JP6562302B2 - カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム - Google Patents

カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6562302B2
JP6562302B2 JP2015171445A JP2015171445A JP6562302B2 JP 6562302 B2 JP6562302 B2 JP 6562302B2 JP 2015171445 A JP2015171445 A JP 2015171445A JP 2015171445 A JP2015171445 A JP 2015171445A JP 6562302 B2 JP6562302 B2 JP 6562302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
karaoke
music
moving image
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015171445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017049370A (ja
Inventor
直久 八田
直久 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2015171445A priority Critical patent/JP6562302B2/ja
Publication of JP2017049370A publication Critical patent/JP2017049370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6562302B2 publication Critical patent/JP6562302B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、ユーザの所有する所望の動画を表示できるカラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラムに関する。
カラオケ装置においては、カラオケ楽曲が再生されると、それに連動して、対応する背景映像が適宜のディスプレイに表示される。例えば特許文献1記載の従来技術では、カラオケ動作モードに応じて、表示・非表示の切り替えや、分割表示への切り替えを行う構成が開示されている。
特開平10−260691号公報
近年、例えば携帯端末等に記憶されたユーザの所望の動画をカラオケ装置に送信し、上記カラオケ楽曲の再生時に、上記背景映像に代えて、その送信した動画をカラオケ装置に接続されたメインディスプレイに表示させるサービスが考えられつつある。しかしながら、送信しようとするタイミングによっては、たまたまメインディスプレイ側において上記動画を再生不可能な状態である場合がある。そのような場合の例としては、メインディスプレイにおいて各種設定画面を表示中であった場合や、あるいは、ギタナビ・モデル採点ムービー等の背景映像を使用するアプリケーションが実行されていた場合、さらには、再生されるカラオケ楽曲が、背景映像の表示をカラオケ楽曲の再生と分離して行うことができない楽曲(以下適宜、「背景分離禁止曲」と称する)であった場合、等がある。このような場合、そのままでは、せっかくユーザが上記動画をカラオケ装置に送信したとしても、そのままでは当該動画を表示させることができず、不便である。
本発明の目的は、メインディスプレイ側において動画再生不可能な場合であっても、ユーザが所望する動画を確実に表示させて楽しむことができるカラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1発明は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置と、前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイと、前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイと、端末ディスプレイを備え、前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末と、所望の動画を記憶した操作端末と、を有するカラオケシステムであって、前記カラオケ装置は、前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手段と、前記アドレス受付手段により前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記メインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手段と、を有し、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合に、前記制御手段によって通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行うことを特徴とする。
本願第1発明のカラオケシステムでは、操作端末に予め記憶されたユーザの所望の動画を、カラオケ楽曲の再生中(若しくは再生前)に表示させることができる。すなわち、カラオケ装置の楽曲再生手段のカラオケ楽曲の再生中(若しくは再生前)にユーザが操作端末を用いて操作端末のアドレス情報を送信すると、そのアドレス情報がカラオケ装置のアドレス受付手段で受け付けられた後、カラオケ装置の判定手段によって、メインディスプレイが上記動画を再生可能な状態であるか、若しくは再生可能な状態でない(例えば、メインディスプレイが設定画面を表示中の場合や、カラオケ装置において背景映像を使用するアプリケーションプログラムが実施されている場合や、上記カラオケ楽曲が特定の背景分離禁止曲であった場合等)か、が判定される。
上記再生可能な状態である場合には、カラオケ装置の制御手段が、上記通知されたアドレス情報を用いて操作端末から上記動画を取得するとともに、上記メインディスプレイを制御して上記動画を表示する。
一方、上記再生可能な状態でない場合には、制御手段が、上記メインディスプレイとは別に設けられるサブディスプレイ又は予約端末に対し、上記アドレス情報を通知する。これにより、サブディスプレイ、若しくは、予約端末の端末ディスプレイが、上記通知されたアドレス情報を用いて操作端末から上記動画を取得して表示することができる。
これにより、メインディスプレイが、動画再生可能な状態であっても動画再生可能な状態でなくても、ユーザは、自らが所望する動画を表示させて楽しむことができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
特に、上記再生可能な状態でない場合に、サブディスプレイ又は予約端末が上記アドレス情報を用いてアクセスして直接操作端末から動画を取得する。これにより、操作端末からの動画をカラオケ装置がいったん受け取った後にさらにサブディスプレイ又は予約端末に転送する場合に比べ、動画を送受するのに必要な通信時間を短くすることができる。この結果、動画表示において遅延が生じるのを抑制することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記判定手段は、前記再生中若しくは再生前である前記カラオケ楽曲が特定の背景分離禁止曲であるかそれ以外の背景分離許容曲であるかを判定し、前記制御手段は、前記判定手段により前記背景分離許容曲であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合には、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知し、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記制御手段によって通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行うことを特徴とする。
