JP2007178806A - 粉体収容容器 - Google Patents

粉体収容容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007178806A
JP2007178806A JP2005378492A JP2005378492A JP2007178806A JP 2007178806 A JP2007178806 A JP 2007178806A JP 2005378492 A JP2005378492 A JP 2005378492A JP 2005378492 A JP2005378492 A JP 2005378492A JP 2007178806 A JP2007178806 A JP 2007178806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
toner
seal member
developing device
elastic deformation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005378492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Tanda
哲夫 丹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005378492A priority Critical patent/JP2007178806A/ja
Publication of JP2007178806A publication Critical patent/JP2007178806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】粉体搬送部材がシール部材を通って粉体収容容器内に進入するときに粉体収容容器内に粉体を搬送する際の効率が悪くなるのを防止できる。
【解決手段】開口を有するトナー補給パイプ13が挿脱され、トナー補給パイプ13の開口から内部にトナーが供給される現像器4Y,4M,4C,4Bであって、トナー補給部4fを有しトナーを収容可能な現像器本体4aと、現像器本体4aのトナー補給部4fから外部へのトナーの漏れを防止するために現像器本体4aのトナー補給部4fに装着され、トナー補給パイプ13が挿脱される弾性変形可能な挿脱部41aを有するシール部材4eと、シール部材4eがトナー補給パイプ13の挿脱時にトナー補給パイプ13の開口を塞がないようにシール部材4eの弾性変形を規制する弾性変形規制部材30とを備えた現像器4Y,4M,4C,4B。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉体収容容器、特に、粉体を搬送可能な粉体搬送部材が挿脱される粉体収容容器に関する。
粉体を搬送可能な粉体搬送部材が挿脱される粉体収容容器としては、例えばカラープリンタや複写機などの画像形成装置に用いられる現像器がある。現像器は、画像を形成するためのトナーが内部に収容されており、画像形成によってトナーが減少すると現像器の外部に設けられたトナー収容部からトナーが補給される。トナー補給の際には現像器の外部から補給部材を現像器内に挿入してトナー収容部からトナーを補給する。このような現像器では、トナーを補給する際にトナーが外部に漏れないようにするために、トナー補給を行う部分にスリットの入ったシール部材が設けられている。
特開平5−46023号公報
特許文献1に記載の現像器では、トナー補給部材の先端はシール部材を通って現像器内に進入しやすいように円錐状に形成されており、円錐状の部分の側面にトナーを供給するための開口部が設けられている。トナー補給部材が現像器に設けられたシール部材を通って現像器内に進入してトナー補給を行う際に、シール部材が、トナー補給部材によって弾性変形させられ現像器内に引きずり込まれてトナー補給部材の開口部を覆ってしまう場合がある(従来のシール部材が設けられた現像器にトナー補給部材を挿入している際の現像器等の概略断面図である図6参照)。この場合には、トナー補給量が減少し、トナー補給効率が悪くなる。
このような現象は、画像形成装置の現像器に限られず、粉体を外部から供給する場合に生じるものである。
本発明の課題は、粉体搬送部材がシール部材を通って粉体収容容器内に進入するときに粉体収容容器内に粉体を搬送する際の効率が悪くなるのを防止することにある。
請求項1に係る粉体収容容器は、粉体搬送口を有する粉体搬送部材が挿脱される粉体収容容器であって、ハウジングと、シール部材と、弾性変形規制部材とを備えている。ハウジングは粉体搬送口を有し粉体を収容可能である。シール部材は、ハウジングの粉体補給部に装着され、粉体搬送部材が挿脱可能である。弾性変形規制部材は粉体搬送部材の挿脱によりシール部材に生じる弾性変形を規制する。
この粉体収容容器では、粉体搬送部材によってハウジング内に粉体が搬送される場合に、粉体搬送部材がシール部材を通ってハウジング内に進入する。このとき、シール部材は粉体搬送部材によって摩擦力を受ける。シール部材は、この摩擦力によって弾性変形しようとするが、弾性変形規制部材によって弾性変形するのを規制されているために変形量が少なくなる。また、粉体搬送部材によって粉体収容容器に粉体が搬送される際に、弾性変形規制部材によってシール部材の弾性変形が規制され、シール部材の一部が粉体搬送部材によって粉体収容容器内に引きずり込まれるのを防止でき、シール部材の装着部への弾性変形による負荷が低減されシール部材が剥がれることを防止できる。
