JP2007306494A - 画像形成装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
原稿の複製防止に係る処理の処理効率を低下させることなく、不正な複製を未然に防止できるようにした画像形成装置および方法を提供する。
【解決手段】
原稿に埋め込まれたディジタルコードを画像読取部10で読み取り、読み取った原稿の画像データをページバッファ21に格納するとともに条件情報検出部22で条件情報を検出する。検出した条件情報に含まれる複製制限回数と最新の複製回数から複製可能であるかをコピーカウント制御部23で判断し、最新の複製回数が複製制限回数以下であって複製可能である場合に、制御部25からの指示により最新の複製回数をインクリメントして更新した新たな最新の複製回数をその条件情報に追記したディジタルコードを合成画像生成部40で作成する。ページバッファ21に格納された画像データと作成したディジタルコードを合成して画像形成部60で複製する。
【選択図】図1
原稿の複製防止に係る処理の処理効率を低下させることなく、不正な複製を未然に防止できるようにした画像形成装置および方法を提供する。
【解決手段】
原稿に埋め込まれたディジタルコードを画像読取部10で読み取り、読み取った原稿の画像データをページバッファ21に格納するとともに条件情報検出部22で条件情報を検出する。検出した条件情報に含まれる複製制限回数と最新の複製回数から複製可能であるかをコピーカウント制御部23で判断し、最新の複製回数が複製制限回数以下であって複製可能である場合に、制御部25からの指示により最新の複製回数をインクリメントして更新した新たな最新の複製回数をその条件情報に追記したディジタルコードを合成画像生成部40で作成する。ページバッファ21に格納された画像データと作成したディジタルコードを合成して画像形成部60で複製する。
【選択図】図1
Description
本発明は、原稿を複製する画像形成装置および方法に関し、特に、原稿の不正な複製処理が大量に行われないように制御できるようにした画像形成装置および方法に関する。
近年のディジタル技術の急速な発展により、コンピュータやディジタル装置を用いて簡単に電子文書を作成することができるようになり、また、それと同時に、作成した電子文書を複製した場合であっても性能(品質)の劣化が生じないという特性を生かし、多くのユーザに高品質で電子文書を提供できるようになってきた。
しかしながら一方で、電子文書の複製が容易である特性を用いた不正利用が頻繁に発生しているほか、電子メール機能などを用いた電子文書の伝送中にその電子文書の内容が盗聴され、さらには改ざんされてしまうという問題も発生している。そのため、伝送中に限らず作成した電子文書の安全性・機密性を確保することが急務となっている。
これらの安全性・機密性を確保する技術として、電子文書の利用の際にユーザ認証を行ったり電子文書を暗号化したりする技術があり、これらの技術を絡めることで高いセキュリティを確保しているとともにこれらの技術を改良した新たな技術が多く開示されている。
これに対して、印刷用紙などの印字媒体にその電子文書の内容がひとたび印刷された原稿(ドキュメント)は、複合機若しくは複写機などを利用することで簡単にその原稿の内容を複写することができるため不正な利用を防止することが難しくなる。
この原稿の複写を制限して不正な利用を最小限に抑制する技術として、複写の際に不正な複写であることが一見して判断できるように複写防止の処理が施された印字媒体を用いる方法や、また、予め人間の目に見え難いパターン画像あるいは複写禁止マークを登録しておき、複写時にそのパターン画像、マークを検出する処理を行い、検出時には複写を行わないように処理する方法がある。
さらに、特許文献1に示された従来技術を用いることによっても電子文書の複製を制限できるようにしている。
この特許文献1に示された従来技術では、不正防止を行うために原稿にディジタルコードを透かし画像として埋め込んで出力する。そして、原稿のみの複写でなくディジタルコードを含んだ原稿の複製時に、そのディジタルコードを読み取ることにより複製処理を制御できるようにした従来技術である。この技術を用いることにより、高度な検出判定処理を必要とすることなく出力された印刷物の無断複製をより確実に防止できるようにしている。
さらに、チップやRFID(Radio Frequency IDentification)タグなどの電子情報記録媒体(以下、単に「記録媒体」)を埋め込んだ印字媒体を用いることで複製防止のための情報を記録し、複製時に当該記録媒体の情報を読み込み、複製を禁止する情報が記録されていない場合にのみ複製を行うようにした従来技術がある。
またさらに、コンテンツの複製可能な回数を制限できるようにするとともに機密文書を複写した者または機密文書の複写に使用した機器の履歴を管理し、機密文書の内容が漏洩した場合にその漏洩者または漏洩箇所を特定できるようにした従来技術として特許文献2に開示されたものがある。
特開2003−283790
特開2005−229176
しかしながら、特許文献1で示した従来技術は、ディジタルコードを印刷出力時に埋め込み、複写時にそのディジタルコードを読み取ることによって不正な複製を防止しているが、不正な複製を防止するために埋め込んだ情報(ディジタルコード)は変更、削除することができず、新たな情報へ更新することができないという問題がある。
また、チップやRFIDタグなどの読み書き可能な記録媒体を用いて、複製防止を行う技術では、その記録媒体に対して必要な情報の追加、変更、削除を行うことができるが、その情報の追加、変更、削除を行う際には、特別な機能(チップやRFIDタグなどから情報を読み書きする機能)を搭載した装置が必要になるとともに、その記録媒体を埋め込むために特別な印字媒体を用いる必要がある。これは、印字媒体の作成に多くの時間を要するとともに作成にかかるコストが大きくなり、コストパフォーマンスが低下するという問題がある。
さらに、特許文献2に示す従来技術では、コンテンツの複製可能な回数を制限したり内容が漏洩した場合に、漏洩者または漏洩箇所を特定できるようにしたりしているが、この従来技術では、複製の際に読み取った画像データから元の画像データとディジタルコード(透かし画像データ)に対してマスク処理することによって分離し、読み取った画像データをメモリ上で全て処理する必要があるため、処理効率が悪くなり生産性が低下するという問題がある。
そこで、本発明は、原稿の複製防止に係る処理の処理効率を低下させることなく、不正な複製を未然に防止できるようにした画像形成装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、原画像と当該原画像の複製条件を示したパターン画像とを印刷媒体に複製する画像形成装置において、印刷媒体の背景に埋め込まれた複製の制限回数と実行済の複製回数の複製条件とを表すパターン画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読み取ったパターン画像から複製条件を検知する検知手段と、前記検知手段により検知した複製条件の前記実行済の複製回数の情報が前記複製の制限回数以下であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して画像形成する合成画像生成手段と、前記合成画像生成手段により作成したパターン画像を前記原画像にオーバーレイして複写する画像形成手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数を超えている場合には、前記合成画像生成手段による画像形成を中止することