JP2007175560A - 廃棄物分別設備及び廃棄物の分別方法 - Google Patents

廃棄物分別設備及び廃棄物の分別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】廃棄物をより効率よく、高い精度で、該廃棄物を高い回収率でリサイクルに適した状態に分別することができる手段を提供することを課題とする。
【解決手段】包材と生ゴミとからなる廃棄物を破砕し、かつ包材と生ゴミとに分離するための分別装置と、該分別装置で分離された生ゴミをスラリーとして貯留する調整槽と、該分別装置で分離された包材を排出する包材排出部と、該包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材を分離し、該生ゴミ付着包材を分別装置に導入する生ゴミ付着包材分離移送手段とを備えた廃棄物分別設備、並びに包材と生ゴミとからなる廃棄物を、包材と生ゴミとに分別する廃棄物の分別方法であって、飛散性の差を利用して、生ゴミが除去された包材と生ゴミ付着包材とを分別し、分別された生ゴミ付着包材を、生ゴミと該生ゴミが除去された包材とにさらに分離する廃棄物の分別方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、廃棄物分別設備及び廃棄物の分別方法に関する。より詳しくは、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の食品販売店、一般家庭、飲食店、食品工場等から排出される包材と生ゴミとを含む廃棄物を生ゴミと包材とに、より効率よく分別できる、廃棄物分別設備及び廃棄物の分別方法に関する。
生ゴミ等の廃棄物は、収集袋等に入れられ、回収され、種々の施設にて処理されている。回収された廃棄物は、資源再利用の観点や焼却効率の観点から、構成材料に応じて、分別回収されている。分別回収に際しては、例えば、磁気により廃棄物から金属等を選別して回収し、さらに、残部の廃棄物からプラスチック等を篩い分けすること等が行なわれている。しかし、廃棄物中に付着性を有する生ゴミが混入している場合、分別回収が困難である。
このような生ゴミは、収集袋に詰め込まれ、当該収集袋ごと回収される。さらに、回収された収集袋は、処理施設にて、収集袋と生ゴミとに分別して回収されている。回収された生ゴミは、発酵させることにより堆肥として利用されたり、メタン発酵等によるエネルギー供給源として利用されたりしている。かかる分別回収に際しては、生ゴミが詰め込まれた収集袋を破袋し、ついで、生ゴミと、生ゴミ中に混入したパック若しくは袋、収集袋等の包材とが分離されている。分離された包材は、直接容器で受けるか、ダクトを通じて空気により搬送されて回収され、生ゴミは、堆肥やメタン発酵に利用される。ここで、生ゴミと包材との分離は、回転衝打装置を用いて繰り返し衝打することにより分別効率を上げること(例えば、特許文献1等参照)、切断ブレードを備えた回転体による破砕時に、正回転と逆回転とを組み合わせて回転体を用いることで破砕効率を上げ、分離しやすくすること(例えば、特許文献2等参照)等により行なわれている。
しかし、前記特許文献に記載の方法には、分離されにくい生ゴミが、分離装置から包材と共に排出され、ダクトを有する場合には、生ゴミが付着した包材がダクト内に蓄積し、重さや粘着によりダクトを詰まらせる場合があるという欠点がある。そのため、前記特許文献に記載の方法には、頻繁に清掃を行ない、蓄積物を除去する必要があるという欠点がある。また、前記特許文献に記載の方法には、生ゴミの一部が包材に混入し、生ゴミの回収率が低下するという欠点がある。
特開2003−251326号公報 特許第03509714号公報
