JP2007176293A - ドア制御装置及びセンサユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成・制御で障害物等を的確に判別可能とする。
【解決手段】車両のスイングドアにはドアミラー21,22が取り付けられている。ドアミラー21,22の支持軸213,223の背面側に複数の超音波センサ212a、212b、222a、222bを上下方向に位置をずらして配置する。超音波センサ212a、212b、222a、222bは、一定のマージンを確保しつつドア近傍の扇型の所定エリアを検出範囲とする。制御部は、超音波センサ212a、212b、222a、222bの出力から、ドア近傍の障害物の有無とその位置を検出する。制御部が、超音波センサ212a、212b、222a、222bの出力から、ドア近傍の検出範囲内に障害物が存在することを検出すると、ドア開閉制御部は、ドアの開度を制限し、ドアと障害物の衝突を予防する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用のドア制御装置及びセンタユニットに関し、特に、障害物を検出した際に該障害物にドアが衝突しないように開動作を制限する機能を備えたドア制御装置と該ドア制御装置に用いて好適なセンサユニットに関する。
従来から、車両のドアを自動で開閉させるための車両用ドア開扉装置が種々考案されている。これらの車両用ドア開扉装置のなかには、障害物を検知するための距離センサを用いてドアと障害物との離間距離を測定することにより、ドアが開扉される際に障害物との衝突を防止するものがある。(例えば、特許文献1と2参照)
特開2004−34796号公報 特開2005−9157号公報
特許文献1に開示されたドア開度制限装置は、車両のコーナーについているクリアランスソナーによってドアの開度を自動的に制限し、ドアが障害物と接触することを未然に防ぐ。
特許文献2に開示された車両用ドア開扉装置は、ドアが障害物に衝突するのを防ぐためにドアパネルに超音波センサを埋め込み、この超音波センサによってドアの開度を自動的に制限し、ドアが障害物と接触することを未然に防ぐ。
特許文献1に記載されているドア開度制限装置は、車両の4つのコーナーに配置された計測範囲の狭いクリアランスソナーによって車両から障害物までの距離を測定するものである。このため、車両のコーナーと障害物との距離は測定できても、ドアと障害物との距離の計測が困難であり、ドアが障害物と接触することを防ぐことが困難な場合がありうる。クリアランスソナーの特徴として、直接の残響音と検知すべき反射音とが重なる部分があり、この重なりはセンサ素子の共振構造による残響に起因している。そのため、障害物を感度よく検知するには、現状のセンサ構造では、残響の長さ分の検知(20cm相当長さの残響特定)ができず、センサの感度から20cm以内の検出は困難であった。
また、特許文献2に開示された車両用ドア開扉装置では、超音波センサがドアに取り付けてあるため、検知エリアが車両のドアの開き角度(ドア角)に連動し、車両と平行な壁を検出しにくいという問題がある。このため、特許文献2では、超音波センサの向きをドアの開度に応じて変更する構成を採用している。しかし、この構成では、モータを含む超音波センサの駆動装置を必要とするためにコストがかかる。また、超音波センサの向きが、振動やバックラッシュにより、ずれてしまう虞がある。さらに、ドアパネルにセンサを取り付ける場合には、超音波センサがドアパネルから突き出すために、走行中の風きり音等の騒音が発生する。また、センサの形状が一般的には円筒形であるため、センサの角度を可変とするためには、センサとドアパネルの間に隙間を設けなければならず防水性能が低下する。さらに、その隙間に粉塵のようなゴミが入りやすくなったり、モータの駆動トルクを高めなければならない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で車両周辺の障害物等を的確に判別可能とすることを目的とする。さらに、このようにして判別した障害物に衝突しないようにドアの開閉を制御することを他の目的とする。
上記目的を達成するため、この発明のドア制御装置は、
車両のドアに装着され、ドアの開閉に伴って指向方向が変化するドアミラーと、
前記ドアミラーに装着され、少なくとも1つの超音波発信子と少なくとも2つの超音波受信子とを備える超音波センサと、
前記超音波センサの出力に基づいて、物体の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段が検出した物体の位置に基づいて、該物体に衝突しないように前記ドアの開度を制限する開度制限手段と、
を備える、ことを特徴とする。