第3発明は、上記第2発明において、前記アドレス受付手段は、前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付け、前記判定手段は、再生前である前記カラオケ楽曲が前記背景分離禁止曲であるか前記背景分離許容曲であるかを判定し、前記サブディスプレイ又は前記予約端末は、前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記操作端末から前記動画を取得した後、その取得した旨を前記カラオケ装置に通知する、通知制御手段を有することを特徴とする。
これにより、カラオケ楽曲の再生前に(言い替えればカラオケ楽曲の予約完了後に)操作端末のアドレス情報が受け付けられ、そのアドレス情報を用いてサブディスプレイ又は予約端末による動画の取得が完了したとき、その旨がカラオケ装置に通知される。この結果、サブディスプレイ又は端末ディスプレイによる動画の再生と連携して、カラオケ装置におけるカラオケ楽曲の再生を開始することができる。
第4発明は、上記第2又は第3発明において、前記カラオケ装置は、前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイのいずれにおいて前記動画を再生できるかを特定する特定手段を有することを特徴とする。
これにより、上記のようにしてユーザの所望の動画を表示させる際に、サブディスプレイ及び端末ディスプレイのうちどちらのディスプレイが使用できるかを特定することができる。
第5発明は、上記第4発明において、前記カラオケ装置は、前記特定手段の特定結果に基づく、前記サブディスプレイ若しくは前記端末ディスプレイのいずれを使用するかのユーザの選択を受け付ける選択受付手段を有することを特徴とする。
これにより、上記のようにして、どちらのディスプレイを使用するかをユーザが選択することができる。
また、上記目的を達成するために、第6発明は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、所望の動画を記憶した操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手段と、前記アドレス受付手段により前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイ又は前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末に備えられた端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手段と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、第7発明は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置と、前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイと、前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイと、端末ディスプレイを備え、前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末と、所望の動画を記憶した操作端末と、を有するカラオケシステムが実行する動画表示方法であって、前記カラオケ装置が、前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手順と、前記アドレス受付手順で前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記メインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手順と、前記判定手順で前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手順で前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手順と、を実行し、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、前記判定手順で前記再生可能な状態ではないと判定された場合に、前記制御手順で通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、第8発明は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置に対し通信可能に接続され、操作手段と、所望の動画を記憶した記憶手段と、表示手段と、通信手段と、制御手段と、を有する操作端末の前記制御手段に対し、前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を前記通信手段を介し前記カラオケ装置に送信するアドレス送信手順と、前記アドレス送信手順で前記アドレス情報を送信した後、前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示するメインディスプレイとは別に設けられる、前記動画を表示するためのサブディスプレイ又は予約端末から、動画送信要求を受信する要求受信手順と、前記要求受信手順で前記動画送信要求を受信した後、前記記憶手段に記憶された前記動画を前記通信手段を介し前記サブディスプレイ又は前記予約端末に送信する動画送信手順と、前記操作手段の操作に対応して前記カラオケ装置の制御処理を行うための制御指令を、前記通信手段を介し前記カラオケ装置に送信する指令送信手順と、を実行させる。
本発明によれば、再生するカラオケ楽曲が背景分離禁止曲であっても、ユーザが所望する動画を表示させて楽しむことができる。
本発明の第1実施形態に係わるカラオケシステムの概略構成を表す図である。 カラオケ装置の制御系を表す機能ブロック図である。 背景分離許容曲の再生時の表示態様の変化を表す説明図である。 背景分離禁止曲の再生時の表示態様の変化を表す説明図である。 背景分離禁止曲の再生時の動画表示の別の例を表す説明図である。 操作端末、カラオケ装置、メインディスプレイ、サブディスプレイ、及びリモコンが協働して実行する処理の流れを表すシーケンス図である。 操作端末に表示される、動画表示先の選択画面を表す説明図である。 本発明の第2実施形態における、操作端末、カラオケ装置、メインディスプレイ、サブディスプレイ、及びリモコンが協働して実行する処理の流れを表すシーケンス図である。 リモコン装置における予約画面を表す説明図である。 リモコン装置に表示される、動画表示先を選択するためのウィンドウを表す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を図1〜図7により説明する。
<概略構成>
図1に示すように、本実施形態のカラオケシステム1は、カラオケ装置10と、メインディスプレイ16Aと、サブディスプレイ16Bと、リモコン装置60(予約端末に相当)と、例えばスマートフォンなどの携帯電話機やタブレット端末やPC等からなる操作端末30と、を有しており、この例では、カラオケ店舗の部屋Rに設けられている。カラオケ装置10と操作端末30とは例えば無線LANなどの無線通信を介し接続されており、カラオケ装置10とリモコン装置60とは例えば赤外線通信(但し無線LANなどの無線通信であってもよい)を介し接続されており、互いに各種の情報やデータを送受する。
<制御系>
次に、図2を用いてカラオケ装置10の制御系の主要構成について説明する。カラオケ装置10は、装置筺体11に、有線LAN回線12を接続する通信端子13と、アンプ14の音声入力端子と接続される音声出力端子15と、上記メインディスプレイ16Aと接続される映像出力端子17a(例えばHDMI(登録商標))信号出力やアナログビデオ信号出力)と、サブディスプレイ16Bと通信を行なう通信端子17bと、を備えている。通信端子17bとサブディスプレイ16Bとの通信は有線LANで行われ、映像制御回路31は、有線LAN制御部26相当の機能を有し、映像制御部31からの映像信号が通信端子17bを介しサブディスプレイ16Bへ有線LANを介して出力される。
