JPH10103575A - 配管取付装置 - Google Patents

配管取付装置

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JPH10103575A
JPH10103575A JP9198241A JP19824197A JPH10103575A JP H10103575 A JPH10103575 A JP H10103575A JP 9198241 A JP9198241 A JP 9198241A JP 19824197 A JP19824197 A JP 19824197A JP H10103575 A JPH10103575 A JP H10103575A
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Koichi Kitamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルやコネクターとの間にシール部材を必
要とせず、少ない部品点数の簡単な構造からなり、パネ
ルの両側の配管を簡単に接続できる安価な配管取付装置
を提供する。 【解決手段】 両端に配管を接続するコネクター1と、
コネクター1を嵌合保持する軸孔を備え、エラストマー
又は熱可塑性エラストマーからなるコネクターホルダー
2と、コネクターホルダー2をフロアパネルBの開口に
取り付けて固定する取付部材3とを備える。コネクター
ホルダー2は環状の平板周縁部23のような周縁フラン
ジ部を有し、周縁フランジ部が少なくとも環状に取付部
材3の環状の平板部31とフロアパネルBの開口の周縁
部B1との間で挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両や機械設備等
において、パネルを隔てて互いに対向する一方側の配管
と他方側の配管とを相互に同軸的に接続するための配管
取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の燃料タンクの配管系統
等においては、フロアパネルの下側に配管される複数の
チューブとフロアパネルの上側に配管される複数のチュ
ーブとを接続する場合、フロアパネルの上側の各チュー
ブをコネクターの一端に接続した状態で保持具を用いて
フロアパネルにまとめて固定すると共に、その保持具の
端部をフロアパネルから下方に突き出し、フロアパネル
の下側の各チューブをコネクターの他端に接続すること
によって、フロアパネルの両側の複数のチューブをそれ
ぞれ接続している。
【0003】このような配管の接続に用いる保持具に関
しては、特に自動車の配管系統等における複数のチュー
ブを能率良く接続するため、各種構造の配管取付具が提
案されている。例えば実開平4−114193号公報に
は、複数のチューブの管端に固定した各管継手(コネク
ター)と、各コネクターを配列状態に保持しえるように
配列方向に2分割されたスペーサーと、このスペーサー
を内側に収納して保持するホルダーと、ホルダーをフロ
アパネルの開口に固定するリテナーとを組み合わせた配
管取付具が記載されている。
【0004】また、実開平6−36932号公報には、
複数のチューブを一端に接続した各コネクターと、各コ
ネクターを配列して保持すると共に、パネルの開口に取
り付けてボルトで固定されるグロメットとからなる配管
取付具が記載されている。グロメットのベース部には、
開口の内縁に沿って嵌合する案内溝と、開口の周縁に係
合する弾性仮止め爪を備え、且つコネクターの挿着を容
易にするためグロメットの保護筒部は2分割されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の配管取付具は、コネクターを保持するホルダーやグ
ロメット等の部品が剛性材料の樹脂や金属等で構成され
ているため、これとコネクターとの間及びパネルとの間
に、それぞれOリングやスポンジゴム等のシール部材を
取り付けてシール性を確保する必要があった。従って、
シール部材を含めて部品点数が多くなり、場合によって
