JP2006000689A - ガラス粉砕機及びガラス粉砕装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガラス板を確実に粉砕することができ、粉砕に際しけがをしないようにすると共に、迅速に大量の処理を可能にして作業効率を良くすることができるガラス粉砕機及びガラス粉砕装置を提供する。
【解決手段】円筒状回転体の周面に、矩形板状に形成されて板面が回転軸に沿うように回転中心から放射状に配置された複数の粉砕刃31を有する粉砕ロール28と、粉砕ロール28を2個、回転時、一方の粉砕ロールの粉砕刃と他方の粉砕ロールの粉砕刃が交互に重なり合うように近接配置すると共に、それぞれ回転可能に保持する保持部と、一方の粉砕ロール28の回転を、回転方向を逆転させて他方の粉砕ロール28に伝達し、2個の粉砕ロール28の間に位置するガラス板Gを、板面両側で同一方向に移動する複数の粉砕刃31により板面両側から挟み込んで押し割るように、2個の粉砕ロール28を互いに逆回転させる伝達部とを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ガラス粉砕機及びガラス粉砕装置に関し、特に、不要なガラス板を確実に連続して粉砕することができるガラス粉砕機及びガラス粉砕装置に関する。
従来、不要なガラス板等を砕いて細かいガラス粉砕片にし、ガラス材料として再利用することが知られている。砕かれるガラス板には、破損したガラス板の他、ガラス板製品を製造する際に、大きなガラス板(素板)から製品寸法に合わせて目的のガラス板を切り取った(板取り)後の不要になった残余部分(耳)等がある。
これらのガラス板を粉砕する場合、通常は、作業者が直接手で取り扱って割っていた。つまり、ガラス板が薄かったり小さい場合は、ガラス板を手に持って粉砕片収納箱の縁部等に直接叩きつけて割り、ガラス板が厚かったり大きい場合は、ガラス板を手に持って粉砕片収納箱の上方に投げ上げ、粉砕片収納箱内に落下し衝突する時の衝撃で割っていた。
しかしながら、ガラス板を粉砕片収納箱の縁部等に直接叩きつけたり、粉砕片収納箱の上方に投げ上げたりして割っていたため、思うように細かくならなかったり割れずに残ったりして、確実に粉砕することが容易でなかった。また、作業者が、ガラス板を直接手で持って叩きつけたり投げ上げたりしていたため、割れた破片等によりけがをするおそれがあった。その上、けがをしないように注意しつつガラス板を割っていたため、処理に時間が掛かり作業効率が悪かった。
この発明の目的は、ガラス板を確実に粉砕することができ、粉砕に際しけがをしないようにすると共に、迅速に大量の処理を可能にして作業効率を良くすることができるガラス粉砕機及びガラス粉砕装置を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係るガラス粉砕機は、円筒状回転体の周面に、矩形板状に形成されて板面が回転軸に沿うように回転中心から放射状に配置された複数の粉砕刃を有する粉砕ロールと、前記粉砕ロールを2個、回転時、一方の粉砕ロールの粉砕刃と他方の粉砕ロールの粉砕刃が交互に重なり合うように近接配置すると共に、それぞれ回転可能に保持する保持部と、前記一方の粉砕ロールの回転を、回転方向を逆転させて前記他方の粉砕ロールに伝達し、前記2個の粉砕ロールの間に位置するガラス板を、板面両側で同一方向に移動する前記複数の粉砕刃により板面両側から挟み込んで押し割るように、前記2個の粉砕ロールを互いに逆回転させる伝達部とを有する。
上記構成を有することにより、円筒状回転体の周面に、矩形板状に形成されて板面が回転軸に沿うように回転中心から放射状に配置された複数の粉砕刃を有する粉砕ロールが2個、保持部によって、回転時、一方の粉砕ロールの粉砕刃と他方の粉砕ロールの粉砕刃が交互に重なり合うように近接配置されると共に、それぞれ回転可能に保持され、伝達部によって、一方の粉砕ロールの回転が、回転方向を逆転させて他方の粉砕ロールに伝達され、2個の粉砕ロールの間に位置するガラス板を、板面両側で同一方向に移動する複数の粉砕刃により板面両側から挟み込んで押し割るように、2個の粉砕ロールが互いに逆回転する。
