JP2007184738A - 位置管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】設定操作が容易であり、システム構成の変更に柔軟に対応可能な位置管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】制御装置15は、電力線11を利用して電力線通信を行う。無線基地局13Aは、アダプタ型の装置であり、コンセント12に接続することで、制御装置15と電力線通信を行うとともに無線基地局13Bや無線タグ14と無線通信を行う。制御装置15は、無線基地局13A,13Bを介して無線タグ14の位置情報を取得して、データベースに登録する。無線タグ14は、人21や物22に装着される。これにより、人21等の対象物の位置を管理することができる。無線タグ14から情報を取得する無線基地局13A,13Bは、コンセントに差し込むだけ、あるいは、適当な場所に置くだけで設置が完了するので、設定操作が楽である。また、管理エリアが部屋を跨ぐ場合にも、電力線11により、部屋間の通信が行われるので、利便性がよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定のエリア内に存在する対象物の位置を管理するシステムに関する。
RFIDタグあるいは無線タグと呼ばれるデバイスを利用した位置管理システムが存在する。このような位置管理システムでは、管理を行うエリア内に、専用の送受信機が設置される。そして、この専用の送受信機を用いてRFIDタグや無線タグから発信された電波の電界強度を測定することで、RFIDタグや無線タグが装着された対象物のおおよその位置情報を得るようにしている。
また、GPSを利用して対象物の位置を管理するシステムも存在する。携帯電話機などにも、GPSの受信機が内蔵されており、所有者の位置を特定することが可能となっている。
下記特許文献1で開示されているシステムは、電力線通信を利用し、電力線に接続された端末装置の情報を、制御装置において管理しようとするものである。このシステムでは、位置情報を検出する専用の装置を各端末装置に近づけることで、専用の装置から、無線通信により位置情報を端末装置に与えるようにしている。
また、下記特許文献2で開示されているシステムは、特定の人物に取り付けられた感知タグの検出を行い、警報を発するようにしている。さらに、下記特許文献3で開示されているシステムは、施設の利用者にデータキャリアを所持させ、ゲートや設置物に設けられたリーダを用いて、データキャリアと無線通信を行うことにより、利用者の管理を行うようにしている。
特開2004−64355号公報 特開2002−135176号公報 特開平7−56991号公報
上記のように、RFIDタグ等を用いた位置管理システムを導入することで、RFIDタグ等が装着された対象物の位置を管理することが可能である。しかし、エリア内に配置された専用の送受信機を移動させる場合には、ケーブルの引き回しや基準座標などの再設定を行なう必要があり、非常に煩雑な作業となっている。
位置管理システムを、半固定的な環境で使用する場合であれば、大きな問題はないが、頻繁にレイアウトの変更が生じる環境や、管理エリアの変更が頻繁に生じる環境では、再設定に非常に大きな労力が必要である。たとえば、イベント会場や間仕切りが可能なフロアなどにおいては、システム構成の変更が比較的多いため、再設定の時間と労力が大きくなるという問題がある。
この点、GPSを用いた方法であれば、エリア内のレイアウト変更などに影響を受けることはなく、煩雑な再設定は不要である。しかし、別の問題として、屋内ではGPS信号を受信することが難しいという問題がある。また、2階と3階など異なるフロアにおいて、同じような位置に対象物が存在する場合には、それらの位置関係を特定することができないという問題がある。
上記特許文献1のように、専用の位置検出装置を用いることで、ある程度は、システム構成の変更に対応可能である。しかし、そもそも専用の位置検出装置は、GPSなどを利用して位置情報を取得する必要があるため、上記と同様の問題が生じる。また、専用の位置検出装置を全ての端末装置に近づけて設定操作を行う必要があるため、端末装置の数が増加すると、設定労力が非常に大きくなるという問題がある。
また、上記特許文献2あるいは特許文献3についても、アンテナを含む検知装置やリーダの設置位置が変更されるような場合の対応方法については、考慮されていない。したがって、構成の変更が多いシステムには不向きである。