JP2007188435A - サーバ装置及び調剤情報通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】患者が薬剤の出来上がる時間を正確に把握することが可能なサーバ装置及び調剤情報通知方法を提供する。
【解決手段】薬局サーバ20は、患者の有する携帯端末から、通信ネットワークを介して、処方箋情報を受信する通信部21と、処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を解析する解析部22と、解析部22によって解析された薬剤に関する情報を出力する出力部28と、薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測する時間予測部23とを備える。そして、通信部21は、携帯端末へ予測した時間を送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ装置及び調剤情報通知方法に関する。
従来、医師から患者に対して、薬剤の処方箋が発行されると、患者はその処方箋を持って調剤薬局等へ出向いてその処方箋を薬剤師に提出し、薬剤を調剤してもらうことが行われている。
又、患者が調剤前に予めFAXにより処方箋を調剤薬局に送信したり、処方箋の内容を携帯電話のメール機能により調剤薬局に送信したりすることにより、患者の待ち時間を軽減する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−137443号公報
しかしながら、事前に処方箋データを調剤薬局へ送信しても、患者側はいつ薬剤が出来上がるかを把握することは困難であった。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、患者が薬剤の出来上がる時間を正確に把握することが可能なサーバ装置及び調剤情報通知方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、(a)患者の有する端末装置から、通信ネットワークを介して、処方箋情報を受信する受信部と、(b)処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を解析する解析部と、(c)解析部によって解析された薬剤に関する情報を出力する出力部と、(d)薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測する時間予測部と、(e)端末装置へ予測した時間を送信する送信部とを備えるサーバ装置であることを要旨とする。
第1の特徴に係るサーバ装置によると、患者が薬剤の出来上がる時間を正確に把握することができる。
又、第1の特徴に係るサーバ装置は、端末装置から薬剤の配送要求を受信した場合、患者の住所及び出来上がった薬剤を関連づけて、配送指示を行う配送指示部を更に備えてもよい。
このサーバ装置によると、患者が直接調剤薬局に薬剤を取りに行く必要がなく、患者が遠隔地に住んでいたとしても、薬剤を容易に手に入れることができる。
又、第1の特徴に係るサーバ装置は、薬剤の費用のうち、患者が負担する費用を計算する計算部を更に備えてもよい。
このサーバ装置によると、患者が処方箋データを送信するだけで、費用の計算、請求を行うことができる。
本発明の第2の特徴は、(a)患者の有する端末装置から、通信ネットワークを介して、処方箋情報を受信するステップと、(b)処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を解析するステップと、(c)解析された薬剤に関する情報を出力するステップと、(d)薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測するステップと、(e)端末装置へ予測した時間を送信するステップとを含む調剤情報通知方法であることを要旨とする。
第2の特徴に係る調剤情報通知方法によると、患者が薬剤の出来上がる時間を正確に把握することができる。
本発明によると、患者が薬剤の出来上がる時間を正確に把握することが可能なサーバ装置及び調剤情報通知方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
<第1の実施の形態>
(調剤情報通知システムの構成)
第1の実施の形態に係る調剤情報通知システムは、図1に示すように、患者の有する端末装置10a、10b、10cと、端末装置10a、10b、10cと通信ネットワーク(例えば、インターネット)100を介して接続された薬局サーバ20と、課金サーバ30と、配送サーバ40とを備える。
端末装置10a、10b、10cは、患者の有する装置であり、携帯電話、PHS、PC、ノートPCなど、通信ネットワーク100を介して通信可能な装置であればよい。図1では、端末装置として携帯電話を使用しているため、基地局200を介して、通信ネットワークへ接続している。
端末装置10a、10b、10cは、図1に示す処方箋に含まれる情報を薬局サーバ20へ送信する。以下において、端末装置は、携帯電話などの携帯端末であるとして説明する。
携帯端末10は、図2に示すように、処理制御装置(CPU)を有し、通信部11、撮影部12、解析部13をCPUに内蔵する構成とすることができる。これら各部は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。又、CPUには、入力部17、出力部18、記憶部19が接続されている。
通信部11は、通信ネットワーク100を介して薬局サーバ20へ接続する。又、通信部11は、必要に応じて、通信ネットワーク100を介して課金サーバ30、配送サーバ40へ接続する。又、通信部11は、薬局サーバ20、課金サーバ30、配送サーバ40と情報を送受信する。
