JP2007193093A - 学習支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータ装置を利用して語学学習を行う学習者に、そのユーザの習得レベルに応じた学習コンテンツを提供することを可能にするとともに、提供するコンテンツの画一化を回避すること。
【解決手段】語学学習用の複数の学習コンテンツを記憶し学習者からの要求に応じて何れかの学習コンテンツを返信する学習支援装置に、返信するべき学習コンテンツを指定することなく送信要求が為された場合には、その学習者が直近に学習した学習コンテンツの難易度および他の学習者による利用頻度に応じて絞り込まれた1つの学習コンテンツを返信させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、音声データを用いて語学学習を支援する技術に関する。
近年、音声データや動画データなどで構成される電子教材(以下、「学習コンテンツ」とも呼ぶ)を用いて、英会話の習得等の語学学習を支援する技術が一般に普及しており、その一例としては特許文献1や特許文献2に開示された技術が挙げられる。特許文献1に開示された技術では、学習者の音声(以下、学習者音声)と教師の音声など手本となる音声(以下、模範音声)の各々について、信号波形の特徴を示す特徴パラメータを算出し両者を比較することによって学習者の習得レベルを判定し、その判定結果に応じて以降の訓練内容を決定するとともに、その訓練にて使用する学習コンテンツを作成する技術が開示されている。また、特許文献2には、学習者音声を表す音声データとその学習者の習得レベルの判定基準となる模範音声を表す音声データとを比較して学習者の習得レベルを判定し、学習の難易度及び/または発音のテンポを自動設定する技術が開示されている。
特許2806364号公報 特開平7−168520号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、学習者の習得レベルに応じて決定される訓練内容やその訓練で使用するために作成される学習コンテンツが画一化してしまい、繰り返し学習を行う場合に、面白味に欠け学習者を飽きさせてしまうといった問題点がある。また、特許文献2に開示された技術においても、学習者の習得レベルに応じた難易度やテンポの設定が画一化してしまうため、同様の問題が生じてしまう。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、学習者の習得レベルに応じた学習コンテンツで語学学習を行わせることを可能にするとともに、学習者へ提供する学習コンテンツが画一化することを回避する技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、通信網を介して通信する通信手段と、制御手段と、複数の学習コンテンツの各々について、各学習コンテンツを一意に識別するコンテンツ識別子に対応付けてその学習コンテンツの難易度を示す難易度データが書き込まれている管理テーブルと、複数の学習者の各々について、各学習者を一意に示す学習者識別子に対応付けてその学習者が学習した学習コンテンツの利用履歴が書き込まれている履歴テーブルと、を備え、前記制御手段は、次に学習するべき学習コンテンツの指定を要求する旨の第1の通信メッセージであって、その送信元である学習者を一意に識別する学習者識別子が書き込まれている第1の通信メッセージを前記通信手段により受信した場合には、前記第1の通信メッセージに書き込まれている学習者識別子で識別される学習者が直近に学習した学習コンテンツを前記履歴テーブルの格納内容を参照して特定するとともに、その学習コンテンツとの難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツのコンテンツ識別子を前記管理テーブルから読み出す第1の処理と、前記第1の処理にて読み出したコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツについて、前記第1の通信メッセージの送信元である学習者とは異なる他の学習者による利用頻度を前記履歴テーブルを参照して算出し、その利用頻度に応じて1つのコンテンツ識別子を選択し、そのコンテンツ識別子を前記第1の通信メッセージの送信元へ返信する第2の処理と、を実行する一方、次に学習する学習コンテンツを学習者が選択したことを示す第2の通信メッセージであって、その学習コンテンツのコンテンツ識別子とその学習者の学習者識別子とが書き込まれている第2の通信メッセージを前記通信手段により受信した場合には、その学習者識別子に対応付けて前記履歴テーブルに格納されている利用履歴にそのコンテンツ識別子を追加する第3の処理を実行することを特徴とする学習支援装置を提供する。
より好ましい態様においては、前記制御手段は、前記第1の通信メッセージに、その送信元である学習者が直近に学習した学習コンテンツについてその学習を完了するまでに要した学習回数または学習時間を示すデータが含まれている場合には、前記所定の範囲を該データに応じて調整することを特徴としている。
