JP2007176419A - 車両およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】坂路や車速に応じて走行用の電動機を制御する。
【解決手段】下り勾配θや車速Vが大きいほどモータから出力するトルクの値0点であるニュートラルポジションNPが加速要求側となるように(モータから回生トルクを出力する領域が多くなるように)駆動マップを設定し、この設定した駆動マップを用いてモータを駆動制御する。これにより、下り坂路を走行しているときや車速Vが大きいときにモータ57により回生される電力を多くすることができ、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、発電用のエンジンと走行用の動力を出力する電動機とを備えるハイブリッド車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両では、車両の運転状態が水平路面における走行抵抗曲線よりも低下した場合には、アクセル開度を0%にしなくてもエンジンブレーキと同様の電気制動が発生するよう電動機を制御している。
特開2000−13911号公報
上述の車両では、車両の運転状態を水平路面における走行抵抗曲線と比較して電動機を制御しているから、坂路や車速に対してより適切に電動機を制御することができない場合が生じる。また、運転者がブレーキを踏み込んだときに走行抵抗曲線と比較して電動機を制御することは困難となる。さらに、走行用の動力を出力するエンジンと走行用の動力を出力する電動機とを搭載する車両では、エンジンブレーキと同様の電気制動を作用させると予期しない制動力により運転者に違和感を生じさせる場合も生じる。
本発明の車両およびその制御方法は、坂路に応じて走行用の電動機を制御することを目的の一つとする。また、本発明の車両およびその制御方法は、車速に応じて走行用の電動機を制御することを目的の一つとする。さらに、本発明の車両およびその制御方法は、走行用の動力を出力する内燃機関と走行用の動力を入出力する電動機とを備える車両において、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することを目的の一つとする。あるいは、本発明の車両およびその制御方法は、車両のエネルギ効率を向上させることを目的の一つとする。加えて、本発明の車両およびその制御方法は、運転者のブレーキ操作頻度を低減して操作性を向上させることを目的の一つとする。
本発明の車両およびその制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の車両は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、
走行用の動力を入出力可能な電動機と、
前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、
走行している路面の勾配を検出する勾配検出手段と、
走行要求を検出する走行要求検出手段と、
走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を前記検出された勾配に基づいて設定する要求トルク関係設定手段と、
前記検出された走行要求と前記設定された要求トルク関係とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に前記検出された走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の車両では、走行要求と走行用の動力を入出力する電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を路面の勾配に基づいて設定し、この設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて内燃機関を運転制御する。これにより、走行要求と路面の勾配とに応じて電動機を制御することができると共に走行要求に応じて内燃機関を運転することができる。この結果、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することができる。また、運転者のブレーキ操作頻度を低減して操作性を向上させることを目的の一つとする。
こうした本発明の第1の車両において、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された勾配が下り勾配として大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできるし、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された勾配が下り勾配として大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできる。これらのようにすれば、下り勾配が大きいほど電動機を回生制御する頻度が多くなり、より多くの運動エネルギを電力として回生することができる。この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
また、本発明の第1の車両において、車速を検出する車速検出手段を備え、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された勾配と前記検出された車速とに基づいて要求トルク関係を設定する手段である、ものとすることもできる。こうすれば、走行要求と路面の勾配と車速とに応じて電動機を制御することができ、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することができる。
この車速に基づいて要求トルク関係を設定する態様の本発明の第1の車両において、前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機からのトルク出力を停止して前記内燃機関を始動する走行要求の程度を小さくする傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正に内燃機関を指導することができる。
また、車速に基づいて要求トルク関係を設定する態様の本発明の第1の車両において、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された車速が大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできるし、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された車速が大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできる。これらのようにすれば、車速が大きいほど電動機を回生制御する頻度が多くなり、より多くの運動エネルギを電力として回生することができる。この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
