JP2007195635A - 調理用家電機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】最近の電気炊飯器等の調理用家電機器は、その機能が多様化、複雑化して来ており、もちろん製品マニュアルなども詳細化している。そのためユーザーは、当該機器を購入した当初は必ずしも自由に使いこなすことができず、実際には故障でもないのに故障と判断して、メーカーのサービスセンターや苦情受け付けセンターに連絡を取ってしまうといったケースが増大している。販売後のアフター対応効率を可及的に改善した調理用家電機器を提供する。
【解決手段】調理用家電機器に対して、ソフト的に対応できるデータ通信機能を付加するとともに、電話による通信機能を組合わせることにより、一旦製造販売された調理用家電機器の調理、その他の機能の不具合について、可能な限りユーザーサイドでアフター対応することができるようにした。
【選択図】図3

Description

本願発明は、通信機能を備えた調理用家電機器に関するものである。
最近では、電気炊飯器等の調理用家電機器について、インターネット回線との接続を可能とし、例えばメーカー側のサイトからのデータをダウンロードすることなどにより、その機能を拡張し、多機能化、高級化を図る試みがなされている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−174965号公報(明細書第1−28頁、図1−44)
以上のように、最近の電気炊飯器等の調理用家電機器は、その機能が多様化、複雑化して来ており、もちろん製品マニュアルなども詳細化している。
そのためユーザーは、当該機器を購入した当初は必ずしも自由に使いこなすことができず、実際には故障でもないのに故障と判断して、メーカーのサービスセンターや苦情受け付けセンターに連絡を取ってしまうといったケースが増大している。
本願発明は、このような事情に鑑み、調理用家電機器に対して、ソフト的に対応できるデータ通信機能を付加するとともに、電話による通信機能を組合わせることによって、一旦製造販売された調理用家電機器の調理、その他の機能の不具合を、可能な限りユーザーサイドでアフター対応することができるようにし、販売後のアフター対応効率を可及的に改善した調理用家電機器を提供することを目的とするものである。
本願発明は、上記目的を達成するために、次のような有効な課題解決手段を備えて構成されている。
(1) 第1の課題解決手段
この発明の第1の課題解決手段は、調理用家電機器に対して、ソフト的に対応できるデータ通信機能を付加するとともに、電話による通信機能を組合わせることによって、一旦製造販売された調理用家電機器の調理その他の機能の不具合を、ユーザーサイドでアフター対応することができるようにしたことを特徴としている。
このような構成によると、一旦製造販売された調理家電機器の調理、その他の機能の不具合を、可能な限りユーザーサイドでアフター対応することができるようになり、販売後のアフター対応効率を可及的に改善、向上させることができるようになる。
(2) 第2の課題解決手段
この発明の第2の課題解決手段は、上記第1の課題解決手段の構成において、調理用家電機器側の通信機能と電話側の通信機能は、共通の通信回線を利用して実現されるようになっていることを特徴としている。
このような構成によると、回線が一つで足り、回線使用料が安価になるとともに、点検時のリアルタイム性が向上する。
(3) 第3の課題解決手段
この発明の第3の課題解決手段は、上記第1又は第2の課題解決手段の構成において、既存の操作スイッチを利用した機器動作点検モードを設け、該点検モードにおける実際の機器動作データがデータ通信機能を用いてメーカー側の不具合点検センターに送信されるようになっていることを特徴としている。
調理用家電機器の動作が不良と思われる場合、ユーザーは先ずメーカーの点検センターに電話する。すると、同メーカー側の点検センターの担当者はユーザーからの不具合状況の説明内容に基いて、第一次的に故障内容を確認し、対応方法を指示する。それでもトラブルが解消されない場合、同メーカー側点検センターの担当者は、所定の通信回線を介して、同調理用家電機器と通信して、その故障内容を具体的に確認する。
その結果、同通信による調理用家電機器との通信データだけでは、未だ十分に故障と診断できない場合には、さらに上記機器動作点検モードを選択してユーザーに炊飯開始スイッチ等の所定の操作スイッチを定められた順に操作してもらい、その作動状態に基いて、さらに詳細に不具合状況を診断する。
