JP2007178922A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば子供と大人が共に歌唱して楽しむ場合、それぞれに適した背景映像を表示させることで、よりカラオケを楽しめるようにする。
【解決手段】表示部36の左右にそれぞれ左スピーカ28a及び右スピーカ28bを配置し、右スピーカ28bからテスト音を出力して大人用マイク25aあるいは子供用マイク25bから入力させた場合の音圧差を予め調査することで、音圧差と、左映像を見える領域、右映像が見える領域、それらの間にある左右映像が混ざって見える領域の何れに大人用マイク25aあるいは子供用マイク25bが存在するかを自動的に判定する。そして、その判定した対応関係に基づいて、表示部36の左右画面へ表示する背景映像の内容を制御する。具体的には、子供には大人向けの背景映像を見せないようにしながら、大人はその背景映像を見ることができるようにすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラオケ装置に関し、特に背景映像の制御技術に関する。
従来、カラオケの歌詞を示す歌詞テロップとカラオケの背景映像とをモニタ画面に表示し、再生したカラオケ曲およびマイク音声をスピーカから出力するカラオケ装置が知られている。
例えば一般的に大人向けと思われるジャンル(例えば演歌やポップスなど)のカラオケ曲の場合、その背景映像中に大人向けの映像内容が含まれている場合がある。そのため、例えば子供がそのような一般的に大人向けと思われるジャンルの曲を選んだ場合、上述した大人向けの映像内容が含まれる背景映像がモニタ画面に表示されてしまうこことなる。
このような事態が生じては、子供に悪影響を与えるおそれがあるため、好ましくない。そこで、例えば特許文献1に開示された発明では、利用者が子供モードを選択設定した場合には、大人向けの映像内容が含まれる背景映像を再生しないようにしている。
特開平10−20869号公報
ところで、例えば特開2002−99223号公報に開示されているように、現在、見る方向によって異なる内容を表示できる表示装置が開発されている。これを上手く利用すれば、子供と大人が共に歌唱する際に、大人は大人向けの背景映像を見ることとなるが、子供はその大人向けの背景映像を見ることはできず、別の背景映像を見るようにすることが可能である。
しかし、上述の特開2002−99223号公報には、見る方向によって異なる映像を表示できる表示装置の構成が開示されているだけである。例えばカウンターやテーブルの上面に設けた表示装置を挟んで店員と客が対面した場合に、店員は左側から、客は右側から表示装置を見るとすれば、客には見せたくなく店員のみが見ることのできる表示内容については、右側から見えないように設定しておくのである。
このような使用方法を前提とした場合には問題ないが、カラオケに適用した場合には、下記のような問題がある。つまり、カラオケを歌唱している人は特定の場所に必ずいるとは限らず、背景映像を表示している表示装置を右側から見る位置にいる場合もあれば、左側から見る位置にいる場合もあり、中央から見る位置にいる場合もある。そしてさら、大人と子供が離れて歌唱している場合もあれば、くっついて歌唱している場合もある。
このように、歌唱している子供と大人の位置が予め定まっていないため、カラオケにそのまま適用することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、例えば子供と大人が共に歌唱して楽しむ場合、それぞれに適した背景映像を表示させることで、よりカラオケを楽しめるようにすることを目的とする。
本発明のカラオケ装置(1:なお、この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において説明した構成要素を括弧内に示すが、この記載によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。)は、第1の歌唱者によるカラオケ歌唱の音声信号を入力するための第1のマイクロフォン(25a)と、第2の歌唱者によるカラオケ歌唱の音声信号を入力するための第2のマイクロフォン(25b)と、カラオケ楽曲の演奏音と、前記第1のマイクロフォン(25a)及び第2のマイクロフォン(25b)から入力されたカラオケ歌唱の音声信号とを出力するための、左右一対のスピーカ(28a,28b)と、その左右一対のスピーカと所定の位置関係にあり、歌詞テロップ及び背景映像を表示するための表示手段(36)と、選択された楽曲を演奏し且つ歌詞テロップ及び背景映像を表示手段に表示させる制御手段(12,24)と、を備えている。
表示手段は、 同一の表示画面に対する第1の視点及び第2の視点にそれぞれ対応する第1の表示方向及び第2の表示方向に、互いに異なる第1の映像及び第2の映像を同時に表示可能に構成されている。さらに、左右一対のスピーカの何れか一方から出力された所定のテスト音が第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力された場合の、それらのテスト音の音量差と、第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係を記憶しておく記憶手段(制御部12内のメモリ)を備えている。
