JP2007177716A - エンジンのegrバルブの制御装置 - Google Patents

エンジンのegrバルブの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 EGRバルブの開度を調整するに際して、黒煙発生を抑制し、エンジンの加速性を向上させ、ターボチャージャによる過給を十分に行えるようにする。
【解決手段】エンジン1が過渡状態にあると判断された場合には、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させる制御が行われる。また、エンジン1が過渡状態にあることが検出された場合には、バイパスバルブ11を所定時間閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から徐々に開度を大きくして開かれた状態B2まで変化させる制御が行われる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、エンジンの排気通路内の排気ガスを吸気通路に導入するためのEGRバルブを制御する装置に関するものである。
ディーゼルエンジンやガソリンエンジンには、排気再循環(Exhaust Gas Recirculationn)を行うためのバルブ(本明細書では、EGRバルブという)が設けられている。
EGRバルブは、排気通路を通過する不活性ガスとしての排気ガスの一部をエンジンの吸気通路に導入して、エンジン内の燃焼を抑制して燃焼温度を低下させることで、排気ガス中の有害成分であるNOxを低減させるために設けられている。
図1に示すように、EGRバルブ5は、エンジン1の排気通路2と吸気通路3とを連通するEGR通路4上に設けられており、排気通路2内の排気ガスを吸気通路3に導入するものである。コントローラ6は、EGRバルブ5を制御する装置であり、エンジン1の運転条件に応じて、EGRバルブ5の開度を調整する。 コントローラ6は、制御マップに従い、図2(a)に示すように、第1の開度A1から第2の開度A2に変化させるように、EGRバルブ5の開度を調整する制御を行うようにしている。
また、エンジン1には、排気通路2内の排気ガスによってタービン7が駆動されコンプレッサ8によって所定ブースト圧まで圧縮された吸入空気を吸気通路3に導入するターボチャージャ9が設けられている。ターボチャージャ9は、エンジン1の燃費、エンジン出力等を向上させるために設けられている。また、排気通路2と吸気通路3とを連通するバイパス通路10上には、吸気通路3内の所定ブースト圧の吸入空気を排気通路2に逃がすためのバイパスバルブ11が設けられている。バイパスバルブ11は、吸入空気のブースト圧Pinが排気ガスの排気圧Pexよりも大きくなっている場合に、バルブ11を開いて、ブースト圧Pinを排気圧Pex以下にして、EGRバルブ5を介して排気ガスを吸気通路3に導入させるようにするために設けられている。コントローラ6は、エンジン1の運転条件に応じて、バイパスバルブ11の開閉を調整する。コントローラ6は、制御マップに従い、図2(b)に示すように、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に変化させるように、バイバスバルブ11の開閉を調整する制御を行うようにしている。
後掲する特許文献1には、トラックを軽負荷の状態から加速させる場合に、排気管から黒煙が排出されることを防止するために、EGRバルブの開度を時間の経過に伴い徐々に変化させるように制御するという発明が記載されている。すなわち、図3(a)に示すように、トラックが加速状態にありエンジン回転数が時間の経過に伴い増加すると、図3(b)に示すように、EGRバルブの開度を、小さい開度A3から時間の経過に伴い徐々に増加させて大きい開度A4に到達させるように制御している。
特開2002−256915号公報
特許文献1記載の発明は、車両が加速している場合に、EGRバルブの開度が変化するときの開度変化を緩やかに行わせるというものである。
しかし、このような制御では、黒煙の発生を完全に抑制することはできないことが本発明者らによって明らかになった。すなわち、トラックのようにエンジン出力が走行のみに使用されエンジンが低回転で使用され負荷が緩やかに変動する状況で使用される場合には、特に問題はないものの、建設機械のようにエンジン出力が走行と作業に使用されエンジンが常時高回転で使用され負荷が急激に変動することがある状況で使用される場合には、特許文献1記載の技術を適用したとしても、黒煙の発生を抑制することができない。また、エンジンの加速が悪化したり、ターボチャージャによる過給が十分に行われなかったりする。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、EGRバルブの開度を調整するに際して、黒煙発生を抑制し、エンジンの加速性を向上させ、ターボチャージャによる過給を十分に行えるようにするものである。
第1発明は、
