JP2005058812A - 生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】生ごみ分別装置の作業環境や稼動効率を向上させるためのオイルミスト除去方法及びその装置を提供する。
【解決手段】集塵機9に着脱自在にして、且つ、水平に設置された密閉式格納箱19にデミスターフィルタ20が収納され、このデミスターフィルタ20で、集塵機9内を下方から上方に向って流れる排気ガス(矢印で示す)中のオイルミストを捕捉する。デミスターフィルタ20は、差圧検知センサ23により目詰まり状況が常時監視されており、デミスターフィルタ20に目詰まりが生じた時にその都度、或いは、生ごみ分別装置1の稼動前又は稼動後にスプレー21を作動させ、デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とす一方、洗い落とされたオイルミストをドレン22で回収する。
【選択図】 図2
【解決手段】集塵機9に着脱自在にして、且つ、水平に設置された密閉式格納箱19にデミスターフィルタ20が収納され、このデミスターフィルタ20で、集塵機9内を下方から上方に向って流れる排気ガス(矢印で示す)中のオイルミストを捕捉する。デミスターフィルタ20は、差圧検知センサ23により目詰まり状況が常時監視されており、デミスターフィルタ20に目詰まりが生じた時にその都度、或いは、生ごみ分別装置1の稼動前又は稼動後にスプレー21を作動させ、デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とす一方、洗い落とされたオイルミストをドレン22で回収する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、生ごみを分別・乾燥して堆肥やメタン発酵などに利用するために適した生ごみ分別装置におけるオイルミスト除去方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から生ごみの分別装置で、生ごみの乾燥効率を向上させたものがある(例えば、特許文献1)。
この装置では、生ごみを乾燥する気流乾燥機に投入する前に、サイクロンからの排出ガスをホッパーに導入して予め余熱を与え、その顕熱で生ごみの乾燥を行い、乾燥された生ごみが気流に同伴されてサイクロンに投入され、サイクロンで排気ガスと固形分とに分離されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−287558(第2〜3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した装置では、生ごみ中に含まれる油分が処理されていないために、生ごみの処理過程で蒸発し、オイルミストとなってサイクロンから排出されることになる。このため、排出されたオイルミストは、外気により冷却結露しサイクロン周辺壁などに付着して作業環境を著しく悪化させるという問題がある。また、サイクロンの後工程に集塵機が設置されているような場合には、オイルミストが当該集塵機の、例えばプレフィルターやバグフィルター表面に捕捉され目詰まりを生じさせて集塵効率を低下させる。そのため、これらフィルターを洗浄したり交換したりする作業が頻発し、特に、処理量が多い場合には尚更であり、装置の稼動効率が低下するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、生ごみ分別装置の作業環境や稼動効率を向上させるためのオイルミスト除去方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法は、生ごみ分別装置による分別処理過程で生ごみ中に含まれる油分が蒸発し、オイルミストとなって排気ガスとともに排出される際に、前記オイルミストをデミスターフィルタ(金属の細線をたわしのように丸めて絡みあわせたもの)で捕捉して除去する方法で、これにより作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、生ごみ分別装置の集塵機に着脱自在にして、且つ、水平に設置された格納箱に、下方から上方に向って流れるオイルミストを含む排気ガスに対向して収納されるデミスターフィルタを備えたもので、保守点検が簡便に行える装置でオイルミストを捕捉して除去することにより作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの上方に当該デミスターフィルタを洗浄してオイルミストを洗い落とすための複数の温水又は蒸気スプレーを配設したもので、これによりデミスターフィルタの洗浄の容易化を図ることができる。
【0009】
また、本発明の請求項4に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの下方に洗い落とされたオイルミストの回収装置を設けたもので、これによりオイルミストの回収の効率化を図ることができる。
【0010】
