JPH09141123A - 移動式破砕機 - Google Patents
移動式破砕機Info
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- JPH09141123A JPH09141123A JP7326218A JP32621895A JPH09141123A JP H09141123 A JPH09141123 A JP H09141123A JP 7326218 A JP7326218 A JP 7326218A JP 32621895 A JP32621895 A JP 32621895A JP H09141123 A JPH09141123 A JP H09141123A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- crusher
- discharge
- plate
- discharge chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C21/00—Disintegrating plant with or without drying of the material
- B02C21/02—Transportable disintegrating plant
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C13/00—Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
- B02C13/26—Details
- B02C13/286—Feeding or discharge
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C13/00—Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
- B02C13/26—Details
- B02C13/28—Shape or construction of beater elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C13/00—Disintegrating by mills having rotary beater elements ; Hammer mills
- B02C13/26—Details
- B02C13/286—Feeding or discharge
- B02C2013/28609—Discharge means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被破砕物の破砕片やほこりを外部に飛散させ
ず、ベルトコンベアのベルトを損傷しない移動式破砕機
を提供する。 【解決手段】 インパクトクラッシャ10の排出シュー
ト20の前方にトンネルカバー21を設けて排出用ベル
トコンベア5のベルト6とでトンネルを構成し、出口部
に2個の前部弾性プレート35,35を設け、排出シュ
ート20の後部に後部弾性プレート37を設ける。排出
シュート20の上部に2個の飛散防止用プレート22,
22と、ベルト保護用プレート23を着脱自在に装着す
る。ロータ11の回転により飛ばされた破砕片は矢印
a、b、c、dのように跳ね返り、排出シュート20お
よびトンネルカバー21外には飛散せず、ベルトも保護
される。
ず、ベルトコンベアのベルトを損傷しない移動式破砕機
を提供する。 【解決手段】 インパクトクラッシャ10の排出シュー
ト20の前方にトンネルカバー21を設けて排出用ベル
トコンベア5のベルト6とでトンネルを構成し、出口部
に2個の前部弾性プレート35,35を設け、排出シュ
ート20の後部に後部弾性プレート37を設ける。排出
シュート20の上部に2個の飛散防止用プレート22,
22と、ベルト保護用プレート23を着脱自在に装着す
る。ロータ11の回転により飛ばされた破砕片は矢印
a、b、c、dのように跳ね返り、排出シュート20お
よびトンネルカバー21外には飛散せず、ベルトも保護
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動式破砕機の構造
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動式破砕機の構造については、実公昭
64−32744により提案されたものがある。すなわ
ち、クローラ式走行車の車台上にホッパを有するクラッ
シャを搭載し、駆動装置とクラッシャとをVベルトによ
り連結し、クラッシャの下部に砕石の細片の排出筒を設
け、この排出筒の下方に搬出コンベアを設けたものであ
る。
64−32744により提案されたものがある。すなわ
ち、クローラ式走行車の車台上にホッパを有するクラッ
シャを搭載し、駆動装置とクラッシャとをVベルトによ
り連結し、クラッシャの下部に砕石の細片の排出筒を設
け、この排出筒の下方に搬出コンベアを設けたものであ