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、設定操作が容易であり、かつ、システム構成の変更に柔軟に対応可能な位置管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、電力線が配線されたエリア内において、対象物の位置を管理するシステムであって、前記電力線に接続された制御装置と、前記制御装置との間で前記電力線を利用した電力線通信を行う複数の無線基地局と、前記対象物に装着され、前記無線基地局との間で無線通信を行う無線装置と、を備え、前記制御装置は、電力線通信および無線通信を利用することで、前記複数の無線基地局を経由して前記無線装置との間で通信を行い、前記対象物の位置情報を取得する手段、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の位置管理システムにおいて、前記複数の無線基地局は、前記電力線の複数のポイントに設けられたコンセントに直接挿入された第1無線基地局、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の位置管理システムにおいて、前記複数の無線基地局は、前記第1無線基地局と無線通信を行う第2無線基地局、を含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、前記複数の無線基地局は、基準基地局と、一般基地局と、を含み、前記基準基地局に対する位置情報が設定された後、前記一般基地局が、前記基準基地局と無線通信を行うことにより、前記一般基地局の位置情報が自動設定されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の位置管理システムにおいて、前記制御装置は、モニタ上に前記エリアの地図を表示する手段と、ユーザによる前記地図上の場所を指定する操作に応答して、前記エリア内における指定された場所の位置情報を取得する手段と、取得された位置情報を、設定対象の基準基地局の位置情報として登録する手段と、を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の位置管理システムにおいて、前記複数の無線基地局は、位置設定操作部を、備え、前記制御装置は、ユーザが前記位置設定操作部を操作することによって設定指示が行われた無線基地局を、前記設定対象の基準基地局として決定することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6に記載の位置管理システムにおいて、前記制御装置は、ユーザによる前記地図上の場所を指定する操作に応答して、基準局設定信号を、前記複数の無線基地局にブロードキャストする手段、を含み、前記複数の無線基地局は、前記制御装置からブロードキャストされた前記基準局設定信号を受信したとき、光または音を出力する手段、を含み、光または音による通知に応じて、ユーザが前記位置設定操作部を操作することにより、前記設定対象の基準基地局が決定することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、前記一般基地局は、少なくとも3個以上の前記基準基地局との間で通信を行い、各基準基地局から受信した電波強度を測定することにより、前記一般基地局の位置が自動的に決定されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の位置管理システムにおいて、前記無線基地局は、前記対象物の位置を管理するモードにおいては、前記一般基地局の位置情報を設定するモードに比べて、低いパワーで無線通信を行うことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、前記無線装置には、それぞれ固有のIDが付与されており、IDに応じて前記エリア内の立ち入り禁止領域が設定されていることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10に記載の位置管理システムにおいて、前記無線基地局は、立ち入りが許可されていないIDが付与された前記対象物を検知したとき、光または音による通知を行うことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、前記制御装置は、前記モニタ上に、前記エリアの地図および前記対象物の存在位置を示すオブジェクトを表示する手段、を備えることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12に記載の位置管理システムにおいて、前記制御装置は、前記モニタ上に表示された前記対象物を示す前記オブジェクトを選択する操作に応答して、当該対象物に装着された前記無線装置に呼び出し指示を送信する手段、を備え、呼び出し指示を受信した前記無線装置は、光または音により呼び出し通知を行うことを特徴とする。
本発明の位置管理システムは、電力線通信および無線通信を利用し、複数の無線基地局を経由して対象物に装着された無線装置と通信を行い、対象物の位置情報を取得する。したがって、管理エリアが部屋を跨ぐ場合やフロアを跨ぐ場合でも、電力線により、部屋間あるいはフロア間の通信基盤が準備されるので、効率的にシステムを構築することが可能である。また、通信基盤が電力線により準備されるのに対して、中継ポイントとなる局は、無線装置で構成しているので、システム構成の変更やレイアウト変更に柔軟に対応できる。つまり、インフラとしての電力線と中継ポイントしての無線装置をうまく利用することで、拡張性と柔軟性に優れた位置管理システムを構築できる。
また、無線基地局は、電力線の複数のポイントに設けられたコンセントに直接挿入される第1無線基地局を含む。これにより、電気製品をコンセントに挿入するのと同様、簡単な操作でシステムを構築できる。