本発明は、上記従来の欠点に鑑みてなされたものであり、廃棄物、具体的には、包材と生ゴミとからなる廃棄物をより効率よく分別すること、該廃棄物を高い精度で分別すること、該廃棄物を高い回収率でリサイクルに適した状態に分別すること等の少なくとも1つを達成できる、廃棄物分別設備を提供することを課題とする。また、本発明は、前記廃棄物をより効率よく分別すること、該廃棄物を高い精度で分別すること、該廃棄物を高い回収率でリサイクルに適した状態に分別すること等の少なくとも1つを達成できる、廃棄物の分別方法を提供することを課題とする。本発明の他の課題は、本明細書の記載からも明らかである。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、1つの側面では、包材と生ゴミとからなる廃棄物を破砕し、かつ包材と生ゴミとに分離するための分別装置と、
該分別装置で分離された生ゴミをスラリーとして貯留するための調整槽と、
該分別装置で分離された包材を排出するための包材排出部と、
該包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材を分離し、該生ゴミ付着包材を分別装置に導入するための生ゴミ付着包材分離移送手段と、
を備えていることを特徴とする、廃棄物分別設備である。
また、本発明は、包材と生ゴミとからなる廃棄物を、包材と生ゴミとに分別する廃棄物の分別方法であって、飛散性の差を利用して、生ゴミが除去された包材と生ゴミ付着包材とを分別し、分別された生ゴミ付着包材を、生ゴミと該生ゴミが除去された包材とにさらに分離することを特徴とする、廃棄物の分別方法に関する。前記廃棄物の分別方法には、好ましくは、前記廃棄物分別設備が用いられる。
本発明の廃棄物分別設備によれば、生ゴミ付着包材分離移送手段において、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材が分離されるため、包材と生ゴミとからなる廃棄物を容易に分別することができるという優れた効果を奏する。
本発明の廃棄物分別設備によれば、包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材分離移送手段により、生ゴミ付着包材が分離されるように構成されているため、包材排出部から排出された包材に、生ゴミが付着した生ゴミ付着包材が含まれている場合にも、包材排出部から排出された包材が、飛散性の低い生ゴミ付着包材と、飛散性の高い包材、すなわち、生ゴミが除去された包材とに分離されうる。そのため、本発明の廃棄物分別設備によれば、包材と生ゴミとからなる廃棄物をより効率よく分別することができるという優れた効果を奏する。
また、本発明の廃棄物分別設備によれば、包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材分離移送手段により分離された生ゴミ付着包材が分別装置に導入されるように構成されているため、包材排出部から排出された包材に、生ゴミが付着した生ゴミ付着包材が含まれている場合にも、生ゴミ付着包材が回収され、その後、分別装置に導入されて、さらに、包材と生ゴミとに分離することができる。そのため、本発明の廃棄物分別設備によれば、廃棄物を高い精度で分別することができるという優れた効果を奏する。
さらに、本発明の廃棄物分別設備によれば、生ゴミ付着包材分離移送手段により分離された生ゴミ付着包材が分別装置に導入されるように構成されているため、該分別装置において、該生ゴミ付着包材を、包材と生ゴミとにさらに分離することができる。そのため、本発明の廃棄物分別設備によれば、包材と生ゴミとを、リサイクルに適した状態に分別することができるという優れた効果を奏する。
本発明の廃棄物分別設備においては、生ゴミ付着包材分離移送手段により、生ゴミ付着包材が、該調整槽で貯留されたスラリーの一部と混合された状態で分別装置に導入されるように構成されている場合には、分別装置への生ゴミ付着包材の移送に際して、生ゴミ付着包材の流動性を向上させることができ、分別装置への生ゴミ付着包材の移送を円滑に行なうことができるという優れた効果を奏する。
本発明の廃棄物の分別方法によれば、前記廃棄物をより効率よく、高い精度で分別することができるという優れた効果を奏する。また、本発明の廃棄物の分別方法によれば、前記廃棄物を高い回収率でリサイクルに適した状態に分別することができるという優れた効果を奏する。
本発明は、1つの側面では、包材と生ゴミとからなる廃棄物を破砕し、かつ包材と生ゴミとに分離するための分別装置と、
