JP2003251326A - 生ごみの分別方法及びその装置 - Google Patents

生ごみの分別方法及びその装置

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JP2003251326A JP2002061261A JP2002061261A JP2003251326A JP 2003251326 A JP2003251326 A JP 2003251326A JP 2002061261 A JP2002061261 A JP 2002061261A JP 2002061261 A JP2002061261 A JP 2002061261A JP 2003251326 A JP2003251326 A JP 2003251326A
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food waste
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Yoshihisa Okamura
良尚 岡村
Akira Ohashi
明 大橋
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  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生活環境に優れた生ごみの回収を可能とし、
装置の大型化及び処理効率の低下を招くことなく、ま
た、消費電力の増大を招かない効率のよい生ごみの分別
方法を提供する。 【解決手段】 ビニール袋に詰め込まれた生ごみをホッ
パー2に投入してビニール袋を破袋し、ビニール袋が破
袋された状態で乾燥分離ダクト6に定量ずつ供給された
生ごみに、加熱蒸気生成装置3で噴射蒸気と当該噴射に
伴って吸引された熱風とにより生ずる加熱蒸気を当てて
解すとともに、解された生ごみ等を、加熱蒸気の通路を
形成する乾燥分離ダクト6内で攪拌しつつ搬送するうち
に乾燥させ投入口7aを介して回転衝打装置7に投入す
る。回転衝打装置7内では、生ごみ等、とりわけビニー
ル袋に付着した生ごみは、回転軸7cと供廻りするチェ
ーン7dで衝打されビニール袋から分離されて排出口7
fから回収される一方、ビニール袋は排出口7bを通っ
てサイクロン8に移送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、収集袋に詰め込ま
れた生ごみを分別して堆肥やメタン発酵などに利用する
ために適した生ごみの分別方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される生ごみを堆肥等に利
用する場合、生ごみを詰め込むために使用したビニール
袋(収集袋)などが混在していると堆肥として利用でき
ないため、プラスチック等のコンテナを各回収ステーシ
ョンに配置し、このコンテナに各家庭から排出される生
ごみ等を投入して貯留しておき、収集車によってコンテ
ナから生ごみ等を収集し処理施設において堆肥化してい
る。一方、特開平9―38623号公報にあるように、
ビニール袋などの袋に詰め込まれた生ごみ等を収集車で
回収して生ごみ貯留槽に保管し、生ごみ貯留槽から取り
出した生ごみ等を破砕装置によって破袋するとともに大
きなものを破砕してから磁気選別機によって金属等を磁
気選別し、金属等が取り除かれた生ごみ等を粗篩機にお
いてプラスチックやゴム類等の異物を除去して、異物等
が除去された生ごみ等を乾燥機で乾燥させ、乾燥した生
ごみ等を精篩機で篩い分け、しかる後、乾燥した生ごみ
を発酵させて堆肥化しているものもある。また、特開2
001―334244号公報にあるように、生ごみが詰
め込まれたビニール袋は破砕機で破袋されて、ビニール
袋が破袋された状態で破砕乾燥機に供給され、破砕乾燥
機ではビニール袋が付着した生ごみ等を乾燥させつつ衝
打してビニール袋とともに乾燥した生ごみ等を当該破砕
乾燥機から排出し、次工程のサイクロンに移送されたビ
ニール袋や乾燥した生ごみ等が当該サイクロンの遠心分
