JP2007236645A - 光学式生体情報計測装置の発光素子駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】発光素子の駆動回路を改善することにより、装置の小型化、省電力化を可能にする。
【解決手段】発光素子の光を生体に照射することにより検出される光学的特徴に基づいて所定の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路であって、MPU1の複数の入出力ポート10,11,12,13と発光素子2とが接続されると共に前記発光素子2と電圧源3とが接続され、前記入出力ポート10,11,12,13を制御することにより前記発光手段2の輝度を調節する。
【選択図】図1
【解決手段】発光素子の光を生体に照射することにより検出される光学的特徴に基づいて所定の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路であって、MPU1の複数の入出力ポート10,11,12,13と発光素子2とが接続されると共に前記発光素子2と電圧源3とが接続され、前記入出力ポート10,11,12,13を制御することにより前記発光手段2の輝度を調節する。
【選択図】図1
Description
本発明は、LED等の発光素子を利用して光を生体に照射し、これにより検出される光学的特徴に基づいて、血液中の酸素飽和度、脈拍等の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置に関し、特に発光素子を駆動するための駆動回路に関するものである。
光学式生体情報計測装置として、従来からパルスオキシメータや脈拍計等が知られている。パルスオキシメータは、生体の動脈血の酸素飽和度を非観血的に計測するものであり、その原理は、所定の波長を有する光の酸化ヘモグロビン及び還元ヘモグロビンに対する吸光度の違いを利用し、LED等の発光素子により波長の異なる複数の光を生体に外部から照射して各光の吸光度を検出することにより、動脈血中の酸素飽和度を計測するものである(特許文献1参照)。また、脈拍計は、発光素子からの光を生体に外部から照射し、その透過光度又は反射光度を検出することにより、脈波波形を抽出して脈拍数を計測するものである(特許文献2参照)。
上記従来のパルスオキシメータや脈拍計においては、一般的に図2に示すような駆動回路100が用いられていた。この駆動回路100は、トランジスタ101,102、LED104等を含んで構成される定電流回路であり、第1のトランジスタ101のコレクタと直流電圧源103との間に赤色光を発光するLED104が順方向接続され、ベースとMPU105の入出力ポートとが抵抗器106を介して接続され、エミッタが抵抗器107を介してGND108に接続(接地)されている。第2のトランジスタ102のコレクタは、第1のトランジスタ101のベースと抵抗器106との間に接続され、ベースは第1のトランジスタ101のエミッタと抵抗器107との間に接続され、エミッタは抵抗器107とGND108との間に接続されている。また、前記抵抗器107と並列に、3つの抵抗器109,110,111が接続されると共に、これら各抵抗器109,110,111と直列に、MPU105により制御されるスイッチ112,113,114が接続されている。MPU105は、装置の機能を実現するための各種プログラムに従って所定の情報処理を行う集積回路であり、LED104を発光させるタイミングに基づいて入出力ポートから電流を出力すると共に、目標となる発光輝度に基づいて各スイッチ112,113,114を切り替える。この構成により、MPU105によりLED104の発光のタイミング及び強度を制御することができる。
特開2005−095606号公報
特開2001−112728号公報
上記のように、従来の構成においては、発光素子の駆動回路を構成するために、トランジスタ、スイッチ等の部品が必要となる。このため、実装スペースの確保、回路の複雑化、駆動回路における電圧ロス等の問題があった。
そこで、本発明は、発光素子の駆動回路を改善することにより、装置の小型化、省電力化を可能にすることを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、発光素子の光を生体に照射することにより検出される光学的特徴に基づいて所定の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路であって、MPUの複数の入出力ポートと発光素子とが接続されると共に前記発光素子と電圧源とが接続され、前記入出力ポートを制御することにより前記発光手段の輝度を調節することを特徴とするものである(請求項1)。
上記構成によれば、MPU(CPU)の入出力ポートを制御することにより、LED等の発光素子に流れる電流量を変化させ、発光素子の輝度、又はON/OFFの調節を行うことができる。この入出力ポートの制御は、MPU自身によるプログラムの実行によりなすことができるので、従来のようにスイッチやトランジスタ等の部品を用いた回路を構成する必要がなくなる。
また、上記請求項1記載の構成において、前記発光素子の輝度を増加させる場合には通電状態となる前記入出力ポートを増加させ、前記発光素子の輝度を減少させる場合には通電状態となる前記入出力ポートを減少させることが好ましい(請求項2)。
