JP2007184767A - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像の複写を禁止するために使用する特定画像情報を画像データに付加するに際し、画像データに対して変更処理が施される場合であっても、その特定画像情報だけを確実に検出することができるように画像を出力することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】様々な画像入力手段から入力された画像データに対して、その画像データが示す画像を変更させる変更処理を施す画像変更手段20cを備える。画像変更手段20cで変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、1又は複数組み付加する特定画像情報付加手段20bを備える。画像変更手段20cでの画像変更処理がなされた後に、特定画像情報付加手段20bが特定画像情報を付加し、印字部13b等の様々な画像記録手段が付加後画像データを記録用紙等の記録媒体に記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関し、より詳細には、画像データに対してその複写を禁止するための特定画像情報を付加可能とした画像処理装置、画像処理方法、その装置に組み込まれる特定画像付加用のプログラムに関する。
印刷原稿の不正な複写を防止するために、原稿を印刷する際に地紋などの特定画像情報を付与する手法が用いられている。この特定画像情報は、複写防止情報、或いはアンチコピー情報などとも呼ばれる。
例えば、PC等で動くアプリケーションからプリンタに画像データを送り、プリンタにて画像データを印刷出力するときに、印刷画像の複写を防止するための特定画像情報を上述の画像データとともにプリンタに送ることにより、プリンタでは、印刷画像のどこかにその特定画像情報を埋め込んで印刷出力させるようにする。そして、その特定画像情報が埋め込まれた印刷画像を、複写機を用いて複写しようとすると、その特定画像情報を検出した複写機が、複写印刷を出力しないようにしたり、或いは、“コピー禁止”等の文字を印刷して出力する、等の動作を行うようにする。
上述のような特定画像情報は、ユーザが識別できない形状で印刷画像に埋め込まれている場合の他に、複写を牽制するために、特定画像情報であることをユーザが識別できる形状で印刷画像に埋め込まれている場合がある。しかしながら、いずれにしても、複写機がこれら特定画像情報が埋め込まれた画像情報を複写するときに、複写機は画像情報に特定画像情報が存在していることを検出し、その検出結果に従って、予め定められた処理、例えば、上述のように複写自体を停止したり、“コピー禁止”等の文字を入れて複写画像を出力する処理を行う。
上述のような複写を禁止するための技術に関し、例えば特許文献1には、特定のパターンを付加した原稿を簡単に作成できるようにした複写機が開示されている。ここでは複写機は、原稿画像に特定マークを付加して画像を再生するための特定マークの発生手段と、読み取った原稿画像における特定のマークの有無を検出するマーク有無検出手段と、そのマーク有無検出手段で原稿画像における特定のマークを検出した場合に、複写動作を通常とは異ならせるようにする制御手段を備えている。
また、特許文献2には、特定マークの検出を容易に且つ精度よく行うことができる再生画像を得るようにした複写機が開示されている。ここでは、マーク付加手段により特定のマークを付加した画像を再生する機能を有する複写機において、マーク付加手段が径の異なる複数の同心円により構成された特定のマークを原稿画像に付加するようにしている。
特許文献1及び2に記載の技術を含め、特定画像情報を付加する方法としては、電子透かしのように周波数領域に情報を紛れ込ませる方法、バーコードなどを非画像エリアに付加する方法、ウォーターマークのような情報を画像エリアに付加する方法などがある。
特開平7−38737号公報 特開平7−36325号公報
しかしながら、このような従来技術のシステムでは、印刷画像を読み込んで特定画像情報が含まれているかを検出する際に、印刷画像の特徴によっては誤認識が多くなる。例えば、或る原稿に特定画像情報が印刷されていないにも拘わらず、その原稿を複写した際にその原稿の特徴が特定画像情報の特徴と合致してしまい印刷動作をストップすることがある。また、その原稿の特徴が特定画像情報の特徴と合致していなくても何度も繰り返し複写することで擦れたり所謂ゴミや異物といったものが印刷され、それが特定画像情報の特徴と合致してしまい、その原稿に特定画像情報が印刷されていないにも拘わらず、印刷動作をストップしてしまうこともある。このように、ユーザの使用形態によって特定画像情報の検出精度が異なり、場合によっては検出できなくなることがある。