離作用によりこのサイクロンの排出口からトロンメルに
送出されて、このトロンメルでビニール袋等と生ごみと
が分離され、しかる後、生ごみを発酵させて堆肥化して
いるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たコンテナを各回収ステーションに配置して生ごみを回
収する方法は、コンテナの汚れ等による臭気の発生によ
り生活環境に影響を及ぼすことが懸念され、且つ、コン
テナの管理等が厄介でそのシステムを円滑に運用するこ
とが困難である。また、特開平9―38623号公報に
あるような方法では、水分を多く含んだ状態で破砕され
たものを篩い分けしていることから、その粉砕量及び篩
い分け量が多くなるためにこれらの処理量が増大して、
装置の大型化を招くとともに、処理効率の低下を招くと
いう問題がある。また、特開2001―334244号
公報にあるような方法では、サイクロンに一緒に移送さ
れたビニール袋や乾燥した生ごみが当該サイクロンの遠
心分離作用を受けてトロンメルに送出され、このトロン
メルでビニール袋と生ごみとが分離されるようにしてい
るため、サイクロンの吸引風量に要する吸引ファンの電
力消費が大きくなるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、生活環境に優れた生ごみ
の回収を可能とし、装置の大型化及び処理効率の低下を
招くことなく、また、消費電力の増大を招かない効率の
よい生ごみの分別方法及びその装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る生ごみの分別方法は、ビニ
ール袋などの収集袋に詰め込まれた生ごみ等を破砕機能
付きホッパーに投入して収集袋を破袋し、収集袋が破袋
された状態で筒状の乾燥分離ダクトに、好ましくは定量
的に供給された生ごみ等に、噴射された蒸気と当該噴射
に伴って吸引された熱風とにより生ずる加熱蒸気を当て
て解すとともに、解された生ごみ等を、加熱蒸気の通路
を形成する乾燥分離ダクト内で攪拌しつつ搬送するうち
に乾燥させ、乾燥分離ダクトから排出された生ごみ等を
機械的な力で衝打することにより収集袋に付着している
生ごみを分離するようにしたものである。このような分
別方法によれば、生活環境に優れた生ごみの回収を可能
とすることはもちろん、加熱蒸気で水分を除去してから
篩い分けしているために装置の大型化及び処理効率の低
下を招くことがなく、また、ビニール袋と生ごみとをサ
イクロンに一緒に移送し、両者をサイクロンからトロン
メルへの工程を経て分離するようにしていないために消
費電力の増大を招くことがない。ところで、加熱蒸気
は、生ごみを攪拌・解し、生ごみに含まれた水分を取り
除いて生ごみの分別性を向上させることに加え、減菌及
び臭気発生防止に効果がある。
【0006】また、本発明の請求項2に係る生ごみの分
別装置は、投入される収集袋に詰め込まれた生ごみ等
の、当該収集袋を破袋する複数の螺旋軸、例えばスクリ
ュー軸などが、交互に正逆回転する状態にして隣接配置
された破砕機能付きホッパーと、このホッパーの出口か
ら収集袋が破袋された状態で供給される生ごみ等を攪拌
しつつ乾燥させ搬送する、螺旋を壁内側に持つ回転ドラ
ムを有した乾燥分離ダクトと、この乾燥分離ダクトに接
続され前記ホッパーの出口をおおうように広角噴射ノズ
ルから噴射される蒸気と前記広角噴射ノズルの噴射に伴
って吸引される熱風とにより加熱蒸気を生ぜしめる加熱
蒸気生成装置と、前記乾燥分離ダクトから排出される生
ごみ等の投入口及びそれらの一部の排出口を上部に設
け、前記投入口及び排出口の下方に回転軸を垂設し、こ
の回転軸に沿う態様で当該回転軸の回転に伴いこの回転
軸に対し放射状を呈して振れ回る複数のチェーンが取り
付けられ、このチェーンより下方にもう1つの排出口が
設けられた回転衝打装置とを備えたものであり、かかる
装置によれば、生活環境に優れた生ごみの回収を可能と
し、装置の大型化及び処理効率の低下を招くことなく、
また、消費電力の増大を招くことがない。ところで、上
