JP2007187709A - Led駆動回路およびこれを用いた警報器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の輝度レベルで点灯するLEDを有する機器に対して、ハードウェア資源を従来に比して少なく抑えることができるLED駆動回路これを備えた警報器を提供すること。
【解決手段】各々が直列接続されたLED1a〜1cと抵抗R3〜R5からなり、直流電源Vccに並列接続された複数の直列接続体と、各々が各直列接続体に接続され、LEDを能動状態とするための制御信号を出力する複数の出力ポートP1〜P3を有し、複数のLED1a〜1cの駆動を制御するマイコン2とを含むLED駆動回路であって、直流電源Vccと直列接続体との間に接続された電圧調整手段(Tr1,R1,R2)と、電圧調整手段(Tr1,R1,R2)と並列に接続されたスイッチング素子Tr2とを備え、マイコン2は、さらに、スイッチング素子Tr2の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートP4を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)駆動回路およびこれを用いた警報器に関する。
従来、ガス漏れ警報器等の機器では、LEDによりその警報状態を外部に報知する機能を有し、危険のレベルに応じて、通常輝度点灯と高輝度点灯を切り替えることができる機能を備えたものがある。
図6は、このような機能を備えた従来のLED駆動回路を示す回路図である。図6に示すように、LED駆動回路は、直流電源Vccに接続され、電流が流れると発光して報知動作を行うLED1a〜1cと、LED1a〜1cに電流を流す制御を行うCPU2と、LED1a〜1cにそれぞれ直列接続され、LED1a〜1cに流れる通常輝度点灯時の電流値を設定する抵抗R11、R13およびR15と、高輝度点灯時の電流値を設定する抵抗R12、R14およびR16とを備えている。CPU2は、抵抗R11〜R16に接続され、制御信号を出力する出力ポートP1〜P6を備えている。
CPU2は、LED1a〜1cを通常輝度で点灯させる場合は、出力ポートP1、P3またはP5からLEDを能動(アクティブ)状態にするための制御信号、すなわちロー(Low)レベルの制御信号を出力してLED1a〜1cに通常輝度点灯に対応する電流を流し、高輝度で点灯させる場合は、出力ポートP2、P4またはP6からLEDを能動(アクティブ)状態にするための制御信号、すなわちロー(Low)レベルの制御信号を出力してLED1a〜1cに高輝度点灯に対応する電流を流す。
しかしながら、上述の従来技術ではLEDの個数の2倍の、抵抗とCPU2の出力ポートとを必要とする。これは、多数のI/Oを必要とする複合型警報器など、ハードウェア資源(特に、CPU等のポート等の有限なもの)を制限されることが多い機器においては、多数のI/Oポートを使用することは、ハードウェア設計上のネック事項になる。また、I/Oポートが不足する場合は、より多くのI/Oポートを備えた上位のCPUを要するため、コストアップとなる。
そこで本発明は、上述した課題に鑑み、複数の輝度レベルで点灯するLEDを有する機器に対して、ハードウェア資源を従来に比して少なく抑えることができるLED駆動回路これを備えた警報器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、各々が直列接続されたLEDと抵抗からなり、直流電源に並列接続された複数の直列接続体と、各々が前記各直列接続体に接続され、前記LEDを能動状態とするための制御信号を出力する複数の出力ポートを有し、前記複数のLEDの駆動を制御するマイコンとを含むLED駆動回路であって、前記直流電源と前記直列接続体との間に接続された電圧調整手段と、前記電圧調整手段と並列に接続されたスイッチング素子とを備え、前記マイコンは、さらに、前記スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートを有することを特徴とするLED駆動回路に存する。
請求項1記載の発明においては、各々が直列接続されたLEDと抵抗からなり、直流電源に並列接続された複数の直列接続体と、各々が各直列接続体に接続され、LEDを能動状態とするための制御信号を出力する複数の出力ポートを有し、複数のLEDの駆動を制御するマイコンとを含むLED駆動回路において、直流電源と前記直列接続体との間に接続された電圧調整手段により、直流電源の電圧が、所定の輝度となるようにLEDに流がす電流量を与える電圧に調整されてLED側に供給され、LEDが駆動される。また、マイコンの出力ポートからスイッチング素子をオンにする制御信号が出力されると、電圧調整手段を介さずに直流電源がLED側に接続され、LEDに流れる電流量が増加する。それにより、増加した電流量に応じた高輝度でLEDを駆動する。したがって、LEDを輝度の異なる態様で駆動することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1記載のLED駆動回路において、前記電圧調整手段は、前記直流電源と前記直列接続体との間にコレクタおよびエミッタが接続されたトランジスタと、前記直流電源の電圧を抵抗分圧した分圧電圧を前記トランジスタのベースに供給する分圧抵抗とを備えていることを特徴とするLED駆動回路に存する。