特に、原稿の画像データに特定画像情報が付加された後に、綴じ代設定、用紙指定変倍設定、倍率設定、集約や分割設定など、変倍処理(画像データの印刷倍率を変化させる処理)を伴う設定を行って印刷やファイル保存を行った場合には、特定画像情報の大きさも変化してしまい、その結果、付加された特定画像情報を正確に読み取って検出することができず、複写防止が行えなくなってしまう。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、画像の複写を禁止するために使用する特定画像情報を画像データに付加するに際し、画像データに対して変更処理が施される場合であっても、その特定画像情報だけを確実に検出することができるように画像を出力することが可能な画像処理装置、画像処理方法、及び、その装置に組み込むためのプログラムを提供することをその目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データを入力する画像入力手段と、該画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変更させる変更処理を施す画像変更手段と、該画像変更手段で変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、1又は複数組み付加する特定画像情報付加手段と、該特定画像情報付加手段で前記特定画像情報が付加された後の画像データを記録媒体に記録する画像記録手段とを備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変倍させる変倍処理を施す画像変倍手段を有することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第2の技術手段において、ユーザ操作を受け付け入力するユーザ操作手段を備え、前記画像変倍手段は、前記ユーザ操作手段で入力されたユーザ操作が、倍率指定変倍設定、用紙指定変倍設定、綴じ代設定、集約設定、分割設定の何れかであった場合、各設定に基づく変倍処理を実行することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2又は第3の技術手段において、前記特定画像情報付加手段は、前記画像変倍手段による画像データの変倍処理によって形成された余白部分には、前記特定画像情報を付加しないことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像の濃度を変更させる濃度変更処理を施す画像濃度変更手段を有し、前記特定画像情報付加手段は、前記画像濃度変更手段で濃度変更処理が施された場合であっても前記特定画像情報の濃度をそのままで付加することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1乃至第5のいずれかの技術手段において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像の向きを回転させる回転処理を施す画像回転手段を有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、前記画像記録手段は、記録紙上に画像を形成する画像形成手段であり、前記特定画像情報付加手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像を形成する場合で、且つ前記画像入力手段から入力される画像データが奇数ページ分のデータであった場合に、記録紙の最終ページに相当する空白を示す画像データには前記特定画像情報を付加しないことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、画像データを入力する画像入力手段と、画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、画像データを記録媒体に記録する画像記録手段とを備えた画像処理装置における画像処理方法であって、前記画像入力手段が画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップで入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変更させる変更処理を前記画像処理手段が施す画像変更ステップと、該画像変更ステップで変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、前記画像処理手段が1又は複数組み付加する特定画像情報付加ステップと、該特定画像情報付加ステップで前記特定画像情報が付加された後の画像データを、前記画像記録手段が記録媒体に記録する画像記録ステップとを含むことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段における画像処理装置に組み込み、該画像処理装置における演算処理装置を、前記特定画像情報付加手段として、或いは前記特定画像情報付加手段及び前記画像変更手段として、機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、画像の複写を禁止するために使用する特定画像情報を画像データに付加するに際し、画像データに対して変更処理が施される場合であっても、その特定画像情報だけを確実に検出することができるように画像を出力することが可能となる。
図1は、本発明の画像処理装置が適用されるデジタル複合機の構成例を説明するためのブロック図である。図1で例示するデジタル複合機1は、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置、スキャナ装置、及び画像記憶装置の機能を備えた複合機として構成されたものである。
デジタル複合機1は、演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等からなる機器制御部14を備えている。機器制御部14には、デジタル複合機1を制御するための制御プログラムを記憶しているROMが含まれる。また、機器制御部14には、デジタル複合機1が行う処理を管理するための管理情報(各種の制御情報)を記憶するメモリである管理部17が接続されている。