但し、サブディスプレイ16Bとの通信は無線LANによって行われる場合もある。この場合は、映像制御回路31からの信号は、無線LAN制御部33とアンテナ32を介した無線LAN接続によって、サブディスプレイ16Bへと出力される。
なお、サブディスプレイ16Bは、タブレットコンピュータなどが考えられ、図6、図8(後述)で示す「サブディスプレイ」の処理シーケンスを実行するCPU(制御手段に相当。図示せず)と、ROM、RAM、EEPROMなどの記憶手段と、カラオケ装置10や操作端末30から取得した動画データを表示する表示手段と、上記有線LANや無線LANの通信インタフェースと、を有している。
操作端末30も、上記同様に、図6、図8(後述)で示す「操作端末」の処理シーケンスを実行するCPU(制御手段に相当。図示せず)と、ROM、RAM、EEPROMなどの記憶手段(図示せず)と、動画再生リクエストを受け付けるユーザ入力手段と、カラオケ装置10、及びサブディスプレイ16Bと通信を行なう通信インタフェースと、を備えている。
アンプ14は、マイクロフォン18(図1も参照)から入力される音声信号及び曲の再生信号のミキシングを行うミキシング回路(MIX回路)19を備え、音声と曲との音量バランス、エコー調整、デレィ調整、ミキシング信号の増幅、再生される曲の音程制御、高音、低音の制御などを行う。このアンプ14から出力される増幅信号は、音としてスピーカ20から発音される。
また、カラオケ装置10には、制御プログラムにしたがって各種制御を実行するCPU21が設けられている。CPU21には、リモコン装置60や操作端末30から送信される各種情報・データなどを一時保存するためのRAM22と、CPU21により実行されるプログラム及び必要なデータテーブルなどが記憶されたROM23とが接続されている。また、CPU21には、メインディスプレイ16A及びサブディスプレイ16に(さらには必要に応じてリモコン装置60に;詳細は後述)歌詞テロップや各種メッセージ映像を表示するための文字映像データが記憶されたビデオRAM24と、外部のサーバ25から送信される楽曲データ、歌詞データ、及び映像データなどの各種データを通信端子13及び有線LAN回線12を介して受信するための有線LAN制御部26と、この有線LAN制御部26により受信される楽曲データ及び動画データ等を保存するためのHDD27とが接続されている。HDD27には、背景映像を示す背景映像データも保存(記憶)されている。
さらに、CPU21には、HDD27から読み出された曲データに含まれるMIDIデータを入力するとともに、その入力されたMIDIデータにより指定される音源から音源信号を出力するMIDI音源ボード28が接続されている。また、CPU21には、上記出力された音源信号を入力してアンプ14により増幅可能な信号に変換する音声制御回路29が接続されている。なお、上記MIDI音源接続ボード28、音声制御回路29、ミキシング回路19、スピーカ20は、上記カラオケ装置10の一部分を構成しており、各請求項記載の楽曲再生手段として機能する。
また、CPU21には、サーバ25から受信した上記動画データ等を映像出力端子17a及び映像出力アンテナ17bを介してメインディスプレイ16A及びサブディスプレイ16Bに表示するための映像制御を行う映像制御回路31が接続されている。すなわち、この例では、映像出力端子17aとメインディスプレイ16Aとが適宜のケーブルCで接続されており、映像出力アンテナ17bとサブディスプレイ16Bとが例えば無線LANなどの無線通信を介し接続されている。
さらに、CPU21には、カラオケ装置10の装置筺体11に設けられたアンテナ32(図1も参照)を介して上記操作端末30の上記通信インタフェース(通信手段に相当。図示省略)と無線通信により情報送受するための無線LAN制御部33が接続されている。この無線LAN制御部33には、送信部33aと受信部33bが備えられている。なお、上述したように、必要に応じて、上記映像制御回路31が、この無線LAN制御部33を介し、リモコン装置60に表示させる映像制御を行う。
なお、本実施形態では、アンテナ32及び無線LAN制御部33は、装置筐体11に内蔵されている。他の無線通信の形態としては、アンテナ32及び無線LAN制御部33を、無線LANのアクセスポイントとして装置筐体11の外部に設置し、カラオケ装置10側に有線LANインタフェースを設け、上記アクセスポイントとカラオケ装置10とを有線LANで接続することで、操作端末30やサブディスプレイ16Bとカラオケ装置10との無線通信を、アクセスポイントを介した無線LAN通信を行う場合もある。更に、リモコン装置60とカラオケ装置10との無線通信も上記アクセスポイントを介した無線LAN通信で行う場合もある。
また、CPU21には、カラオケ装置10の筺体に設けられた各種ボタン・キー34(テンキー、選曲ボタン等)を押したときに点灯するLED35へ表示信号を出力する表示回路36と、上記各種ボタン、キー34を押したときに発生するスイッチング信号を入力する入力回路37とが接続されている。
さらに、CPU21には、カラオケ装置10の装置筺体11に設けられた受光部38を介して上記リモコン装置60の通信制御部(図示省略)と赤外通信により情報受信するための変換回路39が接続されている。なお、リモコン装置60は、カラオケシステム1における専用の機器として構成してもよいが、同等の機能構成を有するスマートフォン等の携帯端末を利用してもよい。この場合には、あらかじめ当該携帯端末にリモコン装置60と同等の機能を実現するアプリケーションプログラムをインストールしておく必要がある。
<動画表示サービス>
上記構成のカラオケシステム1において、カラオケ装置10によりカラオケ楽曲が再生されると、それに連動して対応する背景映像及び歌詞が上記メインディスプレイ16Aに表示され、ユーザは当該表示を見ながらマイクロフォン18を用いて歌唱を楽しむことができる。このとき、本実施形態では、上記携帯端末30に予め記憶されたユーザの所望の動画をカラオケ装置10に送信し、上記カラオケ楽曲の再生時に、上記背景映像に代えて、その送信した動画をメインディスプレイ16Aに表示させることができる。
しかしながら、送信しようとするタイミングによっては、たまたまメインディスプレイ16A側において上記動画を再生不可能な状態である場合がある。すなわち、カラオケ装置10において再生される多数のカラオケ楽曲の中には、事前の取り決めにより、カラオケ楽曲の再生と対応する背景映像の表示とが予め一体不可分に連動しているもの(すなわち背景映像の表示をカラオケ楽曲の再生と分離して行うことができないもの)が含まれる場合がある。このような背景分離禁止曲の場合には、せっかくユーザが上記動画をカラオケ装置10に送信したとしても、そのままでは当該動画を表示させることができず、不便である。
<本実施形態の動画表示手法>
そこで、本実施形態では、上記背景分離禁止曲が再生されている場合には、通常とは異なる表示制御手法により、背景分離禁止曲に対し一体不可分とされている背景映像の表示は維持しつつ、上記ユーザから送信された動画の表示も併せて行う。以下、その手法の詳細図3〜図5を用いて説明する。
<背景分離許容曲の場合の表示>
まず、上記背景分離禁止曲とは異なり、楽曲の再生と対応する背景映像の表示とが分離可能であって当該背景映像と異なる映像を再生可能であるカラオケ楽曲(以下適宜、「背景分離許容曲」と称する)の場合の表示態様を図3により説明する。
例えば図3(a)に、上記背景分離許容曲の再生時における上記メインディスプレイ16Aの表示例を示す。この例では、メインディスプレイ16Aに、上記背景分離許容曲に対応づけられた背景映像M1(家族連れのドライブ風景)が、「道路は続くよ どこまでも ランランラン」の歌詞L1とともに表示されている。このような表示中に、例えば上記操作端末30からユーザの所望の動画D1を転送すると、図3(b)に示すように、上記メインディスプレイ16Aにおいて、上記背景映像M1に差し代わる形で、上記動画D1が上記歌詞L1とともに表示される。
<背景分離禁止曲の場合の表示>