は2分割された部品が必要であったりするため、コスト
ダウンの要請に応じることが困難であった。
【0006】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
従来から用いられている個別のシール部材を無くし、少
ない部品点数からなる簡単な構造であって、パネルの両
側の配管を簡単に接続できる配管取付装置を提供するこ
と、特に自動車の燃料タンクの配管系統のように複数の
チューブをまとめて接続する場合に好適な配管取付装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供する配管取付装置は、パネルを隔てて
互いに対向する一方側の配管と他方側の配管とを相互に
同軸的に接続するための配管取付装置であって、一端に
一方側の配管を且つ他端に他方側の配管をそれぞれ接続
するコネクターと、該コネクターを嵌合保持する軸孔を
備え、エラストマー又は熱可塑性エラストマーからなる
コネクターホルダーと、該コネクターホルダーをパネル
の開口に取り付けて固定する取付部材とを備え、前記コ
ネクターホルダーの周縁フランジ部が取付部材の環状の
平板部とパネルの開口の周縁部との間で挟持されている
ことを特徴とする。
【0008】本発明の配管取付装置は、コネクターホル
ダーに複数の軸孔を設けることによって、各軸孔にそれ
ぞれコネクターを嵌合保持することができるから、複数
のチューブが集合的に配管されている自動車の燃料タン
クの配管系統等に使用する配管取付装置として特に好適
である。尚、コネクターは従来から使用されている公知
のものを用いることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の配管取付装置において
は、コネクターホルダーが天然ゴムや合成ゴム等のエラ
ストマー又はポリスチレン系(TPS)やポリオレフィ
ン系(TPO)等の熱可塑性エラストマーからなるの
で、このコネクターホルダーとその軸孔に嵌合保持され
たコネクターとの間、及びコネクターホルダーとこれを
取り付けるパネルとの間に、従来のようなOリングやス
ポンジゴム等のシール部材を別に設けなくても、コネク
ターホルダーが自らの弾性によって相手側に密着するた
め、十分なシール性を確保することが可能である。
【0010】即ち、本発明の配管取付装置によれば、例
えば、コネクターホルダーの周縁フランジ部として軸孔
に対して径方向に突出した環状の平板周縁部を形成し、
この環状の平板周縁部を取付部材の環状の平板部とパネ
ルの開口の周縁部とで挟持して、取付部材とパネルの間
をボルト部材と雌ネジ部材とで固定する。その結果、取
付部材の環状の平板部がコネクターホルダーの平板周縁
部をパネル表面に押し付けることになり、コネクターホ
ルダーの平板周縁部とパネル表面とが開口の周囲で環状
に密着して十分なシール性を確保することができる。
【0011】また、コネクターホルダーの周縁フランジ
部の別の形態として、上記の環状の平板周縁部と、その
外周側を内側に折り返して断面略コ字状に形成した環状
の折り返し周縁部とを形成し、この平板周縁部と折り返
し周縁部とで形成された環状溝内に取付部材を配置する
こともできる。この場合、折り返し周縁部が取付部材の
環状の平板部によりパネル表面に押し付けられ、コネク
ターホルダーの折り返し周縁部とパネル表面とが開口の
周囲で環状に密着することにより十分なシール性が確保
される。
【0012】一方、コネクターホルダーとコネクターの
間のシール性については、コネクターホルダーがエラス
トマー又は熱可塑性エラストマーから形成されているた
め、コネクターの外径とコネクターホルダーの軸孔の内
径を調整することにより、軸孔に挿入嵌合されるコネク
ターとコネクターホルダーの間のシール性を確保するこ
とができる。
【0013】更に、コネクターホルダーとパネルとの間
で一層優れたシール性を必要とする場合には、コネクタ
ーホルダーの周縁フランジ部のパネルと当接する部分に
環状凸部を設けることができる。また、コネクターホル