る。
【0003】図12は移動式破砕機の構成の一例を示す
もので、一部を断面図とした側面図である。クローラ式
走行車1の車台2にはホッパ3を有し、ロータ11、衝
突板12,13およびプレートフィーダ14を備えたイ
ンパクトクラッシャ10が搭載されている。インパクト
クラッシャ10の下方に設けられた排出シュート4の下
には排出用ベルトコンベア5が配設されている。
もので、一部を断面図とした側面図である。クローラ式
走行車1の車台2にはホッパ3を有し、ロータ11、衝
突板12,13およびプレートフィーダ14を備えたイ
ンパクトクラッシャ10が搭載されている。インパクト
クラッシャ10の下方に設けられた排出シュート4の下
には排出用ベルトコンベア5が配設されている。
【0004】図13はインパクトクラッシャ10と排出
用ベルトコンベア5の構成を示す側面断面図であり、図
14は図13のK−K矢視図である。図14に示すよう
に、排出シュート4の排出口部分の排出用ベルトコンベ
ア5の上側のベルト6の下側には、ベルト6を支持する
ためのすり板7が設けられており、ベルト6はすり板7
上を摺動するようになっている。
用ベルトコンベア5の構成を示す側面断面図であり、図
14は図13のK−K矢視図である。図14に示すよう
に、排出シュート4の排出口部分の排出用ベルトコンベ
ア5の上側のベルト6の下側には、ベルト6を支持する
ためのすり板7が設けられており、ベルト6はすり板7
上を摺動するようになっている。
【0005】被破砕物を破砕する場合には図12に示す
ように、ホッパ3から投入された被破砕物15はプレー
トフィーダ14によりインパクトクラッシャ10に搬入
される。被破砕物15はロータ11を矢印方向に回転さ
せることにより衝突板12,13に衝突して破砕され、
破砕片16となって排出シュート4から排出用ベルトコ
ンベア5上に落下し、外部に排出される。
ように、ホッパ3から投入された被破砕物15はプレー
トフィーダ14によりインパクトクラッシャ10に搬入
される。被破砕物15はロータ11を矢印方向に回転さ
せることにより衝突板12,13に衝突して破砕され、
破砕片16となって排出シュート4から排出用ベルトコ
ンベア5上に落下し、外部に排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては以下のような問題がある。図13に示すよ
うに、ロータ11を矢印方向に回転させると破砕された
破砕片は矢印イ、ロ、ハのようにロータ11の外周円の
接線方向に飛ばされる。矢印イのように飛ばされた破砕
片16は排出用ベルトコンベア5のベルト6に衝突して
跳ね返り、排出用ベルトコンベア5から外部へ飛散し、
ほこりも排出用ベルトコンベア5の周辺に排出するとい
う問題がある。
成においては以下のような問題がある。図13に示すよ
うに、ロータ11を矢印方向に回転させると破砕された
破砕片は矢印イ、ロ、ハのようにロータ11の外周円の
接線方向に飛ばされる。矢印イのように飛ばされた破砕
片16は排出用ベルトコンベア5のベルト6に衝突して
跳ね返り、排出用ベルトコンベア5から外部へ飛散し、
ほこりも排出用ベルトコンベア5の周辺に排出するとい
う問題がある。
【0007】また、ロータ11に飛ばされた破砕片16
は排出用ベルトコンベア5のベルト6に衝突する。そし
て矢印ハのようにベルト6にほぼ直角に衝突した場合に
衝突力は最も大きくなる。このような場合ベルト6は図
14に示したようにすり板7に接触しているため衝撃減
衰効果は少なく、大きな衝突力を受けて破損する恐れが
ある。
は排出用ベルトコンベア5のベルト6に衝突する。そし
て矢印ハのようにベルト6にほぼ直角に衝突した場合に
衝突力は最も大きくなる。このような場合ベルト6は図
14に示したようにすり板7に接触しているため衝撃減
衰効果は少なく、大きな衝突力を受けて破損する恐れが
ある。
【0008】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、破砕片を排出用ベルトコンベア外に飛散させる
ことがなく、ほこりの排出も少なく、排出用ベルトコン
ベアのベルトの損傷の少ない移動式破砕機を提供するこ
とを目的としている。
もので、破砕片を排出用ベルトコンベア外に飛散させる
ことがなく、ほこりの排出も少なく、排出用ベルトコン
ベアのベルトの損傷の少ない移動式破砕機を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る移動式破砕機においては、ロータを
有するインパクトクラッシャと排出用ベルトコンベアと
を備えた移動式破砕機において、インパクトクラッシャ
の排出シュートの下方に配設された排出用ベルトコンベ
アと前記インパクトクラッシャのロータとの間に、邪魔
板を設けた構成としている。
めに、本発明に係る移動式破砕機においては、ロータを
有するインパクトクラッシャと排出用ベルトコンベアと
を備えた移動式破砕機において、インパクトクラッシャ
の排出シュートの下方に配設された排出用ベルトコンベ