ここでは、小型の粉体収容容器であるために粉体収容容器内部に粉体搬送部材の進入が制限されている場合であって、弾性変形規制部材が粉体搬送部材の粉体搬送口をシール部材が覆って粉体収容容器内への粉体の搬送を妨げないように弾性変形を規制している場合には、粉体搬送部材の粉体搬送口をシール部材が覆って粉体収容容器内への粉体の搬送を妨げることが無くなり、粉体の補給効率が悪くなるのを防止できる。
請求項2に係る粉体収容容器は、請求項1に記載の粉体収容容器であって、弾性変形規制部材はシール部材の粉体収容容器の外側表面に装着され、粉体補給部よりも少なくとも一方向において長い、シール部材とは別の板状の部材である。
この粉体収容容器では、粉体補給部に配置されたシール部材に別の板状の部材が装着されており、粉体補給の際にはシール部材及び板状の部材を通って粉体搬送部材が粉体収容容器内に進入する。シール部材の外部に板状部材が装着されており、板状の部材が粉体収容口よりも少なくとも一方向において長いために、粉体搬送部材が粉体補給部に進入する際にシール部材が引きずり込まれるのを妨げる。
ここでは、粉体搬送部材が粉体補給部に進入する際にシール部材が粉体収容容器内に引きずり込まれにくくなる。
請求項3に係る粉体収容容器は、請求項1または2に記載の粉体収容容器であって、弾性変形規制部材はシール部材のハウジングの外側表面に設けられている。
ここでは、弾性変形規制部材がシール部材のハウジングの外側表面に設けられているために、シール部材のみの場合に比べて剛性が高くなり、シール部材の弾性変形が規制される。このために、シール部材が弾性変形して粉体収容容器内に引きずり込まれにくくなる。
請求項4に係る粉体収容容器は、請求項1から3のいずれかに記載の粉体収容容器であって、弾性変形規制部材とシール部材とはシール部材よりも薄いシート部材によって互いに接着している。
ここでは、シール部材と弾性変形規制部材との接着を容易に行うことができる。
請求項5に係る粉体収容容器は、請求項1から4のいずれかに記載の粉体収容容器であって、弾性変形規制部材とハウジングとは相対移動可能である。
この粉体収容容器では、粉体搬送部材が粉体収容容器内に進入する際に粉体補給部と粉体搬送部材とが少しずれた場合には、ずれに伴って板状部材とハウジングとが相対的に移動する。
ここでは、粉体搬送部材と粉体補給部とのずれによってシール部材とハウジングとの接合部分に力が作用してシール部分が粉体収容容器からはがれるのを防止できる。
請求項6に係る粉体収容容器は、請求項1から5のいずれかに記載の粉体収容容器であって、粉体は画像形成装置に用いられるトナーであり、ハウジングは画像形成装置の現像器本体であり、粉体搬送部材は現像剤搬送パイプであり、現像器本体は、内部にトナーが収納されており、現像剤搬送パイプが挿脱される補給口を有しており、補給口を覆うようにシール部材が配置されており、シール部材の粉体収容容器の外側表面には弾性変形規制部材が配置されている。
本発明は、粉体搬送部材がシール部材を通って粉体収容容器内に進入するときに粉体収容容器内に粉体を搬送する際の効率が悪くなるのを防止できる。
〔構成〕
図1は本発明の一実施形態が採用されたカラープリンタ100の概略構成を示す図である。カラープリンタ100は、図1に示すように、主に、カラープリンタ本体11と、画像形成部10と、トナーコンテナ8と、トナー補給パイプ13とを備えている。画像形成部10は、カラープリンタ本体11のほぼ中央に設けられている。
画像形成部10は、感光体ドラム1、帯電装置2、ロータリ現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6、およびレーザユニット12を備えている。帯電装置2、ロータリ現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6、およびレーザユニット12は、感光体ドラム1の周囲に配設されている。なお、感光体ドラム1の用紙搬送方向下流側には、定着装置7が配設されている。定着装置7は、転写されたトナー像を転写材に定着させるための装置である。また、画像形成部10の下部には給紙部20が設けられており、給紙部からの給紙方向には給紙ローラ9が配設されている。
感光体ドラム1は、カラープリンタ本体11の内部に回転自在に装着されている。感光体ドラム1の表面には、レーザユニット12によって静電潜像が形成される。帯電装置2は、感光体ドラム1の上方に設置されており、感光体ドラム1を一様に帯電させるための装置である。
転写装置5は、感光体ドラム1のトナー像を用紙に転写するための装置であって、中間転写ベルト51、一次転写ローラ52,53、駆動ローラ55、二次転写対向ローラ54、二次転写ローラ56を備えている。中間転写ベルト51は、一次転写ローラ52,53、駆動ローラ55、および二次転写対向ローラ54のそれぞれに巻きかけられている。この中間転写ベルト51は、駆動ローラ55の駆動力により、一次転写ローラ52,53、駆動ローラ55、および二次転写対向ローラ54のまわりを回転させられる。このような中間転写ベルト51には、感光体ドラム1に形成されたトナー像が転写され、転写されたトナー像が一時的に保持される。二次転写ローラ56は、中間転写ベルト51の外周面において二次転写対向ローラ54に対向する位置に配置されている。この二次転写ローラ56では、トナー像が転写材に二次転写される。