以上説明したように、この発明によれば、円筒状回転体の周面に、矩形板状に形成されて板面が回転軸に沿うように回転中心から放射状に配置された複数の粉砕刃を有する粉砕ロールが2個、保持部によって、回転時、一方の粉砕ロールの粉砕刃と他方の粉砕ロールの粉砕刃が交互に重なり合うように近接配置されると共に、それぞれ回転可能に保持され、伝達部によって、一方の粉砕ロールの回転が、回転方向を逆転させて他方の粉砕ロールに伝達され、2個の粉砕ロールの間に位置するガラス板を、板面両側で同一方向に移動する複数の粉砕刃により板面両側から挟み込んで押し割るように、2個の粉砕ロールが互いに逆回転するので、ガラス板を確実に粉砕することができ、粉砕に際しけがをしないようにすると共に、迅速に大量の処理を可能にして作業効率を良くすることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係るガラス粉砕装置の斜視図である。図1に示すように、ガラス粉砕装置10は、箱形の装置本体11と、装置本体11にガラス板Gを送り込むコンベア12とを有し、装置本体11の内部空間には、ガラス板Gを粉砕するガラス粉砕機13(図5参照)が格納されている。このガラス粉砕機13にコンベア12を介してガラス板Gを送り込むことができるように、本体装置11にコンベア12が組み込まれている。粉砕されるガラス板Gは、破損したガラス板やガラス板製品を製造する際に不要になった残余部分等であり、粉砕によりカレット化して再利用される。
図2は、図1の装置本体の主要部を示す正面図であり、図3は、図1の装置本体の主要部を示す平面図であり、図4は、図1の装置本体の主要部を示すコンベア側から見た側面図である。図2から図4に示すように、装置本体11は、上面が開口すると共に開口部に外向きフランジ14aを形成した箱状の本体部14と、下面が開口すると共に開口部に外向きフランジ15aを形成した箱状の上蓋部15を一体的に組み合わせ、独立した空間を形成している。
本体部14は、底面四隅に取り付けた4本の脚部16により床面Fに設置され、上蓋部15は、フランジ15aをフランジ14aにつき合わせた状態で、例えばボルト・ナット止めにより本体部14に取り付けられている(図1参照)。本体部14及び上蓋部15は、例えば、鉄板を用いて形成されているが、これに限らず、鉄板と鉄板の間にゴム板を挟み込んだ振動吸収鉄板等の防振防音部材を用いて、或いは鉄板の内側に木材等の吸音部材を取り付けたり複数層構造にして、形成しても良い。
本体部14のコンペア配置側面には、コンベア12からガラス粉砕機13に送り込まれるガラス板Gを装置本体11内に取り込むために、コンベア12の下流端が入り込む取込み口11aが開けられ(図2,3参照)、本体部14の底面には、ガラス粉砕機13が粉砕したガラス板Gの粉砕片を装置本体11外に排出する排出口11bが開けられている(図4参照)。即ち、装置本体11は、取込み口11a及び排出口11bのみが開口する閉鎖空間を有し、この閉鎖空間内にガラス粉砕機13を格納している(図2,3参照)。
また、装置本体11は、排出口11bの下方に、排出された粉砕片を収納する収納箱17が配置される配置空間を有している(図1参照)。収納箱17は、底面に取り付けられた4個の車輪17a(2個のみ図示)により床面Fに敷設された2本のレールR上を自由に移動することができ(図1参照)、配置空間に出し入れ自由に配置される。収納箱17が粉砕片で満たされると、その収納箱17を装置本体11の下方から引き出し代わりの空の収納箱17を装置本体11の下方に押し入れて、自由に収納箱17を入れ替えることができる。
収納箱17が出入りする本体部14の底部には、収納箱17の出入りを阻害せずに収納箱17上面との隙間を遮蔽する暖簾状のゴム製仕切り18が装着されている(図1参照)。上蓋部15の上面には、2個のモータ19,20と2個のテンションプーリ21,22が設置され(図12参照)、上面の各角部4箇所には、吊り下げ用フック23が取り付けられている(図1参照)。
コンベア12は、ガラス板Gを載せて移動することができる移送面12aを有する、例えばベルトコンベアからなり、ガラス板Gを載せた移送面12aの移動によりガラス板Gをガラス粉砕機13に送り込む。このコンベア12は、4本の脚24により、移送面12aがほぼ平行に保持されると共に、移送面12aの延長線であるガラス板搬送軌跡Pがガラス粉砕機13のガラス板引き込み位置に一致するように、高さ調整されている(図2参照)。コンベア12の上流側の脚24には、コンベア12を駆動するコンベア駆動部25が装着され、コンベア12の側面には、コンベア12の搬送動作を制御する動作制御部26及び操作ハンドル27が備えられている(図1参照)。