該分別装置で分離された生ゴミをスラリーとして貯留するための調整槽と、
該分別装置で分離された包材を排出するための包材排出部と、
該包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材を分離し、該生ゴミ付着包材を分別装置に導入するための生ゴミ付着包材分離移送手段と、
を備えていることを特徴とする、廃棄物分別設備に関する。
本明細書において、「廃棄物」とは、包材と生ゴミからなるものをいう。前記廃棄物としては、特に限定されないが、包材に、例えば、該包材と分離しにくい物が入った廃棄物、袋入りのうどん、パック入りの調味料等が挙げられる。前記包材としては、特に限定されないが、例えば、袋、パック等が挙げられる。また、本明細書において、「生ゴミ」の語は、前記包材に対して付着性又は粘着性を示すゴミ全般を包含する概念である。前記生ゴミとしては、例えば、うどん、味噌等の調味料等の食料品又はその残渣、付着性又は粘着性を示す物質(例えば、付着性又は粘着性を示す有機高分子化合物等)が挙げられる。
また、本発明において、「飛散性」は、いいかえれば、例えば、生ゴミが除去された包材の見かけ容積あたりの重量と生ゴミ付着包材の見かけ容積あたりの重量との差、生ゴミが除去された包材の空気抵抗と生ゴミ付着包材の空気抵抗との差等に起因する空気流に対する飛行距離の大小の度合いをも意味する。かかる飛散性は、例えば、同一速度かつ同一角度で、対照物質及び評価対象物質を、一定の流速の空気流を有する空中に放出し、飛行した距離を測定し、それぞれの飛行距離を比較すること等により評価されうる。
本発明の廃棄物分別設備は、廃棄物、特に、包材と生ゴミとからなる廃棄物の分別処理に好適であり、特に、包材と該包材と分離しにくい生ゴミとからなる廃棄物の分別処理に好適である。
本発明の廃棄物分別設備は、生ゴミ付着包材分離移送手段で分離された生ゴミ付着包材を分別装置により効率よく導入する観点から、前記生ゴミ付着包材分離移送手段において、該生ゴミ付着包材が、該調整槽に貯留されたスラリーの一部と混合された状態で分別装置に導入されるように構成されているものが好ましい。
本発明の廃棄物分別設備において、前記生ゴミ付着包材分離移送手段として、生ゴミ付着包材を貯留するための回収槽を備えていてもよい。前記生ゴミ付着包材分離移送手段が回収槽を備えた構成により、生ゴミ付着包材の回収及び分別装置への生ゴミ付着包材の移送を、より効率化することができるという優れた効果を発揮する。さらに、前記回収槽は、貯留された生ゴミ付着包材が、前記調整槽からスラリーの一部が移送されるように構成されているものが好ましい。
また、本発明の廃棄物分別設備には、生ゴミ付着包材分離移送手段として、生ゴミ付着包材をより効率よく分別装置に移送させる観点から、ポンプが備えられうる。
本発明の廃棄物分別設備の実施態様の一例としては、例えば、図1に示される廃棄物分別設備が挙げられる。かかる図1は、回転体1を有した分別装置2を備えた廃棄物分別設備の例を示す。以下、図1に示される実施態様の廃棄物分別設備を一例として挙げ、説明するが、本発明は、かかる実施態様に限定されるものではない。
図1の廃棄物分別設備は、具体的には、包材と生ゴミとからなる廃棄物を、包材と生ゴミとに分離するための分別装置2と、
分別装置2で分離されたゴミをスラリーとして貯留させるための調整槽4と、
分別装置2で分離された包材を排出するための包材排出部5と、
包材排出部5から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材を分離し、生ゴミ付着包材を分別装置2に導入するための生ゴミ付着包材分離移送手段6(分離部6a、回収槽6b、ポンプ6c、生ゴミ付着包材移送管6d)と
を備えた廃棄物分別設備であり、
分別装置2は、回転体1と、廃棄物及び生ゴミ付着包材を導入する廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部8とを有し、廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部8から分別装置2本体内に廃棄物が導入され、導入された廃棄物が、回転体1の回転により、破砕され、かつ包材と生ゴミとに分離されるように構成され、