本発明の第2の車両は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、
走行用の動力を入出力可能な電動機と、
前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、
車速を検出する車速検出手段と、
走行要求を検出する走行要求検出手段と、
走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を前記検出された車速に基づいて設定する要求トルク関係設定手段と、
前記検出された走行要求と前記設定された要求トルク関係とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に前記検出された走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の車両では、走行要求と走行用の動力を入出力する電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を車速に基づいて設定し、この設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて内燃機関を運転制御する。これにより、走行要求と車速とに応じて電動機を制御することができると共に走行要求に応じて内燃機関を運転することができる。この結果、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することができる。また、運転者のブレーキ操作頻度を低減して操作性を向上させることを目的の一つとする。
こうした本発明の第2の車両において、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された車速が大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできるし、前記要求トルク関係設定手段は前記検出された車速が大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段であるものとすることもできる。これらのようにすれば、車速が大きいほど電動機を回生制御する頻度が多くなり、より多くの運動エネルギを電力として回生することができる。この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
本発明の第1または第2の車両において、前記内燃機関から動力が出力される動力軸側に接続される入力軸と車軸側に接続される出力軸とを有し変速比の変更を伴って該入力軸と該出力軸との間で動力を伝達する変速手段と、前記動力軸と前記入力軸とを接続および接続の解除を行なう接続解除手段と、を備え、前記制御手段は、前記検出された走行要求が減速要求である際に所定の停止条件が成立したときには、前記動力軸と前記入力軸との接続が解除されて前記内燃機関の運転が停止されるよう前記内燃機関と前記接続解除手段とを制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、いわゆるエンジンブレーキにより消失するエネルギの一部を電動機によって回生することができる。この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
本発明の第1の車両の制御方法は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を走行している路面の勾配に基づいて設定し、該設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の第1の車両の制御方法では、走行要求と走行用の動力を入出力する電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を路面の勾配に基づいて設定し、この設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて内燃機関を運転制御する。これにより、走行要求と路面の勾配とに応じて電動機を制御することができると共に走行要求に応じて内燃機関を運転することができる。この結果、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することができる。また、運転者のブレーキ操作頻度を低減して操作性を向上させることを目的の一つとする。
本発明の第2の車両の制御方法は、
走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を車速に基づいて設定し、該設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の第2の車両の制御方法では、走行要求と走行用の動力を入出力する電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を車速に基づいて設定し、この設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて内燃機関を運転制御する。これにより、走行要求と車速とに応じて電動機を制御することができると共に走行要求に応じて内燃機関を運転することができる。この結果、走行要求に応じてより適正に内燃機関や電動機を制御することができる。また、運転者のブレーキ操作頻度を低減して操作性を向上させることを目的の一つとする。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22からの動力をトルクコンバータ30や前後進切換機構35,ベルト式の無断変速機としてのCVT40,ギヤ機構65,デファレンシャルギヤ66を介して前輪69a,69bに出力する前輪駆動系21と、モータ57からの動力をギヤ機構67,デファレンシャルギヤ68を介して後輪69c,69dに出力する後輪駆動系56と、装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関として構成されており、その出力軸であるクランクシャフト23はトルクコンバータ30に取り付けられている。エンジン22は、クランクシャフト23に取り付けられたクランクポジションセンサ23aからのクランクポジション信号などのエンジン22の状態を検出する各種センサからの信号に基づいて燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などがエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により行なわれる。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