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記パターン画像は、複製禁止を示す複製禁止情報を含み、前記画像形成手段は、前記検知手段により前記複製禁止情報を検出した場合であって、かつ前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の当該実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して画像形成することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの発明において、前記複製条件は、前記原画像に基づく実行済複製回数と、各回の複製動作日時情報とを関連付けた情報からなり、前記判定手段は、前記実行済の複製回数に関連付けられた複製動作日時情報のうち、最新の複製動作日時情報の当該実行済の複製回数と前記複製の制限回数とを判定することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、原画像と当該原画像を制御する制御情報とを印刷媒体に複製する画像形成装置において、前記原画像が画像形成された印刷媒体から該印字媒体の世代を示す世代情報及び各世代の画像形成条件を示した制御情報を含むパターン画像を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報から前記印字媒体の世代を特定し、当該世代に対する前記制御情報を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記世代に対する制御情報を検出後、該世代を次世代へと更新し、該次世代の世代情報及び前記制御情報を含むパターン画像を生成する画像生成手段と、前記検出手段で検出した制御情報に基づき、前記原画像に前記画像生成手段によって生成した前記パターン画像をオーバーレイして複製する画像形成手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記制御情報は、各世代ごとに複製を許可する許可部数を含み、前記検出手段は、前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報に対する前記制御情報から前記許可部数を検出し、前記画像形成手段は、前記検出手段で検出した許可部数の範囲内で、前記原画像に前記画像生成手段で生成したパターン画像をオーバーレイして前記印字媒体を複製することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、原画像の複製を制御するための制御情報、複製制限回数を示す複製条件情報、及び実行済複製回数を示す複製経過情報追記領域と前記原画像とを合成する画像生成装置であって、予め定められた装置を利用した前記複製の動作時に検知可能なコードデータがそれぞれ対応付けられものであり、且つ前記制御情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第1のパターン画像、前記複製条件情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第2のパターン画像、及び、前記予め定められた装置による前記複製動作実行時に、当該複製動作実行装置によって、前記コードデータが対応付けられ且つ前記複製経過情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第3のパターンを追記するために用いる前記複製経過情報追記領域とを含む背景画像と前記原画像とが合成された合成画像を形成する合成画像形成部を備えたことを特徴とする。
また、請求項8の発明は、原画像と当該原画像の複製条件を示したパターン画像とを印刷媒体に複製する画像形成方法において、印刷媒体の背景に埋め込まれた複製の制限回数と実行済の複製回数の複製条件を表すパターン画像とを画像読取手段によって読み取り、前記画像読取手段により読み取ったパターン画像から複製条件を検知手段によって検知し、前記検知手段により検知した複製条件の前記実行済の複製回数の情報が前記複製の制限回数以下であるか否かを判定手段によって判定し、前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して合成画像生成手段によって画像形成し、前記合成画像生成手段により作成したパターン画像を前記原画像にオーバーレイして複写することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、原画像と当該原画像を制御する制御情報とを印刷媒体に複製する画像形成方法において、前記原画像が画像形成された印刷媒体から該印字媒体の世代を示す世代情報及び各世代の画像形成条件を示した制御情報を含むパターン画像を読取手段によって読み取り、前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報から前記印字媒体の世代を特定し、当該世代に対する前記制御情報を検出手段によって検出し、前記検出手段によって前記世代に対する制御情報を検出後、該世代を次世代へと更新し、該次世代の世代情報及び前記制御情報を含むパターン画像を画像生成手段によって生成し、前記検出手段で検出した制御情報に基づき、前記原画像に前記画像生成手段によって生成した前記パターン画像をオーバーレイして複製することを特徴とする。
本発明によれば、ディジタルコードとして原稿に埋め込まれた条件情報に含まれる複製制限回数と最新の複製回数から複製可能であるか判断し、最新の複製回数が複製制限回数以下であって複製可能である場合に、最新の複製回数をインクリメントして更新した新たな最新の複製回数をその条件情報に追記してディジタルコードを作成し、原稿を読み取って作成した画像データとそのディジタルコードを合成して複製するように構成したので、不正な複製処理を未然に防止することができるようになる。
また、本願発明では、複製対象となる原稿に埋め込まれたディジタルコードを原稿から分離させる必要がないため、簡単な装置構成で複製制御を実現することができるという効果をも奏する。
さらに、ディジタルコードに複製時のジェネレーションを示す情報を追記するとともに予めジェネレーション毎の制御内容を含ませて原稿に埋め込むように構成したので、ジェネレーションごとに複製を制御することができ、不正利用を最小限に抑制することが可能なるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる画像形成装置および方法の一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の実施例では、本願発明の画像形成装置の一例として、複合機を示し、その複合機がクライアントコンピュータなどと通信回線を介して通信可能な状態にあるネットワーク構成からなるが、複合機でなく複写機であってもよい。画像形成装置が複写機によって構成される場合、画像読取部を有する読取装置が複写機の画像形成装置と通信回線を介して接続されているような構成からなる。すなわち、画像読取部と画像形成部とが別の装置によって構成されてもよい。
図1は、本発明に係わる画像形成装置および方法を適用して構成した複合機の装置構成図である。
図1において、この複合機は、クライアントコンピュータなどの装置と通信回線若しくは無線によって接続されており、印刷機能、ファクシミリ機能、読取機能、複製機能を有する。
この複合機は、画像読取部10、画像制御部20、画像形成部60から構成され、原稿の内容を印刷用紙に複写するとともに、複製にかかる情報を示した複製制御情報をコード化したディジタルコードを埋め込む複製処理を行う。