請求項2記載の発明においては、電圧調整手段は、直流電源と直列接続体との間にコレクタおよびエミッタが接続されたトランジスタと、直流電源の電圧を抵抗分圧した分圧電圧をトランジスタのベースに供給する分圧抵抗とを備えている。それにより、直流電源の電圧が、所定の輝度となるようにLEDに流す電流量を与える一定の電圧に調整されてLED側に供給される。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のLED駆動回路において、前記マイコンの複数の出力ポートのうちの少なくとも1つの出力ポートから、前記LEDを断続的に能動状態とするための第1の制御信号または連続的に能動状態とするための第2の制御信号が出力され、前記第2の制御信号が出力された時に、前記スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートから、前記スイッチング素子を断続的にオン、オフするための第3の制御信号が出力されることを特徴とするLED駆動回路に存する。
請求項3記載の発明においては、マイコンの複数の出力ポートのうちの少なくとも1つの出力ポートから、LEDを断続的に能動状態とするための第1の制御信号または連続的に能動状態とするための第2の制御信号が出力される。また、第2の制御信号が出力された時に、スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートから、スイッチング素子を断続的にオン、オフするための第3の制御信号が出力される。それにより、LEDを所定の輝度で点滅させたり、所定の輝度とそれより高い輝度で交互点灯させたりすることができる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載のLED駆動回路において、前記第1および第3の制御信号はパルス状の制御信号であり、前記LEDを能動状態とする期間が互いに重ならないように設定されていることを特徴とするLED駆動回路に存する。
請求項4記載の発明においては、第1および第3の制御信号はパルス状の制御信号であり、前記LEDを能動状態とする期間が互いに重ならないように設定されている。それにより、複数のLEDが同時に駆動される場合に、所定輝度で点滅させたいLEDが、所定輝度より高い輝度で点滅することを防止することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載のLED駆動回路を備え、前記LEDを警報表示のために使用することを特徴とする警報器に存する。
請求項5記載の発明においては、本発明のLED駆動回路が警報器に適用され、LEDが警報表示のために使用される。それにより、通常輝度と高輝度の2種類の輝度でLEDを点灯させて警報することができる警報器を実現することができる。
請求項1記載の発明によれば、各々が直列接続されたLEDと抵抗からなり、直流電源に並列接続された複数の直列接続体と、各々が各直列接続体に接続され、LEDを能動状態とするための制御信号を出力する複数の出力ポートを有し、複数のLEDの駆動を制御するマイコンとを有するLED駆動回路であって、直流電源と前記直列接続体との間に接続された電圧調整手段と、電圧調整手段と並列に接続されたスイッチング素子とを備え、マイコンは、さらに、スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートを有するので、マイコンのI/Oポートの数を駆動すべきLEDの数プラス1にするだけで、輝度の異なる態様、たとえば、通常輝度と高輝度で発光するように駆動することができ、ハードウェア資源(特に、CPU等のポート等の有限なもの)を従来に比して少なく抑えることができ、コストダウンをすることができる。
請求項2記載の発明によれば、電圧調整手段は、直流電源と直列接続体との間にコレクタおよびエミッタが接続されたトランジスタと、直流電源の電圧を抵抗分圧した分圧電圧をトランジスタのベースに供給する分圧抵抗とを備えているので、直流電源の電圧を、所定の輝度となるようにLEDに流す電流量を与える一定の電圧に調整してLED側に供給することができる。
