JP2007188975A - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体ウェハ基板のエッジ部の欠陥を確実に検出することができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供すること。
【解決手段】XY移動機構5は、ウェハ1を支持する支持部12と、この支持部12をX軸方向に移動させるX軸移動機構14と、支持部12及びX軸移動機構14を、X軸と直交するY軸方向に移動させるY軸移動機構15とを有している。支持部12は、ウェハ1の裏面1bの全面を支持する円板状の支持台13を有し、例えば真空チャックによってウェハ1を保持する。支持部13により、少なくともウェハ1の裏面1bのエッジ部1cが支持されるので、エッジ部1cのぶれを抑えることができ、エッジ部1cの欠陥を確実に検出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体等の基板の欠陥を検査する技術に関し、特に、基板のエッジ部の欠陥を検査する欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関する。
従来から、半導体ウェハ等の基板のエッジ部に発生した欠陥を検査する装置として、ウェハの中央部を吸着保持する回転テーブルと、回転テーブルに保持されたウェハのエッジ部の画像を撮像する撮像装置とを備える装置がある。(例えば、特許文献1参照。)。このように基板の中央部を支持するのは、基板のエッジ部の表裏両面の欠陥を検査するためである。
特表WO03/028089号公報(図6)
しかしながら、エッジ部に存在する欠陥を高解像度画像で詳細に検査しようとした場合、撮像装置を基板のエッジのごく近く、例えば100〜300μm程度の距離まで接近させなければならない。この場合に、特許文献1にあるように基板の中央部を保持する構造では、基板の形状や姿勢を維持できず、基板を回転させるときにエッジ部に少なくとも上下方向にぶれが生じ、対物レンズが基板のエッジに接触してしまうおそれがある。また、エッジ部のぶれが生じると、撮像装置のフォーカスもぶれてしまい、例えば作業者が直接欠陥画像を確認することができないという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、基板のエッジ部の欠陥を確実に検出することができる欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る欠陥検査装置は、基板の裏面側から該基板のエッジ部を支持する支持機構と、前記支持機構に支持された前記基板の表面側の前記エッジ部に発生した欠陥を検出する検出機器と、前記支持機構に支持された前記基板と前記検出機器とを相対的に移動させる移動機構とを具備する。
本発明では、移動機構により基板と検出機器を相対的に移動させることで、欠陥が検出される。この場合、支持機構により基板の裏面のエッジ部が支持されるので、エッジ部のぶれを抑えることができ、エッジ部の欠陥を確実に検出することができる。
本発明において、前記検出機器は、撮像機器である。撮像機器が用いられることにより、人間が視覚的に認識可能な詳細な欠陥の情報が得られる。
本発明において、前記移動機構は、前記支持機構に支持された前記基板を、該基板の前記表面に平行な面内で第1の方向及び該第1の方向に直交する第2の方向に移動させるXY移動機構を有する。本発明の場合、上記支持機構がXY移動機構が有するステージとなる。すなわち、本発明では、従来からあるXYステージにより基板を移動させることにより、基板のエッジ部を支持する新たな機構を設ける必要がなくなる。
本発明において、前記XY移動機構は、前記面内の座標の複数点間を補間するように前記基板を移動させる補間手段を有する。2点間の補間は、例えば直線状、あるいは曲線状に補間されることが望ましい。これにより、例えば基板のエッジ部が曲線状でなる場合に、基板をその曲線状に沿って滑らかに移動させることができ、欠陥の検出率が向上し、また、検出動作が高速化が図れる。
