JP2002007571A - 処方薬の配送方法 - Google Patents
処方薬の配送方法Info
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- JP2002007571A JP2002007571A JP2000191416A JP2000191416A JP2002007571A JP 2002007571 A JP2002007571 A JP 2002007571A JP 2000191416 A JP2000191416 A JP 2000191416A JP 2000191416 A JP2000191416 A JP 2000191416A JP 2002007571 A JP2002007571 A JP 2002007571A
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- prescription
- patient
- information
- delivery
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患者が情報処理端末にふれることなく、患者
の所望する場所に所望の量の処方薬を配送する方法を実
現する。 【解決手段】 患者に薬を処方する病院と、当該病院が
発行した処方箋に基づいて薬を調剤する調剤薬局と、当
該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患者に配送する配
送センタとをネットワークで接続し、前記病院が、前記
患者に投薬するべき薬の調剤に必要な処方情報を前記ネ
ットワークを介して前記調剤薬局へ送り、前記調剤薬局
はこの処方情報に基づいて必要な薬を調剤し、前記病院
または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤した処方薬の
配送情報を前記配送センタに送り、前記配送センタがこ
の配送情報に基づいて前記調剤した処方薬を前記患者に
配送することを特徴とする。
の所望する場所に所望の量の処方薬を配送する方法を実
現する。 【解決手段】 患者に薬を処方する病院と、当該病院が
発行した処方箋に基づいて薬を調剤する調剤薬局と、当
該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患者に配送する配
送センタとをネットワークで接続し、前記病院が、前記
患者に投薬するべき薬の調剤に必要な処方情報を前記ネ
ットワークを介して前記調剤薬局へ送り、前記調剤薬局
はこの処方情報に基づいて必要な薬を調剤し、前記病院
または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤した処方薬の
配送情報を前記配送センタに送り、前記配送センタがこ
の配送情報に基づいて前記調剤した処方薬を前記患者に
配送することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医師が処方した薬
の配送方法に関し、特に、ネットワークを利用して患者
に処方薬を配送する方法に関する。
の配送方法に関し、特に、ネットワークを利用して患者
に処方薬を配送する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】医師の指示によって投薬を受ける場合、
患者は病院に出向いて医師の診察を受け、患者に与える
べき薬の種類・量・服用法などを記載した処方箋を医師
に作成してもらい、この処方箋を持って調剤師のいる調
剤薬局へ行って、そこで調剤師に処方薬を調剤してもら
う必要がある。すなわち、これまでのシステムでは、患
者が処方薬を受け取るためには、その都度調剤薬局へ行
かなくてはならない。
患者は病院に出向いて医師の診察を受け、患者に与える
べき薬の種類・量・服用法などを記載した処方箋を医師
に作成してもらい、この処方箋を持って調剤師のいる調
剤薬局へ行って、そこで調剤師に処方薬を調剤してもら
う必要がある。すなわち、これまでのシステムでは、患
者が処方薬を受け取るためには、その都度調剤薬局へ行
かなくてはならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大きい病院などでは病
院内に調剤薬局が併設されているため病院内で処方薬を
受け取ることもできるが、調剤薬局が近くにないような
小さな診療所等では、診察してもらった後に病院とは別
の場所にある調剤薬局に行って処方薬を受け取らなくて
はならず、不便である。また、薬局が病院内に併設され
ている場合であっても、調剤が済むまで長時間待たなく
てはならないという問題もある。
院内に調剤薬局が併設されているため病院内で処方薬を
受け取ることもできるが、調剤薬局が近くにないような
小さな診療所等では、診察してもらった後に病院とは別
の場所にある調剤薬局に行って処方薬を受け取らなくて
はならず、不便である。また、薬局が病院内に併設され
ている場合であっても、調剤が済むまで長時間待たなく
てはならないという問題もある。
【0004】更に、例えば患者が1ヶ月に1回診察を受
けて処方薬を受け取る場合は、一度に1月分という多量
の薬が渡されることになる。この場合、物忘れが顕著な
患者であれば、指示された分量や回数を忘れてしまい、
一度に必要以上の薬を誤って飲んでしまう可能性もあ
る。
けて処方薬を受け取る場合は、一度に1月分という多量
の薬が渡されることになる。この場合、物忘れが顕著な
患者であれば、指示された分量や回数を忘れてしまい、
一度に必要以上の薬を誤って飲んでしまう可能性もあ
る。
【0005】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであって、医師、調剤薬局および配送センタ等をネッ