トルクコンバータ30は、周知のロックアップクラッチ付きの流体式トルクコンバータとして構成されており、必要に応じてエンジン22のクランクシャフト23に接続されたタービンランナー31と前後進切換機構35を介してCVT40のインプットシャフト41に接続されたポンプインペラ32とをロックアップクラッチ33によりロックアップする。トルクコンバータ30のロックアップクラッチ33は、後述するCVT用電子制御ユニット(以下、CVTECUという)46により駆動制御される油圧回路47により作動する。
前後進切換機構35は、ダブルピニオンの遊星歯車機構とブレーキB1とクラッチC1とにより構成されている。ダブルピニオンの遊星歯車機構は、外歯歯車のサンギヤ36と、このサンギヤ36と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ37と、サンギヤ36に噛合する複数の第1ピニオンギヤ38aと、この第1ピニオンギヤ38aに噛合すると共にリングギヤ37に噛合する複数の第2ピニオンギヤ38bと、複数の第1ピニオンギヤ38aおよび複数の第2ピニオンギヤ38bを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア39とを備え、サンギヤ36にはトルクコンバータ30の出力軸34が、キャリア39にはCVT40のインプットシャフト41が、各々連結されている。遊星歯車機構のリングギヤ37は、ブレーキB1によりケースに接続されており、ブレーキB1をオンオフすることにより、リングギヤ37を自由に回転するものとしたり、その回転を禁止したりする。遊星歯車機構のサンギヤ36とキャリア39は、クラッチC1により接続されており、クラッチC1をオンオフすることにより、サンギヤ36とキャリア39とを連結したり切り離したりする。前後進切換機構35は、ブレーキB1をオフすると共にクラッチC1をオンすることによりトルクコンバータ30の出力軸34の回転をそのままCVT40のインプットシャフト41に伝達して車両を前進させたり、ブレーキB1をオンすると共にクラッチC1をオフすることによりトルクコンバータ30の出力軸34の回転を逆方向に変換してCVT40のインプットシャフト41に伝達して車両を後進させたりする。また、ブレーキB1をオフすると共にクラッチC1をオフすることによりトルクコンバータ30の出力軸34とCVT40のインプットシャフト41とを切り離すこともできる。
CVT40は、溝幅が変更可能でインプットシャフト41に接続されたプライマリープーリー43と、同じく溝幅が変更可能で駆動軸としてのアウトプットシャフト42に接続されたセカンダリープーリー44と、プライマリープーリー43およびセカンダリープーリー44の溝に架けられたベルト45と、を備え、CVTECU46により駆動制御される油圧回路47によりプライマリープーリー43およびセカンダリープーリー44の溝幅を変更することにより、インプットシャフト41の動力を無段階に変速してアウトプットシャフト42に出力する。なお、プライマリープーリー43およびセカンダリープーリー44の溝幅の変更は、こうした変速比の変更だけでなく、CVT40の伝達トルク容量を調節するためのベルト45の狭圧力の制御としても行なわれる。CVTECU46には、インプットシャフト41に取り付けられた回転数センサ48からのインプットシャフト41の回転数Ninやアウトプットシャフト42に取り付けられた回転数センサ49からのアウトプットシャフト42の回転数Noutが入力されており、CVTECU46からは油圧回路47への駆動信号が出力されている。また、CVTECU46は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってCVT40の変速比を制御すると共に必要に応じて回転数センサ48からのインプットシャフト41の回転数Ninや回転数センサ49のアウトプットシャフト42の回転数NoutなどCVT40の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
モータ57は、発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ58を介してエンジン22のクランクシャフト23に掛けられたベルト27を介して駆動するオルタネータ28やこのオルタネータ28への電力ラインに出力端子が接続された高圧バッテリ(例えば定格電圧として42Vの二次電池)50に接続されてオルタネータ28や高圧バッテリ50からの電力の供給を受けて駆動したり、回生制御により発電した電力により高圧バッテリ50を充電したりする。モータ57は、モータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)59によって駆動制御されている。このモータECU59には、モータ57を駆動制御するために必要な信号、例えばモータ57の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ57aからの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータ57に印加される相電流などが入力されており、モータECU59からはインバータ58のスイッチング素子へのスイッチング信号が出力されている。また、モータECU59は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってインバータ58へのスイッチング制御信号を出力することによりモータ57を駆動制御すると共に必要に応じてモータ57の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、高圧バッテリ50と低圧バッテリ51は、電圧を変換するDC/DCコンバータ52を介して接続されており、高圧バッテリ50側からの電力が電圧変換されて低圧バッテリ51側へ供給されるようになっている。また、高圧バッテリ50と低圧バッテリ51はバッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)53により図示しない両バッテリ50,51の出力端子に取り付けられた図示しない電圧センサからの端子間電圧や電流センサからの充放電電流,温度センサからの電池温度などに基づいて残容量(SOC)や入出力制限などが計算されて管理されている。