機器制御部14には、ユーザ操作手段の一例として、使用者からの操作を受け付け入力する操作部12が接続されている。操作部12は、使用者の操作により制御命令などの情報が入力されるタッチパネル又はテンキー等の入力部12aと、操作のために必要な情報を表示する液晶パネル等の表示部12bとからなっている。その他、操作部12では、このデジタル複合機1の管理者や利用者(すなわち操作者)を認証するための認証コードが入力される。また、認証コードは、FAXモデム18や通信部15を介して外部機器から入力することを可能としてもよい。
また、機器制御部14には、画像入力手段の一つとして、画像データを生成するために記録用紙に記録された画像を読み取る画像読取部11が接続される。この画像読取部11には、原稿画像を画像データとして取り込むためのCCD11aと、原稿の有無を検知する原稿検知センサ11bとが設けられる。
また、機器制御部14には、画像記録手段の一つとして、記録用紙上に画像データを形成する画像形成部13が接続される。この画像形成部13には、画像データを一時的に記憶するメモリ13aと、メモリ13aが記憶した画像データから画像を形成して記録用紙に記録する印字部(LSU)13bと、印字部13bで画像形成するための給紙用のトレイ13c,13dとが設けられる。そして、デジタル複合機1は、画像読取部11が生成した画像データをメモリ13aに一旦記憶させた後、印字部13bで画像を形成することができる。このようにして、デジタル複合機1は複写機として機能する。
また、図1で例示する機器制御部14には、画像入力手段の一つとして、ファクシミリ通信を行うFAXモデム18が接続されており、FAXモデム18は公衆回線網N3に接続されている。デジタル複合機1は、公衆回線網N3を介して他のファクシミリ装置4から送信された画像データをFAXモデム18で受信し、受信した画像データから画像形成部13で画像を形成することができる。また、デジタル複合機1は、画像読取部11が生成した画像データを、FAXモデム18に接続された公衆回線網N3を介して他のファクシミリ装置4へファクシミリ通信にて送信することができる。このとき、FAXモデムは、外部のファクシミリ装置4へ画像データを記録する画像記録手段の一つとして機能する。このようにして、デジタル複合機1はファクシミリ装置として機能する。
また、機器制御部14には、デジタル複合機1が外部と情報を送受信するための通信部(送受信手段)15が接続されている。通信部15は、社内LAN等の通信ネットワークN1に接続可能であり、通信ネットワークN1には1又は複数のパーソナルコンピュータ(PC)5が接続可能である。デジタル複合機1が単独で動作している通常の状態では、通信部15は通信ネットワークN1に接続されており、通信ネットワークN1を介してPC5との間で情報を交換する。
デジタル複合機1は、画像読取部11が生成した画像データを通信部15からPC5へ送信することができる。このようにして、デジタル複合機1はスキャナ装置として機能する。また、デジタル複合機1は、PC5から送信された画像データを通信部15で受信し、受信した画像データから画像形成部13で画像を形成することができる。このようにして、デジタル複合機1はプリンタ装置として機能する。
通信ネットワークN1は、更にインターネット等の広域通信ネットワークN2に接続されている。通信部15は、電子メールに画像データを添付して送信するなどの方法により、広域通信ネットワークN2に接続されたインターネットファクシミリ装置2や外部PC3との間で、通信ネットワークN1及び広域通信ネットワークN2を介して画像データを受信することができる。このようにして、デジタル複合機1はインターネットファクシミリ装置として機能する。
このように、通信部15は、デジタル複合機1内部へ外部から画像データを受信するときには画像入力手段の一つとして機能し、また、デジタル複合機1側から外部へ画像データを送信するときには画像記録手段の一つとして機能する。
機器制御部14には、ハードディスク(HD)16が接続されている。ハードディスク16は、画像読取部11が生成した画像データ等の画像処理に係る画像データを記憶する。デジタル複合機1は、様々な経路から入力された画像データに対して、画像形成部13で画像形成するのではなく、ハードディスク(HD)16に記憶させることで、画像記憶装置として機能する。また、機器制御部14には消去手段19が接続される。消去手段19は、機器制御部14による制御に従って、ハードディスク16に記録保持されているデータを消去する。
さらに、機器制御部14には、本発明に関わる特定画像情報を付加する処理を実現する画像処理部20が接続される。画像処理部20は、上述のごとき様々な画像入力手段から入力された画像データに対して、その画像データが示す画像を変更させる変更処理を施す画像変更手段20cを備える。なお、画像変更手段20cとしては、画像変倍手段以外に、画像入力手段から入力された画像データに対して、その画像データが示す画像の濃度を変更する手段や画像の向きを回転させる手段などが例示できる。
ここで、画像変更手段20cは、画像入力手段から入力された画像データに対して、その画像データが示す画像を変倍させる変倍処理を施す画像変倍手段を有することが好ましい。この画像変倍手段は、操作部12で入力されたユーザ操作が、倍率指定変倍設定、用紙指定変倍設定、綴じ代設定(表紙設定等による間接的な設定も含む)、所謂n in 1と呼ばれる集約設定、及び分割設定の何れかであった場合、各設定に基づく変倍処理を実行する手段である。画像変倍手段は、通常のコピー機などには一般的に具備されている手段であるが、ここではHD16や外部機器への記憶や送信等の際にも実行可能としておくとよい。