本発明において、欠陥検査装置は、前記基板上の第1の座標情報が記載された欠陥リストを格納する格納手段と、前記格納された欠陥リストに、前記第1の座標情報とは異なる座標情報であって前記エッジ部に相当する第2の座標情報を追記する座標情報追記手段と、前記追記された第2の座標情報に対応する前記エッジ部に発生した欠陥を、前記検出機器を用いて検出するように制御する制御手段とをさらに具備する。第1の座標情報とは、主に、基板表面上の、回路素子が形成された製品化される領域における座標情報である。これと同様に第2の座標情報としてエッジ部の座標情報が欠陥リストに追加されることで、従来までより詳細な欠陥リストを作成することがきる。本発明では、第2の座標情報のうち、特に欠陥の発生しやすい座標が追記されてもよいし、エッジ部全周にわたる座標情報が追記されてもよい。
本発明において、欠陥検査装置は、前記検出手段により検出された欠陥に関する欠陥情報を前記欠陥リストに追記する欠陥情報追記手段をさらに具備する。「欠陥情報」は、例えば欠陥の種類、サイズ等である。しかし、これに限らず、例えば検出機器として撮像機器が用いられる場合には欠陥の画像情報も含まれる。
本発明において、前記基板は、直径が12インチの半導体基板である。直径が12インチ、つまり直径約300mmの半導体基板には特に本発明は有利である。すなわち、12インチのように基板が大型化されるほど、従来の装置ではエッジ部のぶれ量や撓み量が大きくなり、撮像機器をエッジ部に近接させることが困難になるからである。
本発明に係る欠陥検査方法は、基板の裏面側から該基板のエッジ部を支持するステップと、前記支持された前記基板の前記エッジ部と、欠陥を検出する検出機器とを相対的に接近させるステップと、前記エッジ部と前記検出機器とを相対的に移動させながら、前記基板の表面側の前記エッジ部に発生した欠陥を検出するステップとを具備する。
本発明では、基板の裏面のエッジ部が支持されるので、欠陥が検出されるときにエッジ部のぶれを抑えることができる。
以上のように、本発明によれば、基板のエッジ部の欠陥を確実に検出することができる。また、効率良く欠陥を検出し、それを分類することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る欠陥検査装置を示す模式的な平面図である。
欠陥検査装置10は、半導体ウェハ基板1(以下、単にウェハという。)を収納するカセット2と、プリアライナ3と、XY移動機構5と、搬送ロボット4と、撮像機器11(図2参照)とを備えている。搬送ロボット4は、カセット2、プリアライナ3及びXY移動機構5の間で、ウェハ1を搬送する。プリアライナ3は、搬送ロボット4から搬送されたウェハ1に対し、ウェハ1の平面内の回転角度の粗調整(プリアライメント)を実行する。
欠陥検査装置10は、例えば8インチ、12インチのウェハ1を処理するが、これら以外の大きさのウェハ1を処理することも可能である。カセット2は開放型でも密閉型であってもよい。また、カセット2は、図1に示す例では2つ設けられているが、1つでも、3つ以上あってもよい。搬送ロボット4やプリアライナ3の数も複数設けられていてもよい。
図2は、XY移動機構5と、欠陥を検出する機器としての撮像機器11とを示す模式的な斜視図である。XY移動機構5は、ウェハ1を支持する支持部(支持機構)12と、この支持部12をX軸方向に移動させるX軸移動機構14と、支持部12及びX軸移動機構14を、X軸と直交するY軸方向に移動させるY軸移動機構15とを有している。
支持部12は、ウェハ1の裏面1bの全面を支持する円板状の支持台13を有し、例えば真空チャックによってウェハ1を保持する。真空チャックの機構が用いられることにより、ウェハ1の表面1a(または裏面1b)に垂直方向で高い位置精度が確保される。支持台13のウェハ1を支持する支持面の平面度は極力高いことが望ましく、例えば1μm程度である。しかし、1μmに限られるわけではない。なお、チャック方法は、真空チャックに限らずメカニカルなチャックであってもよいが、その場合、ウェハ1のエッジ部1cを少なくとも支持する構造であることが望ましい。また、支持部12は、支持台13を回転させる機構を有する場合もある。
X軸移動機構14は、例えば図2中X軸方向に延びるガイドレール21に沿って移動する移動体16を有し、移動体16は、支持部12に相対的に固定である。Y軸移動機構15は、Y軸方向に延びるガイドレール22に沿って移動する移動体17を有し、移動体17は、ガイドレール21に相対的に固定である。X軸移動機構14及びY軸移動機構15は、図示しないベルト駆動機構、ボールネジ駆動機構、電磁リニアモータ駆動機構、あるいはこれら以外の駆動機構によって実現される。