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ87からの車速V,勾配センサ88からの勾配θなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70からは、クランクシャフト23にギヤ25を介して取り付けられたスタータモータ26への駆動信号やオルタネータ28への駆動信号,電動オイルポンプ55のモータ54への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、ハイブリッド用電子制御ユニット70は、エンジンECU24やCVTECU46,バッテリECU53,モータECU59と通信しており、各種制御信号やデータのやり取りを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者のアクセルペダル83の操作に応じて、主としてエンジン22からの動力を前輪69a,69bに出力して走行し、必要に応じてモータ57からの動力を後輪69c,69dに出力して4輪駆動により走行する。4輪駆動により走行する場合の例としては、例えばアクセルペダル83が大きく踏み込まれた急加速時や車輪がスリップしたときなどが挙げられる。また、走行中にブレーキペダル85が踏み込まれたときなどの減速時には、クラッチC1の接続を解除しエンジン22をCVT40から切り離した状態でエンジン22を停止すると共にモータ57を回生制御し、モータ57による回生制動を利用して後輪69c,69dに制動力を付与すると共にモータ57によって回生される電力により高圧バッテリ50を充電することにより、システム全体のエネルギ効率を向上させている。
次に、実施例のハイブリッド自動車20の動作について説明する。図2は、実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される前輪駆動系駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートであり、図3は実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される後輪駆動系駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。両ルーチンとも所定時間毎(例えば、数msec毎)に繰り返し実行される。説明の容易のために、まず、前輪駆動系駆動制御について説明し、その後、後輪駆動系駆動制御について説明する。
前輪駆動系駆動制御が実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ87からの車速V,アウトプットシャフト42の回転数Noutなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、アウトプットシャフト42の回転数Noutについては、回転数センサ49によって検出されたものをCVTECU46から通信により入力するものとした。こうしてデータを入力すると、アクセル開度Accと車速Vとに基づいてアウトプットシャフト42に出力すべき要求トルクTf*を設定する(ステップS110)。要求トルクTf*は、実施例では、アクセル開度Accと車速Vと要求トルクTf*との関係を予め定めて要求トルク設定用マップとしてROM74に記憶しておき、アクセル開度Accと車速Vとが与えられると記憶したマップから対応する要求トルクTf*を導出して設定するものとした。図4に要求トルク設定用マップの一例を示す。
こうして要求トルクTf*を設定すると、設定した要求トルクTf*に回転数Noutを乗じて得られるパワーを効率よく出力するエンジン22の運転ポイントとしての目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定すると共に(ステップS120)、設定した目標回転数Ne*を回転数Noutで除してCVT40の目標変速比γ*を設定し(ステップS130)、目標回転数Ne*と目標トルクTe*についてはエンジンECU24に、目標変速比γ*についてはCVTECU46に送信して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。ここで、エンジン22の運転ポイントの設定は、エンジン22を効率よく動作させる動作ラインと要求トルクTf*に回転数Noutを乗じて得られるパワーとに基づいて行なわれる。エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定する様子を図5に示す。図示するように、目標回転数Ne*と目標トルクTe*は、動作ラインとパワー一定の曲線との交点により求めることができる。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、エンジン22が目標回転数Ne*と目標トルクTe*による運転ポイントで運転されるよう燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量制御などの各種制御を実行する。また、目標変速比γ*を受信したCVTECU46は、CVT40の変速比γが目標変速比γ*となるよう油圧回路47を駆動制御する。このように制御することにより、運転者のアクセルペダル83の踏み込みに応じたトルクをエンジン22を効率よく運転して前輪駆動系21から前輪69a,69bに出力することができる。
図3の後輪駆動系駆動制御ルーチンが実行されるとハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accやブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ87からの車速V,勾配センサ88からの勾配θなどの制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS200)。
