JP2007177952A - 出力駆動装置 - Google Patents

出力駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007177952A
JP2007177952A JP2005379092A JP2005379092A JP2007177952A JP 2007177952 A JP2007177952 A JP 2007177952A JP 2005379092 A JP2005379092 A JP 2005379092A JP 2005379092 A JP2005379092 A JP 2005379092A JP 2007177952 A JP2007177952 A JP 2007177952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
drive device
output drive
electric motor
clutch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005379092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nakabayashi
義幸 中林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
GKN Driveline Torque Technology KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GKN Driveline Torque Technology KK filed Critical GKN Driveline Torque Technology KK
Priority to JP2005379092A priority Critical patent/JP2007177952A/ja
Publication of JP2007177952A publication Critical patent/JP2007177952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/0021Transmissions for multiple ratios specially adapted for electric vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】伝達路を含めたユニット化を可能とする。
【解決手段】電動モータ5の駆動力を、油圧を用いたピストン・シリンダ93により断続切り替え可能なクラッチ35を介し左右アクスル・シャフト11,13から出力する出力駆動装置23において、電動モータ5により駆動されて油圧を発生させる油圧ポンプ101を設け、発生した油圧をピストン・シリンダ93へ送る油圧回路103を設け、油圧回路103、油圧ポンプ101、ピストン・シリンダ93を含めた装置全体のユニット化を可能としたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動モータにより出力駆動を行う出力駆動装置に関する。
従来の出力駆動装置としては、電動モータの出力を減速ギヤ組により減速し、減速された駆動力を電磁クラッチ又は油圧クラッチを介してデファレンシャルに伝達して左右の例えば後輪を駆動するようにしたものがある。電動モータは、内燃機関であるエンジンに対して補助駆動源として用いられ、電磁クラッチ又は油圧クラッチの断続により、電動モータによる後輪の駆動、非駆動を選択することができる。
しかし、電磁クラッチ又は油圧クラッチは、外部のバッテリ等を電源とする電磁力の作用又はバッテリを電源とする外部ポンプの油圧の作用により駆動されるため、
外部との配線や配管を必要とし、電磁クラッチ又は油圧クラッチ等のアクチュエータに動作エネルギを伝達するための伝達路を含めてユニット化することが困難であった。
特開2003−104073号公報
解決しようとする問題点は、アクチュエータの動作エネルギの伝達路を含めてユニット化することが困難であった点である。
本発明は、アクチュエータの動作エネルギの伝達路を含めたユニット化を可能とするために、電動モータの駆動力を動作エネルギを用いたアクチュエータにより切り替え可能な伝達装置を介し出力回転部材から出力する出力駆動装置において、前記電動モータにより駆動され前記動作エネルギを発生させるエネルギー発生源を設け、前記発生した動作エネルギをアクチュエータへ送る伝達路を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明の出力駆動装置は、電動モータの駆動力を動作エネルギを用いたアクチュエータにより切り替え可能な伝達装置を介し出力回転部材から出力する出力駆動装置において、前記電動モータにより駆動され前記動作エネルギを発生させるエネルギー発生源を設け、前記発生した動作エネルギをアクチュエータへ送る伝達路を設けたため、アクチュエータの動作エネルギの伝達路を含めたユニット化が可能となる。
アクチュエータの動作エネルギの伝達路を含めたユニット化を可能にするという目的を、駆動源である電動モータによりエネルギー発生源を駆動することにより実現した。
[四輪駆動車]
図1は、本発明の実施例1に係る出力駆動装置を適用した電動アシスト式の自動車のスケルトン平面図である。
図1のように、自動車1は、主駆動源としての内燃機関であるエンジン3と、副駆動源として電動モータ5とを備えている。エンジン3は本実施例において、主回転部である左右の前輪7,9を駆動し、電動モータ5は、副回転部である同左右の後輪11,13を駆動する駆動源となっている。
エンジン3の出力は、トランス・ミッション15を介してフロント・デファレンシャル装置17に入力されるようになっている。フロント・デファレンシャル装置17には、左右のアクスル・シャフト19,21を介して、前記前輪7,9が連動連結されている。従って、エンジン3の駆動によりトランス・ミッション15を介して前輪7,9を回転駆動可能となっている。