トワークを介して接続することによって、患者の所望す
る場所に所望の量の処方薬を配送することができる処方
薬の配送方法を提供することを目的とする。
のであって、医師、調剤薬局および配送センタ等をネッ
トワークを介して接続することによって、患者の所望す
る場所に所望の量の処方薬を配送することができる処方
薬の配送方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明の処方薬の配送方法は、患者に薬を処方する病院
と、当該病院が発行した処方箋に基づいて薬を調剤する
調剤薬局と、当該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患
者に配送する配送センタとをネットワークで接続し、前
記病院が、前記患者に投薬するべき薬の調剤に必要な処
方情報を前記ネットワークを介して前記調剤薬局へ送
り、前記調剤薬局はこの処方情報に基づいて必要な薬を
調剤し、前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて
調剤した処方薬の配送情報を前記配送センタに送り、前
記配送センタがこの配送情報に基づいて前記調剤した処
方薬を前記患者に配送することを特徴とする。
本発明の処方薬の配送方法は、患者に薬を処方する病院
と、当該病院が発行した処方箋に基づいて薬を調剤する
調剤薬局と、当該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患
者に配送する配送センタとをネットワークで接続し、前
記病院が、前記患者に投薬するべき薬の調剤に必要な処
方情報を前記ネットワークを介して前記調剤薬局へ送
り、前記調剤薬局はこの処方情報に基づいて必要な薬を
調剤し、前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて
調剤した処方薬の配送情報を前記配送センタに送り、前
記配送センタがこの配送情報に基づいて前記調剤した処
方薬を前記患者に配送することを特徴とする。
【0007】このように構成することによって、患者は
自宅にいながらにして処方薬を受け取ることができる。
このため、患者は医師の診察を受けた後、調剤薬局に出
向いて処方薬を受け取りに行く必要がなくなる。また、
患者は端末に一切触れることがないので、端末の扱いに
慣れていない老人等でも本発明のサービスを享受するこ
とができる。
自宅にいながらにして処方薬を受け取ることができる。
このため、患者は医師の診察を受けた後、調剤薬局に出
向いて処方薬を受け取りに行く必要がなくなる。また、
患者は端末に一切触れることがないので、端末の扱いに
慣れていない老人等でも本発明のサービスを享受するこ
とができる。
【0008】また、本発明の処方薬の配送方法は、患者
に薬を処方する病院と、当該病院が発行した処方箋に基
づいて薬を調剤する調剤薬局と、当該調剤薬局にて調剤
した処方薬を前記患者に配送する配送センタと、小売店
とをネットワークで接続し、前記病院が、前記患者に投
薬するべき薬の調剤に必要な処方情報を前記ネットワー
クを介して前記調剤薬局へ送り、前記調剤薬局はこの処
方情報に基づいて必要な薬を調剤し、前記患者は処方さ
れた薬の受領を希望する小売店を前記病院に対して指定
し、前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤
した処方薬の配送情報を前記配送センタと前記患者が指
定した小売店の双方に送り、前記配送センタがこの配送
情報に基づいて前記調剤した処方薬を前記患者が指定し
た小売店に配送し、前記患者が前記指定した小売店に出
向いて前記配送された処方薬を受領することを特徴とす
る。
に薬を処方する病院と、当該病院が発行した処方箋に基
づいて薬を調剤する調剤薬局と、当該調剤薬局にて調剤
した処方薬を前記患者に配送する配送センタと、小売店
とをネットワークで接続し、前記病院が、前記患者に投
薬するべき薬の調剤に必要な処方情報を前記ネットワー
クを介して前記調剤薬局へ送り、前記調剤薬局はこの処
方情報に基づいて必要な薬を調剤し、前記患者は処方さ
れた薬の受領を希望する小売店を前記病院に対して指定
し、前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤
した処方薬の配送情報を前記配送センタと前記患者が指
定した小売店の双方に送り、前記配送センタがこの配送
情報に基づいて前記調剤した処方薬を前記患者が指定し
た小売店に配送し、前記患者が前記指定した小売店に出
向いて前記配送された処方薬を受領することを特徴とす
る。
【0009】このように構成することによって、上記効
果の他に更に、患者は自宅にいない場合でも、自分の都
合のいい時間に都合のいい場所で処方薬を受け取ること
ができるという効果がある。
果の他に更に、患者は自宅にいない場合でも、自分の都
合のいい時間に都合のいい場所で処方薬を受け取ること
ができるという効果がある。
【0010】また、請求項1に記載の処方薬の配送方法
において、前記処方薬の配送情報は、前記患者のID情
報と、前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情
報を含むことを特徴とする。ここで、患者のID情報に
は、処方薬を配送する患者を特定するためのすべての情
報が含まれる。
において、前記処方薬の配送情報は、前記患者のID情
報と、前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情
報を含むことを特徴とする。ここで、患者のID情報に
は、処方薬を配送する患者を特定するためのすべての情
報が含まれる。
【0011】請求項2に記載の処方薬の配送方法におい