撮影部12は、図1に示す処方箋を画像として取り込む、いわゆるカメラ機能である。撮影部12は、処方箋全体を画像として取り込んでもよく、処方箋に付された二次元バーコード(図1の処方箋の左下に示す)を画像として取り込んでもよい。処方箋に付された二次元バーコードは、処方箋に記載された情報を含むコードである。図1では、二次元バーコードを示したが、これに限るものではなく、1次元バーコード、1.5次元バーコード、3次元コード、ホログラム、電子透かし、或いは、暗号等を付し、これらを撮影しても構わない。
解析部13は、撮影部12が取り込んだ画像を解析し、画像に含まれている情報を取得する。通信部11は、この取得した情報を薬局サーバ20へ送信する。尚、携帯端末10は、解析部13を備えなくてもよく、取り込んだ画像の解析は、後述する薬局サーバ20の解析部22が行ってもよい。この場合、通信部11は、取り込んだ画像を薬局サーバ20へ送信する。
入力部17は、キーボード、マウス等の機器を指す。入力部17から入力操作が行われると対応するキー情報がCPUに伝達される。
出力部18は、薬局サーバ20から送信された薬剤の出来上がり時間などを表示する。尚、出力部18は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。
記憶部19は、CPUにおける演算において、計算途中や解析途中のデータ、受信したデータなどを一時的に保存する。尚、記憶部19は、RAMなどの内部記憶装置でもよく、HDなどの外部記憶装置でもよい。
又、図示していないが、携帯端末10は、通信処理、撮影処理、解析処理などをCPUに実行させるための制御プログラムを保存する記憶媒体であるプログラム保持部を備えてもよい。記録媒体は、例えば、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
薬局サーバ20は、図3に示すように、処理制御装置(CPU)を有し、通信部21、解析部22、時間予測部23、費用計算部24、配送指示部25をCPUに内蔵する構成とすることができる。これら各部は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。又、CPUには、入力部27、出力部28、記憶部29が接続されている。
通信部21は、通信ネットワーク100を介して携帯端末10へ接続する。又、通信部21は、必要に応じて、通信ネットワーク100を介して課金サーバ30、配送サーバ40へ接続する。又、通信部21は、携帯端末10、課金サーバ30、配送サーバ40と情報を送受信する。
又、通信部21は、携帯端末10から、通信ネットワーク100を介して、処方箋情報を受信する。そして、通信部21は、携帯端末10へ予測した薬剤の出来上がり時間を送信する。
解析部22は、携帯端末10から受信した画像を解析し、処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を取得する。
時間予測部23は、薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測する。例えば、時間予測部23は、現在の薬剤師の人数、薬剤の注文件数、薬剤の原料の在庫量に応じて、薬剤の出来上がる時間を予測する。
費用計算部24は、薬剤の費用を計算する。そして、通信部21は、この費用を課金サーバ30へ送信する。
配送指示部25は、携帯端末10から薬剤の配送要求を受信した場合、患者の住所及び出来上がった薬剤を関連づけて、配送指示を行う。そして、通信部21は、患者の住所及び出来上がった薬剤情報を配送サーバ40へ送信する。
入力部27は、キーボード、マウス等の機器を指す。入力部27から入力操作が行われると対応するキー情報がCPUに伝達される。
出力部28は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。又、出力部28は、解析部22によって解析された薬剤に関する情報を出力する。
記憶部29は、CPUにおける演算において、計算途中や解析途中のデータ、受信したデータなどを一時的に保存する。尚、記憶部29は、RAMなどの内部記憶装置でもよく、HDなどの外部記憶装置でもよい。
又、図示していないが、薬局サーバ20は、通信処理、解析処理、時間予測処理、費用計算処理、配送指示処理などをCPUに実行させるための制御プログラムを保存する記憶媒体であるプログラム保持部を備えてもよい。記録媒体は、例えば、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
課金サーバ30は、図4に示すように、処理制御装置(CPU)を有し、通信部31、配分計算部32、請求部33をCPUに内蔵する構成とすることができる。これら各部は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。又、CPUには、入力部37、出力部38、記憶部39が接続されている。
通信部31は、通信ネットワーク100を介して携帯端末10へ接続する。又、通信部31は、必要に応じて、通信ネットワーク100を介して薬局サーバ20、配送サーバ40へ接続する。又、通信部31は、携帯端末10、薬局サーバ20、配送サーバ40と情報を送受信する。
又、通信部31は、薬局サーバ20から、通信ネットワーク100を介して、薬剤の費用情報を受信する。
配分計算部32は、受信した薬剤の費用のうち、患者が負担する費用を計算する。尚、配分計算部32は、薬局サーバ20が備える構成としても構わない。
請求部33は、患者が負担する費用を患者へ請求する。例えば、患者の住所へ請求書を発行したり、患者がカード決済を希望する場合は、カード会社へ請求書を発行したりする。尚、請求部33は、薬局サーバ20が備える構成としても構わない。
入力部37は、キーボード、マウス等の機器を指す。入力部37から入力操作が行われると対応するキー情報がCPUに伝達される。
出力部38は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。