エンジンの排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路上に、排気通路内の排気ガスを吸気通路に導入するためのEGRバルブが設けられ、エンジンの運転条件に応じて、EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させる制御を行うようにした、エンジンのEGRバルブ制御装置であって、
エンジンが過渡状態にあることを検出する過渡状態検出手段と、
EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させるに際して、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、EGRバルブを第1の開度から、所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを第2の開度まで変化させる制御を行う制御手段と
を備えたことを特徴とする。
第2発明は、第1発明において、
制御手段は、
EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させるに際して、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、EGRバルブを第1の開度から、所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを、閉じられた状態から徐々に開度を大きくして第2の開度まで変化させる制御を行うものである
ことを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明において、
排気通路内の排気ガスによってタービンが駆動されコンプレッサによって所定ブースト圧まで圧縮された吸入空気を吸気通路に導入するターボチャージャが設けられ、排気通路と吸気通路とを連通するバイパス通路上に、吸気通路内の所定ブースト圧の吸入空気を排気通路に逃がすためのバイパスバルブが設けられ、排気ガスの吸気側への逆流が生じないときに、バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させる制御を行うようにした、エンジンのEGRバルブ制御装置であって、
バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させるに際して、あるいはバイパスバルブが開かれた状態になっている場合に、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、バイパスバルブを所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを、開かれた状態まで変化させる制御を行う制御手段と
を備えたことを特徴とする。
第4発明は、第1発明または第2発明において、
排気通路内の排気ガスによってタービンが駆動されコンプレッサによって所定ブースト圧まで圧縮された吸入空気を吸気通路に導入するターボチャージャが設けられ、排気通路と吸気通路とを連通するバイパス通路上に、吸気通路内の所定ブースト圧の吸入空気を排気通路に逃がすためのバイパスバルブが設けられ、排気ガスの吸気側への逆流が生じないときに、バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させる制御を行うようにした、エンジンのEGRバルブ制御装置であって、
バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させるに際して、あるいはバイパスバルブが開かれた状態になっている場合に、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、バイパスバルブを所定時間閉じられた状態にし、その後、バイパスバルブを、閉じられた状態から徐々に開度を大きくして開かれた状態まで変化させる制御を行うものである
ことを特徴とする。
第2発明によれば、エンジン1が過渡状態にあると判断された場合には、図7(a)に示すように、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ1閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させる制御が行われる。
EGRバルブ5を常時開いた状態にしておければ、NOxが抑制効果が最大に得られる。しかし、その反面、エンジン1が過渡状態にあるときでもEGRバルブ5を開いたままにしておくとすると、不活性な排気ガスが吸気側に導入されることで、本来の燃焼に必要な酸素が不足したり、排気ガスによるタービン7の駆動力が不足したりして、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したり、ターボチャージャ9による過給が十分に行われなかったりする。