また、別の好ましい態様においては、前記管理テーブルに格納されているコンテンツ識別子の各々には、そのコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツによる学習内容を示す学習内容データが対応付けられており、前記制御手段は、前記第2の処理においては、前記第1の通信メッセージの送信元である学習者が直近に学習した学習コンテンツの難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツのうち、該直近に学習した学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツのコンテンツ識別子のみを前記管理テーブルから読み出すことを特徴としている。
また、本発明の別の態様においては、コンピュータ装置に、次に学習するべき学習コンテンツの指定を要求する旨の第1の通信メッセージであって、その送信元である学習者を一意に識別する学習者識別子が書き込まれている第1の通信メッセージを通信網を介して受信した場合には、前記第1の通信メッセージに書き込まれている学習者識別子で識別される学習者が直近に学習した学習コンテンツを、該コンピュータ装置に予め記憶されている履歴テーブルであって、複数の学習者の各々について、各学習者を一意に示す学習者識別子に対応付けてその学習者が学習した学習コンテンツの利用履歴が書き込まれている履歴テーブルの格納内容を参照して特定するとともに、その学習コンテンツとの難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツのコンテンツ識別子を、該コンピュータ装置に予め記憶されている管理テーブルであって、複数の学習コンテンツの各々について、各学習コンテンツを一意に識別するコンテンツ識別子に対応付けてその学習コンテンツの難易度を示す難易度データが書き込まれている管理テーブルから読み出す第1の処理と、前記第1の処理にて読み出したコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツについて、前記第1の通信メッセージの送信元である学習者とは異なる他の学習者による利用頻度を前記履歴テーブルを参照して算出し、その利用頻度に応じて1つのコンテンツ識別子を選択し、そのコンテンツ識別子を前記第1の通信メッセージの送信元へ返信する第2の処理と、を実行させる一方、次に学習する学習コンテンツを学習者が選択したことを示す第2の通信メッセージであって、その学習コンテンツのコンテンツ識別子とその学習者の学習者識別子とが書き込まれている第2の通信メッセージを前記通信網を介して受信した場合には、その学習者識別子に対応付けて前記履歴テーブルに格納されている利用履歴にそのコンテンツ識別子を追加する第3の処理を実行させることを特徴とするプログラム、を提供する。
このようなプログラムによれば、一般的なコンピュータ装置に上記管理テーブルおよび履歴テーブルを予め記憶させておくとともに、そのプログラムをそのコンピュータ装置へインストールしそのプログラムにしたがってそのコンピュータ装置を作動させることによって、そのコンピュータ装置に本発明に係る学習支援装置と同一の機能を付与することが可能になる。なお、上記プログラムを配布する際には、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に書き込んで配布するとしても良く、インターネットなどの電気通信回線経由のダウンロードにより配布するとしても良い。
本発明によれば、学習者の習得レベルに適した学習コンテンツで語学学習を行わせることが可能になるとともに、学習者へ提供する学習コンテンツの画一化を回避することが可能になる、といった効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(A.構成)
(A−1:システム構成)
図1は、本発明の1実施形態に係る語学学習支援システム10の構成例を示す図である。
図1に示すように、語学学習支援システム10には、学習クライアント装置200Aおよび200Bと学習支援装置300とが含まれており、これらは、通信網100に接続されている。なお、図1では、語学学習支援システム10に2台の学習クライアント装置が含まれている場合について例示されているが、語学学習支援システム10に含まれる学習クライアント装置の数は、3台以上であっても勿論良い。以下では、学習クライアント装置200Aと200Bとを区別する必要がない場合には、「学習クライアント装置200」と表記する。
通信網100は、例えば、インターネットであり、学習クライアント装置200と学習支援装置300との間のデータ通信を仲介するためのものである。なお、本実施形態では、通信網100がインターネットである場合について説明するが、LAN(Local Area Network)などであっても良いことは勿論である。要は、学習クライアント装置200と学習支援装置300との間のデータ通信を仲介する通信網であればどのような通信網であっても良い。
