JP2007176294A - 駆動装置およびこれを搭載する自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を小型化しつつ駆動軸への動力要求に対応できる構成とする。
【解決手段】クランクシャフト26と同軸上に同心円上の内周側にモータMG1を外周側にモータMG2を配置して多層モータ40を構成し、クランクシャフト26と同軸上に、多層モータ40に対してエンジン22とは反対側にサンギヤ61,キャリア64,リングギヤ62を各々モータMG1,エンジン22側に配置された動力分配統合機構30のサンギヤ31,ケースに取り付けた減速ギヤ60を設けると共に多層モータ40に対してエンジン22と同側にサンギヤ66,キャリア69,リングギヤ67を各々モータMG2,動力分配統合機構30のリングギヤ32,ケースに取り付けた減速ギヤ65を設ける。減速ギヤ60,65のギヤ比を調整することにより、装置を小型化しつつ駆動軸としてのリングギヤ軸32aへの動力要求に対応することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の出力軸に接続されると共に駆動軸に接続された駆動装置およびこれを搭載し車軸が前記駆動軸に接続されて走行する自動車に関する。
従来、この種の駆動装置としては、エンジンと、このエンジンのクランクシャフトにキャリアが接続されると共に駆動軸にリングギヤが接続された遊星歯車機構と、同軸上に配置された内側モータと外側モータとにより構成され遊星歯車機構のサンギヤに内側モータが接続されリングギヤに外側モータが接続された多層同軸回転電機と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、多層同軸回転電機を用いることにより、装置の小型化を図っている。
特開2004−147410号公報
上述の駆動装置では、多層同軸回転電機を用いることにより軸方向をコンパクトにすることができるものの、多層同軸回転電機の構造上の制約から、駆動軸への動力要求に対応できない場合が生じる。例えば、上述した駆動装置を車両の限られたスペースに搭載することを考えると、多層同軸回転電機の各モータの径を限定せざるを得ないから、各モータに対する高トルクの駆動要求に対応することができなくなってしまう。
本発明の駆動装置およびこれを搭載する自動車は、装置の小型化を図ると共に駆動軸の動力性能を向上させることができる構成とすることを目的とする。
本発明の駆動装置およびこれを搭載する自動車は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の駆動装置は、
内燃機関の出力軸に接続されると共に駆動軸に接続された駆動装置であって、
前記内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続され同心円上に配置された複数の回転子と該複数の回転子に対応する複数の固定子とを備え、複数の回転電機として機能する多層回転電機と、
前記内燃機関と前記多層回転電機との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記多層回転電機のうち内周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記内燃機関の出力軸に接続され該第3の回転要素が前記駆動軸に接続された遊星歯車機構からなり、前記内燃機関から前記第2の回転要素に入力される動力を前記第1の回転要素と前記第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、
前記多層回転電機と前記動力分配機構との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記多層回転電機のうち外周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記駆動軸に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記外周側回転電機から第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する外周側回転電機用減速機構と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の駆動装置では、内燃機関と多層回転電機との間に配置され内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し第1の回転要素が多層回転電機のうち内周側の回転子とこの回転子に対応する固定子とからなる内周側回転電機の回転軸に接続され第2の回転要素が内燃機関の出力軸に接続され第3の回転要素が駆動軸に接続された遊星歯車機構からなり内燃機関から第2の回転要素に入力される動力を第1の回転要素と第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、多層回転電機と動力分配機構との間に配置され内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し第1の回転要素が多層回転電機のうち外周側の回転子とこの回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸に接続され第2の回転要素が駆動軸に接続され第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり外周側回転電機から第1の回転要素に入力される動力を減速して第2の回転要素に出力する外周側回転電機用減速機構とを設けることにより、駆動軸への高トルクの駆動の要求に対してより適切な構成とすることができる。この結果、駆動軸の動力性能をより向上させることができる。もとより、装置の小型化を図ることができる。この本発明の第1の駆動装置は、駆動軸に出力される動力により走行する自動車や列車などの車両、駆動軸に出力される動力により推進する船舶や航空機などの車両以外の移動体などに搭載することができる。この本発明の第1の駆動装置を自動車に搭載する場合には、内燃機関をその出力軸が車両の左右方向となるよう車軸に略平行に横置きに配置するものとすることもできる。
こうした本発明の第1の駆動装置において、前記動力分配機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであり、前記外周側回転電機用減速機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであるものとすることもできる。こうすれば、動力分配機構と多層回転電機と外周側回転電機用減速機構との接続をよりスムーズなものとすることができる。