また、無線基地局は、第1無線基地局と無線通信を行う第2無線基地局を含む。これにより、無線基地局を適当な場所に置くだけで、簡単にシステムを構築できる。
また、基準基地局に対する位置情報が設定された後、一般基地局が、基準基地局と無線通信を行うことにより、一般基地局に位置情報が自動設定されるので、初期設定時やレイアウト変更時における設定負担が大幅に軽減される。
{位置管理システムの構成}
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る位置管理システム10の全体図である。この位置管理システム10は、電力線通信(電力線搬送通信;PLC)および無線通信を利用して、人21や物22などの対象物の位置を管理するシステムである。
位置管理システム10は、エリア内に配線された電力線11、無線基地局13A,13B、無線タグ14、制御装置15等から構成される。電力線11は、この位置管理システム10のいわば基幹網を構成するネットワークとして機能し、無線基地局13A,13Bは、対象物に取り付けられた無線タグ14を検知するために、エリア内の各ポイントに配置される。制御装置15は、図にも示すように、PLCボックス16、パソコン17、モニタ18を備えており、無線網および電力線通信網を利用して、無線タグ14の情報を収集して、対象物の位置を管理する制御部である。図では、位置管理の対象物である人21および物22に無線タグ14が取り付けられている。
電力線11の複数のポイントには、コンセント12,12・・・が取り付けられており、無線基地局13Aは、これらコンセント12,12・・・に直接接続される基地局である。つまり、無線基地局13Aは、電力線11に有線で直接接続されている。これに対して、無線基地局13Bは、無線基地局13Aと無線通信を行うことで、電力線11に接続される基地局である。
ただし、本実施の形態においては、無線基地局13Aと13Bは、同じ装置を利用している。つまり、コンセント12に直接差し込まれるか否かによって使用形態が異なるが、共通の装置を利用するようにしている。したがって、以下の説明において、適宜、無線基地局13Aと13Bとを総称して無線基地局13と呼ぶことにする。
図2は、無線基地局13の概観図である。また、図3は、無線基地局13の機能ブロック図である。無線基地局13は、電力線通信インタフェース131と、無線基地局13の全体制御を行う制御部132と、メモリ133と、設定ボタン134と、発光部135と、音声出力部136と、無線通信インタフェース137とを備えている。
電力線通信インタフェース131は、電力線11を利用した電力線通信を行う通信処理インタフェースと、電力線11から供給される電力を無線基地局13に供給するインタフェースとを含んでいる。電力線通信インタフェース131は、図に示すように、一般の電気コンセントに挿入可能な2本の電極131aを備えており、この電極131aを、コンセントに挿入することで、電力線11に直接接続して電力線通信が行えるようになっている。このように、無線基地局13は、電極131aを備えるとともに、その大きさが、一般の電気製品に付属しているアダプタ(ACアダプタ等)程度となっており、持ち運びが自由で、簡単に電力線11に差し込んで使用することが可能になっている。
設定ボタン134については、後述するが、無線基地局13の設置時における設定操作で利用される。発光部135は、制御部132の制御により、白色光あるいは特定色の光を発する機能を備えている。音声出力部136は、制御部132の制御により、ブザー音あるいはメッセージ音などの音声を発する機能を備えている。この発光部135により光を発することで、あるいは、音声出力部136により音声を発することで、様々な理由において、周囲に対して注意を促すことができる。
無線通信インタフェース137は、無線タグ14との間での無線通信に利用されるとともに、無線基地局13との間での無線通信で利用される。無線基地局13Aは、制御装置15との間の通信については、電力線通信インタフェース131を利用し、無線基地局13Bおよび無線タグ14との間の通信については、無線通信インタフェース137を利用して通信を行う。これに対して、無線基地局13Bは、全ての通信において、無線通信インタフェース137を利用する。
図4は、無線タグ14の機能ブロック図である。無線タグ14は、無線タグ14の全体制御を行う制御部141、メモリ142、発光部143、音声出力部144、無線通信インタフェース145を備えている。また、無線タグ14は、図示せぬ装着ベルトあるいは装着具を備えており、人21あるいは物22の適当な場所に取り付けることが可能となっている。
発光部143は、制御部141の制御により、白色光あるいは特定色の光を発する機能を備えている。音声出力部144は、制御部141の制御により、ブザー音あるいはメッセージ音などの音声を発する機能を備えている。この発光部143により光を発することで、あるいは、音声出力部144により音声を発することで、様々な理由において、無線タグ14を取り付けている人21や周辺の人に対して注意を促すことができる。無線通信インタフェース145は、無線基地局13との間での無線通信に利用される。なお、無線タグ14は、外部から受信した電波を起電力とするパッシブ方式の装置で構成してもよい。