学習クライアント装置200は、例えば音声入出力機能を備えたパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と表記する)である。この学習クライアント装置200には、音声データ(例えば、発音の手本となる模範音声の波形データ)や動画データなどで構成された学習コンテンツによる語学学習を自装置のユーザである学習者に行わせるための語学学習プログラムが予めインストールされている。この語学学習プログラムにしたがって作動している学習クライアント装置200には、通信網100経由で学習コンテンツを取得する学習コンテンツ取得機能、その学習コンテンツに対応する音声や動画をその学習コンテンツにしたがって再生するとともに、その音声とユーザの音声とを比較しその学習者の習得レベルを判定する習得レベル判定機能が付与される。なお、学習クライアント装置200のハードウェア構成については、音声入出力機能を備えた一般的なコンピュータ装置のハードウェア構成と何ら変わるところがないため、詳細な説明を省略する。
図1の学習支援装置300には、複数の学習コンテンツが、その学習内容(例えば、旅行会話やビジネス会話など)毎に分類されて格納されており、それら複数の学習コンテンツの何れかを学習クライアント装置200からのコンテンツ取得要求に応じて返信するように構成されている。以下、学習支援装置300の構成について図面を参照しつつ説明する。
(A−2:学習支援装置300の構成)
図2は、学習支援装置300のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、学習支援装置300は、制御部310と、通信インターフェイス(以下、「IF」)部320と、計時部330と、記憶部340と、これら各構成要素間のデータ授受を仲介するバス350と、を有している。
制御部310は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部340に記憶されているプログラムにしたがって作動し学習支援装置300の各部の作動制御を行う。通信IF部320は、例えばNIC(Network Interface Card)であり、通信網100に接続されている。この通信IF部320は、通信網100から送信されてくるデータを受信し制御部310へ引渡す一方、制御部310から引渡されたデータを通信網100へと送出する。計時部330は、例えば、リアルタイムクロックであり、制御部310からの要求に応じてその要求が為された時点の現在日時を示す日時データを制御部310へ供給する。そして、記憶部340は、図2に示すように、不揮発性記憶部340aと揮発性記憶部340bとを含んでいる。
不揮発性記憶部340aは、例えばハードディスクである。
この不揮発性記憶部340aには、前述した複数の学習コンテンツが予め格納されているとともに、これら複数の学習コンテンツの何れかを学習クライアント装置200からのコンテンツ取得要求に応じて返信する処理を制御部310に実行させるための制御プログラムが書き込まれている。また、不揮発性記憶部340aには、語学学習支援システム10を利用して語学学習を行う学習者毎に上記学習コンテンツの利用履歴を示す履歴テーブルや、上記複数の学習コンテンツをその分野毎またはその難易度毎に分類して管理するための管理テーブルが格納されている。なお、履歴テーブルおよび管理テーブルの構成については後に詳細に説明する。一方、揮発性記憶部340bは、例えばRAM(Random Access Memory)であり、上記制御プログラムにしたがって作動している制御部310によってワークエリアとして利用される。
図3は、履歴テーブルのテーブルフォーマットの一例を示す図である。
図3に示すように、履歴テーブルには、各学習者を一意に識別するために学習支援装置300の運用管理者などにより各学習者に割り当てられた識別子であるユーザID(以下、「U−ID」とも表記する)に対応付けて、その学習者が学習コンテンツを利用して語学学習を行った日時を示す学習日時データ、その日時に利用した学習コンテンツを一意に識別する識別子であるコンテンツID(以下、「C−ID」とも表記する)、その学習コンテンツの学習回数およびその学習の終了時点での習得レベルを示すスコアが格納されている。例えば、図3に示す履歴テーブルの格納内容は、ユーザIDが“userA”であるユーザについて、2005年6月29日午前8時からコンテンツIDが“4”である学習コンテンツを5回利用して語学学習を行い、その学習の終了時点のスコアが“63点”であること、2005年6月30日午前9時からコンテンツIDが“4”である学習コンテンツを3回利用して語学学習を行い、その学習の終了時点のスコアが“70点”であること、2005年6月30日午前9時30分からコンテンツIDが“6”である学習コンテンツを2回利用して語学学習を行い、その学習の終了時点のスコアが“70点”であること、2005年7月7日午後7時30分からコンテンツIDが“6”である学習コンテンツを8回利用して語学学習を行い、その学習の終了時点のスコアが“87点”であること、を示している。
図4は、管理テーブルのテーブルフォーマットの一例を示す図である。