分別装置2と調整槽4とは、分別装置2で分離された生ゴミが、調整槽4に移送され、貯留されるように構成され、
分別装置2と包材排出部5とは、分別装置2で分離された包材が、回転体1の回転による空気流によって飛散して、包材排出部5から排出されるように構成され、
包材排出部5と分離部6aとは、包材排出部5から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材が分離され、分離部6aに移送されるように配され、
回収槽6bと調整槽4とは、調整槽4で貯留されたスラリーの一部が、回収槽6bに貯留された生ゴミ付着包材と混合されるように配され、
回収槽6b、ポンプ6c及び生ゴミ付着包材移送管6dと分別装置2は、回収槽6bでスラリーと混合された生ゴミ付着包材が、ポンプ6cにより、生ゴミ付着包材移送管6dを通り、廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部8から分別装置2本体内に導入されるように構成されていることを特徴とする。
図1に示される廃棄物分別設備において、分別装置としては、特に限定されないが、破袋分別装置が挙げられる。前記分別装置としては、より具体的には、例えば、図1に例示されるような水平方向に回転軸を有する回転体を有した分別装置等が挙げられる。本発明においては、回転体の回転により包材に付与される包材排出部側への飛散力を、包材排出部からの包材の排出に際して効率よく利用できる観点から、好ましくは、図1に例示されるような水平方向に回転軸を有する回転体を有した分別装置が望ましい。
図1に示される廃棄物分別設備においては、分別装置2では、回転体1は、分別装置2本体内に、水平方向に回転軸を有するように回転可能に設置されている。かかる回転体1は、駆動手段からの駆動力の伝達によって回転させられる。駆動力は、駆動手段から、適切な駆動伝達部材、例えば、回転プーリ、ベルト等を介して、又は直接的に、回転軸に伝達される。
図1に示される分別装置2には、生ゴミを調整槽4に移送するための生ゴミ移送手段3と包材排出部5とがさらに設けられている。
さらに、図1に示される分別装置2には、廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部8が設けられる。廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部8は、例えば、図3に示されるように、包材排出部の反対側に設けられる。
回転体1には、破袋刃が設けられる。この場合、分別装置2に投入された廃棄物は、駆動手段からの駆動力により回転させられた回転体1の破袋刃に衝突し、破砕され、回転体1の回転により、生ゴミは生ゴミ移送手段3を通過するが、包材は通過しないため、ここで、包材と生ゴミとが分離される。
図1に示される廃棄物分別設備において、包材排出部5は、分別装置2本体において、回転体1の回転周の最頂部の接線に沿って回転方向側に位置するように配され、導入された廃棄物が、回転体1の回転に伴い、破砕刃に衝突し、破砕されて、包材と生ゴミとに分離され、分離された包材が、回転体1の回転力、該回転力により生じる風力等により巻き上げられ、前記包材排出部5に向けて飛ばされ、前記包材排出部5から排出されるように構成されている。
図1に示される廃棄物分別設備には、包材排出部5から排出された包材に、生ゴミ付着包材が含まれる場合に、包材から生ゴミ付着包材を分離し、分別装置2に導入するための生ゴミ付着包材分離移送手段6が設けられている。前記生ゴミ付着包材分離移送手段6は、包材排出部5から排出された包材から生ゴミ付着包材を分離するための分離部6aと、分離部6aで分離された生ゴミ付着包材を回収し、貯留するための回収槽6bと、回収槽6bで貯留された生ゴミ付着包材を移送する動力を供給するためのポンプ6c、回収槽6bで貯留された生ゴミ付着包材を移送し、分離装置2に導入するための生ゴミ付着包材移送管6dとから構成されている。
