JP2007192341A - 壁貫通形管継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 壁1の取付孔1aに隔壁継手10が挿通されていて、次のようにして抜け止めされている。隔壁継手本体にフランジ8が固着されて、壁面に当接している。一方、該隔壁継手10に一対の取付バネ9が固着されている。前記隔壁継手10を取付孔1aに挿通するときは取付バネ9が撓んで通過を妨げない。通過し終えると弾性復元して図示の状態となり、取付孔1aの周辺に係合する。以上の取付構造はナットを使用しないので、複数個の隔壁継手10を密集させて配置することができる。(B)図は、フランジ8を長方形に形成して6個の隔壁継手をモジュール化した例である。
【選択図】 図1
Description
隔壁継手2は、壁1の取付孔1aに挿通され、ナット3を締め付けて固定されている。また、その取付孔は、1個の継手に対して各々1個用意されている。
上記隔壁継手2の両端にはワンタッチ継手4が設けられており、これにチューブ5を嵌め合わせることにより、壁の両側のチューブ5が相互に接続されるとともに、壁に対して固定される。
この従来例の壁は、住居の壁ではなく、制御装置等の筺体である。前記のチューブ5は、流体の管路として用いることもでき、電気配線を挿通することもできる。
隔壁継手2を取り付けるにはナット3を締め付けねばならないので、隣接する隔壁継手2相互の間にスパナ6が入るだけの間隔を設けなければならない。
単にスパナ6が入り得るというだけでなく、ナット3を回すための余裕(スパナの首振り角θ)を与えねばならないので、隔壁継手相互の間隔はかなり広く取らなければならない。
その上、壁の手前側でスパナ6を操作する作業員と、壁の向こう側でナット3を押さえる補助作業員とが必要であって、人手が掛かる。
本発明においてモジュール(Module)とは、ひとまとめにして規格化された配線配管素子をいう。
隔壁継手10は、壁1の取付孔1aに挿通され、次のようにして「抜け止め」を施されている。
隔壁継手10と一体的に構成されたフランジ8が、壁の右側の面に接している。
一方、隔壁継手10と一体的に構成された取付バネ9が、壁の左側の面に係合している。
図3は、特許文献3として示した特開平11−242922号公報に係る操作用スイッチの略図である。鎖線で描かれているパネルの取付孔にスイッチ本体7が挿通され、フランジ8と取付バネ9とで抜け止めされている。
このように、本発明装置は公知の構成部材を利用しているが、後に詳しく述べるように、当業者が容易には想到し得ざる構成を創作し、従来予想し得なかった実用的効果を奏したものである。
壁(1)に穿たれた取付孔(1a)に挿通固着される隔壁継手(10)において、
取付け状態のとき壁の片側の面に当接するフランジ(8)と、他方の面に係合する取付バネ(9)とを有し、
上記の取付バネはリーフスプリング状の部材であって、その一端を隔壁継手本体に固着されており、
かつ、該取付バネは前記の取付孔を通過し得るように弾性変形し、自由形状のとき拡開して取付孔の周辺に張り出すようになっていることを特徴とする。
前記のフランジ(8)が多角形、望ましくは長方形をなしており、
複数個の隔壁継手それぞれのフランジを相互に密接せしめたモジュールを形成し得るようになっていることを特徴とする。
更に、複数個の隔壁継手を相互に密接せしめて配置することができ、密接させることにより、各々の取付孔を各列ごとに右端から左端までの幅を持つ長方形の一つ孔に置き換えることができる。
壁1に取付孔1aが設けられている。本発明を適用して構成された隔壁継手10には、フランジ8が一体的に固着されるとともに、一対の取付バネ9が設けられている。
ただし本発明を実施する際、フランジ8は必ずしも隔壁継手本体と一体構成であることを要しない。
前記の取付バネ9はリーフスプリング状の部材であって、本例においては弾性を有する合成樹脂によって隔壁継手本体と一体に成形されている。ただし本発明を実施する場合、隔壁継手10と別体に構成されたリーフスプリングを取り付けることもできる。該リーフスプリングは金属製であっても合成樹脂製であっても良い。
このとき、取付バネ9は弾性的に変形して取付孔1a内を通過する。通過し終えると弾性で復元して自由形状になり、その自由端が拡開して取付孔1aの周辺(本図において上下)に張り出す。張り出した自由端は壁に係合して抜け止め機能を果たす。
上記のようにして隔壁継手10を壁1に取り付けた後、図の左右のチューブ5をワンタッチ継手4に嵌め合わせて接続する。
一対の取付バネ9を指先で挟んで圧し縮めると、取付孔1aを通過させて取り外すことができる。この操作も手工具(スパナなど)を要しない。
本例のフランジ8は長方形に形成してある。このため、多数個(本例では6個)の隔壁継手を密集させて配置することが可能である。
本例においては、6個のフランジ8が相互に密接して2×3=6個のモジュールが構成されている。
また、その取付孔は、モジュールの各列右端から左端までの幅を持つ長方形の一つの孔としている。
本図は6個モジュールを例示したが、何個であっても同様の作用効果が得られる。
本実施形態のフランジ8は長方形であるが、フランジを六角形に形成しても高密度化を図り得る。一般に多角形に構成することができるが、とりわけ長方形にすることが望ましい。長方形の角を適宜に丸めることもできる。
Claims (2)
- 壁に穿たれた取付孔に挿通固着される隔壁継手において、
取付け状態のとき壁の片側の面に当接するフランジと、他方の面に係合する取付バネとを有し、
上記の取付バネはリーフスプリング状の部材であって、その一端を隔壁継手本体に固着されており、
かつ、該取付バネは前記の取付孔を通過し得るように弾性変形し、自由形状のとき拡開して取付孔の周辺に張り出すようになっていることを特徴とする、壁貫通形管継手。 - 前記のフランジが多角形、望ましくは長方形をなしており、
複数個の隔壁継手それぞれのフランジを相互に密接せしめたモジュールを形成し得るようになっていることを特徴とする、請求項1に記載した壁貫通形管継手。
Priority Applications (1)
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JP2006012074A JP2007192341A (ja) | 2006-01-20 | 2006-01-20 | 壁貫通形管継手 |
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2006
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