図4に示すように、この管理テーブルには、不揮発性記憶部340aに格納されている複数の学習コンテンツの各々について、そのコンテンツID、その学習コンテンツによる学習内容を示す学習内容データ(例えば、“旅行会話”や“ビジネス会話”、“挨拶”などの文字列データ)、その学習コンテンツによる学習の難易度を示す難易度データ(例えば、1〜10までの整数値で、値が大きいほど高い難易度を表すデータ)、その学習コンテンツのファイル名称、およびその学習コンテンツによる学習内容を習得したと見なされるスコアを示す合格スコアデータが格納されている。例えば、図4に示す履歴テーブルの格納内容は、コンテンツIDが“1”である学習コンテンツについて、その学習内容は“旅行会話”であること、難易度は“1”である(すなわち、最も難易度が低い)こと、その学習コンテンツのファイル名称は“travel1.wav”であること、および、その合格スコアは“70点”であることを示している。
詳細については後述するが、図3に示す履歴テーブルと図4に示す管理テーブルは、ある学習コンテンツの学習内容を習得し終えた学習者が次に学習するべき学習コンテンツを制御部310に自動選択させる際に利用される。
以上が学習支援装置300の構成である。
(B.動作)
次いで、学習クライアント装置200や学習支援装置300が行う動作について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例では、学習支援装置300の制御部310は、上記制御プログラムにしたがって作動し、学習クライアント装置200から送信されてくる通信メッセージの受信を待ち受けているものとする。また、以下に説明する動作例では、学習クライアント装置200Aのユーザ(以下、「学習者A」)は、学習コンテンツを自ら選択して語学学習を行い、学習クライアント装置200Bのユーザ(以下、「学習者B」)は、学習支援装置300により自動選択された学習コンテンツにより語学学習を行う場合について説明する。そして、以下に説明する動作例では、学習者AのユーザIDは“UserA”であり、学習者BのユーザIDは“UserB”であるとする。
(B−1:学習者が任意に学習コンテンツを選択して語学学習を行う場合の動作)
まず、学習者が任意に学習コンテンツを選択して語学学習を行う場合に学習クライアント装置200および学習支援装置300が行う動作の流れを、図5に示すシーケンスフローチャートを参照しつつ説明する。
語学学習支援システム10を利用して語学学習を行う学習者Aは、学習クライアント装置200Aの操作部(図示省略)を適宜操作して語学学習プログラムの実行を開始させるとともに、自らに割り当てられているユーザID(すなわち、“UserA”)を入力し、学習支援装置300へのアクセスを指示する(ステップSA100)。このような指示が為されると、学習クライアント装置200Aは、学習支援装置300に対してアクセスを要求する旨の通信メッセージ(以下、「アクセス要求メッセージ」)を生成し、そのアクセス要求メッセージにステップSA100にて入力されたユーザIDを書き込で学習支援装置300へ送信する(ステップSA110)。このようにして学習クライアント装置200Aから送信されたアクセス要求メッセージは通信網100を介して学習支援装置300へ到達する。
学習支援装置300の制御部310は、通信IF部320を介して上記アクセス要求メッセージを受信(ステップSB100)すると、そのアクセス要求メッセージに書き込まれているユーザIDで識別される学習者が前回学習した学習コンテンツ(以下、「前回学習コンテンツ」)を履歴テーブルの格納内容から特定し、その学習コンテンツとその学習コンテンツの合格スコアを示すデータとを返信する(ステップSB110)。より詳細に説明すると、制御部310は、ステップSB100にて受信したアクセス要求メッセージに書き込まれているユーザIDと同一のユーザIDに対応する履歴テーブルを参照し、その履歴テーブルに格納されているコンテンツIDのうち、最も新しい学習日時を示す学習日時データに対応付けられているコンテンツIDを取得する。そして、制御部310は、そのコンテンツIDに対応付けて管理テーブルに格納されているファイル名称および合格スコアデータを読み出し、更に、そのファイル名称で識別される学習コンテンツを不揮発性記憶部340aから読み出して、その学習コンテンツと上記合格スコアデータとを返信する。
上記のようにして学習支援装置300から返信されてくる前回学習コンテンツおよび合格スコアデータとが学習クライアント装置200Aによって受信(ステップSA120)されると、学習者Aはその学習コンテンツを使用して語学学習を行う(ステップSA130)。具体的には、学習者Aは、学習コンテンツに含まれている音声データの示す模範音声を学習クライアント装置200Aに再生させ、その模範音声を聴くことによって学習対象である文章の発音要領を把握する。そして、学習者Aは、学習クライアント装置200Aのマイクロホン(図示省略)に向かってその文章を発声し、模範音声との一致の度合いを点数化させることによってスコアを算出させる。なお、学習者音声と模範音声との一致の度合いの評価方法、および、その評価結果の点数化方法については、周知の技術(例えば、特許文献1や特許文献2に開示された技術)を用いるようにすれば良い。なお、上記スコアの算出を行う度毎にそのスコアとユーザIDとを学習支援装置300へ送信し学習履歴の更新を行わせるようにしても良いことは勿論である。