そして、画像処理部20は、本発明に関わる特定画像情報を付加する処理を実現するための手段として、特定画像情報付加手段20bを備えるものとする。特定画像情報付加手段20bは、画像変更手段20cで変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、1又は複数組み付加する手段である。本発明では、上述の画像変更手段20cでの画像変更処理がなされた後に、特定画像情報付加手段20bが特定画像情報を付加するものとする。そして、画像変倍手段が1倍処理に相当する処理無しである場合も含むように、画像変更手段は画像を変更しない場合もあり、その場合には画像変更手段を介さない処理となるよう構成してもよいし、一旦画像変更手段を介すように構成してもよい。上述した様々な画像記録手段は、特定画像情報付加手段20bで特定画像情報が付加された後の画像データを記録媒体に記録する。
詳細には、特定画像情報付加手段20bは、画像データに付加すべき特定画像情報を予め保持しておき(若しくは他のアクセス可能なメモリに保持させておき)、機器制御部14による特定画像情報の付加に関する制御に従って特定画像情報を画像データに付加し、メモリ13aに保持させる。例えば画像記録手段として画像形成手段を使用する場合、画像処理部20で処理された画像データは、印字部13bで最終的に出力される形態の印刷データとなる。画像変倍処理などの画像変更処理を実行する場合、例えば、画像入力手段で入力された画像データをHD16に保存し、その画像データをメモリ13aのワークメモリ上で画像変更処理を施して、メモリ13aのページメモリ上へ移し、ページメモリ上で特定画像情報と合成して、印字部13bで印刷する。
このように、原稿の画像データにコピー禁止などの特定画像情報を付加する場合には、画像処理部20で画像の変倍、回転などの処理が行われた画像データに、特定画像情報付加手段20b(特定画像発生手段とも言える)で生成された特定画像を付加して、印刷等の画像記録処理が行なわれる。その他、レーザプリンタ内のレーザ走査回路に特定画像情報を与え、原稿の画像データに対するレーザの走査時に、特定画像を付加することも可能であり、その場合、特定画像情報付加手段20bはレーザ走査回路に特定画像情報を伝送する手段となる。
本発明では、上述のごとく、画像データと特定画像情報(特定パターン)とを合成し、1つの画像データとして形成するが、そのとき、画像データを変倍や濃度変更や回転などを施す場合であっても、付加する特定パターンは所定の大きさのままとする。すなわち、本発明では、変倍時等の画像変更時に特定パターンは変倍を行わない。本発明によれば、印刷を行う画像データの印刷倍率が変更された場合など、入力された画像データに変更があった場合であっても、常に一定の大きさの特定パターン、すなわちコピー抑制情報を付加することができ、確実な検出が可能となって確実にコピー抑制を行うことが可能となる。
特定画像情報は、上述のように複写を禁止する(或いは複写禁止であることをユーザに認知させて牽制を行う)ために使用されるものであり、例えばカラー複合機であれば黄色の特定画像情報を視認できないように付加するとよい。また、モノクロ複合機であれば(或いはカラー複合機であってもモノクロ出力の場合には)濃度調整した黒(グレー)を視認できないように付加するとよい。
また、画像変更手段として画像変倍手段を備え、画像記録手段として画像形成手段を備えた形態において、特定画像情報付加手段20bは、画像変倍手段による画像データの変倍処理によって形成された余白部分には、特定画像情報を付加しないようにすることが、トナーやインクなどの節約が可能となるので好ましい。
また、画像データに濃度変更を施す場合であっても、付加する特定パターンは所定の大きさのままとしたが、画像データに濃度変更を施した場合、特定パターンは、その大きさだけではなくその濃度も一定とすることが好ましい。
また、画像データが示す画像の向きを90度回転するなど回転させる場合であっても、付加する特定パターンは所定の大きさのままとしたが、回転させた場合、特定パターンは、その大きさを一定とするだけでなく、角度も一定にしておくことが検出精度の点から好ましい。ここで、特に最初から斜め方向の特定パターンを付加することが好ましい。勿論、画像データが示す画像の向きの回転と同じく、特定パターンの角度も回転させてもよい。
また、画像記録手段として記録紙上に画像を形成する画像形成手段を採用した場合、画像形成手段によって記録紙の両面に画像を形成する場合がある。このような場合、特定画像情報付加手段20bは、画像入力手段から入力される画像データが奇数ぺージ分のデータであった場合に、記録紙の最終ページに相当する空白を示す画像データには特定画像情報を付加しないようにすることが好ましい。記録枚数が奇数枚の場合には、最終ページ(記録紙における最終ページ)に特定パターンを印刷しないようにすることで、トナーやインクの節約ができる。
特定画像情報の設定及び付加処理においては、上述した好ましい形態などを適宜採用して処理を実行すればよい。例えば、特定画像情報としての所定のパターン(特定パターン)画像は、YMCKのトナーの色の単色から選択可能で、1枚の出力用紙に付加するパターン色は複数個であり同じ色であるようにしてもよい。また、モノクロコピー(FAX,プリンタ)モードで印字した場合は付加するパターンの色を黒にし、カラーモードで印字した場合は、YMCKの4色から選択可能であるようにしてもよい。さらに、再生紙でも検出できるよう黄色のパターンを選択した場合は黒のパターンを選択した場合より濃くするかドットを大きくするようにしてもよい。画像データをモノクロ2値で印字する場合は画像データを印字する濃度値より、付加パターンの濃度値を薄くするなどしてもよい。