また、コンベア12は、各脚24の先端に取り付けられた車輪24aにより床面F上を自由に移動することができ、装置本体11に対し、下流端が取込み口11aから内部に入り込んだ組込状態(図12,3参照)、或いは取込み口11aから外部に引き出された分離状態にすることができる。組込状態のコンベア12は、下流端を後述する押し込みロール41に臨ませて配置される(図2,3参照)。
図5は、図2の装置本体に格納されたガラス粉砕機を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。図5に示すように、ガラス粉砕機13は、上部粉砕ロール28aと下部粉砕ロール28bの、同一形状及び大きさからなる2個の粉砕ロールを有しており、上下一列に隣接配置されて互いに逆方向に軸回転する両粉砕ロール28a,28b間にガラス板Gを挟み込んで引き入れ粉砕する。
なお、同一構造を有する上部粉砕ロール28aと下部粉砕ロール28bについての説明は、上部粉砕ロール28aを代表として行い、下部粉砕ロール28bの対応する部分の符号を()内に示す。
図6は、図5の粉砕ロールの斜視図である。図6に示すように、上部粉砕ロール28a(28b)は、両端から回転軸29a(29b)を突出させた円筒状回転体の軸部30a(30b)と、軸部周面に突設した例えば8枚の粉砕刃31a(31b)とを有している。上部粉砕ロール28aと下部粉砕ロール28bは、それぞれ回転軸29a,29bを貫通させて両粉砕ロール28a,28bを両側から挟み込む2枚の軸支板32a,32bにより、回転可能に位置決め固定されている(図5参照)。
粉砕刃31a(31b)は、軸部長手方向全域に渡る長辺を有する長板状に形成されており、板面を上部粉砕ロール28aの回転軸方向に沿うように上部粉砕ロール28aの回転軸29a、即ち、回転中心から、放射状に等間隔で配置されている。この粉砕刃31a(31b)は、上部粉砕ロール28a(28b)の周面である軸部周面にほぼ直交して突設された外向きフランジ状の補強用リブ33a(33b)に取り付け固定されている。補強用リブ33a(33b)は、軸部長手方向に、例えば4枚が等しい隣接間隔で並設されており、各補強用リブ33a(33b)には、8枚の粉砕刃31a(31b)をはめ込む8個の溝34a(34b)が周方向に等間隔で切り欠かれている。各溝34a(34b)は、軸部周面から離間して設けられており、各補強用リブ33a(33b)にはめ込まれた各粉砕刃31a(31b)は軸部周面との間に間隙を有する。
これら粉砕刃31a(31b)及び補強用リブ33a(33b)は、剛性の高い鋼(例えば、所謂スェーデン鋼)を用いて肉厚に形成され、各粉砕刃31a(31b)の取付部分は溶接により強固に固定されている。
図7は、上部粉砕ロールと下部粉砕ロールの配置状態を側面から見た説明図である。図7に示すように、2個の粉砕ロール28a,28bは、回転時、一方の粉砕ロール28aの各粉砕刃31aが他方の粉砕ロール28bの隣接粉砕刃31b間ほぼ中央に位置して各粉砕刃31a,31bが交互に重なり合うように、且つ、互いに粉砕刃先端部が入り込むように近接配置されている。
図5に示すように、上部粉砕ロール28aの回転軸29aは、本体部14の対向する両側面板14bを貫通して突出すると共に、各側面板14bに取り付けた取付部材35aに回動自在に保持されている。回転軸29aの一方の突出端(モータ19回転軸突出側)には、スプロケット36が取り付けられ、他方の突出端には上部伝達ギヤ37が取り付けられている。このスプロケット36には、モータ19の駆動軸に取り付けられたスプロケット38との間に、テンションプーリ21を介してチェーン39が掛け渡されており、モータ19の駆動力がチェーン39により回転軸29aに伝達され上部粉砕ロール28aが回転する。
下部粉砕ロール28bの回転軸29bの、上部伝達ギヤ37が取り付けられた側の突出端には、下部伝達ギヤ40が取り付けられている。この下部伝達ギヤ40は、上部伝達ギヤ37に噛合しており、上部伝達ギヤ37の回転が伝達されて上部伝達ギヤ37とは逆向きに回転する。従って、モータ19の駆動力がチェーン39を介して伝達され上部粉砕ロール28aが回転すると、上部粉砕ロール28aと下部粉砕ロール28bの各粉砕刃31a,31bの重ね合わせ部分は、同一方向、即ち、移送面12aの移動方向であるガラス板搬送方向(図1、矢印a参照)に移動する。