(4) 第4の課題解決手段
この発明の第4の課題解決手段は、上記第1,第2又は第3の課題解決手段の構成において、電話による通信機能も、調理用家電機器に付設されていることを特徴としている。
このように、調理用家電機器自体に電話機能を設け、電話器なしで音声とデータ通信の両方を行えるようにすると、所定の操作スイッチで音声モードを選択すると、自動的に電話器としての送受信モードに入り、必要な通話を行えるようになる。
以上の結果、本願発明の調理用家電機器によると、上述のごとく、一旦製造販売された調理用家電機器の調理、その他の機能の不具合を、可能な限りユーザーサイドでアフター対応することができるようになることから、販売後のアフター対応効率を可及的に改善、向上させることができるようになる。
(最良の実施の形態1)
図1〜図3は、本願発明の最良の実施の形態1に係る調理用家電機器の機器本体および同機器本体の制御回路部、並びにネットワークシステムの構成をそれぞれ示している。
(炊飯器本体部の構成)
先ず本実施の形態では、調理用家電機器の一例として、例えば図1に示すような電気炊飯器EJが採用されており、その炊飯器本体1(本体ケース1a、底部材1b)側において例えば内鍋として電磁誘導の可能な磁性金属板よりなるものが採用されている一方、当該内鍋に対する炊飯時の加熱手段として合成樹脂製の内ケースを介して当該内鍋の全体を包み込むようにワークコイルが設けられ、また当該内鍋に対する保温時の加熱手段として当該内鍋の側壁部と底壁部に対応する保温ヒータが設けられている。そして、それによって適切な炊飯と保温機能とを実現できるようになっている。また2は、蒸気キャップ14を有する蓋ユニット、13は、蓋ユニット開閉レバーである。
一方、その操作部は、上記電気炊飯器本体1の前面側上部に設けられており、各種操作スイッチ5〜12と液晶表示部4を備えた操作パネル3により構成されている。
各種操作スイッチ5〜12は、例えば炊飯開始スイッチ5、タイマー予約スイッチ6、タイマー時刻設定用の時刻時設定スイッチ7、同分設定スイッチ8、「つやつや長持ち」および「つやつや高温」等の保温機能選択スイッチを兼ねた保温スイッチ9、取消しスイッチ10、さらに再加熱スイッチ11、炊飯メニュー選択スイッチ12等よりなっている。
また液晶表示部4には、例えば各種炊飯メニュー(白米、早炊き、炊き込み、おこわ、すしめし、おかゆ、玄米)やコースメニュー(再加熱、おこげ等)、特別な保温メニユー(つやつや長持ち、つやつや高温)、予約時刻、保温時間等の文字および指示マークを表示する表示部、午前、午後、あと何分等の文字に対応して時刻又は残り時間等を表示する表示部、各種ネットワーク機能(後述)の表示部等が設けられている。また、同液晶表示部4には、そのほか不具合診断に必要な情報が表示される。
(炊飯器本体側制御回路部の構成)
次に、図2は上述のように構成された炊飯器本体1側の炊飯および保温、ネットワーク通信等制御用のマイコン制御ユニット20を中心とするワークコイルおよび保温ヒータ制御回路、赤外線素子を用いたネットワーク通信制御回路部の構成を示す。
図中、符号20が炊飯・保温・通信等制御用のマイコン制御ユニット(CPU)であり、該マイコン制御ユニット20はマイクロコンピュータを中心とし、例えば内鍋部分の温度検知回路部、ワークコイル駆動制御回路部、発振回路部、リセット回路部、保温ヒータおよび蓋ヒータ等駆動制御回路部、ネットワーク通信制御回路部、電源回路部等を各々備えて構成されている。
そして、先ず上記内鍋の底壁部側センタセンサの内鍋温度検知センサ、内鍋検知スイッチおよび蓋センサー等に対応して設けられたセンサ入力回路31には、上記内鍋温度検知センサによる内鍋の温度検知信号、蓋センサーによる放熱板温度検知信号および内鍋検知スイッチによる鍋検知信号等がそれぞれ入力されるようになっている。
また、上記ワークコイル駆動制御回路部は、例えばパルス幅変調回路21、同期トリガー回路22、IGBT駆動回路23、IGBT29、共振コンデンサ27によって形成されている。そして、上記マイコン制御ユニット20により、上記パルス幅変調回路21を制御することにより、例えば炊飯工程に応じてワークコイル24の出力値および同出力値でのONデューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に変えることによって、炊飯工程の各工程における内鍋の加熱温度と加熱パターンを炊飯量を考慮して適切に可変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのない御飯の炊き上げを実現するための適切な出力制御が行われるようになっている。
