JP2007175676A - 枝葉木粉砕機 - Google Patents

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Kazuyuki Maeda
和幸 前田
Masanobu Sato
公信 佐藤
Akira Gamo
晃 蒲生
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Abstract

【課題】外部に漏れる粉砕音を確実に低減できる枝葉木粉砕機を提供すること。
【解決手段】枝葉木粉砕機において、投入された枝葉木を粉砕する粉砕機本体5に、粉砕された粉砕片を排出するシュータ60を設け、このシュータ60の内面に吸音材63を貼設した。従って、投入ホッパなどに防音機構を設けるほどの場積を確保できない場合でも、シュータ60に吸音材63を設けることで、シュータ60の排出用の開口部62から漏れる粉砕音を確実に軽減でき、低騒音化を実現できる。また、吸音性能を有するシート状部材64にてシュータ60内を遮蔽することで、低騒音化を一層促進できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、枝葉木粉砕機に関する。
従来、剪定した樹木の枝葉木を粉砕処理する枝葉木粉砕機が知られている(例えば特許文献1)。このような枝葉木粉砕機の中でも、特に果樹園等で用いられる小型のタイプでは、クローラ式の下部走行体の上部に、エンジンルーム、およびエンジンルーム内のエンジンで駆動される粉砕機本体を備えた簡易のものが主流であり、粉砕機本体は、枝葉木を投入する投入ホッパ、投入ホッパからの枝葉木を粉砕する粉砕刃、粉砕刃で粉砕された粉砕片を排出するシュータ等を備えて構成されている。
特開2005−88369号公報
ところで、そのような小型の枝葉木粉砕機は、果樹園の他、住宅地内の公園整備のためにも多用されるため、近隣への騒音対策が必要である。すなわち、従来の中型機クラスの枝葉木粉砕機では、投入ホッパなどに特別な構造の防音機構が設けられていたが、小型の場合には、そのような防音機構自体が複雑で場積をとるため、適用が困難であり、その解決手段が望まれていた。
本発明の目的は、外部に漏れる粉砕音を確実に低減できる枝葉木粉砕機を提供することにある。
本発明の請求項1に係る枝葉木粉砕機は、投入された枝葉木を粉砕する粉砕機本体を備えているとともに、この粉砕機本体には、粉砕された粉砕片を排出するシュータが設けられ、このシュータの内面には吸音材が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る枝葉木粉砕機は、請求項1に係る枝葉木粉砕機において、前記シュータ内には、吸音性能を有するシート状部材が当該シュータ内の内部空間を遮るように設けられていることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、投入ホッパなどに防音機構を設けるほどの場積を確保できない場合でも、粉砕片を排出するシュータに吸音材を設けることで、シュータの排出用の開口部から漏れる粉砕音を確実に軽減でき、低騒音化を実現できる。
請求項2の発明によれば、シュータ内の内部空間をシート状部材で遮るので、破砕音を外部に一層漏れにくくできるうえ、このうなシート状部材を吸音材の上流側に設けることにより、シート状部材を吸音材の保護部材として機能させることができ、吸音材に粉砕片が直接当たるのを防止して吸音材の損傷を防止できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る枝葉木粉砕機1を斜め上方から示す全体斜視図、図2は、枝葉木粉砕機1の側面図である。
図1、図2において、枝葉木粉砕機1は、クローラ式の下部走行体2と、下部走行体2上に配置されたエンジンルーム3と、エンジンルーム3の後方側(図中の右側)に配置された操作レバーユニット4と、エンジンルーム3の右前方(図中の左側)に配置された粉砕機本体5とを備えている。
下部走行体2は、エンジンルーム3内のエンジン31でベルト駆動されるプーリ21を備え、プーリ21の回転がトランスミッションを介して左右のスプロケット22に伝達され、このスプロケット22、前方のアイドラー23、およびスプロケット22近傍のキャリアローラ24に巻回されたクローラ25が回転する。また、これらのプーリ21、トランスミッション、アイドラー23、キャリアローラ24等は、平面枠状に組まれた金属製の下部フレーム26に取り付けられている。
エンジンルーム3は、内部に配置されたエンジン31を覆う金属製のカバー等で構成されており、側方および上方にエンジン31メンテナンス用のハッチ32を備えている。エンジン31の出力軸33は、粉砕機本体5との間の隙間に突出し、この出力軸33には複数の溝を有するプーリ34が設けられている。プーリ34の一つの溝と前記下部走行体2のプーリ21とにはベルト35が巻回され、前述したようにエンジン31の動力が伝達される。また、プーリ34の他の溝と粉砕機本体5に設けられたプーリ51とに巻回されたベルト36により、エンジン31の動力が粉砕機本体5に伝達される。