また、このディジタルコードとして埋め込まれる複製制御情報は、複製を行う際の複製条件である「条件情報」と、複製を禁止する原稿であることを示す「複製禁止情報」とから構成される情報である。
このとき、パターン画像で表した複製制御情報を原稿に埋め込んだ例を図2に示す。図2を用いて複製制御情報に含まれる条件情報と複製禁止情報とを説明する。
図2において、図2(a)は、原稿全体にパターン画像を埋め込んだ例を示す図であり、図2(b)は、図2(a)で示した原稿全体に埋め込まれたパターン画像の一部を拡大した図であり、図2(c)は、図2(b)で示したパターン画像の一部を更に拡大した図である。
図2(a)には、原稿の全体にパターン画像で表した複製制御情報を埋め込んだ例を示し、その原稿を上下左右いずれの方向から読み込んだ場合であってもパターン画像を検出できるようになっている。
このときのパターン画像がどのような構成で埋め込まれているかを示したのが図2(b)である。図2(b)に示された複製制御情報のパターン画像は、複製制御情報に含まれる複製禁止情報のパターン画像(201)と条件情報のパターン画像(202)とから構成され、それぞれのパターン画像(201、202)がブロックを形成している。
すなわち、複製制御情報に含まれる各情報はブロック単位で分割することができ、複製禁止情報を示すパターン画像のブロックと条件情報を示すパターン画像のブロックは二次元方向に交互になるように配置されている。
さらに、複製禁止情報のパターン画像(201)は、禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)の各ブロックによって構成され、条件情報(202)を示したパターン画像は、条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)から構成される。複製禁止情報のパターン画像(201)を示す禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)は、一行おき若しくは一列おきに交互に埋め込まれた状態であり、各行若しくは各列はこれらいずれかの配列と、条件コード配列とが交互に配列された状態にある。
すなわち、各パターン画像をブロック単位に分割した状態で、ブロックの各行には、禁複製配列[0](201−A)若しくは禁複製配列[1](201−B)のいずれかのブロックと、条件コード配列のブロックとが交互に配列されている。また、ブロックの各列にも禁複製配列[0](201−A)若しくは禁複製配列[1](201−B)のいずれかのブロックと、条件コード配列のブロックとが交互に配列されている。
そして、複合機で複製処理を行う際には、画像読取部10でこの禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)を検出すると複製禁止情報が埋め込まれた原稿であることを複合機が認識して複製処理が行われる。
ちなみに、図2(b)で示す禁複製配列[0](201−A)は、配列を構成する要素全てが右上から左下に向かって引かれた斜線で表された配列であり、禁複製配列[1](201−B)は、配列を構成する要素全てが左上から右下に向かって引かれた斜線で表された配列である。
そして、条件情報(202)のパターン画像を示す条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)は、複製処理に用いる複製条件が含まれており、この条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)が示す複製条件に基づいて複製処理を行う。
また、この条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)は、ブロック単位の構成において、斜め方向に同じ条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)が埋め込まれ、上下左右いずれの用紙方向から原稿が複製開始された場合であってもその条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)を検出できるようにする。
そして、さまざまな条件コード配列(202−A、202−B、202−C・・・)のうち、ある1つの条件コード配列(202−A)を拡大した図が図2(c)であり、斜線の種類によって「0」または「1」のいずれかのディジタルデータを示している。「0」は左上から右下に沿って描かれた斜線で表現され、「1」は右上から左下に沿って描かれた斜線で表現される。
例えば、図2(c)の2行目に示すパターン画像は、左側から順に「1、0、1、0、0、1、0、1、0、0、1、1」のデータを示しており、これは「101001010011」からなる12ビットの情報を表現している。そして、先頭1ビット目〜4ビット目はコマンド(命令)を示し、5ビット目〜8ビット目はコマンドに対する値を示し、9ビット目〜12ビット目はその情報が追記された日付を示しているとした場合、「1010」はコマンドを示し、「0101」はそのコマンドに対する値を示し、「0011」は日付を示している。
また、同様に3行目に示すパターン画像は、左側から順に「1、1、0、1、0、0、0、1、0、1、0、1」のデータを示しており、1ビット目〜4ビット目の「1101」がコマンドを示し、5ビット目〜8ビット目の「0001」がコマンドに対する値を示し、9ビット目〜12ビット目の「0101」が追記された日付を示している。
またさらに、4行目に示すパターン画像は、左側から順に「1、1、0、1、0、0、1、0、1、0、1、1」のデータを示しており、1ビット目〜4ビット目の「1101」がコマンドを示し、5ビット目〜8ビット目の「0010」がコマンドに対する値を示し、9ビット目〜12ビット目の「1011」が追記された日付を示している。
そして、5行目以降の行に示す孤立点データ「・」のように、パターン画像がない部分が仮のデータ(ダミーデータ)であることを示している。
以上のようなビット構成からなる条件コード配列に新たなディジタルデータを追記するには、孤立点によって構成される行の書き換えを行うことで追記できる。
このように、複製処理における複製の条件をパターン画像によって表現し、そのパターン画像を原稿に埋め込むことで複製条件を指定する。
もちろん、複製条件を指定しないビット列に孤立点データなどのダミーデータを用いるのではなく、ダミーデータの代わりに空白とするように構成してもよい。
以下、条件情報と複製制御情報を含んだ複製制御情報をパターン画像で表した場合の例で図1の複合機を説明する。
複合機が構成する画像読取部10は、CCD(Charge Coupled Device)などによって構成され、図示しないプラテンガラス上に載置された原稿から埋め込まれたパターン画像とその原稿の内容を読み取る読取処理を行い、その原稿に対する画像データを作成する。この読取処理では、読み取った画像データに対してゲイン制御や色分解、あるいはホワイトバランス処理などの撮像信号処理を施す処理を行う。
また、画像形成部60は、プリントエンジンなどを示し、画像制御部20で複製処理が行われた画像データを印刷用紙などの印字媒体に印字する出力処理を行う。
このときの出力処理は、個々の印刷色用の2値化信号を生成する。この2値化信号の生成は、たとえば、RGB表色系の画像データをYCrCb表色系の画像データに変換し、さらにYCrCb表色系から最低3つ(好ましくは4つ)、たとえば、CMY表色系あるいはCMYK表色系のへのマッピングを行い、プリント出力用に色分解されたラスタデータ(2値化信号)を生成する。このようなラスタデータ化の処理に際して、カラー画像のCMY成分を減色するアンダーカラー除去(UCR)、あるいは減色されたCMY成分を部分的にK成分と交換するグレー成分交換(GCR)をするといった処理を行う。