つまり、2個の粉砕ロール28a,28bは、上部粉砕ロール28aの粉砕刃31aと下部粉砕ロール28bの粉砕刃31bが交互に噛み合うように互いに逆回転して、2個の粉砕ロール28a,28bの間に横置き状態に位置するガラス板Gを上下各粉砕刃31a,31bの間に引き込む。そして、2個の粉砕ロール28a,28bの回転に連れて、ガラス板Gを上下各粉砕刃31a,31bの間に引き込みながら、ガラス板Gの板体平面両側で同一方向に移動する上下各粉砕刃31a,31bにより、ガラス板Gを板体平面両側から挟み込んで押し割り粉砕する。
このように、上部伝達ギヤ37及び下部伝達ギヤ40は、一方の粉砕ロール28aの回転を、回転方向を逆転させて他方の粉砕ロール28bに伝達し、2個の粉砕ロール28a,28bの間に位置するガラス板Gを、板面両側で同一方向に移動する複数の粉砕刃31a,31bにより板面両側から挟み込んで押し割るように、2個の粉砕ロール28a,28bを互いに逆回転させる伝達部として機能する。
また、装置本体11の内部には、取込み口11aとガラス粉砕機13の間に押し込みロール41が設置され、押し込みロール41の取込み口11a側に隣接して跳ね上がり抑えロール42が設置されている。押し込みロール41は、コンベア12から装置本体11の内部に送り込まれたガラス板Gをガラス粉砕機13に押し込むためのものである。跳ね上がり抑えロール42は、押し込みロール41から送り出されたガラス板Gの先端部がガラス粉砕機13に挟み込まれ押し割られる際の衝撃で、押し込みロール41に挟み込まれる前のガラス板Gの後端部が跳ね上がるのを抑え込むためのものである。
図8は、図3の押し込みロールの取付状態を示す説明図である。図8に示すように、押し込みロール41は、上部ピンチロール43aと下部ピンチロール43bの、同一形状及び大きさからなる2個のピンチロールを有している。上部ピンチロール43aと下部ピンチロール43bは、上下一列に隣接して、且つ、下部ピンチロール43bの上面がコンベア12の移送面12aの高さに一致するように、取付部材35bに配置されて、互いに逆方向に軸回転し、コンベア12から送り込まれたガラス板Gを挟み込み、ガラス粉砕機13に向け送り出す。取付部材35bは、本体部14の対向する両側面板14bに装着されている。
上部ピンチロール43aの回転軸44aは、取付部材35bに沿って上下移動する各軸受け部45を貫通して突出すると共に、各軸受け部45に回動自在に保持されている。下部ピンチロール43bの回転軸44bは、本体部14の対向する両側面板14bに取り付けた各軸受け46を貫通して突出すると共に、各軸受け46に回動自在に保持されている。
各軸受け部45は、本体部14の対向する両側面板14bの外側に設置された各軸受け保持部47に上下動自在に保持されている。軸受け保持部47は、軸受け部45を摺動自在に両側から挟み込むように配置された2個のガイド部48a,48bと、両ガイド部48a,48bの上端に掛け渡された上部ばね受け49とからなる門形状を有している。
上部ばね受け49には、ばね軸50が貫通保持されている。上部ばね受け49の上端面から突出させたばね軸50の上端には、下方抜け落ちを規制するストッパ用ナット51が取り付けられ、ばね軸50の下端には、下向きU字状の下部ばね受け52が取り付けられている。ばね軸50の上部ばね受け49と下部ばね受け52の間には、例えばコイルばね等のばね部材53が装着されており、下部ばね受け52を軸受け部45の上端に接触させた状態にばね軸50を常時下方付勢している。
従って、上部ピンチロール43aは、両ガイド部48a,48bに案内されて上下移動可能な軸受け部45により、下部ピンチロール43bに対し接近離反するように上下移動することができ、ばね部材53の付勢力により常時下部ピンチロール43bに近接した状態にある一方、ばね部材53の付勢力に抗して下部ピンチロール43bから離間した状態に移動が可能である。