クリーニング装置6は、感光体ドラム1に残留した残留現像剤などの付着物を除去するための装置であって、本カラープリンタ100ではクリーニングブレードが設けられている。
レーザユニット12は、カラープリンタ本体11の内部に装着されている。このレーザユニット12は、コントローラ(図示しない)で処理された画像情報に基づいて、感光ドラム1上を走査し感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。レーザユニット12は、半導体レーザ、各種のレンズ、ポリゴンミラー、ミラー回転モータなどから構成されている。
トナーコンテナ8は、ロータリ現像装置4にトナーを供給するための容器である。トナーコンテナ8は、図1に示すように、イエロー用コンテナ8Y、マゼンタ用コンテナ8M、シアン用コンテナ8C、およびブラック用コンテナ8Bのような複数のコンテナからなっている。これら複数のコンテナ8Y,8M,8C,8Bは、感光体ドラム1の上方(図1の上方)において、感光体ドラム1の回転軸方向すなわちロータリ現像装置4の回転軸41方向に並べて配置されており、カラープリンタ本体11の内部に装着されている。
複数のトナー補給パイプ13それぞれは、対応するコンテナ(イエロー用コンテナ8Y、マゼンタ用コンテナ8M、シアン用コンテナ8C、ブラック用コンテナ8B)に挿脱可能になっている。また、複数のトナー補給パイプ13は、トナーを搬送可能になっており、後述する現像器本体4aのトナー補給口40aから現像器本体4aの内部にトナーを搬送し補給する。トナー補給パイプ13は、トナー補給チューブ13aを有している。複数のトナー補給パイプ13は、トナー補給チューブ13aを介してトナーコンテナ8に装着されており、レーザユニット12と感光体ドラム1との間に配置されている。ここでは、4つのトナー補給パイプ13それぞれが、複数のトナー補給チューブ13aそれぞれを介して複数のコンテナ8Y,8M,8C,8Bそれぞれに装着されており、ロータリ現像装置4の回転軸41方向に並べて配置されている。また、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bは先端部に開口13Ya,13Ma,13Ca,13Ba(粉体搬送口)を有しており、開口13Ya,13Ma,13Ca,13Baにはトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bが後述する現像器4Y,4M,4C,4B内に進入したときに開くシャッタ機構が設けられている。
4つのトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bはそれぞれがロータリ現像装置4の所定の回転位置でロータリ現像装置4に挿入されることにより、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの先端に設けられた開口13Ya,13Ma,13Ca,13Baに設けられたシャッタ機構が開く。シャッタ機構が開くとトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13B内のトナーがロータリ現像装置4に補給される。具体的には、コンテナ8Yに装着されたトナー補給パイプ13Yは、後述するロータリ現像装置4のイエロー現像器4Yにイエロー用トナーを補給する。コンテナ8Mに装着されたトナー補給パイプ13Mは、後述するロータリ現像装置4のマゼンタ現像器4Mにマゼンダ用トナーを補給する。コンテナ8Cに装着されたトナー補給パイプ13Cは、後述するロータリ現像装置4のシアン現像器4Cにシアン用トナーを補給する。コンテナ8Bに装着されたトナー補給パイプ13Bは、後述するロータリ現像装置4のブラック現像器4Bにブラック用トナーを補給する。
ロータリ現像装置4は、静電潜像が形成された感光体ドラム1表面にトナーを供給してトナー像を感光体ドラム1に形成する装置である。ロータリ現像装置4は、カラープリンタ本体11の内部に回転自在に装着されている。このロータリ現像装置4は、図2に示すように、ロータリラック40と複数の現像器4Y,4M,4C,4Bとを有している。
ロータリラック40は、回転軸41を有しており、この回転軸41を介してカラープリンタ本体11に回転自在に装着される。このロータリラック40は、図示しない回転手段により回転軸41を中心に回転しながら、複数の現像器4Y,4M,4C,4Bそれぞれを感光体ドラム1に対向する現像位置に順次移動させる。
4つの現像器4Y,4M,4C,4Bは、回転軸41まわりに隣接して配置されており、ロータリラック40に保持されている。ここでは、イエロー現像器4Y、マゼンタ現像器4M、シアン現像器4C、およびブラック現像器4Bが、4Y,4M,4C,4Bの順にロータリラック40の円周方向すなわち回転軸41まわりの円周方向に並べて配置されており、ロータリラック40に保持されている。これら4つの現像器4Y,4M,4C,4Bは、円周方向に約90度の間隔で配置されている。
4つの現像器4Y,4M,4C,4Bそれぞれは、図2及び図3に示すように、現像器本体4aと、トナー攪拌部材4bと、トナー供給ローラ4cと、現像ローラ4dと、シール部材4eと、弾性変形規制板30を備えている。ここで、図2はロータリ現像装置4を示す図であり、図3はロータリ現像装置4を構成する現像器の弾性変形規制板30が装着されている部分を示す図である。