記憶部39は、CPUにおける演算において、計算途中や解析途中のデータ、受信したデータなどを一時的に保存する。尚、記憶部39は、RAMなどの内部記憶装置でもよく、HDなどの外部記憶装置でもよい。
又、図示していないが、課金サーバ30は、通信処理、配分計算処理、請求処理などをCPUに実行させるための制御プログラムを保存する記憶媒体であるプログラム保持部を備えてもよい。記録媒体は、例えば、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
配送サーバ40は、図5に示すように、処理制御装置(CPU)を有し、通信部41、配送先決定部42をCPUに内蔵する構成とすることができる。これら各部は、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。又、CPUには、入力部47、出力部48、記憶部49が接続されている。
通信部41は、通信ネットワーク100を介して携帯端末10へ接続する。又、通信部41は、必要に応じて、通信ネットワーク100を介して薬局サーバ20、課金サーバ30へ接続する。又、通信部41は、携帯端末10、薬局サーバ20、課金サーバ30と情報を送受信する。
又、通信部41は、薬局サーバ20から、患者の住所及び出来上がった薬剤情報を受信する。
配送先決定部42は、受信した、患者の住所及び出来上がった薬剤情報に基づいて、配送先の住所を決定し、配送会社に薬剤の配送を依頼する。尚、配送先決定部42は、薬局サーバ20が備える構成としても構わない。
入力部47は、キーボード、マウス等の機器を指す。入力部47から入力操作が行われると対応するキー情報がCPUに伝達される。
出力部48は、モニタなどの画面を指し、液晶表示装置(LCD)、発光ダイオード(LED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネル等が使用可能である。
記憶部49は、CPUにおける演算において、計算途中や解析途中のデータ、受信したデータなどを一時的に保存する。尚、記憶部49は、RAMなどの内部記憶装置でもよく、HDなどの外部記憶装置でもよい。
又、図示していないが、配送サーバ40は、通信処理、配送先決定処理などをCPUに実行させるための制御プログラムを保存する記憶媒体であるプログラム保持部を備えてもよい。記録媒体は、例えば、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
(調剤情報通知方法)
次に、第1の実施の形態に係る調剤情報通知方法について、図6〜9を用いて説明する。
図6は、薬局サーバ20が処方箋データを受信し、携帯端末10へ薬剤の出来上がる時間を通知するフローを示している。
まず、患者は携帯端末10を用いて、病院から受け取った処方箋を撮影する(S101)。そして、携帯端末10は、薬局サーバ20へ処方箋データを送信する(S102)。
次に、薬局サーバ20は、処方箋データを受信し(S103)、処方箋画像データを解析し、薬剤に関する情報を取得する(S104)。そして、薬剤に関する情報を出力する(S105)。調剤薬局に勤める薬剤師は、この出力された情報をもとに、調剤を行う。
次に、薬局サーバ20は、薬剤に関する情報、例えば、現在の薬剤師の人数、薬剤の注文件数、薬剤の原料の在庫量に応じて、薬剤の出来上がる時間を予測する(S106)。そして、患者の有する携帯端末10へ出来上がり時間を送信する(S107)。
携帯端末10は、出来上がり時間を受信し(S108)、患者は、携帯端末10から出力された情報によって、出来上がり時間を把握する。そして、患者は出来上がり時間を見計らって、調剤薬局へ薬剤を取りに行く。
又、患者は、調剤薬局へ自ら出向くのではなく、自宅等へ薬剤を配送してもらうこともできる。この場合、患者は、携帯端末10を利用して、配送先となる自宅住所などを薬局サーバ20、あるいは、配送サーバ40へ送信する(S109)。
図7は、薬局サーバ20が薬剤の費用を計算し、課金サーバ30が患者へ費用を請求するフローを示している。
まず、薬局サーバ20は薬剤の費用を計算し(S201)、この計算結果を課金サーバ30へ送信する(S202)。
課金サーバ30は、計算結果を受信し(S203)、受信した薬剤の費用のうち、患者が負担する費用を計算する(S204)そして、課金サーバ30は、患者が負担する費用を患者へ請求する(S205)。例えば、患者の住所へ請求書を発行したり、患者がカード決済を希望する場合は、カード会社へ請求書を発行したりする。
図8は、薬局サーバ20が薬剤の配送指示をし、配送サーバ40が配送先を決定するフローを示している。
まず、薬局サーバ20は、患者は配送を希望する場合、配送サーバ40へ配送指示を送信する(S301)。
配送サーバ40は、配送指示を受信し(S302)、配送先の確認が必要か否か判断する。既に、薬局サーバ20から配送先情報が送信されていたり、配送サーバ40内に配送先情報が蓄積されていたりする場合は、配送先の確認は不要である。ここで、配送サーバ40は、患者IDと住所情報とを関連づけて、記憶部に保持していてもよい。例えば、一度目の配送においては、患者から住所情報を受信するが、二度目以降の配送においては、記憶部に保持した住所情報に基づいて配送を行ってもよい。
住所の確認が必要な場合は、配送サーバ40は、携帯端末10へ問い合わせを行う(S304)。携帯端末10は、配送先情報を配送サーバ40へ送信し(S305)、これを受信した配送サーバ(S306)は、受信した、患者の住所及び出来上がった薬剤情報に基づいて、配送先の住所を決定し、配送会社に薬剤の配送を依頼する(S307)。
(作用及び効果)
第1の実施の形態に係るサーバ装置及び調剤情報通知方法によると、患者が送信した処方箋データに基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測することができる。このため、患者は、調剤薬局へ出向くことなく、薬剤の出来上がる時間を正確に把握することができる。