下部ピンチロール43bの回転軸44bの一方の突出端(モータ20回転軸突出側)には、スプロケット54が取り付けられ、他方の突出端には下部駆動スプロケット55が取り付けられている。スプロケット54には、モータ20の駆動軸に取り付けられたスプロケット56との間に、テンションプーリ22を介してチェーン57が掛け渡されており、モータ20の駆動力がチェーン57により回転軸44bに伝達され下部ピンチロール43bが回転する。下部ピンチロール43bの回転は、下部伝達ギヤ58及び上部伝達ギヤ59からなる回転方向逆転部を介して上部ピンチロール43aに伝達される。
下部駆動スプロケット55には、下部伝達ギヤ58に取り付けられた下部伝達スプロケット60との間に、チェーン61が掛け渡されており、下部ピンチロール43bの回転がチェーン61により下部伝達スプロケット60に伝達される。下部伝達スプロケット60と共に回転する下部伝達ギヤ58は、上部伝達ギヤ59に噛合しており、下部伝達ギヤ58の回転が伝達された上部伝達ギヤ59は、下部伝達ギヤ58とは逆向きに回転する。
上部伝達ギヤ59には、上部伝達スプロケット62が取り付けられており、この上部伝達スプロケット62には、上部ピンチロール43aの回転軸44aに取り付けられた上部駆動スプロケット63との間に、フリーテンションスプロケット64を介してチェーン65が掛け渡されている。フリーテンションスプロケット64を介在させることでチェーン65のテンション調整を行っており、上部ピンチロール43aの上下移動による変位に対応しつつ、チェーン65によって上部ピンチロール43aが確実、且つ、滑らかに回転駆動される。
従って、モータ20の駆動力がチェーン57を介して伝達されることにより下部ピンチロール43bが回転すると、上部ピンチロール43aは下部ピンチロール43bとは逆向きに回転し、両ピンチロール43a,43bの間に挟み込まれたガラス板Gはガラス粉砕機13に向け送り出される。このとき、両ピンチロール43a,43bの間に挟み込まれるガラス板Gの厚みに変動があっても、上部ピンチロール43aが個々のガラス板Gの厚みに合わせて上下移動することにより、ガラス板Gを両ピンチロール43a,43bの間に確実に挟み込み送り出すことができる。つまり、ばね部材53の付勢力は、上部ピンチロール43aが挟み込むガラス板Gの厚さに合わせて押し上げられ或いは押し下げられるように、調整されている。
ガラス粉砕機13の両粉砕ロール28a,28bと押し込みロール41の両ピンチロール43a,43bの回転速度は、ガラス板Gが送り込まれるガラス粉砕機13内に既に粉砕されたガラス板Gの粉砕片が滞っていることがないように、両粉砕ロール28a,28bの回転速度を両ピンチロール43a,43bの回転速度より速く設定している。
跳ね上がり抑えロール42は、ロール表面がガラス板搬送軌跡Pに上側から近接するように、上部ピンチロール43aに並設されており、押し込みロール41に挟み込まれたガラス板Gの後端側露出部分を上方から抑え込むことができる。この跳ね上がり抑えロール42は、ロール両端から突出する回転軸42aを有しており、回転軸42aは、本体部14の対向する両側面板14bに取り付けた軸受け66に回転自在に保持されている。
これらガラス粉砕機13、押し込みロール41及び跳ね上がり抑えロール42に各モータ19,20の駆動力を伝達する、上述した各種ギヤ及びチェーン等の駆動伝達機構は、本体装置11の外側に突出して配置されているが、4個のカバー(2個のカバー67a,67bのみ図1に示す)により露出することなく覆われている。これらのカバーは、例えばパンチングボード等により形成され、本体装置11の対向する両側面板14bに取り付けられている。モータ19,20は、装置本体11の側面上部に設けた作動スイッチ68(図1参照)のON・OFF操作により作動が開始され或いは停止される。
次に、ガラス粉砕装置10によるガラス板Gの粉砕について説明する。ガラス粉砕機13、押し込みロール41及び跳ね上がり抑えロール42とコンベア12を作動させ、粉砕するガラス板Gをコンベア12の移送面12aに載置する。載置されたガラス板Gは、移送面12aの移動により、取込み口11aから本体装置11の内部に入り込み、跳ね上がり抑えロール42の下方を通って押し込みロール41に送られる。
押し込みロール41に送られたガラス板Gは、移送面12aと同一高さの下部ピンチロール43bの上面に乗ると同時に、上部ピンチロール43aとの間に挟み込まれ、回転する両ピンチロール43a,43bによりガラス粉砕機13に向けて送り出される。このとき、上部ピンチロール43aは、挟み込むガラス板Gの厚さに応じて上下移動し、下部ピンチロール43bとの間でガラス板Gを確実に挟み込む。