アと前記インパクトクラッシャのロータとの間に、邪魔
板を設けた構成としている。
【0010】上記移動式破砕機において、前記排出用ベ
ルトコンベアのベルトと、ベルトを支持するためにその
下側に設けられたすり板との間に隙間を設けた構成とし
ている。
ルトコンベアのベルトと、ベルトを支持するためにその
下側に設けられたすり板との間に隙間を設けた構成とし
ている。
【0011】ロータを有するインパクトクラッシャと、
このインパクトクラッシャの排出シュートの下方に排出
用ベルトコンベアを備えた移動式破砕機において、イン
パクトクラッシャの排出シュートの前方出口近傍をトン
ネル構造とし、このトンネルの出口部を弾性プレートで
遮蔽するとともに、前記排出シュートの後部を弾性プレ
ートで遮蔽した構成としている。
このインパクトクラッシャの排出シュートの下方に排出
用ベルトコンベアを備えた移動式破砕機において、イン
パクトクラッシャの排出シュートの前方出口近傍をトン
ネル構造とし、このトンネルの出口部を弾性プレートで
遮蔽するとともに、前記排出シュートの後部を弾性プレ
ートで遮蔽した構成としている。
【0012】
【作用】上記のような構成としたため、破砕片の飛散す
るエネルギは邪魔板への衝突、により減衰するとともに
破砕片が排出用ベルトコンベア外に飛散することはな
く、ほこりの排出も防止される。また破砕片の排出用ベ
ルトコンベアのベルトへの衝突力が減少するとともに、
ベルトとすり板との間に隙間を設けたことにより衝撃減
衰効果が大きくなり、ベルトの損傷も少なくなる。
るエネルギは邪魔板への衝突、により減衰するとともに
破砕片が排出用ベルトコンベア外に飛散することはな
く、ほこりの排出も防止される。また破砕片の排出用ベ
ルトコンベアのベルトへの衝突力が減少するとともに、
ベルトとすり板との間に隙間を設けたことにより衝撃減
衰効果が大きくなり、ベルトの損傷も少なくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る移動式破砕機
の実施例について、図面を参照して詳述する。
の実施例について、図面を参照して詳述する。
【0014】図1はインパクトクラッシャ10と排出シ
ュート20の構成を示す側面断面図である。ロータ1
1、衝突板13を有するインパクトクラッシャ10の下
方には排出シュート20が取着され、排出シュート20
の前方にはトンネルカバー21が固着されている。排出
シュート20の下方には排出用ベルトコンベア5が装着
されており、排出シュート20の前方部分は排出用ベル
トコンベア5の上側のベルト6とトンネルカバー21と
によりトンネルを形成している。排出シュート20の上
部には2個の飛散防止プレート22、22および1個の
ベルト保護プレート23が設けられている。
ュート20の構成を示す側面断面図である。ロータ1
1、衝突板13を有するインパクトクラッシャ10の下
方には排出シュート20が取着され、排出シュート20
の前方にはトンネルカバー21が固着されている。排出
シュート20の下方には排出用ベルトコンベア5が装着
されており、排出シュート20の前方部分は排出用ベル
トコンベア5の上側のベルト6とトンネルカバー21と
によりトンネルを形成している。排出シュート20の上
部には2個の飛散防止プレート22、22および1個の
ベルト保護プレート23が設けられている。
【0015】図2は排出シュート20の斜視図である。
図に示すように飛散防止プレート22、22は排出シュ
ート20の左右内面に設けられたホルダ24、24に挿
着するようになっており、ベルト保護プレート23は排
出シュート20の左右上面に設けられたホルダ25、2
5に挿着するようになっている。したがって飛散防止プ
レート22およびベルト保護プレート23は容易に着脱
可能である。飛散防止プレート22、ベルト保護プレー
ト23は磨耗、変形等により交換する部品のため着脱可
能にしているが、溶接あるいはボルト等により固着して
も良い。
図に示すように飛散防止プレート22、22は排出シュ
ート20の左右内面に設けられたホルダ24、24に挿
着するようになっており、ベルト保護プレート23は排
出シュート20の左右上面に設けられたホルダ25、2
5に挿着するようになっている。したがって飛散防止プ
レート22およびベルト保護プレート23は容易に着脱
可能である。飛散防止プレート22、ベルト保護プレー
ト23は磨耗、変形等により交換する部品のため着脱可
能にしているが、溶接あるいはボルト等により固着して
も良い。
【0016】図3は図1のA−A断面図である。図に示
すように排出用ベルトコンベア5の上側のベルト6の下
側にはベルト6を支持するすり板30が設けられてい
る。すり板30の幅方向の左右両端部はベルト6の左右
両端部に接触して支持しているが、中央部にはベルト6
との間に隙間sを設けてある。すり板30の左右両側面
には排出シュート20およびトンネルカバー21の全長
にわたってスカート31、31が装着され、スカート3
1の先端にはたとえばゴムのような弾性プレート32が