本発明によれば、エンジン1が過渡状態にあるときにはEGRバルブ5が所定時間τ1だけ閉じられる。このため不活性な排気ガスが吸気側に導入されることが所定時間τ1だけ阻止され、その間に、本来の燃焼に必要な分の酸素が供給されたり、排気ガスによってタービン7を十分に駆動することができるため、黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたり、ターボチャージャ9による過給を十分に行わせたりすることができる。
また、本発明によれば、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させるようにしている。ここで、仮に、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから急激に開いて第2の開度A2に変化させたとすると、不活性な排気ガスが吸気側に急激に導入されることで、本来の燃焼に必要な酸素が不足したり、排気ガスによるタービン7の駆動力が不足したりして、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したり、ターボチャージャ9による過給が十分に行われなかったりする。本発明によれば、EGRバルブ5を、所定時間τ2をかけて徐々に第2の開度A2まで変化させるようにしたので、不活性な排気ガスが吸気側に緩やかに導入され、それにより、黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたり、ターボチャージャ9による過給を十分に行わせたりすることができる。
第2発明では、図7(a)に示すように、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ1閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させる制御を行うようにしているが、図7(b)に示すように、図7(a)の後半のEGRバルブ5を所定時間τ2をかけて徐々に第2の開度A2まで変化させる制御を省略して、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ2′閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから第2の開度A2まで変化させる制御を行うようにしてもよい(第1発明)。
第4発明によれば、エンジン1が過渡状態にあることが検出された場合には、図9(a)あるいは図9(b)に示すように、バイパスバルブ11を所定時間τ11閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から徐々に開度を大きくして開かれた状態B2まで変化させる制御が行われる。バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に変化させる場合に、かかる制御を行ってもよく(図9(a))、バイパスバルブ11が開かれた状態B2になっている場合にかかる制御を行ってもよい(図9(b))。
バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に移行する際に、直ぐに開かれた状態B2に移行させたり、開かれた状態B2にあるときにそのままにしておければ、所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げて、ブースト圧Pinを排気圧Pex以下にすることができ、EGRバルブ5を介して排気ガスを吸気管23に流せ込ませることができる。しかし、その反面、エンジン1が過渡状態にあるときでもバイパスバルブ11を直ぐに開くか、開いたままにしておくとすると、所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げることで、ブースト圧が低下して、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したりする。
本発明によれば、エンジン1が過渡状態にあるときには、バイパスバルブ11は所定時間τ11だけ閉じられた状態にされる。このため、この間は、所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げることが阻止され、ブースト圧の低下を防止でき、黒煙の発生を抑制したり、エンジン1の加速を向上させたりすることができる。
また、本発明によれば、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から所定の開度変化率で開度を上昇させて、時間τ12をかけて開かれた状態B2に到達させるようにしている。ここで、仮に、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から急激に開かれた状態B2に変化させたとすると、ブースト圧が急減に低下し、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したりする。本発明によれば、バイパスバルブ11を所定時間τ12をかけて徐々に開かれた状態B2まで変化させるようにしたので、ブースト圧の急激な低下を抑制でき、それにより、黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたりすることができる。