図5は、制御装置15のブロック図である。上述したように、本実施の形態において、制御装置15は、PLCボックス16、パソコン17、モニタ18とから構成されている。PLCボックス16は、電力線通信インタフェース161、制御部162、ネットワークインタフェース163、位置情報データベース164を備えている。電力線通信インタフェース161は、電力線11を利用した電力線通信を行う通信処理インタフェースと、電力線11から供給される電力をPLCボックス16に供給するインタフェースとを含んでいる。ネットワークインタフェース163は、いわゆるイーサネット(登録商標)のインタフェースであり、ツイストペアケーブルを挿入することで、パソコン17とLANを構成する。あるいは、LANを介してインターネットに接続可能としている。位置情報データベース164は、各無線基地局13のIDと位置情報を登録したデータベースである。各無線基地局13には、無線基地局13を一意に識別するためのユニークなIDが付与されている。
また、前述した無線タグ14に対しても、ユニークなIDが付与されている。制御装置15は、IDを参照することで、エリア内に多数設置された無線基地局13と、エリア内に多数存在する無線タグ14、つまり対象物を一意に識別することが可能である。
このように、PLCボックス16は、電力線通信インタフェース161およびネットワークインタフェース163を備えることで、電力線通信とイーサネット通信の中継装置としての役割を担うとともに、位置情報データベース164を蓄積することで、無線基地局13の管理を行う役割を備えている。そして、パソコン17およびモニタ18は、PLCボックス16を利用する管理者に対して主にGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を提供する用途で用いられる。つまり、位置管理システム10の管理者は、パソコン17を利用してPLCボックス16に各種の制御指示を行い、モニタ18を利用して、PLCボックス16が管理している各種の情報の参照を行う。なお、この実施の形態では、制御装置15をPLCボックス16とモニタ18が接続されたパソコン17で構成するようにしたが、モニタが接続された1台の装置で構成するようにしてもよい。
表1は、位置情報データベース164の登録内容を示すものである。位置情報データベース164には、各無線基地局13に固有のID(10001,10002,・・・)と、各無線基地局13の位置座標が登録されている。この位置座標は、絶対的な座標である必要はなく、定義された基点を原点とした相対的な座標でよい。なお、本実施の形態においては、位置情報データベース164によって、無線タグ14の位置情報も管理するようにしている。
Figure 2007184738
{対象物の位置管理方法}
次に、図6を参照しながら、対象物の位置検出方法について説明する。制御装置15は、無線基地局13を利用して、定期的に無線通信を行い、無線タグ14の存在を確認し、位置情報を取得する。この確認動作は、あらかじめ決められた順番に基づいて実行される。たとえば、図6で示した例であれば、3つの無線基地局13が設置されているが、P無線基地局13→Q無線基地局13→R無線基地局13の順番で確認動作を行うことが決められている。なお、この動作順序に関する情報は、各無線基地局13がメモリ133に保持しているとともに、PLCボックス16も保持している。また、ここで説明する確認および位置情報の取得動作においては、無線基地局13が、直接電力線11に接続される無線基地局13Aである場合と、無線を介して電力線11に接続される無線基地局13Bである場合とで違いはない。P〜R無線基地局13は、いずれのタイプの無線基地局であってもよい。
まず、図6(a)に示すように、P無線基地局13が、無線通信により位置検出用信号を発信する。この位置検出用信号には、P無線基地局13のIDが埋め込まれている。また、この信号が、無線タグ14の位置検出用信号であることを示す情報が埋め込まれている。
無線タグ14は、P無線基地局13から発信された信号を受信すると、その受信した信号の電界強度を検出する。言い換えると、受信した信号の強さを検出する。そして、図6(b)に示すように、無線タグ14は、無線通信により応答信号を発信する。この応答信号には、無線タグ14のIDと、受信感度値Rpが含まれる。受信感度値Rpは、上述したP無線基地局13から受信した信号の強さを示す値である。また、応答信号には、受信した位置検出用信号の送信元IDを含めるようにすればよい。この場合であれば、P無線基地局13から位置検出用信号を受信しているので、P無線基地局13のIDを応答信号に含める。これにより、P無線基地局13は、自局から送信した信号に対する応答であることを判断することが可能であり、受信感度値Rpを受信する。
次に、図6(c)に示すように、Q無線基地局13が、無線通信により位置検出用信号を発信する。そして、再び、無線タグ14が受信信号の電界強度を検出し、応答信号を発信する。この応答信号には、Q無線基地局13から受信した信号の受信感度値Rqと、無線タグ14およびQ無線基地局13のIDが含まれる。これにより、Q無線基地局13は、受信感度値Rqを受信する。