また、図中の符号30は上記IGBT29のフライホイールダイオードである。また、符号26は、家庭用AC電源28との間に挿入された上記ワークコイル駆動用のダイオードブリッジを内蔵した電源側整流回路、25は平滑コンデンサである。
なお、この回路では保温ヒータ、蓋ヒータは図示を省略したが、保温ヒータは保温ヒータ駆動回路により、蓋ヒータは蓋ヒータ駆動回路により、それぞれON,OFF駆動されるようになっている。符号33はブザー等の報知部である。
また符号C0は、例えば図3に示すような、製品機能拡張用のネットワークボード39,44接続用のコネクタであり、同ネットワークボード39,44との間で各種のデジタルデータ信号がシリアルに入出力され、様々なオプション機能を煩雑な設定作業なしに接続できる双方向性のデジタル送受信システムを構成している。
なお、ここでオプション機能とは、マスタ側に予じめ備えられた機能に対して新たに付加される機能を言い、それに併せて必要なハードウェアを追加することを意味している。そして、この電気炊飯器EJでは、マスタ側とはマイコン制御ユニット20を備えたマイコン基板20A側を指している。
そして、マスタ側では、あらかじめ定めた方法と手順により、同新たに付加されるオプション機能を自動的に認識し、必要な機能をマスタ側に付加する。
(ネットワーク展開)
この双方向性の送受信通信システムは、例えば図3に示されるように、上記製品機能拡張用のネットワークボード39,44の何れかを任意に組み合わせることにより、(1)ネットワークボード39の場合:携帯電話41およびその回線により電気炊飯器(調理家電機器)EJのメーカー側が設置しているサイト43とリンクしている所定のネットワークサーバー42Aおよびコールセンター39との通信を可能とし、当該電気炊飯器EJの製品情報、メンテナンス情報、修理情報、製品機能拡張データ等を入手する。(2)ネットワークボード44の場合:ユーザー側のパソコン45、固定電話46等の家庭内LANシステムおよび電話回線、インターネット回線を介して、同じく電気炊飯器EJのメーカー側のサイト43とリンクしている所定のネットワークサーバー42Bおよびコールセンター39に接続する。
このため、上記各ネットワークボード39,44は、それぞれその制御機能に対応したプログラムデータを格納したEEPROMおよびマイコンを有して構成されている。
これら各ネットワークボード39,44とマイコン基板20Aとの間は、所望のコネクタC0,C1を介して着脱可能に接続固定されるが、この間の接続ピン数は、電源ピンと機器接続ピン、データピンの少なくとも3本、データはシリアル転送として、接続本数を可及的に減らすように構成している。また、ネットワークボード39,44と携帯電話41等との接続には、赤外線通信ユニットRS1,RS2を採用している(ネットワークボード44側では、図示省略)。
このような状態で、上記マイコン基板20A側のマイコン制御ユニット20とネットワークボード39,44が接続され、マイコン制御ユニット20側炊飯器の電源が投入されると、上述の各種ネットワークシステムが自動的に起動される。
(システム起動時の制御)
上記のようにして電源が投入されると、炊飯器本体1側のマイコン制御ユニット20は、それに連動して上記各システムの機器接続状態(ハード設定状態)を確認し(設定されている情報を読み込み)、実際の機器接続の有無とそのタイプ(オプションタイプ)を判定する。
次に、これらの情報を基にしてネットワークボード39,44側のマイコンから詳細な機器情報を読み出して入力し、オプション機能の具体的な内容を自動的に認識し、その上で必要な制御を行う。したがって、起動時の煩雑な設定作業が不要となる。また、後からでも、オプション機能の変更が容易に行える。
以上のように、本システムでは、マイコンを有するネットワーク接続用のネットワークボード(機能拡張用のオプションボード)39,44を所望に選択して接続することにより、さまざまな通信仕様に対応することができる。したがって、機器の多機能化、高機能化が極めて容易である。
また、本システムでは、電源が投入された時には自動的に起動されて通信モードに入り、送信待ち情報の送信又は受信待ち情報の受信を行うことができる(例えばサーバー42A,42Bの情報を自動で受け取ることができる)ようになっている。
