JP2012222535A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】在室管理を正確に行うことができる入退室管理システムを提供する。
【解決手段】釦2bを有し、釦2bが操作されたときとされていないときとで異なる信号を無線で送信するタグ2と、タグ2が送信した信号を受信する検知機器3と、異なる信号の一方を検知機器3が受信した場合はタグ2による入室操作がなされたと判断し、異なる信号の他方を検知機器3が受信した場合はタグ2による退室操作がなされたと判断する判断手段4と、を備えるように構成した。
【選択図】図2

Description

この発明は、入退室管理システムに関するものである。
RFIDタグ等を利用した入退室管理システムとして、RFIDタグ検知機器等とは別にスイッチ等の装置を設置して、入退室意思を判断するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このシステムにおいては、RFIDタグ検知機器等で読み取られたRFIDタグ等の所持者とスイッチ等の操作者とが同一人物か否かを判断することができない。
これに対し、RFIDタグ等に設けられた釦を操作することで、入退室意思を示すシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このシステムによれば、RFIDタグ検知機器等に読み取られたRFIDタグ等の所持者と入退室意思を示した者とが同一人物であることを判断することができる。
特開平8−254050号公報 特開平7−222258号公報
しかしながら、特許文献2記載のものでは、入室意思と退室意思とを判別することができない。このため、在室管理を正確に行うことができない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、在室管理を正確に行うことができる入退室管理システムを提供することである。
この発明に係る入退室管理システムは、釦を有し、前記釦が操作されたときとされていないときとで異なる信号を無線で送信するタグと、前記タグが送信した信号を受信する検知機器と、前記異なる信号の一方を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる入室操作がなされたと判断し、前記異なる信号の他方を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる退室操作がなされたと判断する判断手段と、を備えたものである。
この発明によれば、在室管理を正確に行うことができる。
この発明の実施の形態1における入退室管理システムの構成図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムの運用例を示す図である。 この発明の実施の形態1における入退室管理システムによる入退室意思の判断方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における入退室管理システムによる入退室意思の判断方法を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3における入退室管理システムで処理された識別情報の処理の流れを説明するための図である。 この発明の実施の形態3における入退室管理システムによる入室の連続通知を間引く処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3における入退室管理システムによる退室通知後の入室通知を間引く処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態4における入退室管理システムによる異常検出処理を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態5における入退室管理システムによる退出記録処理を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムの構成図である。
図1のシステムは、電気錠1を制御するとともに入退室を管理するものである。具体的には、本システムは、RFIDタグ2、RFIDタグ検知機器3、電気錠制御盤4、HIP5からなる。
RFIDタグ2には、入室用釦2a、退室用釦2bが設けられる。RFIDタグ2には、記憶部2cが設けられる。記憶部2cは、識別情報(ID)を記憶する機能を備える。
RFIDタグ2は、入室用釦2aと退室用釦2bとがともに操作されていない場合は、記憶部2cの識別情報に対応した信号を無線で送信する機能を備える。RFIDタグ2は、入室用釦2aが操作された場合は、識別情報に入室用釦2aの操作記録を付加した情報に対応した信号を無線で送信する機能を備える。RFIDタグ2は、退室用釦2bが操作された場合は、識別情報に退室用釦2bの操作記録を付加した情報に対応した信号を無線で送信する機能を備える。
RFIDタグ検知機器3は、検知範囲内のRFIDタグ2が送信した信号を受信する機能を備える。
電気錠制御盤4には、記憶部4aと識別情報認証処理部4bとが設けられる。記憶部4aは、識別情報(ID)を記憶する機能を備える。識別情報認証処理部4bは、RFIDタグ検知機器3が受信した識別情報と記憶部4aが記憶した識別情報とを照合して認証処理を行う機能を備える。識別情報認証処理部4bは、認証結果に基づいて、電気錠1を制御する機能を備える。識別情報認証処理部4bは、認証結果に基づいて、通行履歴データ、警報履歴データ、在室管理データを送信する機能を備える。
HIP5には、第1記憶部5a、第2記憶部5b、第3記憶部5c、第4記憶部5dが設けられる。第1記憶部5aは、電気錠制御盤4の記憶部4aに登録する識別情報(ID)を記憶する機能を備える。第2記憶部5bは、通行履歴データを記憶する機能を備える。第3記憶部5cは、警報履歴データを記憶する機能を備える。第4記憶部5dは、在室管理データを記憶する機能を備える。
次に、図2を用いて、入退室システムの運用例を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムの運用例を示す図である。
図2において、6は部屋である。部屋6には、出入口が設けられる。出入口には、扉が設けられる。扉には、電気錠1が設けられる。電気錠1近傍の壁には、RFIDタグ検知機器3が設けられる。RFIDタグ検知機器3近傍には、電気錠制御盤4が設けられる。
