JP2007188483A - 筒型icタグ及びその製造方法 - Google Patents

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Norio Oki
典雄 大木
Hironobu Ishizaka
裕宣 石坂
Shigeki Ichimura
茂樹 市村
Yoshitaka Kise
喜隆 木瀬
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Abstract

【課題】低コストで通信特性の良好な筒状ICタグおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】筒型ICタグは、筒型に形成可能なベース部、前記ベース部上に実装された半導体チップ、及び前記ベース部上に形成された導体回路を含んで成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、優れた特性を有する筒型ICタグ及びその製造方法に関する。
ICチップと当前記ICチップの入出力端子に接続されたアンテナコイルからなるICモジュールを絶縁表皮材でラミネートしたカードは、キャッシュカード(バンクカード)、クレジットカード、プリペイドカード、鉄道・バス、ETC等の交通機関、デジタル放送、第三世代携帯電話の加入者カード、図書館の窓口サービス、学生証、社員証、住民基本台帳カードなど、幅広い業界に導入され、生活者の身近な生活からビジネスまで様々な分野で利用されている。
また、ICカードを小型化しタグ形状にしたものは「ICタグ」と呼ばれ、チップの小型化と低コスト化により、様々な分野における製造・流通・販売等の一括管理によるサプライチェーン・マネジメント(SCM)支援や、販売データを活用したカスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)支援にも活用されている。
近年、新たな用途として医療用の薬剤容器の在庫等の管理が注目されるようになっている。一例としては、医薬品のラベルにアンテナを内蔵したICタグ(特許文献1)が提案されている。
特開2003−63654号
しかし、小型容器、特に容量が10ml前後のアンプル瓶にICタグを適用する場合には、コスト、ICタグを貼付した際の外観、通信特性、再利用等の面で問題が多かった。外観、再利用を考慮した場合、アンプル瓶のキャップの部分にICタグを適用することが可能であるが、低コストで通信特性の良好な筒状ICタグを製造するのが課題となっていた。
本発明は、上記課題を解決し、低コストで通信特性の良好な筒状ICタグおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、筒型に形成可能なベース部、前記ベース部上に実装された半導体チップ、及び前記ベース部上に形成された導体回路を含んで成る筒型ICタグに関する。
筒型ICタグの筒型部の外周の長さが15mm〜100mmであることが好ましい。これによりアンプル瓶の首の部分の外径に応じたキャップをすることができる。
筒型ICタグの筒型部の高さが10mm〜30mmであることが好ましい。これによりアンプル瓶の首の部分の長さに応じたキャップをすることができる。
筒型ICタグの筒型部が円筒形状であることが好ましい。これによりキャップとしての加工がより簡便になる。
筒型ICタグの筒型部の直径が10mm〜30mmであることが好ましい。これによりアンプル瓶の首の部分の外径に応じたキャップをすることができる。
筒型ICタグのベース部が樹脂であることが好ましい。これにより落下時の衝撃を吸収することにより、半導体チップの破損を防止することができる。
筒型ICタグのベース部がほぼ透明であることが好ましい。これによりアンプル瓶の外観が変わらず、内容物の視認等が容易になる。
筒型ICタグの半導体チップの大きさが0.7mm角〜2.0mm角であることが好ましい。これにより所望の通信特性を有し、アンプル瓶の首の部分の大きさに応じたICタグを得ることができる。
筒型ICタグの導体回路の導体金属の主成分が銅またはアルミニウムであることが好ましい。これにより高い通信特性を得ることができる。
筒型ICタグの導体回路がベース部上にほぼ平行に形成されていることが好ましい。これにより安定した通信特性が得られ、単位面積当たりの導体回路の密度を高くすることができる。
また、本発明は、1ヶ以上のベース部となる領域を有する基材上の各々の領域上に半導体チップを実装する工程、各々の領域上に導体回路を形成する工程、領域の外周部に打ち抜き加工をして1ヶ以上のベース部を作製する工程、及びベース部を筒状に加工する工程を含んで成る筒型ICタグの製造方法に関する。
筒型ICタグの製造方法のベース部を筒状に加工する工程において、ベース部の対向する両末端部を異方導電性接着剤で接合することが好ましい。これにより簡便に筒状加工したICタグを得ることができる。
本発明によれば、落下等による破損がなく、通信距離が十分長く通信特性が良好で、取扱いが容易で、再利用が可能なICタグを低コストで量産することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の筒型ICタグの一実施形態を示す概観図である。図1に示す筒型ICタグ1aは、ベース部2、ベース部2上に実装された半導体チップ3、及びベース部2上に形成された導体回路4から成り、接合箇所5で接合する。
図2は、本発明の筒型に形成可能なICタグの平面模式図である。筒型に形成可能なICタグ1bは、ベース部2、ベース部2上に実装された半導体チップ3、及びベース部2上に形成された導体回路4から成り、ベース部2の対向する両末端部6で接合することにより筒型にすることが可能である。この両末端部6が接合した箇所が図1における接合箇所に対応する。
図3は、本発明の筒型ICタグの製造方法の一実施形態を示す概観図である。この製造方法は、1ヶ以上のベース部となる領域2aを有する基材2上の各々の領域2a上に半導体チップ3を実装する工程S1、各々の領域2a上に導体回路4を形成する工程S2、領域2aの外周部に打ち抜き加工をして1ヶ以上の筒型に形成可能なICタグ1bを作製する工程S3、及び筒型に形成可能なICタグ1bを筒状のICタグ1aに加工する工程S4を有する。なお、前記S1〜S4の工程のうち工程S1、S2、S2の順序は、目的に応じ適宜入れ替えることが可能である。
図4は、ICタグ1bの対向する両末端部6における接合の一実施形態を示す概観図である。図4Aは両末端部6とストライプパターンテープ7の位置関係を示し、図4Bは実際にストライプパターンテープ7で接続してなる通常のICタグ1bの接合箇所5を示す。このように、ICタグ1bの対向する両末端部6との間にストライプパターンテープ7を介して電気的に接続することにより、筒状加工を可能とするとともに、導体回路4の接続を連続的にしている。
図5は、ストライプパターンテープ7の断面図である。ストライプパターンテープ7は、テープ基材8の一方の面上にストライプ状の導体回路4がICタグ1aの導体回路4に対応する所定間隔で形成され、さらにその導体回路4上に異方導電接着材9の層が設けられている。
図6は、本発明の筒型に形成可能なICタグ1bの一実施形態を示す平面図である。これを筒型にして対向する両末端部6において接合すると、A1とB1、同じくA2とB2、・・・、A13とB13の順に電気的に接続されるので、連続する導体回路4が得られる。
筒型ICタグの製造方法のベース部を筒状に加工する工程において、対向する両末端部6を異方導電性接着剤で接合することが好ましい。
筒型ICタグのベース部に用いられる樹脂としては、ポリエチレンテレフタラート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリイミドが挙げられる。それらの中でも、ポリエチレンテレフタラート、ポリイミドが、落下時の衝撃を吸収する点で好ましい。
導体回路の導体金属の主成分としては、銅、アルミニウム、ニッケル、金、銀が挙げられる。それらの中でも、銅、アルミニウムが、高い通信特性が得られる点で好ましい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
172mm幅のPET(ポリエチレンテレフタラート)ロールフィルム上に、ベース部となる領域をロール方向に縦31.4mm、ロールに垂直な方向に横18mmの長方形の形状でロールに垂直な方向に20mm間隔で1列に4ヶずつ配置されるよう設定した。そして図3の様に、ロールtoロールの手順に従い、1列上の4ヶの領域に対し半導体チップを同時に実装し、する工程2a、続いて4ヶの領域上に導体回路を形成した。半導体チップと導体回路の配置は、図6の通りとし、配線/スペース=1mm/1mmで配線数13本とした。次いで領域の外周部に打ち抜き加工を施して4ヶの筒型に形成可能なICタグを得た。得られた筒型に形成可能な4ヶのICタグを1組として同時に筒状加工を行った。筒状加工における接合時には、異方導電性接着剤付のストライプパターンテープを使用した。ストライプパターンテープの配線/スペース幅や配線の数は、上記導体回路の配線/スペース=1mm/1mm、配線数13本に合わせた。導電性接着剤を用いたICタグの両末端部とストライプパターンテープとの接合は、170℃、3MPa、15秒の条件下で行った。筒型ICタグが製造される一連の工程の1サイクルは60秒であった。
得られた筒型ICタグの通信特性を測定したところ、20mmの測定値が得られた。
また、得られた筒型ICタグを30cmの高さから落下させたが半導体チップに破損はなく、通信特性に変化は見られなかった。
本発明の筒型ICタグの一実施形態を示す概観図である。 本発明の筒型に形成可能なICタグの平面模式図である。 本発明の筒型ICタグの一実施形態を示す概観図である。 本発明の対向する両末端部6における接合の一実施形態を示す概観図である。 ストライプパターンテープ7の断面図である。 本発明の筒型に形成可能なICタグの一実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1a・・・筒型ICタグ
1b・・・筒型に形成可能なICタグ
1c・・・筒型に形成可能なICタグ相当部
1d・・・打ち抜き加工後の切り欠き穴
2・・・ベース部
3・・・半導体チップ
4・・・導体回路
5・・・接合箇所
6・・・対向する両末端部
7・・・ストライプパターンテープ
8・・・絶縁部
9・・・異方導電性接着剤