画像制御部20は、CPU(Central Processor Unit)などによって構成され、画像読取部10で読み取った画像データに対して複製処理を行い、処理した画像データの出力を画像形成部60に要求する。
この画像制御部20は、ページバッファ21、条件情報検出部22、コピーカウント制御部23、複製禁止情報検出部24、制御部25、コントロールパネル26、ネットワークI/F27、画像処理部30、合成画像生成部40、選択部50を具備して構成される。
まず、画像読取部10で原稿を読み取って作成した画像データは、ページバッファ21に記憶され、ページバッファ21に記憶された画像データからパターン画像の検出要求を条件情報検出部22と複製禁止情報検出部24に行う。画像データが記憶されたページバッファ21は、複製処理を行う際の作業領域を示すメモリである。
検出要求を受けた条件情報検出部22では、ページバッファ21に格納された画像データに埋め込まれたパターン画像から条件情報の条件コード配列を特定し、その条件コード配列を解析して複製にかかる条件情報を検出する。
この条件情報には、複製を許可する最大回数を示す「複製制限回数(LimitCount)」と、複製が行われた回数を示す「複製回数(ScanCount)」とが含まれ、この「複製回数(ScanCount)」のうち、最も新しい日付のデータを持つ複製回数(ScanCount)が「最新の複製回数(ScanCount)」である。この「最新の複製回数(ScanCount)」と「複製制限回数(LimitCount)」の各情報をコピーカウント制御部23と制御部25に対して通知する。
このときの条件コード配列を特定する処理は、読み取ったパターン画像を二値化処理してパターン画像全体におけるコード配列を作成し、所定のサイズにブロック分割する。このブロック分割した所定のサイズごとに条件情報の条件コード配列と、複製禁止情報の禁複製配列[0](201−A)または禁複製配列[1](201−B)とをわけて条件情報のパターン画像を特定する。そして、特定した条件情報の条件コード配列に対して、図2(c)の図で説明したようなコマンドの内容とその値を解析することで条件の検出を行う。このときの条件情報検出部22で行われる詳細な処理フローを図3のフローチャートで示す。
また、条件情報検出部22と同時に検出要求を受けた複製禁止情報検出部24では、ページバッファ21に格納された画像データに埋め込まれたパターン画像から複製禁止情報の禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)を検出する。
このときの検出処理は、条件情報検出部22の処理と同じように、読み取ったパターン画像を二値化処理してパターン画像全体におけるコード配列を作成し、所定のサイズにブロック分割する。このブロック分割した所定のサイズごとに条件情報の条件コード配列と、複製禁止情報の禁複製配列[0](201−A)または禁複製配列[1](201−B)とをわけて複製禁止情報の配列(禁複製配列[0](201−A)、禁複製配列[1](201−B))を特定する。
そして、禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)を検出したことを制御部25に通知する。
次に、コピーカウント制御部23では、条件情報検出部22から検出した条件情報に含まれる「複製制限回数(LimitCount)」と「最新の複製回数(ScanCount)」が通知され、これらを比較することによって原稿の複製処理が可能であるかを複製禁止フラグに設定する。
複製処理が可能である場合には、複製禁止フラグを「無効(OFF)」とし、複製処理が可能でない場合には、複製禁止フラグを「有効(ON)」とする。
例えば、図2(c)で示すパターン画像において、2行目のコマンドを示すビット列「1010」が「LimitCount(複製制限回数)」であり、3行目と4行目のコマンドを示すビット列「1101」が「ScanCount(複製回数)」であるとした場合、まず、条件情報検出部22からは2行目のコマンド「LimitCount(複製制限回数)」に対する値のビット列「0101」が示す数値(十進数に変換すると「5」)が通知される。次に、3行目と4行目が示すコマンド「ScanCount(複製回数)」に対する日付のうち最も新しい日付のコマンドが示す数値(最新の複製回数(ScanCount))が通知される。
そして、通知された「最新の複製回数(ScanCount)」が「複製制限回数(LimitCount)」以下である場合には、その最新の複製回数(ScanCount)に「1」を加算して更新して複製禁止フラグを「無効(OFF)」と設定して複製処理を行う。また、通知された「最新の複製回数(ScanCount)」と「複製制限回数(LimitCount)」が等しい場合には、複製禁止フラグを「有効(ON)」に設定して複製処理を禁止する。
このとき、コピーカウント制御部23で行われる処理の詳細な流れを示したフローチャートを図4に示す。
制御部25は、ページバッファ21に記憶された画像データに対して、条件情報検出部22、コピーカウント制御部23、複製禁止情報検出部24で処理した各情報に基づいて複製処理を制御し、合成画像生成部40や選択部50に対して指示を行う。また、コントロールパネル26に必要な情報を表示させたりネットワークI/F27を介して情報を伝送したりする。
この制御部25は、条件情報検出部22から条件情報の条件コード配列(202)が検出されたことと、その条件情報で示された「最新の複製回数(ScanCount)」、「複製可能な回数(LimitCount)」の情報とを受けるほか、さらに、コピーカウント制御部23から原稿の複製が可能であるかを示した複製禁止フラグとを受ける。また、その複製禁止フラグが「無効(OFF)」を示し、複製可能である場合には、「最新の複製回数(ScanCount)」の情報を受ける。
また、複製禁止情報検出部24からは、複製禁止情報の禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)が検出されたことの通知を受ける。
これらの情報に基づき、制御部25では、複製禁止フラグの状態を判断し、複製禁止フラグの状態が「無効(OFF)」であって複製が可能である場合には、条件情報検出部22より受けた「最新の複製回数(ScanCount)」ではなく、コピーカウント制御部23より受けた「最新の複製回数(ScanCount)」を追記した条件情報の条件コード配列の作成指示を合成画像生成部40に行う。
また、複製禁止フラグの状態が「有効(ON)」であって複製が可能でない場合には、複製処理を停止し、コントロールパネル26の表示デバイス(26−a)にその旨を表示する。
このときの制御部25で行われる詳細な処理の流れを示したフローチャートを図5に示す。
コントロールパネル26は、ユーザインターフェースを示し、情報を表示する表示デバイス(26−a)、ユーザからの指示を受け付ける操作部(26−b)から構成される。
例えば、表示デバイス(26−a)には、制御部25によって複製禁止であると判断された場合に「この原稿は複写が禁止されているため、処理を停止します」といったメッセージが表示される。また、操作部(26−b)は、十字キーやテンキーさらにはキーボードやポインティングデバイスなどから構成され、複写枚数を指定したり拡縮倍率を指定したりするなどの複製における各種設定を行う。