電動モータ5は、駆動装置としての出力駆動装置23に備えられている。出力駆動装置23の出力側には、左右のアクスル・シャフト25,27を介して、前記左右の後輪11,13が連動連結されている。従って、後輪11,13は、電動モータ5の駆動により回転駆動可能であると共に電動モータ5が停止したときには前輪7,9の前進方向又は後進方向への駆動回転により前進方向又は後進方向へ連動回転する。
電動モータ5は、制御手段としてのコントローラ等によって制御されるようになっている。コントローラには、シフトポジション・スイッチ、ヨーモーメント・センサ、4WDスイッチ、車速センサ、加速度センサ、ブレーキ・センサ、スロットル開度センサ、左右輪回転差検出センサ、前後輪回転差検出センサ、操舵角センサ等の各種センサからの検出信号を入力するようになっている。
電動モータ5には、ジェネレータから給電されるようになっている。ジェネレータは、コントローラによって制御され、ジェネレータの発電によって電動モータ5に電力供給が行われる。
通常走行時には、コントローラの制御により電動モータ5の駆動を停止して後輪11,13側へのトルク伝達を行わない。エンジン3の駆動によってトランス・ミッション15を介しフロント・デファレンシャル装置17にトルクが伝達される。フロント・デファレンシャル装置17から左右のアクスル・シャフト19,21を介して、左右の前輪7,9にトルク伝達が行われ、2WDで走行することができる。
車両発進走行、車両加速走行時等、大きな駆動力が必要となるときは、コントローラにより電動モータ5が駆動される。従って、電動モータ5の出力トルクが出力駆動装置23により減速されて左右のアクスル・シャフト25,27へ伝達される。アクスル・シャフト25,27から左右の後輪11,13へトルク伝達が行われる。
従って、自動車1は、エンジン3による前輪7,9の駆動と電動モータ5による出力駆動装置23を介した後輪11,13の電動アシスト駆動とによって4WDで発進走行等を行うことができる。
[出力駆動装置]
図2は、出力駆動装置23の一部スケルトンを用いた断面図である。
図2のように、前記出力駆動装置23は、車体側に支持され固定側であるキャリヤ・ケース29内に、減速ギヤ組として第1,第2の減速機構31,33と、切り替え可能な伝達装置である多板のクラッチ35と、差動装置であるリヤ・デファレンシャル装置37とを備えている。
キャリヤ・ケース29は、電動モータ5、第1,第2の減速機構31,33、クラッチ35、及びびリヤ・デファレンシャル装置37を支持するものであり、本体部39及び蓋体部41の合わせ構造で形成されている。本体部39及び蓋体部41は、ボルトによって締結結合されている。このキャリヤ・ケース29は、入力部側43及び出力部側45を備えている。
キャリヤ・ケース29の出力部側45左右には、軸受支持部47,49が設けられ、出力部側45の内部にオイル溜部51が設けられ、オイル53が収容されている。
キャリヤ・ケース29の入力部側43では、蓋体部49に前記電動モータ5が取り付けられ、ボルトによって締結固定されている。
第1,第2の減速機構31,33は、前記電動モータ5の駆動力を減速して出力するもので、第1の減速機構31は、複数段の減速ギヤ組の前段を構成し、前記キャリヤ・ケース29の入力部側43に支持されている。第1の減速機構31は、第1の小径ギヤ55及び大径ギヤ57によって構成されている。
第1の小径ギヤ55は、第1軸59に固定されている。第1軸59は、ベアリング61,63によりキャリヤ・ケース29に回転自在に支持されている。第1軸59の一端に、前記電動モータ5の出力軸が結合されている。
前記大径ギヤ57は、中間軸である2軸65に固定されている。第2軸65は、電動モータ5の出力軸に平行に配置され、ベアリング67,69によりキャリヤ・ケース29に回転自在に支持されている。
第2の減速機構33は、複数段の減速ギヤ組の最終段を構成し、小径ギヤ71及びリング・ギヤ73を備えて、減速ギヤ組の出力をクラッチ35を介してリヤ・デファレンシャル装置37へ伝達する。
小径ギヤ71は、前記第2軸65に固定され、前記リング・ギヤ73は、リヤ・デファレンシャル装置37側に支持されている。
リヤ・デファレンシャル装置37には、クラッチ35を介して前記リング・ギヤ73からのトルクが伝達され、リヤ・デファレンシャル装置37から出力回転部材である第3軸としての前記左右アクスル・シャフト25,27へ出力するようになっている。従って、出力回転部材であるアクスル・シャフト25,27は、一対備えられ、伝達装置であるクラッチ35及び一対のアクスル・シャフト25,27間に、クラッチ35から一対のアクスル・シャフト25,27へ差動分配出力する差動装置としてリヤ・デファレンシャル装置37を設けた構成となっている。
リング・ギヤ73は、アウター・ケース75に備えられ、アウター・ケース75は、リヤ・デファレンシャル装置47のデフ・ケース77に対し同軸且つ相対回転可能に設けられている。デフ・ケース77は、左右のボス部79,81が前記キャリヤ・ケース29側の軸受支持部47,49に、ベアリング83,85を介して回転自在に支持されている。このデフ・ケース77の一方の外周に、ベアリング87,89を介して前記アウター・ケース75がリング・ギヤ73と共に回転自在に支持されている。
クラッチ35は、前記アウター・ケース75及びデフ・ケース77間に設けられて駆動力の断続を行い、本実施例において、動作エネルギを用いたアクチュエータにより切り替え可能な伝達装置を構成している。本実施例において、切り替え可能とは、アクチュエータによりクラッチ35の断続切り替えが可能であることを意味する。