また、所定のパターン画像は、同じ画像を少なくともM+N個以上付加するようにしてもよい。実際に検出するときに、そのパターンをNパターン検出することで付加情報を付加した原稿であることを識別することで、付加したパターンの1部分だけを検出するだけで良くなるので、付加パターンを目立たないパターンにすることが可能となる。また、黒で印字する時の付加印字パターンのプリミティブを大きさを黄色で印字する時より小さくすることで、再生紙に印字した時も検出することができるだけでなく、目立ち難い薄く小さなパターンにすることが可能となる。また、付加するパターン画像の数は、セキュリティ強度によって可変するようにしてもよい。
一方で、画像処理部20は、画像読取部11で読み取られてメモリ13aに保存された画像データに特定画像情報が含まれるか否かを検出する特定画像情報検出手段20aを有することが好ましい。特定画像情報検出手段20aの検出結果、画像データに特定画像情報が含まれていれば、機器制御部14は、その画像データの複写を禁止する(画像形成部13における画像形成を無効にする)制御を行う。例えば、スキャナで読み取られた画像データなどの入力画像データは画像処理部20に入力されるが、特定画像情報検出手段20a(特定画像判別手段とも言える)に入力され、コピー禁止情報などの特定画像の判別を行うようにし、特定画像が検出された場合には、特定画像であることを画像形成禁止指示回路に入力され、画像形成禁止指示回路から画像形成の禁止指示を行うとよい。
このように、本発明では画像処理部20などに画像無効化手段を備えることが好ましい。換言すると、この画像無効化手段は、特定画像情報検出手段20aで特定画像情報が存在すると判定されたときには、画像読取部11で読み取った画像情報を無効にする手段である。また、原稿によっては、文字が込み入ったものやゴミと呼ばれる出力(印刷やFAX出力等)部分があるので、付加する所定の画像は、上述したように同じパターンをM+N以上付加するよう設定して画像形成しておき、特定画像情報検出手段20aは、識別する場合に、付加したパターンをM個識別した時点で検出するようにしておくことが好ましい。このM個という情報は、当然、付加する数のうちのパーセンテージで決定しておいてもよい。
図2は、図1の画像処理装置における本発明に主として係わる構成のみを示すブロック図で、図3は、図2の画像処理装置における判定部の構成例を示すブロック図で、図4は、図1の画像処理装置において付加される特定画像情報の一例を示す図である。図2乃至図4を参照して、本発明に係る特定画像情報の付加や検出について、より具体的に説明する。
デジタル複合機1は、主として、利用者が原稿をセットするなどして印刷等を行うための操作パネル12と、原稿のデータを入力するスキャナ,FAX,プリンタ等の画像入力部10と、画像入力部10で入力した画像データを一時的に格納するメモリ13aと、同じく画像入力部10で入力された原稿の画像データに、特定画像が出力されているか(特定画像情報が含まれているか)を判定する特定画像情報検出手段(判定部)20aと、メモリ13aに格納された画像データを読み出して画像変更処理を施して、メモリ13aに再度書き込む変更部(画像変更手段を具備する)20cと、メモリ13aに格納された画像データに対し、所定の条件(例えばアクセス権や処理経路の条件)に基づき特定画像情報を付加する特定画像情報付加部(特定画像情報付加手段を具備)20bと、1又は複数種類の特定画像情報を格納し特定画像情報付加部20bで付加を実行する際に該当する種類の特定画像情報を特定画像情報付加部20bに供給する特定画像情報管理部17aと、特定画像情報管理部17aで供給する特定画像情報に対してその色や数や位置などの付加条件設定を行い記憶する付加条件管理部17bと、メモリ13aに格納された画像データに対し、上述の所定の条件が合った場合に、付加条件管理部17bで管理されその中から選択された色や数や位置に基づき、特定画像情報付加部20bで特定画像情報を付加して(重ね合わせて)出力する出力部(プリンタ13b等)と、それらを制御する機器制御部14とで構成される。ここで、特定画像情報管理部17a及び付加条件管理部17bは、複数種類の特定画像情報に対応させるためのものであり設けなくてもよい。
このような構成により、画像処理部20は、入力された画像データを展開処理し、印刷実行データとして画像メモリ13aに記憶保持させる。また、画像処理部20では、色や数を設定し、設定された色や数をもつ特定画像情報を、特定画像情報付加手段20bにより画像データに付加して、印刷実行データを生成する。そして、プリンタ13bは、画像メモリ13aに記録保持された印刷実行データを使用して、記録紙等に対する画像形成を行う。ここで付加する特定画像情報としては、図4に例示する特定パターン30など様々なものが採用できる。図4(A)で例示した特定パターン30は丸のドット30aが5つ等間隔で所定の角度で斜めに配置されてなるパターンであり、図4(B)で例示した特定パターン31は四角のドット31aが5つ等間隔で縦方向に配置されてなるパターンである。ここで、等間隔でなくてもよく、ドットの数や配置も任意に決めておけばよい。また、特定パターンを複数個配列する場合の配列も任意に決めておけばよい。