例えば、前記超音波センサは、ドアの近傍を検出範囲とする。
前記少なくとも2つの超音波受信子は、例えば、ドアミラーをドアに固定する支持軸の車両後方側に、車両後方かつドア近傍を検出範囲として、上下方向にシフトして配置されている。
また、この発明のセンサユニットは、ドアミラーの車両後方側に、車両後方かつドア近傍を検出範囲として、上下方向にシフトして配置された複数の超音波センサを備えることを特徴とする。
例えば、前記センサユニットは、ドアミラーをドアに固定する支持軸の車両後方側に配置されている。
この発明のドア制御装置によれば、ドアミラーにセンサユニットが固定されている。従って、ドアの開度によらず、ドアの近傍の障害物を的確に監視し、ドアを制御することができる。また、風切り音などのが発生することもない。
また、この発明のセンサユニットは、ドアミラーの車両後方側に固定されているので、風切音を発生することなく、ドアの開度によらず、適切にドア近傍の障害物などを検出することができる。
以下、本発明の実施形態に係る開扉制限装置100について説明する。
本実施形態に係る開扉制限装置100が適用される車両10は、図1に示すように、左右にそれぞれ2枚のドアが配設された、いわゆる2ドアタイプの車両であり、左方向に開扉する左ドア11と右側方面に開扉する右ドア12(図1では反対側に配置)とを備えている。左ドア11と右ドア12には、左ドアミラー21(図1では反対側に配置)と右ドアミラー22がそれぞれ固定されている。
開扉制限装置100は、図2に示すように、左ドアミラー内蔵カメラ211と、左ドアミラー超音波センサユニット212と、右ドアミラー内蔵カメラ221と、右ドアミラー超音波センサユニット222と、左ドア開閉制御部111、右ドア開閉制御部112と、表示切替スイッチ121と、温度センサ122と、ドアロックセンサ123と、制御部131とを備える。
左ドアミラー内蔵カメラ211と左ドアミラー超音波センサユニット212とは、図3(a)に示すように、左ドアミラー21の支持軸213の背面部に後方を向いてほぼ埋め込み状態で配置されている。同様に、右ドアミラー内蔵カメラ221と右ドアミラー超音波センサユニット222とは、図3(b)に示すように、右ドアミラー22の支持軸223の背面部に後方を向いてほぼ埋め込み状態で配置されている。このように配置することにより、カメラやセンサが風きり音を発生する原因にならず、また、雨水や埃からも保護される。
左ドアミラー内蔵カメラ211は、左ドア11の表面とその近傍領域を撮影し、映像信号を制御部131に供給する。右ドアミラー内蔵カメラ221は、右ドア12の表面とその近傍領域を撮影し、映像信号を制御部131に供給する。なお、左ドアミラー内蔵カメラ211及び右ドアミラー内蔵カメラ221から制御部131に出力される映像は、ルームミラーで後方を見た場合と同じになるように表示装置200で表示するため、それぞれ左右反転させている。
左ドアミラー超音波センサユニット212は、図4に拡大して示すように、縦方向に並んでシフトして配置された超音波素子212aと212bとを備え、車両後方かつ左ドア11の近傍領域を検出範囲とする。
また、右ドアミラー超音波センサユニット222も、図4に拡大して示すように、縦方向に並んでシフトして配置された超音波素子222aと222bとを備え、車両後方かつ右ドア12の近傍領域を検出範囲とする。
超音波素子212aは、超音波発信子の機能と超音波受信子の機能とを兼ね備える。具体的には、超音波素子212aは、図5に断面で示すように、圧電素子25とカバー26等から構成される。図示せぬ駆動回路(発振回路)が圧電素子25にパルス電圧を印加することにより、圧電素子25が発振して、共振器として機能するカバー26を介して超音波(発信波)を発信する。一方、共振器として機能するカバー26を介して超音波(受信波)を受けると、超音波に対応する圧力が圧電素子25に加わる。圧電素子25は、加わった圧力に対応する起電力を生じ、この起電力を出力する。図示せぬ検出回路で、この起電力を検出することにより、超音波を受信したことを検出することができる。
超音波素子212bは、超音波受信子としての機能を備える。その構造は、基本的に、図5に示す構成と同一である。ただし、圧電素子25にパルス電圧を印加するための構成を備えていない。
このような構成とするとことにより、超音波センサユニット212(222)には、超音波発信子212a(222a)と超音波受信子212a(222a)とから構成され、超音波発信子212a(222a)から超音波を発信して反射波を超音波受信子212a(222a)で検出する超音波センサと、超音波発信子212a(222a)と超音波受信子212b(222b)とから構成され、超音波発信子212a(222a)から超音波を発信して反射波を超音波受信子212b(222b)で検出する超音波センサと、の2つの超音波センサがY軸方向にシフトした位置に配置されることになる。