そして本発明のカラオケ装置における制御手段は、所定のカラオケ楽曲が選択されている場合、次のような制御を行う。つまり、その楽曲のタイトルを表示手段に表示させ、そのタイトル表示後、選択された楽曲の前奏が開始する前であって背景映像の表示が開始する前に、左右一対のスピーカの何れか一方から所定のテスト音を出力させ、そのテスト音を第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力する。そして、その第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力したテスト音の音量差と、記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置と、第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係を判定する。そして、その判定した対応関係に基づいて、第1の表示方向及び第2の表示方向に表示するための映像内容を決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を表示手段に表示させるのである。
例えば第1の歌唱者が大人で、第2の歌唱者が子供であって、2人で一緒にカラオケ曲を歌唱する場合を例に挙げて説明する。「所定のカラオケ楽曲」とは、例えば、背景映像に大人向けの映像内容が含まれているような楽曲である。このカラオケ楽曲が選択されて表示手段にタイトルが表示されると、第1の歌唱者(大人)、第2の歌唱者(子供)は、それぞれ第1のマイクロフォン(大人用マイク25a)、第2のマイクロフォン(子供用マイク25b)を持ってカラオケ歌唱の準備をする。この状態における第1のマイクロフォン(大人用マイク25a)と第2のマイクロフォン(子供用マイク25b)の位置を判定する。ただし、絶対位置ではなく、第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置と、第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係を判定するのである。この判定時期においては前奏が始まっていないので、テスト音の音量差に基づくことで適切に判定できる。
このようにして自動的に位置関係を判定し、その判定した対応関係に基づいて、大人が存在すると推定される表示方向に表示するための映像内容及び子供が存在すると推定される表示方向に表示するための映像内容を決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を表示手段に表示させれば、それぞれに適した背景映像を表示させることができ、よりカラオケを楽しむことができる。
特に、子供には大人向けの背景映像を見せないようにしながら、大人はその背景映像を見ることができるようにするためには、制御手段が請求項2に示すような制御を実行すればよい。つまり、第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置と、第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係に基づき、第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置が、それぞれ異なる前記表示方向に対応している場合には、第1の表示方向に表示するための映像内容と、第2の表示方向に表示するための映像内容とを異なるものに決定する。一方、そうでない場合には、第1の表示方向に表示するための映像内容を、第2の表示方向に表示するための映像内容と同一のものに決定するのである。
なお、第1の歌唱者と第2の歌唱者の関係については、特に大人と子供という関係のみに限定されるわけではなく、例えば男と女であってもよいし、上司と部下など、種々考えられる。
ところで、上述のように、タイトル表示後、前奏が開始する前にマイクロフォンの位置に基づいた背景映像の出力制御を行うのであるが、歌唱者が場所を変えなければ問題はない。ただし、例えば子供には大人向けの背景映像を見せないようにしたい場合に、カラオケ歌唱中に子供が位置を変えて、その大人向けの背景映像を見ることができる位置に来た場合には、何らかの対処が必要である。
その対処の一つとして請求項3に示す構成が考えられる。つまり、第1のマイクロフォン(25a)に、歌唱者が操作可能な緊急スイッチ(27)を設ける。そして制御手段が下記のような制御を行う。つまり、判定した対応関係に基づいて、第1の表示方向及び第2の表示方向に表示するための映像内容を決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を表示手段に表示させた後、背景映像の表示処理が終了するまで、前記緊急スイッチが操作されたか否かを常時判定する。そして、緊急スイッチが操作されたと判定した場合には、第1の表示方向に表示するための映像内容を、第2の表示方向に表示するための映像内容と同一のものに決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を表示手段に表示させるのである。このようにすれば、大人のマイクロフォンに設けた緊急スイッチを大人が操作することで、子供には大人向けの背景映像を見せないようにすることができる。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
図1はカラオケ装置1の構成を示すブロック図であり、図2は映像出力及び音声入出力に関する構成を示すブロック図である。