判定部20aは、主として、画像データを入力する入力部21と、入力した画像データから特定画像情報を検出する検出部23と、検出部23で検出した特定画像情報の数をカウントするカウンタを有しカウント値や座標等を管理する管理部22と、検出部23での判定条件(特定画像情報の数等)を設定する判定条件設定部24と、検出部23で検出された数が判定条件を満たすか否かを判定して結果情報として機器制御部14に通知する判定結果通知部25とで構成される。
次に、本発明に係る特定画像情報の付加に先だって実行される画像変更処理について、画像変倍処理を例に挙げて説明する。図5乃至図9は、画像変倍処理の様々な例を説明するための図である。
図5では、画像A(41a)を記録用紙41に印刷した標準原稿に対し、横綴じ処理が施された場合と、画像B(42a)を記録用紙42に印刷した標準原稿に対し、縦綴じ処理が施された場合とを例示している。横綴じ処理では、横側(ここでは左側)に余白が形成されることとなるが、その余白を形成するために画像A(41a)を所定の縮小率で縮小した画像A(43a)が記録用紙43に印刷される。一方、縦綴じ処理では、縦側(ここでは上側)に余白が形成されることとなるが、その余白を形成するために画像B(42a)を所定の縮小率で縮小した画像B(44a)が記録用紙44に印刷される。いずれの場合でも、形成された余白部分には特定画像情報を付加しないことが好ましく、特定画像情報は画像A,Bの縮小の影響を受けず標準原稿として印刷する場合と同じ大きさとする。
図6では、図5の横綴じ処理を両面印刷した結果を例示しており、記録用紙45の裏面に相当する紙面には左側に余白を形成した縮小画像A(45a)が、続くページとなる記録用紙46の表面に相当する紙面には右側に余白を形成した縮小画像B(46a)が、それぞれ形成されている。また、図7では、図5の右側の縦綴じ処理を両面印刷した結果を例示しており、記録用紙47の裏面に相当する紙面には下側に余白を形成し180度回転させた縮小画像A(47a)が、続くページとなる記録用紙48の表面に相当する紙面には上側に余白を形成した縮小画像B(48a)が、それぞれ形成されている。
図8では、画像A,Bに対して2 in 1処理が施され、中綴じ処理印刷を施した例を、図8(A)に上面図として、図8(B)に斜視図として示している。この例では、元の画像Aを縮小した画像A(48a)を記録用紙48の左半分に印刷し、元の画像Bを縮小した画像B(48b)を記録用紙48の右半分に印刷し、それらの中央に境界線48cを印刷している。勿論、境界線48cは印刷しなくてもよく、その場合、図9(A)に例示したように、記録用紙49上に縮小画像A(49a)及び縮小画像B(49b)が印刷される。また、図9(B)には、画像A〜Dに対して4 in 1処理が施された例を示している。この例では、元の画像Aを縮小した画像A(50a)を記録用紙50の左半分上側の四半分に印刷し、元の画像Bを縮小した画像B(50b)を記録用紙50の右半分上側の四半分に印刷し、元の画像Aを縮小した画像C(50c)を記録用紙50の左半分下側の四半分に印刷し、元の画像Bを縮小した画像D(50d)を記録用紙50の右半分下側の四半分に印刷している。いずれの場合でも、形成された余白部分には特定画像情報を付加しないことが好ましく、特定画像情報は画像A,B又は画像A〜Dの縮小の影響を受けず標準原稿として印刷する場合と同じ大きさとする。
図10乃至図14は、図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。図1の画像処理装置(デジタル複合機1)において、ユーザ操作部12の表示部12bには表示画面60が表示される。この表示画面60は、GUI(グラフィカルユーザインターフェース)を用いて表示構成するとよい。
図10の表示画面60において、特別機能61の領域をユーザが押下すると、図11の表示画面60のように、とじしろ61a、枠消去61b、1セット2コピー61c、中とじ61d、大量原稿モード61e、及びマルチショット61fといったサブメニューが表示される。
図11の表示画面60で、とじしろ61aの領域をユーザが押下した場合、図12の表示画面60のように、左綴じ代62a又は右綴じ代62bの選択領域と共に、その綴じ代量を表面と裏面とで設定できる設定領域62c,62dが表示され、ユーザは所望の設定を行える。これにより、図5乃至図7で例示したような印刷結果が得られる。また、図11の表示画面60で、中とじ61dの領域をユーザが押下した場合、図13の表示画面60のように、原稿が片面であるか両面であるかの設定領域63aと共に、左綴じ又は右綴じのいずれであるかの選択領域63bが表示され、ユーザは所望の設定を行える。これにより、図8で例示したような印刷結果が得られる。また、図11の表示画面60で、マルチショット61fの領域をユーザが押下した場合、図14の表示画面60のように、2 in 1処理であるか4 in 1処理であるかの設定領域64aと共に、そのレイアウト(2 in 1であれば最初のページを左右のどちらにもっていくか)の選択領域64bが表示され、ユーザは所望の設定を行える。これにより、図9で例示したような印刷結果が得られる。
図15は、図1の画像処理装置における特定画像情報付加処理の一例を説明するためのフロー図で、本発明に係る画像処理方法の一例を説明するためのフロー図である。図10乃至図14で例示したようなユーザ操作がなされた結果、画像の変倍が必要な場合について、図15を参照して特定画像情報付加処理の一例を説明する。なお、説明の簡略化のため画像の拡大については説明しないが、同様に適用可能である。