撮像機器11は、支持部12に支持されたウェハ1のエッジ部1cに発生した欠陥を観察する機器であり、支持台13の上部に配置されている。撮像機器11は、例えば拡大像を得るための光学部(例えば対物レンズを含むレンズ系)8、及び光学部8により拡大された像を撮影する撮像デバイス9等を有している。撮像デバイス9は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等のデバイスが用いられるが、これ以外の方式であってもよい。光学部8は図示しない昇降機構によって昇降可能になっており、例えばウェハ1の表面1a側のエッジ部1cに接近したり、エッジ部1cから離れたりするように構成されている。昇降機構だけでなく、水平面内(X−Y平面内)で光学部8を移動させる機構がさらに設けられていてもよい。また、昇降機構は、支持部12に設けてウェハを上下に昇降する場合もある。撮像機器11で得られる画像は、図示しないモニタに送られ、作業者がこれを観察できるようになっている。
以上のように構成された欠陥検査装置10の動作を説明する。図3はその動作を示すフローチャートである。
欠陥検査装置10の動作の制御を司るシステムコントローラは、例えば最初に、図示しない他の検査装置(あるいはこれに接続されたコンピュータ)、または上位のサーバコンピュータ等から送られる欠陥リストを入力する(ステップ301)。欠陥リストは、電子化されたファイルであり、この欠陥リストには他の検査装置で記載された欠陥に関する情報やその他の情報が記載されている。このように、本実施の形態に係る欠陥検査装置10は、他の装置と通信可能に接続されるケースが多い。しかしながら、欠陥検査装置10はもちろんスタンドアロンでもよい。
ステップ301の後、搬送ロボット4がカセット2からウェハ1を取り出し、そのウェハをプリアライナ3に搬送する(ステップ302)。プリアライナ3は、ウェハ1のプリアライメントを行う(ステップ303)。搬送ロボット4は、プリアライメントされたウェハ1をXY移動機構5に搬送し(ステップ304)、ウェハ1は支持部12により真空チャックにより保持される。そしてウェハ上の定点が自動または手動にて挟持されることにより精密にアライメントする(ステップ305)。
本実施の形態に係る欠陥検査装置10では、作業者が手動で欠陥を検査するモードと、欠陥検査装置10が自動で欠陥を検出するモードとが選択可能に構成されている。作業者による手動操作の場合、欠陥検査装置10に設けられた図示しない操作ボタンやディスプレイパネルを用いて作業者が操作を行う。
作業者の手動による操作の場合、まず、作業者の操作入力によって撮像機器11の光学部8がウェハ1のエッジ部1cの起点に移動させられる(ステップ306−1)。具体的には、作業者の操作入力に応じて、欠陥検査装置10の図示しないシステムコントローラがXY移動機構5や撮像機器11の昇降機構等に、光学部8がエッジ部1cの起点に相対的に移動するような制御信号を送る。この場合、光学部8はウェハ1の表面1aにおけるエッジ部1cからごく近距離まで接近する。その距離は、例えば100〜300μmであるが、この範囲に限られるわけではなく、光学部8の焦点距離による。
「起点」とは、例えばウェハ1のエッジ部1cのうち予め定められた、X−Y平面内での座標で表され、XY移動機構5はその座標情報に応じて支持部12を移動させる。起点は、例えば図4に示すウェハ1のノッチ1dに設定されてもよいが、これに限られない。図4は、ウェハの平面図である。ウェハ1の表面1aは、回路素子が形成されチップ化される製品領域と、それ以外の領域であるエッジ部1cとを有している。欠陥検査装置10は、このエッジ部1cに発生した欠陥を検出する機能を有する装置である。欠陥としては、例えばエッジ部1cの欠け、レジストの剥がれ、またはパーティクルの付着等がある。エッジ部1cの欠けがあると、ウェハ1全体にストレスがかかり、ウェハ1の破裂等を招くおそれがある。レジスト剥がれがある場合、その剥がれがパーティクルの原因となる。なお、ウェハ1の検査工程によっては、エッジ部1cのレジストが除去されてから、欠陥検査装置10でエッジ部1cが検査される場合もある。
光学部8がエッジ部1cの起点に移動させられると、作業者の操作入力によってXY移動機構5により支持台13が回転動作またはエッジ部1cに沿った移動動作を開始する(ステップ307−1)。この支持台13の回転動作は、支持台13が回転しても光学部8とエッジ部1cの相対位置がずれないように回転中心が、XY移動機構5によりX軸方向及びY軸方向に補正されることで実現される。またエッジ部に沿った移動は、支持台13がウェハ1の中心を基準に円周移動させられることで実現される。あるいは、ウェハのX−Y平面内でウェハの周囲を隙間なく順次撮像できるような欠陥座標位置が欠陥リストに追加され、XY移動機構5が、その複数の点を移動(補間)するような動作でもよい。