[カラオケ装置1の構成の説明]
カラオケ装置1は、図1に示すように、カラオケ装置1全体の動作を制御する制御部12と、カラオケ装置1をネットワーク100に接続するためのインタフェース部14と、演奏楽曲の伴奏内容および歌詞を示す楽曲データや映像データなどを記憶するハードディスク(HDD)16と、複数のキー・スイッチからなる操作部18と、リモコン端末2や携帯電話からの赤外線信号を赤外線通によって受信するための赤外線通信部20と、操作部18からの信号を処理する操作処理部22と、HDD16に記憶された楽曲データから演奏楽曲のオーディオ信号を生成し、生成されたオーディオ信号およびマイクロフォン(以下、マイクという)25a,25bを介して入力された歌唱音声信号を増幅してスピーカ28a,28bへ出力する音声制御部24と、音声制御部24によってHDD16から取得されたカラオケ楽曲データ(演奏データ)に基づくカラオケ演奏を行うMIDI音源30と、制御部12によってHDD16から取得された映像データを一時的に記憶するビデオRAM32,33と、ビデオRAM32,33に記憶された映像データに基づく映像再生及びその再生される映像の表示部36での表示を制御する映像制御部38とを備えている。
そして、制御部12、インタフェース部14、HDD16、赤外線通信部20、操作処理部22、ビデオRAM32,33、映像制御部38は、各々バス39によって接続されている。また、制御部12と音声制御部24とはUSB40によって接続されている。なお、制御部12及び音声制御部24は、後述する各種処理を実行する。
HDD16には、このカラオケ装置1の動作を制御するシステムプログラム、アプリケーションプログラム等が記憶されており、カラオケ装置1の電源がオンされて起動プログラムされると、これらのプログラムが制御部12に読み込まれる。
カラオケ演奏時等にマイク25a,25bから入力された歌唱音声信号は、音声制御部24において増幅及びA/D変換される。そして、エコー等の音響効果が付加された後、カラオケ演奏音の信号とミキシングされてスピーカ28a,28bへ出力される。上述したマイク25a,25bは、大人用マイク25aと子供用マイク25bであり、大人用マイク25aには緊急スイッチ27が設けられている。この緊急スイッチ27については後述する。
一方、映像の再生に関して、制御部12はHDD16に記憶されている背景映像に関する映像データをビデオRAM32,33へ出力し、映像制御部38を制御することで、この映像データを再生して表示部36に表示する。ここで、背景映像には、カラオケ曲のジャンルや内容によって、大人向けの映像が含まれている場合と、元々そのような大人向けの映像が含まれない場合とがある。そして、大人向けの映像が含まれる背景映像に関しては、大人向けの映像が含まれた映像データと、そのような大人向けの映像が含まれない映像データの2種類の映像データがセットになっている。
[映像出力及び音声入出力に関する構成説明]
まず、映像出力に関する構成を説明する。
表示部36は、例えばデュアルビューディスプレイなどと称される、見る方向によって異なる映像を表示可能な液晶表示器を用いて構成されている。このような表示器は、例えば特開2002−99223号公報や特開2005−84299号公報などによって公知になっている。本実施形態では、右画面及び左画面にそれぞれ別の映像を表示することによって、図7に示すように、右方向から見ると右画像、左方向から見ると左画像が見えることとなる。なお、中央付近から見ると、左右の画像が混ざった画像として見えることとなる。
このようなデュアルビュー表示のため、映像制御部38は、図2に示すように、第1VGA部381と、第2VGA部382と、スイッチ部383と、第1映像出力部384と、第2映像出力部385とを備えている。第1VGA部381はビデオRAM32に記憶された映像データに基づく映像再生を司るものであり、同様に、第2VGA部382はビデオRAM33に記憶された映像データに基づく映像再生を司るものである。そして、これら第1VGA部381及び第2VGA部382は、切替スイッチ部283を介して、第1映像出力部384及び第2映像出力部385と接続されている。第1映像出力部384は表示部36の左画面への映像表示を司り、第2映像出力部385は表示部36の右画面への映像表示を司るものである。
切替スイッチ部283は、4つのスイッチS1,S2,S3,S4から構成されており、これらのスイッチS1,S2,S3,S4のON/OFFを切り替えることによって、以下の4パターンの接続を実現することができるようにされている。
(1)第1VGA部381と第1映像出力部384を接続し、第2VGA部382と第2映像出力部385とを接続する。この場合は、スイッチS1,S2がONであり、スイッチS3,S4がOFFである。
(2)第1VGA部381と第1映像出力部384を接続し、第2VGA部382と第2映像出力部385とを接続する。この場合は、スイッチS1,S2がOFFであり、スイッチS3,S4がONである。
(3)第1VGA部381と第1映像出力部384及び第2映像出力部385とを接続する。この場合は、スイッチS1,S3がONであり、スイッチS2,S4がOFFである。
(4)第2VGA部382と第1映像出力部384及び第2映像出力部385とを接続する。この場合は、スイッチS1,S3がOFFであり、スイッチS2,S4がONである。