ダーとコネクターの間には、コネクターホルダーの軸孔
の内周面にリング状凸部を形成することができる。これ
らの環状凸部やリング状凸部は、局所的に強い力でパネ
ル表面又はコネクター表面に押し付けられるので、これ
らとの間で一層優れたシール性を達成できる。尚、これ
らの環状凸部又はリング状凸部は、それぞれ1カ所に設
けても、複数カ所に設けてもよい。
【0014】しかも、コネクターホルダーがエラストマ
ー又は熱可塑性エラストマーからなるため、コネクター
をコネクターホルダーの軸孔に差し込むだけで嵌着でき
ると共に、嵌着後においてもコネクターをコネクターホ
ルダーから取り外すことが可能である。従って、自動車
等に組み込まれて市場に出された後において、チューブ
又はコネクターを交換する必要がある場合にも、コネク
ターホルダーからチューブやコネクターを簡単に着脱す
ることができる。
【0015】かかるコネクターホルダーを構成するエラ
ストマーの具体例としては、エチレンプロピレンゴム
(EPDM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NB
R)等があり、熱可塑性エラストマーの具体例として
は、ポリプロピレンとエチレンプロピレンゴムのブレン
ドや、ポリスチレン−ポリブタジエンのブロック共重合
体(SBS)、ポリプロピレン樹脂とEPDMのポリマ
アロイなどをあげることができる。
【0016】本発明の配管取付装置を用いてパネルの両
側の配管を接続する場合には、コネクターホルダーにコ
ネクターを嵌合し、このコネクターの軸方向一端に一方
側の配管を接続する。次に、コネクターホルダーの軸方
向他端をパネルの開口に挿着し、コネクターホルダーを
パネルに仮止めした後、取付部材を用いてコネクターホ
ルダーをボルト部材と雌ネジ部材でパネルに固定する。
取付部材には複数の雌ネジ部材を予め固定しておき、こ
の雌ネジ部材にボルト部材を螺合することが好ましい
が、逆に取付部材にボルト部材を固定してパネル側から
ナットで固定することもできる。最後に、コネクターの
軸方向他端に他方側の配管を接続すれば、両側の配管を
同軸的に接続することができる。
【0017】尚、取付部材を予めコネクターホルダーに
一体的に接合しておくことも可能である。例えば、取付
部材を金型のキャビテイ内にセットした後、熱可塑性エ
ラストマーにてコネクターホルダーをインジェクション
成形することにより、取付部材とコネクターホルダーと
を一体的に接合できる。この場合、コネクターホルダー
の周縁フランジ部を、環状の平板周縁部と、その外周側
を内側に折り返して断面略コ字状に形成した環状の折り
返し周縁部とで構成し、この平板周縁部と折り返し周縁
部とで形成された環状溝内に取付部材を配置するよう
に、予め一体的に接合することができる。また、取付部
材の少なくとも環状の平板部を、コネクターホルダーの
周縁フランジ部内に埋設することも可能である。
【0018】コネクターホルダーをパネルに仮止めする
には、コネクターホルダーの固定に用いる取付部材に仮
止め用爪部を設けることが好ましい。例えば、取付部材
の環状の平板部から外側に突出部を設け、この突出部に
爪状の仮止め手段を形成するのが簡単であり、その場合
にはパネルの対応する位置に仮止め手段と係合する係合
穴を予め設けておく必要がある。この仮止め手段を、取
付部材からコネクターホルダーを貫通させて取り付け、
パネルの開口の周縁部に係合させることも可能である。
【0019】また、取付部材をコネクターホルダーの周
縁フランジ部に埋設するように配置する場合には、取付
部材の平板部からコネクターホルダーのホルダー本体部
の下側部分に沿って伸びた筒状案内部を形成し、この筒
状案内部の外周にパネルの開口の周縁に係合する仮止め
用爪部を複数ケ所設けることが好ましい。尚、エラスト
マー又は熱可塑性エラストマーからなるコネクターホル
ダーのホルダー本体部に、仮止め用爪部を一体的に設け
ることも可能である。
【0020】
【実施例】実施例1 本発明による配管取付装置の一具体例を、図面を参照し
て説明する。図1及び図3は自動車の燃料タンクの配管