以上のようにして、欠陥検査装置10は、撮像機器11によりエッジ部1cを観察し、ウェハのエッジ部1cの拡大画像を得る(ステップ308−1)。作業者は、例えば撮像機器11により得られた画像をモニタで観察しながら欠陥を検査し、必要に応じて撮像機器11により欠陥が存在する部分の画像、または図5に示すような全周の画像を取得する。1つの四角Aで囲まれた範囲が、撮像機器11の撮影範囲であり、システムコントローラは、個々の画像を静止画として、図示しない記憶手段に記憶する。もちろん、システムコントローラは、撮像機器11により得られる画像を動画として図示しない記憶媒体に記憶しておくことも可能である。
図6は、撮像機器11により得られる画像6の一例を示す図である。この例では、比較的大きなパーティクル18がエッジ部1cに付着していたり、エッジ部1cが欠け19が発生したりしている。線23は、例えばレジスト除去の境界線を示し、つまり、線23より図中左側の部分がレジストが残っている状態を表している。線24がウェハ1の最外周である。上記製品領域1eは、撮像機器11の撮像範囲Aには入らない場合が多い。
一方、欠陥検査装置10が自動で欠陥を検出する場合、上記ステップ305の後、欠陥検査装置10のシステムコントローラが、XY移動機構5や撮像機器11の昇降機構等に、光学部8が上記エッジ部1cの起点に相対的に移動するように制御信号を送る。これにより、光学部8がエッジ部1cの起点に移動する(ステップ306−2)。光学部8がエッジ部1cの起点に移動した後は手動操作の場合と同様に、システムコントローラは、XY移動機構5に、支持台13の回転動作またはエッジ部1cに沿った移動動作を開始するよう制御信号を送り、エッジ部1cの画像を順次撮像する。そうすると、システムコントローラは、撮像された画像から欠陥を検出し、欠陥情報を取得する(ステップ308−2)。この場合、欠陥は自動で検出されるが、その手法は公知の手法でよい。例えば画像の濃淡の閾値を設定して欠陥を検出する方法等が考えられる。あるいは他の方法でもよい。欠陥を検出した場合、システムコントローラは、必要に応じて検出された欠陥画像の情報と、予め保存しておいた欠陥の情報(典型的な欠陥の画像等の情報)とを比較し、自動的に欠陥の種類を判断し、分類することも可能である(ステップ309)。いわゆるパターンマッチングである。
上記ステップ308−1、またはステップ309の後、システムコントローラは、上記した別の検査装置、または上位のサーバコンピュータ等から送られ入力された、電子ファイル化された欠陥リストに、欠陥に関する情報、例えば欠陥の画像、種類、サイズ等を書き込む。そしてそれを外部の欠陥を解析する欠陥解析システムに出力する(ステップ310)。このように、本実施の形態に係る欠陥検査装置10は、他の検査装置や上位のサーバコンピュータのほか、欠陥解析システム等に通信可能に接続されているケースも多い。
その後、ウェハ1は搬送ロボット4によりXY移動機構5から取り出され、カセット2に収容される(ステップ311)。なお、このステップ311のウェハ1の搬出工程は、必ずしもステップ310の後である必要はなく、ステップ310と動作の時間帯が重なってもよい。
以上のように本実施の形態に係る欠陥検査装置10では、支持部13により、少なくともウェハ1の裏面1bのエッジ部1cが支持されるので、エッジ部1cのぶれを抑えることができ、エッジ部1cの欠陥を確実に検出することができる。特に、従来からあるXY移動機構5が用いられることにより、ウェハ1のエッジ部1cを支持する新たな機構を設ける必要がなくなる。
本実施の形態では、欠陥検出用の機器として撮像機器11が用いられることにより、人間が視覚的に認識可能な詳細な欠陥の情報が得られる。
本実施の形態では、直径が12インチのウェハ1が処理される場合に、特に有利となる。12インチウェハのようにウェハ1が大型化されるほど、従来の装置ではエッジ部1cのぶれ量や撓み量が大きくなり、撮像機器11をエッジ部1cに近接させることが困難になるからである。