また、図1に示される廃棄物分別設備には、包材排出部5から排出された包材のうち、生ゴミが除去された包材を回収するための包材回収手段7が設けられている。
本発明の廃棄物分別設備において、1つの実施態様では、図1に示されるように、分離部6aは、分別装置2と包材回収手段7との間に、かつ下方面側に配され、包材排出部5から生ゴミ付着包材が排出された場合に、飛散性の差、例えば、包材排出部5からの飛行距離の差により、包材排出部5から排出された包材から、生ゴミ付着包材が分離されるように設けられている。ここで、包材排出部5から排出された生ゴミが除去された包材は、回転体1の回転に伴う一定の風速の風の流れにより包材回収手段7まで運ばれる。また、他の実施態様では、本発明の廃棄物分別設備において、図2に示されるように、包材回収手段7に到達した生ゴミが除去された包材は、回転体1の回転に伴う風の流れと送風手段9から該包材回収手段7に導入される風の有する運動エネルギーとにより、包材回収手段7の終端まで移送される。一方、生ゴミ付着包材は、同一のみかけ容積である前記生ゴミが除去された包材よりも重いため、前記と同じ風の運動エネルギーでは、移送に不十分となる。そのため、生ゴミ付着包材は、包材排出部5から排出された後、包材回収手段7に達することなく落下し、分離部6aにて回収される。分離部6aは、包材排出部5から排出された包材の勢いが弱い状態である場合、包材排出部5に近接して配置されてもよく、包材排出部5から排出された包材の勢いが強い状態である場合、当該勢いの度合いに応じて、包材排出部5からの生ゴミ付着包材の飛行可能距離の位置に配置されてもよい。そのため、図1に示される廃棄物分別設備においては、分離部6aで、包材から生ゴミ付着包材が分離された後、該生ゴミ付着包材は、包材回収手段7には移送されず、回収槽6bから、生ゴミ付着包材移送管6dを通って、再度、分離装置2に導入される。したがって、図1に示される廃棄物分別設備によれば、生ゴミ付着包材が包材から分離された後、再度、分離装置2に導入され、さらに、該生ゴミ付着包材が包材と生ゴミとに分離されるため、包材と生ゴミとからなる廃棄物をより効率よく分別することができるという優れた効果を発揮する。これにより、図1に示される廃棄物分別設備によれば、包材と生ゴミとを、リサイクルに適した状態に分別することができるという優れた効果を発揮する。
分離部6aは、好ましくは、包材排出部5に近接して設けられていることが望ましい。かかる位置は、分別装置2から排出された包材の見かけの容積あたりの重量、排出される際の空気流の速度、ダクトの形状等に応じて適宜設定されうる。
図1に示される廃棄物分別設備において、分離部6aは、回収槽6bに連接され、包材排出部5から排出された生ゴミ付着包材が回収槽6bに移送され、貯留されるように構成された管であってもよく、包材排出部5から排出された生ゴミ付着包材が自重により落下して回収槽6bに貯留されるように構成された開口であってもよい。
回収槽6bは、調整槽4と連接され、調整槽4で貯留されたスラリーの一部が回収槽6bに供給されるように構成されている。かかる構成により、生ゴミ付着包材を分別装置2に移送させるに際して、生ゴミ付着包材の流動性がより向上されるという優れた効果が得られうる。また、かかる構成により、生ゴミ付着包材の流動性をより向上されるため、分別装置2への生ゴミ付着包材の移送がより円滑に行なわれるという優れた効果が得られうる。
回収槽6bでは、調整槽4からスラリーが供給され、生ゴミ付着包材と混合され、生ゴミ付着包材含有スラリーとして貯留される。
さらに、回収槽6bに貯留された生ゴミ付着包材含有スラリーは、ポンプ6cによる動力により、回収槽6bに貯留された生ゴミ付着包材含有スラリーが、回収槽6bから吸引され、さらに、生ゴミ付着包材移送管6dを通って移送され、分別装置2に導入される。また、かかる構成により、調整槽4に貯留されたスラリーが、調整槽4から回収槽6bに、より円滑に供給されうる。