次に、図4(a)に、上記背景分離禁止曲の再生時における上記メインディスプレイ16Aの表示例を示す。この例では、メインディスプレイ16Aに、上記背景分離禁止曲に対応づけられた背景映像M2(男性ミュージシャンのライブでの歌唱風景)が、「忘れて 君の涙は もう見たくない」の歌詞とともに表示される(図示の煩雑防止のために歌詞は図示省略)。このような表示中に、例えば上記操作端末30からユーザの所望の動画D1を転送すると、(上記図3の例とは異なり)背景分離禁止曲であることに対応して、図4(b)に示すように、上記メインディスプレイ16Aに表示された背景映像M2はそのまま維持しつつ、サブディスプレイ16Bに上記動画D1が表示される。
<他の表示態様>
なお、上記ではサブディスプレイ16Bに動画D1を表示したが、これに限られない。すなわち、ユーザの選択(後述)に応じて、図5に示すように、メインディスプレイ16Aに表示された背景映像M2はそのまま維持しつつ、上記リモコン装置60の適宜の表示領域(例えば、後述の図9に示す予約画面61A中の適宜の領域や当該予約画面61Aへの割り込みウィンドウ等。端末ディスプレイに相当)に上記動画D1を表示することもできる。
<処理の流れの詳細>
上記の手法を実現するために、上記操作端末30、カラオケ装置10、メインディスプレイ16A、サブディスプレイ16B、及びリモコン装置60が協働して実行する処理の流れを、図6のシーケンス図に示す。なお、図示のシーケンスは、操作端末30に備えられた上記ROM・RAM・EEPROM等に記憶された制御プログラム(動画表示制御プログラム)が操作端末30の上記CPUで実行され、カラオケ装置10の上記ROM23に記憶された制御プログラムが上記CPU21で実行され、さらにリモコン装置60に備えられたROM・RAM・EEPROM等(図示省略)に記憶された制御プログラムがリモコン装置60のCPU(図示省略)で実行されることによって、行われる。
図6において、まずステップSB1でカラオケ装置10において(既に予約済みであった)カラオケ楽曲の再生が開始されると、これに連動してステップSC1においてメインディスプレイ16Aにおいて対応する背景映像(上記の例では背景映像M1又はM2)の表示が開始される。
この再生・表示中に、ユーザが、上記操作端末30に備えられた適宜の操作手段(操作ボタン又は表示部31に表示された画面上のボタン等。後述のボタン31a〜cも参照)を操作することにより、操作端末30の上記EEPROM等に記憶した所望の動画(上記の例では動画D1)の再生を希望するリクエスト(再生要求に相当)をカラオケ装置10に送信する(ステップSA1)。この手順が各請求項記載のアドレス送信手順に相当する。なお、このリクエストには、当該操作端末30のアドレス情報(例えば、操作端末30のIPアドレス、及び、上記動画の操作端末内の格納箇所を表すパス)が含まれている。上記リクエストは、カラオケ装置10(詳細には上記CPU21。以下同様)によって受け付けられる。この手順が各請求項記載のアドレス受付手順に相当し、この手順を実行するCPU21がアドレス受付手段として機能する。
その後、再生中のカラオケ楽曲が上記背景分離禁止曲であるか、上記背景分離許容曲であるか否かが、カラオケ装置10によって判定される(ステップSB2)。各カラオケ楽曲が上記2つのいずれに該当するかは、予め決定され、カラオケ装置10の適宜の箇所に記憶されている。なお、このステップSB2が各請求項記載の判定手順に相当し、この手順を実行するCPU21が判定手段として機能する。
再生中のカラオケ楽曲が前述したような背景分離禁止曲であった場合は、ステップSB2の判定が満たされ、カラオケ装置10から操作端末30へ、「背景分離禁止曲の再生中である」旨の通知が出力される(ステップSB3)。その後、前述のようにして動画の表示を行うための準備処理として、上記リモコン装置60に対し(当該カラオケ装置10と)正しく接続されている状態であるかの問い合わせが行われ、その回答が受信される(ステップSB4)。同様に、上記サブディスプレイ16Bに対し(当該カラオケ装置10と)正しく接続されている状態であるかの問い合わせが行われ、その回答が受信される(ステップSB5)。これにより、例えばリモコン装置60の上記表示領域やサブディスプレイ16Bが後に送信されてくる動画の表示先として使用できるか否かの確認(言い換えれば動画の表示先としてどこが使用できるかの特定)が行われる。これらステップSB4,SB5を実行するCPU21が各請求項記載の特定手段として機能する。これらの問い合わせ結果は集計されて、カラオケ装置10から操作端末30へと送信される(ステップSB7)。
なお、上記のカラオケ装置10から、サブディスプレイ16Bへの接続の問い合わせと回答(ステップSB5)は、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)で接続されていれば、EDID(Extended Display Identification Data)の取得や、HDMI(登録商標)で規定されるCECコマンドにより、サブディスプレイ16Bが操作端末30からの動画の表示先として使用できるか確認すればよい。
また、リモコン装置60がLAN(有線、又は無線LAN)によってカラオケ装置10と接続されているのであれば、ステップSB4は、リモコン装置60を識別する情報(IPアドレス、MACアドレスや製造番号など)の問い合わせと回答により、リモコン装置60の表示領域の種類を特定し、操作端末30からの動画の表示先として使用できるかを確認すればよい。
操作端末30は、上記送信されてきた上記問い合わせ結果に基づき、その問い合わせ結果において動画表示可能となっている(正しくカラオケ装置10と接続されている)ものを選択可能に一覧表示する(ステップSA2)。図7に、操作端末30の表示部31(表示手段に相当)において表示されたユーザ選択画面31Aを示す。このユーザ選択画面31Aの例では、上記サブディスプレイ16Bへの問い合わせ(上記ステップSB5参照)、上記リモコン装置60への問い合わせ(上記ステップSB4参照)、において、それらすべてが「動画表示可能」との回答を送信してきた場合に対応している。すなわち、上記動画の表示先候補を表す、「サブディスプレイ」ボタン31bと、「リモコン」ボタン31cと、の3つのボタンが、「現在、背景分離禁止曲の再生中です。動画をどこで表示しますか?」のメッセージ31dとともに、表示されている。
図6に戻り、ユーザが動画をどこに表示させたいかに対応して、上記ボタン31b,31cのいずれか1つを選択して操作すると、その操作選択結果が、カラオケ装置10へと送信され、カラオケ装置10により受け付けられる(ステップSA3)。なお、この手順を実行するCPU21が各請求項記載の選択受付手段として機能する。
その後、上記ステップSA3で受け付けた選択結果でユーザが「サブディスプレイ」ボタン31bを選択操作していた場合は、カラオケ装置10において、ステップSB10の判定が満たされる(SB10:Yes)。これに応じて、上記ステップSA1で受信した上記アドレス情報(操作端末30のIPアドレス及び動画のパスを含む)が、カラオケ装置10からサブディスプレイ16Bへと送信される(ステップSB11)。そして、サブディスプレイ16Bが、上記ステップSB11で取得した上記アドレス情報を用いて動画取得要求を操作端末30へと送信し、この動画取得要求が操作端末において受信される(ステップSD1)。なお、この手順が各請求項記載の要求受信手順に相当する。そして、これに応じて、操作端末30に記憶されていた所望の動画データ(動画D1)が、操作端末30から(カラオケ装置10を介すことなく)サブディスプレイ16Bへと送信される(ステップSA5)。なお、この手順が各請求項記載の動画送信手順に相当する。この結果、サブディスプレイ16Bにおいて、上記動画(前述の例では動画D1。図4(b)参照)の表示が開始される(ステップSD1)。なおこのとき、メインディスプレイ16Aでは、上記ステップSC1で開始されている背景分離禁止曲に対応した背景映像(上記の例では背景映像M2)の表示が引き続き行われることとなる。