取着されていてベルト6の上面、左右端部に接触してい
る。また、スカート31の上部と排出シュート20とト
ンネルカバー21の両側面に取着されたプレート33、
33との間にはスポンジ34、34が挾着されている。
すように排出用ベルトコンベア5の上側のベルト6の下
側にはベルト6を支持するすり板30が設けられてい
る。すり板30の幅方向の左右両端部はベルト6の左右
両端部に接触して支持しているが、中央部にはベルト6
との間に隙間sを設けてある。すり板30の左右両側面
には排出シュート20およびトンネルカバー21の全長
にわたってスカート31、31が装着され、スカート3
1の先端にはたとえばゴムのような弾性プレート32が
取着されていてベルト6の上面、左右端部に接触してい
る。また、スカート31の上部と排出シュート20とト
ンネルカバー21の両側面に取着されたプレート33、
33との間にはスポンジ34、34が挾着されている。
【0017】図1に示すようにトンネルカバー21の出
口部には2枚のたとえばゴムのような前部弾性プレート
35、35が装着されている。図4は図1のW矢視図で
あり、前部弾性プレート35は図4に示すように下端は
ベルト6に沿った形状に成形され、また縦に複数のスリ
ット36を設け、ベルト6上の破砕片を通り易いように
している。図1に示すように排出シュート20の後端に
は後部弾性プレート37が装着されている。図5は図1
のV矢視図であり、後部弾性プレート37の下端はベル
ト6に沿った形状に成形されている。トンネル構造は、
主として、ベルトコンベア5の上側のベルト6とトンネ
ルカバー21とにより形成され、さらに詳しくは、ベル
ト6、トンネルカバー21、弾性プレート32、プレー
ト33、33、および、スポンジ34、34により形成
されている。
口部には2枚のたとえばゴムのような前部弾性プレート
35、35が装着されている。図4は図1のW矢視図で
あり、前部弾性プレート35は図4に示すように下端は
ベルト6に沿った形状に成形され、また縦に複数のスリ
ット36を設け、ベルト6上の破砕片を通り易いように
している。図1に示すように排出シュート20の後端に
は後部弾性プレート37が装着されている。図5は図1
のV矢視図であり、後部弾性プレート37の下端はベル
ト6に沿った形状に成形されている。トンネル構造は、
主として、ベルトコンベア5の上側のベルト6とトンネ
ルカバー21とにより形成され、さらに詳しくは、ベル
ト6、トンネルカバー21、弾性プレート32、プレー
ト33、33、および、スポンジ34、34により形成
されている。
【0018】図1に示すように、ロータ11が矢印方向
に回転すると破砕片はロータ11の外周円の接線方向に
飛散する。しかしながら矢印a、bのように飛散防止プ
レート22に当たってインパクトクラッシャ10内に跳
ね返る。飛散防止プレート22に当たらないものは矢印
cのように直接ベルト6に衝突して跳ね返るが、排出シ
ュート20あるいはトンネルカバー21に当たり外に飛
び出すことはない。ベルト6にほぼ直角方向に飛ばされ
る破砕片はベルト保護プレート23に衝突し、矢印dの
ように跳ね返される。ベルト保護プレート23を外れた
破砕片は矢印eのように直接ベルト6に衝突するが、ベ
ルト6に直角に衝突するものより衝突力は小さく、しか
も図3に示したようにすり板30との間に隙間sを設け
たため衝撃減衰効果が大きく、破砕片でベルト6を損傷
することは少ない。また、前述のように排出シュート2
0およびトンネルカバー21と排出用ベルトコンベア5
のベルト6とにより囲んだ部分は、2枚の前部弾性プレ
ート35、35および後部弾性プレート37により密閉
されているため、排出シュート20およびトンネルカバ
ー21の内部で発生したほこりが外部に排出することは
極めて少ない。
に回転すると破砕片はロータ11の外周円の接線方向に
飛散する。しかしながら矢印a、bのように飛散防止プ
レート22に当たってインパクトクラッシャ10内に跳
ね返る。飛散防止プレート22に当たらないものは矢印
cのように直接ベルト6に衝突して跳ね返るが、排出シ
ュート20あるいはトンネルカバー21に当たり外に飛
び出すことはない。ベルト6にほぼ直角方向に飛ばされ
る破砕片はベルト保護プレート23に衝突し、矢印dの
ように跳ね返される。ベルト保護プレート23を外れた
破砕片は矢印eのように直接ベルト6に衝突するが、ベ
ルト6に直角に衝突するものより衝突力は小さく、しか
も図3に示したようにすり板30との間に隙間sを設け
たため衝撃減衰効果が大きく、破砕片でベルト6を損傷
することは少ない。また、前述のように排出シュート2
0およびトンネルカバー21と排出用ベルトコンベア5
のベルト6とにより囲んだ部分は、2枚の前部弾性プレ
ート35、35および後部弾性プレート37により密閉
されているため、排出シュート20およびトンネルカバ
ー21の内部で発生したほこりが外部に排出することは
極めて少ない。
【0019】図6は被破砕物を投入するホッパ3の出口
とインパクトクラッシャ10の入口近傍(図12のG