こうしてデータを入力すると、入力した車速Vと勾配θとに基づいてモータ57を駆動するための駆動マップを設定する(ステップS210)。駆動マップは、図6に一例を示すように、アクセル開度AccとブレーキペダルポジションBPとに対してモータ57から出力するトルクを設定するためのものであり、アクセル開度AccやブレーキペダルポジションBPに対して値0のトルクのポジションとなるニュートラルポジションNPと、このニュートラルポジションNPとエンジン22を始動するエンジン始動ポジションSPとの差であるエンジン始動ポジション差ΔSPとを設定することにより行なわれる。ニュートラルポジションNPについては、車速Vと勾配θとに基づいて設定され、実施例では、車速Vが大きいほどニュートラルポジションNPが大きなアクセル開度Accとなるように、下り勾配θが大きいほどニュートラルポジションNPが大きなアクセル開度Accとなるように、設定される。車速Vと下り勾配θとニュートラルポジションNPとの関係の傾向を図7に示す。エンジン始動ポジション差ΔSPは、車速Vに基づいて設定され、実施例では、車速Vが大きいほど小さくなるように設定される。車速Vとエンジン始動ポジション差ΔSPとの関係の一例を図8に示す。図6には、平坦路で停車しているときの駆動マップと、ある車速Vである下り勾配θの道路を走行しているときの駆動マップとを示した。図6のマップから考えると、ニュートラルポジションNPは車速Vが大きいほど下り勾配θが大きいほど右側に移動することになる。実施例では、平坦路で停車しているときの駆動マップを車速Vや下り勾配θによって右方向あるいは左方向にスライドさせることにより車速Vや下り勾配θに応じた駆動マップを設定するものとした。したがって、車速VとニュートラルポジションNPとの関係では、車速Vが大きいほどモータ57から出力するトルクの値0点であるニュートラルポジションNPが加速要求側となるよう駆動マップを設定するもの、あるいは、車速Vが大きいほどモータ57から回生トルクを出力する領域が多くなるよう駆動マップを設定するものということができる。また、下り勾配θとニュートラルポジションNPとの関係では、下り勾配θが大きいほどモータ57から出力するトルクの値0点であるニュートラルポジションNPが加速要求側となるよう駆動マップを設定するもの、あるいは、下り勾配θが大きいほどモータ57から回生トルクを出力する領域が多くなるよう駆動マップを設定するものということができる。
こうして駆動マップを設定すると、アクセル開度AccやブレーキペダルポジションBPに対して設定した駆動マップからモータトルクを導出してモータ57のモータトルク指令Tm*として設定し(ステップS220)、設定したモータトルク指令Tm*をモータECU59に送信して(ステップS230)、本ルーチンを終了する。モータトルク指令Tm*を受信したモータECU59は、モータ57からトルク指令Tm*に相当するトルクが出力されるようインバータ58のスイッチング素子をスイッチング制御する。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、下り勾配θが大きいほどモータ57から出力するトルクの値0点であるニュートラルポジションNPが加速要求側となるように(モータ57から回生トルクを出力する領域が多くなるように)駆動マップを設定するから、下り坂路を走行しているときにモータ57により回生される電力を多くすることができる。したがって、坂路に応じてモータ57を制御することができ、この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。また、実施例のハイブリッド自動車20によれば、車速Vが大きいほどモータ57から出力するトルクの値0点であるニュートラルポジションNPが加速要求側となるように(モータ57から回生トルクを出力する領域が多くなるように)駆動マップを設定するから、車速Vが大きいときにモータ57により回生される電力を多くすることができる。したがって、車速Vに応じてモータ57を制御することができ、この結果、車両のエネルギ効率を向上させることができる。もとより、アクセルペダル83の踏み込み量に応じてエンジン22やCVT40を制御するから、走行要求に応じてより適正にエンジン22やCVT40,モータ57を制御することができ、車両のエネルギ効率を向上させることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、下り勾配θが大きいほどニュートラルポジションNPを加速要求側となるように且つ車速Vが大きいほどニュートラルポジションNPが加速要求側となるように、即ち、下り勾配θと車速Vとに基づいて駆動マップを設定するものとしたが、車速VによってはニュートラルポジションNPは変化せずに下り勾配θだけに基づいて駆動マップを設定するものとしてもよいし、逆に、下り勾配θによってはニュートラルポジションNPは変化せずに車速Vだけに基づいて駆動マップを設定するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、クラッチC1を有する前後進切換機構35を備えるものとしたが、エンジン22をCVT40側から切り離すことができればよいから、トルクコンバータ30とエンジン22との間にクラッチを設けたり、前後進切換機構35とCVT40との間にクラッチを設けるものとしても構わない。また、トルクコンバータ30を備えないものとしても構わない。さらに、クラッチC1を備えないものとしてもかまわない。
実施例のハイブリッド自動車20では、変速機としてベルト式の無段変速機であるCVT40を搭載するものとしたが、他の方式の無段変速機を搭載するものとしてよいし、有段変速機を搭載するものとしてもかまわない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される前輪駆動系駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される後輪駆動系駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 要求トルク設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン22の動作ラインの一例と目標回転数Ne*および目標トルクTe*を設定する様子を示す説明図である。 駆動マップの一例を示す説明図である。 車速Vと下り勾配θとニュートラルポジションNPとの関係の傾向を示す説明図である。 車速Vとエンジン始動ポジション差ΔSPとの関係の一例を示す説明図である。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、21 前輪駆動系、22 エンジン、23 クランクシャフト、23a クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、25 ギヤ、26 スタータモータ、27 ベルト、28 オルタネータ、29 機械式オイルポンプ、30 トルクコンバータ、31 タービンランナー、32 ポンプインペラ、33 ロックアップクラッチ、34 出力軸、35 前後進切換機構、36 サンギヤ、37 リングギヤ、38a 複数の第1ピニオンギヤ、38b 複数の第2ピニオンギヤ、39 キャリア、40 CVT、41 インプットシャフト、42 アウトプットシャフト、43 プライマリープーリー、44 セカンダリープーリー、45 ベルト、46 CVT用電子制御ユニット(CVTECU)、47 油圧回路、48,49 回転数センサ、50 高圧バッテリ、51 低圧バッテリ、52 DC/DCコンバータ、53 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 モータ、55 電動オイルポンプ、56 後輪駆動系、57 モータ、57a 回転位置検出センサ、58 インバータ、59 モータECU、65 ギヤ機構、66 デファレンシャルギヤ、67 ギヤ機構、68 デファレンシャルギヤ、69a,69b 前輪、69c,69d 後輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、87 車速センサ、88 勾配センサ、B1 ブレーキ、C1 クラッチ。