また、本発明の第1の駆動装置において、前記多層回転電機に対して前記内燃機関とは反対側に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記内周側回転電機から前記第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する内周側回転電機用減速機構を備えるものとすることもできる。こうすれば、動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素への高トルクの駆動の要求に対してより適切な構成とすることができる。この結果、駆動軸の動力性能をより向上させることができる。この場合、前記動力分配機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであり、前記内周側回転電機用減速機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであるものとすることもできる。こうすれば、動力分配機構と多層回転電機と内周側回転電機用減速機構との接続をよりスムーズなものとすることができる。
本発明の第2の駆動装置は、
内燃機関の出力軸に接続されると共に駆動軸に接続された駆動装置であって、
前記内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続され同心円上に配置された複数の回転子と該複数の回転子に対応する複数の固定子とを備え、複数の回転電機として機能する多層回転電機と、
前記内燃機関と前記多層回転電機との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第2の回転要素が前記内燃機関の出力軸に接続され該第3の回転要素が前記駆動軸と前記多層回転電機のうち外周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸とに接続された遊星歯車機構からなり、前記内燃機関から前記第2の回転要素に入力される動力を前記第1の回転要素と前記第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、
前記多層回転電機に対して前記内燃機関とは反対側に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記内周側回転電機から前記第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する内周側回転電機用減速機構と
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の駆動装置では、内燃機関と多層回転電機との間に配置され内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し第2の回転要素が内燃機関の出力軸に接続され第3の回転要素が駆動軸と多層回転電機のうち外周側の回転子とこの回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸とに接続された遊星歯車機構からなり内燃機関から第2の回転要素に入力される動力を第1の回転要素と第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、多層回転電機に対して内燃機関とは反対側に配置され内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し第1の回転要素が内周側回転電機の回転軸に接続され第2の回転要素が動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素に接続され第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり内周側回転電機から第1の回転要素に入力される動力を減速して第2の回転要素に出力する内周側回転電機用減速機構とを設けることにより、動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素への高トルクの駆動の要求に対してより適切な構成とすることができる。この結果、駆動軸の動力性能をより向上させることができる。もとより、装置を小型化することができる。この本発明の第2の駆動装置は、駆動軸に出力される動力により走行する自動車や列車などの車両、駆動軸に出力される動力により推進する船舶や航空機などの車両以外の移動体などに搭載することができる。この本発明の第2の駆動装置を自動車に搭載する場合には、内燃機関をその出力軸が車両の左右方向となるよう車軸に略平行に横置きに配置するものとすることもできる。
本発明の第1または第2の駆動装置において、前記外周側回転電機は、前記内周側回転電機よりも高トルク型の回転電機として構成されてなるものとすることもできる。こうすれば、駆動軸への高トルクの駆動の要求に対してより好適なものとすることができる。
また、本発明の第1または第2の駆動装置において、前記内周側回転電機は、前記外周側回転電機よりも高回転型の回転電機として構成されてなるものとすることもできる。こうすれば、動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素の高回転数での駆動の要求に対してより好適なものとすることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に減速ギヤ60,65を介して接続された多層モータ40と、駆動装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22のクランクシャフト26が車両の左右方向に車軸38に対して略平行となるよう横置きに配置されている。エンジン22は、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