請求項3記載の発明によれば、マイコンの複数の出力ポートのうちの少なくとも1つの出力ポートから、LEDを断続的に能動状態とするための第1の制御信号または連続的に能動状態とするための第2の制御信号が出力され、第2の制御信号が出力された時に、スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートから、スイッチング素子を断続的にオン、オフするための第3の制御信号が出力されるので、LEDを所定の輝度で点滅させたり、所定の輝度とそれより高い輝度で交互点灯させたりすることができる。
請求項4記載の発明によれば、第1および第3の制御信号はパルス状の制御信号であり、前記LEDを能動状態とする期間が重ならないように設定されているので、複数のLEDが同時に駆動される場合に、所定輝度で点滅させたいLEDが、所定輝度より高い輝度で点滅することを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか1項に記載のLED駆動回路を備え、前記LEDを警報表示のために使用するので、通常輝度と高輝度の2種類の輝度でLEDを点灯させて警報することができる警報器を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に係るLED駆動回路を内蔵したガス漏れ警報器の構成を示すブロック図である。図1において、ガス漏れ警報器10は、火災警報機能とガス漏れ警報機能を持つタイプのガス漏れ警報器であり、マイコン(以下、CPUという)2、メタン検出回路11、CO検出回路12、火災検出回路13、警報表示回路14および警報音声/ブザー出力回路15から構成される。
メタン検出回路11は、都市ガスの主成分であるメタンガスを検出するガスセンサを含む。CO検出回路12は、ガスの不完全燃焼時に発生するCOを検出するガスセンサを含む。火災検出回路13は、火災を検出する火災センサを含む。警報表示回路14は、火災発声を警報するために赤色発光する火災警報用LEDと、CO検出を警報するために黄色発光するCO警報用LEDと、メタン検出を警報するために赤色発光するメタン警報用LEDとを含む。警報表示回路14には、本発明のLED駆動回路が用いられる。
CPU2は、メタン検出回路11からのメタン検出信号により警報表示回路14のメタン警報用LED(赤)を発光させると共に、警報音声/ブザー出力回路15から発声、発音等でメタン検出の警報を発する。また、CPU2は、CO検出回路12からのCO検出信号により警報表示回路14のCO警報用のLED(黄)を発光させると共に、警報音声/ブザー出力回路15から発声、発音等でCO検出の警報を発する。また、CPU2は、火災検出回路13からの火災検出信号により警報表示回路14の火災警報用LED(赤)を発光させると共に、警報音声/ブザー出力回路15から発声、発音等で火災発生の警報を発する。
次に、警報表示回路14、すなわち本発明のLED駆動回路の構成および動作について説明する。
図2は、本発明のLED駆動回路の構成を示す回路図である。図2において、LED駆動回路は、直流電源Vccに対して並列接続され、電流が流れると発光して報知動作を行うLED1a〜1cと、LED1a〜1cにそれぞれ直列接続された抵抗R3、R4およびR5と、抵抗R3〜R5にそれぞれ接続され、LED1a〜1cに電流を流す制御を行う制御信号を出力する出力ポートP1〜P3を備えているCPU2とを備えている。LED1aと抵抗R3、LED1bと抵抗R4、LED1cと抵抗R5は、それぞれ請求項における直列接続体に相当する。
LED駆動回路は、また、直流電源Vccにコレクタが接続され、エミッタが並列接続されたLED1a〜1cに接続されたnpn型のトランジスタTr1と、直流電源VccとトランジスタTr1のベース間に接続された抵抗R1と、トランジスタTr1のベースと接地間に接続された抵抗R2とを備えている。トランジスタTr1および抵抗R1,R2は、請求項における電圧調整手段に相当する。
LED駆動回路は、さらに、直流電源Vccにエミッタが接続され、コレクタが並列接続されたLED1a〜1cに接続されたpnp型のトランジスタTr2と、トランジスタTr2のベースとCPU2の出力ポートP4間に接続された抵抗R6とを備えている。トランジスタTr2は、請求項におけるスイッチング素子に相当し、直流電源Vccに対して、トランジスタTr1および抵抗R1,R2で構成される電圧調整手段と共に並列接続されている。
(LEDの発光輝度の設定)上述の構成において、LED駆動回路は、通常輝度点灯と高輝度点灯を行うために以下のように設定している。
(通常輝度点灯)LED1a〜1cの発光輝度は、LED1a〜1cに流れる電流値により決まるため、図2における抵抗R3〜R5の共通接続点に印加される電圧V1を制御することで、LED1a〜1cに供給する電流値を制限することができる。抵抗R3〜R5に印加される電圧V1は、トランジスタTr1のベース電位により決定される。トランジスタTr1のベース電位は、直流電源Vccの電圧より抵抗R1およびR2の分圧比により決められる電圧Vbとなり、電圧V1は、電圧VbからトランジスタTr1の飽和電圧Vbe(約0.6V)を引いた定電圧となり、抵抗R3〜R5に印加される。印加される電圧V1に対して、抵抗R3〜R5により決められた電流値が、LED1a〜1cに流れ、LED1a〜1cは電流値に応じた輝度で点灯する。