もちろん、このコントロールパネル26は、表示デバイス(26−a)、操作部(26−b)を一体としたタッチパネルであってもよい。
ネットワークI/F27は、通信回線や無線によって外部の装置と接続する外部インターフェースであって、複製における設定や複製状況などを送受信できるとともに、複合機自体の稼動状況、利用状況などを外部から把握するための情報の送受信を行う。
そして、画像処理部30は、ページバッファ21に記憶された画像データに対して、例えば、下地除去処理、空間フィルタによる強調処理などの画像処理を施す。
合成画像生成部40では、制御部25から最新の複製回数(ScanCount)を追記した条件情報の条件コード配列の作成指示を受け、条件情報検出部22で検出した条件コード配列にその最新の複製回数(ScanCount)を追記した条件コード配列を作成する。さらに、作成した条件コード配列と、この作成指示に含まれる複製禁止情報の禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)から画像処理部30によって画像処理された画像データに合成するパターン画像を作成する。
作成後、画像データにそのパターン画像を合成し、出力処理を行う合成画像データを作成する。このときの合成画像生成部40で行われる詳細な処理の流れを示したフローチャートを図6に示す。
選択部50は、パターン画像が埋め込まれた原稿の複製を行う場合とパターン画像が埋め込まれていない原稿の複製を行う場合の切り替え処理を行う。前者の場合、合成画像生成部40で生成された合成画像データの出力を画像形成部60に指示し、後者の場合、制御部25より条件情報を検出されなかった通知を受けて画像処理部30で画像処理された画像データの出力指示を画像形成部60に行う。
このような構成における複製処理の流れを以下に説明する。
まず、原稿を画像読取部10で読み取ることにより作成した画像データをページバッファ21に記憶し、同時に条件情報検出部22で条件情報を、複製禁止情報検出部24で複製禁止情報を検出する処理を行う。このとき、いずれの検出部(22、24)でもこれらの情報を検出できない場合と、これらの情報を検出した場合とに処理が分かれる。
まず、いずれの検出部でもこれらの情報が検出できない場合、条件情報検出部22、複製禁止情報検出部24がそれぞれ制御部25にその旨を通知し、制御部25から通常の複製処理を指示する。この場合、画像処理部30で画像処理した画像データを画像形成部60に転送することにより複製を行う。
それに対して、次に、条件情報を条件情報検出部22で検出し、複製禁止情報を複製禁止情報検出部24で検出した場合、複製禁止情報検出部24で複製禁止情報を検出したことを制御部25に通知する。また、条件情報検出部22で検出した条件情報をコピーカウント制御部23と制御部25に通知する。
複製禁止情報が検出されたことを受けるとともに、条件情報を受け付けたコピーカウント制御部23では、その原稿の複製処理が可能であるか否かを複製禁止フラグに示し、複製処理が可能であることが示されている場合には最新の複製回数(ScanCount)を更新して複製禁止フラグとともに制御部25に通知する。
そして、制御部25が条件情報検出部22、コピーカウント制御部23、複製禁止情報検出部24からそれぞれの情報を受けると、コピーカウント制御部23からの複製禁止フラグの状態を確認し、複製禁止フラグの状態が「有効(ON)」であって複製処理が可能でない場合には複製処理を停止する。
また、複製禁止フラグの状態が「無効(OFF)」であって複製処理が可能である場合には条件コード配列にコピーカウント制御部23から通知された最新の複製回数(ScanCount)を追記して禁止条件情報の禁複製配列[0](201−A)と禁複製配列[1](201−B)とともにディジタルコード(パターン画像)の作成指示を合成画像生成部40に行う。
さらに、合成画像生成部40では、制御部25からのパターン画像の作成指示に基づき最新の複製回数(ScanCount)を追記したパターン画像を作成する。作成したパターン画像を画像処理部30によって画像処理された画像データに合成して合成画像データを作成する。そして、選択部50を介して画像形成部60に転送され、画像形成が行われることによって原稿が複製される。
以上のような構成、処理によって、複製対象の原稿からディジタルコードを分離するなどの複雑な処理を行うことなく、条件に基づいた複製処理を行うことができる。
続いて、図3から図6に示すフローチャートを説明する。
図3は、図1に示す条件情報検出部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図3において、画像読取部によって原稿が読み取られ、ページバッファにその原稿に対する画像データが保存されて条件情報の検出要求を受け付けると処理が開始され、画像データに埋め込まれたパターン画像の二値化処理を行い(301)、ノイズ成分の除去を行う(302)。
二値化されたパターン画像のコード配列を作成し(303)、予め指定された所定のサイズに作成したコード配列を分割する(304)。この分割によって、条件コード配列と、禁複製配列[0]または禁複製配列[1]とが分割される。
分割されたコード配列から条件コード配列を特定し(305)、その特定した条件コード配列のビット列を解析することによって条件情報を検出する(306)。例えば、図2(c)で示すようなパターン画像において、コマンドを示すビット列、コマンドに対する値を示すビット列、日付を示すビット列を判別し、これらを解析することによって条件情報を検出する。
このような処理によって、複製処理における複製条件をパターン画像から検出でき、その複製条件に基づいて複製処理を行うことができる。
図4は、図1に示すコピーカウント制御部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図4において、条件情報検出部で検出した条件情報を受け付けると処理が開始され、その条件情報に含まれ、原稿を複製した回数のうち最も新しい回数を示す「最新の複製回数(ScanCount)」の情報と最大複製回数を示す「複製可能な回数(LimitCount)」の情報とを比較する処理を行う(401)。これは、許可した回数以内で行われる複製処理であるかを判断するためである。
そして、「複製可能な回数(LimitCount)」が「最新の複製回数(ScanCount)」以上であるか判断し(402)、「複製可能な回数(LimitCount)」が「最新の複製回数(ScanCount)」以上である場合(402でYES)、すなわち、許可された最大複製回数を超えていない場合には、複製処理を可能とするために複製禁止フラグを「無効(OFF)」に設定する(403)。
続いて、「複製可能な回数(LimitCount)」と比較した「最新の複製回数(ScanCount)」に「1」を加算して「最新の複製回数(ScanCount)」を更新する(404)。
それに対して、「複製可能な回数(LimitCount)」が「最新の複製回数(ScanCount)」よりも小さい場合(402でNO)、すなわち、許可された最大複製回数を超えた場合には、複製処理を禁止するために複製禁止フラグを「有効(ON)」に設定する(405)。
以上の処理で設定した複製禁止フラグの状態(ONまたはOFF)と、複製禁止フラグの状態が「OFF」である場合には更新した「最新の複製回数(ScanCount)」の情報を制御部に通知する(406)。
このような処理により、パターン画像として示された複製条件に基づく複製処理が可能であるかを複製禁止フラグに設定することができる。
