JP2007186388A - セメント組成物、それを用いた注入材、及びその使用方法 - Google Patents

セメント組成物、それを用いた注入材、及びその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 急激な粘度上昇を示す、強度発現性に優れる、水中不分離性がある、pH値が低いセメント組成物その有効利用方法を提供する。
【解決手段】 セメント、籾殻灰、及びアルカリ増粘型ポリマーエマルジョンを含有してなるセメント組成物、さらに、硬化促進剤を含有してなるセメント組成物、該セメント組成物を用いてなる注入材、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、使用直前に、A液とB液とを混合してなるセメント組成物の使用方法であり、硬化促進剤と水とを含有してなる混合物をC液とし、使用直前に、A液、C液、及びB液の順に混合してなるセメント組成物の使用方法、並びに、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、硬化促進剤、及び水を含有してなる混合物をD液とし、使用直前に、A液とD液を混合してなるセメント組成物の使用方法を構成とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、土木・建築分野で使用するセメント組成物、特に、籾殻灰の有効利用方法に関するものであり、セメントミルク、セメントモルタル、又はコンクリートの粘度を急激に上昇させる必要がある用途に使用するセメント組成物、及びその使用方法に関する。
トンネルの覆工において、施工時や施工後に、覆工コンクリート背面に空洞が発生する場合がある。
この空洞をそのまま放置すると、(1)空洞部への地山の崩落に伴い、地表面が沈下する、(2)地山崩落が激しい場合には、覆工コンクリートの変形や破壊、特に、トンネルの崩落が発生する、(3)空洞への地下水の流入により、覆工コンクリートが劣化する、及び(4)それに伴う劣化コンクリート片の走行車線への落下や、クラック部からの漏水により、冬季に走行車線が凍結するなどの課題があった。
近年、施工件数が増加しているトンネル補修工事として、覆工コンクリート背面の空洞に注入材を充填する裏込め注入工法がある。
この裏込め注入工法は、空洞部へ注入材を充填し、トンネルの安定化を図るもので、ここで使用される注入材を裏込め材という。
従来、この裏込め材として、通常、セメントとベントナイトを主材とするセメント−ベントナイト系が用いられてきたが、流動性が大きすぎ、裏込め材が遠方まで不必要に逸流したり、湧水があると裏込め材が流出したり、希釈されて物性が低下したりするなどの課題があった。
そこで、セメントとベントナイトの主材に、高吸水性樹脂を添加して、その粘度を大きくする方法や、水ガラスを添加して硬化促進する方法が提案された(特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、いずれの方法も粘度が上昇するまでに時間がかかるうえ、高吸水性樹脂を添加する方法は、高吸水性樹脂自体が高価であり、また、初めから注入材に投入して練混ぜると、主材の粘度が高くなるため、圧送距離を短くせざるを得ず、注入箇所が限定されるという課題があった。
一方、セメントとベントナイトの主材に、水ガラスを添加する方法は、水ガラスのpHが13以上と強アルカリであるため、作業が相当制限される、硬化体からの溶出水が環境に負荷を与える、及び硬化体の長期強度が低下するなどの課題があった。
また、最近では裏込め材の持つ課題を解決する方法として、セメント−ベントナイトやセメント−石炭灰(フライアッシュ)の主材に、可塑化材としてポリマーを添加することにより瞬時に可塑化して、水中不分離性や安全性を改善したものが提案されている(特許文献1、特許文献3、及び特許文献4参照)。
一方、産業副産物のうち、有効利用されていないもののひとつとして籾殻灰がある。籾殻灰は、農業分野での産業副産物である籾殻を焼却して得られる灰である。SiO2を多く含み、ポゾラン反応性を有することから、その利用法としてコンクリート混和材として用いる提案がなされている(非特許文献1、非特許文献2参照)。
しかしながら、未だ利用状況としては充分でなく、そのまま埋立廃棄処分されることが多く、処分に多大な費用を要するため、さらなる利用方法の確立が望まれていた。
特開平10−237446号公報 特開平11−061123号公報 特開平10−238289号公報 特開2000−280231号公報 コンクリート工学年次論文集、Vol.22、No.2、pp.139-144、2000 コンクリート工学年次論文集、Vol.22、No.2、pp.145-150、2000
本発明は、ベントナイトや高吸水性樹脂を使用した注入材より長距離圧送性に優れ、また、可塑化材添加後は速やかに増粘し、例えば、裏込め材等の空隙充填材が遠方まで不必要に逸流したり、湧水があっても空隙充填材が流出したり、希釈されて物性が低下したりすることなく、さらに、水ガラスのように溶出水が強アルカリとなるものでもないセメント組成物を提供することを課題とする。
