JP2007182274A - 収納シフト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】棚の物を取りたいときに、手が届かない所の物は取り難い。これを解決するのに棚を複数の収納部材で構成し、これを自在に動かすことにより容易に物を取り出せるようにする。
【解決手段】外周部に複数個の転動体を付けた収納部材と、この収納部材を定位置まで上下動させる昇降機構と、この収納部材を定位置まで水平移動させるシフト機構と、収納部材を下辺から支えるロック機構とを備えた収納シフト装置を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】外周部に複数個の転動体を付けた収納部材と、この収納部材を定位置まで上下動させる昇降機構と、この収納部材を定位置まで水平移動させるシフト機構と、収納部材を下辺から支えるロック機構とを備えた収納シフト装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、収納部を複数の部分に分割し、各部の位置を指定した位置まで移動させて停止させる機能を有した収納シフト装置に関するものである。
従来から、棚の一部を動かす手段として、例えば棚を手前に引き出して棚のものを取り出した後棚を押し込むスライド棚の技術がある。しかし本発明による収納各部の本体に対する相対位置を変える機能を有する棚はない。
例えば棚の各収納部の本体に対する相対的な位置を変える機能を持った棚を実現するために、収納部を左右に2つに分離し、かつ上下に各段ごとに分離した収納部材と、この収納部材を上下左右に動かす駆動機構と、収納部材が静止している間これを支える支持機構と、指定した収納部材を指定した位置まで移動させるコントロール部により構成された収納シフト装置を提供する。
駆動機構など収納部材以外の占有するスペースを収納部材に比してできるだけ小さくしなければならない。
収納部材を移動させる動力をできるだけ小さくしなければならない。
収納部材停止時の位置ズレをできるだけ小さくしなければならない。
収納部材落下などの事故が発生しないための手段が必要である。
本発明はこれらの事情に鑑み、収納部材の占有するスペースを大きく確保し、収納部材を小さい力で精度良く安全に移動させることができる収納シフト装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、外周部に複数個の転動体を付けた収納部材と、この収納部材を定位置まで上下動させる昇降機構と、この収納部材を定位置まで水平移動させるシフト機構と、収納部材を下辺から支えるロック機構とを備え、指定された収納部材を指定された位置へ移動させ得るように構成されているものである。
請求項2の構成によると、収納部材の上辺にレールを下辺に転動体を付けて、または収納部材の上辺に転動体を下辺にレールを付けて、下位の収納部材が上位の収納部材を直接支えるようにして、上下の収納部材の間のスペースを少なくしている。
収納部材を水平に移動させるときの摩擦は、収納部材に取り付けた転動体とレールとの間の転がり摩擦であるため摩擦力が小さく、小さい動力で移動させることができる。(請求項2、請求項3)
ま
た、収納部材を水平に移動させるには、収納シフト装置の上下に各1つずつ水平移動アームが設けられ、このアームが収納部材背面または側面を押して左右に移動させるように構成することにより、左右どちらの方向にも収納部材を移動させることができる。(請求項4)
た、収納部材を水平に移動させるには、収納シフト装置の上下に各1つずつ水平移動アームが設けられ、このアームが収納部材背面または側面を押して左右に移動させるように構成することにより、左右どちらの方向にも収納部材を移動させることができる。(請求項4)
請求項2に係るレールには凹みが設けられ、嵌合する転動体が定位置で止まることにより、収納部材停止時の位置ズレを小さくすることを可能にしている。
収納部材を上下に移動させるには、複数の収納部材を載せた平板をボールねじの回転により昇降させることにより、小さい動力で昇降させることができる。
請求項5のロック機構によると、収納部材の昇降時に退避(ロック解除)し、それ以外の時は突出(ロック)することにより、省スペース化と収納部材落下防止を実現している。
本発明は、収納部材の上下周辺部に転動体またはレールを備え、装置本体に収納部材を水平に動かすシフト機構、収納部材を上下に動かす昇降機構、下から2段目の収納部材下部を支えるロック機構を備えており、この3つの機構の動きをコントロールすることにより、希望する収納部材を任意の位置まで移動させることができる。これにより、必ずしも収納部の全部が手の届く位置にある必要がなくなり、装置の設置場所や収納部の高さに対する制限が緩和される。
また、棚や抽斗として用いた場合、車椅子利用者など身体の移動に制約のある人にとっては特に利便性がある。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例による収納シフト装置全体の構造を示している。