て、前記処方薬の配送情報が、前記患者のID情報と、
前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情報、及
び前記患者が指定した小売店に関する情報を含むことを
特徴とする。ここで、患者が指定した小売店に関する情
報には、小売店を特定するためのすべての情報が含まれ
る。
て、前記処方薬の配送情報が、前記患者のID情報と、
前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情報、及
び前記患者が指定した小売店に関する情報を含むことを
特徴とする。ここで、患者が指定した小売店に関する情
報には、小売店を特定するためのすべての情報が含まれ
る。
【0012】また本発明の処方薬の配送方法は、前記処
方情報が、患者のID情報、患者の病名、症状等を含む
医療情報、医師の発行した処方箋、前記患者が指定した
処方薬の配送間隔に関する情報を含むことを特徴とす
る。
方情報が、患者のID情報、患者の病名、症状等を含む
医療情報、医師の発行した処方箋、前記患者が指定した
処方薬の配送間隔に関する情報を含むことを特徴とす
る。
【0013】また請求項2、4、5のいずれかに記載の
処方薬の配送方法において、当該方法が更に、前記小売
店は前記患者の情報と、処方薬を受け取りに来た者のI
D情報を照合して、所定の条件が満たされている場合に
のみ処方薬を受け渡すことを特徴とする。このようにす
ることにより、処方薬を患者に確実に受渡すことができ
る。
処方薬の配送方法において、当該方法が更に、前記小売
店は前記患者の情報と、処方薬を受け取りに来た者のI
D情報を照合して、所定の条件が満たされている場合に
のみ処方薬を受け渡すことを特徴とする。このようにす
ることにより、処方薬を患者に確実に受渡すことができ
る。
【0014】更に、本発明の処方薬の配送方法は、前記
調剤薬局は前記患者が指定した配送間隔に応じた分量の
薬を調剤し、前記配送センタは前記患者が指定した配送
間隔で処方薬を配送することを特徴とする。
調剤薬局は前記患者が指定した配送間隔に応じた分量の
薬を調剤し、前記配送センタは前記患者が指定した配送
間隔で処方薬を配送することを特徴とする。
【0015】このように構成することにより、患者は例
えば1日分の処方薬を毎日配送してらうことが可能であ
る。このため、患者が物忘れの激しい場合であっても、
処方薬を誤って大量に飲んだりする危険性が少なくな
る。
えば1日分の処方薬を毎日配送してらうことが可能であ
る。このため、患者が物忘れの激しい場合であっても、
処方薬を誤って大量に飲んだりする危険性が少なくな
る。
【0016】また、本発明の処方薬の配送方法は、前記
ネットワークを介した情報の送受信を、暗号化して行う
ことを特徴とする。このように構成することによって、
患者の医療情報などの個人情報のプライバシーを第三者
から守ることができる。
ネットワークを介した情報の送受信を、暗号化して行う
ことを特徴とする。このように構成することによって、
患者の医療情報などの個人情報のプライバシーを第三者
から守ることができる。
【0017】また、本発明の処方薬の配送方法は、前記
ネットワークを介して行う情報の送受信が、端末操作者
の個人認証を経たあとにのみ行うことができることを特
徴とする。例えば、端末操作者について指紋認証や声紋
認証などの個人認証を経ることにより、患者の処方情報
などの送受信の際の信頼性・安全性を高めることができ
る。
ネットワークを介して行う情報の送受信が、端末操作者
の個人認証を経たあとにのみ行うことができることを特
徴とする。例えば、端末操作者について指紋認証や声紋
認証などの個人認証を経ることにより、患者の処方情報
などの送受信の際の信頼性・安全性を高めることができ
る。
【0018】また、本発明の処方薬の配送方法は、前記
病院、調剤薬局、配送センタ及び小売店に設けた各端末
がデータベースを具えており、前記各端末で前記処方情
報及び/又は配送情報を送受信した場合にそのログを前
記データベースに記憶することを特徴とする。このよう
に構成すれば、処方薬が配送されないなどといった手違
いが発生した場合でも、そのログをたどることによって
原因を究明することが可能である。
病院、調剤薬局、配送センタ及び小売店に設けた各端末
がデータベースを具えており、前記各端末で前記処方情
報及び/又は配送情報を送受信した場合にそのログを前
記データベースに記憶することを特徴とする。このよう
に構成すれば、処方薬が配送されないなどといった手違
いが発生した場合でも、そのログをたどることによって
原因を究明することが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を添付の
図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る配送方
法の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。本
実施形態は、ネットワーク10と、このネットワーク1
0に接続された病院端末01と、調剤薬局端末02と、
配送センタ端末03とで構成されている。ネットワーク
10には、インターネット、WAN、LAN等を好適に
利用することができる。尚、図1では説明を簡単にする
ため、病院、調剤薬局、配送センタを各々一つずつしか
示していないが、ネットワーク10には複数の病院等が
接続されていてもよい。
図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る配送方
法の第1の実施形態の構成を示すブロック図である。本
実施形態は、ネットワーク10と、このネットワーク1
0に接続された病院端末01と、調剤薬局端末02と、