この切替スイッチ部283の4つのスイッチS1,S2,S3,S4のON/OFFは制御部12が制御可能であり、したがって、制御部12は、
「ビデオRAM32に記憶された映像データを表示部36の右画面に表示させ、ビデオRAM33に記憶された映像データを表示部36の左画面に表示させる」パターン
「ビデオRAM32に記憶された映像データを表示部36の左画面に表示させ、ビデオRAM33に記憶された映像データを表示部36の右画面に表示させる」パターン
「ビデオRAM32に記憶された映像データを表示部36の左右両画面に表示させる」パターン
「ビデオRAM33に記憶された映像データを表示部36の左右両画面に表示させる」パターン
を任意に切替制御することができる。
次に、音声入出力に関する構成を説明する。
図2に示すように、音声入出力に関する構成は左右対称となっている(ただし、後述するように比較器(コンパレータ)の入力端子は反対になっている。)ため、左側用の構成要素の符号については数字の後に英字aを付し、右側用の構成要素の符号については数字の後に英字bを付けて区別することとし、特に必要のない限り「左側用」「右側用」とは記載しない。
左側用の構成要素は、左スピーカ28a及び大人用マイク25aと、それらに接続されるカラオケ装置本体内容の構成であるアンプ101a、アッテネータ102a、3つの比較器103a,104a,105a、A/D変換器106aである。一方、右側用の構成要素は、右スピーカ28b及び子供用マイク25bと、それらに接続されるカラオケ装置本体内容の構成であるアンプ101b、アッテネータ102b、3つの比較器103b,104b,105b、A/D変換器106bである。
大人用マイク25aから入力された信号(e2)は、比較器103aの反転入力端子(−端子)への入力となると共に比較器104aの非反転入力端子(+端子)への入力となる。
また、子供用マイク25bから入力された信号(e4)は、比較器103bの反転入力端子への入力となると共に比較器104bの非反転入力端子への入力となる。
一方、音声制御部24から出力された音信号は左右のアンプ101a,101bを介してそれぞれ増幅されて左右のスピーカ28a,28bから出力される。左側用のアンプ101aからの出力信号はアッテネータ102aを介して減衰される。このアッテネータ102aからの出力(e1)は左側用の比較器103aの非反転入力端子への入力となると共に右側用の比較器104bの反転入力端子への入力となる。また、右側用のアンプ101bからの出力信号はアッテネータ102bを介して減衰される。このアッテネータ102bからの出力(e3)は右側用の比較器103bの非反転入力端子への入力となると共に左側用の比較器104aの反転入力端子への入力となる。
そして、左側用の構成要素においては、比較器103aの出力(e1−e2)が比較器105aの非反転入力端子への入力となり、比較器104aの出力(e2−e3)が比較器105aの反転入力端子への入力となる。そして、比較器105aの出力(e1−2×e2+e3)がA/D変換器106aによってデジタル信号に変換され、デジタルデータD1として制御部12へ入力する。
また、右側用の構成要素においては、比較器103bの出力(e4−e1)が比較器105bの反転入力端子への入力となり、比較器104bの出力(e3+e4)が比較器105bの非反転入力端子への入力となる。そして、比較器105bの出力(e1−2×e4+e3)がA/D変換器106bによってデジタル信号に変換され、デジタルデータD2として制御部12へ入力される。
図2及び以上の説明からも分かるように、左側用の3つの比較器103a,104a,105aと、右側用の3つの比較器103b,104b,105bとは、同様の配置構成となっているが、各比較器への入力端子は反対になっている。そのため、右スピーカ28bからテスト音を出力して、そのテスト音を大人用マイク25a及び子供用マイク25bにてそれぞれ拾った場合、右スピーカ28bから出力させるテスト音の信号レベルと、大人用マイク25a及び子供用マイク25bからそれぞれ入力された信号レベルとの比較(つまり、音圧の比較)を行えば、大人用マイク25a及び子供用マイク25bそれぞれの存在位置を推定することができる。
つまり、左右のA/D変換器106a,106bから制御部12へ入力されるデジタルデータD1,D2は、上述した音圧の差に対応している。図5(a)はスピーカからの遠近度合いと音圧差との対応関係を示す説明図であるが、図5(a)に示すように、その音圧差の大小に基づけば、大人用マイク25a及び子供用マイク25bがそれぞれ右スピーカ28bから相対的に近い位置に存在するのか、あるいは相対的に遠い位置に存在するのかを判定できる。この判定手法については後で説明する。
なお、大人用マイク25aと子供用マイク25bを制御部12がどのように識別するかについては、例えば下記のような工夫が考えられる。
(1)大人用マイク25aと子供用マイク25bを固定的にカラオケ装置本体に接続する。この場合は、制御部12は確実に両者を区別できる。
(2)マイクを接続するためのジャック位置を決めておく。例えば2本のマイクジャックをカラオケ装置本体に準備し、例えば大人用マイク25aは左側のジャック、子供用マイク25bは右側のジャックに接続するようにする。この場合、例えばマイクピンの形状及びマイクジャックの形状を大人用と子供用で異なるものとし、それぞれ対応するマイクジャックにしかマイクピンを差し込めないようにすれば、両者を間違える接続することはなくなる。