さらに、上記ステップSA3で受け付けた選択結果でユーザが「リモコン」ボタン31cを選択操作していた場合は、カラオケ装置10において、ステップSB10の判定が満たされずにステップSB12の判定が満たされる(SB12:Yes)。これに応じて、上記ステップSA1で受信した上記アドレス情報(上記IPアドレス及び上記パスを含む)が、カラオケ装置10からリモコン装置60へと送信される(ステップSB13)。そして、リモコン装置60が、上記ステップSB13で取得した上記アドレス情報を用いて動画取得要求を操作端末30へと送信し、この動画取得要求が操作端末において受信される(ステップSE1)。なお、この手順も各請求項記載の要求受信手順に相当する。そして、これに応じて、操作端末30に記憶されていた所望の動画データ(動画D1)が、操作端末30から(カラオケ装置10を介すことなく)リモコン装置60へと送信される(ステップSA7)。なお、この手順も各請求項記載の動画送信手順に相当する。この結果、リモコン装置60において、上記動画(前述の例では動画D1。図5参照)の表示が開始される(ステップSE2)。なお上記同様、このとき、メインディスプレイ16Aでは、上記同様、上記ステップSC1で開始されている背景分離禁止曲に対応した背景映像(上記の例では背景映像M2)の表示が引き続き行われることとなる。
一方、前述のステップSB2において、再生中のカラオケ楽曲が上記背景分離禁止曲でなく上記背景分離許容曲であった場合は、ステップSB2の判定が満たされず、(上記ステップSB3,SB4,SB5,SB7,SA2,SA3,SB10,SB11,SD1,SA5,SD2,SB12,SB13,SE1,SA7,SE2等は実行されることなく)カラオケ装置10が、上記ステップSA1で取得した上記アドレス情報を用いて動画取得要求を操作端末30へと送信し、この動画取得要求が操作端末において受信される(ステップSB14)。そして、これに応じて、操作端末30に記憶されていた所望の動画データ(動画D1)が、操作端末30からカラオケ装置10へと送信され(ステップSA8)、さらにカラオケ装置10から上記ケーブルCを介してメインディスプレイ16Aへ出力される(ステップSB15)。この結果、メインディスプレイ16Aは、この時点まで上記カラオケ楽曲の再生と共に表示していた背景分離許容曲の背景映像(前述の例では背景映像M1。図3(a)参照)の表示に代えて、動画(前述の例では動画D1。図3(b)参照)の表示へと切り替える(ステップSC3)。なお、上記ステップSB2,SB10,SB11,SB12,SB13,SB14,SB15が、各請求項記載の制御手順に相当し、これらを実行するCPU21が制御手段として機能する。
以上説明したように、この第1実施形態においては、カラオケ楽曲の再生中にユーザが所望の動画の再生リクエストを行うことで、上記再生中のカラオケ楽曲が背景分離禁止曲であるか背景分離許容曲であるかが判定される(ステップSB2)。背景分離許容曲である場合には、その時点でメインディスプレイ16Aに表示されている背景映像M1に代え、取得されたユーザの所望の動画D1が表示される。
一方、上記背景分離禁止曲の場合には、既に表示されている背景映像M2を維持しつつ、サブディスプレイ16B若しくはリモコン装置60において、上記取得された動画D1が表示される。これにより、再生するカラオケ楽曲が背景分離許容曲であっても背景分離禁止曲であっても、ユーザは、自らが所望する動画D1を表示させて楽しむことができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
このとき特に、上記背景分離禁止曲であった場合に、サブディスプレイ16B又はリモコン装置60が上記アドレス情報を用いて操作端末30にアクセスし、直接操作端末30から動画を取得する。これにより、操作端末30からの動画をカラオケ装置10がいったん受け取った後にさらにサブディスプレイ16B又はリモコン装置60に転送する場合に比べ、動画を送受するのに必要な通信時間を短くすることができる。この結果、動画表示において遅延が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では特に、動画D1を表示できる表示先として、サブディスプレイ16B、リモコン装置60の上記表示領域、のいずれを使用できるかが特定される(ステップSB4,SB5参照)。これにより、上記のようにしてユーザの所望の動画D1を表示させる際に、どの表示先が使用できるかを特定することができる。
また、本実施形態では特に、動画D1を表示する表示先を、ボタン操作によりユーザが選択可能である(図7、ステップSA2参照)。これにより、上記のようにしてユーザの所望の動画D1を表示させる表示先の候補が複数あった場合に、どの表示先を使用するかをユーザが選択することができる。
次に、本発明の第2実施形態を、図8〜図10により説明する。本実施形態は、上記第1実施形態にてカラオケ楽曲の再生中(すなわちカラオケ楽曲の再生開始後)にユーザの所望の動画の転送と表示先の選択とを行ったのに代え、カラオケ楽曲の予約時(すなわちカラオケ楽曲の再生開始前)に上記動画転送及び表示先選択を行う実施形態である。第1実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜、説明を省略又は簡略化する。
本実施形態において、上記操作端末30、カラオケ装置10、メインディスプレイ16A、サブディスプレイ16B、及びリモコン装置60が協働して実行する処理の流れを、上記図6に対応する図8のシーケンス図に示す。なお、図示のシーケンスは、上記第1実施形態と同様、操作端末30に備えられたROM・RAM・EEPROM等(図示省略)に記憶された制御プログラムが操作端末30のCPU(図示省略)で実行され、カラオケ装置10の上記ROM23に記憶された制御プログラムが上記CPU21で実行され、さらにリモコン装置60に備えられたROM・RAM・EEPROM等(図示省略)に記憶された制御プログラムがリモコン装置60のCPU(図示省略)で実行されることによって、行われる。
図8において、まず、上記第1実施形態と同様のステップSA1において、ユーザが、上記操作端末30に備えられた適宜の操作手段を操作することにより、操作端末30の上記EEPROM等に記憶した所望の動画(上記の例では動画D1)の再生を希望するリクエスト(再生要求に相当)をカラオケ装置10に送信する。上記同様、この手順が各請求項記載のアドレス送信手順に相当する。上記リクエストは、カラオケ装置10によって受け付けられる。上記同様、この手順が各請求項記載のアドレス受付手順に相当し、この手順を実行するCPU21がアドレス受付手段として機能する。
その後、上記図6と同様のステップSB14で、カラオケ装置10が、上記ステップSA1で取得した上記アドレス情報を用いて動画取得要求を操作端末30へと送信し(ステップSB14)、これに応じて、操作端末30に記憶されていた所望の動画データ(動画D1)がカラオケ装置10へと送信され(ステップSA8)、さらにメインディスプレイ16Aへ出力される(ステップSB15)。この結果、メインディスプレイ16Aは、この後のカラオケ楽曲の再生と共に表示する背景映像として、上記動画(前述の例では動画D1。図3(b)参照)を表示するよう、セットされる(ステップSC4′)。
このとき、リモコン装置60において、操作者による適宜の操作によりカラオケ楽曲の検索及び選曲が行われ、予約操作がなされる(ステップSE3)。図9に、リモコン装置60の表示部61において表示された予約画面61Aを示す。この予約画面61Aの例では、「君を感じて/桝田博」「瑠璃色の街/高坂誠」「忘れて〜君の涙は見たくない〜/山村登」「夢をふたりで/芦野牧子」の4曲が、選択可能なボタン61a,61b,61c,61dとして一覧表示され、またそれらの右下には選択後の予約操作用の「送信して予約」ボタン61eが設けられている。例えば上記ボタン61a,61b,61c,61dのいずれかを操作して1曲を選択状態にした後、ボタン61eを操作することで、当該選択曲の予約操作がなされる。
図8に戻り、このようにして行われた予約内容が、カラオケ装置10へと送信され、受け付けられる(ステップSE4)。
その後、リモコン装置60から、前述のサブディスプレイ16B、リモコン装置60への接続確認(接続情報の取得)を依頼するための接続情報リクエストが、カラオケ装置10へと送信され、受け付けられる(ステップSE5)。
上記の後、カラオケ装置10において、上記図6と同様のステップSB2において、選曲されたカラオケ楽曲が上記背景分離禁止曲であるか、上記背景分離許容曲であるか否かが、判定される。
