示部を検出することができなくなった場合、正常な指示部間の間隔を判別することにより、異常が発生している指示部を判別することができる。
【0028】
次に、回転型表示器を用いた遊技機用表示装置の1例を図10に示す。
図10に示す遊技機用表示装置は、パチンコ機に用いられる表示装置であり、表示部2、表示部3A〜3Fが設けられている枠体1を有している。枠体1の表示部2には液晶表示器等の静止型表示器が取り付けられ、表示部3A〜3Fには回転型表示器10A〜10Fが取り付けられる。
表示部2に設けられる静止型表示器は、例えば、表示用図柄を、1ラインで表示したり、左図柄表示部、中図柄表示部及び右図柄表示部からなる3ラインで表示することができる。
表示部3A〜3Fに設けられる回転型表示器10A〜10Fの回転体には、例えば、図1に示すように、4個の、色が異なる数字「7」の表示用図柄が周方向に設けられている。
表示部2に設けられる静止型表示器や表示部3A〜3Fに設けられる可動型表示器は、それぞれ、単独で表示情報を表示したり、他の表示器と組み合わせて表示することができる。
【0029】
以上のように、本実施の形態では、回転型表示器への電源が投入された時に、従来例のように、回転体に設けた基準位置判別用の被検出部を検出するのではなく、複数の表示用図柄のうちの少なくとも1つの表示用図柄を除いて設けられている指示部の検出信号の出力パターンに基づいて、表示部に表示される表示用図柄の配置パターンを判別するものであるため、少ない数の検出手段によって表示部に表示用図柄を確実に表示させることができる。
また、指示部の出力パターンを判別する際に駆動手段や検出手段等の異常を検出することができるため、回転型表示器の故障を早期に検出することができる。
【0030】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されることなく、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、駆動手段や検出手段等の異常の判別を電源投入時あるいは電源投入後に最初に変動開始条件が成立した時に、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別するときにのみ行ったが、適宜の時期に行うようにしてもよい。
また、回転体が回転開始してから1回転の間に検出手段から出力された検出信号の出力パターンを判別したが、回転体が回転している時や、1回転以上の間に検出手段から出力される検出信号の出力パターンを判別するようにしてもよい。
また、指示部を表示用図柄の周方向の中心に設けたが、指示部の配置位置は適宜変更可能である。さらに、指示部の形状、大きさ等も種々変更可能である。
また、回転体に設ける表示用部材の形状、数、配置位置等は種々変更可能である。
また、指示部の間隔を電力パルスの数によって検出したが、指示部の間隔を検出する方法としては種々の方法を用いることができる。
また、指示部を検出する検出手段としては、種々の構成あるいは形式の検出手段を用いることができる。
また、実施の形態で説明した回転型表示器は、パチンコ機やスロットマシン等の種々の遊技機に用いることができる。
【0031】
本発明は、以下のように構成することができる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、制御手段は、回転体が少なくとも1回転する間に検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、回転体が少なくとも1回転する間に検出手段から出力される検出手段の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。本発明では、複数の表示用図柄のうちの少なくとも1つの表示用図柄を除いた表示用図柄に指示部を設けているため、少なくとも回転体が1回転する間に出力される検出信号を検出することによって、表示部に表示されている図柄を判別することができる。これにより、少ない数の検出手段を用いてより確実に表示部に表示用図柄を表示することができる。
「(態様2)請求項1の遊技機であって、制御手段は、回転体が回転を開始してから少なくとも1回転する間に検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、回転体が回転を開始してから少なくとも1回転する間に出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、例えば、通常の変動開始条件が成立した時に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別することができるため、効率がよい。
また、「(態様3)請求項1、態様1、2のいずれかの遊技機であって、制御手段は、検出手段から出力される検出信号の間隔パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、検出信号の間隔パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、検出シング出力パターンを容易に検出することができる。
また、「(態様4)請求項1、態様1〜3のいずれかの遊技機であって、制御手段は、電源投入時に検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、電源投入時に、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、電源投入操作を行えば自動的に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。
また、「(態様5)態様4の遊技機であって、制御手段は、電源投入後、所定の条件の成立に応答して回転体を回転及び停止させる毎に、回転体を停止させる以前に判別している表示部に対する表示用図柄の配置パターンと、回転体を停止させた時に表示部に表示されている表示用図柄とに基づいて、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様5の遊技機では、電源投入後、所定の条件が成立して回転体を回転、停止させる毎に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、より確実に表示部に所定の表示用図柄を表示することができる。