系統に用いる配管取付装置であり、一端に樹脂製チュー
ブAを接続するコネクター1と、複数のコネクター1を
同時に保持するコネクターホルダー2と、コネクターホ
ルダー2をフロアパネルBに固定する取付部材3とから
なり、コネクターホルダー2は図5に示すようにフロア
パネルBに取り付けられた後、そのコネクター1の他端
に金属製チューブCを接続するようになっている。
【0021】コネクター1は樹脂製で従来から公知のも
のであり、一端にフロアパネルBの上側に配管された樹
脂製チューブAを接続する接続端部11と、その下側に
連続して一体的に形成されたハウジング部12とを備え
ている。ハウジング部12は、他端(下側)に向かって
外径が段階的に大きくなるように形成され、即ち接続端
部11に隣接して順に小径部121、中径部122、大径
部123が設けられ、中径部122と大径部123の境界
にはコネクターホルダー2に挿着する際のストッパーと
して機能する肩部12aが形成されている。
【0022】そして、ハウジング部12の下端部には公
知の保持エレメント13が嵌め込まれて保持されてお
り、フロアパネルBの下側に配管される金属製チューブ
Cの他端を押し込むことにより、金属製チューブCに設
けた外周凸部が保持エレメント13の係合爪13aと係
合してワンタッチで保持されるようになっている。尚、
ハウジング部12の中径部122内には通常のごとく複
数のOリング14が挿着され、ハウジング部12内に挿
入される金属製チューブCとのシール性を確保するよう
になっている。
【0023】コネクターホルダー2は、合成ゴム等のエ
ラストマー又は熱可塑性エラストマーからなり、図2に
示すようにコネクター1を嵌合保持する軸孔22を有す
るホルダー本体部21を備えている。また、このコネク
ターホルダー2は、周縁フランジ部として、ホルダー本
体部21から外側に向かって軸孔22に対し径方向に突
出した環状の平板周縁部23を有している。コネクター
1はホルダー本体部21の下側(軸孔22の大径側)か
ら軸孔22に挿入され、その接続端部11がホルダー本
体部21から上方に突き出し、同時にハウジング部12
の大部分がホルダー本体部21内に収納されて保持され
る。
【0024】また、コネクターホルダー2の環状の平板
周縁部23の下側面には、平板周縁部23から直角方向
下側に突出して、フロアパネルBの開口に嵌合する筒状
の案内壁部25が設けてあり、更にフロアパネルBにコ
ネクターホルダー2を仮止めするための第1の仮止め手
段として、案内壁部25の外周側に開口の周縁部B1
係合する弾性爪26が複数ケ所に形成してある。また、
図2及び図4に示すように、平板周縁部23の下側面に
は、1つの環状凸部24が形成してあり、図1のごとく
フロアパネルBにコネクターホルダー2を取り付けた際
に、この環状凸部24がフロアパネルBに当接してシー
ル性を確保し、水や埃等がパネルBとの隙間を通って侵
入できないようになっている。
【0025】コネクターホルダー2の軸孔22は、上側
部分が下側部分より小径になっていて、その段差に挿入
されたコネクター1の肩部12aが当接するようになっ
ている。また、軸孔22の上側部分の内周面には複数の
リング状凸部22aが形成してあり、その分だけ軸孔2
2の内径を大きくできるため軸孔22へのコネクター1
の嵌め込みが容易になると同時に、リング状凸部22a
によりコネクターホルダー2とコネクター1の間のシー
ル性を確保できるようになっている。更に、望ましく
は、軸孔22の下側部分の内周面には、コネクター1の
大径部123に設けた窓部12bに嵌合してその上下移
動を阻止するように、複数の突起部22bが形成してあ
る。
【0026】取付部材3は、金属又は合成樹脂からな
り、図1及び図3に示すごとく、コネクターホルダー2
の周縁フランジ部である平板周縁部23を押えるよう
に、平板周縁部23の形状に沿った環状の平板部31
と、この環状平板部31から直角方向にコネクターホル
ダー2のホルダー本体部21に沿って上方に伸び、ホル
ダー本体部21の外周を支持する筒状部32とから構成