押し込みロール41から送り出されたガラス板Gは、先端が、ガラス粉砕機13の両粉砕ロール28a,28bの間に達すると、両粉砕ロール28a,28bの回転に連れて上下両方向から交互に押し当たる粉砕刃31a,31bにより、両粉砕ロール28a,28bの間に引き込まれる。両粉砕ロール28a,28bの間に引き込まれたガラス板Gは、両粉砕ロール28a,28bの回転に連れて各粉砕刃31a,31bが更に接近し互いに重なり合うように入り込むことにより、押し割られ粉砕される。
両粉砕ロール28a,28bの間に引き込まれて押し割られ粉砕されたガラス板Gは、回転を続ける両粉砕ロール28a,28bに運ばれて両粉砕ロール28,28から落下し、ガラス粉砕機13の設置場所下方に開口する排出口11bを通って収納箱17に収納される。
上述したように、両粉砕ロール28a,28bの間に入り込んだガラス板Gは、各粉砕刃31a,31bが粉砕ロール長手方向全域に渡る長さを有し送り込み方向にほぼ直交して配置されているので、横に逃げることができず、各粉砕刃31a,31b同士或いは各粉砕刃31a,31bと各補強用リブ33a,33bの間に確実に挟み込まれて、例外なく押圧力を受け粉砕されることになる。
また、ガラス粉砕機13は、ガラス板Gを押し割り粉砕するとき大きな衝撃音及び粉砕音を発生させるが、取込み口11a及び排出口11bのみを開口した装置本体11による閉鎖空間に格納されているので、衝撃音及び粉砕音が装置本体11外に拡がるのを防ぎ、騒音となるのを効果的に防止することができる。更に、装置本体11の全面を、振動吸収鉄板等の防振防音部材を用いたり内側に吸音部材を付着して形成することで、より効果的な騒音防止が可能になる。
また、ガラス板Gが、両粉砕ロール28a,28bの間に引き込まれて押し割られ粉砕される際に、先端部が押圧力を受けることで、押し込みロール41に挟み込まれる前の後端部が跳ね上がる場合もあるが、押し込みロール41に挟み込まれる前の後端部は、跳ね上がり抑えロール42により上方から抑え込まれているので、跳ね上がりを防止することができる。
図9は、騒音防止構造の一例を示し、(a)は弾性部材による密閉状態の一部破断した説明図、(b)は空気充填部材による密閉状態の一部破断した説明図である。図9に示すように、装置本体11の排出口11b下方の配置空間に配置した収納箱17と、装置本体11の本体部14底面との間に、収納箱17の上面全周と本体部14底面との間隙を塞ぐ密閉手段を設けて、粉砕時の騒音及び粉砕片の収納箱17外への飛び散りを防止しても良い。この密閉手段は、例えば弾性部材により細長い袋状に形成された空気充填密封手段69((a)参照)、或いは、例えばゴム等の弾性部材によりリング状に形成された弾性密封リング70((b)参照)からなり、収納箱17の上面全周に渡って本体部14底面との間隙に配置される。
空気充填密封手段69の場合、収納箱17と本体部14の間隙に配置した後、空気注入口(図示しない)から空気を注入して空気充填密封手段69を膨張させることにより((a)参照)、弾性密封リング70の場合、収納箱17と本体部14の隙間に配置した後、床面Fに設置したリフト71により収納箱17を持ち上げて弾性密封リング70を収納箱17上面と本体部14底面に圧着させることにより((b)参照)、それぞれ間隙を隙間無く塞ぐことができる。
図10は、騒音防止構造の他の例を示し、(a)は平面説明図、(b)は本体部下部の部分説明図、(c)は上下動機構の構造説明図である。図10に示すように、装置本体11の排出口11b下方の配置空間に配置した収納箱17と、装置本体11の本体部14との間に、収納箱17上面と本体部14底面の間隙を塞ぐことができる上下可動枠72を設けて、粉砕時の騒音及び粉砕片の収納箱17外への飛び散りを防止しても良い。
上下可動枠72は、間隙を塞ぐことができる高さを有し、本体部14の底面を窪ませて設けた凹部14cに全体を入れ子式に格納することができる((c)参照)、矩形状の枠体により形成されている((a)参照)。上下可動枠72の下面には、収納箱17の上面に密着可能な、例えばスポンジ等の弾性部材72aが装着されている((b)参照)。