超音波センサユニット212及び222は、風切音を発生せず、また、雨水がたまったりしないように、ドアミラー21,22の支持軸213,223の後面とほぼ面一に埋め込まれるようにして配置されている。
図6に模式的に示すように、超音波素子212a(222a)が発信した超音波が、物体(障害物)Bで反射された反射波を受信するまでの時間を測定することにより、三角測量の要領で物体Bの位置(θ,L)を判別することができる。
具体的に説明すると、次式が成立する。
L1=C・T1/2
L2=C・T2−L1
L1:超音波素子212aと物体Bとの距離
L2:超音波素子212bと物体Bとの距離
C:超音波の速度(=331+0.6F(m/s)
F:温度センサ122で測定した外気の摂氏温度)
T1:超音波素子212a又は222aが超音波を発信してから、超音波素子212a又は222aが反射波を受信するまでの時間
T2:超音波素子212a又は222aが超音波を発信してから、超音波素子212b又は222bが反射波を受信するまでの時間
ここで、Dを超音波素子212a(222a)と超音波素子212b(222b)との距離とすると、θと、yと、xは次式で表される。

θ = tan−1(y/x)
・・・(1)
y = D/2−(D+L2−L1)/(2・D)
・・・(2)
x = √{L2−((D+L2−L1)/(2・D)} ・・・(3)
なお、座標の原点は、超音波素子212a(222a)と212b(222b)との中間位置である。
このような構成とすることにより、超音波センサユニット212と222により、図7(a)、(b)に示すように、左ドア11及び右ドア12に沿った位置にある物体の位置を判別することができる。
左ドア開閉制御部111及び右ドア開閉制御部112は、それぞれ、アクチュエータ、保持部、ドアチェッカー等から構成され、左ドア11と右ドア12の開度を、制御部131が指示する開度に制限する。
図2の、表示切替スイッチ(SW)121は、表示装置200に表示させる画像を左ドアミラー内蔵カメラ211からの画像、右ドアミラー内蔵カメラ221からの画像、その他の画像のいずれかに切り替えるためのスイッチである。
温度センサ122は、外気温度を測定する。
ドアロックセンサ123は、ドアロックが解除されたか否かを判別する。
制御部131は、CPU、ROM、RAMなどから構成され、動作プログラムを実行することにより、左ドア11及び右ドア12が障害物に衝突しないように制御する。また、制御部131は、左ドアミラー内蔵カメラ211或いは右ドアミラー内蔵カメラ221により取得された画像を表示装置200に表示する。
また、制御部131のROMには、図8に示すように、左ドア11と右ドア12について、障害物の存在を検出して、近接範囲を判別するための座標情報が格納されている。即ち、制御部131は、図8に示すように、左ドアミラー超音波センサユニット212と右ドアミラー超音波センサユニット222を基準として、障害物の検出範囲を特定するデータをROMに記憶する。図8の例では、障害物がX座標がx1以下、かつ、Y座標がy1〜y2の範囲、θがθref以下の範囲にあるときに、障害物がドア11,12の近傍に存在すると判別して、ドア11,12が障害物に衝突(接触)しないように開動作を停止する。検出範囲をドア11,12のサイズよりも、一定のマージンを含めて、一回り大きく設定し、また、図7(b)に示すようにドア面からほぼ10〜20センチの高さまで検出範囲としているので、障害物がドア11,12に接触するまでに、障害物を検出することができる。
また、制御部131は、計時タイマを備える。
次に、上記構成の開扉制限装置100の動作を説明する。
ドア11及び/又は12のロックが解除され、ドア11,12が開閉可能な状態になると、ドアロックセンサ123は、これを検出し、制御部131に検出信号を送信する。
制御部131は、この検出信号に応答して、図9のフローチャートに示すドア開閉制御処理を開始する。
なお、制御部131は、左ドア11に関する制御と右ドア12に関する制御とを並行して行うが、以下では理解を容易にするため、左ドア11に関して動作を説明する。右ドア12についての動作も同様である。
まず、制御部131は、左ドアミラー超音波センサユニット212を駆動して、超音波素子212aから超音波を発信させる(ステップS11)。制御部131は、超音波発信後の経過時間を計時する。
続いて、制御部131は、超音波素子212a、212bからの信号により、超音波素子212a、212bが反射波をそれぞれ受信するまでの時間を求める(ステップS12)。