アクチュエータは、ピストン・シリンダ93であり、動作エネルギとして流体圧力である油圧により動作する。ピストン・シリンダ93は、リング状のシリンダ95及びピストン97からなり、シリンダ95がキャリヤ・ケース29の出力部側45に固定的に支持され、ピストン97がクラッチ35に対して軸方向へ移動可能となっている。ピストン97及びクラッチ35間には、ニードル・ベアリング99が介設されている。
ピストン・シリンダ93を動作させる油圧は、油圧ポンプ101により発生させる。油圧ポンプ101は、動作エネルギを発生させるエネルギー発生源として流体ポンプを構成する。油圧ポンプ101は、キャリヤ・ケース29の入力部側43に固定的に支持され、第1軸59に結合されている。従って、油圧ポンプ101は、電動モータ5の出力軸と同軸状に結合され、キャリヤ・ケース29に支持された構成となっている。また、油圧ポンプ101は、オイル溜部51のオイル53を吸い込む構成であり、キャリヤ・ケース29内の流体を用いて流体圧力である油圧を発生させる構成となっている。
油圧ポンプ101及びピストン・シリンダ93間に、流体回路である油圧回路103が設けられている。油圧回路103は、キャリヤ・ケース29の本体部39に設けられている。油圧回路103は、油圧ポンプ101で発生した油圧をピストン・シリンダ93のシリンダ95へ送るものであり、発生した動作エネルギをアクチュエータへ送る伝達路を構成している。
油圧回路103には、第1,第2制御バルブ105,107及びアキュームレータ109が接続されている。第1,第2制御バルブ105,107及びアキュームレータ109は、キャリヤ・ケース29の本体部39に固定されている。第1,第2制御バルブ105,107は、コントローラにより制御される。第1制御バルブ105は、アキュームレータ109の内圧に応じて油圧ポンプ101の油圧をアキュームレータ109へ蓄圧させるかキャリヤ・ケース29内へリリーフするために切り替え動作する。第2制御バルブ107は、走行状態に応じてアキュームレータ109からシリンダ95へ油圧を送るかシリンダ95内の油圧をキャリヤ・ケース29内へ抜くために切り替え動作する。
[トルク伝達]
前記電動モータ5の出力は、第1軸59から第1,第2減速機構31,33を介してアウター・ケース75に伝達される。このアウター・ケース75からクラッチ35を介してデフ・ケース77に伝達される。
前記デフ・ケース77の回転はピニオン・シャフトからピニオン・ギヤを介して各サイド・ギヤに配分され、左右アクスル・シャフト25,27へ出力される。
左右のアクスル・シャフト25,27からは、左右の後輪11,13へトルク伝達が行われる。
悪路などで後輪11,13の間に駆動抵抗差が生じると、電動モータ5の駆動力は、リヤ・デファレンシャル装置37のピニオン・ギヤの自転によって左右の後輪11,13に差動配分される。
前記クラッチ35の締結制御は、第2制御バルブ107の切り替え制御により行われる。第2制御バルブ107が開かれるとアキュームレータ109からシリンダ95へ油圧が送られ、ピストン97が移動する。このピストン97の移動によりニードル・ベアリング99を介してクラッチ35が締結される。
コントローラによる第2制御バルブ107の切り替え制御は、各種センサーによって検知した路面状態、車両の発進、加速、旋回のような走行条件及び操舵条件などに応じて行なわれる。
こうしてクラッチ35が連結されると、第1,第2の減速機構31,33によりリング・ギヤ73まで伝達された電動モータ5のトルクがアウター・ケース75からデフ・ケース77に伝達され、その回転はリヤ・デファレンシャル装置37の差動機構によって左右の後輪11,13に配分され、車両が四輪駆動状態になる。
第2制御バルブ107の切り替え制御によりシリンダ95の油圧が抜かれるとクラッチ35の締結が解除され、車両は前輪7,9駆動での二輪駆動状態になる。
前記クラッチ35の締結解除操作は、電動モータ5の停止操作と同時に行われ、二輪駆動状態では、アウター・ケース75と第1,第2の減速機構31,33と電動モータ5とが後輪11,13の連れ回りから切り離され、機械的に回されることが防止される。
アキュームレータ109への蓄圧は、油圧ポンプ101により行われる。油圧ポンプ101の駆動は、クラッチ35のオン、オフにより異なる。
クラッチ35がオフになった時は、第1,第2の減速機構31,33等の回転慣性力や電動モータ5の回転慣性力により第1軸59を介して行われるか、電動モータ5の単独駆動制御により第1軸59を介して行われる。
クラッチ35がオンの時は、電動モータ5の駆動力が分岐されて第1軸59により行われるか、後輪11,13が慣性力により先行回転するときはその回転慣性力により第1軸を介して行われる。
従って、回転慣性力を利用して油圧ポンプ101を駆動することができ、エネルギの回生を行うことができる。
油圧ポンプ101の駆動により発生した油圧は、油圧回路103を介してアキュームレータ109へ蓄圧される。このとき、アキュームレータ109の内圧が一定以上になると、第1制御バルブ105が切り替えられ、油圧がキャリヤ・ケース29内へリリーフされる。
[実施例1の効果]
本発明実施例1の出力駆動装置23は、電動モータ5の駆動力を油圧を用いたピストン・シリンダ93により断続切り替え可能なクラッチ35を介し左右アクスル・シャフト11,13から出力する出力駆動装置23において、前記電動モータ5により駆動され前記油圧を発生させる油圧ポンプ101を設け、前記発生した油圧をピストン・シリンダ93へ送る油圧回路103を設けたため、油圧回路103、油圧ポンプ101、ピストン・シリンダ93を含めた装置全体のユニット化が可能となる。
前記油圧ポンプ101は、前記キャリヤ・ケース29内のオイル53を用いて前記油圧を発生させるため、特別なオイル溜を設ける必要が無く、油圧形成用のオイルを含めてユニット化が容易であると共に構造をコンパクトにすることができ、オイル53を各部の潤滑に用いることもできる。
前記ピストン・シリンダ93は、前記キャリヤ・ケース29に設けられたため、特別なピストン・シリンダを設ける必要が無く、ピストン・シリンダ93を含めた装置全体のユニット化が容易である。