上下可動枠72の内側4箇所の角部には、スパーギア(摺動平歯車)73が上下方向縦向きに配置されており、各スパーギア73には、それぞれ平ギア74が噛合している((a),(b)参照)。これら平ギア74は、ギア面の向きが同一のスパーギア73に噛合する2個ずつが1本のシャフト75に固定されており、2本のシャフト75,75の両先端は、上下可動枠72に回転自在に保持されている((a)参照)。
各シャフト75の一方の先端は、本体部14の側面の下部、即ち、凹部14cが形成された部分の側面板14bから突出させており、各突出部分には、大ウォームギア76が取り付けられている((c)参照)。各大ウォームギア76の上部には、小ウォームギア77が噛合しており、各小ウォームギア77は、本体部14の側面に取り付けた保持部材78((a),(b)参照)により回転自在に保持されたシャフト79に固定されている((c)参照)。このシャフト79の一端には、シャフト79を軸回転させて小ウォームギア77を回転するためのハンドル80が取り付けられている((b)参照)。なお、上下可動枠72の上下動は、上述したギヤ駆動により行う他、エア(或いはオイル)シリンダ駆動により行っても良い。
図11は、騒音防止構造の更に他の例を示す説明図である。図10に示すように、装置本体11の取込み口11aから突出し、取込み口11aに入り込むコンベア12の周囲を覆う取込み口カバー81を設けて、粉砕時の騒音を防止しても良い。この取込み口カバー81は、例えばスポンジやゴム等により肉厚に形成し、必要とする防音効果が得られるように、取込み口11aからの突出量を任意に設定する。
なお、各粉砕刃31a,31bの数は、8枚に限るものではなく、粉砕するガラス板Gの状態或いは粉砕後の粉砕片の大きさ或いは処理速度等の各種条件に対応して、7枚以下或いは9枚以上でも良い。加えて、各粉砕刃31a,31bに突起や補助板を設けることにより、押圧力をガラス板Gに広範囲に、且つ、より強く加えることができ、更に粉砕力を高めることができる。
また、各補強用リブ33a,33bも、等しい隣接間隔で並設された4枚に限るものではなく、粉砕するガラス板Gの各種条件に対応して、3枚以下或いは5枚以上を任意の間隔で或いは任意の高さに形成して設けても良い。各補強用リブ33a,33bの数が多くなれば、小さなガラス板Gにも対応することができ、より細かく粉砕することができる。
このように、この発明に係るガラス粉砕機13により、ガラス板Gを確実に粉砕することができ、粉砕に際しけがをしないようにすると共に、迅速に大量の処理を可能にして作業効率を良くすることができる。また、この発明に係るガラス粉砕装置10により、コンベア12に載せられて装置本体11の内部に送り込まれたガラス板Gは、確実、且つ、効率良くガラス粉砕機13に送られて粉砕される。即ち、不要なガラス板Gをベルトコンベア12に次々載せるだけで、ガラス板Gを自動的に粉砕して粉砕片にし収納箱17に収納することができる。更に、粉砕に際し、ガラス板Gに直接手を触れることがなく、ガラス粉砕機13は装置本体11の閉鎖空間内に格納されているので、粉砕時の安全を確保し、且つ、騒音の発生を極力防止することができる。その上、形状や厚さが様々に異なったガラス板Gであっても、コンベア12の移送面12aに載せれば自動的に粉砕処理されるので、ガラス板Gの個々の違いを考慮することなく迅速に大量の処理が可能になり作業効率が良くなる。
この発明の一実施の形態に係るガラス粉砕装置の斜視図である。 図1の装置本体の主要部を示す正面図である。 図1の装置本体の主要部を示す平面図である。 図1の装置本体の主要部を示すコンベア側から見た側面図である。 図2の装置本体に格納されたガラス粉砕機を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 図5の粉砕ロールの斜視図である。 上部粉砕ロールと下部粉砕ロールの配置状態を側面から見た説明図である。 図3の押し込みロールの取付状態を示す説明図である。 騒音防止構造の一例を示し、(a)は弾性部材による密閉状態の一部破断した説明図、(b)は空気充填部材による密閉状態の一部破断した説明図である。 騒音防止構造の他の例を示し、(a)は平面説明図、(b)は本体部下部の部分説明図、(c)は上下動機構の構造説明図である。 騒音防止構造の更に他の例を示す説明図である。
符号の説明
10 ガラス粉砕装置
11 装置本体