まず、入力された画像データに対して、画像変更手段20cが画像の変倍処理を開始する(ステップS1)。画像変更手段20cは倍率の指定があったか否かを判定し(ステップS2)、指定が無ければステップS3へ進み、指定があれば(すなわち倍率指定変倍処理であれば)ステップS11へ進み、指定された倍率に縮小率の設定を行ってステップS13へ進む。
ステップS3では、画像変更手段20cは、綴じ代や集約等の処理が設定されているか否かを判定する。ステップS3で綴じ代が設定されている場合には、その設定に合わせて縮小率を決定して(ステップS12)、その縮小率で画像を縮小し(ステップS13)、ステップS8へ進む。ステップS3でN in 1処理(集約処理)が設定されている場合には、その集約処理に応じた縮小率を決定し(ステップS4)、画像の配置を決定して(ステップS5)、画像を縮小し(ステップS6)、縮小した画像を配置して(ステップS7)、ステップS8へ進む。
ステップS8では、特定画像情報付加手段20bが、特定パターンを付加する位置に相当する画像部を画像データの中から抽出する。ステップS8に続き、特定画像情報付加手段20bが、特定パターンをその画像部に合成する(ステップS9)。その後、印字部13bが、特定パターンが合成された画像データを印字する(ステップS10)。
ここで、図1で説明した機器制御部14について補足的に説明する。図1の制御部14は、実際には、CPU,MPU等の中央演算処理装置と、特定画像情報付加プログラム(及び画像変更プログラム)を含むファームウェアが格納されたROM(但し書き換え可能なROMであることが好ましい)と、ファームウェアを中央演算処理装置が読み出して実行する実行領域としてのRAMなどにより構成される。このように、本発明は特定画像情報付加(及び画像変更)プログラムとしての形態も採用できる。このプログラムとしては、少なくとも本実施形態に係る特定画像情報付加(及び画像変更処理)を中央演算処理装置に実行させるためのプログラムであればよい。つまり、このプログラムは、デジタル複合機1等の画像形成装置やその他の画像処理装置に組み込み、その装置における中央演算処理装置を、上述した特定画像情報付加手段20b(及び画像変更手段20c)や、その他、上述する、特定画像情報検出手段20a、画像読取手段の一部、画像無効化手段等の各手段として、機能させるためのプログラムである。
このような本発明に係るプログラムは、必要に応じてデータと共に、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されて配布されるか、ネットワーク経由で配信される。このような記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定できる。そして、上述のごときプログラムを記録媒体に記録して流通させることにより、本発明に係る機能の実現を容易にする。このプログラムは、例えば、コンピュータ等の情報処理装置に、上述のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプログラムを読み出して画像処理装置の制御部に転送するなどして、プログラムを画像処理装置において実行可能に格納することができる。そして、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる機能を実行することができる。
次に、機器制御部14の例として、それを備えた、図16に示す一般的な情報処理装置の構成例を説明する。情報処理装置70は、各種情報を入力するためのキーボード,マウス,記録媒体読取装置,他の機器からの入力用のネットワーク機器などの入力装置74、各種情報を表示するためのCRT(Cathode−ray Tube),LCD(Liquid Crystal Display),PDP(Plasma Display Panel)などのディスプレイである表示装置75(入力装置74と併せてタッチパネルを構成してもよい)、ネットワーク接続装置(ネットワークに接続して通信を行うためのネットワークボード等の通信機器)などの通信装置や印刷装置,記録媒体用記録装置などの外部出力装置等の出力装置76、さらには、本発明に係るプログラムを記録したハードディスクやROM73、そこに格納されたプログラムを実行するためのCPU71、及びその実行領域としてのRAM72をその主要な構成要素とし、それらがバス77により接続されているものとして例示している。このプログラムは、ユーザが各種設定時などに使用する際に容易となるように、表示装置75用のGUIを備えるようにするとよい。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM72に蓄積され、その後、各種ROM73やハードディスクに格納され、必要に応じて、CPU71によって読み出し、修正・書き込みが行われる。
本発明の画像処理装置が適用されるデジタル複合機の構成例を説明するためのブロック図である。 図1の画像処理装置における本発明に主として係わる構成のみを示すブロック図である。 図2の画像処理装置における判定部の構成例を示すブロック図である。 図1の画像処理装置において付加される特定画像情報の一例を示す図である。 画像変倍処理の一例を説明するための図である。 画像変倍処理の他の例を説明するための図である。 画像変倍処理の他の例を説明するための図である。 画像変倍処理の他の例を説明するための図である。 画像変倍処理の他の例を説明するための図である。 図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。 図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。 図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。 図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。 図1の画像処理装置における表示部で表示される表示画面例を示す図である。 図1の画像処理装置における特定画像情報付加処理の一例を説明するためのフロー図である。 一般的な情報処理装置の一構成例を示す図である。