予約されたカラオケ楽曲が前述したような背景分離禁止曲であった場合は、ステップSB2の判定が満たされ、上記図6と同様のステップSB4,SB5において、上記リモコン装置60、上記サブディスプレイ16Bに対し(当該カラオケ装置10と)正しく接続されている状態であるかの問い合わせが行われ、その回答が受信される。
その後、上記図6のステップSB7と同様、上記ステップSB4,SB5の問い合わせ結果が集計されて、カラオケ装置10からリモコン装置60へと送信される(ステップSB7′)。リモコン装置60は、上記送信されてきた上記問い合わせ結果に基づき、その問い合わせ結果において動画表示可能となっている(正しくカラオケ装置10と接続されている)ものを、割り込みウィンドウW(後述の図10参照)の形で選択可能に一覧表示する(ステップSE6)。
図10に、リモコン装置60の上記表示部61の上記予約画面61Aに割り込み表示された上記ウィンドウWを示す。この例では、前述の図9の予約画面61Aで選択された「忘れて〜君の涙は見たくない〜/山村登」の曲が上記背景分離禁止曲であった場合を示しており、上記サブディスプレイ16B、上記リモコン装置60への問い合わせにおいて、それらすべてが「動画表示可能」との回答している。すなわち、ウィンドウW中に、上記動画の表示先候補を表す、「サブディスプレイ」ボタン61Bと、「リモコン」ボタン61Cと、の2つのボタンが、「この曲は、背景分離禁止曲です。動画をどこで表示しますか?」のメッセージ61Dとともに、表示されている。
図8に戻り、ユーザが動画をどこに表示させたいかに対応して、上記ボタン61B,61Cのいずれか1つを選択して操作すると、その操作選択結果が、カラオケ装置10へと送信され、カラオケ装置10により受け付けられる(ステップSE7)。
その後、カラオケ装置10から、メインディスプレイ16Aに対し、背景映像セット通知(背景映像自体のデータも含む)が送信される(ステップSB16)。この結果、メインディスプレイ16Aは、前述のステップSC4′でセットされていた上記動画D1のみの表示設定をクリアし、それに代えて、背景映像(前述の例では背景映像M2。図5参照)を行うよう、セット替えされる(ステップSC1′)。
その後、上記ステップSE7で受け付けた選択結果でユーザが「サブディスプレイ」ボタン61Bを選択操作していた場合は、上記図6と同様のステップSB10の判定が満たされ(SB10:Yes)、同様のステップSB11,SD1を経て、上記ステップSA5で動画データ(動画D1)が、サブディスプレイ16Bへと送信される。この結果、サブディスプレイ16Bにおいて、上記動画(前述の例では動画D1。図4(b)参照)の表示が行われるよう、セットされる(ステップSD2′)。なお、このセット後は、セット完了報告が、サブディスプレイ16Bから送信され、カラオケ装置10において受信される(ステップSD3)。この手順を実行するサブディスプレイ16Bが各請求項記載の通知制御手段として機能する。
また、上記ステップSE7で受け付けた選択結果でユーザが「リモコン」ボタン61Cを選択操作していた場合は、上記図6と同様のステップSB12の判定が満たされ(SB12:Yes)、同様のステップSB13,SE1を経て、上記ステップSA7で動画データ(動画D1)が、リモコン装置60へと送信される。この結果、リモコン装置60において、上記動画(前述の例では動画D1。図5参照)の表示が行われるよう、セットされる(ステップSE2′)。なお、このセット後は、セット完了報告が、リモコン装置60から送信され、カラオケ装置10において受信される(ステップSE8)。この手順を実行するリモコン装置60のCPUも各請求項記載の通知制御手段として機能する。
なお、上記ステップSB12の判定も満たされない場合(すなわち上記ステップSE7で受け付けた選択結果でユーザが「サブディスプレイ」ボタン61B、「リモコン」ボタン61Cのいずれも選択操作していない場合は、ステップSB12の判定が満たされずステップSB7′に戻り、いずれかのボタンを操作するまで、ステップSB7′→ステップSE7→ステップSB16→ステップSB10→ステップSB12→・・が繰り返される(すなわち後述するカラオケ楽曲再生が始まらない)こととなる。また、図示を省略しているが、ステップSB10の判定が満たされてステップSB11,SD1,SA5,SD3が実行された場合には、ステップSB12はスキップされ、そのままステップSB1が実行される。
一方、前述のステップSB2において、予約されたカラオケ楽曲が上記背景分離禁止曲でなく上記背景分離許容曲であった場合は、ステップSB2の判定が満たされず、(上記ステップSB4,SB5,SB7′,SE7,SB16,SB10,SB11,SD1,SA5,SD3,SB12,SB13,SE1,SA7,SE8等を経ることなく)、上記ステップSC4′でのメインディスプレイ16Aでの動画D1の表示のセットのままとなる。
以上のようにして、メインディスプレイ16A(及び、ユーザ選択に応じサブディスプレイ16B又はリモコン16Cのいずれか)の表示設定が終了した状態で、カラオケ装置10において、図6と同様のステップSB1において、カラオケ楽曲の再生が開始されると、これに連動してステップSM1においてメインディスプレイ16A(及び、ユーザ選択に応じサブディスプレイ16B又はリモコン16Cのいずれか)において、この時点で設定済みの映像の表示が開始される。
以上のように構成したこの第2実施形態においても、前述の第1実施形態と同様の効果を得る。すなわち、リモコン装置60においてユーザがカラオケ楽曲の予約を行ったとき、当該カラオケ楽曲が背景分離禁止曲であるか背景分離許容曲であるかが判定される(ステップSB2)。背景分離許容曲である場合には、カラオケ楽曲の再生開始時に、取得されたユーザの所望の動画D1が表示されるよう、セットが行われる(ステップSC4′)。
一方、上記背景分離禁止曲の場合には、既に表示されている背景映像M2を維持しつつ、サブディスプレイ16B若しくはリモコン装置60の上記表示領域において、上記取得された動画D1が表示されるよう、セットがなされる(ステップSC1′,SD2′,SE2′)。これにより、上記第1実施形態と同様、再生するカラオケ楽曲が背景分離許容曲であっても背景分離禁止曲であっても、ユーザは、自らが所望する動画D1を表示させて楽しむことができる。この結果、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様、上記背景分離禁止曲であった場合に、サブディスプレイ16B又はリモコン装置60が上記アドレス情報を用いて操作端末30にアクセスし、直接操作端末30から動画を取得する。これにより、動画を送受するのに必要な通信時間を短くすることができる。この結果、動画表示において遅延が生じるのを抑制することができる。
また、本実施形態では特に、サブディスプレイ16B又はリモコン装置60は、上記背景分離禁止曲であった場合に、操作端末30から動画データ(動画D1)を取得した後、その取得した旨をカラオケ装置10に通知する(ステップSD3,SE8参照)。これにより、カラオケ楽曲の再生前に(言い替えればカラオケ楽曲の予約完了後に)操作端末30のアドレス情報が受け付けられ、そのアドレス情報を用いてサブディスプレイ16A又はリモコン装置60による動画データ(動画D1)の取得が完了したとき、その旨がカラオケ装置10に通知される。この結果、サブディスプレイ16A又はリモコン装置60による動画の再生と連携して、カラオケ装置10におけるカラオケ楽曲の再生を開始することができる(ステップSB1参照)。
また、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様、上記のようにしてユーザの所望の動画を表示させる際に、どの表示先が使用できるかを特定することができる。
また、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様、ユーザの所望の動画を表示させる表示先の候補が複数あった場合に、どの表示先を使用するかをユーザが選択することができる。特に、その選択をしない限り、背景分離禁止曲であるカラオケ楽曲を再生できないようにすることができる(ステップSB12参照)。
なお、本発明は、上記2つの実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)操作端末でカラオケ装置の制御処理を行う場合