配送センタ端末03とで構成されている。ネットワーク
10には、インターネット、WAN、LAN等を好適に
利用することができる。尚、図1では説明を簡単にする
ため、病院、調剤薬局、配送センタを各々一つずつしか
示していないが、ネットワーク10には複数の病院等が
接続されていてもよい。
【0020】パソコン等の情報処理端末である病院端末
01は病院内に設置されており、患者を診察した医師や
看護婦等が患者の患者情報を入力し、この入力された患
者情報は、ネットワーク10を介して、調剤薬局02に
送信される。尚、ここで患者情報には、医療情報と個人
情報の2つが含まれている。具体的には、医療情報に
は、患者の症状、処方箋、患者の識別ID、処方薬の配
送間隔等の調剤に必要な情報が含まれ、個人情報には、
患者の氏名、住所、電話番号、患者の識別ID、患者の
希望する処方薬の配送間隔等の処方薬の配送に必要な個
人に関する情報が含まれている。尚、患者の識別IDに
ついてはその病院の診察券に記載された番号、あるいは
保険証番号等を利用することもできる。
01は病院内に設置されており、患者を診察した医師や
看護婦等が患者の患者情報を入力し、この入力された患
者情報は、ネットワーク10を介して、調剤薬局02に
送信される。尚、ここで患者情報には、医療情報と個人
情報の2つが含まれている。具体的には、医療情報に
は、患者の症状、処方箋、患者の識別ID、処方薬の配
送間隔等の調剤に必要な情報が含まれ、個人情報には、
患者の氏名、住所、電話番号、患者の識別ID、患者の
希望する処方薬の配送間隔等の処方薬の配送に必要な個
人に関する情報が含まれている。尚、患者の識別IDに
ついてはその病院の診察券に記載された番号、あるいは
保険証番号等を利用することもできる。
【0021】ワークステーション(WS)などの情報処
理端末である調剤薬局端末02は、調剤薬局内に設置さ
れており、病院端末01から送信された患者情報に基づ
いて処方薬を調剤すると共に、前述の患者情報に含まれ
る個人情報のみを配送センタ端末03に送信するように
なっている。尚、調剤済の処方薬には患者の識別IDを
添付して他の処方薬と区別できるようにする。
理端末である調剤薬局端末02は、調剤薬局内に設置さ
れており、病院端末01から送信された患者情報に基づ
いて処方薬を調剤すると共に、前述の患者情報に含まれ
る個人情報のみを配送センタ端末03に送信するように
なっている。尚、調剤済の処方薬には患者の識別IDを
添付して他の処方薬と区別できるようにする。
【0022】配送センタ端末03もワークステーション
等の情報処理端末である。配送センタ端末03は、調剤
薬局端末02から患者の個人情報を受け取ると、その情
報に従って配送人が調剤薬局に出向き、個人情報に含ま
れている識別IDに照らして患者に届ける処方薬を受け
取って、患者の元に処方薬を配送する。
等の情報処理端末である。配送センタ端末03は、調剤
薬局端末02から患者の個人情報を受け取ると、その情
報に従って配送人が調剤薬局に出向き、個人情報に含ま
れている識別IDに照らして患者に届ける処方薬を受け
取って、患者の元に処方薬を配送する。
【0023】図2は、図1に示す第1の実施形態の処理
の流れを示すフローチャートである。以下に図2を参照
して、本発明の第1の実施形態の処理の流れを説明す
る。まず、患者を診察した医師(又は看護婦等)は病院
端末01を操作して、診察した患者の医療情報と個人情
報を患者情報として入力し、調剤薬局端末02に送出す
る(ステップA1)。尚、医療情報には患者の症状、処
方箋、患者の識別ID、患者の希望する配送間隔等の調
剤に必要な情報が含まれ、個人情報には、患者の氏名、
住所、電話番号、患者の識別ID、配送間隔等の処方薬
の配送に必要な情報が含まれる。
の流れを示すフローチャートである。以下に図2を参照
して、本発明の第1の実施形態の処理の流れを説明す
る。まず、患者を診察した医師(又は看護婦等)は病院
端末01を操作して、診察した患者の医療情報と個人情
報を患者情報として入力し、調剤薬局端末02に送出す
る(ステップA1)。尚、医療情報には患者の症状、処
方箋、患者の識別ID、患者の希望する配送間隔等の調
剤に必要な情報が含まれ、個人情報には、患者の氏名、
住所、電話番号、患者の識別ID、配送間隔等の処方薬
の配送に必要な情報が含まれる。
【0024】調剤薬局端末02は、病院端末01からの
患者情報を受け取ると(ステップA2)、患者情報から
処方箋情報を生成する(ステップA3)。調剤師は、こ
の処方箋情報を元に処方薬を調剤すると共に、識別ID
を調剤し終った処方薬に添付して、他の処方薬と区別で
きるようにする(ステップA4)。
患者情報を受け取ると(ステップA2)、患者情報から
処方箋情報を生成する(ステップA3)。調剤師は、こ
の処方箋情報を元に処方薬を調剤すると共に、識別ID
を調剤し終った処方薬に添付して、他の処方薬と区別で
きるようにする(ステップA4)。
【0025】この時、処方薬の分量は、医療情報にてあ
らかじめ指定された配送間隔を元に決定される。例え
ば、患者が2週間分の薬を処方されており、患者が配送
間隔を2回と決めた場合は、調剤薬局で調剤される処方
薬の分量は1週間分である。調剤薬局では、1週間後に
再びこの患者の処方薬の調剤を行って配送できるように
する。
らかじめ指定された配送間隔を元に決定される。例え
ば、患者が2週間分の薬を処方されており、患者が配送
間隔を2回と決めた場合は、調剤薬局で調剤される処方
薬の分量は1週間分である。調剤薬局では、1週間後に
再びこの患者の処方薬の調剤を行って配送できるように
する。
【0026】調剤を終えた調剤薬局は、処方薬を調剤し
終えた患者の個人情報を調剤薬局端末02から配送セン
タ端末03に送出する(ステップA5)。
終えた患者の個人情報を調剤薬局端末02から配送セン