昇降機構3に取り付けた平板5で収納部材2を支えると共に収納部材2を昇降させるようになっている。図1〜図3は収納部材の動きを説明するために動作の段階をずらして表示している。
昇降機構3に取り付けた平板5で収納部材2を支えると共に収納部材2を昇降させるようになっている。図1〜図3は収納部材の動きを説明するために動作の段階をずらして表示している。
収納部材2の背面には、図5及び図6にも示すように、シフト機構(図4)の動力部であるモータ6に連結した水平移動アーム7に嵌る治具10が取り付けられ、これにより収納部材2を左右に移動させる構造になっている。
図1において、昇降機構3により昇降を完了した収納部材2は、下部の2辺をロック機構4により支持されるようになっている。
図1中の昇降機構3は図8に示すように、モータ17と、それに直結したボールねじ19と、このボールねじ19に支えられた4本の支持棒18と、支持棒18の上部に取り付けられた平板5により構成されている。昇降機構は装置本体最下部の左と右に設置されている。
上記シフト機構は、図4に示すように、モータ6と、それに直結するボールねじに取り付けられた水平移動アーム7と、図では省略したがボールねじに平行に設けられた水平移動アーム用支持ガイドにより構成されている。シフト機構は本体最上段背面と本体最下段背面に設置されている。
上記ロック機構4は、図7に示すように、モータ15に直結する同軸のカム13と、カム13に押されて動くアーム部12と、アーム部12を押し戻す方向の力を発する圧縮コイルばね16と、アーム部12に連動して回動するストッパー11により構成されている。ロック機構4は下から2段目の左右の収納部材の下辺を支える位置に設置されている。
次に上記収納シフト装置1の動作を、図1〜図8を参照しつつ具体的に説明する。
図1の状態から収納部材2(個別には21〜28)の右回り動作例を次に示す。
図8のコントロールボックス20により、例えば以下の(0027)から(0034)までの各段階により構成される一連の動作で、収納部材を右回りに1つシフトさせる。
図8のコントロールボックス20により、例えば以下の(0027)から(0034)までの各段階により構成される一連の動作で、収納部材を右回りに1つシフトさせる。
ストッパー11を退避させることにより、下から2段目の収納部材26、24のロックを外す。
左右の昇降機構3の支持棒18を動かすことにより以下を同時に行う。
収納部材(25,26,27,28)を上げる収納部材(21,22,23,24)を下ろす
収納部材(25,26,27,28)を上げる収納部材(21,22,23,24)を下ろす
収納部材が上下に動いている途中で治具10が水平移動アーム7から外れたら、水平移動アーム7を素早く所定の位置(この場合は、上は向かって左、下は向かって右)に移動させる。
収納部材(25,26,27,28)が上がってきて、収納部材28の背面の治具10が上の水平移動アーム7に嵌る。また同時に収納部材(21,22,23,24)が下がってきて、収納部材24の背面の治具10が下の水平移動アーム7に嵌る。
ストッパー11を突出させることにより、下から2段目の収納部材25、23をロックする。図2はこの動作が完了した状態を表している。
向かって左の昇降機構3の支持棒18を下げる。
水平移動アーム7を動かすことにより、収納部材28、24をそれぞれ向かって右、左に移動させる。図3はこの動作が完了した状態を表している。
向かって右の昇降機構3の支持棒18を上げて収納部材(23)を支える。
また、上記の(0027)から(0034)までの一連の動作を任意の回数行わせることにより、収納部材を任意の回数シフトさせることができる。
また、上記の(0027)から(0034)までの一連の動作は右回りであったが、左右の昇降機構および上下のシフト機構の動きをコントロールすることにより、左回りにシフトさせることもできる。
なお、本発明の装置の具体的構成は上記実施形態に限定されず、種々変更可能である。
例えば上記実施形態では、ロック機構は下から2段目のみの設置としていたが、その上の任意の段にも設置可能である。この場合の動作は下から2段目のロック機構と同期した動作となる。
また、上記実施形態では水平移動アームをモータに直結したボールねじの回転により移動させているが、収納部の周囲にベルトまたはチェーンを張って、これに水平移動アームを取り付け、ベルトまたはチェーンを回転させることにより収納部材を側面から押すようにしてもよい。この場合の水平移動アームは、右回り専用を装置本体の向かって最上段左側面と最下段右側面に、左回り専用を装置本体の向かって最上段右側面と最下段左側面に、それぞれ設置しておけばよい。またこの場合、収納部材背面の治具は不要となる。
また、上記実施形態ではロック機構をカム13と圧縮コイルばね16の組み合わせにより構成しているが、ワイヤーと引張りコイルばねの組み合わせでもよく、また電磁石と引張りコイルばねの組み合わせを用いてもよい。
なお、本発明においては収納部材にレールを設置するとしていたが、とくに問題なければレールを設置しなくてもよい。