また、本発明の請求項5に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの入口側及び出口側に圧力センサを設け、この両圧力センサの差圧が所定値以上になったときに上述のスプレーを作動させるようにしたもので、保守管理の容易化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置を図1,2を参照して説明する。
本生ごみ分別装置1は、図1に示すように、破砕機能付きホッパー2、蒸気噴射装置3、乾燥分離ダクト6、回転衝打装置7、サイクロン8、集塵機9、吸引ブロア10、排風脱臭塔11で構成され、回転衝打装置7とサイクロン8とが搬送ダクト12を介して、サイクロン8と集塵機9とが搬送ダクト13を介して、集塵機9と吸引ブロア10とが搬送ダクト14を介して、吸引ブロア10と排風脱臭塔11とが搬送ダクト15を介してそれぞれ接続されている。そして、本生ごみ分別装置1のオイルミスト除去装置16は、集塵機9の下記円筒部18に設けられている。尚、9aは、従来のプレフィルターやバグフィルターである。
【0012】
破砕機能付きホッパー2は、投入される、例えばビニール袋詰め生ごみの、ビニール袋を破袋し生ごみの絡みを解す3つのスクリュー軸2a(図1には、一つのスクリュー軸のみが描かれている)が互いに逆向きに回転する状態にして隣接配置され、当該ホッパー2の底部には解された生ごみを一方側から他方側へ移送するスクリュー軸2bがスクリュー軸2aに平行な態様で配置される構造をなし、スクリュー軸2bの下方で当該ホッパー2の底面の一方端に排出口2cが設けられていて、その下方に乾燥分離ダクト6が連設されている。上記スクリュー軸2aのそれぞれは、一定時間ごとに正転・逆転を互いに同期して繰り返すようになっており、また、上記スクリュー軸2bは、絡みが解された生ごみを、排出口2cを介して上記供給口6aから乾燥分離ダクト6内に定量的に供給する。
【0013】
蒸気噴射装置3は、分離ダクト6の取入口6bにダクト4aを介して接続された燃焼バーナなどの補助熱源装置4と、上記ダクト4aの側壁から差し込まれたダクト5aに蒸気管を介して接続された蒸気ボイラ5とで構成される。ダクト5aは、先端部がダクト4aの中心部で折曲され、その先端に複数の噴射ノズルを並べて構成した広角噴射ノズルが配されている。そして周囲に補助熱源装置4からの熱風の流路が形成される形態が採られている。これにより、広角噴射ノズルから噴射される蒸気と当該噴射ノズルの噴射に伴って吸引される熱風とにより適宜な温度の噴射蒸気を生ぜしめ、かかる噴射蒸気が取入口6bを介して乾燥分離ダクト6内に噴射される。
【0014】
乾燥分離ダクト6は、ホッパー2からある程度絡みが解された状態で生ごみが供給される供給口6aと、噴射蒸気の取入口6bを有する中空円筒状室の内壁に螺旋状に続く突起を設けてなる回転ドラム6cとで構成され、当該分離ダクト6の適宜位置には生ごみの湿り気を検知する含水率センサが設けられ、含水率センサからの湿り気情報によりその回転速度が変化し、生ごみの、乾燥分離ダクト6内での貯留時間を調節するとともに、補助熱源装置4を作動させて乾燥できるようになっている。尚、分離ダクト6の、取入口6bとは反対側に位置する取出口は回転衝打装置7の投入口7aに連接されている。
【0015】
回転衝打装置7は、乾燥分離ダクト6から排出される生ごみの上記投入口7a及びビニール袋などの軽質物の排出口7bを最上面に設けた中空の円筒状室内に、これら投入口7a及び排出口7bのやや下方より最下面に向かって回転軸7cを垂設し、かかる回転軸7cに沿う態様で当該回転軸7cの回転に伴いこの回転軸7cに対し放射状を呈して振れ回る複数のチェーン7dを取り付け、回転軸7cの、円筒状室の底面から延出したところに当該回転軸7cの駆動部7eを配設したものである。そして、この中空円筒状室の最下面の直上でチェーン7dより下方の側壁には生ごみの排出口7fが付設されている。
【0016】
サイクロン8は、上部に円筒部が形成され、その下方に逆円錐(円錐台)部が連設されて構成されている。そして上記円筒部の側面に回転衝打装置7から排出される上記軽質物の投入口8aが、また、上面に粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスの排出口8bが設けられている。上記逆円錐部の最下端には軽質物を排出する排出口8cが設けられ、軽質物が分離できるようになっている。このサイクロン8内では、大きな遠心力が作用する軽質物は、当該サイクロン8の内壁に沿って螺旋状に下降して排出口8cから排出される一方、粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスは排出口8bから排出される。
【0017】
そして、集塵機9は、粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスの投入口17aを有する略逆円錐部17及び上部側面に粉塵やオイルミストが除去された排気ガスの排出口18aを有し、上記逆円錐部17の上部に連設される円筒部18とで構成され、円筒部18の最下部に後に詳述するオイルミスト除去装置16が配設され、また、円筒部18の略中央部に従来のフィルター9aが配設されている。