前記油圧回路103は、前記キャリヤ・ケース29に設けられたため、油圧回路103を含めた装置全体のユニット化が容易である。
前記クラッチ35及び一対のアクスル・シャフト25,27間に、クラッチ35から一対のアクスル・シャフト25,27へ差動分配出力するリヤ・デファレンシャル装置37を設けたため、電動モータ5により後輪11,13を確実に補助駆動することができる。
図3は、本発明の実施例2に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Aでは、油圧ポンプ101Aを、第2軸65Aに結合したものであり、エネルギー発生源としての油圧ポンプ101Aを、中間軸である第2軸65Aにに結合した構成となっている。
本実施例でも実施例1と同様な効果を奏することができる。
図4は、本発明の実施例3に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にBを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Bでは、第1,第2の減速機構31B,33Bの左右位置を変更し、クラッチ35Bは、第1の減速機構31Bの中間軸である第2軸65Bに設けられている。すなわち、大径ギヤ57B及び第2軸65Bに、ボス部111,113が設けられ、大径ギヤ57B及びボス部111は、ボス部113に対しベアリング87B,89Bにより相対回転自在に支持されている。ピストン・シリンダ93B及びニードル・ベアリング99Bは、クラッチ35Bに対応した位置に設けられている。リヤ・デファレンシャル装置37Bのリング・ギヤ73Bは、デフ・ケース77Bに取り付けられている。
本実施例においても、油圧ポンプ101Bの発生油圧によりピストン・シリンダ93Bを動作させ、クラッチ35Bを締結制御することができ、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
図5は、本発明の実施例4に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にCを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Cは、出力回転部材としての第3軸115に差動装置を設けない構造とした。出力駆動装置23Cを、例えば一対備え、各第3軸115を左右後輪側に各別に結合する。
油圧ポンプ101C等の作動は、実施例1と同様である。
本実施例でも、実施例1と同様な効果を奏することができる。また、左右電動モータ5により、左右後輪を各別に制御することができ、リヤ・デファレンシャル装置を省略することができる。
図6は、本発明の実施例5に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にDを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Dは、動作エネルギを、発電電力とし、エネルギー発生源を、ジェネレータ117とし、アクチュエータを、動作モータ119とし、伝達路を、電気回路121とした。
動作モータ119は、キャリヤ・ケース29D側に固定支持され、その出力軸123には、ピニオン・ギヤ125が取り付けられ、カム機構127のギヤ129に噛み合っている。カム機構127は、ボール・カムで構成されている。
電気回路121には、実施例1の第1,第2制御バルブ105,107、アキュームレータ109に相当する第1,第2制御スイッチ131,133、バッテリ135が設けられている。
クラッチ35Dの締結制御は、第2制御スイッチ133の動作モータ正逆切り替え制御により行われる。第2制御スイッチ133がオンになるとバッテリ135から動作モータ119へ給電されて回転が制御される。この回転制御により、ピニオン・ギヤ125及びギヤ129を介してカム機構127が動作し、ニードル・ベアリング99を介してクラッチ35Dが締結される。第2制御スイッチ133がオフになるとバッテリ135から動作モータ119への給電が停止され、動作モータ119の回転が機械的に停止し、締結が継続される。締結解除時は、第2制御スイッチ133により動作モータ119が逆転し、カム機構127の動作が戻され締結が解除される。
コントローラによる第2制御スイッチ133の切り替え制御は、各種センサーによって検知した路面状態、車両の発進、加速、旋回のような走行条件及び操舵条件などに応じて行なわれる。
バッテリ135への蓄電は、ジェネレータ117により行われる。ジェネレータ117の駆動は、実施例1の油圧ポンプ101の駆動と同様である
ジェネレータ117の駆動により発生した電力は、電気回路121を介してバッテリ135へ蓄電される。このとき、バッテリ135の蓄電量が一定以上になると、第1制御スイッチ131がオフに切り替えられ、ジェネレータ117が発生した電力は、そのまま放電される。
本実施例においても、実施例1と同様な効果を奏することができる。
図7は、本発明の実施例6に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例5と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にEを付し、或いは同符号のDをEに代えて説明する。
本実施例の出力駆動装置23Eは、アクチュエータを、ソレノイド137とした。ソレノイド137は、電磁コイル139及びプランジャ141を備え、電磁コイル139は、キャリヤ・ケース29側に固定支持され、プランジャ141は、押圧板143を介してクラッチ35側のピストン145に対向している。ピストン145は、アウター・ケース75Eの摺動増幅機構部に移動可能に支持され、アウター・ケース75Eとの間に、皿ばねで構成されたリターン・スプリング147が介設されている。