次に、図6(d)に示すように、R無線基地局13が、無線通信により位置検出用信号を発信する。そして、再び、無線タグ14がR無線基地局13から受信した信号の受信感度値Rrと、無線タグ14およびR無線基地局13のIDが含まれる応答信号を発信する。これにより、R無線基地局13は、受信感度値Rrを受信する。なお、R無線基地局13は、位置検出用信号を送信する最後の基地局であるので、受信感度値Rrを受信後、無線タグ14に対して終了信号を送信するようにしてもよい。
以上の手順により、P〜R無線基地局13は、それぞれ受信感度値Rp,Rq,Rrを受信する。そして、各無線基地局13は、受信した受信感度値Rp,Rq,Rrを、電力線11を介してPLCボックス16に送信するのである。このとき、各無線基地局13は、自局のIDと受信感度値を測定した無線タグ14のIDをあわせて送信する。なお、P〜R無線基地局13が、電力線11に直接接続されていない無線基地局13Bである場合には、無線および電力線11を介して受信感度値をPLCボックス16に送信する。
PLCボックス16は、受信感度値Rp,Rq,Rrを受信すると、この受信感度値から無線タグ14の位置を特定する。表1で示したように、PLCボックス16は、位置情報データベース164により、各無線基地局13の位置情報をIDとともに管理している。したがって、3つのP〜R無線基地局13の位置情報を取得可能である。そこで、PLCボックス16は、3つの無線基地局13が取得した受信感度値Rp,Rq,Rrから各無線基地局13から無線タグ14までの距離を算出し、算出した3つの距離と、各無線基地局13の位置から無線タグ14の位置を特定するのである。
PLCボックス16は、無線タグ14の位置を特定すると、この位置情報を、位置情報データベース164に登録する。もちろん、無線基地局13とは別のデータベースを作成して無線タグ14の位置情報を管理してもよい。このようにして、この位置管理システム10は、電力線11および無線基地局13を用いて、対象物に装着された無線タグ14の位置情報を取得し、対象物の位置を管理することが可能である。そして、上述したように、無線タグ14の位置検出処理が定期的に実行されることにより、位置情報データベース164の内容が定期的に更新され、対象物の現在位置を管理することが可能となっている。
PLCボックス16の位置情報データベース164に無線タグ14の位置情報が登録されることで、たとえば、管理者は、パソコン17を操作して、モニタ18上に、対象物の位置を表示させることが可能である。表示方法は特に限定されないが、エリアの地図とともに、対象物のオブジェクトを該当する位置にグラフィカルに表示させるとよい。
また、PLCボックス16は、無線タグ14の位置を特定すると、その位置情報を、無線タグ14に送信するようにしてもよい。これにより、無線タグ14が、自装置の位置を特定できるので、現在位置に応じた処理を実行することが可能である。
{応用例}
続いて、本発明の応用例について説明する。PLCボックス16が各無線タグ14の現在位置を管理することで、次のような、様々な処理を実行可能である。
PLCボックス16は、指定した無線タグ14に対して光あるいは音声の出力指示を送る。上述したように、無線タグ14は、発光部143および音声出力部144を備えている。PLCボックス16から、特定の無線タグ14に対して光あるいは音声の出力指示を送ることで、たとえば、無線タグ14を装着している人21に注意を促したり、呼び出しを行ったりすることができるのである。
さらに応用例として、無線タグ14に液晶画面を備えるようにし、PLCボックス16から無線タグ14に対してメッセージを送信するようにしてもよい。無線タグ14は、PLCボックス16からメッセージを受信すると、メッセージを液晶画面に表示させるのである。これにより、無線タグ14を装着している人21にメッセージを送信することも可能である。光や音声で呼び出しを行った後、メッセージを表示するようにしてもよい。
人21を呼び出す方法としては、パソコン17を利用すると利便性がよい。モニタ18にエリア地図および位置情報を取得している人21のオブジェクトを表示しておく。そして、管理者が、モニタ18に表示されている人21のオブジェクトを選択することで、当該人21の装着している無線タグ14に呼び出し信号が送信されるようにすれば、操作性もよい。
あるいは、直接呼び出す人21の名前やIDを入力することで、人21を呼び出すようにしてもよい。この場合には、人21の名前が位置情報データベース164に登録されていればよい。
別の応用例として、無線タグ14に外出時間帯や不在時間帯を設定可能としてもよい。この設定は、無線タグ14側で設定可能としてもよいし、制御装置15側で設定可能としてもよい。これにより、対象物である人21の位置管理を、さらに、詳細に行うことができる。たとえば、人21が、フロアもしくはオフィスから外出する際に、無線タグ14に設けられた外出ボタンを押下する。これにより、モニタ18上に、人21が外出したことを示すメッセージが表示されるのである。また、外出ボタンを押下してから、退出までのアラーム時間を設定できるようにしてもよい。もし、アラーム時間を経過しても、フロア内に残っている場合などには、無線タグ14あるいは無線基地局13から光あるいは音で警告を発するようにすればよい。これにより、ユーザは、このシステムをスケジュール管理に利用することもできる。