多層モータ40は、その回転中心軸がエンジン22のクランクシャフト26と同軸上となるよう配置されており、ケースに固定されたステータ41とこのステータ41の内周側に配置されて回転するロータ42とからなるモータMG1と、このモータMG1のステータ42の外周側に配置されケースに固定されたステータ43とこのステータ43の外周側に配置されて回転するロータ44とからなるモータMG2とを備え、両モータMG1,MG2が独立に駆動可能に構成されている。モータMG1は、発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる高回転低トルク型の周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ46を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。モータMG1は、発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる低回転高トルク型の周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ48を介してバッテリ50と電力のやりとりを行なう。インバータ46,48とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ46,48が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2の一方で発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。したがって、バッテリ50は、モータMG1,MG2から生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータMG1とモータMG2とにより電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ50は充放電されない。モータMG1,MG2は、共にモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)49により駆動制御されている。モータECU49には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU49からは、インバータ46,48へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU49は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば,バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度などが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、バッテリECU52では、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なうシングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されており、各回転要素の回転中心軸がエンジン22のクランクシャフト26と同軸上で且つエンジン22と多層モータ40との間に配置されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31には減速ギヤ60を介して多層モータ40のモータMG1が、リングギヤ32には減速ギヤ65を介して多層モータ40のモータMG2がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32に出力する。リングギヤ32は、ギヤ機構36,デファレンシャルギヤ37を介して車両前輪の駆動輪39a,39bに連結された車軸38に機械的に接続されている。したがって、リングギヤ32に出力された動力は、ギヤ機構36,デファレンシャルギヤ37を介して駆動輪39a,39bに出力されることになる。なお、駆動装置として見たときの動力分配統合機構30に接続される3軸は、キャリア34に接続されたエンジン22の出力軸であるクランクシャフト26,サンギヤ31に接続されモータMG1の回転軸となるサンギヤ軸31aおよびリングギヤ32に接続されると共に駆動輪39a,39bに機械的に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸32aとなる。
減速ギヤ60は、外歯歯車のサンギヤ61と、このサンギヤ61と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ62と、サンギヤ61に噛合すると共にリングギヤ62に噛合する複数のピニオンギヤ63と、複数のピニオンギヤ63を自転かつ公転自在に保持するキャリア64とを備え、サンギヤ61とリングギヤ62とキャリア64とを回転要素として差動作用を行なうシングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されており、各回転要素の回転中心軸がエンジン22のクランクシャフト26に同軸上で且つ多層モータ40に対してエンジン22側とは反対側に多層モータ40に隣接して配置されている。減速ギヤ60は、サンギヤ61には多層モータ40のモータMG1が、キャリア64にはサンギヤ軸31a(動力分配統合機構30のサンギヤ31)がそれぞれ接続されている。また、リングギヤ62はケースに固定されている。減速ギヤ60は、高回転低トルク型のモータMG1からサンギヤ31に数千rpmの回転数で数十N・mのトルクが出力できるようそのギヤ比(減速比)が調整されている。
減速ギヤ65は、外歯歯車のサンギヤ66と、このサンギヤ66と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ67と、サンギヤ66に噛合すると共にリングギヤ67に噛合する複数のピニオンギヤ68と、複数のピニオンギヤ68を自転かつ公転自在に保持するキャリア69とを備え、サンギヤ66とリングギヤ67とキャリア69とを回転要素として差動作用を行なうシングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されており、各回転要素の回転中心軸がエンジン22のクランクシャフト26に同軸上で且つ多層モータ40に対してエンジン22側と同側に多層モータ40に隣接して配置されている。減速ギヤ65は、サンギヤ66には多層モータ40のモータMG2が、キャリア69には駆動軸としてのリングギヤ軸32a(動力分配統合機構30のリングギヤ32)が接続されている。また、リングギヤ67はケースに固定されている。減速ギヤ65は、低回転高トルク型のモータMG2からリングギヤ32に数百rpmの回転数で数百N・mのトルクが出力できるようそのギヤ比(減速比)が調整されている。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU49,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU49,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求動力を計算し、この要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22と多層モータ40におけるモータMG1およびモータMG2を運転制御する。エンジン22と多層モータ40におけるモータMG1およびモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。また、実施例のハイブリッド自動車20では、モータ運転モードからトルク変換運転モードや充放電運転モードに移行するために、モータ運転モードの最中にモータMG1によりエンジン22をクランキングしてエンジン22を始動する。このとき、モータMG2は、走行に必要な動力に見合うトルクとモータMG1でエンジン22をクランキングする際に生じる反力としてのトルクとの和のトルクが出力されるよう駆動制御される。