操作レバーユニット4は複数の操作レバー41を備えている。操作レバー41としては、下部走行体2のトランスミッションの切替操作により、前進、後退、その場旋回を行う走行レバー、粉砕機本体5への動力伝達・遮断を行う図示しない破砕クラッチ操作用のクラッチレバー、および下部走行体2の不意な後退を止めるバックストップレバー等が設けられている。
図3は、粉砕機本体5の要部を示す側断面図である。
図3において、粉砕機本体5は、金属板からなる箱状の粉砕機フレーム52を備えている。粉砕機フレーム52の後方側には、剪定された枝葉木を投入する投入ホッパ53が設けられ、粉砕機フレーム52の内部には、投入された枝葉木を粉砕する回転ロータ54が搭載され、粉砕機フレーム52の前方側には、回転ロータ54と固定刃55とによて粉砕された粉砕片を下方に排出して地上等に堆積させるシュータ60が設けられている。
その他、粉砕機本体5には、投入ホッパ53に投入された枝葉木を回転ロータ54側に引き込む引込ローラ56等が設けられている。この引込ローラ56には、スプロケットおよびチェーンを介して回転ロータ54の回転が伝達されるのであるが、その回転伝達機構については本発明に直接関係ないため、ここでの詳細な説明を省略する。以下には、本発明の最も特徴的な構成を有したシュータ60について詳説する。
図4に示すように、シュータ60は、下方に向かって湾曲した前面部61と、左右の側面部62とによりダクト状に形成され、下方に開口した矩形状の開口部62を有している。粉砕片は、粉砕機本体5の内部に設けられたメッシュ状のスクリーンプレート57を通してはき出された後、案内プレート58上を滑り落ちて開口部62から排出される。
このようなシュータ60の内部において、前面部61の裏面側には、湾曲した部位近辺の所定領域を覆うように吸音材63が貼設されている。吸音材63としては、厚手のゴム製のシート状部材や、発泡ウレタン樹脂等のスポンジ状部材が好適に用いられる。このような吸音材63を用いることにより、回転ロータ54側で生じる粉砕音が吸収され、シュータ60の開口部62から外部に漏れる粉砕音を軽減でき、底騒音化を実現できる。
さらに、前面部61の裏面側において、吸音材63の上流側には、薄手のゴム製などからなる吸音性能を有したシート状部材64が取付片65にボルト止めされた状態で吊設されている。このシート状部材64は、断面四角形のシュータ60内空間を遮る大きさであり、四角形状またはスリットを有する暖簾形状とされている。そして、粉砕片がシート状部材64に直接当たることで、金属製のシュータ60内面に直接当たる場合に比して当接音を小さくできるとともに、回転ロータ54側で生じた粉砕音を良好に吸収し、開口部62から漏れるのを軽減できるる。また、シート状部材64により、吸音材63に直接粉砕片が当たるのを防止できるため、シート状部材64は吸音材63の保護部材としても機能する。
加えて、このシート状部材64は、図4に描かれている通り、所定量の粉砕片をシュータ60内に留めておく機能をも有する。所定量を超えると、蓄積された粉砕片の重量によりシート状部材64が湾曲し、粉砕片は一気に排出されるか、あるいは一定量を維持しながら徐々に排出される。このことによれば、シュータ60内は、この粉砕片とシート状部材64とによって常時が略完全に遮蔽されることになるため、回転ロータ54側での粉砕音は開口部62に一層到達し難くでき、開口部62から外部に漏れ出す粉砕音を大幅に軽減することが可能である。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、シュータ60内にシート状部材64が吊設されていたが、このようなシート状部材64が設けられていない場合でも、前述した請求項1の発明に含まれる。
また、シート状部材64が設けられる場合でも、シート状部材64と吸音材63との位置関係は任意であり、図4に示した位置関係に限定されない。
さらに、吸音材63は前面部61の裏面側にのみ貼設される場合の他、側面部62などにも貼設されていてよく、いずれの領域に貼設されるかは、シュータ60の形状や、目標とする騒音レベル等を勘案して任意に決められてよい。
本発明は、粉砕片を排出するシュータを備えた枝葉木粉砕機に利用でき、特に小型の枝葉木粉砕機に好適である。
本発明の一実施形態に係る枝葉木粉砕機を斜め上方から示す全体斜視図。 枝葉木粉砕機の側面図。 粉砕機本体の要部を示す側断面図。 シュータを示す側断面図。
符号の説明
1…枝葉木粉砕機、5…粉砕機本体、60…シュータ、63…吸音材、64…シート状部材。

Claims (2)

  1. 投入された枝葉木を粉砕する粉砕機本体を備えているとともに、
    この粉砕機本体には、粉砕された粉砕片を排出するシュータが設けられ、
    このシュータの内面には吸音材が設けられている
    ことを特徴とする枝葉木粉砕機。
  2. 請求項1に係る枝葉木粉砕機において、
    前記シュータ内には、吸音性能を有するシート状部材が当該シュータ内の内部空間を遮るように設けられている
    ことを特徴とする枝葉木粉砕機。
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