第4発明では、図9(a)あるいは図9(b)に示すように、バイパスバルブ11を、所定時間τ11閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ1を、閉じられた状態B1から時間経過とともに徐々に開度を大きくして開かれた状態B2まで変化させる制御を行うようにしているが、図9(c)または図9(d)に示すように、図9(a)、(b)における後半の、バイパスバルブ11を所定時間τ22をかけて徐々に開かれた状態B2まで変化させる制御を省略して、バイパスバルブ11を、所定時間τ11′閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2まで変化させる制御を行うようにしてもよい(第3発明)。
以下、図面を参照して本発明に係るエンジンのEGRバルブ制御装置の実施の形態について説明する。
図1は、実施形態のエンジンのEGRバルブ制御装置の構成を示す。この装置は、建設機械に搭載される。また、エンジンは、4サイクルのディーゼルエンジンを想定する。
エンジン1には、吸気通路3と排気通路2が設けられている。吸気通路3は、吸気マニホールド13と吸気管23とからなる。排気通路2は、排気マニホールド12と排気管22とからなる。
吸気マニホールド13の出口13bは、エンジン1の吸入用バルブを介してシリンダの燃焼室に連通しており、吸気マニホールド13の入口13aは、吸気管23に連通している。排気マニホールド12の入口12aは、エンジン1の排気用バルブを介してシリンダの燃焼室に連通しており、排気マニホールド12の出口12bは、排気管22に連通している。
吸気行程では、吸気マニホールド13から吸入用バルブを介して、エンジン1のシリンダ内に空気が吸入される。圧縮行程では、エンジン1のシリンダ内に、燃料噴射システムによって燃料が噴射される。シリンダに吸入された空気は、この噴射された燃料と混合され、圧縮された混合気が、圧縮上死点付近で自己着火燃焼する。排気行程では、燃焼後の排気ガスが排気用バルブを介して排気マニホールド12に排出される。
吸気管23には、ベンチュリ33が設けられている。
排気管22とベンチュリ33のスロート部33aとは、EGR通路4によって連通している。EGR通路4上には、EGRクーラ14と、EGRバルブ5が設けられている。EGRバルブ5は、排気管22内の不活性ガスとしての排気ガスの一部をベンチュリ33のスロート部33aに導入して、エンジン1内の燃焼を抑制して燃焼温度を低下させることで、排気ガス中の有害成分であるNOxを低減させるために設けられている。EGRクーラ14は、排気管22とEGRバルブ5の間に設けられている。EGRクーラ14は、排気管22から吸気通路3に導入される排気ガスの温度を低下させる。ベンチュリ33は、ベンチュリ効果によってベンチュリ33内で負圧を発生させて、EGR通路4内の排気ガスをベンチュリ33内に吸引する。
EGRバルブ5の開度が変化することによって、EGR通路4の開口面積が変化し、排気管22から吸気管23に導入される排気ガスの量が調整される。EGRバルブ5は、バルブアクチュエータ15によって作動する。バルブアクチュエータ15は、たとえば油圧によって駆動される。EGRバルブ5には、EGRバルブ5の開度Aを検出するセンサ16が設けられている。コントローラ6には、センサ16で検出された開度Aを示す信号が入力される。コントローラ6は、EGRバルブ5を制御する装置であり、後述するように、エンジン1の運転条件に応じて、EGRバルブ5の開度Aを調整する。コントローラ6からバルブアクチュエータ15に対して、EGRバルブ5の開度Aを示す開度指令信号が加えられる。
エンジン1には、ターボチャージャ9が設けられている。ターボチャージャ9は、エンジン1の燃費、エンジン出力等を向上させるために設けられている。ターボチャージャ9のタービン7のシュラウドの入口7aは、排気管22に連通しているとともに、タービン7のシュラウドの出口7bは、マフラ42を介して大気に連通している。ターボチャージャ9のコンプレッサ8のシュラウドの入口8aは、エアクリーナ43を介して大気に連通しているとともに、コンプレッサ8のシュラウドの出口8bは、アフタクーラ17を介して、吸気管23のうちベンチュリ33の上流側に連通している。アフタークーラ17は、ターボチャージャ9によって圧縮された吸入空気の温度を低下させて、エンジン1のシリンダ室内の酸素の充填効率を高めるために設けられている。
ターボチャージャ9のタービン7は、排気管22内の排気ガスによって駆動される。タービン7が回転すると、タービン7と同軸上に設けられたコンプレッサ8が駆動され、エアクリーナ43を介して吸入された空気がコンプレッサ8によって、大気圧以上の所定ブースト圧まで圧縮され、圧縮された吸入空気が、アフタークーラ17に圧送される。アフタークーラ17によって、所定ブースト圧の吸入空気が冷却されて、吸気通路23、つまりベンチュリ33、吸気マニホールド13を介してエンジン1のシリンダ内に押し込まれる。