図12は、従来技術における欠陥検査ユニットを示す斜視図であり、例えばレーザ光を用いて欠陥を検査するユニットを示す。この欠陥検査ユニット100は、ウェハを保持し回転する回転テーブル101と、光学センサユニット102とを有する。図13は、その光学センサユニット102を示す斜視図である。光学センサユニット102は、例えばウェハ1のエッジ部1cの上下に2つ配置される。これら光学センサユニット102は、ウェハ1の径方向に光を走査可能な発光部103と、ウェハ1のエッジ部1cで反射した光を受ける受光部104とをそれぞれ有している。かかる欠陥検査ユニット100は、回転テーブル101によりウェハ1を回転させながら、発光部103からレーザ光を発光させ、受光部104で受ける光の強度等の変化情報に基づいて欠陥の分類等を行う。
しかしながら、このような欠陥検査ユニット100では、本発明の上記実施の形態に係る欠陥検査装置10のように、ウェハ1の裏面1bの全面を支持するような構造ではないため、エッジ部1cの位置精度が悪く、高倍率の高解像度画像を取得することは困難であった。
図7は、本発明の他の実施の形態に係る欠陥検査装置の構成を示すブロック図である。この例に係る欠陥検査装置が備える機械的な要素は、図1に示した欠陥検査装置10が備える機械的な要素と同様であるので、その説明を省略または簡略する。
欠陥検査装置20は、欠陥リスト格納部26、プログラム記憶部28、システムコントローラ25、通信部27等を備えている。欠陥リスト格納部26は、上記した欠陥リストを格納する。プログラム記憶部28は、例えば欠陥リストに座標情報を追記する座標情報追記プログラム31、及びその座標情報に対応するウェハ1の座標位置に発生した欠陥に関する情報を追記する欠陥情報追記プログラム32等を記憶している。具体的には、座標情報追記プログラム31により、上位のサーバコンピュータや他の検査装置から送られてくる欠陥リストには記載されていない座標情報、例えばウェハ1のエッジ部1cの座標情報が追記される。欠陥リスト格納部26やプログラム記憶部28は、上述した各種の記憶媒体を用いることが可能である。通信部27は、上記サーバコンピュータや他の検査装置と通信する。システムコントローラ25は、欠陥検査装置20を統括制御する。
図8は、欠陥検査装置20の動作を示すフローチャートである。図3に示す場合と同様に、システムコントローラ25が欠陥リストを入力すると(ステップ801)、搬送ロボット4がウェハ1をカセット2から取り出し、プリアライナ3に搬送する(ステップ802)。そしてシステムコントローラ25は、必要に応じて所望の欠陥座標を欠陥リストに追記する(ステップ803)。ここでいう「欠陥座標」とは、その座標において欠陥が検出されたか否かは問わず、ウェハ1の表面1aのエッジ部1cのうち全周にわたる座標、または、エッジ部1cのうちの一部における座標である。エッジ部1cの一部の座標が追記される場合、予め定められた座標であってもよいし、ランダムな座標であってもよい。
図9は、サーバコンピュータや他の検査装置から送られてくる欠陥リストの例を示す図である。システムコントローラ25は、上記座標情報追記プログラム31を用いて、欠陥リスト中、特に、「欠陥情報」における「欠陥座標」欄にウェハ表面1a側のエッジ部1cの座標情報を追記する。図10は、「欠陥ID」に例えば「200〜221」が追加され、「欠陥座標」の欄に、例えば3001(X座標)、1325(Y座標)、・・・が追加された状態の欠陥リストを示す。
ステップ803の後、図3の場合と同様にステップ804〜ステップ806までの動作が実行される。ステップ806の後、ステップ803で追記された欠陥リストの欠陥座標に従い、システムコントローラ25は、光学部8をその座標に対応するウェハ1の表面上の位置まで移動させる(ステップ807)。このステップ807では、上記実施の形態と同様に、作業者の操作入力によって(手動により)光学部8が移動する形態であってもよいし、または、自動で光学部8が移動するような形態でもよい。その後、XY移動機構5による動作が開始され(ステップ808)、システムコントローラ25は、撮像機器11によりその座標に対応するウェハ1のエッジ部1cの欠陥を検査する。システムコントローラ25は、欠陥画像を取得したり、その分類をしたりして、上記欠陥情報追記プログラム32を用いて欠陥に関する情報を欠陥リストに追記する(ステップ809)。図11に、「ダイ番号」、「欠陥サイズ」、「欠陥分類番号」、「画像名」等が追加された欠陥リストを示す。この例において、「欠陥サイズ」がゼロの場合は欠陥がないことを示す。ウェハ1のエッジ部1cまでダイが形成される場合があるので、そのダイ番号である。なお、その場合、エッジ部1cに形成されたダイは、通常のチップとは異なる形状となるので製品化はできない。
ステップ809の後は、図3に示す場合と同様に、ステップ810及び811が実行される。