現像器本体4aは、図3及び図5(a)に示すように、トナー補給口40aを有するトナー補給部4fを有している。ここで、図5はトナー補給口40a近傍を示した図であって、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bを現像器4Y,4M,4C,4B内に挿入する際の図であり、(a)が挿入前の状態を示しており、(b)が挿入後の状態を示している。トナー補給部4fは、現像器本体4aの表面に内側に窪むようにして形成された四角形状の凹部であって、トナー補給口40aが形成されている。トナー補給口40aは、4つのトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bそれぞれをロータリ現像装置4の所定の回転位置で各現像器本体aに挿入するための開口である。
トナー攪拌部材4bは、現像器本体4aの内部に収容されたトナーを攪拌するためものであり、現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。ここでは、トナー攪拌部材4bが、感光体ドラム1および現像ローラ4cから離反した側すなわちロータリラック40の回転軸41側において、現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。
トナー供給ローラ4cは、トナー攪拌部材4bによって攪拌されたトナーを現像ローラ4dに供給するためのものであり、現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。ここでは、トナー供給ローラ4cは、トナー攪拌部材4bと現像ローラ4dとの間で、現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。
現像ローラ4dは、現像器本体4aに収容されたトナーを感光体ドラム1表面の静電潜像に付着させるためのものである。現像ローラ4dは、現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。ここでは、現像ローラ4dが、ロータリラック40の外周面側において現像器本体4aの内部に回転自在に装着されている。
シール部材4eは、図3に示すように、トナー補給部4fに配置された弾性変形可能な部材であって、現像器本体4aのトナー補給口40aから外部へのトナーの漏れを防止するためのものである。シール部材4eは、現像器本体4aのトナー補給口40aの近傍に装着されている。ここでは、シール部材4eは、トナー補給口40aを覆うように現像器本体4aの外周面に装着されている。
シール部材4eは、図4及び図5(a)に示すように、矩形状に形成された部材であって、挿脱部41aと、屈曲部41bと、装着部41cとを有している。ここで、図4はシール部材4eと弾性変形規制板30との結合を示す図である。シール部材4eの材質としては、たとえば、ウレタンフォーム、ゴム、および熱可塑性エラストマー等が用いられる。たとえば、ウレタンフォームを用いる場合には、高密度ウレタンフォームが用いられることが望ましい。また、ゴムおよび熱可塑性エラストマーが用いられる場合には、JIS−A硬度(Hs)が20度から80度の範囲にあるものが用いられることが望ましい。
挿脱部41aは、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bを挿脱可能なように第1スリット141a及び第2スリット141bを有している。第1スリット141a及び第2スリット141bは、シール部材4eの中央に設けられている。第1スリット141a及び第2スリット141bは、十字状に互いに交差するように設けられている。このため、挿脱部41aは、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入によって開口し、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの取り出しによって閉塞する。
屈曲部41bは、挿脱部41aの近傍すなわち第1スリット141a及び第2スリット141bの近傍において、挿脱部41aと装着部41cとの間にこれらと一体に形成されている。また、屈曲部41bは十字状互いに交差するように設けられた第1スリット141aと第2スリット141bと装着部41cとによって囲まれた場所に設けられている。また、屈曲部41bにおけるトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向の厚みが挿脱部41aにおけるトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向の厚みより小さくなるように、屈曲部41bは形成されている。このようにして、屈曲部41bは、挿脱部41aへのトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入によって屈曲し、挿脱部41aからのトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの取り出しによって復元する。