また、別の応用例として、対象物である人21によって異なる立ち入り禁止区域を設定することが可能である。たとえば、会社であれば、人21を、一般社員、役員、社長、来賓者などに分類する。つまり、人21が装着する無線タグ14ごとに、人21の分類情報を設定する。一方、PLCボックス16では、エリア内の立ち入り禁止あるいは立ち入り許可区域を人21の分類に対応して設定する。たとえば、一般フロアは来賓者以外の全ての人21が立ち入り可能であるが、社長室には、社長のみ立ち入り可能などの設定を行う。一方で、PLCボックス16は、無線基地局13から定期的に情報を収集し、無線タグ14の位置を管理している。そして、人21が立ち入り禁止の区域に近づいた場合には、その人21の近くにある無線基地局13に対して光あるいは音声の出力指示を行うのである。あるいは、立ち入り禁止区域の入り口に位置する無線基地局13に対して光あるいは音声の出力指示を行うようにしてもよい。無線基地局13は、上述したように、発光部135および音声出力部136を備えているので、PLCボックス16からの指示に応答して警告光あるいは警告音を発するのである。これにより、設定レベルに応じた立ち入り禁止、許可の管理を行うことが可能である。なお、人21が立ち入り禁止区域に近づいた場合、直接無線タグ14により警告光あるいは警告音を発するようにしてもよい。
このように、本発明の位置管理システム10は、PLCボックス16により対象物の位置を管理し、パソコン17を操作して、各種の設定や、処理指示を行うことが可能である。また、上述したように、PLCボックス16は、インターネットにも接続しているので、インターネットを経由して、遠隔地にあるコンピュータや携帯電話機からPLCボックス16を制御するようにしてもよい。
{無線基地局の位置情報登録}
次に、無線基地局13の位置情報の登録方法について説明する。上記の実施の形態においては、位置情報データベース164に、無線基地局13の位置情報が全て登録されていることを前提に説明した。ここでは、初期設定時あるいはレイアウト変更時などにおいて、無線基地局13の位置情報を登録する方法について説明する。
位置情報を登録するために、無線基地局13を2種類に分類する。1つは、登録処理において基準局として利用する基準の無線基地局13Kである。もう1つは、基準の無線基地局13Kの位置情報が登録された後に、自動的に位置情報が登録される一般の無線基地局13Lである。無線基地局13K,13Lは、いずれも装置構成は、図2,図3等で示したものと同様である。したがって、登録時の処理内容が異なるが、これまでと同様に、共通の無線基地局13を利用する。
図7は、登録処理の流れを示す図である。まず、図7(a)に示すように、基準となるS〜V無線基地局13Kの位置情報を位置情報データベース164に登録する。このような、基準となる無線基地局13Kは、たとえば、室内の四隅などに設定される。
図8は、二つの室内に多数の無線基地局13を配置した図である。それぞれの、部屋には、電力線11に接続された4つのコンセント12があり、それら各コンセント12に基準となる無線基地局13Kが接続されている。そして、部屋の中を網羅するように、一般の無線基地局13Lが配置されている。なお、ここでは、コンセント12に直接接続される無線基地局13Aが基準となる無線基地局13Kと一致しているが、コンセント12に直接接続されない無線基地局13Bが基準の無線基地局13Kとなってもよい。あるいは、コンセント12に直接接続される無線基地局13Aが、一般の無線基地局13Lとなってもよい。
基準となる無線基地局13Kの位置情報の登録は、半自動的に行われる。図9に示すように、モニタ18にエリア地図31が表示される。この時点では、各無線基地局13の位置情報が登録されていないので、モニタ18に表示されるのは、エリア地図31だけである。ただし、各無線基地局13は、通信可能に接続しておく。
そして、管理者は、モニタ18を参照しながら、パソコン17を操作して、基準の無線基地局13Kとして設定したい場所を選択するのである。たとえば、図9に示すように、マウスカーソル32を基準地点に合わせた上で、マウス操作を行い、基準地点をクリックする。この操作に応答して、PLCボックス16は、通信可能な全ての無線基地局13に基準局設定信号をブロードキャストする。
各無線基地局13は、基準局設定信号を受信すると、図10に示すように、発光部135あるいは音声出力部136を制御して、光あるいは音声を出力する。次に、管理者は、光あるいは音声を出力している無線基地局13のうち、モニタ18上でマウスクリックした位置に存在する無線基地局13の設定ボタン134を押下するのである。これにより、設定ボタン134が押下された無線基地局13は、自局のIDをPLCボックス16に送信する。そして、PLCボックス16は、受信したIDに基づいて設定ボタン134が押下された無線基地局13の位置情報を登録するのである。この無線基地局13の位置は、管理者がパソコン17を用いて行ったマウス操作によって得られる。