この時、最適な輝度になるようにLED毎に抵抗R3〜R5の抵抗値が決められる。電圧V1は以下の式で表される。
V1=Vcc×{R2/(R1+R2)}−Vbe
(高輝度点灯)高輝度点灯時の電圧V1は、トランジスタTr2をオンすることにより決められる。この時の電圧V1は、直流電源VccからトランジスタTr1を介さずにトランジスタTr2を介することによって、直流電源Vccの電圧からトランジスタTr2のコレクタ・エミッタ間電圧Vce(約0.1V)を引いた値となるため、上述の通常輝度点灯時より高い電圧が供給される。したがって、この場合、LED1a〜1cに流れる電流量が増加し、通常輝度点灯時より高い輝度で点灯するようにLED1a〜1cを駆動することができる。
このように、第1の実施形態におけるLED駆動回路によれば、複数個のLEDを通常輝度および高輝度で駆動する際CPU2のI/Oポートの数が、LEDの数の2倍の数だけ必要とした図6の従来例に対して、複数個のLEDを複数の輝度レベル(たとえば、通常輝度および高輝度)で駆動する際CPU2のI/Oポートの数が、LEDの数+1だけで済む。したがって、従来に比してI/Oポートの数の少ないCPUで構成することができるため、LED駆動回路の製造コストを低減することができる。
また、駆動するLEDの数を増やしても、1個のLEDに対して1個の電流制限用の抵抗と、当該LEDの駆動用の出力ポートを追加するのみでLED駆動回路を構成することができるので、大幅にCPUのI/Oポートの使用数を増やすことなく、通常輝度および高輝度等の異なる輝度の態様でLEDを駆動することが可能である。
(ガス漏れ警報器の動作)次に、上述の構成を有するガス漏れ警報器の動作について図3のフローチャートおよび図4のタイミングチャートを参照しながら説明する。ここでは、たとえば、LED1aは、CO検出を警報するために黄色発光するLEDであり、LED1bは、メタン検出を警報するために赤色発光するLEDであり、LED1cは、火災発生を警報するために赤色発光するLEDであるものとして、CPU2の制御に基づく動作を説明する。
通常状態では、CPU2は、出力ポートP1〜P4からLEDを非能動状態にする制御信号、すなわち、直流電源Vccの電圧とほぼ同じハイ(High)レベルの制御信号を出力しており、それにより、LED1a〜1cに電流は流れず、LED1a〜1cは消灯している。
このような状態で、まず、COの計測が開始され(ステップS1)、次いで、CO検出回路12からCO検出信号がCPU2に入力されると、そのCO検出信号により検出されたCO濃度が、予め設定されマイコン2の内蔵メモリに記憶されているCO警報濃度以上か否かを判定する(ステップS2)。検出されたCO濃度がCO警報濃度以上でなければ(ステップS2のNo)、次いで、CO警報を解除し(ステップS3)、次いでステップS9に進む。
検出されたCO濃度がCO警報濃度以上であれば(ステップS2のYes)、次いで、CO高濃度警報をするか否かを判定する(ステップS4)。この判定は、検出されたCO濃度が、予め上述のCO警報濃度より高く設定されマイコン2の内蔵メモリに記憶されているCO警報高濃度以上になっているかどうか比較することにより行われる。
検出されたCO濃度がCO警報高濃度以上になっていなければ(ステップS4のNo)、次いで、CPU2は、警報音出力手段としての警報音声/ブザー出力回路15へ警報信号を出力し、警報音声/ブザー出力回路15の発声または発音により低濃度のCOを検出したことを警報する(ステップS5)。次に、CPU2は出力ポートP1から、LED1aを断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)に示すようにハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号を出力する(ステップS6)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr1、抵抗R3を介してLED1aに電流が断続的に流れ、LED1aが通常輝度の黄色で点滅し、低濃度のCOを検出したことが表示される。
一方、検出されたCO濃度がCO警報高濃度以上になっていれば(ステップS4のYes)、次いで、CPU2は、出力ポートP1から、LED1aを連続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)に示すようにロー(Low)レベルの制御信号を出力する(ステップS7)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr1、抵抗R3を介してLED1aに電流が連続的に流れる。
