JP2007178045A - 焼結機用パレット台車 - Google Patents

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Yoshinori Akiyama
義憲 秋山
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Abstract

【課題】パレット台車の拡幅等の周辺機器を改造することなく、パレット台車のみの設計変更で焼結機の生産増大を実現する。
【解決手段】パレット側壁部62の上端よりもグレートバー64の上面が低くなるようにパレット台車6のパレット梁部61を設ける、さらには、パレット台車6端部に配置されるエンドグレートバー用のグレートバー押さえをパレット側壁部62のグレートバー64上面高さに設けた焼結機用パレット台車。
【選択図】図1

Description

本発明は、製鉄所で溶鉱炉に装入する焼結鉱を製造する焼結機におけるパレット台車に関する。
製鉄所における溶鉱炉に装入する焼結鉱の製造設備として、わが国では一般にルルギ式の下方吸引形焼結機が採用されている。まずこれを図4により簡単に説明する。
粉状の鉄鉱石、石灰、コークス等からなる焼結原料Rをホッパ1からドラムフィーダ2、スローピングプレート3を介してパレット台車6上に連続的に供給し、スプロケット4を駆動してパレット台車6上の焼結原料層Sを低速で矢印方向に移動させる。同時にパレット台車6下部に配置した多数のウインドボックス8から排ガスダクト9、排ガス集塵機10を経由して吸引排風機11により吸気しながら、点火炉5でパレット台車6上の焼結原料層Sの表面に点火する。表面に点火された焼結原料層Sは、パレット台車6の移動に伴い表面から下向きに通過する気流によって焼結反応を下方へ移行させ、排出部に到達するまでに全層にわたる焼結反応を完了する。
図5は進行方向から見たパレット台車6付近を示す焼結機の部分断面図で、パレット台車6は、両側のパレット側壁部62と、その外側に取り付けられた車輪63と、パレット側壁部62の内側に設けられた幅方向のパレット梁部61と、パレット梁部61の上面に敷設されたグレートバー64と、両側のパレット側壁部62を上方に延長する着脱可能な側板65とで構成され、移動方向に連結されて一種のチェーンコンベヤを構成している。66はパレット側壁部62下面に取り付けられたシールバー、13はこれを受けるウインドボックス上面のウエアバーで、これら両者で形成される摺動面でシールが行なわれる。12は車輪63が走行するレールである。グレートバー64は下面に2組の爪を有する棒状体で、前後のパレット梁部61にまたがって水平方向から順次押し込んで敷設され、爪によってパレット梁部61の頭部に係合するので反転したときにも脱落しないが、最後に敷設する端部のエンドグレートバーは水平方向から取り付けることができないので上から落とし込み、追って説明するグレートバー押えにより固定する。各グレートバー間に形成される隙間が通風路となる。
この図に見られるように、従来のグレートバー64の上面高さはパレット側壁部62よりも高い位置にある。
ところで、特許文献1には、既存の焼結機に対して生産量増大の要求に応えるため、パレット台車6を拡幅することが記載されている。同一設備で生産量を増大させるには、図5に示す焼結原料層Sの断面積を増大させることが望ましいが、側壁65をより高いものに交換することは、点火炉5をはじめとするパレット台車6の移動経路における種々の障害物を移設するなどの大規模な改造工事を必要とするので好ましくない。そこで、特許文献1に記載の発明では、パレット台車6のグレートバー63から上の部分を拡幅して、より多くの焼結原料が処理できるようにした。これを図6により簡単に説明する。
71は拡幅用受け板、72は拡幅用盲板、73は押え板である。改造前のパレット台車6ではパレット側壁部62に直接側板65が取り付けられていたが、改造によりパレット側壁部62には拡幅用受け板71を取り付け、これを介してこれまでよりも外側の位置に側板65を取り付けるようにした。
特開平11−159968号公報
ところで、主排風機に余力があることが前提ではあるが、パレット台車を幅方向に拡大すれば、たしかに生産量は増大する。しかし拡幅を行なうと、改造はパレット台車6のみに留まらず、スローピングプレートをはじめとする原料供給設備や点火炉、排出シュート等もすべて拡幅しなければならず、改造規模は大きなものとなる。さらに図6からも明らかなように拡幅部分にはグレートバーが配置されないので、気流はグレートバーのある中央部分に集中し、焼結反応が不均一となるなどの新たな問題点がある。