装着部41cは、現像器本体4aのトナー補給口40aの近傍において、シール部材4eの外周部に装着されている。装着部41cは、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向に交差する方向の装着部41cの剛性をトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向に交差する方向の屈曲部41bの剛性より低くするための凹部241cを有している。この凹部241cは、装着部41cの外側面を取り囲むように環状に形成されている。このため、装着部41cにおいて、凹部241cが形成された部分の厚みが、凹部241cが形成されていない部分の厚みより薄くなっている。これにより、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向に交差する方向の装着部41cの剛性が、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの挿入方向に交差する方向の屈曲部41bの剛性より低くなる。また、シール部材4eを現像器本体4aの外周面に装着するための装着部41cの装着面には、図4に示すように第1両面粘着テープ45が貼付されている。この第1両面粘着テープ45によってシール部材4eが現像器本体4aに接着されている。なお、ここでは両面粘着テープを用いたが、接着剤などによって接着しても良い。
弾性変形規制板30は、図3及び図4に示すように、シール部材4eの現像器の外側表面に接着されて装着された部材であって、板状部分30aと、板状部分30aから突出する突出部分30bとを有している。弾性変形規制板30は、シール部材4eよりも剛性の高い金属などによって形成されており、現像器本体4aとは接着されていないために相対移動可能である。すなわち、弾性変形規制板30は、弾性変形が可能なシール部材4eを介して現像器本体4a外側の表面に設けられており、シール部材4eの弾性変形に伴って相対移動することができる。板状部分30aは、シール部材4eの外側表面を覆う長方形状の薄板であって、中央にトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bが通過可能な円形の孔30cを有している。板状部分30aはシール部材4eに第2両面粘着テープ46によって接着されている。さらに、板状部分30aは、円形の孔30cの現像ローラ4cの軸方向両側に一対の孔を有しており、シール部材4eに設けられた一対の突起41dを一対の孔100に挿入することでシール部材4eに対する位置が決定される。突出部分30bは、板状部分30aから現像ローラ4cの軸方向に突出するように2本ずつ対向して設けられた長方形の部分であって、先端が現像器本体4aに接触するように設けられている。すなわち、トナー補給部4fを覆うように配置されている。また、板状部分30aから互いに逆方向に突出する一対の突出部分30bの両端の間の距離Aはトナー補給部4fの一辺の距離Bよりも長くなるように設定されている。
〔動作〕
カラープリンタ100では、外部に接続されたコンピュータなどから画像データがカラープリンタ100に送信されてきて、画像データに基づいた静電潜像が感光体ドラム1上に形成される。トナーを表面に塗布された現像ローラ4dによって感光体ドラム1にトナーが供給されてトナー画像が形成される。トナー画像は用紙に転写されて、この用紙上のトナー画像は定着装置7で定着されて画像が印刷され、その後用紙は排出される。
現像器本体4a内のトナーが減少するとトナーコンテナ8からトナーが補給される。トナー補給時には、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bが現像器本体4aのトナー補給口40aに設けられたシール部材4eを通って現像器本体4a内に進入し、トナーを補給する。
ここで、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bが、シール部材4eを通るときにシール部材4eを現像器本体4a内に引き込もうとする。しかし、弾性変形規制板30によってシール部材4eの弾性変形が規制されるために、現像器本体4a内にシール部材4eが引きずり込まれるのを防止できる。このために、トナー供給パイプ13Y,13M,13C,13Bの開口13Ya,13Ma,13Ca,13Baはシール部材4eによって覆われることなく、従ってトナーの補給が妨げられず、トナー補給の効率が悪くなるのを防止できる。
また、図5(a)に示すようにトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bとシール部材4eの第1スリット141a及び第2スリット141bとが少しずれた場合には、トナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bがシール部材4eをトナー補給パイプ13Y,13M,13C,13Bの中心とシール部材4eの中心とが一致するように第1スリット141a及び第2スリット141bを移動させる(図5(b))。このために、シール部材4eと現像器本体4aの接合部に作用するシール部材4eをはがそうとする力を弱めることができ、シール部材4eを現像器本体4aからはがれるのを防止できる。このとき、弾性変形規制板30と現像器本体4aとは接着されていないために、シール部材4eの動きを妨げない。
〔他の実施形態〕
(a)本発明は、カラー印刷機能を有する、複写機やプリンタやファクシミリ等の画像形成装置に対しても適用することができる。
(b)上記実施形態では、シール部材4eと弾性変形規制板30とは第2両面粘着テープ46によって互いを接着したが、本発明はこれに限らずに接着剤などによって接着しても良い。また、弾性変形規制板は樹脂部材でも良く、弾性変形規制板とシール部材とを2色成型等で一体に形成しても良い。