学習クライアント装置200Aは、上記のようにして算出したスコアとステップSA120にて受信した合格スコアデータの示す値とを比較し、前者が後者以上であるか否かを判定する。そして、その判定結果が“Yes”であると、新たな学習コンテンツにより語学学習を行うことが可能になる。ここで、本実施形態に係る語学学習支援システム10においては、学習クライアント装置200は、新たな学習コンテンツの取得に際し、新たな学習コンテンツを任意に学習者に選択させる”任意選択モード“と、学習支援装置300に自動選択させる”自動選択モード“の何れで新たな学習コンテンツの取得を行うのかをユーザに指示させるための画面を自装置の表示部(図示省略)に表示させる。この画面を視認したユーザは、学習クライアント装置200の操作部を適宜操作することによって上記2つのモードの何れかを指示することが可能である。前述したように、学習者Aは、新たな学習コンテンツを自ら選択するのであるから、上記2つのモードのうち、”任意選択モード“を指示することになる。
学習クライアント装置200Aは、“任意選択モード”でのコンテンツ取得を指示されると、学習支援装置300に対して、その学習支援装置300に格納されている学習コンテンツのリスト(以下、「コンテンツリスト」)を返信することを要求する旨の通信メッセージ(以下、コンテンツリスト要求メッセージ)を生成しそのコンテンツリスト要求メッセージを学習支援装置300へ送信する(ステップSA140)。一方、学習支援装置300の制御部310は、通信網100を介して送信されてくる上記コンテンツリスト要求メッセージを通信IF部320を介して受信(ステップSB120)すると、前述した管理テーブルの格納内容をリスト形式で学習クライアント装置200に表示させるためのデータ(例えば、HTMLデータ、以下、「コンテンツリストデータ」)を生成し、そのコンテンツリストデータを学習クライアント装置200Aへ返信する(ステップSB130)。
学習クライアント装置200Aは、学習支援装置300から送信されてくるコンテンツリストデータを受信(ステップSA150)すると、学習支援装置300に格納されている複数の学習コンテンツについて、コンテンツID,学習内容、難易度、ファイル名称および合格スコアのリストをそのコンテンツリストデータにしたがって表示部に表示させる(ステップSA160)。このリストを視認した学習者Aは、学習クライアント装置200Aの操作部(図示省略)を適宜操作して学習を所望する学習コンテンツを任意に選択することができる。このような選択が為されると、学習クライアント装置200Aは、学習者Aにより選択された学習コンテンツの送信を要求する旨の通信メッセージ(以下、コンテンツ要求メッセージ)を生成し、そのコンテンツ要求メッセージを学習支援装置300へ送信する(ステップSA170)。なお、このコンテンツ要求メッセージには、学習者AのユーザIDおよび学習者Aによって選択された学習コンテンツのコンテンツ識別子が書き込まれている。
学習支援装置300の制御部310は、上記コンテンツ要求メッセージを受信(ステップSB140)すると、図6に示す新規コンテンツ送信処理を行い、そのコンテンツ要求メッセージで返信を要求された学習コンテンツを学習クライアント装置200Aへ返信する(ステップSB150)。
より詳細に説明すると、制御部310は、図6に示すように、まず、自動選択モードでの新規学習コンテンツ送信が指示されたのか否かを判定する(ステップSB1510)。具体的には、制御部310は、ステップSB140にて受信したコンテンツ要求メッセージにコンテンツIDが書き込まれているか否かを判定し、書き込まれている場合には、“任意選択モード”での送信を指示されたと判定する。逆に、コンテンツIDが書き込まれていない場合には、制御部310は、“自動選択モード”での送信を指示されたと判定する。そして、制御部310は、ステップSB1510の判定結果が“No”である場合(すなわち、“任意選択モード”での送信を指示されたと判定した場合)には、図6に示すステップSB1520〜SB1540の処理を行い、逆に、ステップSB1510の判定結果が“Yes”である場合(すなわち、“自動選択モード”での送信を指示されたと判定した場合)には、図6に示すステップSB1550、SB1560およびステップSB1540の処理をこの順に実行する。本動作例では、学習クライアント装置200Aから送信されてくるコンテンツ要求メッセージには、コンテンツIDが書き込まれているのであるから、ステップSB1510の判定結果は“No”になり、ステップSB1520〜SB1540の処理が実行されることになる。
ステップSB1510の判定結果が“No”である場合に後続して実行されるステップSB1520においては、制御部310は、ステップSB140にて受信したコンテンツ要求メッセージに書き込まれているコンテンツIDおよびユーザIDを用いて履歴テーブルの格納内容を更新する。より詳細に説明すると、制御部310は、その時点の日時を示す日時データを計時部330から取得し、その日時データを学習日時データとして上記コンテンツIDに対応付けて、上記ユーザIDに対応する履歴テーブルに書き込んで、履歴テーブルの格納内容を更新する。次いで、制御部310は、上記コンテンツIDで識別される学習コンテンツを不揮発性記憶部340aから読み出し(ステップSB1530)、その学習コンテンツを上記コンテンツ要求メッセージの送信元(すなわち、学習クライアント装置200A)へ返信し(ステップSB1540)、本新規コンテンツ送信処理を終了する。