本発明は、このような問題点を生じることなく、簡単な構成で従来よりも増産が可能なパレット台車を提供することを目的とする。
本発明は、パレット側壁部の上端よりもグレートバーの上面が低くなるようにパレット台車のパレット梁部を設けたことを特徴とする焼結機用パレット台車であり、望ましくはこのパレット台車の端部に配置されるエンドグレートバー用のグレートバー押えをパレット側壁部のグレートバー上面高さに設けた前記の焼結機用パレット台車である。
本発明によれば、周辺機器を改造することなく、パレット台車のみの設計変更で焼結鉱の増産が実現するという、すぐれた効果を奏する。
本発明の実施例を図面により説明する。図1は実施例のパレット台車付近を示す進行方向から見た焼結機の部分断面図、図2は同じく斜視図、図3は図1の要部を拡大して示す部分断面図で、各符号はこれまでのものと同じもののほか、67は端部に配置されるエンドグレートバー64Aを固定するグレートバー押え、68はパレット梁部61上面に装着したインシュレーションカバーである。
この焼結機用パレット台車6は、パレット側壁部62の上端よりもグレートバー64の上面が低くなるようにパレット台車のパレット梁部61を設けたことを特徴とする。従来の技術である図5と比較すれば明らかなように、グレートバー64の上面が低くなった分だけ焼結原料層Sの厚さが増大し、生産量が増加する。
パレット梁部61、パレット側壁部62は一般に耐熱鋳鉄で枠状に一体鋳造される。本発明の場合、従来品よりもパレット梁部61の梁成(梁の高さ)が低くなり、強度的には不利となるので自ずから限度があり、低くするのも強度の範囲内である。また、パレット台車上の焼結原料層Sが厚くなるので、主排風機の能力を超えない範囲という制約があることもいうまでもない。
グレートバー64は使用に伴う変形や焼損により交換が必要であるが、パレット側壁部62より下であっても交換作業にとくに支障はない。図3に示すように端部に配置されるエンドグレートバー64Aはグレートバー押え67で固定するが、このグレートバー押え67自体は例えば特開2001−248971号公報に記載があり、公知である。
なおこれまで、既設のパレット台車を改造する、という認識で説明してきたが、当初からこのようなパレット台車を製作することはもちろん可能であり、新製品の場合についても本特許の権利範囲内であることは、いうまでもない。
本発明実施例におけるパレット台車付近を示す焼結機の部分断面図である。 本発明実施例におけるパレット台車付近を示す焼結機の斜視図である。 図1の要部を拡大して示す焼結機の部分断面図である。 本発明に係わる下方吸引形焼結機の概念図である。 従来の技術におけるパレット台車付近を示す焼結機の部分断面図である。 図5の要部を拡大して示す焼結機の部分断面図である。
符号の説明
1 ホッパ
2 ドラムフィーダ
3 スローピングプレート
4 スプロケット
5 点火炉
6 パレット台車
8 ウインドボックス
9 排ガスダクト
10 集塵機
11 吸引排風機
12 レール
13 ウエアバー
61 パレット梁部
62 パレット側壁部
63 車輪
64 グレートバー
64A エンドグレートバー
65 側板
66 シールバー
67 グレートバー押え
68 インシュレーションカバー
71 拡幅用受け板
72 拡幅用盲板
73 押え板
R 焼結原料
S 焼結原料層

Claims (2)

  1. パレット側壁部(62)の上端よりもグレートバー(64)の上面が低くなるようにパレット台車(6)のパレット梁部(61)を設けたことを特徴とする焼結機用パレット台車。
  2. パレット台車(6)端部に配置されるエンドグレートバー(64A)用のグレートバー押え(67)をパレット側壁部(62)のグレートバー(64)上面高さに設けた請求項1に記載の焼結機用パレット台車。
JP2005375842A 2005-12-27 2005-12-27 焼結機用パレット台車 Pending JP2007178045A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101140859B1 (ko) 2009-08-27 2012-07-12 현대제철 주식회사 팔레트
CN104197716A (zh) * 2014-09-02 2014-12-10 中冶华天南京工程技术有限公司 防烧结机台车跑偏装置

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