したがって、電気炊飯器EJの電源をONにしさえすれば確実に必要な通信機能を確保することができ、操作が簡単で、信頼性が高い。
もちろん、この場合、上記起動後の交信状態においても、上記電気炊飯器本体側の各種操作スイッチ5〜12による本来の調理操作は受け付けるようにしている。例えば炊飯開始その他の各種調理指令は受け付ける。したがって、それにより炊飯、保温等の本来の調理機能の不具合点検が適切に行えるようになっている。
また、以上の構成において、例えば、メーカー側のコールセンター39との通話中又はサイト43との交信中に、電気炊飯器本体の液晶表示部4にアフター対応のための必要な情報の表示を行うようにしたり、さらに、そのようにした場合において、同液晶表示部4の表示は、交信内容の表示と実操作の表示(例えば炊飯メニュー選択等の表示)とを対応させて表示する。
そして、本実施の形態の電気炊飯器は、以上のような構成および機能を前提として、次のような各種のアフター対応制御を行えるようになっている。
(不具合診断制御)
この実施の形態の不具合診断制御は、ユーザーの上述した携帯電話41又は固定電話46の電話回線(無線/有線)を通じて電話と同時に同回線を使用した双方向でのデータの送受(もちろん、データの送受信は、他の形態として別のインターネット回線を使用するようにしてもよい)により、ユーザーおよびユーザーの電気炊飯器EJと通信を行って炊飯又は保温機能の故障診断を行いながら、かつ既存の操作スイッチ(例えば、炊飯開始スイッチ5、メニュー選択スイッチ12等)を1つ又は複数個ユーザーに操作してもらうことにより、同故障の内容をより具体的に診断し、ユーザーに対し、その適切な処置方法についてアドバイスするようになっている。
すなわち、同不具合診断では、ユーザーは上述の携帯電話41又は固定電話46により、先ずメーカー側のコールセンター39に電話する。すると、同メーカー側のコールセンター39の担当者はユーザーからの不具合状況の説明内容に基いて、第一次的に故障内容を確認する。その後、同メーカー側のコールセンター39の担当者は、具体的にそのサイト43を携帯電話41又は固定電話46側パーソナルコンピュータ45のインターネット回線を介して当該電気炊飯器EJと接続し、同電気炊飯器EJと双方向に通信して、その故障内容を確認する。
その結果、同通信による電気炊飯器EJの作動データだけでは、未だ十分に故障と診断できない場合には、さらにユーザーに炊飯開始スイッチ5等の所定の操作スイッチを定められた順に操作してもらい、その作動状態に基いて、さらに詳細に不具合状況を診断する。
そして、それらの診断後は、何れの場合にあっても、ユーザーに対し、電話41,46で不具合状況を報告する。例えば、(1)ユーザーの操作のみで簡単に修復可能なものは、その修復手順をユーザーに実行してもらい、その操作結果を電気炊飯器EJとの通信により確認する。(2)別途修正プログラムが必要なものは、上記メーカー側のサイト43から上記インターネット回線により必要な修正プログラムを送信する。ユーザーは、それを受信してダウンロードする。その後、再び電気炊飯器EJとの通信を行うことにより、適正にプログラムが修正されたことを確認する。(3)一方、それだけでは対応できず訪問修理が必要なものは、その旨を電話(又はメール)でユーザーに伝え、訪問日時を確認する。
(診断手順等の表示機能)
上記のようにして、メーカー側のコールセンター39からユーザー側に指示される診断手順(操作スイッチ等の操作手順)は、電話による会話だけでは分かりづらい。また、そのようにして操作した結果、電気炊飯器が何のような作動状態(正常/異常)になっているかも、ユーザーには認識する方法がない。
そこで、同診断手順や診断結果を、上記電話41,46と共通のインターネット回線を通じて具体的に分かり易い状態で、電気炊飯器EJ本体の液晶表示部4に表示し、コールセンター39の担当者は、同表示内容を参照しながらユーザーと会話するようにする。
その結果、不具合診断時の操作、点検手順が非常に分かりやすくなり、診断結果も明確になる。
(処置結果確認用のテストモード)
上述のように、メーカー側のサイト43と電気炊飯器EJとの間でデータ通信を行い、不具合状況を診断した結果、修正プログラムが必要であるとして、修正プログラムを電気炊飯器EJ側のメモリ部にダウンロードした場合、その処置が正しかったかどうかを確認する必要がある。