このようにして学習支援装置300から返信された学習コンテンツが学習クライアント装置200Aへ到達すると、学習者Aは、その学習コンテンツを用いて前述したステップSA130と同様に語学学習を行うことができる。なお、本実施形態では、計時部330により学習日時データを取得する場合について説明したが、コンテンツ要求メッセージにその送信日時を示すデータが含まれている場合には、そのデータを学習日時データとして用いるようにしても勿論良い。このような場合には、計時部330を学習支援装置300に設けておく必要はない。
以上が、“任意選択モード”での新たな学習コンテンツの送信を指示された場合に、学習クライアント装置200Aと学習支援装置300とが行う動作である。次いで、“自動選択モード”が指示された場合に学習クライアント装置200と学習支援装置300とが行う動作について図面を参照しつつ説明する。
(B−2:自動選択された学習コンテンツにより語学学習を行う場合の動作)
図7は、学習者Bが学習クライアント装置200Bを用いて語学学習を行う場合に、学習クライアント装置200Bと学習支援装置300とが行う動作の流れを示すシーケンスフローチャートである。前述したように、学習者Bは、次に学習する学習コンテンツの選択モードとして“自動選択モード”を指示するため、ステップSA130の完了後、ステップSA140〜ステップSA160は行われず、即座にステップSA170(すなわち、コンテンツ要求メッセージの送信)が行われる点が、前述した図5に示すシーケンスフローチャートと異なっている。なお、この場合には、コンテンツリスト要求メッセージが学習クライアント装置200Bから送信されてくることはないため、学習支援装置300がステップSB120およびステップSB130の処理を実行しない点も前述した図5に示すシーケンスフローチャートと異なっている。そして、“自動選択モード”での新たな学習コンテンツの送信を指示された場合には、コンテンツ要求メッセージの送信に先立って、次に学習コンテンツの指定が行われることはないため、図7のステップSA170にて送信されるコンテンツ要求メッセージには、その送信元である学習者のユーザIDのみが書き込まれている。
さて、上記のようにして学習クライアント装置200Bから送信されたコンテンツ要求メッセージを受信(図7:ステップSB140)すると、学習支援装置300の制御部310は、図5に示す動作例と同様に、新規コンテンツ送信処理(図6参照)を実行する(ステップSB150)。ただし、図7のステップSB140にて受信されるコンテンツ要求メッセージには、コンテンツIDが書き込まれていないため、前述したステップSB1510の判定結果は“Yes”になり、ステップSB1550の処理が実行されることになる。
図6に示すフローチャートにおいて、ステップSB1510の判定結果が“Yes”である場合に後続して実行されるステップSB1550においては、制御部310は、コンテンツ要求メッセージの送信元へ返信する学習コンテンツの候補を難易度をキーとして絞り込む。具体的には、制御部310は、まず、ステップSB140にて受信したコンテンツ要求メッセージに書き込まれているユーザIDで識別される学習者が前回学習した学習コンテンツのコンテンツIDを履歴テーブルを参照して特定し、その学習コンテンツに比較して難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツ(本実施形態では、難易度が1ランク高い学習コンテンツ)のコンテンツIDを管理テーブルから読み出す。
次いで、制御部310は、ステップSB1550にて読み出したコンテンツIDで識別される学習コンテンツを、学習内容および他の学習者(すなわち、学習者B以外の学習者)による利用頻度をキーとして絞り込み、1つの学習コンテンツを特定する(ステップSB1560)。より詳細に説明すると、上記ステップSB1560において制御部310は、まず、ステップSB1550にて読み出したコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツのうちから、ステップSB140にて受信したコンテンツ要求メッセージに書き込まれているユーザIDで識別される学習者が前回(すなわち直近に)学習した学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツを管理テーブルの格納内容を参照して絞り込む。次いで、制御部310は、学習内容で絞り込んだ学習コンテンツの各々について、上記他の学習者による利用頻度を履歴テーブルの格納内容を参照して集計し、利用頻度が最も高い学習コンテンツを次に学習するべき学習コンテンツとして特定する。
そして、制御部310は、ステップSB1560にて特定した学習コンテンツを上記コンテンツ要求メッセージの送信元へと返信し(ステップSB1540)、本新規コンテンツ送信処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態に係る学習支援装置300によれば、“任意選択モード”を指定して学習を行っている学習者の学習が進むにつれて履歴テーブルの格納内容は刻々変化するのであるから、“自動選択モード”を指定して学習を行っている学習者に対する学習コンテンツの選択が画一化することが回避される。加えて、本実施形態では、自動選択モードで選択される学習コンテンツは、学習者が直近に学習した学習コンテンツと学習内容が同一であるから、学習者が明確な目的(例えば、“旅行会話の習得”など)を持って学習を行っている場合に、その学習目的および学習者の習得レベルに適した学習コンテンツが選択されることになる、といった効果を奏する。