Claims (13)

  1. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、
    走行用の動力を入出力可能な電動機と、
    前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、
    走行している路面の勾配を検出する勾配検出手段と、
    走行要求を検出する走行要求検出手段と、
    走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を前記検出された勾配に基づいて設定する要求トルク関係設定手段と、
    前記検出された走行要求と前記設定された要求トルク関係とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に前記検出された走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する制御手段と、
    を備える車両。
  2. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された勾配が下り勾配として大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項1記載の車両。
  3. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された勾配が下り勾配として大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項1記載の車両。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載の車両であって、
    車速を検出する車速検出手段を備え、
    前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された勾配と前記検出された車速とに基づいて要求トルク関係を設定する手段である、
    車両。
  5. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機からのトルク出力を停止して前記内燃機関を始動する走行要求の程度を小さくする傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項4記載の車両。
  6. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項4または5記載の車両。
  7. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項4または5記載の車両。
  8. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、
    走行用の動力を入出力可能な電動機と、
    前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    走行要求を検出する走行要求検出手段と、
    走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を前記検出された車速に基づいて設定する要求トルク関係設定手段と、
    前記検出された走行要求と前記設定された要求トルク関係とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に前記検出された走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する制御手段と、
    を備える車両。
  9. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機から出力するトルクの値0点が加速要求側となる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項8記載の車両。
  10. 前記要求トルク関係設定手段は、前記検出された車速が大きいほど前記電動機から回生トルクを出力する領域が多くなる傾向に要求トルク関係を設定する手段である請求項8記載の車両。
  11. 請求項1ないし10いずれか記載の車両であって、
    前記内燃機関から動力が出力される動力軸側に接続される入力軸と車軸側に接続される出力軸とを有し、変速比の変更を伴って該入力軸と該出力軸との間で動力を伝達する変速手段と、
    前記動力軸と前記入力軸とを接続および接続の解除を行なう接続解除手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記検出された走行要求が減速要求である際に所定の停止条件が成立したときには、前記動力軸と前記入力軸との接続が解除されて前記内燃機関の運転が停止されるよう前記内燃機関と前記接続解除手段とを制御する手段である
    車両。
  12. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
    走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を走行している路面の勾配に基づいて設定し、該設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
  13. 走行用の動力を出力可能な内燃機関と、走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機と電力のやりとりが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
    走行要求と前記電動機から出力するトルクとの関係である要求トルク関係を車速に基づいて設定し、該設定した要求トルク関係と走行要求とに基づいて前記電動機を駆動制御すると共に走行要求に基づいて前記内燃機関を運転制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
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