以上のように、本実施の形態に係る欠陥検査装置20は、元の欠陥リストにない、任意の座標を追記して、その座標に対応するエッジ部1cの欠陥を検査するので、従来までより詳細な欠陥リストを作成することがきる。
本発明は以上説明した実施の形態には限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
支持台13は、ウェハ裏面1b側の中央部は支持せず、エッジ部のみを支持するような形態であってもよい。その場合、支持台13は、ウェハ1の外形に沿ってリング状に形成されていてもよい。また、ウェハ1のエッジ部1cの複数の箇所、例えば3箇所以上が支持される構造も考えられる。
上記実施の形態に係る基板は、半導体ウェハに限らず、液晶ディスプレイ等に用いられるガラス基板であってもよい。
本発明の一実施の形態に係る欠陥検査装置を示す模式的な平面図である。 XY移動機構と撮像機器とを示す模式的な斜視図である。 図1に示す欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。 ウェハの平面図である。 撮像機器により取得される複数の画像範囲を示す図である。 撮像機器により得られる画像の一例を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る欠陥検査装置の構成を示すブロック図である。 図7の欠陥検査装置の動作を示すフローチャートである。 サーバコンピュータ等から送られてくる欠陥リストの例を示す図である。 図9に示す欠陥リストにない座標が追記された欠陥リストの例を示す図である。 欠陥情報が追記された欠陥リストの例を示す図である。 従来技術における欠陥検査ユニットを示す斜視図であり、例えばレーザ光を用いて欠陥を検査するユニットを示す図である。 図12で示すセンサユニットの斜視図である。
符号の説明
1…半導体ウェハ基板
1b…ウェハの裏面
1a…ウェハの表面
1c…エッジ部
5…XY移動機構
10、20…欠陥検査装置
11…撮像機器
12…支持部
25…システムコントローラ
26…欠陥リスト格納部
31…座標情報追記プログラム
32…欠陥情報追記プログラム

Claims (7)

  1. 基板の裏面側から該基板のエッジ部を支持する支持機構と、
    前記支持機構に支持された前記基板の表面側の前記エッジ部に発生した欠陥を検出する検出機器と、
    前記支持機構に支持された前記基板と前記検出機器とを相対的に移動させる移動機構と
    を具備することを特徴とする欠陥検査装置。
  2. 請求項1に記載の欠陥検査装置であって、
    前記検出機器は、撮像機器であることを特徴とする欠陥検査装置。
  3. 請求項1に記載の欠陥検査装置であって、
    前記移動機構は、前記支持機構に支持された前記基板を、該基板の前記表面に平行な面内で第1の方向及び該第1の方向に直交する第2の方向に移動させるXY移動機構を有することを特徴とする欠陥検査装置。
  4. 請求項3に記載の欠陥検査装置であって、
    前記XY移動機構は、前記面内の座標の複数点間を補間するように前記基板を移動させる補間手段を有することを特徴とする欠陥検査装置。
  5. 請求項1に記載の欠陥検査装置であって、
    前記基板上の第1の座標情報が記載された欠陥リストを格納する格納手段と、
    前記格納された欠陥リストに、前記第1の座標情報とは異なる座標情報であって前記エッジ部に相当する第2の座標情報を追記する座標情報追記手段と、
    前記追記された第2の座標情報に対応する前記エッジ部に発生した欠陥を、前記検出機器を用いて検出するように制御する制御手段と
    をさらに具備することを特徴とする欠陥検査装置。
  6. 請求項5に記載の欠陥検査装置であって、
    前記検出手段により検出された欠陥に関する欠陥情報を前記欠陥リストに追記する欠陥情報追記手段をさらに具備することを特徴とする欠陥検査装置。
  7. 基板の裏面側から該基板のエッジ部を支持するステップと、
    前記支持された前記基板の前記エッジ部と、欠陥を検出する検出機器とを相対的に接近させるステップと、
    前記エッジ部と前記検出機器とを相対的に移動させながら、前記基板の表面側の前記エッジ部に発生した欠陥を検出するステップと
    を具備することを特徴とする欠陥検査方法。
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