制御部131は、超音波を発信してから、超音波素子212a、212bが反射波をそれぞれ受信するまでの時間T1とT2に基づいて、式(1)に従って、障害物(ここでは、検出される物体を障害物と呼ぶ)の角度位置θoを求める(ステップS13)。
次に、制御部131は、障害物の角度位置θoが図8に示す検出範囲限界のθrefよりも大きいか否かを判別する(ステップS14)。
障害物の角度位置θoが検出範囲限界のθref以下であると判別された場合(ステップS14;Yes)、障害物のx座標xoとy座標yoとを式(2)と(3)から求める(ステップS15)。
続いて、求めた障害物のx座標xoとy座標yoとが、図8に示す検出範囲内にあるか否か、即ち、xo≦x1,かつ、y1≦yo≦y2が成立するか否かを判別する(ステップS16)。
障害物が図8に示す検出範囲内にあると判別された場合、即ち、xo≦x1,かつ、y1≦yo≦y2が成立すると判別された場合(ステップS16;Yes)、ドアが障害物に接近しているので、左ドア開閉制御部111を駆動して、左ドア11を停止させる(ステップS17)。
一方、ステップS17でのドアの停止後、ステップS14でθoがθrefより大きいと判別された場合、及び、ステップS16で検出範囲内に障害物が存在しないと判別された場合には、ステップS18で、ドアがロックされたか否かをドアロックセンサ123の出力から判別し、ロックされていなければ(ステップS18;No)、ステップS11に戻って、同様の処理を繰り返す。
一方、ステップS18で、ドアが閉じられてロックされたと判別された場合(ステップS18;Yes)、処理を終了する。
このような処理を行うことにより、例えば、図10(a)に示すように、例えば、右ドア12の開度が小さくて、右ドア12に沿って距離x1の位置までに障害物31が存在しない場合には、右ドア開閉制御部112による制限を受けずに、右ドア12を開閉することができる。しかし、図10(b)に示すように、右ドア12の開度がより大きくなって、右ドア12に沿って距離x1の位置に障害物を検出した場合には、右ドア開閉制御部112により、右ドア12がそれ以上開かないように制御される。
障害物の検出距離x1及びy1〜y2は、実際のサイズに対してマージンが付加されているので、このような制御を行うことにより、ドアと障害物31との接触や衝突を防止することができる。
同様に、ドア側方に障害物41が存在する場合に、例えば、図11(a)に示すように、右ドア12の開度が小さくて、障害物41が超音波センサユニット222の検知範囲に入らない場合には、右ドア開閉制御部112による制限を受けずに、右ドア12を開閉することができる。しかし、図11(b)に示すように、右ドア12の開度がより大きくなって、障害物41が超音波センサユニット222の検出範囲に入ると、右ドア開閉制御部112により、右ドア12がそれ以上開かないように制御される。
超音波センサの場合、障害物が鏡面状のものであったり、ポール状のものであった場合、反射波がセンサに戻らず、障害物を検出できない場合がある。この実施の形態の構成によれば、図10,図11に示すように、障害物とドアが接近すると、超音波の通路を塞ぐ状態になる。このため、障害物で反射された超音波が超音波センサユニット212,222に戻り、障害物を確実に検出することが可能となる。
また、制御部131は、車両10のギアがリバースに入れられると、或いは、表示切替スイッチ121が操作されると、表示装置200にそれまで行っていた表示を中断させ、左ドアミラー内蔵カメラ211と右ドアミラー内蔵カメラ221で取得した車両10の後方の画像を表示させる処理を実行する。
この後方画像表示処理を図12を参照して説明する。
まず、制御部131は、左ドアミラー内蔵カメラ211と右ドアミラー内蔵カメラ221に撮像を開始させる(ステップS21)。
制御部131は、左ドアミラー内蔵カメラ211の撮影画像と右ドアミラー内蔵カメラ221の撮影画像とを合成して、表示装置200に表示させる(ステップS22)。合成の態様は、任意であるが、例えば、画面の左半分には、左ドアミラー内蔵カメラ211の撮影画像を、画面の右半分には、右ドアミラー内蔵カメラ221の撮影画像を表示させる。
制御部131は、表示切替スイッチ121が操作されると(ステップS23;Yes)、表示態様を、例えば、全画面に左ドアミラー内蔵カメラ211の撮影画像を表示する、全画面に右ドアミラー内蔵カメラ221の撮影画像を表示させる、カーナビゲーションなどの他の画面を表示させる等、適宜切り替える(ステップS24)。
制御部131は、画像表示の終了が検出されるまで(ステップS25;Yes)、同様の処理を繰り返す。