記破砕機能付きホッパーの螺旋軸は、一定時間ごとに正
転・逆転を繰り返すようにすることが好ましく、また、
当該ホッパーには、収集袋が破袋された状態の生ごみ等
を乾燥分離ダクトに定量的に供給するための定量供給装
置を設けることが好ましい。
【0007】また、本発明の請求項3に係る生ごみの分
別装置は、乾燥分離ダクトの回転ドラムが、生ごみの湿
り気に応じて回転速度が変化するようにしたものであ
り、例えば生ごみの湿り気を検知する含水率センサなど
を設置しておき、かかるセンサからの湿り気情報により
上記回転速度を変化させ、生ごみの、乾燥分離ダクト内
での貯留時間を調節することにより乾燥度を最適にする
ようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の生ごみの分別装置に係る
実施の形態を図1〜4を参照して説明する。但し、図2
(A)は、ホッパーの平面図、同図(B)は、その側面
図である。また、図4(A)は、回転衝打装置の正面断
面図、同図(B)は、同図(A)のA−A断面図であ
る。本分別装置を含む廃棄物処理システムは、図1に示
すような構成をなしており、このうち本装置1は、破砕
機能付きホッパー2、加熱蒸気生成装置3、乾燥分離ダ
クト6、及び回転衝打装置7で構成される。破砕機能付
きホッパー2は、投入されるビニール袋(収集袋)に詰
め込まれた、本実施の形態では、生ごみや混入廃棄物
(紙、鉄くず等)の、当該ビニール袋を破袋する図2に
詳細に示すような3つのスクリュー軸(複数の螺旋軸)
2aが、交互に正逆回転する状態にして隣接配置される
とともに、これらスクリュー軸2aの下方に移送スクリ
ュー軸2bがスクリュー軸2aに平行な態様で配置さ
れ、そして、移送スクリュー軸2bの下方で当該ホッパ
ー2の底面の一方端に、乾燥分離ダクト6の供給口6a
に連接する排出口2cが設けられている。ところで、上
記スクリュー軸2aのそれぞれは、一定時間ごとに正転
・逆転を互いに同期して繰り返すようになっており、ま
た、上記移送スクリュー軸2bは、ビニール袋が破袋さ
れた状態の生ごみ等を、排出口2cを介して上記供給口
6aから乾燥分離ダクト6内に定量的に供給するための
定量供給装置である。
【0009】加熱蒸気生成装置3は、乾燥分離ダクト6
の取入口6bにダクト4aを介して接続された燃焼バー
ナなどの補助熱源装置4と、上記ダクト4aの側壁から
差し込まれ当該ダクト4aの中心部で折曲されてその先
端が上記取入口6bの近傍に配設されたダクト5aに蒸
気管を介して接続された蒸気ボイラ5とで構成されてい
る。そして、図3に詳細に示すように、ダクト5aの先
端に、本実施の形態では、3つの噴射ノズルを並べて構
成した広角噴射ノズル3aを配し、ダクト5aの外側で
ダクト4aの内側に補助熱源装置4からの熱風の流路を
形成している。これにより、広角噴射ノズル3aから噴
射される蒸気と当該噴射ノズル3aの噴射に伴って吸引
される熱風とにより約250゜Cの噴射加熱蒸気を生ぜ
しめ、かかる噴射加熱蒸気が取入口6bを介して乾燥分
離ダクト6内に噴射されることになる。
【0010】乾燥分離ダクト6は、ホッパー2からの、
ビニール袋が破袋された状態の生ごみ等の上記供給口6
aと、噴出する加熱蒸気の上記取入口6bとを有する中
空円筒状室6cと、この中空円筒状室6cの端部が挿入
され、壁の内側に螺旋状に続く突起が設けられて回転す
る回転ドラム6dとで構成され、このダクト6内に加熱
蒸気が噴射される。乾燥分離ダクト6の適宜位置に生ご
みの湿り気を検知する含水率センサ(図示せず)からの
湿り気情報によりその回転速度が変化し、生ごみの、乾
燥分離ダクト6内での貯留時間を調節することにより乾
燥度を最適にできるようになっている。ところで、広角
噴射ノズル3aからの加熱蒸気が乾燥分離ダクト6内に
噴射されたとき、噴射された加熱蒸気が上記供給口6a
全体に及ぶようにして、ビニール袋が破袋された状態で
供給口6aに供給される生ごみが、加熱蒸気の噴射を受
けて十分解されるようにしている。尚、乾燥分離ダクト
6の、取入口6bとは反対側に位置する取出口は回転衝