Claims (12)

  1. 筒型に形成可能なベース部と、
    前記ベース部上に実装された半導体チップと、
    前記ベース部上に形成された導体回路と
    を含んで成る筒型ICタグ。
  2. 筒型に形成可能なベース部を筒型に形成した場合、外周の長さが15mm〜50mmである請求項1に記載の筒型ICタグ。
  3. 筒型に形成可能なベース部を筒型に形成した場合、高さが10mm〜30mmである請求項1または2に記載の筒型ICタグ。
  4. 筒型に形成可能なベース部を筒型に形成した場合、円筒形状である請求項1〜3のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  5. 筒型に形成可能なベース部を筒型に形成した場合、直径が10mm〜30mmである請求項1〜4のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  6. 前記ベース部が樹脂である請求項1〜5のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  7. 前記ベース部がほぼ透明である請求項1〜6のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  8. 前記半導体チップの大きさが0.7mm角〜2.0mm角である請求項1〜7のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  9. 前記導体回路の導体金属の主成分が銅またはアルミニウムである請求項1〜8のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  10. 前記導体回路が前記ベース部上にほぼ平行に形成されている請求項1〜9のいずれかに記載の筒型ICタグ。
  11. 1ヶ以上のベース部となる領域を有する基材上の各々の領域上に半導体チップを実装する工程と、
    前記各々の領域上に導体回路を形成する工程と、
    前記領域の外周部に打ち抜き加工をして1ヶ以上のベース部を作製する工程と、
    前記ベース部を筒状に加工する工程と
    を含んで成る筒型ICタグの製造方法。
  12. 前記ベース部を筒状に加工する工程において前記ベース部の対向する両末端部を異方導電性接着剤で接合する請求項11に記載の筒型ICタグの製造方法。
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