この場合、直接収納部材に凹みを入れてもよく、実用上問題なければ凹みを入れてなくてもよい。
自動倉庫や部品供給装置などにおいて、周辺装置と組み合わせることにより、簡素な自動収納・払出装置を提供することができる。
1 装置本体
2 収納部材
3 昇降機構
4 ロック機構
5 平板
6 モータ
7 水平移動アーム
8 転動体
9 レール
10 治具
11 ストッパー
12 アーム
13 カム
14 歯車
15 モータ
16 圧縮コイルばね
17 モータ
18 支持棒
19 ボールねじ
20 コントロールボックス
2 収納部材
3 昇降機構
4 ロック機構
5 平板
6 モータ
7 水平移動アーム
8 転動体
9 レール
10 治具
11 ストッパー
12 アーム
13 カム
14 歯車
15 モータ
16 圧縮コイルばね
17 モータ
18 支持棒
19 ボールねじ
20 コントロールボックス
Claims (5)
- 外周部に複数個の転動体を付けた収納部材と、この収納部材を定位置まで上下動させる昇降機構と、この収納部材を定位置まで水平移動させるシフト機構と、収納部材を下辺から支えるロック機構とを備えた収納シフト装置。
- 請求項1記載の収納部材において、外周部上辺または下辺にレールが設けられ、これと嵌合する上位または下位収納部材の転動体がレール上を移動するように構成するとともに、このレールには凹みが設けられ、嵌合する車が定位置で止まるよう構成されている収納シフト装置。
- 請求項1記載の昇降機構において、最上部は収納部材を載せる平板であり、この平板には収納部材を移動させるための請求項2記載の転動体またはレールが設けられていることを特徴とするシフト収納装置。
- 請求項1記載のシフト機構において、収納シフト装置の上下に各1つずつ水平移動アームが設けられ、このアームが収納部材背面または側面を押して収納部材を移動させるように構成されていることを特徴とする収納シフト装置。
- 請求項1記載のロック機構において、収納部材が上下動するのを妨げないよう退避するとともに、収納部材が上下動を完了し定位置に到達したのち突出して、収納部材の少なくとも2辺を支えるように構成されていることを特徴とする収納シフト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000391A JP2007182274A (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 収納シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000391A JP2007182274A (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 収納シフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007182274A true JP2007182274A (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=38338682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000391A Pending JP2007182274A (ja) | 2006-01-05 | 2006-01-05 | 収納シフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007182274A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2943642A1 (fr) * | 2009-03-31 | 2010-10-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Palettier dynamique. |
CN108082819A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-05-29 | 国网山东省电力公司蓬莱市供电公司 | 一种具备阻气防水功能的营销仓储装置 |
-
2006
- 2006-01-05 JP JP2006000391A patent/JP2007182274A/ja active Pending
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FR2943642A1 (fr) * | 2009-03-31 | 2010-10-01 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Palettier dynamique. |
CN108082819A (zh) * | 2017-12-25 | 2018-05-29 | 国网山东省电力公司蓬莱市供电公司 | 一种具备阻气防水功能的营销仓储装置 |
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