また、「(態様6)請求項1、態様1〜3のいずれかの遊技機であって、制御手段は、電源が投入された後、最初の所定の条件の成立に応答して回転体を回転させる時に、検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様6に記載の遊技機では、電源が投入された後、最初に所定の条件が成立して回転体を回転させる時に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、電源投入時に検出信号の出力パターンを判別する必要がないため、効率がよい。
また、「(態様7)態様6の遊技機であって、制御手段は、2回目以降の所定の条件の成立に応答して回転体を回転及び停止させる毎に、回転体を停止させる以前に判別している表示部に対する表示用図柄の配置パターンと、回転体を停止させた時に表示部に表示されている表示用図柄とに基づいて、表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する、遊技機。」
態様7に遊技機では、2回目以降の所定の条件の成立によって回転体を回転、停止させる毎に表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、より確実に表示部に所定の表示用図柄を表示することができる。
また、「(態様8)請求項1、態様1〜7のいずれかの遊技機であって、制御手段は、回転体の回転により検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて異常の発生を判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様8の遊技機では、検出信号の出力パターンに基づいて異常の発生を判別する。
また、「(態様9)態様8の遊技機であって、制御手段は、回転体が1回転する間に検出手段から出力される検出信号の数が所定値でない場合に異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様9の遊技機では、回転体が1回転する間に出力される検出信号の数が所定値でない場合に異常の発生を判別する。これにより、効率よく異常の発生を判別することができる。
また、「(態様10)態様8または9の遊技機であって、制御手段は、検出手段から出力される検出信号の間隔パターンが所定のパターンと一致しない場合に異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様10の遊技機では、検出信号の間隔パターンが所定のパターンと一致しない場合に異常が発生していることを判別する。
また、「(態様11)請求項1、態様1〜10のいずれかの遊技機であって、表示用図柄には当たり図柄とはずれ図柄が含まれており、所定の条件の成立に応答して回転体を回転及び停止させた時に表示部に表示される表示用図柄が当たり図柄である場合に遊技者に有利な遊技状態が開始され、回転型表示器の回転体に設けられている複数の表示用図柄のうち、前記指示部が設けられていないは、はずれ図柄である、遊技機。」として構成することができる。
態様11の遊技機では、回転型表示部、の指示部が設けられていない表示用図柄として、はずれ図柄を用いる。これにより、指示部が設けられていない表示用図柄の位置制度が低くても特に問題はない。
また、「(態様12)請求項1、態様1〜11のいずれかの遊技機であって、指示部が設けられていない表示用図柄は、指示部が設けられている表示用図柄のうちの同じ表示用図柄の間に配置されている、遊技機。」として構成することができる。
態様12に記載の遊技機では、指示部が設けられていない表示用図柄を複数、指示部が設けられている同じ表示用図柄の間に設けている。これにより、指示部の数を減少させることができる。
また、「(態様13)態様12の遊技機であって、指示部が設けられていない表示用図柄が1個である、遊技機。」として構成することができる。
態様13の遊技機では、指示部が設けられていない表示用図柄を1個だけ設けている。これにより、指示部を検出したことを示す検出手段からの検出信号の数が多くなるため誤差を小さくすることができる。
また、「(態様14)請求項1、態様1〜11のいずれかの遊技機であって、指示部が設けられていない表示用図柄は、異なる数のグループに分けられ、各グループの表示用図柄は、指示部が設けられている表示用図柄のうちの異なる表示用図柄の間に配置されている、遊技機。」として構成することができる。
態様14の遊技機では、指示部の数を少なくすることができ、また、異常な指示部を判別することができる。
また、「(態様15)周方向に沿って複数の表示用図柄が設けられている回転体を回転させ、所定の表示用図柄を表示部に表示する遊技機用回転型表示器の制御方法であって、少なくとも1つの表示用図柄を除く表示用図柄に対応させ、対応する表示用図柄それぞれの位置を示す複数の指示部を回転体に設けるとともに、回転体に設けられている指示部を検出する検出手段を設け、回転体の回転により検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別し、判別した配置パターンに基づいて駆動手段を制御する、遊技機用回転型表示器の制御方法。」として構成することができる。
態様15の遊技機の遊技機用回転型表示器の制御方法では、一部の表示用図柄を除く表示用図柄に指示部を設け、検出手段より出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別する。これにより、請求項1に記載の遊技機と同様の効果を有する。
【0032】
また、実施の形態では、少ない数の検出手段で表示部に所定の表示用図柄を確実に表示することができる遊技機を提供することを主たる目的として説明したが、本発明は、駆動手段や検出手段等の異常を早期に検出することができる遊技機を提供することを主たる目的とする発明として記載することもできる。
すなわち、前記した従来例では、電源投入時等に駆動手段や検出手段等の異常を判別する処理を行っていない。このため、駆動手段や検出手段等の異常を早期に検出することができない。