(c)上記実施形態では、粉体収容容器として現像器を用いたが本発明はこれに限られず、他の粉体を収容しており、外部から粉体を補給する容器にも適用できる。
カラープリンタ100の概略図。 ロータリ現像装置4を示す図。 現像器4aに弾性変形規制板30を装着した際の図。 弾性変形規制板30とシール部材4eとの接着部分を示す図。 トナー補給の際のシール部材4eの動きを示す図。 弾性変形規制板を装着していない場合(従来のシール部材)の図。
符号の説明
4 ロータリ現像装置
4a 現像器本体(ハウジング)
4e シール部材
4f トナー補給部(粉体補給部)
4Y,4M,4C,4B 現像器(粉体収容容器)
13Y,13M,13C,13B トナー補給パイプ(粉体搬送部材)
13Ya,13Ma,13Ca,13Ba 開口(粉体搬送口)
30 弾性変形規制板
40 ロータリラック
41 ロータリラックの回転軸
40a トナー補給口(補給口)
41a 挿脱部
41b 屈曲部
41c 装着部
45 第1両面粘着テープ
46 第2両面粘着テープ
100 カラープリンタ
241c 装着部の凹部

Claims (6)

  1. 粉体搬送口を有する粉体搬送部材が挿脱される粉体収容容器であって、
    粉体補給部を有し粉体を収容可能なハウジングと、
    前記ハウジングの前記粉体補給部に装着され、前記粉体搬送部材が挿脱可能なシール部材と、
    前記粉体搬送部材の挿脱により前記シール部材に生じる弾性変形を規制する弾性変形規制部材と、
    を備えた粉体収容容器。
  2. 前記弾性変形規制部材は前記シール部材の前記粉体収容容器本体の外側表面に装着され、前記粉体補給部よりも少なくとも一方向において長い板状の部材である、請求項1に記載の粉体収容容器。
  3. 前記弾性変形規制部材は前記シール部材の前記ハウジングの外側表面に設けられている、請求項1または2に記載の粉体収容容器。
  4. 前記弾性変形規制部材と前記シール部材とは前記シール部材よりも薄いシート部材によって互いに接着されている、請求項1から3のいずれかに記載の粉体収容容器。
  5. 前記弾性変形規制部材と前記ハウジングとは相対移動可能である、請求項1から4のいずれかに記載の粉体収容容器。
  6. 前記粉体は画像形成装置に用いられるトナーであり、前記ハウジングは画像形成装置の現像器本体であり、前記粉体搬送部材は現像剤搬送パイプであり、
    前記現像器本体は、内部に前記トナーが収納されており、前記現像剤搬送パイプが挿脱される補給口を有しており、前記補給口を覆うように前記シール部材が配置されており、前記シール部材の前記粉体収容容器の外側表面には前記弾性変形規制部材が配置されている、
    請求項1から5のいずれかに記載の粉体収容容器。
JP2005378492A 2005-12-28 2005-12-28 粉体収容容器 Pending JP2007178806A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005378492A JP2007178806A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 粉体収容容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005378492A JP2007178806A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 粉体収容容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007178806A true JP2007178806A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38304045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005378492A Pending JP2007178806A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 粉体収容容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007178806A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016184043A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 富士ゼロックス株式会社 現像剤補給装置及び画像形成装置
US11016411B2 (en) 2019-09-17 2021-05-25 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, developing apparatus, and image forming apparatus
WO2022106945A1 (en) * 2020-11-17 2022-05-27 Ricoh Company, Ltd. Toner container, image forming apparatus, and shutter unit

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247678A (ja) * 1988-08-09 1990-02-16 Ricoh Co Ltd 複写機のトナー補給装置