ソレノイド137の電磁コイル139に給電されると、プランジャ141が移動し、押圧板143を介してピストン145がリターン・スプリング147の付勢力に抗して移動する。このピストン145の移動と、アウター・ケース75Eの推力増幅機構で発生する移動力とによりクラッチ35Eが締結される。電磁コイル139への給電が停止されるとリターン・スプリング147によってピストン145の移動が戻され、クラッチ35の締結が解除される。
本実施例においても、実施例5と同様な効果を奏することができる。
図8は、本発明の実施例7に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例5と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にFを付し、或いは同符号のDをFに代えて説明する。
本実施例の出力駆動装置23Fは、アクチュエータを、電磁石149とした。電磁石149は、キャリヤ・ケース29F側に固定支持され、電磁石149に対してロータ151、カム機構153、パイロット・クラッチ155、アーマチャ157を備えている。
ロータ151は、非磁性体部を有し、デフ・ケース77のボス部79側に支持されている。カム機構153は、ボール・カムで構成され、カム・リング159とプレッシャー・リング161との間に設けられている。カム・リング159は、デフ・ケース77に対して相対回転可能であり、プレッシャー・リング161は、デフ・ケース77に軸方向移動可能に回転係合している。プレッシャー・リング161とデフ・ケース77との間には、リターン・スプリング163が介設されている。パイロット・クラッチ155は、インナー・プレートがカム・リング159外周に係合し、アウター・プレートがアウター・ケース75Fに係合している。アーマチャ157は、パイロット・クラッチ155に対向している。
電磁石149が通電制御されると、ロータ151を介してアーマチャ157との間に磁路が形成され、アーマチャ157が電磁石149に引き付けられる。この引き付けで、パイロット・クラッチ155が締結され、アウター・ケース75Fの回転と共にカム・リング159が回転しようとする。これによりカム・リング159及びプレッシャー・リング161間で相対回転が起こり、カム機構153が働いてプレッシャー・リング161がリターン・スプリング163の付勢力に抗して移動し、クラッチ35Fが締結される。
電磁石149の通電制御が停止されるとパイロット・クラッチ155の締結が解除され、リターン・スプリング163によってプレッシャー・リング161の移動が戻され、クラッチ35Fの締結が解除される。
本実施例においても、実施例5と同様な効果を奏することができる。
図9は、本発明の実施例8に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例5と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にGを付し、或いは同符号のDをGに代えて説明する。
本実施例の出力駆動装置23Gは、アクチュエータを、動作モータ119とし、第2制御スイッチ133Gは、動作モータ119の正逆転を切り替える。動作モータ119は、キャリヤ・ケース29Gに固定支持され、その出力軸123には、ウォーム・ギヤ169が設けられ、ウォーム・ホイール171に噛み合っている。ウォーム・ホイール171は、キャリヤ・ケース29Gに回転自在に支持され、その側面に偏心ピン173が突設されている。偏心ピン173には、連動ロッド175のフォーク部177が係合し、連動ロッド175は、ニードル・ベアリング99を介してクラッチ35Gに対向している。
第2制御スイッチ133Gの制御により動作モータ119へ給電されて例えば正転制御されると、ウォーム・ギヤ169を介してウォーム・ホイール171が正転方向へ回転し、偏心ピン173が偏心回転する。偏心ピン173の偏心回転により連動ロッド175が軸方向移動し、ニードル・ベアリング99を介してクラッチ35Gが締結される。動作モータ119が逆転制御されると、ウォーム・ホイール171が逆転方向へ回転し、偏心ピン173の偏心回転が戻る。この偏心回転の戻りで連動ロッド175の軸方向移動が戻され、クラッチ35Gの締結が解除される。
本実施例においても、実施例5と同様な効果を奏することができる。
図10は、本発明の実施例9に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例5と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にHを付し、或いは同符号のDをHに代えて説明する。
本実施例の出力駆動装置23Hでは、第1,第2の減速機構31H,33Hの左右位置を変更し、伝達装置は、第1の減速機構31Hに設けられた高低変速切替用のクラッチ179である。第1の減速機構31Hは、高速段181及び低速段183からなり、高速段181の第1ギヤ185及び低速段183の第2ギヤ187は、第1軸59Hに固定され、高速段181の第3ギヤ189及び低速段183の第4ギヤ191は、第2軸65Hにニードル・ベアリング193,195を介して相対回転自在に配置されている。
クラッチ179は、クラッチ・リング197が高速段181側へ移動すると第3ギヤ189を第2軸65Hに結合し、同低速段183側へ移動すると第4ギヤ191を第2軸65Hに結合する。クラッチ・リング197は、第1ロッド199に係合している。第1ロッド199は、スプリングを用いた待ち機構201を介して第2ロッド203に結合され、第2ロッド203は、ボールねじ機構205に結合されている。ボールねじ機構205には、ギヤ207が取り付けられ、動作モータ119の出力軸123のピニオン・ギヤ125に噛み合っている。動作モータ119は、第2制御スイッチ133Hにより正逆転が切り替えられる。
リヤ・デファレンシャル装置37Hのリング・ギヤ73Hは、デフ・ケース77Hに取り付けられている。