実施例のハイブリッド自動車20では、通常の走行領域ではサンギヤ軸31aは比較的高回転域で回転するよう動力分配統合機構30のギヤ比が調節されている。サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34の回転数の範囲を例示する共線図を図2に示す。共線Aはモータ運転モードを示し、共線Bは比較的高速での加速時を示し、共線Cは比較的高速での巡航時を示し、共線Dはリバース走行時を示す。図示するように、サンギヤ31の回転数は比較的大きな値となるのに対し、リングギヤ32の回転数は小さな値となる。即ち、サンギヤ31(サンギヤ軸31a)には数千rpmの回転数で数十N・mのトルクの出力が要求され、リングギヤ32(リングギヤ軸32a)には数百rpmの回転数で数百N・mのトルクの出力が要求される。実施例のハイブリッド自動車20では、多層モータ40におけるモータMG1を高回転低トルク型の電動発電機として内周側に配置すると共に多層モータ40におけるモータMG2を低回転高トルク型の電動発電機として外周側に配置し、モータMG1を減速ギヤ60を介してサンギヤ軸31aに取り付けると共にモータMG2を減速ギヤ65を介してリングギヤ軸32aに取り付け、減速ギヤ60,65の各ギヤ比(減速比)を調整することにより、多層モータ40を小型化しつつサンギヤ31に要求される動力とリングギヤ32に要求される動力とに対応できるものとしている。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、多層モータ40におけるモータMG1を減速ギヤ60を介してサンギヤ軸31a(動力分配統合機構30のサンギヤ31)に取り付けると共に多層モータ40におけるモータMG2を減速ギヤ65を介してリングギヤ軸32a(リングギヤ32)に取り付け、減速ギヤ60,65の各ギヤ比(減速比)を調整することにより、多層モータ40を小型化しつつ駆動軸としてのリングギヤ軸32aの動力要求とサンギヤ軸31aの動力要求とに対応したものとすることができる。この結果、装置を小型化すると共に動力性能をより向上させることができる。しかも、動力分配統合機構30をエンジン22に隣接して配置し、減速ギヤ60を多層モータ40に対してエンジン22側に多層モータ40と隣接して配置し、減速ギヤ65を多層モータ40に対してエンジン22とは反対側に多層モータ40に隣接して配置するから、多層モータ40と減速ギヤ60,65と動力分配統合機構30との接続を各軸が互いに干渉することなくスムーズに行なうことができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、多層モータ40のモータMG1を高回転低トルク型の発電電動機として構成すると共にモータMG2を低回転高トルク型の発電電動機として構成するものとしたが、多層モータ40のモータMG1を通常の発電電動機として構成すると共にモータMG2を低回転高トルク型の発電電動機として構成するものとしたり、多層モータ40のモータMG1を高回転低トルク型の発電電動機として構成すると共にモータMG2を通常の発電電動機として構成するものとしてもよいし、多層モータ40のモータMG1とモータMG2とを共に通常の発電電動機として構成するものとしてもよい。これらの場合でも、減速ギヤ60,65のギヤ比(減速比)を調整することにより、リングギヤ軸32aの動力要求とサンギヤ軸31aの動力要求とに対応したものとすることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、多層モータ40を中心側から外周側に向けてロータ42,ステータ41,ステータ43,ロータ44の順に配置したが、その他、中心側から外周側に向けてロータ,ステータ,ロータ,ステータの順に配置したり、ステータ,ロータ,ステータ,ロータの順に配置したり、ステータ,ロータ,ロータ,ステータの順に配置したりするものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ60のサンギヤ61,キャリア64,リングギヤ62にモータMG1,動力分配統合機構30(サンギヤ軸31a),ケースをそれぞれ接続するものとしたが、接続関係はこれに限られず、例えば、減速ギヤ60のサンギヤ61,キャリア64,リングギヤ62にモータMG1,ケース,動力分配統合機構30をそれぞれ接続するものとしてもよい。また、実施例のハイブリッド自動車20では、減速ギヤ65のサンギヤ66,キャリア69,リングギヤ67にモータMG2,動力分配統合機構30(リングギヤ軸32a),ケースをそれぞれ接続するものとしたが、接続関係はこれに限られず、例えば、減速ギヤ65のサンギヤ66,キャリア69,リングギヤ67にモータMG2,ケース,動力分配統合機構30をそれぞれ接続するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、多層モータ40のモータMG1を減速ギヤ60を介してサンギヤ軸31a(動力分配統合機構30のサンギヤ31)に取り付けると共にモータMG2を減速ギヤ65を介してリングギヤ軸32a(リングギヤ32)に取り付けるものとしたが、多層モータ40のモータMG1を減速ギヤ60を介してサンギヤ軸31aに取り付けると共にモータMG2を減速ギヤを介さずにリングギヤ軸32aに直接取り付けるものとしてもよいし、多層モータ40のモータMG1を減速ギヤを介さずにサンギヤ軸31aに直接取り付けると共にモータMG2を減速ギヤ65を介してリングギヤ軸32aに取り付けるものとしてもよい。前者における変形例のハイブリッド自動車120の一例を図3に示し、後者における変形例のハイブリッド自動車220の一例を図4に示す。
上述した実施例のハイブリッド自動車20やその変形例のハイブリッド自動車120,220では、シングルピニオン式の遊星歯車機構を用いて動力分配統合機構30や減速ギヤ60,65を構成したが、ダブルピニオン式の遊星歯車機構を用いるものとしてもよい。