このような操作を、S〜V無線基地局13Kに対して行い、S〜V無線基地局13Kの位置情報を登録する。基準となる無線基地局13Kの位置登録操作は、実際に、無線基地局13Kの設定ボタン134を押下する必要があるので、手動操作が必要であるが、位置情報は、マウス操作により自動的に取得されるので、設定負担は小さい。また、パソコン17として、ノートパソコンを利用し、ノートパソコンとPLCボックス16を無線で通信するようにすれば、ノートパソコンを持って室内を移動しながら、設定操作を行うことも可能である。なお、ブロードキャストされた基準局設定信号を受信した場合、無線基地局13は、光あるいは音声を発するよう制御されるが、既に、位置情報が登録された無線基地局13については、光あるいは音声の出力を停止するようにすればよい。図10は、4つの無線基地局13のうち、2つの無線基地局13から光あるいは音が出力されている様子を表している。つまり、残りの2つは、既に、基準の無線基地局13Kとして位置情報が登録済みである。
次に、一般の無線基地局13Lの位置登録が自動的に行われる。図7(b)に示すように、W無線基地局13Lは、S〜V無線基地局13Kとの間で、位置検出用信号の送受信を行う。この処理は、図6で示した無線タグ14の位置情報の取得方法と同様である。つまり、S〜V無線基地局13Kが、W無線基地局13Lと無線通信を行い、それぞれが受信感度値を取得する。そして、PLCボックス16が、S〜V無線基地局13Kが取得した、W無線基地局13Lの受信感度値に基づいて、S〜V無線基地局13Kからの距離を決定する。そして、位置情報データベース164に登録されているS〜V無線基地局13Kの位置からW無線基地局13Lの位置を決定するのである。これにより、図7(c)に示したように、W無線基地局13Lの位置が決定する。
このように、基準の無線基地局13Kの位置情報を半自動で設定した後は、一般の無線基地局13Lの位置情報を自動的に設定することが可能である。これにより、たとえば、1つの部屋あるいはフロアの中で3〜4箇所程度の基準の無線基地局13Kを設定した後は、残りの一般の無線基地局13Lは、自動的に設定操作が行われるので、初期設定操作の作業負担を大幅に削減される。
また、無線基地局13は、アダプタタイプの小さな装置であり、コンセント12に差し込むか、あるいは、適当な場所に置くだけで設置が完了するので、レイアウト変更も非常に簡単である。そして、図8にも示したように、異なる部屋の間は、電力線11を介して通信可能となっているので、管理するエリアが部屋あるいはフロアを跨ぐような場合でも、設定操作が非常に楽である。
また、図7(d)に示すように、一般の無線基地局13Lについては、設置位置を移動した場合にも、初期設定と同様に、再度、自動的に位置情報を設定するようにすれば、システム構成の変更、あるいはレイアウト変更にも柔軟に対応することが可能である。たとえば、位置管理システム10に運用モードと設定モードを切替えるようにする。運用モード時には、無線基地局13の位置情報は固定される。そして、エリア内を移動する無線タグ14の位置情報を定期的に更新して管理を行う。一方、設定モード時には、位置が移動した無線基地局13に対して、図7を用いて説明した場合と同様の処理を実行することで、無線基地局13Lの位置情報を自動設定するのである。つまり、無線基地局13Lは、基準の無線基地局13Kがカバーするエリア内であれば、どの場所に移動しても、自動で、位置情報が更新されるのである。
また、運用モードについては、設定モードと比較して、無線基地局13の出力を弱くし、省電力モードで動作させることが可能である。つまり、設定モード時には、位置情報を自動設定するための一般の無線基地局13Lが、他の無線基地局13からの電波を受信可能である必要があるが、運用モード時においては、各無線基地局13の電波領域が、エリア全体をカバーするようになっていればよい。したがって、設定モード時に比べると、省電力で動作させることが可能であり、システムの運用コストを低減させることが可能である。
本発明の実施の形態に係る位置管理システムの全体図である。 無線基地局の概観図である。 無線基地局のブロック図である。 無線タグのブロック図である。 制御装置のブロック図である。 無線タグの位置管理手順を示す図である。 無線基地局の位置登録手順を示す図である。 管理エリアが部屋を跨ぐ領域である場合のシステム構成図である。 基準の無線基地局を設定するためのユーザインタフェースを示す図である。 基準の無線基地局を設定するときの無線基地局の動作を表す図である。
符号の説明
10 位置管理システム
11 電力線
12 コンセント
13 無線基地局
(13A コンセントに直接接続される無線基地局)
(13B コンセントに直接接続されない無線基地局)
(13K 基準の無線基地局)
(13L 一般の無線基地局)
14 無線タグ
15 制御装置
21 人
22 物

Claims (13)

  1. 電力線が配線されたエリア内において、対象物の位置を管理するシステムであって、