排気管22と、吸気管23のうちベンチュリ33の上流側とは、バイパス通路10によって連通している。バイパス通路10上には、バイパスバルブ11が設けられている。バイパスバルブ11は、ベンチュリ33の上流側の所定ブースト圧の吸入空気を、排気管22に逃がすために設けられている。バイパスバルブ11を開いてブースト圧Pinと排気圧Pexの差を小さくして、EGRバルブ5を介して排気ガスを吸気管23に導入させるようにするために設けられている。
バイパスバルブ11が開閉することによって、バイパス通路10が連通、遮断され、所定ブースト圧の吸気の排気管22へ流入がオン、オフされる。バイパスバルブ11は、バルブアクチュエータ18によって作動する。バルブアクチュエータ18は、たとえば油圧によって駆動される。バイパスバルブ11には、バイパスバルブ11の開度Bを検出するセンサ19が設けられている。コントローラ6には、センサ19で検出された開度Bを示す信号が入力される。コントローラ6は、バイパスバルブ11を制御する装置であり、後述するように、エンジン1の運転条件に応じて、バイパスバルブ11の開度Bを調整する。コントローラ6からバルブアクチュエータ18に対して、バイパスバルブ11の開度Bを示す開度指令信号が加えられる。
また、エンジン1には、以下の各センサが設けられている。
・ブースト圧Pin、排気圧Pexを検出するセンサ;
このセンサは、バイパスバルブ11の開閉を判断するために用いられる。
・空燃比センサ;
このセンサは、エンジン1が過渡状態にあるか否かを判断するために用いられる。空燃比とは、空気と、燃料との重量比(A/F)であり、空燃比が大きいとは、燃料に比して空気が多い希薄な状態をいい、空燃比が小さいとは、空気に比して燃料が多い濃い状態をいうものとする。このセンサは、エンジン1が過渡状態にあるか否かを判断するために用いられる。
なお、空燃比を直接検出する代わりに、吸気ブースト圧、吸気ブースト温度、シリンダの体積効率等の値を用いて空燃比を算出してもよい。
いずれのセンサの検出信号もコントローラ6に入力される。
コントローラ6は、図4(a)に示す制御マップに従い、EGRバルブ5の開度Aを調整する制御を行うとともに、図4(b)に示す制御マップに従い、バイパスバルブ11の開閉(B2、B1)を調整する制御を行う。
図4(a)は、横軸をエンジン1の回転数とし、縦軸をエンジン1のシリンダ内への燃料噴射量として、エンジン回転数、燃料噴射量とEGRバルブ5の開度Aとの対応関係を示している。
図4(b)は、横軸をエンジン1の回転数とし、縦軸をエンジン1のシリンダ内への燃料噴射量として、エンジン回転数、燃料噴射量とバイパスバルブ11を開閉させるための条件の領域(M2、M1)との対応関係を示している。
EGRバルブ5は、たとえば図5に示すように、ポペット弁5aで構成されており、ポペット弁5aのリフト量Lに応じてEGRバルブ5の開度Aが定まる。ポペット弁5aのリフト量Lが0mmのときEGRバルブ5は閉じられた状態Aminにあり、ポペット弁5aが最大リフト量10mmのときEGRバルブ5は最大開度Amaxまで開かれた状態にある。図4(a)では、EGRバルブ5の開度Aに対応させてポペット弁5aのリフト量Lを示している。
バイパスバルブ11は、図4(b)に示す制御マップ上で、開かれる条件の領域M2にあり、かつブースト圧Pin、排気圧Pexの関係がPin>Pexとなっている正ブースト状態になっているときに、開かれる。それ以外の条件の領域M1にあるとき、または開かれる条件の領域M2にあるときでも、ブースト圧Pin、排気圧Pexの関係がPin≦Pexとなっている負ブースト状態になっているときには、閉じられる。
(第1実施例)
コントローラ6では、図6に示す第1の過渡時制御が実行される。
すなわち、図4(a)に示す制御マップにしたがい、EGRバルブ5の開度Aを変化させるべきか否かが判断される(ステップ101)。たとえば図4(a)において、エンジン1の運転条件が変化し、EGRバルブ5の開度Aを、第1の開度A1から第2の開度A2に変化させるべきと判断された場合には(ステップ101の判断YES)、つぎの処理に移行されて、エンジン1が過渡状態にあるか否かが判断される。具体的には、空燃比(A/F)が所定のしきい値以下になっているか否か、つまり燃料に比して酸素が足りない状態であるか否かが判断される(ステップ102)。この結果、エンジン1が過渡状態にあると判断された場合には(ステップ102の判断YES)、図7(a)に示すように、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ1閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させる制御(第1の過渡時制御)を行う。コントローラ6は、タイマを有しており、EGRバルブ5を、時刻t1で第1の開度A1から閉じられた状態Aminにし、タイマをスタートさせ、タイマによってτ1計時された時点で、閉じられた状態Aminから所定の開度変化率で開度を上昇させて、τ2の時間をかけて第2の開度A2に到達させる。なお、τ1とτ2の合計時間は、EGRが長期間なされないことを回避するために、たとえば5秒間に設定される。なお、コントローラ6は、センサ16で検出されるEGRバルブ5の現在の開度Aをフィードバック量としてEGRバルブ5の開度Aを目標値に一致させる制御を行う(ステップ103)。