(3)マイクをジャックに接続した際に、電気的あるいは機械的に検出するようにしてもよい。機械的に検出する場合には、マイクピンの形状を変更することとなる。
[背景映像の表示制御処理の説明]
以下に、カラオケ装置1の制御部12が実行する背景映像の表示制御処理について図3、図4のフローチャート等に基づいて説明する。
図3(a)に示すフローチャートは、所定のカラオケ楽曲が選択されている場合の制御処理全体を示している。ここで、「所定のカラオケ楽曲」とは、背景映像に大人向けの映像内容が含まれているような楽曲である。曲番号と、この「所定のカラオケ楽曲」か否かを示す情報(例えばフラグ)との対応関係を示すテーブルがHDD16に記憶されている、したがって、操作部18で受け付けたカラオケ演奏楽曲の選曲番号のデータは操作処理部22によって制御部12へ送信されるのであるが、制御部12は、操作処理部22から選曲番号のデータを受信すると、上述の対応関係を示すテーブルをHDD16から読み出して参照することで、「所定のカラオケ楽曲」か否かを判定し、「所定のカラオケ楽曲」であれば、 図3(a)のフローチャートに示す処理を開始する。
なお、「所定のカラオケ楽曲」以外の場合のカラオケ楽曲が選択された場合の処理については、ここでは省略する。
図3(a)のフローチャートに示す処理が開始すると、まず曲のタイトルを表示部36へ表示する(S10)。このタイトル表示は、楽曲データ中に含まれているタイトルデータを用いて行う。
ここで、図5(b)を参照して楽曲データフォーマットについて説明する。楽曲データは、楽曲に関する管理情報を記憶しているヘッダ情報部、曲のタイトルを画像表示する際に用いるタイトル画像情報を記憶しているタイトルデータ部、楽曲演奏用のMIDIデータを記憶しているMIDIデータ部によって構成されている。
この内、ヘッダ情報部は、MIDIデータサイズとタイトルデータサイズを含んでいる。また、MIDIデータ部は、前奏部分のMIDIデータ、タイトル消去を示すデータ、1コーラス目に対応するMIDIデータ、1コーラス終了を示すデータ、2コーラス目に対応するMIDIデータ、2コーラス終了を示すデータ、3コーラス目に対応するMIDIデータ、後奏であることを示すデータ、後奏部分のMIDIデータによって構成されている。図3(a)のS10では、楽曲データ曲のヘッダ情報の次に含まれているタイトルデータを読み出し、表示部36へ表示する。
次に背景映像の出力処理を実行する(S20)。この背景映像出力処理の詳細については、図4のフローチャートを参照して後で説明する。
S20にて背景映像出力処理を実行した後は、カラオケ演奏を開始する(S30)。ここでいうカラオケ演奏の開始とは、図5(b)に示す楽曲データ中のMIDIデータを再生出力させる処理である。つまりS20の背景映像出力処理は、S10にてタイトル表示をした後、カラオケ演奏が開始されるまでの間に実行される。つまり、カラオケ演奏がなされていない期間に実行されることとなる。
その後、S40へ移行し、大人用マイクの緊急スイッチ押下監視処理を実行する。緊急スイッチ押下監視処理の詳細については、図3(b)のフローチャートを参照して後で説明する。
S50では演奏終了か否か判定しており、演奏終了でなければ(S50:NO)、S40の処理を実行する。つまり、演奏終了(S50:YES)するまで、S40の処理を繰り返し行う。
[背景映像出力処理]
それでは、背景映像出力処理の詳細について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、右スピーカ28bからテスト音を出力する(S210)。そして、そのテスト音を大人用マイク25a及び子供用マイク25bにてそれぞれ拾い、大人用マイク25a及び子供用マイク25bそれぞれの存在位置を推定する(S220〜S290)。
図2を参照して説明したように、右スピーカ28bから出力させるテスト音の信号レベルと、大人用マイク25a及び子供用マイク25bからそれぞれ入力された信号レベルとの差(つまり、音圧差)は、右スピーカ28bと大人用マイク25aとの相対位置、右スピーカ28bと子供用マイク25bとの相対位置にそれぞれ対応する。そのため、図5(a)に例示するように、その音圧差の大小に基づけば、大人用マイク25a及び子供用マイク25bがそれぞれの右スピーカ28bから相対的に近い位置に存在するのか、あるいは相対的に遠い位置に存在するのかを判断できる。
具体的には、図7に例示するように、表示部36の左右にそれぞれ左スピーカ28a及び右スピーカ28bを配置し、右スピーカ28bからテスト音を出力して大人用マイク25aあるいは子供用マイク25bから入力させた場合の音圧差を予め調査することで、音圧差と、図7に示す左映像を見える領域、右映像が見える領域、それらの間にある左右映像が混ざって見える領域の何れに大人用マイク25aあるいは子供用マイク25bが存在するかの対応関係を把握することができる。
したがって、その対応関係を制御部12内のメモリに記憶させておき、その対応関係を用いて子供用マイク25bの存在位置(存在領域)の判定(S220)を行い、右側に位置するのか(S230)、中央に位置するのか(S240)、左側に位置するのか(S250)を決定する。同様に、上記対応関係を用いて大人用マイク25aの位置判定(S260)を行い、右側に位置するのか(S270)、中央に位置するのか(S280)、左側に位置するのか(S290)を決定する。
図2に示した出力e1〜e4を用いてさらに説明する。