    前記電力線に接続された制御装置と、
    前記制御装置との間で前記電力線を利用した電力線通信を行う複数の無線基地局と、
    前記対象物に装着され、前記無線基地局との間で無線通信を行う無線装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    電力線通信および無線通信を利用することで、前記複数の無線基地局を経由して前記無線装置との間で通信を行い、前記対象物の位置情報を取得する手段、
    を含むことを特徴とする位置管理システム。
  2. 請求項1に記載の位置管理システムにおいて、
    前記複数の無線基地局は、
    前記電力線の複数のポイントに設けられたコンセントに直接挿入された第1無線基地局、
    を含むことを特徴とする位置管理システム。
  3. 請求項2に記載の位置管理システムにおいて、
    前記複数の無線基地局は、
    前記第1無線基地局と無線通信を行う第2無線基地局、
    を含むことを特徴とする位置管理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、
    前記複数の無線基地局は、
    基準基地局と、
    一般基地局と、
    を含み、
    前記基準基地局に対する位置情報が設定された後、前記一般基地局が、前記基準基地局と無線通信を行うことにより、前記一般基地局の位置情報が自動設定されることを特徴とする位置管理システム。
  5. 請求項4に記載の位置管理システムにおいて、
    前記制御装置は、
    モニタ上に前記エリアの地図を表示する手段と、
    ユーザによる前記地図上の場所を指定する操作に応答して、前記エリア内における指定された場所の位置情報を取得する手段と、
    取得された位置情報を、設定対象の基準基地局の位置情報として登録する手段と、
    を含むことを特徴とする位置管理システム。
  6. 請求項5に記載の位置管理システムにおいて、
    前記複数の無線基地局は、
    位置設定操作部を、
    備え、
    前記制御装置は、
    ユーザが前記位置設定操作部を操作することによって設定指示が行われた無線基地局を、前記設定対象の基準基地局として決定することを特徴とする位置管理システム。
  7. 請求項6に記載の位置管理システムにおいて、
    前記制御装置は、
    ユーザによる前記地図上の場所を指定する操作に応答して、基準局設定信号を、前記複数の無線基地局にブロードキャストする手段、
    を含み、
    前記複数の無線基地局は、
    前記制御装置からブロードキャストされた前記基準局設定信号を受信したとき、光または音を出力する手段、
    を含み、
    光または音による通知に応じて、ユーザが前記位置設定操作部を操作することにより、前記設定対象の基準基地局が決定することを特徴とする位置管理システム。
  8. 請求項4ないし請求項7のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、
    前記一般基地局は、少なくとも3個以上の前記基準基地局との間で通信を行い、各基準基地局から受信した電波強度を測定することにより、前記一般基地局の位置が自動的に決定されることを特徴とする位置管理システム。
  9. 請求項8に記載の位置管理システムにおいて、
    前記無線基地局は、前記対象物の位置を管理するモードにおいては、前記一般基地局の位置情報を設定するモードに比べて、低いパワーで無線通信を行うことを特徴とする位置管理システム。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、
    前記無線装置には、それぞれ固有のIDが付与されており、IDに応じて前記エリア内の立ち入り禁止領域が設定されていることを特徴とする位置管理システム。
  11. 請求項10に記載の位置管理システムにおいて、
    前記無線基地局は、立ち入りが許可されていないIDが付与された前記対象物を検知したとき、光または音による通知を行うことを特徴とする位置管理システム。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の位置管理システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記モニタ上に、前記エリアの地図および前記対象物の存在位置を示すオブジェクトを表示する手段、
    を備えることを特徴とする位置管理システム。
  13. 請求項12に記載の位置管理システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記モニタ上に表示された前記対象物を示す前記オブジェクトを選択する操作に応答して、当該対象物に装着された前記無線装置に呼び出し指示を送信する手段、
    を備え、
    呼び出し指示を受信した前記無線装置は、光または音により呼び出し通知を行うことを特徴とする位置管理システム。
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