次に、CPU2は出力ポートP4から、トランジスタTr2を断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)に示すようにハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号を出力する(ステップS8)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr2、抵抗R3を介してLED1aに電流が断続的に流れる。したがって、LED1aが、黄色の通常輝度と高輝度で交互に点灯することにより通常輝度の点滅と異なる態様で、高濃度のCOを検出したことが表示される。
次に、メタンガスの計測が行われる(ステップS9)。メタン検出回路11からメタン検出信号がCPU2に入力されると、そのメタン検出信号により検出されたメタン濃度が、予め設定されマイコン2の内蔵メモリに記憶されているガス漏れ警報濃度(メタン警報濃度)以上か否かを判定する(ステップS10)。検出されたメタン濃度がガス漏れ警報濃度以上でなければ(ステップS10のNo)、次いで、ガス漏れ警報を解除し(ステップS11)、次いでステップS17に進む。
検出されたメタン濃度がガス漏れ警報濃度以上であれば(ステップS10のYes)、次いで、ガス漏れ高濃度警報をするか否かを判定する(ステップS12)。この判定は、検出されたメタン濃度が、予め上述のメタン警報濃度より高く設定されマイコン2の内蔵メモリに記憶されているガス漏れ高濃度(メタン警報高濃度)以上になっているかどうか比較することにより行われる。
検出されたメタン濃度がガス漏れ警報高濃度以上になっていなければ(ステップS12のNo)、次いで、CPU2は、警報音声/ブザー出力回路15へ警報信号を出力し、警報音声/ブザー出力回路15の発声または発音により低濃度のガス漏れ(メタン)を検出したことを警報する(ステップS13)。次に、CPU2は出力ポートP2から、LED1bを断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)の出力ポートP1の制御信号と同様にハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号を出力する(ステップS14)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr1、抵抗R4を介してLED1bに電流が断続的に流れ、LED1bが通常輝度の赤色で点滅し、低濃度のガス漏れ(メタン)を検出したことが表示される。
一方、検出されたメタン濃度がガス漏れ警報高濃度以上になっていれば(ステップS12のYes)、次いで、CPU2は出力ポートP2から、LED1bを連続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわちロー(Low)レベルの制御信号を出力する(ステップS15)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr1、抵抗R3を介してLED1bに電流が連続的に流れる。
次に、CPU2は出力ポートP4から、トランジスタTr2を断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)に示すように、ハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号を出力する(ステップS16)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr2、抵抗R4を介してLED1bに電流が断続的に流れる。したがって、LED1bが、赤色の通常輝度と高輝度で交互に点灯することにより通常輝度の点滅と異なる態様で、高濃度のガス漏れ(メタン)を検出したことが表示される。
次に、火災センサ温度計測が行われる(ステップS17)。火災検出回路13から火災センサの火災温度検出信号がCPU2に入力されると、その火災温度検出信号により検出された火災温度が、予め設定されマイコン2の内蔵メモリに記憶されている火災警報温度以上か否かを判定する(ステップS18)。検出された火災温度が火災警報温度以上でなければ(ステップS18のNo)、次いで、火災警報を解除し(ステップS19)、次いでステップS1に戻る。
検出された火災温度が火災警報温度以上であれば(ステップS18のYes)、次いで、CPU2は、警報音声/ブザー出力回路15へ警報信号を出力し、警報音声/ブザー出力回路15の発声または発音により火災を検出したことを警報する(ステップS20)。次に、CPU2は出力ポートP3から、LED1cを断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4の出力ポートP1の制御信号と同様にロー(Low)レベルの制御信号を出力する(ステップS21)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr1、抵抗R5を介してLED1cに電流が連続的に流れる。