打装置7の投入口7aに連接されている。
【0011】回転衝打装置7は、図4に拡大して示すよ
うに、乾燥分離ダクト6から排出される生ごみ等の上記
投入口7a及びビニール袋や軽量廃棄物の排出口7bを
最上面に設けた中空円筒状室内に、これら投入口7a及
び排出口7bのやや下方より最下面に向かって回転軸7
cを垂設し、かかる回転軸7cに沿う態様で当該回転軸
7cの回転に伴いこの回転軸7cに対し放射状を呈して
振れ回る複数のチェーン7dを取り付け、回転軸7c
の、最下面から延出したところに当該回転軸7cの駆動
部7eを配設したものである。そして、この中空円筒状
室の最下面の直上で、複数のチェーン7dより下方の側
壁に、生ごみの排出口7fが付設されている。
【0012】ところで、本システムでは、本装置1の回
転衝打装置7の排出口7bにはダクトを介して遠心分離
作用により分別動作するサイクロン8が連設され、この
サイクロン8には集塵機9を介して吸引ブロア10が連
設され、そして、吸引ブロア10に排風脱臭塔11が連
設されている。一方、回転衝打装置7の排出口7fに
は、トロンメル12の投入口12aが接続される一方、
このトロンメル12の第1排出口12b、第2排出口1
2cのうち第1排出口12bからは篩い分けされた生ご
みが排出され、この生ごみが磁選機13を介して堆肥化
施設14に送出されるようになっている。
【0013】本装置1を含む廃棄物処理システムにおけ
る分別方法を、図1を参照して説明する。ビニール袋に
詰め込まれた生ごみ等がホッパー2に投入されると、ホ
ッパー2内では、ビニール袋をホッパー2のスクリュー
軸2aによって破袋し、ビニール袋が破袋された状態の
生ごみ等は、移送スクリュー軸2bに落下して当該移送
スクリュー軸2bによって排出口2cから定量ずつ排出
され、乾燥分離ダクト6の供給口6aに供給される。か
かる供給口6aから乾燥分離ダクト6内に落下する、ビ
ニール袋が破袋された状態の生ごみ等に対し加熱蒸気が
噴射され、生ごみは、かかる加熱蒸気の噴射を受けて十
分解される。
【0014】そして、解された生ごみ等は、乾燥分離ダ
クト6内の回転ドラムによって攪拌されつつ搬送され
る。このときダクト6内には噴射された加熱蒸気の通路
が形成されており、これにより生ごみの乾燥が十分に行
われる。また、この乾燥分離ダクト6には含水率センサ
が設置されており、センサからの湿り気情報により回転
ドラムの回転速度が変化し、生ごみ等の、乾燥分離ダク
ト6内での貯留時間を調節してこれらの乾燥度を最適に
している。
【0015】乾燥分離ダクト6から回転衝打装置7の投
入口7aに投入された生ごみ等は、当該回転衝打装置7
内に落下する。この回転衝打装置7内では、生ごみ等、
とりわけビニール袋に付着している生ごみは、回転軸7
cの回転によって振れ回るチェーン7dによって繰返し
衝打されるとともに攪拌されるうちに、ビニール袋から
分離される。そして、回転衝打装置7の最下面に落下し
た生ごみやその他の混入物は、その排出口7fからトロ
ンメル12の投入口12aに移送され、トロンメル12
で篩い分けられ、その第1排出口12bから排出された
粉粒状の生ごみは、磁選機13で鉄粉等が取り除かれて
堆肥化施設14に送出される。また、トロンメル12の
第2排出口12cからはその他の混入物が排出され、貯
留タンク15に送出される。
【0016】一方、回転衝打装置7は、その排出口7b
を介して吸引ブロア10の吸引力の影響を受け、この回
転衝打装置7内で繰返し衝打され攪拌されて舞い上がっ
たビニール袋や比較的比重の軽い混入物、粉塵などが排
出口7bを通ってサイクロン8に移送される。かかるサ
イクロン8内では、大きな遠心力が作用するビニール袋
などは、サイクロン8の内壁に沿って螺旋状に下降して
その下部排出口8aから排出され、貯留タンク15に送
出される。一方、粉塵を含む異臭空気などは上部排出口
8bから排出されて集塵機9で粉塵が除去されるととも
に、排風脱臭塔11で脱臭されて清浄な空気だけが大気
中に放出され、冷やされて凝縮した水分は排水される。
【0017】