11a 取込み口
11b 排出口
12 コンベア
12a 移送面
13 ガラス粉砕機
14 本体部
14a,15a 外向きフランジ
14b 側面板
14c 凹部
15 上蓋部
16 脚部
17 収納箱
17a 車輪
18 ゴム製仕切り
19,20 モータ
21,22 テンションプーリ
23 吊り下げ用フック
24 脚
24a 車輪
25 コンベア駆動部
26 動作制御部
27 操作ハンドル
28a 上部粉砕ロール
28b 下部粉砕ロール
29a,29b,44a,44b,60 回転軸
30a,30b 軸部
31a,31b 粉砕刃
32a,32b 軸支板
33a,33b 補強用リブ
34a,34b 溝
35a,35b 取付部材
36,38,54,56 スプロケット
37,58 上部伝達ギヤ
39,57,61,65 チェーン
40,58 下部伝達ギヤ
41 押し込みロール
42 跳ね上がり抑えロール
43a 上部ピンチロール
43b 下部ピンチロール
45 軸受け部
46,66 軸受け
47 軸受け保持部
48a,48b ガイド部
49 上部ばね受け
50 ばね軸
51 ストッパ用ナット
52 下部ばね受け
53 ばね部材
55 下部駆動スプロケット
59 上部伝達ギヤ
60 下部伝達スプロケット
62 上部伝達スプロケット
63 上部駆動スプロケット
64 フリーテンションスプロケット
67a,67b カバー
68 作動スイッチ
69 空気充填密封手段
70 弾性密封リング
71 リフト
72 上下可動枠
72a 弾性部材
73 スパーギア
74 平ギア
75 シャフト
76 大ウォームギア
77 小ウォームギア
78 保持部材
79 シャフト
80 ハンドル
81 取込み口カバー
F 床面
G ガラス板
P ガラス板搬送軌跡
R レール

Claims (5)

  1. 円筒状回転体の周面に、矩形板状に形成されて板面が回転軸に沿うように回転中心から放射状に配置された複数の粉砕刃を有する粉砕ロールと、
    前記粉砕ロールを2個、回転時、一方の粉砕ロールの粉砕刃と他方の粉砕ロールの粉砕刃が交互に重なり合うように近接配置すると共に、それぞれ回転可能に保持する保持部と、
    前記一方の粉砕ロールの回転を、回転方向を逆転させて前記他方の粉砕ロールに伝達し、前記2個の粉砕ロールの間に位置するガラス板を、板面両側で同一方向に移動する前記複数の粉砕刃により板面両側から挟み込んで押し割るように、前記2個の粉砕ロールを互いに逆回転させる伝達部と
    を有するガラス粉砕機。
  2. 前記各粉砕刃は、
    長辺が前記円筒状回転体の長手方向全域に渡る長板状に形成されている請求項1に記載のガラス粉砕機。
  3. 前記粉砕ロールは、
    前記各粉砕刃を取付固定する、前記粉砕ロールの周面に突設された外向きフランジ状の補強用リブを有する請求項1または2に記載のガラス粉砕機。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のガラス粉砕機と、
    前記ガラス粉砕機を格納する装置本体と、
    前記装置本体に組み込まれ、前記ガラス板を載せた移送面の移動により前記ガラス板を前記ガラス粉砕機に送り込むコンベアと
    を有するガラス粉砕装置。
  5. 前記装置本体は、
    格納した前記ガラス粉砕機に送り込む前記ガラス板を取り込むための取込み口、及び前記ガラス粉砕機により粉砕された粉砕片を排出する排出口のみが開口する閉鎖空間を有する請求項4に記載のガラス粉砕装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009000598A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd クラッシュ装置及びクラッシュ方法
JP2012250235A (ja) * 2012-08-23 2012-12-20 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd クラッシュ装置
CN105312133A (zh) * 2015-12-02 2016-02-10 苏州富通高新材料科技股份有限公司 一种用于板材加工的破碎机
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