(第2実施例)
コントローラ6では、上述の第1実施例で説明した図6に示す第1の過渡時制御と併せて、図8に示す第2の過渡時制御が実行される。
すなわち、バイパスバルブ11が現在開かれた状態B2にあるか否かが判断される。これは、たとえばセンサ19で検出されるバイパスバルブ11の現在の開度Bによって判断される(ステップ201)。つぎに、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に変化させるべきか否かが判断される。つまり図4(b)に示す制御マップ上で、閉じられた条件の領域M1から、開かれる条件の領域M2に移行し、かつブースト圧Pin、排気圧Pexの関係がPin>Pexとなる正ブースト状態になっているか否かが判断される(ステップ202)。つぎに、エンジン1が過渡状態にあるか否かが判断される。具体的には、空燃比(A/F)が所定のしきい値以下になっているか否か、つまり燃料に比して酸素が足りない状態であるか否かが判断される(ステップ203)。この結果、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に変化させると判断されたか(ステップ202の判断YES)、あるいはバイパスバルブ11が開かれた状態B2になっていると判断されており(ステップ201の判断YES)、エンジン1が過渡状態にあることが検出された場合には(ステップ203の判断YES)、図9(a)あるいは図9(b)に示すように、バイパスバルブ11を所定時間τ11閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から徐々に開度を大きくして開かれた状態B2まで変化させる制御(第2の過渡時制御)を行う。図9(a)は、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に変化させる場合に行われる第2の過渡時制御を示している。図9(b)は、バイパスバルブ11が開かれた状態B2になっている場合に行われる第2の過渡時制御を示している。
図9(a)に示すように、時刻t11でタイマがスタートされ、タイマによってτ11時間更にバイパスバルブ11が閉じられた状態B1を維持する。時間τ11が計時された時点で、閉じられた状態B1から所定の開度変化率で開度を上昇させて、時間τ12をかけて開かれた状態B2に到達させる。あるいは、図9(b)に示すように、バイパスバルブ11を時刻t11で開かれた状態B2から閉じられた状態B1にする。時刻t11でタイマがスタートされ、タイマによってτ11時間閉じられた状態B1を維持する。時間τ11が計時された時点で、閉じられた状態B1から所定の開度変化率で開度を上昇させて、時間τ12をかけて開かれた状態B2に到達させる。なお、コントローラ6は、センサ19で検出されるバイパスバルブ11の現在の開度Bをフィードバック量としてバイパスバルブ11の開度Bを目標値に一致させる制御を行う(ステップ204)。
つぎに本実施例による効果を説明する。
EGRバルブ5を常時開いた状態にしておければ、NOxが抑制効果が最大に得られる。しかし、その反面、エンジン1が過渡状態にあるときでもEGRバルブ5を開いたままにしておくとすると、不活性な排気ガスが吸気側に導入されることで、本来の燃焼に必要な酸素が不足したり、排気ガスによるタービン7の駆動力が不足したりして、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したり、ターボチャージャ9による過給が十分に行われなかったりする。
本実施例によれば、エンジン1が過渡状態にあるときにはEGRバルブ5が所定時間τ1だけ閉じられる。このため不活性な排気ガスが吸気側に導入されることが所定時間τ1だけ阻止され、その間に、本来の燃焼に必要な分の酸素を供給できたり、排気ガスによってタービン7を十分に駆動することができる。このため、黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたり、ターボチャージャ9による過給を十分に行わせたりすることができる。