【発明の効果】本発明の生ごみの分別方法及び当該方法
を実現する装置によれば、生活環境に優れた生ごみの回
収が可能となることはもとより、加熱蒸気で水分を除去
してから篩い分けしているために装置の大型化及び処理
効率の低下を招くことがなく、また、ビニール袋と生ご
みとの両者がサイクロンからトロンメルへの工程を経て
分離される方法でないために消費電力の増大を招くこと
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る生ごみの分別装置
を含む廃棄物処理システムの構成図である。
【図2】 本装置の破砕機能付きホッパーの構成図であ
る。
【図3】 本装置の加熱蒸気生成装置の一部拡大図であ
る。
【図4】 本装置の回転衝打装置の構成図である。
【符号の説明】
1 生ごみの分別装置 2 破砕機能付きホッパー 2a スクリュー軸(螺旋軸) 3 加熱蒸気生成装置 3a 広角噴射ノズル 6 乾燥分離ダクト 6a 供給口 6b 取入口 7 回転衝打装置 7a 投入口 7b 排出口 7c 回転軸 7d チェーン 7f 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 9/00 B09B 5/00 ZABP 17/02 3/00 303M Fターム(参考) 4D004 AA03 BA03 BA04 CA04 CA08 CA15 CA42 CB26 CB36 DA02 DA13 4D021 FA23 GA18 GA21 GB02 HA10 4D065 CA12 CB07 CC01 CC09 EB15 ED06 4D067 CB05 GA20 4H061 AA03 AA10 CC47 CC55 GG14 GG18 GG19 GG43 GG70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収集袋に詰め込まれた生ごみ等を破砕機
    能付きホッパーに投入して前記収集袋を破袋し、該収集
    袋が破袋された状態で筒状の乾燥分離ダクトに供給され
    た生ごみ等に、噴射された蒸気と当該噴射に伴って吸引
    された熱風とにより生ずる加熱蒸気を当てて解すととも
    に、当該解された生ごみ等を、前記加熱蒸気の通路を形
    成する前記乾燥分離ダクト内で攪拌しつつ搬送するうち
    に乾燥させ、前記乾燥分離ダクトから排出された生ごみ
    等を機械的な力で衝打することにより前記収集袋に付着
    している生ごみを分離することを特徴とする生ごみの分
    別方法。
  2. 【請求項2】 投入される収集袋に詰め込まれた生ごみ
    等の、前記収集袋を破袋する複数の螺旋軸が、交互に正
    逆回転する状態にして隣接配置された破砕機能付きホッ
    パーと、前記ホッパーの出口から収集袋が破袋された状
    態で供給される生ごみ等を攪拌しつつ乾燥させ搬送す
    る、螺旋を壁内側に持つ回転ドラムを有した乾燥分離ダ
    クトと、該乾燥分離ダクトに接続され前記ホッパーの出
    口をおおうように広角噴射ノズルから噴射される蒸気と
    前記広角噴射ノズルの噴射に伴って吸引される熱風とに
    より加熱蒸気を生ぜしめる加熱蒸気生成装置と、前記乾
    燥分離ダクトから排出される生ごみ等の投入口及びそれ
    らの一部の排出口を上部に設け、前記投入口及び排出口
    の下方に回転軸を垂設し、該回転軸に沿う態様で当該回
    転軸の回転に伴いこの回転軸に対し放射状を呈して振れ
    回る複数のチェーンが取り付けられ、該チェーンより下
    方にもう1つの排出口が設けられた回転衝打装置と、を
    備えたことを特徴とする生ごみの分別装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥分離ダクトの回転ドラムは、前
    記生ごみの湿り気に応じて回転速度が変化することを特
    徴とする請求項2に記載の生ごみの分別装置。
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