7は監視室である。監視室7には、出入口が設けられる。出入口には、扉が設けられる。扉には、電気錠1が設けられる。電気錠1近傍の壁には、RFIDタグ検知機器3が設けられる。RFIDタグ検知機器3近傍には、電気錠制御盤4が設けられる。監視室7には、HIP5が設けられる。
本実施の形態1においては、電気錠制御盤4は、RFIDタグ検知機器3が受信した信号に基づいて、RFIDタグ2を所持した利用者8の入室意思及び退室意思を判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、入室意思又は退室意思の電文をHIP5に通知する。この通知結果に基づいて、HIP5の第4記憶部5bには、在室管理データとして、入室状態を示す情報又は退室状態を示す情報のいずれかがRFIDタグ2の識別情報に対応付けて記憶される。
次に、図3を用いて、電気錠制御盤4による入退室意思の判断方法を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1における入退室管理システムによる入退室意思の判断方法を説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ検知機器3が識別情報を受信したか否かを判断する。識別情報が受信されていない場合は、ステップS1が繰り返される。識別情報が受信された場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、電気錠制御盤4は、当該識別情報が記憶部4aに登録されているか否かを判断する。当該識別情報が記憶部4aに登録されていない場合は、ステップS1に戻る。当該識別情報が記憶部4aに登録されている場合は、ステップS3に進む。
ステップS3では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の退室用釦2bが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されているか否かを判断する。
当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されていない場合は、ステップS4に進む。ステップS4では、電気錠制御盤4は、判断手段として、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近づいたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、入室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS1に戻る。これにより、HIP5の第4記憶部5dには、入室意思を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶される。
ステップS3で当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されている場合は、ステップS5に進む。ステップS5では、電気錠制御盤4は、判断手段として、利用者8が退室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS1に戻る。これにより、HIP5の第4記憶部5dには、退室意思を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶される。
以上で説明した実施の形態1によれば、RFIDタグ検知機器3が受信した信号に基づいて、入室意思と退室意思とを判別することができる。このため、在室管理を正確に行うことができる。
また、入室時にRFIDタグ2を操作する必要はない。このため、利便性を重視してシステムを運用することができる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2における入退室管理システムによる入退室意思の判断方法を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、退室用釦2bが操作されていない場合に、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断された。一方、実施の形態2においては、入室用釦2aが操作された場合に、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近づいたと判断される。以下、図4を用いて、電気錠制御盤4による入退室意思の判断方法を説明する。
ステップS11〜S12は、図3のステップS1〜S2と同様である。このため、以下では、ステップS12以降のステップを説明する。まず、ステップS12では、電気錠制御盤4は、当該識別情報が記憶部4aに登録されているか否かを判断する。当該識別情報が記憶部4aに登録されていない場合は、ステップS11に戻る。当該識別情報が記憶部4aに登録されている場合は、ステップS13に進む。
ステップS13では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の入室用釦2aが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に入室用釦2aの操作記録が付加されているか否かを判断する。
当該識別情報に入室用釦2aの操作記録が付加されている場合は、ステップS14に進む。ステップS14では、電気錠制御盤4は、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近づいたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、入室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS11に戻る。
ステップS13で当該識別情報に入室用釦2aの操作記録が付加されていない場合は、ステップS15に進む。ステップS15では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の退室用釦2bが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されているか否かを判断する。