JP2000356898A (ja) * 1998-12-22 2000-12-26 Ricoh Co Ltd トナー収納容器、それを用いた画像形成装置及び画像形成方法
JP2000356899A (ja) * 1999-04-15 2000-12-26 Ricoh Co Ltd 剤収納容器および画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247678A (ja) * 1988-08-09 1990-02-16 Ricoh Co Ltd 複写機のトナー補給装置
JP2000356898A (ja) * 1998-12-22 2000-12-26 Ricoh Co Ltd トナー収納容器、それを用いた画像形成装置及び画像形成方法
JP2000356899A (ja) * 1999-04-15 2000-12-26 Ricoh Co Ltd 剤収納容器および画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016184043A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 富士ゼロックス株式会社 現像剤補給装置及び画像形成装置
US9696656B2 (en) * 2015-03-25 2017-07-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Developer replenishment device and image forming apparatus
US11016411B2 (en) 2019-09-17 2021-05-25 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge, developing apparatus, and image forming apparatus
WO2022106945A1 (en) * 2020-11-17 2022-05-27 Ricoh Company, Ltd. Toner container, image forming apparatus, and shutter unit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5103895B2 (ja) 現像剤収容容器、並びに現像剤収容容器の組立て方法及び再生方法
JP2008268445A (ja) 粉体搬送部材及びこれを用いた粉体搬送装置、枠体、画像形成装置、並びに粉体搬送部材の製造装置
JP2006343722A (ja) 現像剤容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤容器の製造方法
JP2006323082A (ja) 現像剤補給容器
KR101300262B1 (ko) 현상 장치 및 이를 이용한 화상 형성 장치
US7502578B2 (en) Electrophotographic development apparatus
EP3223082B1 (en) Developing device and image forming apparatus
JP2007178806A (ja) 粉体収容容器
JP4591474B2 (ja) 現像剤収容容器の再生方法
JP2002333764A (ja) 現像装置、および画像形成装置
JP5276874B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2009175521A (ja) シールシャッタ機構
US7088943B2 (en) Image forming apparatus, apparatus for supplying toner and developing apparatus using therefor
KR100690102B1 (ko) 현상 장치, 이 현상 장치를 이용하는 프로세스 카트리지 및화상 형성 장치
JP6702684B2 (ja) 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4714550B2 (ja) 粉体収容容器
JP2008009228A (ja) 粉体収容容器
JP2009115973A (ja) 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2008046534A (ja) トナー搬送装置、現像装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2007101706A (ja) 粉体収容容器
JP4766977B2 (ja) 粉体収容容器
US10488785B2 (en) Developing unit, process cartridge, and image forming apparatus including process cartridge
JP2009244451A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2007121776A (ja) 粉体収容容器
JP6622516B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090911

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110927