S210において右スピーカ28bのみからテスト音を出力し、左スピーカ28aからはテスト音を出力していないため、e1=0となる。つまり、デジタルデータD1は、(e3−2×e2)をAD変換したデータであり、デジタルデータD2は、(e3−2×e4)をAD変換したデータとなる。そのため、S220及びS260においては、下記の判定を行って位置を特定する。
まず、閾値1及び閾値2について説明する。スピーカからの遠近度合いと音圧差との対応関係を示す図5(a)において、プラス側の閾値を閾値1、マイナス側の閾値を閾値2とする。音圧差が閾値1よりも大きければ右スピーカ28bに近い、つまり図7に示す右側(領域)に位置することとなる。一方、音圧差が閾値2よりも小さければ右スピーカ28bから遠い、つまり図7に示す左側(領域)に位置することとなる。そして、音圧差が閾値1以下且つ閾値2以上の場合には、図7に示す中央(領域)に位置することとなる。このような対応関係となるように閾値1,2を設定しておく。この設定に際しては、アッテネータ102a,102bを用いて行うことができる。
閾値2≦(e3−2×e2)のAD変換値≦閾値1となる大人用マイク25a位置は、中央である(S280)。
閾値2≦(e3−2×e4)のAD変換値≦閾値1となる子供用マイク25b位置は、中央である(S240)。
(e3−2×e2)のAD変換値>閾値1となる大人用マイク25a位置は、右側である(S270)。
(e3−2×e4)のAD変換値>閾値1となる子供用マイク25b位置は、右側である(S230)。
(e3−2×e2)のAD変換値<閾値1となる大人用マイク25a位置は、左側である(S290)。
(e3−2×e4)のAD変換値<閾値1となる子供用マイク25b位置は、左側である(S250)。
そして、子供用マイク25bの位置が右側であり且つ大人用マイク25aの位置が左側であるか否か判定する(S300)。そして、子供用マイク25bの位置が右側であり且つ大人用マイク25aの位置が左側である場合には(S300:YES)、表示部36の右画面に出力する映像は「非アダルト」、左画面に出力する映像は「アダルト」となるように制御する(S310)。本実施形態では、ビデオRAM32に大人向けの「アダルト映像」が記憶されて第1VGA部381へ供給され、他方のビデオRAM33に子供向けの「非アダルト映像」が記憶されて第2VGA部382へ供給されるように構成されている。そのため、具体的には、スイッチS1,S2がON且つスイッチS3,S4がOFFとなるよう制御する。このようにすることで、第1VGA部381と第1映像出力部384とが接続し、第2VGA部382と第2映像出力部385とが接続する。したがって、ビデオRAM32に記憶されたアダルト映像が表示部36の右画面に表示され、ビデオRAM33に記憶された非アダルト映像が表示部36の左画面に表示されることとなる。
一方、S300にて否定判定された場合には、S320へ移行して、子供用マイク25bの位置が左側であり且つ大人用マイク25aの位置が右側であるか否か判定する。そして、子供用マイク25bの位置が左側であり且つ大人用マイク25aの位置が右側である場合には(S320:YES)、表示部36の右画面に出力する映像は「アダルト」、左画面に出力する映像は「非アダルト」となるようにする(S330)。具体的には、スイッチS1,S3がOFF且つスイッチS2,S4がONとなるよう制御する。このようにすることで、第1VGA部381と第2映像出力部385とが接続し、第2VGA部382と第1映像出力部384とが接続する。したがって、ビデオRAM32に記憶されたアダルト映像が表示部36の左画面に表示され、ビデオRAM33に記憶された非アダルト映像が表示部36の右画面に表示されることとなる。
また、S320にて否定判定された場合には、S340へ移行して、表示部36の左右画面に出力する映像を共に「非アダルト」となるようにする。具体的には、スイッチS1,S3がOFF且つスイッチS2,S4がONとなるよう制御する。このようにすることで、第2VGA部382と第1映像出力部384及び第2映像出力部385とが接続される。したがって、ビデオRAM33に記憶された非アダルト映像が表示部36の左右画面に表示されることとなる。
なお、S320にて否定判定された場合とは、子供用マイク25bの位置及び大人用マイク25aの位置が共に同じ位置である場合、あるいは何れか一方が中央に位置する場合を意味する。図7を参照して説明したように、中央付近から見ると左右の画像が混ざった画像として見えることとなる。したがって、子供にアダルト映像を見せないためには、子供が中央にいる場合、つまり子供用マイク25bの位置が中央の場合には、左右画面の何れも非アダルト映像とする必要がある。また、子供が左右何れかにおり大人が中央にいる場合、子供には非アダルト映像しか見えないが、仮に左右で異なる映像を表示すると、中央に居る大人は混ざった映像を見ることとなる。このような混ざった映像は見るに耐えない映像なので、左右両画面を同じ映像、つまり子供用の非アダルト映像を表示させるのである。
図6(a)は、以上説明した背景映像出力処理における「大人用マイク25a及び子供用マイク25bの位置と、左右画面の映像内容の対応関係」を示す説明図であり、図6(b)は、以上説明した背景映像出力処理における「大人用マイク25a及び子供用マイク25bの位置と、切替スイッチ部283の4つのスイッチS1,S2,S3,S4のON/OFF状態の対応関係」を示す説明図である。