(C.変形)
以上、本発明の1実施形態について説明したが、係る実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した実施形態では、次に学習する学習コンテンツを自動選択モードで選択する場合には、学習者が直近に学習した学習コンテンツよりも1ランクだけ難易度が高く、その学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツのうちから、他の学習者による利用頻度が最も高いものを選択する場合について説明した。しかしながら、学習者が過去に学習した複数の学習コンテンツについて、学習内容毎に数を集計し、その数が最も多い学習内容を次に学習するべき学習内容として選択するようにしても良い。具体的には、学習者が直近に学習した学習コンテンツの学習内容が“旅行会話”であっても、その旅行会話についての学習以前に、その学習者が、“ビジネス会話”についての学習コンテンツを3回、“挨拶”についての学習コンテンツを2回、“旅行会話”についての学習コンテンツを1回、それぞれ学習していた場合には、“ビジネス会話”についての学習コンテンツのうちから次に学習するべき学習コンテンツを選択するようにしても良い。
また、学習者が直近に学習した学習コンテンツよりも1ランクだけ難易度が高く、その学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツのうちから、学習クライアント装置200へ返信する学習コンテンツを他の学習者による利用頻度で絞り込む際に、利用頻度が最も高い学習コンテンツを選択するのではなく、擬似乱数によって1つの学習コンテンツを選択するようにしても勿論良い。具体的には、コンテンツ要求メッセージの受信時刻を示す整数値(例えば、その受信時刻が19時35分24秒である場合には、“193524”)をシードとしてM系列や混合合同法などの既存の擬似乱数生成アルゴリズムによって0以上1未満の擬似乱数を1つ生成し、その擬似乱数の値が0以上0.25未満である場合には、利用頻度が最も高い学習コンテンツを選択し、その擬似乱数の値が0.25以上0.5未満である場合には、利用頻度が2番目に高い学習コンテンツを選択し、その擬似乱数の値が0.5以上0.75未満である場合には、利用頻度が3番目に高い学習コンテンツを選択し、その擬似乱数の値が0.75以上1未満である場合には、利用頻度が4番目に高い学習コンテンツを選択するようにしても勿論良い。
(2)上述した実施形態では、次に学習する学習コンテンツを自動選択モードで選択する場合には、学習者が直近に学習した学習コンテンツよりも1ランクだけ難易度が高く、その学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツのうちから、他の学習者による利用頻度が最も高いものを選択する場合について説明した。しかしながら、学習者が直近に学習した学習内容とは無関係に、その学習者が直近に学習した学習コンテンツよりも1ランクだけ難易度が高い学習コンテンツのうち、他の学習者による利用頻度が最も高い学習コンテンツを選択するようにしても勿論良い。なお、このような場合には、管理テーブルに学習内容データを格納しておく必要がないことは言うまでもない。
(3)上述した実施形態では、複数の学習コンテンツを学習支援装置300の不揮発性記憶部340aに書き込んでおき、それら複数の学習コンテンツのうちから、学習者によって選択された学習コンテンツ、または、他の学習者の学習履歴を参照することによって自動選択された学習コンテンツを返信する場合について説明した。しかしながら、各学習クライアント装置の各々に上記複数の学習コンテンツが記憶されている場合には、学習支援装置300の不揮発性記憶部340aに上記複数の学習コンテンツを記憶させておく必要はなく、次に学習するべき学習コンテンツの指定を要求する旨の通信メッセージが送信されてきた場合に、図6に示す新規コンテンツ送信処理のステップSB1560にて特定したコンテンツIDを返信させるようにしても良い。ただし、このような場合には、各学習クライアント装置に記憶されている学習コンテンツの整合性を保つため、例えば、学習支援装置300から各学習クライアント装置200へ複数の学習コンテンツの一括ダウンロードを定期的に行っておく必要がある。