第2制御スイッチ133Hの制御により動作モータ119へ給電されて例えば正転制御されると、ピニオン・ギヤ125及びギヤ207の回転によりボールねじ機構205及び待ち機構201を介してクラッチ・リング197が高速段181側へ移動して第3ギヤ189を第2軸65Hに結合する。この結合により、電動モータ5の出力が、高速段181から第2軸65Hへ伝達される。第2制御スイッチ133Hの制御により動作モータ119へ給電されて例えば逆転制御されると、クラッチ・リング197が低速段183側へ移動して第4ギヤ191を第2軸65Hに結合する。この結合により、電動モータ5の出力が、低速段183から第2軸65Hへ伝達される。
又、クラッチ・リング197が高速段181及び低速段183の中立位置に移動することで電動モータ5のトルク伝達が行われず、2WDで走行することができる。
本実施例においても、実施例5と同様な効果を奏することができる。
図11は、本発明の実施例10に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にIを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Iでは、伝達装置を、クラッチ35ではなく電動モータ5の出力を変速する第1の減速機構であるベルト式変速装置209とし、アクチュエータとしてのピストン・シリンダ93Iを、ベルト式変速装置209に設けた。
ベルト式変速装置209は、第1軸59Iに第1プーリ211が支持され、第2軸65Iに第2プーリ213が支持されたものである。
第1プーリ211がピストン・シリンダ93Iにより間隔を広くするように制御されると、第2プーリ213の間隔が自動的に狭くなり、電動モータ5の出力が第1軸59Iから第2軸65Iへ相対的に減速して伝達される。第1プーリ211が間隔を狭くするように制御されると、第2プーリ213の間隔が自動的に広くなり、電動モータ5の出力が第1軸59Iから第2軸65Iへ相対的に増速して伝達される。
ピストン・シリンダ93Iのシリンダ95Iに、アキュームレータ109Iから油圧が供給されると第1プーリ211の可動側と一体のピストン97Iが移動して第1プーリ211の間隔が狭くなり、第2プーリ213の間隔がスプリング力に抗して広くなる。シリンダ95Iから油圧が抜かれると逆の動作をし、第2プーリ213の間隔がスプリング力により狭くなり、第1プーリ211の間隔がこれに応じて広くなる。
従って、本実施例において、アクチュエータにより切り替え可能とは、ベルト式変速装置209の変速切り替えが可能であることを意味する。
リヤ・デファレンシャル装置37I及びその締結機構は、図8の実施例7と同一構成となっている。但し、本実施例では、電磁石149への通電を、制御スイッチ215のコントローラによる制御を介してバッテリィ217から行う構成となっている。
本実施例においても、実施例5と同様な効果を奏することができる。
図12は、本発明の実施例11に係る出力駆動装置のスケルトン断面図である。なお、基本的な構成は、実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にJを付して説明する。
本実施例の出力駆動装置23Jでは、動作エネルギを、摩擦力とし、エネルギー発生源を、摩擦力を発生させる電磁摩擦クラッチ219とし、アクチュエータを、摩擦力で動作するカム機構221とし、伝達路を、摩擦力をカム機構221に伝達するギヤ機構223とした。
電磁摩擦クラッチ219は、第2軸65Jに固定された円板225を挟んで電磁石227及びアーマチャ229を備えている。電磁石227は、キャリヤ・ケース29J側に固定支持され、電磁石227への通電を、制御スイッチ231のコントローラによる制御を介してバッテリィ233から行う構成となっている。アーマチャ229は、第2軸65Jの端部に同軸に配置された回転軸235に軸方向移動可能に回転係合している。
カム機構221は、ボール・カムで構成され、キャリヤ・ケース29J側に支持されている。
ギヤ機構223は、回転軸235に平行な回転軸237を備え、回転軸235に小径ギヤ239が固定され、回転軸237に大径ギヤ241及び小径ギヤ243が固定されている。回転軸237の小径ギヤ243は、カム機構221のギヤ245に噛み合っている。
クラッチ35Jの締結制御は、制御スイッチ231の切り替え制御により行われる。制御スイッチ231がオンになるとバッテリィ233から電磁石227へ給電され、アーマチャ229が引き付けられる。この引き付けでアーマチャ229が円板225に摩擦係合し、第2軸65Jの回転がギヤ機構223の回転軸235に伝達される。回転軸235の回転により、小径ギヤ239,回転軸237,大径ギヤ241,小径ギヤ243を介してギヤ245が回転し、カム機構221が動作する。カム機構221が動作すると、ニードル・ベアリング99を介してクラッチ35Jが締結される。制御スイッチ213がオフになるとバッテリィ233から電磁石227への給電が停止され、アーマチャ229の円板225に対する摩擦係合が解除され、第2軸65Jからカム機構221へのアクチュエータ動作エネルギ伝達のための回転伝達が停止する。この回転伝達の停止によりカム機構221が解放され、クラッチ35Jの締結が解除される。
本実施例では、動作エネルギ発生源を油圧ポンプやジェネレータのように直接エネルギを発生するものではなく、伝動モータ5の駆動力を電磁摩擦クラッチ219により適度な摩擦力に変換してアクチュエータであるカム機構221を動作させるものである。
本実施例においても、実施例1と同様な効果を奏することができる。
[その他]
動作エネルギを、空気圧とし、流体ポンプを、空気圧ポンプとすることも可能である。