本発明者は、種々検討を重ねた結果、特定のセメント組成物を用いることにより、急激な粘度上昇を示したり、強度発現性に優れ、水中不分離性がある、pH値が水ガラスを用いた場合に比べて低くできるなどの知見を得て、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、セメント、籾殻灰、及びアルカリ増粘型ポリマーエマルジョンを含有してなるセメント組成物であり、セメント、籾殻灰、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、及び硬化促進剤を含有してなるセメント組成物であり、籾殻灰が、セメント100部に対して、30〜500部である該セメント組成物であり、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンが、不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合により得られるポリマーエマルジョンである該セメント組成物であり、硬化促進剤が、アルミン酸塩及び/又は硫酸塩を含有してなる該セメント組成物であり、該セメント組成物を用いてなる注入材であり、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、使用直前に、A液とB液とを混合してなるセメント組成物の使用方法であり、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、硬化促進剤と水とを含有してなる混合物をC液とし、使用直前に、A液、B液、及びC液を混合してなる、特に、A液、C液、及びB液の順に混合するセメント組成物の使用方法であり、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、硬化促進剤、及び水を含有してなる混合物をD液とし、使用直前に、A液とD液を混合してなるセメント組成物の使用方法である。
本発明のセメント組成物を用いることにより、急激な粘度上昇を示す、強度発現性に優れる、水中不分離性がある、pH値が水ガラスを用いた場合に比べて低いという特性を持つ裏込め材等の空隙充填材が得られる。
以下、本発明を詳細に説明する。
なお、本発明でいう部は特に規定のない限り質量基準である。
本発明で使用するセメントは特に限定されるものではなく、通常のセメントが使用可能であり、具体的には、普通、早強、超早強、中庸熱、及び低熱等の各種ポルトランドセメント、これらポルトランドセメントに、高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種混合セメント、また、石灰石微粉末や高炉徐冷スラグ微粉末等を混合したフィラーセメント、廃棄物利用型セメント、いわゆるエコセメントなどが挙げられ、これらのうちの一種又は二種以上が使用可能である。
本発明で使用する籾殻灰は、農業副産物である籾殻を焼却して得られる灰であり、SiO2を主成分とし、ポゾラン活性を有するものである。
焼却条件により異なるが、籾殻灰の密度は2.1〜2.3g/cm3、BET比表面積(以下、BETという)は1〜200m2/g、平均粒径は1〜20μm、ガラス化率80〜98%程度のものが多い。
籾殻灰の使用量は、籾殻灰の品質により変わるため一義的に規定することはできないが、一般的には、セメント100部に対して、30〜500部が好ましく、50〜300部がより好ましい。30部未満では粘度が上昇しない場合や、流動性が大きくなったり、水中不分離性が小さくなったりする場合があり、500部を超えると粘性が高くなりすぎ、セメント組成物の練混ぜが困難になる場合がある。
本発明において、籾殻灰の平均粒径は、3〜10μmが好ましく、5〜8μmがより好ましい。3μm未満では、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなるA液の粘性が高くなり、ポンプによる圧送がしにくくなる場合があり、10μmを超えると、粘度が上昇せず、流動性が大きくなり、水中不分離性が小さくなる場合がある。
本発明で使用するアルカリ増粘型ポリマーエマルジョン(以下、本エマルジョンという)は、アルカリにより増粘するポリマーエマルジョンをいう。
本エマルジョンとしては、例えば、不飽和カルボン酸類、エチレン性不飽和化合物、及び不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合物等種々挙げられるが、より増粘の程度が大きいという優れた効果を示す面で、不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合により得られるポリマーエマルジョンが好ましい。
不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の重合方法としては、乳化重合、懸濁重合、溶液重合、又は塊状重合等により共重合する方法等が挙げられる。
不飽和カルボン酸類としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、アコニット酸、及びクロトン酸等の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸や無水シトラコン酸等の不飽和カルボン酸無水物、並びに、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノブチル、及びマレイン酸モノエチルなどの不飽和カルボン酸エステルが挙げられ、これらの中では、より増粘性に優れる面で不飽和カルボン酸が好ましく、アクリル酸及び/又はメタクリル酸がより好ましい。