次に、CPU2は出力ポートP4から、トランジスタTr2を断続的に能動(アクティブ)とするための制御信号、すなわち図4(A)に示すように、ハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号を出力する(ステップS22)。それにより、直流電源VccよりトランジスタTr2、抵抗R5を介してLED1cに電流が断続的に流れる。したがって、LED1cが、赤色の通常輝度と高輝度で交互に点灯することにより通常輝度の点滅と異なる態様で、火災を検出したことが表示される。
なお、CPU2の出力ポートP4から出力されるパルス状の制御信号は、複数のLEDが同時に駆動される状態が発生した場合、特に、1個のLEDが通常輝度の点灯かつ高輝度の点滅で駆動されている時に、他のLEDが通常輝度の点滅で駆動された場合、他のLEDの通常輝度の点滅が高輝度の点滅にならないように、ハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するタイミングが、出力ポートP1またはP2から出力される通常輝度の点滅駆動のためのパルス状の制御信号とずらされている。
たとえば、図4(B)に示すように、CPU2の出力ポートP1からLED1aを連続的に能動(アクティブ)とするためのロー(Low)レベルの制御信号が出力され、かつ出力ポートP4からLED1aを断続的に能動(アクティブ)とするためのハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号が出力されており、同時に、出力ポートP2から、LED1bを断続的に能動(アクティブ)とするためのハイ(High)レベルとロー(Low)レベルが交互するパルス状の制御信号が出力されると共にCPU2の出力ポートP3からLED1cを連続的に能動(アクティブ)とするためのロー(Low)レベルの制御信号が出力される場合、出力ポートP4から出力されるパルス状制御信号がロー(Low)レベルとなるタイミングは、出力ポートP2から出力されるパルス状制御信号が必ずハイ(High)レベルの時点となるようにずらされている。
このようにして、CO検出時には、警報音声/ブザー出力回路15による警報音と、警報表示回路14のLED1aの通常輝度の点滅による警報表示とにより、低濃度のCOが検出されたことをユーザに報知し、また、警報音声/ブザー出力回路15による警報音と、警報表示回路14のLED1aの通常輝度と高輝度の交互点灯に基づく見かけ上の点滅による警報表示とにより、高濃度のCOが検出されたことをユーザに報知することができる。
同様に、メタン検出時には、警報音声/ブザー出力回路15による警報音と、警報表示回路14のLED1bの通常輝度の点滅点灯による警報表示とにより、低濃度のメタンが検出されたことをユーザに報知し、また、警報音声/ブザー出力回路15による警報音と、警報表示回路14のLED1bの通常輝度と高輝度の交互点灯に基づく見かけ上の点滅による警報表示とにより、高濃度のメタンが検出されたことをユーザに報知することができる。
さらに、火災検出時には、警報音声/ブザー出力回路15による警報音と、警報表示回路14のLED1cの通常輝度と高輝度の交互点灯に基づく見かけ上の点滅による警報表示とにより、火災が検出されたことをユーザに報知することができる。
(第2の実施形態)次に、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、通常輝度と高輝度の2種類の輝度でLEDが点灯するように駆動しているが、第2の実施形態では、さらに多くの種類の輝度でLEDの駆動を可能にするものである。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す回路図である。図5において、LED駆動回路は、図2に構成に加えて、CPU2が出力ポートP5をさらに備え、この出力ポートP5と抵抗R1およびR2の接続点の間に抵抗R7を接続している。
このような構成のLED駆動回路では、CPU2の出力ポートP5をオン(Low)またはオフ(ハイインピーダンス)とすることにより、トランジスタTr1のベース電位を制御し、LED1a〜1cの点灯輝度を変えることができる。
すなわち、CPU2の出力ポートP5を能動(アクティブ)にする制御信号、すなわちロー(Low)レベルの制御信号を出力することにより、トランジスタTr1のベース電圧Vbは、抵抗R1およびR2の分圧比で決められる電圧から抵抗R1およびR7で決められる電圧になる。そこで、抵抗R7を抵抗R2より大きな抵抗値に設定することにより、上述の第1の実施形態における通常輝度と高輝度の間の中輝度でLED1a〜1cを発光させることができる。