図1に示される廃棄物分別設備においては、包材排出部5から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材分離移送手段6(6a、6b、6c及び6d)により分離された生ゴミ付着包材が分別装置2に導入されるように構成されているため、包材回収手段7には生ゴミ付着包材が実質的に移送されず、生ゴミ付着包材が包材回収手段7に付着し、蓄積することが実質的に生じないという優れた効果を奏する。したがって、図1に示される廃棄物分別設備は、使用に際して、設備の維持に要する労力が低減できる点でも有利である。
また、分別装置2において、生ゴミを調整槽4に移送するための生ゴミ移送手段3は、分別装置2本体の下面に配されている。かかる生ゴミ移送手段3としては、調整槽4へゴミが通過可能になるように構成された挿通口(例えば、メッシュ、パンチングメタル等のスクリーン等)、ベルトコンベア等が挙げられる。かかる構成により、分離されたゴミが、調整槽4に移送される。
図1に示される廃棄物分別設備では、分別装置2と調整槽4とは、分別装置2が上方に、調整槽4がその下方に配され、生ゴミ移送手段3を介して、ゴミが通過可能になるように構成されている。かかる構成により、分離されたゴミが、さらに特別な駆動力等を実質的に要することなく調整槽4に移送されるため、ランニングコストの低減等の点に優れる。なお、本発明においては、分別装置2と調整槽4とは、分別装置2で分離されたゴミが、例えば、ベルトコンベア等の移送手段により移送可能なように構成されていてもよい。この場合、分別装置2と調整槽4とは、前記のように、分別装置2が上方に、調整槽4がその下方に配されるように構成されていなくてもよく、任意に配置されうる。かかる構成によれば、設置場所、条件等に応じて廃棄物分別設備を設計できること等の利点がある。
調整槽4においては、分別装置2から移送されたゴミが、スラリーとして貯留される。
なお、調整槽4には、所望により、生ゴミを、より一層スラリー化させるための液体、例えば、水等を導入するための液体導入口がさらに設けられていてもよい。これにより、調整槽4では、分別装置2から移送された生ゴミが、液体導入口から導入された液体と混合され、より高い流動性を呈するスラリーが生成される。また、調整槽4には、スラリー化をより容易に行なわせる観点から、適切な混合手段、例えば、混合翼等が適宜設けられていてもよい。
包材回収手段7は、包材排出部5に連接されており、生ゴミが除去された包材が、包材排出部5から排出され、包材回収手段7で回収されるように構成されている。
なお、本発明においては、分離された包材の回収を効率よく行なう観点から、好ましくは、空気を、分別装置2側から包材回収手段7側への方向に流れるように、包材回収手段7内に導入することが望ましい。かかる空気の導入は、例えば、ファン、ブロワ等により行なわれうる。
本発明の廃棄物分別設備によれば、生ゴミ付着包材が、再度分別処理されることとなり、包材と生ゴミとの分別がより効率よく行なわれることとなる。したがって、本発明の廃棄物分別設備を用いて、廃棄物、例えば、袋、パック等の包材に生ゴミ、例えば、うどん等の粘り気が強く袋と分離しにくい物が入った廃棄物から中身の生ゴミを分別した場合には、包材及び生ゴミそれぞれの回収が効率よく、かつ高い精度で行なわれる。そのため、回収された包材は、リサイクルに適した状態として得られ、回収された生ゴミは、メタン発酵等に適した状態として得られる。
本発明は、他の側面では、包材と生ゴミとからなる廃棄物を、包材と生ゴミとに分別する廃棄物の分別方法であって、生ゴミが除去された包材と生ゴミ付着包材とを、飛散性の差を利用して分別し、分別された生ゴミ付着包材を、生ゴミと該生ゴミが除去された包材とにさらに分離すること特徴とする、廃棄物の分別方法に関する。
本発明の廃棄物の分別方法は、生ゴミが除去された包材と生ゴミ付着包材とを、飛散性の差を利用して分別し、分別された生ゴミ付着包材を、生ゴミと該生ゴミが除去された包材とにさらに分離することを1つの大きな特徴とする。したがって、本発明の廃棄物の分別方法によれば、前記廃棄物をより効率よく、高い精度で分別することができるという優れた効果を発揮する。また、本発明の廃棄物の分別方法によれば、前記廃棄物を高い回収率でリサイクルに適した状態に分別することも可能になる。