エチレン性不飽和化合物としては特に限定されるものではないが、より増粘性に優れる面でアクリル酸エステルモノマー及び/又はメタクリル酸エステルモノマーが好ましい。アクリル酸エステルとしては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、及びグリシジルアクリレートなどが挙げられ、メタクリル酸エステルとしては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、及びグリシジルメタクリレートなどが挙げられる。
不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合により得られるポリマーエマルジョンを使用する場合の不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合比は、より増粘性に優れる面で、不飽和カルボン酸類:エチレン性不飽和化合物が20:1〜1:20が好ましく、5:1〜1:5がより好ましい。この範囲外では良好なアルカリ増粘性が得られない場合がある。
本エマルジョンの使用量は、セメント100部に対して、固形分換算で0.1〜2部が好ましく、0.2〜1部がより好ましい。0.1部未満では増粘効果が少なくなり、流動性が大きくなり、水中不分離性が小さくなる場合があり、2部を超えると初期強度発現性が小さくなる場合がある。
セメント組成物の硬化が遅れると、材料分離の一種であるブリーディング(浮き水)が起こり、硬化後に空隙が生成して構造的な欠陥となる場合がある。
本発明で使用する硬化促進剤は、セメント組成物の硬化を促進してブリーディングを低減し、空隙の生成を抑制するとともに、強度発現性に寄与する。
硬化促進剤としては、硫酸リチウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸アルミニウム、カリウム明礬、及び硫酸鉄等の硫酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、及び炭酸カリウムなどの炭酸塩、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化カリウム、及び水酸化カルシウムなどの水酸化物、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、及び塩化鉄等の塩化物、アルミン酸リチウム、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、及びアルミン酸カルシウムなどのアルミン酸塩、ケイ酸リチウム、ケイ酸ナトリウム、及びケイ酸カリウムなどのケイ酸塩、ジエタノールアミンやトリエタノールアミンなどのアミン類、ギ酸カルシウムや酢酸カルシウムなどの有機酸のカルシウム塩、並びに、シリカゾルやアルミナゾルなどのコロイドなどが挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用することも可能であるこれらの中では、硬化促進と強度発現性に優れる面でアルミン酸塩及び/又は硫酸塩が好ましく、アルミン酸塩と硫酸塩を使用したものがより好ましい。
アルミン酸塩のうち、硬化促進と強度発現性の面でアルミン酸カルシウムが好ましい。
アルミン酸カルシウム(以下、CAという)は、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料等を混合して、キルンでの焼成や電気炉での溶融等の熱処理をして得られる、CaOとAl2O3を主成分とする化合物を総称するものであり、具体例としては、CaO・2Al2O3、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、11CaO・7Al2O3・CaF2、3CaO・Al2O3、及び3CaO・3Al2O3・CaSO4などで表される結晶性のカルシウムアルミネート類や、CaOとAl2O3を主成分とする非晶質の化合物が挙げられ、いずれも使用可能である。これらの中では、強度発現性の面で非晶質の12CaO・7Al2O3組成のものがより好ましい。
CAの粉末度は、ブレーン比表面積値(以下、ブレーン値という)で3,000cm2/g以上が好ましく、5,000cm2/g以上がより好ましい。3,000cm2/g未満では初期強度発現性が小さい場合がある。
硫酸塩の中では、硬化促進と強度発現性の面で硫酸カルシウム及び/又は硫酸アルミニウムが好ましい。
硫酸カルシウムとしては、無水石膏、半水石膏、又は二水石膏等が挙げられ、これらの中では、硬化促進と強度発現性の面で、無水石膏が好ましい。
硫酸塩の粉末度は、ブレーン値で3,000cm2/g以上が好ましく、5,000cm2/g以上がより好ましい。3,000cm2/g未満では強度発現性が小さい場合がある。
硬化促進剤として、アルミン酸塩と硫酸塩を併用した場合、硫酸塩の使用量は、アルミン酸塩100部に対して、20〜500部が好ましく、50〜150部がより好ましい。20部未満では初期強度発現性が小さくなる場合があり、500部を超えると流動性が大きくなり、水中不分離性が小さくなり、長期強度発現性が小さくなる場合がある。