部)を示す側面断面図である。図に示すようにインパク
トクラッシャ10の入口部には2個のたとえばゴムのよ
うな入口弾性プレート40、41が吊着され、その後に
はチェーン42が吊着されており、両者ともその先端は
インパクトクラッシャ10の壁面に接触している。
とインパクトクラッシャ10の入口近傍(図12のG
部)を示す側面断面図である。図に示すようにインパク
トクラッシャ10の入口部には2個のたとえばゴムのよ
うな入口弾性プレート40、41が吊着され、その後に
はチェーン42が吊着されており、両者ともその先端は
インパクトクラッシャ10の壁面に接触している。
【0020】図7は図6のD部詳細図であり、入口弾性
プレート40、41は投入シュートPの上面板43に取
着されたブラケット44にボルト45により締着されて
おり、チェーン42は上面板43に取着されたプレート
46の前後方向の両面に溶着されている。
プレート40、41は投入シュートPの上面板43に取
着されたブラケット44にボルト45により締着されて
おり、チェーン42は上面板43に取着されたプレート
46の前後方向の両面に溶着されている。
【0021】図8は図6のE−E矢視図であり、入口弾
性プレート40、41の正面図である。入口弾性プレー
ト40、41にはそれぞれ複数のスリット47が設けら
れていて被破砕物を通り易くしている。
性プレート40、41の正面図である。入口弾性プレー
ト40、41にはそれぞれ複数のスリット47が設けら
れていて被破砕物を通り易くしている。
【0022】図9は図6のF−F矢視図であり、チェー
ン42は幅方向に隙間の無いようにプレート46の両面
に溶着されている。
ン42は幅方向に隙間の無いようにプレート46の両面
に溶着されている。
【0023】被破砕物15がホッパ3に投入され、入口
弾性プレート40、41を通過する場合には、図10に
示すようにスリット47の部分で左右に開き、大きな隙
間48が生じる。したがってこの隙間48から破砕片が
飛び出すことがある。しかしながら被破砕物15がチェ
ーン42を通過する場合には図11に示す正面図
(a)、側面図(b)に示すようにチェーン42は被破
砕物にならって変形し、大きな隙間ができないため破砕
片が飛び出すことはない。被破砕物15を破砕する場合
に発生するほこりはチェーン42は通過するが、2重に
設けられた入口弾性プレート40、41によりインパク
トクラッシャ10外への排出は防止される。
弾性プレート40、41を通過する場合には、図10に
示すようにスリット47の部分で左右に開き、大きな隙
間48が生じる。したがってこの隙間48から破砕片が
飛び出すことがある。しかしながら被破砕物15がチェ
ーン42を通過する場合には図11に示す正面図
(a)、側面図(b)に示すようにチェーン42は被破
砕物にならって変形し、大きな隙間ができないため破砕
片が飛び出すことはない。被破砕物15を破砕する場合
に発生するほこりはチェーン42は通過するが、2重に
設けられた入口弾性プレート40、41によりインパク
トクラッシャ10外への排出は防止される。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る移動式破砕機は上記のよう
な構成としたため、被破砕物の破砕片の破砕機外部への
飛散は飛散防止プレートにより防止され、ほこりの破砕
機外部への排出も防止される。また破砕片の排出用ベル
トコンベアのベルトへの直接の衝突はベルト保護プレー
トにより防止され、衝突した場合でも衝撃は大幅に減衰
されるのでベルトを破損する恐れは少ない。
な構成としたため、被破砕物の破砕片の破砕機外部への
飛散は飛散防止プレートにより防止され、ほこりの破砕
機外部への排出も防止される。また破砕片の排出用ベル
トコンベアのベルトへの直接の衝突はベルト保護プレー
トにより防止され、衝突した場合でも衝撃は大幅に減衰
されるのでベルトを破損する恐れは少ない。
【図1】本発明の移動式破砕機の構成を示す側面断面図
である。
である。
【図2】同、排出シュートの斜視図である。
【図3】同、排出シュートと排出用ベルトコンベアとの
構成を示す正面断面図である。
構成を示す正面断面図である。
【図4】同、前部弾性プレートの正面図である。
【図5】同、後部弾性プレートの正面図である。
【図6】同、インパクトクラッシャ入口部の側面断面図
である。
である。
【図7】同、インパクトクラッシャ入口部の詳細図であ
る。
る。
【図8】同、入口弾性プレートの正面図である。
【図9】同、チェーンの正面図である。
【図10】同、入口弾性プレートを被破砕物が通過する
ときの説明図である。
ときの説明図である。
【図11】同、チェーンを被破砕物が通過するときの説
明図である。
明図である。
【図12】従来の移動式破砕機の一部断面した全体側面
図である。
図である。
【図13】従来の移動式破砕機の構成を示す側面断面図
である。
である。
【図14】同、排出シュートと排出用ベルトコンベアと
の構成を示す正面断面図である。
の構成を示す正面断面図である。