出力駆動装置を適用したハイ・ブリッド自動車のスケルトン平面図である(実施例1)。 出力駆動装置の一部スケルトンを用いた断面図である(実施例1)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例2)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例3)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例4)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例5)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例6)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例7)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例8)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例9)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例10)。 出力駆動装置のスケルトン断面図である(実施例11)。
符号の説明
5 電動モータ
23,23A,23B,23C,23D,23E,23F,23G,23H, 23I,23J 出力駆動装置
25,27 アクスル・シャフト(出力回転部材)
29,29A,29B,29C,29D,29E,29F,29G,29H, 29I,29J キャリヤ・ケース
35,35A,35B,35C,35D,35E,35F,35G,35J,
クラッチ(伝達装置)
93,93B,93I ピストン・シリンダ(アクチュエータ)
37 差動装置
101,101A,101B,101C 油圧ポンプ(流体ポンプ、エネルギー発生源)
103 油圧回路(流体回路、伝達路)
115 第3軸(出力回転部材)
117,117E,117F,117G,117H ジェネレータ(エネルギ ー発生源)
119 動作モータ(アクチュエータ)
121 電気回路(伝達路)
137 ソレノイド(アクチュエータ)
149 電磁石(アクチュエータ)
179 クラッチ(伝達装置)
219 電磁摩擦クラッチ(エネルギー発生源)
221 カム機構(アクチュエータ)
223 ギヤ機構(伝達路)

Claims (13)

  1. 電動モータの駆動力を動作エネルギを用いたアクチュエータにより切り替え可能な伝達装置を介し出力回転部材から出力する出力駆動装置において、
    前記電動モータにより駆動され前記動作エネルギを発生させるエネルギー発生源を設け、
    前記発生した動作エネルギをアクチュエータへ送る伝達路を設けた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  2. 請求項1記載の出力駆動装置であって、
    前記動作エネルギは、流体圧力であり、
    前記エネルギー発生源は、前記流体圧力を発生させる流体ポンプであり、
    前記アクチュエータは、前記流体圧力で動作するピストン・シリンダであり、
    前記伝達路は、流体回路である
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  3. 請求項2記載の出力駆動装置であって、
    前記電動モータ及び流体ポンプは、流体が収容されたキャリヤ・ケースに支持され、
    前記流体ポンプは、前記キャリヤ・ケース内の流体を用いて前記流体圧力を発生させる
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  4. 請求項2記載の出力駆動装置であって、
    前記電動モータ及び流体ポンプは、キャリヤ・ケースに支持され、
    前記ピストン・シリンダは、前記キャリヤ・ケースに設けられた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  5. 請求項1記載の出力駆動装置であって、
    前記動作エネルギは、発電電力であり、
    前記エネルギー発生源は、ジェネレータであり、
    前記アクチュエータは、前記動作モータ,ソレノイド,電磁石の何れかであり、 前記伝達路は、電気回路である
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の出力駆動装置であって、
    前記電動モータ及びエネルギー発生源は、キャリヤ・ケースに支持され、
    前記伝達路は、前記キャリヤ・ケースに設けられた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の出力駆動装置であって、
    前記駆動力を減速して前記伝達装置へ伝達するための減速ギヤ組を備え、
    前記伝達装置は、クラッチである
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  8. 請求項7記載の出力駆動装置であって、
    前記出力回転部材は、一対備えられ、
    前記伝達装置及び一対の出力回転部材間に、伝達装置から一対の出力回転部材へ差動分配出力する差動装置を設けた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  9. 請求項1〜8記載の出力駆動装置であって、
    前記エネルギー発生源は、前記電動モータの出力軸と同軸状に結合された
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  10. 請求項7又は8記載の出力駆動装置であって、
    前記減速ギヤ組は、前記電動モータの出力軸に平行に配置された中間軸を備え、
    前記エネルギー発生源は、前記中間軸に結合された
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  11. 請求項7又は8記載の出力駆動装置であって、
    前記減速ギヤ組は、前記電動モータの出力軸に平行に配置された中間軸を備え、
    前記伝達装置は、前記中間軸に設けられた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  12. 請求項2記載の出力駆動装置であって、