タ端末03に送出する(ステップA5)。
【0027】配送センタ端末03は個人情報を受け取る
と(ステップA6)、個人情報から処方薬を配送する患
者の氏名、住所、配送すべき患者の識別ID、患者の希
望する配送間隔を含む配送先情報を生成する(ステップ
A7)。配送人は、この配送先情報に従って調剤薬局に
出向き、識別IDを元に処方薬を受け取り、その処方薬
を患者宅に配送する(ステップA8)。この際、患者は
あらかじめ自宅に配送する時間を指定しておくことも可
能である。
と(ステップA6)、個人情報から処方薬を配送する患
者の氏名、住所、配送すべき患者の識別ID、患者の希
望する配送間隔を含む配送先情報を生成する(ステップ
A7)。配送人は、この配送先情報に従って調剤薬局に
出向き、識別IDを元に処方薬を受け取り、その処方薬
を患者宅に配送する(ステップA8)。この際、患者は
あらかじめ自宅に配送する時間を指定しておくことも可
能である。
【0028】このように、本発明によれば、患者の情報
を、病院・調剤薬局・配送センタ間でネットワークを介
して送受信することによって、処方薬が患者宅に配送さ
れるようになる。このため、患者が病院で診察を受けた
後、調剤薬局にわざわざ出向いて処方薬を受け取りに行
く必要がなくなる。また、患者は端末に一切触れる必要
がないので、情報処理端末の扱いに慣れていない人であ
っても、処方薬を容易に受け取ることができる。更に、
患者は処方薬の配送間隔をあらかじめ指定しておくこと
ができるので、極端な場合、1日分の分量の処方薬を毎
日配送してもらうことも可能である。このため、患者は
薬の分量を誤って飲む危険性が少なくなる。
を、病院・調剤薬局・配送センタ間でネットワークを介
して送受信することによって、処方薬が患者宅に配送さ
れるようになる。このため、患者が病院で診察を受けた
後、調剤薬局にわざわざ出向いて処方薬を受け取りに行
く必要がなくなる。また、患者は端末に一切触れる必要
がないので、情報処理端末の扱いに慣れていない人であ
っても、処方薬を容易に受け取ることができる。更に、
患者は処方薬の配送間隔をあらかじめ指定しておくこと
ができるので、極端な場合、1日分の分量の処方薬を毎
日配送してもらうことも可能である。このため、患者は
薬の分量を誤って飲む危険性が少なくなる。
【0029】尚、上述した第1の実施形態では、調剤薬
局で調剤が終了した後、個人情報を配送センタへ送信す
ることにしているが、この個人情報は病院端末01から
直接配送センタ端末03へ送信するようにしてもよい。
この場合、配送センタの配送人は所定の時間が経過した
後か、あるいは調剤薬局が調剤完了を配送センタへ通知
できるようにしておき、この通知を受けた後に調剤薬局
へ処方薬を受け取りに行くようにすればよい。この場合
は、調剤薬局端末から配送センタ端末へ個人情報を送信
する必要がなくなる。
局で調剤が終了した後、個人情報を配送センタへ送信す
ることにしているが、この個人情報は病院端末01から
直接配送センタ端末03へ送信するようにしてもよい。
この場合、配送センタの配送人は所定の時間が経過した
後か、あるいは調剤薬局が調剤完了を配送センタへ通知
できるようにしておき、この通知を受けた後に調剤薬局
へ処方薬を受け取りに行くようにすればよい。この場合
は、調剤薬局端末から配送センタ端末へ個人情報を送信
する必要がなくなる。
【0030】図3は、本発明に係る配送方法の第2の実
施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態は、
インターネット、WAN、LAN等のネットワーク20
に接続した病院端末11と、調剤薬局端末12と、配送
センタ端末13と、小売店端末04とで構成されてい
る。尚、図3では説明を簡単にするため、病院、調剤薬
局、配送センタ、小売店を各々一つずつしか示していな
いが、ネットワーク20には複数の病院等が接続されて
いてもよい。また、病院端末11、調剤薬局端末12、
配送センタ端末13及び小売店端末14は、第1の実施
形態と同様に情報処理端末である。
施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態は、
インターネット、WAN、LAN等のネットワーク20
に接続した病院端末11と、調剤薬局端末12と、配送
センタ端末13と、小売店端末04とで構成されてい
る。尚、図3では説明を簡単にするため、病院、調剤薬
局、配送センタ、小売店を各々一つずつしか示していな
いが、ネットワーク20には複数の病院等が接続されて
いてもよい。また、病院端末11、調剤薬局端末12、
配送センタ端末13及び小売店端末14は、第1の実施
形態と同様に情報処理端末である。
【0031】図4は、図3に示す第2の実施形態の処理
の流れを示すフローチャートである。本発明の第2の実
施形態では、処方薬の配送先を患者宅ではなく小売店に
配送するようにしている。小売店は例えばコンビニエン
スストアなどの24時間営業の商店であることが好まし
い。患者は、処方薬を受け取る小売店と受取日をあらか
じめ指定しておき、配送センタは指定された受取日まで
に指定された小売店に処方薬を配送し、患者は小売店で
識別ID等の照合手続を経た後、配送された処方薬を受
け取るようにする。
の流れを示すフローチャートである。本発明の第2の実
施形態では、処方薬の配送先を患者宅ではなく小売店に
配送するようにしている。小売店は例えばコンビニエン
スストアなどの24時間営業の商店であることが好まし
い。患者は、処方薬を受け取る小売店と受取日をあらか
じめ指定しておき、配送センタは指定された受取日まで
に指定された小売店に処方薬を配送し、患者は小売店で
識別ID等の照合手続を経た後、配送された処方薬を受
け取るようにする。