当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されていない場合は、ステップS11に戻る。これに対し、当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されている場合は、ステップS16に進む。ステップS16では、電気錠制御盤4は、利用者8が退室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS11に戻る。
以上で説明した実施の形態2によれば、入室時にもRFIDタグ2を操作する必要がある。このため、実施の形態1よりも入室意思、退室意思を厳密に管理することができる。また、在室管理を必要とするセキュリティ性の高い扉に対し、利用者8も意識して入室、退室の操作をすることになる。このため、セキュリティ性の高い運用の意識を利用者8に植え付けることができる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3における入退室管理システムで処理された識別情報の処理の流れを説明するための図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、RFIDタグ2を所持した利用者8がRFIDタグ検知機器3に近づくだけで、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断される。一方、実施の形態3においては、入室状態を示す情報がRFIDタグ2の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、RFIDタグ2を所持した利用者8がRFIDタグ検知機器3に近づいても、RFIDタグ2を所持した利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたとは判断されない。すなわち、図3に示すように、入室の連続通知を間引く処理が施される。
また、実施の形態1においては、退室意思の電文がHIP5に通知された後、RFIDタグ2がRFIDタグ検知機器3の検知範囲外に移動しなければ、再び、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断される。一方、実施の形態3においては、退室意思の電文がHIP5に通知された後、タイマー(図示せず)による監視時間が一定時間を経過するまでは、RFIDタグ2がRFIDタグ検知機器3の検知範囲外に移動しなくても、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたとは判断されない。すなわち、図3に示すように、退室通知後の入室通知を間引く処理が施される。
次に、図6を用いて、入室の連続通知を間引く処理を具体的に説明する。
図6はこの発明の実施の形態3における入退室管理システムによる入室の連続通知を間引く処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS21〜S23は、図3のステップS1〜S3と同様である。このため、以下では、ステップS23以降のステップを説明する。まず、ステップS23では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の退室用釦2bが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されているか否かを判断する。当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されていない場合は、ステップS24に進む。
ステップS24では、電気錠制御盤4は、入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されているか否かを判断する。入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されていない場合は、ステップS25に進む。ステップS25では、電気錠制御盤4は、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近づいたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、入室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS21に戻る。
ステップS23で当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されている場合は、ステップS26に進む。ステップS26では、電気錠制御盤4は、利用者8が退室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS21に戻る。
ステップS24で入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されている場合は、HIP5に入室の通知がなされずに、ステップS21に戻る。すなわち、入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されている場合は、入室の連続通知を間引く処理が施される。
次に、図7を用いて、退室通知後の入室通知を間引く処理を具体的に説明する。
図7はこの発明の実施の形態3における入退室管理システムによる退室通知後の入室通知を間引く処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS31〜S33は、図3のステップS1〜S3と同様である。このため、以下では、ステップS33以降のステップを説明する。まず、ステップS33では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の退室用釦2bが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されているか否かを判断する。
当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されていない場合は、ステップS34に進む。ステップS34では、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマー(図示せず)で監視中か否かを判断する。