また、本実施例によれば、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させるようにしている。ここで、仮に、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから急激に開いて第2の開度A2に変化させたとすると、不活性な排気ガスが吸気側に急激に導入され、それによって、本来の燃焼に必要な酸素が不足したり、排気ガスによるタービン7の駆動力が不足したりして、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したり、ターボチャージャ9による過給が十分に行われなかったりする。本実施例によれば、EGRバルブ5を所定時間τ2をかけて徐々に第2の開度A2まで変化させるようにしたので、不活性な排気ガスが吸気側に緩やかに導入される。これにより黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたり、ターボチャージャ9による過給を十分に行わせたりすることができる。
なお、本実施例では、図7(a)に示すように、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ1閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから時間経過とともに徐々に開度を大きくして第2の開度A2まで変化させる制御を行うようにしているが、図7(b)に示すように、図7(a)における後半のEGRバルブ5を所定時間τ2をかけて徐々に第2の開度A2まで変化させる制御を省略して、EGRバルブ5を、第1の開度A1から、所定時間τ1′閉じられた状態Aminにし、その後、EGRバルブ5を、閉じられた状態Aminから第2の開度A2まで変化させる制御を行うようにしてもよい。
つぎに第2実施例による効果を説明する。
バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2に移行する際に、直ぐに開かれた状態B2に移行させたり、開かれた状態B2にあるときにそのままにしておければ、所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げて、ブースト圧Pinと排気圧Pexの差を小さくすることができ、EGRバルブ5を介して排気ガスを吸気管23に流せ込ませることができる。しかし、その反面、エンジン1が過渡状態にあるときでもバイパスバルブ11を直ぐに開くか、開いたままにしておくとすると、所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げることで、ブースト圧が低下して、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したりする。
本実施例によれば、エンジン1が過渡状態にあるときには、バイパスバルブ11は所定時間τ11閉じられた状態にされる。このため所定ブースト圧の吸気が排気管22に逃げることが阻止され、ブースト圧の低下を防止でき、それにより黒煙の発生を抑制したり、エンジン1の加速を向上させたりすることができる。
また、本実施例によれば、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から所定の開度変化率で開度を上昇させて、時間τ12をかけて開かれた状態B2に到達させるようにしている。ここで、仮に、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から急激に開かれた状態B2に変化させたとすると、ブースト圧が急減に低下してしまい、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したりする。本実施例によれば、バイパスバルブ11を所定時間τ12をかけて徐々に開かれた状態B2まで変化させるようにしたので、ブースト圧の急激な低下を抑制できる。これにより、黒煙の発生を抑制できたり、エンジン1の加速を向上させたりすることができる。
なお、本実施例では、図9(a)あるいは図9(b)に示すように、バイパスバルブ11を、所定時間τ11だけ閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ1を、閉じられた状態B1から時間経過とともに徐々に開度を大きくして開かれた状態B2まで変化させる制御を行うようにしているが、図9(c)または図9(d)に示すように、図9(a)、(b)における後半のバイパスバルブ11を所定時間τ22をかけて徐々に開かれた状態B2まで変化させる制御を省略して、バイパスバルブ11を、所定時間τ11′閉じられた状態B1にし、その後、バイパスバルブ11を、閉じられた状態B1から開かれた状態B2まで変化させる制御を行うようにしてもよい。
上述した実施例では、エンジン1が過渡状態にあることを、空燃比に基づいて判断しているが、これは一例であり、上述したように、黒煙が発生したり、エンジン1の加速が悪化したり、ターボチャージャ9による過給が十分に行われなっかりするおそれがあることを判断することができるものであれば、任意のものを使用することができる。たとえば、エンジン1によって駆動される油圧ポンプの斜板傾転位置の変化、燃料噴射量の変化を検出することによっても、エンジン1が過渡状態にあることを判断することができる。
本発明は、建設機械のみならずトラックを含む自動車にも適用することができる。