このような構成によれば、必要に応じてカメラで撮影した後方の画像を表示装置200に表示させることができる。しかも、カメラをドアミラーの支持軸に配置しているので、場所を取らず、比較的容易にカメラを固定することができる。また、風切り音の問題なども発生しない。
この発明は上記実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、ドア開閉制御部111,112の構成及びドア開閉制御部111,112によるドア11,12の開度の制限の手法は任意である。例えば、制御部131が、障害物を検出すると、障害物の位置と現在のドアの開度とから、障害物と接触しない範囲でどの程度までドアを開けるかを判別し、開ける最大限度まで(マージン及び安全度を含む)開ける位置に、開の限度を設定してもよい。
例えば、図8に例示した検出範囲の設定は任意であり、より細かく区分してもよい。
例えば、上記実施の形態においては、支持軸に、上限方向に並べて、2つの超音波センサを配置した。これにより、障害物の上下方向の位置は検出可能であった。これに限定されず、例えば、上下方向及び左右方向に位置のずれた少なくとも3つの超音波センサを配置することにより、障害物の上下方向の位置のみならず、左右方向の位置を検出可能としてもよい。また、配置する超音波センサの数自体は任意である。
また、超音波センサとカメラとを組み合わせてユニット化してもよい。
例えば、図13(a)はドアミラー内蔵カメラ211と、4つの超音波センサ212a〜212dと、温度センサ122とを1つのユニット213にユニット化した構成例を示す。
また、図13(b)は、ドアミラー内蔵カメラ211と、3つの超音波センサ212a〜212dと、温度センサ122とを1つのユニット213にユニット化した構成例を示す。
上記の説明では、左右のドア近傍を監視する場合に、この発明を適用したが、センサユニットをバックドア、ハッチバックドアなどに配置し、これらのドアの近傍の障害物を監視するために使用することも可能である。
上述したシステム構成やフローチャートは一例であり、任意に変更可能である。
本発明の実施形態に係る車両の側面図である。 本発明の実施の形態に係る開扉制限装置の構成図である。 (a)と(b)は、一対のドアミラーの構成を示す図である。 センサユニットの平面図である。 超音波素子の構成を示す断面図である。 超音波センサにより障害物の位置を検出する手法を説明するための図である。 (a)と(b)は、超音波センサの検出範囲を説明するための図である。 左右のドアに設定された障害物の検出範囲を説明するための図である。 ドア開閉制御処理を説明するためのフローチャートである。 障害物が検出される様子を説明するための図である。 障害物が検出される様子を説明するための図である。 リバース時の表示処理を説明するためのフローチャートである。 (a)と(b)は、それぞれ、センサユニットの構成例を示す図である。
符号の説明
10 車両
11,12 ドア
21,22 ドアミラー
211,221 ドアミラー内蔵カメラ
212,222 超音波センサユニット
111、112 ドア開閉制御部(開閉制限手段)
131 制御部 (位置検出手段)

Claims (5)

  1. 車両のドアに装着され、ドアの開閉に伴って指向方向が変化するドアミラーと、
    前記ドアミラーに装着され、少なくとも1つの超音波発信子と少なくとも2つの超音波受信子とを備える超音波センサと、
    前記超音波センサの出力に基づいて、物体の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段が検出した物体の位置に基づいて、該物体に衝突しないように前記ドアの開度を制限する開度制限手段と、
    を備える、ことを特徴とするドア制御装置。
  2. 前記超音波センサは、ドアの近傍を検出範囲とする、ことを特徴とする請求項1に記載のドア制御装置。
  3. 前記少なくとも2つの超音波受信子は、ドアミラーをドアに固定する支持軸の車両後方側に、車両後方かつドア近傍を検出範囲として、上下方向にシフトして配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載のドア制御装置。
  4. ドアミラーの車両後方側に、車両後方かつドア近傍を検出範囲として、上下方向にシフトして配置された複数の超音波センサを備えるセンサユニット。
  5. ドアミラーをドアに固定する支持軸の車両後方側部分に配置されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のセンサユニット。
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