当該識別情報に対応したタイマーで監視中でない場合は、ステップS35に進む。ステップS35では、電気錠制御盤4は、利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近づいたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、入室意思の電文をHIP5に通知する。その後、ステップS36に進み、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをリセットし、ステップS31に戻る。
ステップS33で当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されている場合は、ステップS37に進む。ステップS37では、電気錠制御盤4は、利用者8が退室意思を持って部屋6の扉に近付いたと判断する。この判断結果に基づいて、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知する。その後、ステップS38に進み、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをセットし、ステップS31に戻る。
ステップS34で当該識別情報に対応したタイマーで監視中の場合は、HIP5に入室の通知がなされずに、ステップS31に戻る。すなわち、退室通知後の入室通知を間引く処理が施される。
以上で説明した実施の形態3によれば、入室の連続通知を間引く処理が施される。このため、例えば、RFIDタグ2を所持した利用者が部屋6内でRFIDタグ検知機器3に近付いたとしても、入室意思を持って部屋6の扉に近付いたとは判断されない。これにより、在室管理データの整合性を維持することができる。また、処理の負荷やデータ量を最小限に抑えることができる。
また、退室通知後の入室通知を間引く処理が施される。このため、例えば、利用者8がRFIDタグ検知機器3の検知範囲から確実に退避できる時間をタイマーでの監視時間に設定すれば、退室中の利用者8が入室意思を持って部屋6の扉に近付いたとは判断されない。これにより、在室管理データの整合性を維持することができる。また、処理の負荷やデータ量を最小限に抑えることができる。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4における入退室管理システムによる異常検出処理を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1においては、入室意思のない利用者8のRFIDタグ2がRFIDタグ検知機器3に検知される場合もある。また、利用者8が退室操作を行わずに、他の者の退室操作に便乗して退室する場合もある。これらの場合、実際には入室していない利用者8のRFIDタグ2の識別情報に対して、入室状態を示す情報がいつまでも対応付けて記憶されることになる。
そこで、実施の形態4においては、入室状態を示す情報が一定時間継続して特定の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、当該識別情報に関する異常として検出するようにした。以下、図8を用いて、本実施の形態による異常検出処理を具体的に説明する。
まず、ステップS41では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ検知機器3が識別情報を受信したか否かを判断する。識別情報が受信された場合は、ステップS42に進む。
ステップS42では、電気錠制御盤4は、当該識別情報が記憶部4aに登録されているか否かを判断する。当該識別情報が記憶部4aに登録されていない場合は、ステップS41に戻る。当該識別情報が記憶部4aに登録されている場合は、ステップS43に進む。
ステップS43では、電気錠制御盤4は、RFIDタグ2の退室用釦2bが操作されたか否かを判断する。具体的には、電気錠制御盤4は、当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されているか否かを判断する。当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されていない場合は、ステップS44に進む。
ステップS44では、電気錠制御盤4は、入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されているか否かを判断する。入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されていない場合は、ステップS45に進む。ステップS45では、電気錠制御盤4は、入室意思の電文をHIP5に通知し、ステップS46に進む。ステップS46では、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをセットし、ステップS41に戻る。
ステップS43で当該識別情報に退室用釦2bの操作記録が付加されている場合は、ステップS47に進む。ステップS47では、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知する。その後、ステップS48に進み、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをリセットし、ステップS41に戻る。
ステップS44で入室状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶されている場合は、ステップS49に進む。ステップS49では、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをセットしてから一定時間が経過したか否かを判断する。一定時間が経過してない場合は、ステップS41に戻る。
これに対し、一定時間が経過した場合は、ステップS50に進む。ステップS50では、電気錠制御盤4は、当該識別情報に関する異常をHIP5に通知する。その後、ステップS48に進み、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをリセットし、ステップS41に戻る。
ステップS41で識別情報が受信されていない場合は、ステップS51に進む。ステップS51では、電気錠制御盤4は、入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報があるか否かを判断する。入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報がない場合は、ステップS41に戻る。これに対し、入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報がある場合は、ステップS49以降の動作が行われる。