されている。また、取付部材3の環状平板部31の相対
する位置には、図1及び図4に示すように外側に突き出
た突出部33が形成してあり、この突出部33に第2の
仮止め手段としてフロアパネルBに設けた係止穴にスナ
ップ係合する爪部34aを持つファスナー34を取り付
けるようになっている。
【0027】尚、フロアパネルBへのコネクターホルダ
ー2の第2の仮止め手段として、この具体例では取付部
材3の突出部33に市販のファスナー34を固着した
が、フロアパネルBへの係止が可能であればクリップ等
の他の仮止め手段であってもよい。また、この具体例で
は、コネクターホルダー2と取付部材3の両方にそれぞ
れ第1及び第2の仮止め手段を設けたが、いずれか片方
のみであってもよい。更に、コネクターホルダー2の周
縁フランジ部である平板周縁部23の長手方向における
両端部には、図4に示すように、パネルに固定するため
のボルト部材を挿通する貫通穴27を穿設する。
【0028】この配管取付装置を組み立てる場合には、
まず図2に示すコネクターホルダー2の上に取付部材3
を嵌め込み、コネクターホルダー2の軸孔22にコネク
ター1を挿着した後、図1のごとくコネクターホルダー
2から上方に突き出たコネクター1の接続管部11に樹
脂製チューブAを接続する。
【0029】このようにして、それぞれ樹脂製チューブ
Aを接続した複数のコネクター1を1つのコネクターホ
ルダー2にまとめて簡単に組み付けることができるの
で、その後は複数の樹脂製チューブAと複数のコネクタ
ー1とを一体的に取り扱うことが可能になる。しかも、
この状態で各コネクター1をそれぞれコネクターホルダ
ー2から簡単に取り外すことができるので、組み付けの
間違い等があった場合や市場でのメンテナンスで必要な
場合には、容易に取り外して交換することが可能であ
る。
【0030】次に、このコネクターホルダー2の案内壁
部25をフロアパネルBの開口に上方から挿入し、第1
の仮止め手段として案内壁25に設けた複数の弾性爪2
6をフロアパネルBの開口の周縁部B1に係合すると同
時に、第2の仮止め手段として取付部材3の突出部33
に取り付けた市販のファスナー34の爪部34aをフロ
アパネルBに設けた係止穴にスナップ係合させることに
より、コネクターホルダー2をフロアパネルBに仮止め
する。
【0031】図3に示すように、取付部材3の環状平板
部31には、コネクターホルダー2の平板周縁部23に
設けた貫通穴27と連通する位置に穿孔を設け、そこに
通常の雌ネジ部材35を予め溶接して固定しておく。そ
して、上記のごとくフロアパネルBに仮止めしたコネク
ターホルダー2に嵌合している取付部材3の雌ネジ部材
35に、フロアパネルBの下側からボルト部材36を螺
合することにより、コネクターホルダー2をフロアパネ
ルBに固定する。このとき、コネクターホルダー2の平
板周縁部23に設けた環状凸部24がフロアパネルBに
当接し、同時に上方から取付部材3の環状平板部31に
よって強く押えられるので、環状凸部24がフロアパネ
ルBに強く密着して一層優れたシール性を確保できる。
【0032】その後、コネクターホルダー2に保持され
た各コネクター1の他端に金属製チューブCを挿入すれ
ば、図5に示すように、金属製チューブCに設けた外周
凸部が保持エレメント13と係合してワンタッチで嵌合
するので、フロアパネルBの両側に配管された複数の樹
脂製チューブAと複数の金属製チューブCを簡単に接続
することができる。
【0033】尚、この実施例では、フロアパネルBにコ
ネクターホルダー2を仮止めする手段として、コネクタ
ーホルダー2に設けた弾性爪26からなる第1の仮止め
手段と、取付部材3に設けたファスナー34の爪部34
aからなる第2の仮止め手段とを併用しているが、その
いずれか片方のみを採用しても差し支えない。また、こ
の実施例では、樹脂製チューブAと金属製チューブCと
をフロアパネルBに対して略直角に保持して接続してい
るが、コネクターホルダー2の軸孔22と周縁フランジ
部23との交差角度を傾けることにより、樹脂製チュー