図5は、図1に示す制御部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図5において、条件情報検出部で検出した条件情報を受けるとともに、コピーカウント制御部から複製禁止フラグの状態が通知されると処理が開始され、複製禁止フラグの状態が「有効(ON)」であるか「無効(OFF)」であるかを解析する(501)。
解析した複製禁止フラグの状態が「無効(OFF)」であるか判断し(502)、無効(OFF)であると判断され、複製処理が可能な場合(502でYES)には、コピーカウント制御部から複製禁止状態フラグと同時に通知された「最新の複製回数(ScanCount)」の情報を追記したパターン画像の作成指示を合成画像生成部に対して行う(503)。このときの「最新の複製回数(ScanCount)」の情報は、読み取った画像データに含まれる条件情報の「最新の複製回数(ScanCount)」の情報に「1」を加算した情報である。
それに対して、複製禁止フラグの状態が「無効(OFF)」でないと判断された場合、つまり「有効(ON)」であると判断された場合(502でNO)には、複製における条件を満たさないことから複製処理を停止する(504)。そして、複製処理を行うことができない旨をコントロールパネルの表示デバイスに表示する(505)。
このような処理により、条件情報に基づく複製処理を行うことができ、原稿の不正な複製を未然に防ぐことができる。
図6は、図1に示す合成画像生成部で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図6において、制御部より複製処理後のパターン画像の作成指示が行われたると処理が開始され、指示された「最新の複製回数(ScanCount)」の情報を条件コード配列に追記してその条件コード配列のパターン画像を作成する(601)。
このパターン画像の作成処理(601)は、たとえば、図2(c)で示すパターン画像を用いて説明すると、5行目以降が透かしの背景(孤立点データによる画像)が印刷されていることから、5行目の孤立点データの1ビット目から4ビット目を「ScanCount」コマンドが示すビット列に書き換え、5ビット目から8ビット目を制御部より指示された「最新の複製回数(ScanCount)」の情報を示すビット列で書き換え、9ビット目から12ビット目を書き換えの日付を表すビット列で書き換える。
これにより、制御部より指示された「最新の複製回数(ScanCount)」の情報をパターン画像へ追記することができる。ちなみに、6行目以降が追記後の孤立点データとなる。
そして、パターン画像が作成されると、画像処理部で処理された画像データを受けてそのパターン画像を画像データにオーバーレイ処理することにより合成画像データを作成する(602)。
このオーバーレイ処理では、パターン画像の位置補正などの補正処理が行われて印刷出力する際の印刷データの元となる画像データを作成する。このオーバーレイ処理によって作成した画像データの複製要求を選択部に対して行う(603)。
このような処理によって、印刷可能な回数の情報を更新して原稿を複製することができるようになる。
以上に示すような構成や処理によって、パターン画像として埋め込まれた複製条件に基づいて複製処理を行うことができるようになる。
図7は、本発明に係わる画像形成装置および方法を適用して構成した複合機の他の装置構成図である。
図7に示す装置構成は、図1に示す装置構成と類似するため異なる点を中心に説明する。
図7に示す装置構成では、図8に示すようなパターン画像が埋め込まれた文書の複製処理を行う。この図8に示すパターン画像は、複製制御情報に含まれる条件情報を示す条件コード配列のみで構成され、図2(c)に示すような複製禁止情報の禁複製配列[0]、禁複製配列[1]は構成されない。
この条件コード配列には、「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」のほか、「(B)世代情報(以下、「ジェネレーション情報」)」が含まれる。複製許可部数情報は、原稿の複製を許可した部数を示す情報であり、制御情報は、複製における出力時の設定情報である。
このときの世代情報が示す「世代」とは、元の原稿を複製することにより作成した複製原稿を第1世代とし、また、この第1世代の原稿を複製することにより作成した複製原稿を第2世代とした場合における原稿同士の親子関係を示すものである。
すなわち、条件コード配列には、各世代に渡って複製条件を予め指定されたものであり、先の世代の複製を制御(コントロール)できるような情報が含まれている。
条件コード配列に含まれる「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」の一例を図9に示す。
図9において、世代は複製回数項目901で示され、この複製回数項目901が示した世代の原稿を複製する際に参照する複製条件の複製許可部数情報を部数項目902で示す。さらに、複製時の制御情報を両面項目903、フィニッシング項目904、他サービス項目905の各項目で示す。
まず、複製回数項目901は、複製する世代が示されており、例えば、「1」が示されている場合には第1世代の複製原稿を作成することを示す。
また、部数項目902は、複製回数項目901で示された世代の複製原稿を作成するにあたり、一回の複製処理によって複製可能な部数を示す項目である。例えば、複製回数項目901で「1」が示された行の部数項目902に「3」が指定されている場合、一回の複製処理で第1世代の原稿を最大「3部」複製することが可能であることを示している。
また、第1世代として作成された原稿をさらに複製する場合、第2世代の原稿が作成されることとなり、この第2世代の原稿として作成可能な部数が最大「1部」であると指定されている。また、第2世代として作成された原稿をさらに複製する場合、第3世代の原稿が作成されることとなり、この第3世代の原稿として作成可能な部数が最大「1部」であると指定されている。またさらに、第3世代の原稿を複製して第4世代の原稿を作成しようとした場合、許可された部数が指定されていないため複製処理が禁止されていることを示す。
そして、制御情報として指定された両面項目903は、複製処理によって両面の同時複製を可能としているか否かを示す項目であり、両面の複製が可能である場合には「可」と示され、両面の同時複製を禁止し、片面のみを複製可能としている場合には「不可」と示される。同じく制御情報として指定されたフィニッシング項目904は、フィニッシングの種類を示す項目であり、例えば、パンチなどを指定することができる。さらに、制御情報として指定された他サービス項目905は、複製処理によって同時に行うことが可能なサービスの一覧を示す項目である。
例えば、複製回数項目901が「3」を示す行の他サービス項目905には「ScantoMail(アドレス番号)」サービスが示されており、第3世代の複製原稿を作成するために、読み取りを行った画像データを電子メールとして転送することができるサービスである。このサービスの利用有無は、予めユーザがコントロールパネルなどを操作することによって設定可能であり、設定時には転送先のメールアドレスを入力したり予め登録されたアドレスから選択したりすることによって転送先を指定する。
なお、両面項目903、フィニッシング項目904、他サービス項目905の各項目で示された制御情報は、複写機や複合機で一般的に用いられるPJL(Printer Job Language:プリンタジョブ言語)を用いて指定するような構成であってもよく、さらには、予め決定されたコマンド番号を指定してそのコマンド番号に対する値を設定するような構成であってもよい。