硬化促進剤の使用量は、その種類によって異なるため一義的に規定することはできないが、一般的には、セメント100部に対して、1〜30部が好ましく、2〜20部がより好ましい。1部未満では流動性が大きくなり、水中不分離性が小さくなり、強度発現性が小さくなる場合があり、30部を超えると粘度が高くなり、圧送距離が短くなる場合がある。
本発明のセメント組成物に、砂や砂利等の骨材、減水剤、及び防凍剤等を併用することも可能である。
本発明でセメントと混合する水の量は特に限定されるものではないが、セメント100部に対して、150〜400部が好ましく、200〜350部がより好ましい。150部未満ではセメント組成物の練混ぜが困難になる場合があり、400部を超えると流動性が大きくなり、水中不分離性が小さくなる場合がある。
本発明のセメント組成物は、セメント、籾殻灰、及び本エマルジョン、又はこれらに、硬化促進剤を混合して得られる。
その混合方法は特に限定されるものではないが、セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、使用直前に、A液とB液とを混合する方法、硬化促進剤と水とを含有してなる混合物をC液とし、使用直前に、A液、B液、及びC液を混合する方法、特に、使用直前に、A液、C液、及びB液の順に混合する方法、さらに、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、硬化促進剤、及び水を含有してなる混合物をD液とし、使用直前に、A液とD液を混合する方法により、粘度を急激に上昇させることが好ましい。
本エマルジョンと硬化促進剤をあらかじめ水と混合して溶液又は懸濁液とすることは、混合性が良好となり、増粘性の面から好ましい。
この場合の水の使用量は特に限定されるものではないが、本エマルジョンをあらかじめ水と混合する場合は、本エマルジョンの固形分の5〜20倍の水で希釈することが好ましく、硬化促進剤をあらかじめ水と混合する場合は、その1〜3倍の水で希釈することが好ましい。水の量がこれより少なくなると、粘度が高くなって混合性が小さくなる場合があり、水の量が多くなると、流動性が大きくなって水中不分離性が小さくなる場合がある。
本発明において、本エマルジョンと硬化促進剤を共に使用する場合には、セメント−籾殻灰液のA液と、本エマルジョン、硬化促進剤、及び水との混合物のD液を別々に圧送し、ノズル先端で合流混合させて使用することも可能であるが、セメント−籾殻灰液のA液
、本エマルジョン液のB液、硬化促進剤液のC液の三種類の液を別々に圧送し、ノズル先端で合流混合させて使用する方法がより好ましい。
また、硬化促進剤は、水と混合してから1時間以内に硬化する場合があるため、遅延剤を併用することが好ましい。
遅延剤としては、クエン酸、酒石酸、グルコン酸、及びリンゴ酸等のオキシカルボン酸又はそれらのナトリウム塩やカリウム塩等の金属塩、ホウ酸、トリポリリン酸塩、並びにピロリン酸塩等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用することが可能である。これらの中では遅延効果が大きい面で、オキシカルボン酸及び/又はオキシカルボン酸塩が好ましく、クエン酸及び/又はクエン酸ナトリウムがより好ましい。
遅延剤の使用量は、セメント100部に対して、0.01〜10部が好ましく、0.05〜5部がより好ましい。0.01部未満では遅延効果が小さい場合があり、10部を超えると強度発現性が小さくなる場合がある。
セメント組成物の合流混合の方法としては、Y字管等の混合管を使用する方法、三重管を使用する方法、及び本エマルジョン液のB液と硬化促進剤液のC液を、それぞれシャワー状にセメント−籾殻灰液のA液に合流混合させるためのインレットピースを使用する方法等が挙げられる。
また、セメント組成物をより均一に混合するため、合流混合後の管中にスパイラル状のミキサーをセットし、さらにセメント組成物を混合する方法も挙げられる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実験例1
セメント100部に対して、表1に示す量の籾殻灰と水をミキサーで練混ぜてA液を調製し、セメント100部に対して、固形分換算で0.5部のエマルジョンαと水5部を混合してB液を調製し、セメント100部に対して、硬化促進剤a5部と水10部を混合してC液を調製した。
調製したA液、C液、及びB液をミキサーに続けて投入して5秒間練混ぜた後、フロー値、水中不分離性、及び圧縮強度を測定した。結果を表1に併記する。
<使用材料>
セメント :普通ポルトランドセメント、市販品
籾殻灰 :籾殻焼却品、SiO2 91.4%、Al2O3 0.7%、Fe2O3 0.2%、CaO 0.2%、密度2.14g/cm3、BET32.4m2/g、平均粒径6.9μm
エマルジョンα:本エマルジョン、固形分濃度30%、エチルアクリレート:メタクリル酸=45:55のエチルアクリレート/メタクリル酸共重合ポリマーエマルジョン
硬化促進剤a:12CaO・7Al2O3組成、ガラス化率95%、ブレーン値6,000cm2/gのCAであるアルミン酸塩と、ブレーン値5,400cm2/gの無水石膏である硫酸塩の等量混合物
<測定方法>
平均粒径 :レーザー回折式粒度分布計により測定
フロー値 :練混ぜ後、内径80mm×高さ80mmのシリンダーに入れ、シリンダーを引き抜いた後の広がりを2分後に測定