本発明では、電源投入時や電源投入後に所定の条件が成立した時に駆動手段や検出手段等の異常を検出するための処理を行うことによって、駆動手段や検出手段等の故障を早期に確実に検出することができる。
そして、このような目的を達成するために、本発明は、以下のように構成することができる。
例えば、「(態様16)周方向に沿って複数の表示用図柄が設けられている回転体と、回転体を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御して所定の表示用図柄を表示部に表示する制御手段とからなる回転型表示器を有する遊技機であって、複数の表示用図柄のうちの少なくとも1つの表示用図柄を除いた表示用図柄に対応させて回転体に設けられ、対応する表示用図柄の位置を示す複数の指示部と、回転体に設けられている指示部を検出する検出手段とを備え、制御手段は、回転体の回転により検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様16の遊技機では、回転体の一部の表示用図柄に指示部を設け、指示部を検出する検出手段の出力パターンに基づいて異常の発生を検出する。これにより、駆動手段や検出手段等の異常を早期に検出することができる。
また、「(態様17)態様16の遊技機であって、制御手段は、回転体が少なくとも1回転する間に検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様17に記載の遊技機では、回転体が1回転する間に検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて異常の発生を検出する。これにより、駆動手段や検出手段等の異常を早期に判別することができる。
また、「(態様18)態様16または17の遊技機であって、制御手段は、検出手段から出力される検出信号の数が所定値以下である場合に異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。」
態様18の遊技機では、検出手段から出力される検出信号の数が所定値以下である場合に異常が発生していることを判別する。これにより、駆動手段や検出手段等に異常が発生していることを簡単に判別することができる。
また、「(態様19)態様16〜18のいずれかの遊技機であって、制御手段は、回転体の回転開始から所定時間内に検出手段から検出信号が出力されない場合に異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様19の遊技機では、回転体の開始から所定時間内に検出手段から検出信号が出力されない場合に異常が発生していることを判別する。これにより、駆動手段や検出手段等の異常を早期に判別することができる。
また、「(態様20)態様16〜19のいずれかの遊技機であって、制御手段は、検出手段から出力される検出信号の間隔パターンが所定のパターンと一致しない場合に異常が発生していることを判別する、遊技機。」として構成することができる。
態様20の遊技機では、検出信号の間隔パターンが所定のパターンと一致しない場合に異常が発生していることを判別する。これにより、簡単に、確実に異常が発生していることを検出することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の遊技機を用いれば、少ない部品数で表示部に所定の表示用図柄を確実に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の一実施の形態を示す図である。
【図2】図2のII線矢視図(側面図)である。
【図3】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の一実施の形態で用いる検出手段を示す図である。
【図4】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の動作の一実施の形態を示すフローチャート図である。
【図5】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の動作の他の実施の形態を説明するフローチャート図である、
【図6】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の動作を説明する図である。
【図7】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の他の実施の形態を示す図である。
【図8】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の動作の一実施の形態の動作を説明するタイムチャート図である。
【図9】本発明の遊技機で用いる回転式表示器の動作の他の実施の形態の動作を説明するタイムチャート図である。
【図10】本発明の回転式表示器を用いた遊技機用表示装置の1例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技機用表示装置
2、3、3A〜3F 表示部
A1〜A4、G1〜G9 表示用図柄領域
a1〜a3、g1〜g3 指示部
10、10A〜10F、40 回転式表示器
11、11A〜11F、41 回転体
20、20A〜20F 駆動手段
30 検出手段
32 発光器
33 受光器
Claims (1)
- 周方向に沿って複数の表示用図柄が設けられている回転体と、回転体を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御して所定の表示用図柄を表示部に表示する制御手段とからなる回転型表示器を有する遊技機であって、
少なくとも1つの表示用図柄を除く表示用図柄に対応させて回転体に設けられ、対応する表示用図柄それぞれの位置を示す複数の指示部と、
回転体に設けられている指示部を検出する検出手段とを備え、
制御手段は、回転体の回転により検出手段から出力される検出信号の出力パターンに基づいて表示部に対する表示用図柄の配置パターンを判別し、判別した配置パターンに基づいて駆動手段を制御する、
遊技機。
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JP4478916B2 (ja) | 2010-06-09 |
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