ブAと金属製チューブCとをフロアパネルBに対して傾
斜して接続することもできる。
【0034】実施例2 本発明による配管取付装置の別の具体例を、図面を参照
して説明する。図6及び図8は自動車の燃料タンクの配
管系統に用いる配管取付装置であり、一端に樹脂製チュ
ーブAを接続するコネクター1と、複数のコネクター1
を同時に保持するコネクターホルダー2と、コネクター
ホルダー2をフロアパネルBの開口に取付けて固定する
取付部材3とからなる。コネクターホルダー2は、図1
0に示すようにフロアパネルBに取り付けられた後、各
コネクター1の他端に金属製チューブCをそれぞれ接続
するようになっている。尚、この実施例におけるコネク
ター1は、保持エレメント13と共に、樹脂製で従来か
ら公知のものであり、実施例1と同一であるから、その
説明を省略する。
【0035】コネクターホルダー2は合成ゴム等のエラ
ストマー又は熱可塑性エラストマーからなり、図7に示
すように、コネクター1を嵌合保持する軸孔22を有す
るホルダー本体部21を備えている。図6に示すよう
に、コネクター1はホルダー本体部21の下側(軸孔2
2の大径側)から軸孔22に挿入され、その接続端部1
1がホルダー本体部21から上方に突き出し、ハウジン
グ部12の大部分がホルダー本体部21内に収納されて
保持される。尚、コネクターホルダー2の軸孔22に嵌
合保持されるコネクター1は実施例1と同一であるか
ら、軸孔22の構造や、リング状凸部22a及び突起部
22bについても実施例1と同様である。
【0036】また、このコネクターホルダー2の周縁フ
ランジ部は、ホルダー本体部21から外側に向かって軸
孔22に対しほぼ直角に突出した環状の平板周縁部23
と、その外周側を内側に折り返して断面略コ字状に形成
した環状の折り返し周縁部28とからなっている。そし
て、この周縁フランジ部である平板周縁部23と折り返
し周縁部28及びその間の連結部23aにより形成され
た環状溝29内には、剛性の取付部材3が埋設されるよ
うに配置されている。折り返し周縁部28の下側面に
は、図7に示すように1つの環状凸部24が形成してあ
り、図6のごとくフロアパネルBにコネクターホルダー
2を取り付けた際に、環状凸部24がフロアパネルBに
当接して優れたシール性を確保できるようになってい
る。
【0037】コネクターホルダー2の環状溝29に配置
される環状の取付部材3は、金属又は合成樹脂からな
り、環状溝29の外形に合わせた形状の単なる平板であ
ってもよい。この具体例の取付部材3は、ナイロン等の
合成樹脂からなり、図6及び図8に示すように、環状溝
25内に配置された平板部31と、この平板部31から
直角方向下方にコネクターホルダー2のホルダー本体部
21の下側部分に沿って伸びた筒状案内部38とを備え
ている。尚、コネクターホルダー2と取付部材3とは、
インジェクション成形により一体的に接合して形成する
ことができる。その場合、コネクターホルダー2を構成
する熱可塑性エラストマーとしては、ショア硬度75の
ポリプロピレン樹脂とEPDMのポリマアロイ(例え
ば、エーイーエス・ジャパン社製のサントプレーン10
1−75)が好ましい。
【0038】この筒状案内部38の外周には、図6及び
図9に示すように、フロアパネルBの開口の周縁部B1
に係合する仮止め用爪部として、複数の弾性爪部39が
設けてある。即ち、この筒状案内部38はフロアパネル
Bの開口内に容易に挿入することができ、そして筒状案
内部38に設けた弾性爪部39がスナップ作用によって
フロアパネルBの開口の周縁部B1に係合するので、コ
ネクターホルダー2を取付部材3と一緒にフロアパネル
Bの開口に仮止めできる。
【0039】この配管取付装置を組み立てる場合には、
実施例1の場合と同様に、まず図7に示すコネクターホ
ルダー2の環状溝29内に、取付部材3を予め一体的に
接合しておくか又は後から嵌め込んで配置する。このコ
ネクターホルダー2の軸孔22に複数のコネクター1を
挿着した後、図6に示すごとく、コネクターホルダー2
から上方に突き出た各コネクター1の接続管部11にそ