【0032】次に図4を参照して、本発明の第2の実施
形態の処理の流れについて説明する。まず、医師(又は
看護婦等)は、病院端末11に患者情報を入力するに際
して、医療情報に患者が希望する受取日情報を、個人情
報に前記受取日情報と処方薬を受け取る小売店情報を追
加して、患者情報を作成する。医師は、この患者情報を
調剤薬局端末12に送出し、患者には処方薬を受け取る
ための患者の識別IDを通知する(ステップB1)。こ
の時送出される小売店情報とは、小売店の店名、住所
等、処方薬を配送するために必要な情報である。
形態の処理の流れについて説明する。まず、医師(又は
看護婦等)は、病院端末11に患者情報を入力するに際
して、医療情報に患者が希望する受取日情報を、個人情
報に前記受取日情報と処方薬を受け取る小売店情報を追
加して、患者情報を作成する。医師は、この患者情報を
調剤薬局端末12に送出し、患者には処方薬を受け取る
ための患者の識別IDを通知する(ステップB1)。こ
の時送出される小売店情報とは、小売店の店名、住所
等、処方薬を配送するために必要な情報である。
【0033】調剤薬局端末12は、病院端末11から患
者情報を受け取ると(ステップB2)、患者情報から処
方箋情報を生成する(ステップB3)。調剤師は、生成
された処方箋情報に含まれる情報を元に処方薬を調剤
し、作成した処方薬に識別IDを添付して他の処方薬と
区別できるようにしておく(ステップB4)。
者情報を受け取ると(ステップB2)、患者情報から処
方箋情報を生成する(ステップB3)。調剤師は、生成
された処方箋情報に含まれる情報を元に処方薬を調剤
し、作成した処方薬に識別IDを添付して他の処方薬と
区別できるようにしておく(ステップB4)。
【0034】本例では、処方薬の分量は、第1の実施形
態の場合と異なり、患者があらかじめ指定した受取日を
元に決定する。例えば、患者が月末に診察を受け、次の
月から1ヶ月分の薬を処方されたとき、患者が処方され
た薬の受取日を1日と15日に決めた場合、1日に調剤
薬局で用意される処方薬の分量は15日分である。調剤
薬局では、15日後に再びこの患者の処方薬として次の
15日分の調剤を行う。
態の場合と異なり、患者があらかじめ指定した受取日を
元に決定する。例えば、患者が月末に診察を受け、次の
月から1ヶ月分の薬を処方されたとき、患者が処方され
た薬の受取日を1日と15日に決めた場合、1日に調剤
薬局で用意される処方薬の分量は15日分である。調剤
薬局では、15日後に再びこの患者の処方薬として次の
15日分の調剤を行う。
【0035】調剤を終えた調剤薬局は、患者の個人情報
を調剤薬局端末12から配送センタ端末13に送出する
と同時に、小売店端末14にも送出する(ステップB
5)。
を調剤薬局端末12から配送センタ端末13に送出する
と同時に、小売店端末14にも送出する(ステップB
5)。
【0036】配送センタ端末13は、個人情報を受け取
ると(ステップB6)、個人情報から患者が処方薬を受
け取る小売店の情報と、患者が受け取る患者の識別I
D、受取日を含む配送先情報を生成する(ステップB
7)。配送人は、調剤薬局に出向き、識別IDを元に処
方薬を受け取り、その処方薬を指定された小売店に受取
日までに配送する(ステップB8)。小売店では、配送
された処方薬を受け取ると、患者が受け取りに来るまで
当該処方薬を保管しておく(ステップB9)。
ると(ステップB6)、個人情報から患者が処方薬を受
け取る小売店の情報と、患者が受け取る患者の識別I
D、受取日を含む配送先情報を生成する(ステップB
7)。配送人は、調剤薬局に出向き、識別IDを元に処
方薬を受け取り、その処方薬を指定された小売店に受取
日までに配送する(ステップB8)。小売店では、配送
された処方薬を受け取ると、患者が受け取りに来るまで
当該処方薬を保管しておく(ステップB9)。
【0037】患者は、指定した日に小売店に出向き、氏
名、識別ID等を告げ、小売店では小売店端末14が受
信している個人情報と比較を行う。ここで患者本人(又
は正当な代理人)と確認できた場合には、処方薬を患者
本人(又は代理人)に手渡す(ステップB10)。尚、
ここで患者本人(又は正当な代理人)であることを認証
する必要があるが、例えば病院で診察を受けた際に患者
に処方薬の引換券などを手渡すようにしておけば、それ
によって処方薬の受渡しを確実に行うことができる。
名、識別ID等を告げ、小売店では小売店端末14が受
信している個人情報と比較を行う。ここで患者本人(又
は正当な代理人)と確認できた場合には、処方薬を患者
本人(又は代理人)に手渡す(ステップB10)。尚、
ここで患者本人(又は正当な代理人)であることを認証
する必要があるが、例えば病院で診察を受けた際に患者
に処方薬の引換券などを手渡すようにしておけば、それ
によって処方薬の受渡しを確実に行うことができる。
【0038】このように、上述した第2の実施形態で
は、第1の実施形態の効果に加えて、患者が自宅にいな
い場合であっても自分の都合の良い日に都合の良い場所
で処方薬を受け取ることができる。
は、第1の実施形態の効果に加えて、患者が自宅にいな
い場合であっても自分の都合の良い日に都合の良い場所
で処方薬を受け取ることができる。
【0039】尚、病院から調剤薬局、配送センタ、小売
店の順番に医療情報及び/又は個人情報を送信すること
にしているが、例えば、配送センタ端末13および小売
店端末への個人情報の送信は、病院端末11から直接行
うようにしてもよい。
店の順番に医療情報及び/又は個人情報を送信すること
にしているが、例えば、配送センタ端末13および小売
店端末への個人情報の送信は、病院端末11から直接行
うようにしてもよい。
【0040】上述した2つの実施形態において、病院、
調剤薬局、配送センタ、小売店の各端末はデータベース