[緊急スイッチ押下監視処理]
続いて、緊急スイッチ押下監視処理の詳細について、図3(b)のフローチャートを参照して説明する。
本処理は、上述したようにカラオケ演奏が終了するまで繰り返し実行される処理であり、大人用マイク25aに設けられた緊急スイッチ27が押下されたか否かを判定する(S410)。そして、緊急スイッチ27が押下されていなければ(S410:NO)、何もせずに本監視処理を終了するが、緊急スイッチ27が押下されていれば(S410:YES)、S420へ移行して、表示部36の左右画面に出力する映像を共に「非アダルト」となるようにする。
つまり、図3(a)のS20での背景映像出力処理を実行することによって、図4中のS310,S330,S340の内の何れかのパターンでの背景映像が表示部36の左右画面に表示されることとなるが、この、図3(b)のS420では、強制的に、表示部36の左右画面に出力する映像を共に「非アダルト」となるようにするのである。ただし、現実的には、大人が緊急スイッチ27を操作することによって実行されるため、図4中のS310またはS330の何れかのパターンでの背景映像が表示部36の左右画面に表示されている場合であると想定される。つまり、非アダルト映像しか見えていない場所にいた子供がアダルト映像も見えるような位置に来た場合、あるいは来そうな場合に、大人が緊急スイッチ27を操作するものと考えられるからである。
なお、表示部36の左右画面に出力する映像を共に「非アダルト」となるようにするためには、上述した図4のS340の場合と同様、スイッチS1,S3がOFF且つスイッチS2,S4がONとなるよう制御する。このようにすることで、第2VGA部382と第1映像出力部384及び第2映像出力部385とが接続される。したがって、ビデオRAM33に記憶された非アダルト映像が表示部36の左右画面に表示されることとなる。
[効果の説明]
(1)本実施形態のカラオケ装置1によれば、大人と子供が2人で一緒にカラオケ曲を歌唱する場合であって、背景映像に大人向けの映像内容が含まれている楽曲を選択した場合には、上述した背景映像出力処理(図3(a)のS20及び図4参照)を実行することにより、大人用マイク25a及び子供用マイク25bの位置を介して大人と子供の位置関係を自動的に判定する。そして、その判定した対応関係に基づいて、表示部36の左右画面へ表示する背景映像の内容を制御する。具体的には、子供には大人向けの背景映像を見せないようにしながら、大人はその背景映像を見ることができるようにすることができる。つまり、大人・子供それぞれに適した背景映像を表示させることができるため、よりカラオケを楽しむことができる。
(2)本実施形態のカラオケ装置1における背景映像出力処理は、図3(a)を参照して説明したように、タイトル表示後、前奏が開始する前にマイク位置に基づいた背景映像の出力制御を行っている。この期間は、前奏も開始していないので、テスト音によって適切にマイク位置を判定できるため好ましい。
(3)カラオケ演奏開始後も歌唱者が場所を変えなければ問題はない。ただし、例えば子供には大人向けの背景映像を見せないようにしたい場合に、カラオケ歌唱中に子供が位置を変えて、その大人向けの背景映像を見ることができる位置に来た場合には、何らかの対処が必要である。そこで本実施形態のカラオケ装置1では、大人用マイク25aに設けた緊急スイッチ27が押下された場合、表示部36の左右画面に出力する映像を共に「非アダルト」となるようにする。このようにすれば、非アダルト映像しか見えていない場所にいた子供がアダルト映像も見えるような位置に来た場合、あるいは来そうな場合に、大人が緊急スイッチ27を操作すれば、子供には大人向けの背景映像を見せないようにすることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態では、大人用マイク25a、子供用マイク25bがそれぞれ1本ずつの計2本のマイクを想定したが、例えば大人用マイク、子供用マイクが2本以上存在してもよい。この場合には、2本以上の子供用マイクの少なくとも何れか一方がアダルト映像の見える位置に存在する場合には、表示部36の左右両画面に非アダルト映像を表示させる。そして、2本以上の子供用マイクの全てが左右の何れかに存在し、2本以上の大人用マイクの全てが子供用マイクの存在する側とは反対側に存在する場合に、左右それぞれにアダルト映像と非アダルト映像を表示させるようにすればよい。
(2)上記実施形態では、第1の歌唱者と第2の歌唱者の関係について、大人と子供という事例を挙げて説明したが、第1の歌唱者と第2の歌唱者は大人と子供という関係のみに限定されるわけではない。例えば男と女であってもよいし、上司と部下など、種々考えられる。そして、それらの関係に応じて背景画像の内容も適宜設定すればよい。
カラオケ装置1の構成を示すブロック図である。 映像出力及び音声入出力に関する構成を示すブロック図である。 (a)は所定のカラオケ楽曲が選択されている場合の制御処理全体を示すフローチャートであり、(b)は緊急スイッチ押下監視処理を示すフローチャートである。 背景映像出力処理を示すフローチャートである。 (a)はスピーカからの遠近度合いと音圧差との対応関係を示す説明図であり、(b)は楽曲データフォーマットの説明図である。 (a)は大人用マイク25a及び子供用マイク25bの位置と、左右画面の映像内容の対応関係を示す説明図であり、(b)は、大人用マイク25a及び子供用マイク25bの位置と、切替スイッチ部283の4つのスイッチS1,S2,S3,S4のON/OFF状態の対応関係を示す説明図である。 デュアルビュー表示の説明図である。