れぞれ樹脂製チューブAを接続する。
【0040】次に、コネクターホルダー2の環状溝29
内に配置した取付部材3の筒状案内部38を、コネクタ
ーホルダー2のホルダー本体部21の下側部分と一緒
に、フロアパネルBの開口に上方から挿入する。このと
き、ホルダー本体部21の下側部分を覆っている取付部
材3の筒状案内部38の外周に設けた仮止め用の各弾性
爪部39が、パネルBの開口の周縁B1に係合されて、
コネクターホルダー2がフロアパネルBに仮止めされ
る。
【0041】取付部材3の平板部31の長手方向両端部
には、図8に示すように、金属製の剛性雌ネジ部材37
を取付部材3の形成時に一体的に固着しておく。そし
て、上記のごとくフロアパネルBにコネクターホルダー
2を仮止めした後、剛性雌ネジ部材37にフロアパネル
Bの下側からボルト部材36を螺合することにより、コ
ネクターホルダー2をフロアパネルBに固定する。
【0042】このとき、コネクターホルダー2の折り返
し周縁部28に設けた環状凸部24がフロアパネルBに
当接し、同時に環状凸部24には上方から取付部材3の
平板部31が強く押し付けられるので、コネクターホル
ダー2とフロアパネルBとが密着して優れたシール性を
確保することができる。尚、剛性雌ネジ部材37は、そ
の端部を押し潰して平板部31にかしめ固着することも
でき、或は取付部材3の平板部31に直接雌ネジを形成
することも可能である。
【0043】その後、実施例1の場合と同様に、コネク
ターホルダー2に保持された各コネクター1の他端にそ
れぞれ金属製のチューブCを挿入すれば、図10に示す
ように、金属製チューブCに設けた外周凸部が保持エレ
メント13と係合してワンタッチで嵌合するので、フロ
アパネルBの両側に配管されたチューブAとチューブC
を相互に接続することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、コネクターホルダーが
エラストマー又は熱可塑性エラストマーからなるため、
コネクターホルダーとコネクターの間及びコネクターホ
ルダーとパネルとの間に別部品のシール部材を介在させ
なくても、これらの間のシール性を確保して水や埃等の
侵入を防ぐことができ、少ない部品点数からなる安価で
簡単な構造の配管取付装置を提供することができる。
【0045】また、配管取付装置のコネクターホルダー
に複数のコネクターをまとめて保持できるので、自動車
の燃料タンクの配管系統のように、複数のチューブを一
体的にまとめて接続する場合に特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管取付装置の一具体例を示す側面か
らみた断面図である。
【図2】本発明の配管取付装置に用いるコネクターホル
ダーの具体例を示す側面からみた断面図である。
【図3】本発明の配管取付装置の一具体例を示す正面か
らみた一部切欠正面図である。
【図4】本発明の配管取付装置におけるコネクターを保
持したコネクターホルダーの具体例を示す底面図であ
る。
【図5】本発明の配管取付装置を用いて配管をパネルに
取り付けた状態の具体例を示す正面図である。
【図6】本発明の配管取付装置の別の具体例を示す側面
からみた断面図である。
【図7】本発明の配管取付装置に用いるコネクターホル
ダーの別の具体例を示す側面からみた断面図である。
【図8】本発明の配管取付装置の別の具体例を示す正面
からみた一部切欠正面図である。
【図9】本発明の配管取付装置におけるコネクターを保
持したコネクターホルダーの別の具体例を示す底面図で
ある。
【図10】本発明の配管取付装置を用いて配管をパネル
に取り付けた状態の別の具体例を示す正面図である。
【符号の説明】