以上で説明した実施の形態4によれば、入室状態を示す情報が一定時間継続して特定の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、当該識別情報に関する異常が検出される。このため、システム管理者等に何らかの対応を正確に促すことができる。また、退出操作時にタイマーをリセットすることで、入室状態の継続を正確に監視することができる。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5における入退室管理システムによる退出記録処理を説明するためのフローチャートである。なお、実施の形態4と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態4においては、入室状態を示す情報が一定時間継続して特定の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、当該識別情報に関する異常が検出される。一方、実施の形態5においては、入室状態を示す情報が一定時間継続して特定の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、退室意思の電文がHIP5に通知される。この通知に基づいて、HIP5は、退室状態を示す情報を当該識別情報に対応付けて記憶する。以下、図9を用いて、退室状態を示す情報を識別情報に対応付けて記憶する方法を説明する。
ステップS61〜S69は、図8のステップS41〜S49と同様である。このため、以下では、ステップS69以降のステップを説明する。まず、ステップS69では、電気錠制御盤4は、当該識別情報に対応したタイマーをセットしてから一定時間経過したか否かを判断する。一定時間が経過してない場合は、ステップS61に戻る。
これに対し、一定時間が経過した場合は、ステップS70に進む。ステップS70では、電気錠制御盤4は、退室意思の電文をHIP5に通知する。その後、ステップS71に進み、HIP5は、退室状態を示す情報を当該識別情報に対応付けて記憶する。
ステップS61で識別情報が受信されていない場合は、ステップS72に進む。ステップS72では、電気錠制御盤4は、入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報があるか否かを判断する。入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報がない場合は、ステップS61に戻る。これに対し、入室状態を示す情報が対応付けて記憶されている識別情報がある場合は、ステップS69以降の動作が行われる。
以上で説明した実施の形態5によれば、入室状態を示す情報が一定時間継続して特定の識別情報に対応付けて記憶されている場合は、退出状態を示す情報が当該識別情報に対応付けて記憶される。このため、無人のシステムにおいて、人的に対応することなく、在室管理データの整合性を保つことができる。これにより、在室管理データの信頼を向上することができる。
1 電気錠
2 RFIDタグ
2a 入室用釦
2b 退室用釦
2c 記憶部
3 RFIDタグ検知機器
4 電気錠制御盤
4a 記憶部
4b 識別情報認証処理部
5 HIP
5a〜5d 第1〜第4記憶部
6 部屋
7 監視室
8 利用者

Claims (8)

  1. 釦を有し、前記釦が操作されたときとされていないときとで異なる信号を無線で送信するタグと、
    前記タグが送信した信号を受信する検知機器と、
    前記異なる信号の一方を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる入室操作がなされたと判断し、前記異なる信号の他方を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる退室操作がなされたと判断する判断手段と、
    を備えたことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 前記判断手段は、前記釦が操作されていないときに前記タグから送信された信号を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる入室操作がなされたと判断し、前記釦が操作されたときに前記タグから送信された信号を前記検知機器が受信した場合は前記タグによる退室操作がなされたと判断することを特徴とする請求項1記載の入退室管理システム。
  3. 前記タグは、前記釦として退室用釦を有するとともに、前記退室用釦とは異なる入室用釦を有し、前記入室用釦が操作されたときに前記異なる信号の一方を送信し、前記退室用釦が操作されたときに前記異なる信号の他方を送信することを特徴とする請求項1記載の入退室管理システム。
  4. 前記判断手段は、前記タグによる入室操作がなされたと判断した場合に、前記タグが入室状態であると判断し、前記タグが入室状態であると判断しているときに、前記異なる信号の一方を前記検知機器が受信した場合は、前記タグによる入室操作がなされたとは判断しないことを特徴とする請求項2記載の入退室管理システム。
  5. 前記判断手段は、前記退室操作がなされたと判断した後に一定時間が経過するまでの間に、前記異なる信号の一方を前記検知機器が受信した場合に、前記タグによる入室操作がなされたとは判断しないことを特徴とする請求項2又は請求項4に記載の入退室管理システム。
  6. 前記判断手段は、前記タグによる入室操作がなされたと判断した場合に、前記タグが入室状態であると判断し、前記タグが入室状態であると判断している状態が一定時間継続した場合に、異常を検出することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の入退室管理システム。
  7. 前記判断手段は、前記異常を検出した場合は、前記タグが退室状態であると判断することを特徴とする請求項6記載の入退室管理システム。
  8. 前記異常が検出された場合は、退室状態を示す情報を前記タグに対応付けて記憶する記憶手段、
    を備えたことを特徴とする請求項7記載の入退室管理システム。
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