水中不分離性:土木学会の水中不分離コンクリート設計施工指針付属書の水中分離度試験に準じて実施、水の濁りが全くない場合を優、水の濁りがわずかにある場合を良、水の濁りはあるが、実用可能の場合を可、材料が分離し、水の濁りが大の場合を不可とした。
圧縮強度 :JIS R 5201に準じて測定
Figure 2007186388
実験例2
セメント100部、表2に示す平均粒径の籾殻灰200部、及び水200部をミキサーで練混ぜてA液を調製し、A液の粘度を測定したこと以外は実験例1と同様に行った。結果を表2に併記する。
<測定方法>
粘度 :B型回転粘度計により測定
Figure 2007186388
実験例3
セメント100部、籾殻灰200部、及び水200部をミキサーで練混ぜてA液を調製し、セメント100部に対して、表3に示すエマルジョンと、エマルジョンの10倍量の水とを混合してB液を調製し、硬化促進剤a5部と水10部を混合してC液を調製したこと以外は実験例1と同様に行った。
なお、比較のため、本エマルジョンの代わりにアルカリ増粘性を有さない非本エマルジョンを用いて同様に行った。
また、B液を用いない場合は、A液、C液の順にミキサーに続けて投入して5秒間練混ぜた。結果を表3に併記する。
<使用材料>
エマルジョンβ:本エマルジョン、固形分濃度30%、エチルアクリレート:メタクリル酸=45:55のエチルアクリレート/メタクリル酸共重合ポリマーエマルジョン70部と、エチレン:酢酸ビニル=18:82のエチレン/酢酸ビニル共重合ポリマーエマルジョン30部の混合物
エマルジョンγ:非本エマルジョン、固形分濃度30%、スチレン:2−エチルヘキシルアクリレート=45:55のスチレン/2−エチルヘキシルアクリレート共重合ポリマーエマルジョン
Figure 2007186388
実験例4
セメント100部、籾殻灰200部、及び水200部をミキサーで練混ぜてA液を調製し、セメント100部に対して、固形分換算で0.5部のエマルジョンαと水5部を混合してB液を調製し、セメント100部に対して表4に示す硬化促進剤と、その2倍量の水、及び遅延剤0.1部を混合してC液を調製したこと以外は実験例1と同様に行った。
なお、C液を用いない場合は、A液、B液の順にミキサーに続けて投入して5秒間練混ぜた。結果を表4に併記する。
<使用材料>
硬化促進剤b:硫酸塩、硫酸アルミニウム、市販品
硬化促進剤c:炭酸塩、炭酸ナトリウム、市販品
硬化促進剤d:水酸化物、水酸化カルシウム、市販品
硬化促進剤e:アルミン酸塩、アルミン酸ナトリウム、市販品
硬化促進剤f:コロイド、シリカゾル、市販品
遅延剤 :クエン酸、市販品
Figure 2007186388
本発明のセメント組成物を用いることにより、急激な粘度上昇を示す、強度発現性に優れる、水中不分離性がある、pH値が水ガラスを用いた場合に比べて低いという特性を持つものであるから、地山の空洞や空隙部分の裏込め材等の空隙充填材、シールドセグメントの充填材、また、二重管単相又は複相の注入工法での瞬結性注入材、さらに、二重管ダブルパッカー工法でのシール材や一次注入材等、セメントミルク、セメントモルタル、又はコンクリートの粘度を急激に上昇させる必要がある用途に有用である。

Claims (10)

  1. セメント、籾殻灰、及びアルカリ増粘型ポリマーエマルジョンを含有してなるセメント組成物。
  2. セメント、籾殻灰、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、及び硬化促進剤を含有してなるセメント組成物。
  3. 籾殻灰が、セメント100部に対して、30〜500部である請求項1又は請求項2に記載のセメント組成物。
  4. アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンが、不飽和カルボン酸類とエチレン性不飽和化合物の共重合により得られるポリマーエマルジョンである請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載のセメント組成物。
  5. 硬化促進剤が、アルミン酸塩及び/又は硫酸塩を含有してなる請求項2〜請求項4のうちのいずれか一項に記載のセメント組成物。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のセメント組成物を用いてなる注入材。
  7. セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、使用直前に、A液とB液とを混合してなるセメント組成物の使用方法。
  8. セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョンと水とを含有してなる混合物をB液とし、硬化促進剤と水とを含有してなる混合物をC液とし、使用直前に、A液、B液、及びC液を混合してなるセメント組成物の使用方法。
  9. 使用直前に、A液、C液、及びB液の順に混合してなる請求項8に記載のセメント組成物の使用方法。
  10. セメント、籾殻灰、及び水を含有してなる混合物をA液とし、アルカリ増粘型ポリマーエマルジョン、硬化促進剤、及び水を含有してなる混合物をD液とし、使用直前に、A液とD液を混合してなるセメント組成物の使用方法。
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