符号の説明
1…デジタル複合機、2…インターネットファクシミリ装置、3…外部PC、4…ファクシミリ装置、5…PC、10…画像入力部、11…画像読取部、11a…CCD、11b…原稿検知センサ、12…操作部、12a…入力部、12b…表示部、13…画像形成部、13a…メモリ、13b…印字部、13c,13d…トレイ、14…機器制御部、14a…制御部、14b…判定部、15…通信部、16…ハードディスク、17…管理部、17a…特定画像情報管理部、17b…付加条件管理部、18…FAXモデム、19…消去手段、20…画像処理部、20a…特定画像情報検出手段、20b…特定画像情報付加手段、20c…画像変更手段、21…入力部、22…管理部、23…検出部、24…判定条件設定部、25…判定結果通知部。

Claims (9)

  1. 画像データを入力する画像入力手段と、該画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変更させる変更処理を施す画像変更手段と、該画像変更手段で変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、1又は複数組み付加する特定画像情報付加手段と、該特定画像情報付加手段で前記特定画像情報が付加された後の画像データを記録媒体に記録する画像記録手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変倍させる変倍処理を施す画像変倍手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、ユーザ操作を受け付け入力するユーザ操作手段を備え、前記画像変倍手段は、前記ユーザ操作手段で入力されたユーザ操作が、倍率指定変倍設定、用紙指定変倍設定、綴じ代設定、集約設定、分割設定の何れかであった場合、各設定に基づく変倍処理を実行することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2又は3に記載の画像処理装置において、前記特定画像情報付加手段は、前記画像変倍手段による画像データの変倍処理によって形成された余白部分には、前記特定画像情報を付加しないことを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像の濃度を変更させる濃度変更処理を施す画像濃度変更手段を有し、前記特定画像情報付加手段は、前記画像濃度変更手段で濃度変更処理が施された場合であっても前記特定画像情報の濃度をそのままで付加することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記画像変更手段は、前記画像入力手段から入力された画像データに対して、該画像データが示す画像の向きを回転させる回転処理を施す画像回転手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置において、前記画像記録手段は、記録紙上に画像を形成する画像形成手段であり、前記特定画像情報付加手段は、前記画像形成手段によって記録紙の両面に画像を形成する場合で、且つ前記画像入力手段から入力される画像データが奇数ページ分のデータであった場合に、記録紙の最終ページに相当する空白を示す画像データには前記特定画像情報を付加しないことを特徴とする画像処理装置。
  8. 画像データを入力する画像入力手段と、画像データに対して画像処理を施す画像処理手段と、画像データを記録媒体に記録する画像記録手段とを備えた画像処理装置における画像処理方法であって、前記画像入力手段が画像データを入力する画像入力ステップと、前記画像入力ステップで入力された画像データに対して、該画像データが示す画像を変更させる変更処理を前記画像処理手段が施す画像変更ステップと、該画像変更ステップで変更処理を施した画像データに対して、特定の画像であることを意味する一定の大きさの特定画像情報を、前記画像処理手段が1又は複数組み付加する特定画像情報付加ステップと、該特定画像情報付加ステップで前記特定画像情報が付加された後の画像データを、前記画像記録手段が記録媒体に記録する画像記録ステップとを含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置に組み込み、該画像処理装置における演算処理装置を、前記特定画像情報付加手段として、或いは前記特定画像情報付加手段及び前記画像変更手段として、機能させるためのプログラム。
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JP2010111025A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Canon Marketing Japan Inc コンピュータ、プログラム及び印刷システム

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