を有していることが好ましく、そのデータベースに情報
の送受信のログを記憶することが好ましい。このように
すれば、例えば処方薬が配送されないなどのミスがあっ
た場合、その原因究明を解析する時などにログ情報を利
用することができる。
調剤薬局、配送センタ、小売店の各端末はデータベース
を有していることが好ましく、そのデータベースに情報
の送受信のログを記憶することが好ましい。このように
すれば、例えば処方薬が配送されないなどのミスがあっ
た場合、その原因究明を解析する時などにログ情報を利
用することができる。
【0041】尚、患者の症状等の情報を含む医療情報に
ついては患者のプライバシーを守る必要があるため、病
院端末と調剤薬局端末との間でのみ送受信が可能なシス
テムを構築することが好ましい。すなわち、病院と調剤
薬局の間で送受信される情報は、暗号化して行うことが
好ましく、また、端末への情報入力等の操作を行うに際
して、指紋認証や声紋認証による認証手続を経た後にの
み操作することができるようにすることが守秘の観点か
らも好ましい。
ついては患者のプライバシーを守る必要があるため、病
院端末と調剤薬局端末との間でのみ送受信が可能なシス
テムを構築することが好ましい。すなわち、病院と調剤
薬局の間で送受信される情報は、暗号化して行うことが
好ましく、また、端末への情報入力等の操作を行うに際
して、指紋認証や声紋認証による認証手続を経た後にの
み操作することができるようにすることが守秘の観点か
らも好ましい。
【0042】また、現時点において患者は医師の診察を
受けるために病院に出向いているが、将来的にはテレビ
電話等のネットワーク通信手段を介して医師が患者を診
察すること(在宅医療)も可能になると考えられる。本
発明の処方薬の配送方法は、このような場合においても
適用可能であることはいうまでもない。
受けるために病院に出向いているが、将来的にはテレビ
電話等のネットワーク通信手段を介して医師が患者を診
察すること(在宅医療)も可能になると考えられる。本
発明の処方薬の配送方法は、このような場合においても
適用可能であることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の処方薬の
配送方法によれば、ネットワークを介して患者の情報を
送受信することによって患者に処方薬が配送されるの
で、患者は調剤薬局まで出向く必要がなくなる。更に、
処方薬の配送間隔や受取日また受け取り場所等を、患者
の都合に合わせてあらかじめ指定しておくことができる
ので、患者は所望の量を所望の日に受け取ることが可能
である。
配送方法によれば、ネットワークを介して患者の情報を
送受信することによって患者に処方薬が配送されるの
で、患者は調剤薬局まで出向く必要がなくなる。更に、
処方薬の配送間隔や受取日また受け取り場所等を、患者
の都合に合わせてあらかじめ指定しておくことができる
ので、患者は所望の量を所望の日に受け取ることが可能
である。
【0044】また、極端な場合、1日分の分量を毎日配
送してもらうこともできるので、患者が服用量を誤る可
能性も極めて低くなる。更に、患者は情報処理端末に一
切触れることがないので、情報処理端末の扱いに慣れて
いない人であっても本発明のサービスを享受することが
できる。
送してもらうこともできるので、患者が服用量を誤る可
能性も極めて低くなる。更に、患者は情報処理端末に一
切触れることがないので、情報処理端末の扱いに慣れて
いない人であっても本発明のサービスを享受することが
できる。
【図1】本発明に係る配送方法の第1の実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態の処理の流れを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】本発明に係る配送方法の第2の実施形態の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】図3に示す第2の実施形態の処理の流れを示す
フローチャートである。
フローチャートである。
01、11 病院端末 02、12 調剤薬局端末 03、13 配送センタ端末 10、20 ネットワーク 14 小売店端末
Claims (10)
- 【請求項1】 患者に薬を処方する病院と、当該病院が
発行した処方箋に基づいて薬を調剤する調剤薬局と、当
該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患者に配送する配
送センタとをネットワークで接続し、 前記病院が、前記患者に投薬するべき薬の調剤に必要な
処方情報を前記ネットワークを介して前記調剤薬局へ送
り、前記調剤薬局はこの処方情報に基づいて必要な薬を
調剤し、 前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤した
処方薬の配送情報を前記配送センタに送り、前記配送セ
ンタがこの配送情報に基づいて前記調剤した処方薬を前
記患者に配送することを特徴とする処方薬の配送方法。 - 【請求項2】 患者に薬を処方する病院と、当該病院が
発行した処方箋に基づいて薬を調剤する調剤薬局と、当
該調剤薬局にて調剤した処方薬を前記患者に配送する配
送センタと、小売店とをネットワークで接続し、 前記病院が、前記患者に投薬するべき薬の調剤に必要な
処方情報を前記ネットワークを介して前記調剤薬局へ送
り、前記調剤薬局はこの処方情報に基づいて必要な薬を
調剤し、 前記患者は処方された薬の受領を希望する小売店を前記
病院に対して指定し、 前記病院または調剤薬局が、前記調剤薬局にて調剤した
処方薬の配送情報を前記配送センタと前記患者が指定し
た小売店の双方に送り、前記配送センタがこの配送情報
に基づいて前記調剤した処方薬を前記患者が指定した小