図1は、実施形態のディーゼルエンジンのEGRバルブ制御装置の構成を示す図である。 図2(a)、(b)は、制御マップに従った従来の制御内容を説明する図である。 図3(a)、(b)は、特許文献に記載された従来技術の制御内容を説明する図である。 図4(a)、(b)は、制御マップを例示した図である。 図5は、EGRバルブの開度をリフト量をもって説明する図である。 図6は、コントローラで行われる第1の過渡時制御の処理手順を示すフローチャーチャートである。 図7(a)、(b)は、第1の過渡時制御を説明する図である。 図8は、コントローラで行われる第2の過渡時制御の処理手順を示すフローチャーチャートである。 図9(a)、(b)、(c)、(d)は、第2の過渡時制御を説明する図である。
符号の説明
1 エンジン、 2 排気通路、3 吸気通路、5 EGRバルブ、6 コントローラ、 9 ターボチャージャ、11 バイパスバルブ

Claims (4)

  1. エンジンの排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路上に、排気通路内の排気ガスを吸気通路に導入するためのEGRバルブが設けられ、エンジンの運転条件に応じて、EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させる制御を行うようにした、エンジンのEGRバルブ制御装置であって、
    エンジンが過渡状態にあることを検出する過渡状態検出手段と、
    EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させるに際して、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、EGRバルブを第1の開度から、所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを第2の開度まで変化させる制御を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とするエンジンのEGRバルブ制御装置。
  2. 制御手段は、
    EGRバルブの開度を第1の開度から第2の開度に変化させるに際して、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、EGRバルブを第1の開度から、所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを、閉じられた状態から徐々に開度を大きくして第2の開度まで変化させる制御を行うものである
    ことを特徴とする請求項1記載のエンジンのEGRバルブ制御装置。
  3. 排気通路内の排気ガスによってタービンが駆動されコンプレッサによって所定ブースト圧まで圧縮された吸入空気を吸気通路に導入するターボチャージャが設けられ、排気通路と吸気通路とを連通するバイパス通路上に、吸気通路内の所定ブースト圧の吸入空気を排気通路に逃がすためのバイパスバルブが設けられ、排気ガスの吸気側への逆流が生じないときに、バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させる制御を行うようにした、請求項1または2記載のエンジンのEGRバルブ制御装置であって、
    バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させるに際して、あるいはバイパスバルブが開かれた状態になっている場合に、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、バイパスバルブを所定時間閉じられた状態にし、その後、EGRバルブを、開かれた状態まで変化させる制御を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とするエンジンのEGRバルブ制御装置。
  4. 排気通路内の排気ガスによってタービンが駆動されコンプレッサによって所定ブースト圧まで圧縮された吸入空気を吸気通路に導入するターボチャージャが設けられ、排気通路と吸気通路とを連通するバイパス通路上に、吸気通路内の所定ブースト圧の吸入空気を排気通路に逃がすためのバイパスバルブが設けられ、排気ガスの吸気側への逆流が生じないときに、バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させる制御を行うようにした、請求項1または2記載のエンジンのEGRバルブ制御装置であって、
    バイパスバルブを閉じられた状態から開かれた状態に変化させるに際して、あるいはバイパスバルブが開かれた状態になっている場合に、エンジンが過渡状態にあることが検出された場合には、バイパスバルブを所定時間閉じられた状態にし、その後、バイパスバルブを、閉じられた状態から徐々に開度を大きくして開かれた状態まで変化させる制御を行うものである
    ことを特徴とするエンジンのEGRバルブ制御装置。
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