以上のような「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」と「(B)ジェネレーション情報」が条件情報として、図8で示すような条件コード配列のパターン画像に含まれる。
このパターン画像が埋め込まれた原稿を図7に示す画像読取部10で読み取る。画像読取部10で原稿を読み取ることにより作成した画像データはページバッファ21に記憶され、また、同時に条件情報検出部22に条件情報の検出要求を行う。
実施例1の図1で示した装置構成では、画像データがページバッファ21に格納されると同時に複製禁止情報検出部に対して複製禁止情報の検出要求が行っているが、本実施例の図7の装置構成では、条件情報のみをパターン画像で表現しているため複製禁止情報検出部は必要ない。
そして、条件情報の検出要求が行われた条件情報検出部22では、パターン画像のから条件情報を検出し、検出した条件情報に含まれる「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」と「(B)ジェネレーション情報」をコピーカウント制御部23に通知するとともに、条件情報を検知したことを制御部25に通知する。
この「(B)ジェネレーション情報」は、元の原稿からの世代数を示す情報であり、元の原稿は、世代を経ていないためジェネレーション情報として「0」が指定されているか若しくはジェネレーション情報が空白である。また、元の原稿を複製して作成した第1世代の原稿にはジェネレーション情報として「1」が指定されており、第1世代の原稿を複製して作成した第2世代の原稿にはジェネレーション情報として「2」が指定されている。
コピーカウント制御部23は、条件情報検出部22から通知された「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」と「(B)ジェネレーション情報」を受けて、その「(B)ジェネレーション情報」で指定された世代に「1」を加算(カウントアップ)して次世代へと更新する。通知された複製許可部数情報のうち、カウントアップした世代に対する複製許可部数情報と制御情報を検知する。すなわち、次世代の原稿を複製するにあたり、複製可能な部数と制御情報を特定する。
そして、コピーカウント制御部23では、カウントアップした世代(次世代)を示すジェネレーション情報と、検知した複製許可部数情報、制御情報を制御部25に通知する。例えば、図9を例にして、カウントアップした世代が「1」である場合には複製可能な部数を示す複製許可部数情報が「3」であると特定でき、また、カウントアップした世代が「2」である場合には複製可能な部数を示す複製許可部数情報が「1」であると検知できる。
そして、制御部25は、条件情報検出部22から条件情報を検知したことを受けるとともにコピーカウント制御部23からカウントアップした世代を示すジェネレーション情報と複製許可部数情報、制御情報とを受けて、その複製許可部数の範囲内で複製処理を行う。実際に複製を行う部数は、コントロールパネル26を用いてユーザが指定することができる。
この複製処理では、カウントアップしたジェネレーション情報を条件情報検出部22で検出した条件情報のジェネレーション情報に追記した新たな条件コード配列からなるパターン画像の作成要求を合成画像生成部40に行う。
合成画像生成部40では、制御部25からのパターン画像の作成要求に対して新たなジェネレーション情報と作成する日付を追記したパターン画像の作成を行い、画像処理部30によって作成された画像データと合成した合成画像データを生成する。そして、その合成画像データを選択部50に転送する。
そして、選択部50が合成画像データの画像形成要求を画像形成部60に行うことで、画像形成部60で画像形成されて複製が完了する。
すなわち、複製された原稿に埋め込まれたパターン画像のジェネレーション情報には新たな世代を示した情報が追記された状態にある。
このような構成により、予め世代ごとに指定された複製条件で複製処理を行うことができ、複製した複製原稿には、世代を示すジェネレーション情報を追記することができる。
図10は、図7の装置構成におけるコピーカウント制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
図10において、条件情報検出部で検出した「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」と「(B)ジェネレーション情報」の各情報を受け付けると処理が開始され、「(B)ジェネレーション情報」が示す世代を解析し(1001)、解析した世代に「1」を加算して、複製する原稿の世代(ジェネレーション情報)を算出する(1002)。
続いて、「(A)世代ごとの複製許可部数情報と制御情報」の複製許可部数情報から算出したジェネレーション情報の複製許可部数を検知し(1003)、複製許可部数が指定されているか判断する(1004)。
算出した世代に対する複製許可部数が指定されていない場合(1004でNO)には、複製が禁止されているため、複製処理を停止する(1005)。それに対して、複製許可部数が指定されている場合(1004でYES)には、その指定された複製許可部数の情報と、制御情報と、算出したジェネレーション情報とを制御部25に転送する(1006)。
このような処理により、コピーカウント制御部では、追記するジェネレーション情報を算出するとともに条件情報の複製可能な部数の範囲内での複製を可能としている。
以上に示す構成、処理によって、元の原稿を作成する時点で世代を越えた複製条件を指定することができる。
これにより、複雑な複製処理を行うことなく、原稿の複製処理を世代に跨って制御することが可能となる。
本発明は、上記し、且つ図面に示す実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上記実施例では、日付情報を追記する情報ととともに埋め込むような構成にしているが、日付情報だけでなく時間情報も一緒に埋め込むような構成であってもよい。
さらに、上記実施例1または実施例2では、画像形成部でパターン画像を原稿の全面に印刷出力するような構成を示しているが、そのパターン画像の印刷位置を算出する数式(演算処理プログラム)を記憶しておき、画像形成時に数式を実行することで特定のエリアにのみ印字するような構成であってもよい。
本発明は、原稿の不正な複製を防止した画像形成装置および方法に適用可能であり、特に、複製処理によって作成された文書に対して行われる複製処理を制御するのに有用である。
10 画像読取部
20 画像制御部
21 ページバッファ
22 条件情報検出部
23 コピーカウント制御部
24 複製禁止情報検出部
25 制御部
26 コントロールパネル
26−A 表示デバイス
26−B 操作部
27 ネットワークI/F
30 画像処理部
40 合成画像生成部
50 選択部
60 画像形成部
20 画像制御部
21 ページバッファ
22 条件情報検出部
23 コピーカウント制御部
24 複製禁止情報検出部
25 制御部
26 コントロールパネル
26−A 表示デバイス
26−B 操作部
27 ネットワークI/F
30 画像処理部
40 合成画像生成部
50 選択部
60 画像形成部
Claims (9)
- 原画像と当該原画像の複製条件を示したパターン画像とを印刷媒体に複製する画像形成装置において、