    前記伝達装置は、前記電動モータの出力を変速するベルト式変速装置であり、
    前記ピストン・シリンダは、前記ベルト式変速装置に設けられた
    ことを特徴とする出力駆動装置。
  13. 請求項1記載の出力駆動装置であって、
    前記動作エネルギは、摩擦力であり、
    前記エネルギー発生源は、前記摩擦力を発生させる電磁摩擦クラッチであり、
    前記アクチュエータは、前記摩擦力で動作するカム機構であり、
    前記伝達路は、前記摩擦力を前記カム機構に伝達するギヤ機構である
    ことを特徴とする出力駆動装置。
JP2005379092A 2005-12-28 2005-12-28 出力駆動装置 Pending JP2007177952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379092A JP2007177952A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 出力駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379092A JP2007177952A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 出力駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007177952A true JP2007177952A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38303338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005379092A Pending JP2007177952A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 出力駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007177952A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031742A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd 駆動装置の油圧制御装置
JP2011105187A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Aisin Seiki Co Ltd ハイブリッド車両用駆動装置
JP2011230755A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Dr Ing Hcf Porsche Ag 電気駆動装置を有する車両

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011031742A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Honda Motor Co Ltd 駆動装置の油圧制御装置
JP2011105187A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Aisin Seiki Co Ltd ハイブリッド車両用駆動装置
JP2011230755A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Dr Ing Hcf Porsche Ag 電気駆動装置を有する車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8499868B2 (en) Drive system and motor vehicle having such a drive system
US7175559B2 (en) Torque vectoring axle assembly
JP3628983B2 (ja) 電磁クラッチを有した動力伝達装置
US7361113B2 (en) Torque distributing drive unit for motor vehicles
US7156771B2 (en) Clutch unit
JP6888428B2 (ja) 4輪駆動車及び4輪駆動車の制御方法
JPS63203958A (ja) 摩擦係合装置用アクチユエ−タ
JP2006022879A (ja) 電動モータ駆動装置
JP5845624B2 (ja) 車両駆動装置
JP2010254135A (ja) 四輪駆動車
JP2007177952A (ja) 出力駆動装置
JP2010264783A (ja) 駆動モータ用動力伝達装置
JP2007145088A (ja) 動力伝達装置
JP2014132196A (ja) 作業車両の変速装置
JP2004270762A (ja) 油圧・機械式無段変速装置
KR101860868B1 (ko) 차량의 파킹 및 디스커넥팅 장치
JP3628982B2 (ja) 電磁クラッチの潤滑構造
JP2005098477A (ja) 回転断続装置
JP2015140133A (ja) 車両駆動システム
JP2010025170A (ja) 駆動力断続装置、駆動力断続装置の制御方法、四輪駆動車両及び四輪駆動車両の制御方法
US11192449B2 (en) Drive force transfer device and four-wheel-drive vehicle
US20180142774A1 (en) Transmission
JP2014001750A (ja) 動力伝達装置
JP5375714B2 (ja) 自動変速機
JP2007126108A (ja) 減速駆動装置