実施例では、多層モータ40を備える駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20として説明したが、多層モータ40を備える駆動装置を自動車以外の車両や船舶,航空機などの移動体に搭載するものとしたり、建設機械などの据え置き型の機械設備の動力源として用いるものとしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業や駆動装置の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例である駆動装置を搭載したハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34の回転数の範囲を例示する共線図の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
20,120,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、31a サンギヤ軸、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、36 ギヤ機構、37 デファレンシャルギヤ、38 車軸、39a,39b 駆動輪、40 多層モータ、41 ステータ、42 ロータ、43,ステータ、44 ロータ、46,48 インバータ、49 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60,65 減速ギヤ、61,66 サンギヤ、62,67 リングギヤ、63,68 ピニオンギヤ、64,69 キャリア、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (9)

  1. 内燃機関の出力軸に接続されると共に駆動軸に接続された駆動装置であって、
    前記内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続され同心円上に配置された複数の回転子と該複数の回転子に対応する複数の固定子とを備え、複数の回転電機として機能する多層回転電機と、
    前記内燃機関と前記多層回転電機との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記多層回転電機のうち内周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記内燃機関の出力軸に接続され該第3の回転要素が前記駆動軸に接続された遊星歯車機構からなり、前記内燃機関から前記第2の回転要素に入力される動力を前記第1の回転要素と前記第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、
    前記多層回転電機と前記動力分配機構との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記多層回転電機のうち外周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記駆動軸に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記外周側回転電機から第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する外周側回転電機用減速機構と、
    を備える駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置であって、
    前記動力分配機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであり、
    前記外周側回転電機用減速機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤである
    駆動装置。
  3. 前記多層回転電機に対して前記内燃機関とは反対側に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記内周側回転電機から前記第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する内周側回転電機用減速機構を備える請求項1または2記載の駆動装置。
  4. 請求項3記載の駆動装置であって、
    前記動力分配機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤであり、
    前記内周側回転電機用減速機構の遊星歯車機構は、前記第1の回転要素がサンギヤであり、前記第2の回転要素がキャリアであり、前記第3の回転要素がリングギヤである
    駆動装置。
  5. 内燃機関の出力軸に接続されると共に駆動軸に接続された駆動装置であって、
    前記内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続され同心円上に配置された複数の回転子と該複数の回転子に対応する複数の固定子とを備え、複数の回転電機として機能する多層回転電機と、
    前記内燃機関と前記多層回転電機との間に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第2の回転要素が前記内燃機関の出力軸に接続され該第3の回転要素が前記駆動軸と前記多層回転電機のうち外周側の回転子と該回転子に対応する固定子とからなる外周側回転電機の回転軸とに接続された遊星歯車機構からなり、前記内燃機関から前記第2の回転要素に入力される動力を前記第1の回転要素と前記第3の回転要素とに分配可能な動力分配機構と、
    前記多層回転電機に対して前記内燃機関とは反対側に配置され、該内燃機関の出力軸と同軸上の異なる軸に接続された第1の回転要素と第2の回転要素と第3の回転要素とを有し該第1の回転要素が前記内周側回転電機の回転軸に接続され該第2の回転要素が前記動力分配機構の遊星歯車機構の第1の回転要素に接続され該第3の回転要素がケースに固定された遊星歯車機構からなり、前記内周側回転電機から前記第1の回転要素に入力される動力を減速して前記第2の回転要素に出力する内周側回転電機用減速機構と
    を備える駆動装置。
  6. 前記外周側回転電機は、前記内周側回転電機よりも高トルク型の回転電機として構成されてなる請求項1ないし5いずれか記載の駆動装置。
  7. 前記内周側回転電機は、前記外周側回転電機よりも高回転型の回転電機として構成されてなる請求項1ないし6いずれか記載の駆動装置。
  8. 請求項1ないし7いずれか記載の駆動装置を搭載し、車軸が前記駆動軸に接続されて走行する自動車。
  9. 前記内燃機関は、前記出力軸が車両の左右方向となるよう前記車軸に略平行に横置きに配置されてなる請求項8記載の自動車。
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