このように、この第2の実施形態のLED駆動回路によれば、通常輝度(低輝度)、中輝度および高輝度の3種類の輝度でLEDを駆動することができる。したがって、輝度の種類を増やしても、大幅にCPUのI/Oポートの使用数を増やすことなく、多種類の輝度の点灯を行うことが可能である。
以上の通り、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
たとえば、上述の第2の実施形態の変形例として、トランジスタTr1のベース電位を決定する抵抗値を変える、または抵抗の数を増やすことにより、第2の実施形態における3種類以上の多種類の輝度でLEDを駆動することもでき、たとえば、輝度の階調を作ることも可能である。
また、上述の実施形態では、本発明のLED駆動回路をガス漏れ警報器に適用した場合について説明したが、これに限らず、他の警報器や警報器以外の機器に適用することもできる。
本発明の第1の実施形態に係るLED駆動回路を内蔵したガス漏れ警報器の構成を示すブロック図である。(第1の実施形態) 図1のガス漏れ警報器における警報表示回路(本発明のLED駆動回路)の構成を示す回路図である。(第1の実施形態) 図1のガス漏れ警報器の動作を示すフローチャートである。(第1実施形態) (A)および(B)は、図1のガス漏れ警報器における各部信号のタイミングチャートである。(第1の実施形態) 本発明の第2の実施形態に係るLED駆動回路の構成を示す回路図である。(第2の実施形態) 従来のLED駆動回路の構成例を示す回路図である。
符号の説明
1a〜1c LED(直列接続体の一部)
2 マイコン(CPU)
10 ガス漏れ警報器
R1 抵抗(分圧抵抗)
R2 抵抗(分圧抵抗)
R3 抵抗(電圧調整手段の一部)
R4 抵抗(電圧調整手段の一部)
R5 抵抗(電圧調整手段の一部)
Tr1 トランジスタ(電圧調整手段の一部)
Tr2 トランジスタ(スイッチング素子)

Claims (5)

  1. 各々が直列接続されたLEDと抵抗からなり、直流電源に並列接続された複数の直列接続体と、各々が前記各直列接続体に接続され、前記LEDを能動状態とするための制御信号を出力する複数の出力ポートを有し、前記複数のLEDの駆動を制御するマイコンとを含むLED駆動回路であって、
    前記直流電源と前記直列接続体との間に接続された電圧調整手段と、
    前記電圧調整手段と並列に接続されたスイッチング素子とを備え、
    前記マイコンは、さらに、前記スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートを有する
    ことを特徴とするLED駆動回路。
  2. 請求項1記載のLED駆動回路において、
    前記電圧調整手段は、前記直流電源と前記直列接続体との間にコレクタおよびエミッタが接続されたトランジスタと、前記直流電源の電圧を抵抗分圧した分圧電圧を前記トランジスタのベースに供給する分圧抵抗とを備えている
    ことを特徴とするLED駆動回路。
  3. 請求項1または2記載のLED駆動回路において、
    前記マイコンの複数の出力ポートのうちの少なくとも1つの出力ポートから、前記LEDを断続的に能動状態とするための第1の制御信号または連続的に能動状態とするための第2の制御信号が出力され、
    前記第2の制御信号が出力された時に、前記スイッチング素子の動作を制御する制御信号を出力するための出力ポートから、前記スイッチング素子を断続的にオン、オフするための第3の制御信号が出力される
    ことを特徴とするLED駆動回路。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のLED駆動回路において、
    前記第1および第3の制御信号はパルス状の制御信号であり、前記LEDを能動状態とする期間が互いに重ならないように設定されている
    ことを特徴とするLED駆動回路。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のLED駆動回路を備え、前記LEDを警報表示のために使用することを特徴とする警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007236645A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Advanced Medical Kk 光学式生体情報計測装置の発光素子駆動回路
JP2013081642A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Panasonic Corp 加熱送風装置
JP2020022692A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 株式会社藤商事 遊技機

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