又、第1の実施の形態に係るサーバ装置及び調剤情報通知方法によると、出来上がった薬剤は、配送によって患者のもとへ届けることもできる。このため、患者は、調剤薬局へ一度も出向くことなく、薬剤を容易に手に入れることができる。例えば、患者が遠隔地に住んでいた場合、あるいは、調剤薬局へ行く時間がない場合にも、薬剤を容易に手に入れることができる。
又、第1の実施の形態に係るサーバ装置及び調剤情報通知方法によると、薬剤の費用のうち、患者が負担する費用を計算し、患者へ請求することができる。このため、患者は、調剤薬局へ一度も出向くことなく、薬剤費用の精算まで済ますことができる。
今日の医薬品業界では、「医薬分業」が求められている。「医薬分業」とは、医療の専門家である医師と薬剤師、それぞれが明確な役割を持って患者に対処する制度である。しかしながら、現在においても、未だ病院から薬剤を受け取るなど、医薬分業が完全には行われていない状況である。
本発明においては、患者が遠隔地に住んでおり、近くに調剤薬局が無い場合でも、調剤薬局に出向く必要がないため、容易に調剤薬局から薬剤を入手することができる。このため、医薬分業への一助となることが期待される。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、患者が携帯端末10を用いて処方箋データの送信を行っていたが、第2の実施の形態では、処方箋データが健康保険証に保持される場合について説明する。
図9に示すように、健康保険証60は、ICチップ61を有し、ICチップ61内に、処方箋データが保持される。
この使用方法としては、例えば、病院において、このICチップ61に処方箋データを記憶させる。患者は、健康保険証60を調剤薬局へ持参する。そして、調剤薬局に設置されたICリーダーによって、ICチップ61内の処方箋データを読み取らせる。
このICチップ61内に、患者の住所情報や費用の請求先(カード番号など)を保持することとすると、健康保険証60を持っているだけで、薬剤の配送や費用請求を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、第1の実施の形態において、薬局サーバ20、課金サーバ30、配送サーバ40を分けて備えると説明したが、すべての機能を有する1のサーバを備えても構わない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
第1の実施の形態に係る調剤情報通知システムの構成ブロック図である。

第1の実施の形態に係る携帯端末の構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る薬局サーバの構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る課金サーバの構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る配送サーバの構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る調剤情報通知を示すフローチャートである(その1)。 第1の実施の形態に係る調剤情報通知を示すフローチャートである(その2)。 第1の実施の形態に係る調剤情報通知を示すフローチャートである(その3)。 第2の実施の形態に係る健康保険証の一例である。
符号の説明
10…携帯端末
11…通信部
12…撮影部
13…解析部
17…入力部
18…出力部
19…記憶部
20…薬局サーバ
21…通信部
22…解析部
23…時間予測部
24…費用計算部
25…配送指示部
27…入力部
28…出力部
29…記憶部
30…課金サーバ
31…通信部
32…配分計算部
33…請求部
37…入力部
38…出力部
39…記憶部
40…配送サーバ
41…通信部
42…配送先決定部
47…入力部
48…出力部
49…記憶部
60…健康保険証
61…ICチップ
100…通信ネットワーク
200…基地局

Claims (4)

  1. 患者の有する端末装置から、通信ネットワークを介して、処方箋情報を受信する受信部と、
    前記処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を解析する解析部と、
    前記解析部によって解析された薬剤に関する情報を出力する出力部と、
    前記薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測する時間予測部と、
    前記端末装置へ予測した時間を送信する送信部と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記端末装置から薬剤の配送要求を受信した場合、前記患者の住所及び出来上がった薬剤を関連づけて、配送指示を行う配送指示部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記薬剤の費用のうち、患者が負担する費用を計算する計算部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 患者の有する端末装置から、通信ネットワークを介して、処方箋情報を受信するステップと、
    前記処方箋情報に含まれる薬剤に関する情報を解析するステップと、
    前記解析された薬剤に関する情報を出力するステップと、
    前記薬剤に関する情報に基づいて、薬剤の出来上がる時間を予測するステップと、
    前記端末装置へ予測した時間を送信するステップと
    を含むことを特徴とする調剤情報通知方法。
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