(4)上述した実施形態では、自動選択モードにおいては、学習者が直近に学習した学習コンテンツとの難易度の差が所定の範囲内の学習コンテンツ(上述した実施形態では、1ランクだけ難易度が高い学習コンテンツ)のうちから、その学習者が次に学習するべき学習コンテンツを選択する場合について説明した。しかしながら、上記所定の範囲は、1ランクだけ難易度が高い範囲に限定されるものではなく、2ランク以上難易度が高い範囲であっても勿論良く、また、新たな学習コンテンツの絞り込みを行う際の上記難易度についての範囲を、学習者の学習状況に応じて広げたり、逆に、狭めたりするようにしても勿論良い。具体的には、自動選択モードでの新たな学習コンテンツの送信を指示する場合には、直前に学習した学習コンテンツの学習回数または学習時間を示すデータをコンテンツ要求メッセージに書き込んで送信させ、そのデータの値が小さい(すなわち、合格するまでに要した学習回数が少ない、または、学習時間が短い)ほど上記難易度についての幅を広げ、逆に、そのデータの値が大きい(すなわち、合格するまでに要した学習回数が多い、または、学習時間が長い)ほど上記難易度についての範囲を狭めるようにしても良い。また、上記学習回数や学習時間が予め定められた閾値を超えた場合には、直近に学習した学習コンテンツと難易度が同一である学習コンテンツ、または、直近に学習した学習コンテンツよりも難易度が所定の値だけ低い(例えば、難易度が1ランク低い)学習コンテンツのうちから、次に学習するべき学習コンテンツを絞り込むようにしても勿論良い。
本発明の1実施形態に係る語学学習支援システム10の構成例を示す図である。 同語学学習支援システム10に含まれている学習支援装置300の構成例を示すブロック図である。 同学習支援装置300の不揮発性記憶部340aに格納されている学習履歴テーブルの一例を示す図である。 同学習支援装置300の不揮発性記憶部340aに格納されている学習コンテンツ管理テーブルの一例を示す図である。 同語学学習支援システム10における通信シーケンスの一例を示す図である。 同学習支援装置300の制御部310が行う新規コンテンツ送信処理の流れを示すフローチャートである。 同語学学習支援システム10における通信シーケンスの一例を示す図である。
符号の説明
10…語学学習システム、100…通信網、200,200A,200B…学習クライアント装置、300…学習支援装置、310…制御部、320…通信IF部、330…計時部、340…記憶部、340a…不揮発性記憶部、340b…揮発性記憶部、350…バス。

Claims (3)

  1. 通信網を介して通信する通信手段と、
    制御手段と、
    複数の学習コンテンツの各々について、各学習コンテンツを一意に識別するコンテンツ識別子に対応付けてその学習コンテンツの難易度を示す難易度データが書き込まれている管理テーブルと、
    複数の学習者の各々について、各学習者を一意に示す学習者識別子に対応付けてその学習者が学習した学習コンテンツの利用履歴が書き込まれている履歴テーブルと、
    を備え、
    前記制御手段は、
    次に学習するべき学習コンテンツの指定を要求する旨の第1の通信メッセージであって、その送信元である学習者を一意に識別する学習者識別子が書き込まれている第1の通信メッセージを前記通信手段により受信した場合には、
    前記第1の通信メッセージに書き込まれている学習者識別子で識別される学習者が直近に学習した学習コンテンツを前記履歴テーブルの格納内容を参照して特定するとともに、その学習コンテンツとの難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツのコンテンツ識別子を前記管理テーブルから読み出す第1の処理と、
    前記第1の処理にて読み出したコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツについて、前記第1の通信メッセージの送信元である学習者とは異なる他の学習者による利用頻度を前記履歴テーブルを参照して算出し、その利用頻度に応じて1つのコンテンツ識別子を選択し、そのコンテンツ識別子を前記第1の通信メッセージの送信元へ返信する第2の処理と、
    を実行する一方、
    次に学習する学習コンテンツを学習者が選択したことを示す第2の通信メッセージであって、その学習コンテンツのコンテンツ識別子とその学習者の学習者識別子とが書き込まれている第2の通信メッセージを前記通信手段により受信した場合には、
    その学習者識別子に対応付けて前記履歴テーブルに格納されている利用履歴にそのコンテンツ識別子を追加する第3の処理を実行する
    ことを特徴とする学習支援装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1の通信メッセージに、その送信元である学習者が直近に学習した学習コンテンツについてその学習を完了するまでに要した学習回数または学習時間を示すデータが含まれている場合には、前記所定の範囲を該データに応じて調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援装置。
  3. 前記管理テーブルに格納されているコンテンツ識別子の各々には、そのコンテンツ識別子で識別される学習コンテンツによる学習内容を示す学習内容データが対応付けられており、
    前記制御手段は、前記第2の処理においては、前記第1の通信メッセージの送信元である学習者が直近に学習した学習コンテンツの難易度の差が所定の範囲内である学習コンテンツのうち、該直近に学習した学習コンテンツと学習内容が同一である学習コンテンツのコンテンツ識別子のみを前記管理テーブルから読み出す
    ことを特徴とする請求項1に記載の学習支援装置。
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