通電状態となる入出力ポートを増加させれば、発光素子に流れる電流量が増加し、輝度を増加させることができる。また、輝度を減少させる場合には、これとは逆に、通電状態となる入出力ポートを減少させればよい。このような入出力ポートの制御は、MPUによるプログラムの実行によりなすことができる。
また、上記請求項1又は2記載の構成において、前記入出力ポートと前記発光素子との間に抵抗器が接続されていることが好ましい(請求項3)。
この抵抗器により、過電流を防止することができる。
以上のように、本発明によれば、LED等の発光素子の駆動回路において、従来必要とされていたトランジスタ、スイッチ等の部品を削減することができ、これにより装置の小型化、軽量化、低コスト化等を実現することができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1に示すMPU(Micro Processing Unit)1は、LED等の発光素子を利用して光を生体に照射し、これにより検出される光学的特徴に基づいて、血液中の酸素飽和度、脈拍等の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置(パルスオキシメータ、脈拍計等)の制御装置として用いられ、所定のプログラム命令を解釈し実行することのできる公知のものであり、装置の機能を実現させるための様々な情報処理を行う。
MPU1は、第1の入出力ポート10、第2の入出力ポート11、第3の入出力ポート12、第4の入出力ポート13を有している。これらの各入出力ポート10,11,12,13は、それぞれ第1〜第4の抵抗器20,21,22,23を介してLED2と接続し、このLED2は、電池等の直流電圧源3と接続している。また、これら各入出力ポート10,11,12,13は、MPU1内部におけるプログラムの実行に伴い、通電状態(出力)又は非通電状態(入力)のいずれかの状態となる。
本実施例においては、第1〜第4の入出力ポート10,11,12,13の状態を制御することにより、LED2の輝度、又はON/OFFが制御される。下記表1に示すように、第1の入出力ポート10のみが「出力」で、第2〜第4の入出力ポート11,12,13が「入力」である場合には、LED2には1ポート分の電流が流れ、その時の輝度は1倍となる。また、第1及び第2の入出力ポート10,11が「出力」で、第3及び第4の入出力ポート12,13が「入力」である場合には、LED2には2ポート分の電流が流れ、その輝度は2倍となる。更に、第1〜第3の入出力ポート10,11,12が「出力」で、第4の入出力ポート13のみが「入力」である場合には、LED2には3ポート分の電流が流れ、その時の輝度は3倍となる。更にまた、第1〜第4の入出力ポート10,11,12,13全てが「出力」である場合には、LED2には4ポート分の電流が流れ、その時の輝度は4倍となる。
上記のように、本構成においては、MPU1の入出力ポート10,11,12,13をLED2の制御に直接利用することにより、従来必要とされていたトランジスタ、スイッチ等の部品を用いることなく、LED2の駆動回路を構成することができる。これにより、装置全体の小型化、軽量化、低コスト化等を実現することができる。
1 MPU
2 LED(発光素子)
3 直流電圧源(電圧源)
10 第1の入出力ポート
11 第2の入出力ポート
12 第3の入出力ポート
13 第4の入出力ポート
20 第1の抵抗器
21 第2の抵抗器
22 第3の抵抗器
23 第4の抵抗器
2 LED(発光素子)
3 直流電圧源(電圧源)
10 第1の入出力ポート
11 第2の入出力ポート
12 第3の入出力ポート
13 第4の入出力ポート
20 第1の抵抗器
21 第2の抵抗器
22 第3の抵抗器
23 第4の抵抗器
Claims (3)
- 発光素子の光を生体に照射することにより検出される光学的特徴に基づいて所定の生体情報を計測する光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路であって、
MPUの複数の入出力ポートと発光素子とが接続されると共に前記発光素子と電圧源とが接続され、前記入出力ポートを制御することにより前記発光手段の輝度を調節することを特徴とする光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路。 - 前記発光素子の輝度を増加させる場合には通電状態となる前記入出力ポートを増加させ、前記発光素子の輝度を減少させる場合には通電状態となる前記入出力ポートを減少させることを特徴とする請求項1記載の光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路
- 前記入出力ポートと前記発光素子との間に抵抗器が接続されることを特徴とする請求項2記載の光学式生体情報計測装置に用いられる発光素子駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006063505A JP2007236645A (ja) | 2006-03-09 | 2006-03-09 | 光学式生体情報計測装置の発光素子駆動回路 |
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-
2006
- 2006-03-09 JP JP2006063505A patent/JP2007236645A/ja active Pending
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