本発明の廃棄物の分別方法において、飛散性の差を利用した分別は、包材及び生ゴミ付着包材を、一定以上の速度の空気流を有する空中で、同じ速度で同じ角度かつ同じ方向に放出し、飛行させることにより行なわれうる。これにより、飛行距離の差に応じて、生ゴミ付着包材と生ゴミが除去された包材とを分別することが可能になる。前記速度は、同時に同じ速度で同じ方向に飛行させたときに、生ゴミ付着包材の飛行距離と生ゴミが除去された包材の飛行距離との差が明確になる範囲で適宜設定されうる。
ついで、生ゴミ付着包材の飛行距離と、生ゴミが除去された包材の飛行距離とに応じた位置で、生ゴミ付着包材及び生ゴミが除去された包材のそれぞれを別々に回収する。
生ゴミ付着包材の回収後、該生ゴミ付着包材を、飛散性の差を利用して、包材と生ゴミが除去された包材とにさらに分別する。これにより、包材とその生ゴミとをより効率よく高い回収率で分別させることができるという優れた効果を発揮する。
本発明の廃棄物の分別方法は、本発明の廃棄物分別設備を用いて行なわれうる。
以下、本発明を実施例等により詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
ビニール袋にうどんが入った廃棄物 150kgを、図1に示される廃棄物分別設備に投入し、分別を行なった。分別後、ダクト(包材回収手段7)末端にて包材を回収し、分別後のそれぞれの回収物の評価を行なった。
その結果、回収包材にはわずかにうどんの破片が付着する程度であり、内容物であるうどんの95%以上が回収された。
一方、図1に示される廃棄物分別設備における分離部6aを設けていない設備で同様に、ビニール袋にうどんが入った廃棄物 150kgの分別を行なった場合うどんの回収率が50%にとどまり、包材回収手段7への包材の堆積が認められた。
したがって、図1に示される廃棄物分別設備によれば、包材回収手段7の閉塞が実質的に発生せず、効率よく高い精度で、包材と生ゴミとを分別できることがわかる。
本発明によれば、廃棄物、例えば、袋、パック等の包材に、生ゴミ、例えば、うどん等の粘り気が強く袋と分離しにくい物が入った廃棄物の処理の場合であっても、包材及び生ゴミそれぞれを、効率よく、かつ高い精度で、リサイクルに適した状態で回収でき、例えば、回収された生ゴミは、メタン発酵等に適した状態として得られる。
図1は、廃棄物分別設備の一例を示す概略説明図である。 図2は、廃棄物分別設備の一例を示す概略説明図である。 図3は、図1に例示される廃棄物分別設備の一例の分離部6a側から分別装置2方向に見た概略側面断面図である。
符号の説明
1 回転体
2 分別装置
3 生ゴミ移送手段
4 調整槽
5 包材排出部
6a 分離部
6b 回収槽
6c ポンプ
6d 生ゴミ付着包材移送管
7 包材回収手段
8 廃棄物及び生ゴミ付着包材導入部
9 送風手段

Claims (4)

  1. 包材と生ゴミとからなる廃棄物を破砕し、かつ包材と生ゴミとに分離するための分別装置と、
    該分別装置で分離された生ゴミをスラリーとして貯留するための調整槽と、
    該分別装置で分離された包材を排出するための包材排出部と、
    該包材排出部から排出された包材から、飛散性の差を利用して、生ゴミ付着包材を分離し、該生ゴミ付着包材を分別装置に導入するための生ゴミ付着包材分離移送手段と、
    を備えてなることを特徴とする、廃棄物分別設備。
  2. 該生ゴミ付着包材分離移送手段において、該生ゴミ付着包材が、該調整槽で貯留されたスラリーの一部と混合された状態で分別装置に導入されるように構成されてなる、請求項1記載の廃棄物分別設備。
  3. 包材と生ゴミとからなる廃棄物を、包材と生ゴミとに分別する廃棄物の分別方法であって、飛散性の差を利用して、生ゴミが除去された包材と生ゴミ付着包材とを分別し、分別された生ゴミ付着包材を、生ゴミと該生ゴミが除去された包材とにさらに分離することを特徴とする、廃棄物の分別方法。
  4. 請求項1又は2記載の廃棄物分別設備を用いる、請求項3記載の廃棄物の分別方法。
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