JP2007194421A - リードフレーム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リードフレームは、半導体チップが搭載されるダイパッド1、ダイパッド1の側方に配置されて、ダイパッド1との対向方向に延び、半導体チップの電極と電気的に接続され、樹脂封止後に厚み方向の押圧により曲げ加工されるリード端子2と、リード端子2に対してリード端子2の長手方向と直交する方向の側縁に接続され、リード端子2の曲げ加工時に変形する変形部10とを備えている。
【選択図】図1
Description
図4は、従来のリードフレームの平面図である。
リードフレームは、通常、金属薄板を精密プレス加工して形成され、複数の半導体装置にそれぞれ対応する単位部分が行方向(図4における左右方向)およびこれに直交する列方向に整列した構成を有している。
ダイパッド91は、平面視矩形状に形成されており、その列方向の両側において、列方向の各辺と各単位部分を取り囲む枠部93との間に架設された複数の吊り部94によって支持されている。
リード端子92の曲げ加工のための装置は、リードフレームを挟持する上挟持部材111および下挟持部材112と、リード端子92を押圧する押圧部材113とを備えている。
上挟持部材111および下挟持部材112は、リードフレームを上下から挟み込んで支持する。上挟持部材111には、リードフレームの各リード端子92、端連結部95および変形部99と対向する部分に開口114が形成されている。一方、下挟持部材112には、リードフレームの各リード端子92、端連結部95および変形部99と対向する部分に下方に窪む断面略矩形状の凹部115が形成されている。これにより、上挟持部材111および下挟持部材112は、各リード端子92における樹脂封止部分102の近傍の部分を挟持するとともに、枠部93における樹脂封止部分102と行方向に対向する部分を挟持する。
そこで、この発明の目的は、リード端子の曲げ加工時にリード端子が圧延されるのを防止することができ、かつ、1つの半導体装置に対応した単位部分のサイズの縮小化を図ることができるリードフレームを提供することである。
図1は、この発明の一実施形態に係るリードフレームの平面図である。
このリードフレームは、金属薄板(たとえば、銅薄板)を精密プレス加工して形成され、複数の半導体装置にそれぞれ対応する単位部分が行方向(図1における左右方向)およびこれに直交する列方向に整列した構成を有している。
ダイパッド1は、平面視矩形状に形成されており、その列方向の両側において、列方向の各辺と各単位部分を取り囲む枠部3との間に架設された複数の吊り部4によって支持されている。
端支持部9は、端連結部5および中間連結部6によって連結されたリード端子2を行方向における側方から支持している。なお、端連結部5は、行方向(リード端子2の長手方向)における幅が各リード端子2を同一平面内で支持できるような長さ(たとえば、0.4mm)に形成されている。これにより、1つの端支持部9のみによって、端連結部5および中間連結部6によって連結されたリード端子2の端部を良好に支持することができる。
以上の構成によれば、リード端子2の曲げ加工時に変形する変形部10がリード端子2の長手方向と直交する方向の側縁に接続されているので、その曲げ加工時に変形部10が変形しても、その変形に起因する引張力がリード端子2に作用するのを防止することができる。そのため、リード端子2の曲げ加工時にリード端子2が圧延されるのを防止することができる。その結果、半導体装置の完成後の検査時に、CCDカメラによってリード端子2を正確に認識することができる。
図2は、この発明の他の実施形態に係るリードフレームの平面図である。この図2において、図1に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号を付した各部についての詳細な説明を省略する。
図3は、この発明のさらに他の実施形態に係るリードフレームの平面図である。この図3において、図1に示す各部に相当する部分には、それら各部と同一の参照符号が付されている。また、以下では、その同一の参照符号を付した各部についての詳細な説明を省略する。
以上、この発明の3つの実施形態を説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。たとえば、上述の各実施形態では、ダイパッド1の行方向の両側にリード端子2が配置された構成を取り上げたが、この発明は、ダイパッド1の列方向の両側にもリード端子2が配置された構成に適用されてもよい。すなわち、この発明は、ダイパッド1の四方にリード端子2が配置された構成に適用されてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2 リード端子
3 枠部
10 変形部
11 リード端子側接続部
12 枠部側接続部
13 連結部
20 変形部
21 リード端子側接続部
22 枠部側接続部
23 第1連結部
24 第2連結部
25 第3連結部
30 変形部
31 リード端子側接続部
32 枠部側接続部
33 第1連結部
34 第2連結部
35 第3連結部
Claims (2)
- 半導体チップを樹脂封止して作製される半導体装置に用いられるリードフレームであって、
半導体チップが搭載されるダイパッドと、
前記ダイパッドの側方に配置されて、前記ダイパッドとの対向方向に延び、半導体チップの電極と電気的に接続され、樹脂封止後に厚み方向の押圧により曲げ加工されるリード端子と、
前記リード端子に対して前記リード端子の長手方向と直交する方向の側縁に接続され、前記リード端子の曲げ加工時に変形する変形部とを含むことを特徴とする、リードフレーム。 - 前記ダイパッドおよび前記リード端子の周囲を取り囲む枠部をさらに含み、
前記変形部は、前記側縁から前記リード端子の長手方向と直交する方向に延びるリード端子側接続部と、前記枠部から前記リード端子の長手方向と直交する方向に延びる枠部側接続部と、前記端子側接続部と前記枠部側接続部とを連結する連結部とを備えていることを特徴とする、請求項1記載のリードフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006011419A JP2007194421A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | リードフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006011419A JP2007194421A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | リードフレーム |
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---|---|
JP2007194421A true JP2007194421A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38449880
Family Applications (1)
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JP2006011419A Pending JP2007194421A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | リードフレーム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007194421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016018821A (ja) * | 2014-07-04 | 2016-02-01 | 新電元工業株式会社 | 半導体装置の製造方法、半導体装置、及び、リードフレーム |
Citations (5)
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-
2006
- 2006-01-19 JP JP2006011419A patent/JP2007194421A/ja active Pending
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