売店に配送し、 前記患者が前記指定した小売店に出向いて前記配送され
た処方薬を受領することを特徴とする処方薬の配送方
法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の処方薬の配送方法にお
いて、前記処方薬の配送情報が、前記患者のID情報
と、前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情報
を含むことを特徴とする処方薬の配送方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の処方薬の配送方法にお
いて、前記処方薬の配送情報が、前記患者のID情報
と、前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関する情
報、及び前記患者が指定した小売店に関する情報を含む
ことを特徴とする処方薬の配送方法。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の処方
薬の配送方法において、前記処方情報が、患者のID情
報、患者の病名、症状等を含む医療情報、医師の発行し
た処方箋、前記患者が指定した処方薬の配送間隔に関す
る情報を含むことを特徴とする処方薬の配送方法。 - 【請求項6】 請求項2、4、5のいずれかに記載の処
方薬の配送方法において、当該方法が更に、前記小売店
は前記患者の情報と、処方薬を受け取りに来た者のID
情報を照合して、所定の条件が満たされている場合にの
み処方薬を受け渡すことを特徴とする処方薬の配送方
法。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の処方
薬の配送方法において、前記調剤薬局は前記患者が指定
した配送間隔に応じた分量の薬を調剤し、前記配送セン
タは前記患者が指定した配送間隔で処方薬を配送するこ
とを特徴とする処方薬の配送方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の処方
薬の配送方法において、前記ネットワークを介した情報
の送受信を、暗号化して行うことを特徴とする処方薬の
配送方法。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の処方
薬の配送方法において、前記ネットワークを介して行う
情報の送受信は、端末操作者の個人認証を経たあとにの
み行うことができることを特徴とする処方薬の配送方
法。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の処
方薬の配送方法において、前記病院、調剤薬局、配送セ
ンタ及び小売店に設けた各端末がデータベースを具えて
おり、前記各端末で前記処方情報及び/又は配送情報を
送受信した場合にそのログを前記データベースに記憶す
ることを特徴とする処方薬の配送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191416A JP2002007571A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 処方薬の配送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000191416A JP2002007571A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 処方薬の配送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002007571A true JP2002007571A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18690721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000191416A Pending JP2002007571A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 処方薬の配送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002007571A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007188435A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nippon Chozai Kk | サーバ装置及び調剤情報通知方法 |
JP2010009536A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Higashi Nihon Medicom Kk | 調剤システム |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191416A patent/JP2002007571A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007188435A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nippon Chozai Kk | サーバ装置及び調剤情報通知方法 |
JP2010009536A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Higashi Nihon Medicom Kk | 調剤システム |
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