3 ホッパ 5 排出用ベルトコンベア 6 ベルト 10 インパクトクラッシャ 11 ロータ 12,13 反発板 20 排出シュート 21 トンネルカバー 22 飛散防止プレート 23 ベルト保護プレート 24,25 ホルダ 30 すり板 31 スカート 32 弾性プレート 34 スポンジ 35 前部弾性プレート 37 後部弾性プレート 40,41 入口弾性プレート 42 チェーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 徹 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所建設ロボット部内 (72)発明者 小澤 祐二 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所建設ロボット部内 (72)発明者 滝口 幹久 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所建設ロボット部内
Claims (3)
- 【請求項1】 ロータを有するインパクトクラッシャと
排出用ベルトコンベアとを備えた移動式破砕機におい
て、インパクトクラッシャの排出シュートの下方に配設
された排出用ベルトコンベアと前記インパクトクラッシ
ャのロータとの間に、邪魔板を設けたことを特徴とする
移動式破砕機。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動式破砕装置におい
て、前記排出用ベルトコンベアのベルトと、ベルトを支
持するためにその下側に設けられたすり板との間に隙間
を設けたことを特徴とする移動式破砕機。 - 【請求項3】 ロータを有するインパクトクラッシャ
と、このインパクトクラッシャの排出シュートの下方に
排出用ベルトコンベアを備えた移動式破砕機において、
インパクトクラッシャの排出シュートの出口近傍をトン
ネル構造とし、このトンネルの出口部を弾性プレートで
遮蔽するとともに、前記排出シュートの後部を弾性プレ
ートで遮蔽したことを特徴とする移動式破砕機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326218A JPH09141123A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 移動式破砕機 |
KR1019960054472A KR970025717A (ko) | 1995-11-22 | 1996-11-15 | 이동식 파쇄기 |
PCT/JP1996/003405 WO1997018898A1 (fr) | 1995-11-22 | 1996-11-20 | Concasseur mobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7326218A JPH09141123A (ja) | 1995-11-22 | 1995-11-22 | 移動式破砕機 |
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---|---|
JPH09141123A true JPH09141123A (ja) | 1997-06-03 |
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---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006116401A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 木材破砕機 |
JP2007175676A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Komatsu Zenoah Co | 枝葉木粉砕機 |
KR100879841B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2009-01-22 | 주식회사 포스코 | 슈트내의 벨트 컨베이어 손상 방지장치 |
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-
1996
- 1996-11-15 KR KR1019960054472A patent/KR970025717A/ko not_active Application Discontinuation
- 1996-11-20 WO PCT/JP1996/003405 patent/WO1997018898A1/ja active Search and Examination
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Publication number | Publication date |
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