そこで、本実施の形態では、そのためのテストモードが組み込まれている。このテストモードには、機器の既存の操作スイッチを複数個同時に又は所定の診断手順の順に押すことによりスタートして、チェックを行う。
もちろん、上記操作スイッチ等の操作を不要として、上記修正プログラムを受信後自動的にソフトがインストールされ、それに対応して自動でテストモードに入り、自動で結果をアフター対応側に送信するようにしてもよい。
(訪問修理日時等の表示)
上述のようにして、電気炊飯器EJ側との通信を行い、不具合状況が診断された結果、訪問修理が必要と判断された場合、訪問日時等を電気炊飯器EJの液晶表示部4に表示してユーザーの確認を求める。
また、持ち込み修理の場合には、ユーザーの家の近くの営業所やアフターサービス拠点を表示し、ユーザーに知らせる。
(最良の実施の形態2)
ところで、以上のような不具合診断システムを構成した場合、その診断プログラムにおいてユーザーに数字やパスワード等を入力してもらう必要や、診断後の処置方法についてユーザーに特定の数字やパスワード等を入力してもらう必要が生じる場合がある。
そこで、そのような場合を考慮して、上述の液晶表示部4にはタッチパネル構造のものを採用し、該タッチパネルディスプレイ上に質問や回答を入力する必要なタッチキーを表示し、そのキーを操作してもらうようにする。
もちろん、この場合、通常の操作スイッチを上記入力用に兼用してもよいことは言うまでもない。
(最良の実施の形態3)
以上のような電気炊飯器EJに対し、上記液晶表示部4による表示機能だけでなく、例えば音声入力機能や音声ガイダンス機能を付加して、よりユーザーの使い勝手を良くすることが考えられる。
そして、そのようにした場合、さらに伝言機能(留守録機能)を付加し、家族間で伝言できるようにすると便利である。また、その場合、何らかの伝言表示マークを点灯させて、家人に伝言がある旨を報知する。
また、購入初期の電気炊飯器の操作ガイダンス用としての音声ガイダンス機能を設けた場合、所定期間使用して一度操作を覚えてしまったら、後はそのような操作ガイダンス機能(音声メモリ機能)は不要になる。
そこで、そのような不要になった音声ガイダンス機能の音声メモリー部を、上述の伝言等の音声メモリに利用できるように上書き可能とする。このようにすると、録音メモリーのメモリー容量の節約になる。
(最良の実施の形態4)
以上の最良の実施の形態1では、電気炊飯器EJとは別の携帯電話41又は固定電話46を用いてメーカー側コールセンター39との通話を行うようにしたが、例えば電気炊飯器EJ自体に同様の電話機能を設け、電話器なしで音声とデータ通信の両方を行えるようにし、その場合、所定の操作スイッチで音声モードを選択すると、自動的に電話器としての送受信モードに入れるようにする。
本願発明の最良の実施の形態1に係る調理用家電機器(電気炊飯器)の構成を示す斜視図である。 同調理用家電機器の制御回路部の構成を示すブロック図である。 同調理用家電機器のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
EJは電気炊飯器、1は電気炊飯器本体、1aは本体外ケース、1bは底部材、2は蓋ユニット、3は操作パネル、4は液晶表示部、20はマイコン制御ユニット、20Aはマイコン基板、34は赤外線通信ユニット、37,44はネットワークボードである。

Claims (4)

  1. 調理用家電機器に対して、ソフト的に対応できるデータ通信機能を付加するとともに、電話による通信機能を組合わせることによって、一旦製造販売された調理用家電機器の調理その他の機能の不具合を、ユーザーサイドでアフター対応することができるようにしたことを特徴とする調理用家電機器。
  2. 調理用家電機器側のデータ通信機能と電話側の通信機能は、共通の通信回線を利用して実現されるようになっていることを特徴とする請求項1記載の調理用家電機器。
  3. 既存の操作スイッチを利用した機器動作点検モードを設け、該点検モードにおける実際の機器動作データがデータ通信機能を用いてメーカー側の不具合点検センターに送信されるようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の調理用家電機器。
  4. 電話による通信機能も、調理用家電機器に付設されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の調理用家電機器。
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