以上においては、操作端末30に設けられた上記操作手段を適宜に操作することにより、カラオケ装置10に対し、動画(上記の例では動画D1)の再生を希望するリクエストを送信可能であった。しかしながら、このリクエスト送信機能に限られず、操作端末30側からカラオケ装置10に対する制御処理(カラオケ楽曲の再生時における早送り、巻き戻し、拍手、ピッチコントロール、テンポコントロール、再生中断等のトリックプレイ操作や、その他の操作系処理を含む)を行えるようにしてもよい。この場合、上記操作手段を介した操作に対応した制御指令が生成され、その制御指令が上記通信制御部を介しカラオケ装置10に送信される(各請求項記載の指令送信手順に相当)ことで、上記トリックプレイ操作が実行される。
また、操作端末30(例えばいわゆるスマートフォン)から背景付き楽曲予約をした際に、それを開始時に背景分離禁止状態であった場合(カラオケ装置10は自身の楽曲を制御するから、予約時には背景分離禁止曲かどうかは判る)は、サブディスプレイ16Bが動画D1を取得した確認の回答を受信まで、カラオケ装置10は、再生を開始せずに待機状態とし、動画D1を取得した確認後に、再生を開始してもよい。
この場合は、動画D1の再生と楽曲の演奏の開始ズレを小さくすることができる。
(2)メインディスプレイで動画再生不可能となる他の場合
以上においては、メインディスプレイ16Aが動画再生不可能な状態である一例として、カラオケ装置10で再生されるカラオケ楽曲が背景分離禁止曲であった場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、メインディスプレイ16Aにおいて各種設定画面を表示中であった場合や、あるいは、ギタナビ・モデル採点ムービー等、背景映像を使用するアプリケーションが実行されていた場合等もある。これらの場合においても、上記の手法を適用することにより、同様の効果を得る。
(3)その他
なお、以上において、図6、図8等に示すシーケンスは本発明を図示の手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 カラオケシステム
10 カラオケ装置
16A メインディスプレイ
16B サブディスプレイ
19 ミキシング回路(楽曲再生手段)
20 スピーカ(楽曲再生手段)
21 CPU
28 MIDI音源接続ボード(楽曲再生手段)
29 音声制御回路(楽曲再生手段)
30 操作端末
60 リモコン装置(予約端末)
D1 動画
M1 背景映像
M2 背景映像

Claims (8)

  1. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置と、
    前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイと、
    前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイと、
    端末ディスプレイを備え、前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末と、
    所望の動画を記憶した操作端末と、
    を有するカラオケシステムであって、
    前記カラオケ装置は、
    前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手段と、
    前記アドレス受付手段により前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記メインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手段と、
    を有し、
    前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、
    前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合に、前記制御手段によって通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行う
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1記載のカラオケシステムにおいて、
    前記判定手段は、
    前記再生中若しくは再生前である前記カラオケ楽曲が特定の背景分離禁止曲であるかそれ以外の背景分離許容曲であるかを判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段により前記背景分離許容曲であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合には、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知し、
    前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、
    前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記制御手段によって通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行う
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項2記載のカラオケシステムにおいて、
    前記アドレス受付手段は、
    前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付け、
    前記判定手段は、
    再生前である前記カラオケ楽曲が前記背景分離禁止曲であるか前記背景分離許容曲であるかを判定し、
    前記サブディスプレイ又は前記予約端末は、
    前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記操作端末から前記動画を取得した後、その取得した旨を前記カラオケ装置に通知する、通知制御手段
    を有する
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  4. 請求項2又は請求項3記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ装置は、
    前記判定手段により前記背景分離禁止曲であると判定された場合に、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイのいずれにおいて前記動画を再生できるかを特定する特定手段を有する
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  5. 請求項4記載のカラオケシステムにおいて、
    前記カラオケ装置は、
    前記特定手段の特定結果に基づく、前記サブディスプレイ若しくは前記端末ディスプレイのいずれを使用するかのユーザの選択を受け付ける選択受付手段を有する
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  6. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、
    前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、所望の動画を記憶した操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手段と、
    前記アドレス受付手段により前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手段により前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイ又は前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末に備えられた端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手段と、