印刷媒体の背景に埋め込まれた複製の制限回数と実行済の複製回数の複製条件とを表すパターン画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段により読み取ったパターン画像から複製条件を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知した複製条件の前記実行済の複製回数の情報が前記複製の制限回数以下であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して画像形成する合成画像生成手段と、
前記合成画像生成手段により作成したパターン画像を前記原画像にオーバーレイして複写する画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数を超えている場合には、前記合成画像生成手段による画像形成を中止する
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記パターン画像は、
複製禁止を示す複製禁止情報を含み、
前記画像形成手段は、
前記検知手段により前記複製禁止情報を検出した場合であって、かつ前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の当該実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して画像形成する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記複製条件は、
前記原画像に基づく実行済複製回数と、各回の複製動作日時情報とを関連付けた情報からなり、
前記判定手段は、
前記実行済の複製回数に関連付けられた複製動作日時情報のうち、最新の複製動作日時情報の当該実行済の複製回数と前記複製の制限回数とを判定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の画像形成装置。 - 原画像と当該原画像を制御する制御情報とを印刷媒体に複製する画像形成装置において、
前記原画像が画像形成された印刷媒体から該印字媒体の世代を示す世代情報及び各世代の画像形成条件を示した制御情報を含むパターン画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報から前記印字媒体の世代を特定し、当該世代に対する前記制御情報を検出する検出手段と、
前記検出手段によって前記世代に対する制御情報を検出後、該世代を次世代へと更新し、該次世代の世代情報及び前記制御情報を含むパターン画像を生成する画像生成手段と、
前記検出手段で検出した制御情報に基づき、前記原画像に前記画像生成手段によって生成した前記パターン画像をオーバーレイして複製する画像形成手段と
を具備することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御情報は、
各世代ごとに複製を許可する許可部数を含み、
前記検出手段は、
前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報に対する前記制御情報から前記許可部数を検出し、
前記画像形成手段は、
前記検出手段で検出した許可部数の範囲内で、前記原画像に前記画像生成手段で生成したパターン画像をオーバーレイして前記印字媒体を複製する
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。 - 原画像の複製を制御するための制御情報、複製制限回数を示す複製条件情報、及び実行済複製回数を示す複製経過情報追記領域と前記原画像とを合成する画像生成装置であって、
予め定められた装置を利用した前記複製の動作時に検知可能なコードデータがそれぞれ対応付けられものであり、且つ前記制御情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第1のパターン画像、前記複製条件情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第2のパターン画像、及び、前記予め定められた装置による前記複製動作実行時に、当該複製動作実行装置によって、前記コードデータが対応付けられ且つ前記複製経過情報を表すことが可能なように所定の間隔で2次元状に配列された第3のパターンを追記するために用いる前記複製経過情報追記領域とを含む背景画像と前記原画像とが合成された合成画像を形成する合成画像形成部
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 原画像と当該原画像の複製条件を示したパターン画像とを印刷媒体に複製する画像形成方法において、
印刷媒体の背景に埋め込まれた複製の制限回数と実行済の複製回数の複製条件を表すパターン画像とを画像読取手段によって読み取り、
前記画像読取手段により読み取ったパターン画像から複製条件を検知手段によって検知し、
前記検知手段により検知した複製条件の前記実行済の複製回数の情報が前記複製の制限回数以下であるか否かを判定手段によって判定し、
前記判定手段により実行済の複製回数が複製の制限回数以下であると判定されている場合に、実行済の複製回数を更新し、更新後の実行済の複製回数に対するパターン画像を前記読取手段で読み取ったパターン画像に追記して合成画像生成手段によって画像形成し、
前記合成画像生成手段により作成したパターン画像を前記原画像にオーバーレイして複写する
ことを特徴とする画像形成方法。 - 原画像と当該原画像を制御する制御情報とを印刷媒体に複製する画像形成方法において、
前記原画像が画像形成された印刷媒体から該印字媒体の世代を示す世代情報及び各世代の画像形成条件を示した制御情報を含むパターン画像を読取手段によって読み取り、
前記読取手段によって読み取ったパターン画像の世代情報から前記印字媒体の世代を特定し、当該世代に対する前記制御情報を検出手段によって検出し、
前記検出手段によって前記世代に対する制御情報を検出後、該世代を次世代へと更新し、該次世代の世代情報及び前記制御情報を含むパターン画像を画像生成手段によって生成し、
前記検出手段で検出した制御情報に基づき、前記原画像に前記画像生成手段によって生成した前記パターン画像をオーバーレイして複製する
ことを特徴とする画像形成方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006135278A JP2007306494A (ja) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | 画像形成装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006135278A JP2007306494A (ja) | 2006-05-15 | 2006-05-15 | 画像形成装置および方法 |
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Cited By (2)
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JP2008193671A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-21 | Toshiba Corp | 画像使用回数制限装置、及び画像使用回数制限方法 |
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-
2006
- 2006-05-15 JP JP2006135278A patent/JP2007306494A/ja not_active Withdrawn
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