符号の説明
1…カラオケ装置、2…リモコン端末、12…制御部、14…インタフェース部、18…操作部、20…赤外線通信部、22…操作処理部、24…音声制御部、25a…大人用マイク、25b…子供用マイク、27…緊急スイッチ、28a…左スピーカ、28b…右スピーカ、30…MIDI音源、32,33…ビデオRAM、36…表示部、38…映像制御部、39…バス、100…ネットワーク、101a,101b…アンプ、102a,102b…アッテネータ、103a,103b,104a,104b,105a,105b…比較器、106a,106b…A/D変換器、283…切替スイッチ部、381…第1VGA部、382…第2VGA部、383…スイッチ部、384…第1映像出力部、385…第2映像出力部。

Claims (3)

  1. 第1の歌唱者によるカラオケ歌唱の音声信号を入力するための第1のマイクロフォンと、
    第2の歌唱者によるカラオケ歌唱の音声信号を入力するための第2のマイクロフォンと、
    カラオケ楽曲の演奏音と、前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンから入力されたカラオケ歌唱の音声信号とを出力するための、左右一対のスピーカと、
    その左右一対のスピーカと所定の位置関係にあり、歌詞テロップ及び背景映像を表示するための表示手段と、
    選択された楽曲を演奏し且つ歌詞テロップ及び背景映像を前記表示手段に表示させる制御手段と、を備え、
    前記表示手段は、 同一の表示画面に対する第1の視点及び第2の視点にそれぞれ対応する第1の表示方向及び第2の表示方向に、互いに異なる第1の映像及び第2の映像を同時に表示可能に構成されており、
    さらに、前記左右一対のスピーカの何れか一方から出力された所定のテスト音が前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力された場合の、それらのテスト音の音量差と、前記第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係を記憶しておく記憶手段を備え、
    前記制御手段は、
    所定のカラオケ楽曲が選択されている場合、その楽曲のタイトルを前記表示手段に表示させ、そのタイトル表示後、前記選択された楽曲の前奏が開始する前であって背景映像の表示が開始する前に、前記左右一対のスピーカの何れか一方から所定のテスト音を出力させ、そのテスト音を前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力し、
    その第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンによって入力したテスト音の音量差と、前記記憶手段に記憶された対応関係とに基づいて、前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置と、前記第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係を判定し、
    その判定した対応関係に基づいて、前記第1の表示方向及び第2の表示方向に表示するための映像内容を決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を前記表示手段に表示させること
    を特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記制御手段は、前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置と、前記第1の表示方向及び第2の表示方向との対応関係に基づき、前記第1のマイクロフォン及び第2のマイクロフォンの存在位置が、それぞれ異なる前記表示方向に対応している場合には、前記第1の表示方向に表示するための映像内容と、前記第2の表示方向に表示するための映像内容とを異なるものに決定し、そうでない場合には、前記第1の表示方向に表示するための映像内容を、前記第2の表示方向に表示するための映像内容と同一のものに決定すること
    を特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1または2に記載のカラオケ装置において、
    前記第1のマイクロフォンには、歌唱者が操作可能な緊急スイッチが設けられており、
    前記制御手段は、
    前記判定した対応関係に基づいて、前記第1の表示方向及び第2の表示方向に表示するための映像内容を決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を前記表示手段に表示させた後、背景映像の表示処理が終了するまで、前記緊急スイッチが操作されたか否かを常時判定し、
    前記緊急スイッチが操作されたと判定した場合には、前記第1の表示方向に表示するための映像内容を、前記第2の表示方向に表示するための映像内容と同一のものに決定し、その決定した映像内容に応じた背景映像を前記表示手段に表示させること
    を特徴とするカラオケ装置。
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