    を有する
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  7. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置と、前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示可能なメインディスプレイと、前記メインディスプレイとは別に設けられたサブディスプレイと、端末ディスプレイを備え、前記カラオケ楽曲の再生予約をする予約端末と、所望の動画を記憶した操作端末と、を有するカラオケシステムが実行する動画表示方法であって、
    前記カラオケ装置が、
    前記楽曲再生手段による前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を受け付けるアドレス受付手順と、
    前記アドレス受付手順で前記アドレス情報が受け付けられた場合に、前記メインディスプレイが前記動画を再生可能な状態であるか否かを判定する判定手順と、
    前記判定手順で前記再生可能な状態であると判定された場合には、前記操作端末から前記動画を取得しその取得した動画を表示するように前記メインディスプレイを制御するとともに、前記判定手順で前記再生可能な状態ではないと判定された場合には、前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイが前記動画を取得可能となるように、前記アドレス情報を前記サブディスプレイ又は前記予約端末に通知する、制御手順と、
    を実行し、
    前記サブディスプレイ又は前記端末ディスプレイは、
    前記判定手順で前記再生可能な状態ではないと判定された場合に、前記制御手順で通知された前記アドレス情報を用いて前記操作端末から前記動画を取得し、当該動画の表示を行う
    ことを特徴とする動画表示方法。
  8. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を備えたカラオケ装置に対し通信可能に接続され、操作手段と、所望の動画を記憶した記憶手段と、表示手段と、通信手段と、制御手段と、を有する操作端末の前記制御手段に対し、
    前記楽曲再生手段における前記カラオケ楽曲の再生中若しくは再生前に、前記操作端末のアドレス情報を前記通信手段を介し前記カラオケ装置に送信するアドレス送信手順と、
    前記アドレス送信手順で前記アドレス情報を送信した後、前記カラオケ楽曲の再生と連動して対応する背景映像を表示するメインディスプレイとは別に設けられる、前記動画を表示するためのサブディスプレイ又は予約端末から、動画送信要求を受信する要求受信手順と、
    前記要求受信手順で前記動画送信要求を受信した後、前記記憶手段に記憶された前記動画を前記通信手段を介し前記サブディスプレイ又は前記予約端末に送信する動画送信手順と、
    前記操作手段の操作に対応して前記カラオケ装置の制御処理を行うための制御指令を、前記通信手段を介し前記カラオケ装置に送信する指令送信手順と、
    を実行させるための、動画表示制御プログラム。
JP2015171445A 2015-08-31 2015-08-31 カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム Active JP6562302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171445A JP6562302B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171445A JP6562302B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017049370A JP2017049370A (ja) 2017-03-09
JP6562302B2 true JP6562302B2 (ja) 2019-08-21

Family

ID=58279352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015171445A Active JP6562302B2 (ja) 2015-08-31 2015-08-31 カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6562302B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210037891A (ko) 2019-09-30 2021-04-07 주식회사 포리얼 마스크 콘텐츠를 이용한 노래방 시스템 및 노래방 서비스 제공 방법
KR20230007066A (ko) 2021-07-05 2023-01-12 주식회사 포리얼 노래방 서비스 제공 시스템 및 그 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210037891A (ko) 2019-09-30 2021-04-07 주식회사 포리얼 마스크 콘텐츠를 이용한 노래방 시스템 및 노래방 서비스 제공 방법
KR20230007066A (ko) 2021-07-05 2023-01-12 주식회사 포리얼 노래방 서비스 제공 시스템 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017049370A (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4500730B2 (ja) カラオケ装置及び電子早見本装置
JP6562302B2 (ja) カラオケシステム、カラオケ装置、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム
JP5311071B2 (ja) 楽曲再生装置及び楽曲再生プログラム
JP6443205B2 (ja) コンテンツ再生システム、コンテンツ再生装置、コンテンツ関連情報配信装置、コンテンツ再生方法、及びコンテンツ再生プログラム
JP6533108B2 (ja) カラオケ楽曲演奏時における背景映像対応システム
JP6785169B2 (ja) カラオケ装置、リモコン装置
JP6601615B2 (ja) 動画処理システム、動画処理プログラム、及び、携帯端末
JP6579482B2 (ja) カラオケシステム、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム
JP2007199417A (ja) カラオケ装置及びカラオケシステム
JP2007094244A (ja) カラオケシステム
JP6579483B2 (ja) カラオケシステム、動画表示方法、及び、動画表示制御プログラム
JP5224509B2 (ja) カラオケホスト装置、カラオケ録画システム
JP2006012257A (ja) 楽曲選択装置、楽曲選択システム、及び楽曲選択方法
JP2017063392A (ja) 映像処理装置及び映像処理システム
JP5349171B2 (ja) 演奏条件設定機能付きカラオケシステム
JP6543897B2 (ja) 楽曲再生装置、および楽曲再生プログラム。
JP5224508B2 (ja) カラオケ録画装置
JP4456566B2 (ja) カラオケ装置
JP6910737B2 (ja) オーディオ装置
JP4468321B2 (ja) カラオケ装置
JP3811765B2 (ja) ゲーム装置、ゲーム装置の制御方法及びプログラム
JP4881747B2 (ja) カラオケシステム
JP2008139374A (ja) 歌唱者映像録画カラオケシステム
JP5674408B2 (ja) カラオケ歌詞文字サイズ制御システム
JP6343921B2 (ja) プログラム及び楽音発生制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6562302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150