A 樹脂製チューブ B フロアパネル C 金属製チューブ 1 コネクター 11 接続端部 12 ハウジング部 12a 肩部 12b 窓部 13 保持エレメント 13a 係合爪 14 Oリング 2 コネクターホルダー 21 ホルダー本体部 22 軸孔 22a リング状凸部 22b 突起部 23 平板周縁部 23a 連結部 24 環状凸部 25 案内壁部 26 弾性爪 27 貫通穴 28 折り返し周縁部 29 環状溝 3 取付部材 31 平板部 32 筒状部 33 突出部 34 ファスナー 35 雌ネジ部材 36 ボルト部材 37 剛性雌ネジ部材 38 筒状案内部 39 弾性爪部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16L 37/12 39/02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを隔てて互いに対向する一方側の
    配管と他方側の配管とを相互に同軸的に接続するための
    配管取付装置であって、一端に一方側の配管を且つ他端
    に他方側の配管をそれぞれ接続するコネクターと、該コ
    ネクターを嵌合保持する軸孔を備え、エラストマー又は
    熱可塑性エラストマーからなるコネクターホルダーと、
    該コネクターホルダーをパネルの開口に取り付けて固定
    する取付部材とを備え、前記コネクターホルダーの周縁
    フランジ部が取付部材の環状の平板部とパネルの開口の
    周縁部との間で挟持されていることを特徴とする前記配
    管取付装置。
  2. 【請求項2】 前記コネクターホルダーの周縁フランジ
    部が、軸孔に対して径方向に突出した環状の平板周縁部
    のみからなり、該環状の平板周縁部が取付部材の環状の
    平板部とパネルの開口の周縁部との間で挟持されている
    ことを特徴とする、請求項1に記載の配管取付装置。
  3. 【請求項3】 パネルに設けた係止穴に係合する仮止め
    手段が、取付部材の環状の平板部から突出して設けてあ
    ることを特徴とする、請求項1又は2に記載の配管取付
    装置。
  4. 【請求項4】 前記コネクターホルダーの周縁フランジ
    部が、軸孔に対して径方向に突出した環状の平板周縁部
    と、その外周側を内側に折り返して断面略コ字状に形成
    した環状の折り返し周縁部とを有し、平板周縁部と折り
    返し周縁部とで形成された環状溝内に前記取付部材が配
    置されると共に、折り返し周縁部が取付部材の環状の平
    板部とパネルの開口の周縁部との間で挟持されているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の配管取付装置。
  5. 【請求項5】 前記取付部材は、環状溝内に収納された
    環状の平板部と、該環状の平板部から直角方向下方にコ
    ネクターホルダーのホルダー本体部の下側部分に沿って
    伸びた筒状案内部とを備え、該筒状案内部はパネルの開
    口の周縁部に係合する仮止め用爪部を備えることを特徴
    とする、請求項4に記載の配管取付装置。
  6. 【請求項6】 前記取付部材が前記コネクターホルダー
    に一体的に接合されていることを特徴とする、請求項1
    〜5のいずれかに記載の配管取付装置。
  7. 【請求項7】 前記取付部材の環状の平板部に雌ネジ部
    材又はボルト部材が複数固定され、この雌ネジ部材又は
    ボルト部材に螺合するボルト部材又は雌ネジ部材によ
    り、コネクターホルダーがパネルに固定されることを特
    徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の配管取付装
    置。
  8. 【請求項8】 前記コネクターホルダーの周縁フランジ
    部は、パネルと当接する部分に環状凸部を有することを
    特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の配管取付
    装置。
  9. 【請求項9】 前記コネクターホルダーの軸孔は、その
    内周面にリング状凸部を有することを特徴とする、請求
    項1〜8のいずれかに記載の配管取付装置。
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