尚、吸引ブロア10は、回転衝打装置7及びサイクロン8に吸引力を及ぼし、それらに分別処理機能を果たさせるものであり、排風脱臭塔11は、排気ガス中の臭気分を除去するものである。
【0018】
本オイルミスト除去装置16は、図2に示すように、集塵機9に着脱自在にして、且つ、水平に設置された格納箱19に、下方から上方に向って流れるオイルミストを含む排気ガス(矢印で示す)に対向するようにして収納されるデミスターフィルタ20で構成されている。そして、本オイルミスト除去装置16には、デミスターフィルタ20の上方近接位置に当該デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とすための複数の温水又は蒸気スプレー21を配設し、また、デミスターフィルタ20の下方で、逆円錐部17の最下部に、洗い落とされたオイルミストを回収するドレン(回収装置)22を配設し、更に、差圧検知センサ(圧力センサ)23を、デミスターフィルタ20に近接させて配設し、当該差圧検知センサ23の一方の測定位置Aをデミスターフィルタ20の上方に配し、他方の測定位置Bをデミスターフィルタ20の下方に配している。尚、21aは、蒸気スプレー21に温水又は蒸気を供給するための配管である。
【0019】
次に、本廃棄物分別装置1の運転及びこの運転に伴うオイルミスト除去装置16の動作を説明する。
例えばビニール袋詰め生ごみがホッパー2に投入されると、ホッパー2内では、当該ホッパー2のスクリュー軸2aによってビニール袋が破袋され生ごみの絡みが解され、これらがスクリュー軸2b上に落下して当該スクリュー軸2bによって排出口2cから定量ずつ排出され、乾燥分離ダクト6の供給口6aに供給される。かかる供給口6aから分離ダクト6内に落下する、絡みが解された状態の生ごみ等に対し蒸気が噴射され、生ごみ等は、かかる蒸気の噴射を受けて更に解される。そして、解された生ごみ等は、乾燥分離ダクト6の回転ドラム6cによって攪拌されつつ搬送されるうちに乾燥されて、回転衝打装置7の投入口7aに投入され、当該回転衝打装置7内に落下する。この回転衝打装置7内では、乾燥生ごみ等は、回転軸7cの回転によって振れ回るチェーン7dによって繰返し衝打されるとともに攪拌されるうちに、ビニール袋などの軽質物と乾燥生ごみなどの重質物とに分離される。そして、回転衝打装置7の最下面に落下した重質物は、排出口7fから排出される。
【0020】
一方、回転衝打装置7は、上部の排出口7bを介して吸引ブロア10の吸引力の影響を受け、この回転衝打装置7内で繰返し衝打され攪拌されて舞い上がった軽質物、粉塵、オイルミストを含む排気ガスが、上記排出口7bから搬送ダクト12を通りサイクロン8の投入口8aを介して当該サイクロン8内に移送される。サイクロン8内では、大きな遠心力が作用する軽質物は、サイクロン8の内壁に沿って螺旋状に下降して排気口8cから排出される。また、粉塵、オイルミストを含む排気ガスは排出口8bから排出されて集塵機9の投入口17aを介して当該集塵機9内に移送される。
【0021】
集塵機9では、移送されて来た排気ガス中のオイルミストをデミスターフィルタ20で捕捉するとともに、フィルター9aで粉塵を捕捉する。オイルミストや粉塵が除去された排気ガスは、その後、排風脱臭塔11で脱臭されて清浄な空気として大気中に放出され、冷やされて凝縮した水分は排水される。
ところで、デミスターフィルタ20は、差圧検知センサ23により目詰まり状況が常時監視されており、デミスターフィルタ20に目詰まりが生じた時にその都度、或いは、生ごみ分別装置1の稼動前又は稼動後にスプレー21を作動させ、デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とす一方、洗い落とされたオイルミストはドレン22で回収される。
【0022】
【発明の効果】
本発明の生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法によれば、排気ガスとともに排出されるオイルミストを集塵機に設けられたデミスターフィルタで捕捉し除去するようにしたので、作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
また、本発明の生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置によれば、保守点検が簡便に行える装置でオイルミストの捕捉して除去できるようにしたので、作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオイルミスト除去装置を含む生ごみ分別装置の構成図である。
【図2】図1のオイルミスト除去装置の詳細な構成図である。
【符号の説明】
1 生ごみ分別装置
9 集塵機
16 オイルミスト除去装置
19 密閉式格納箱
20 デミスターフィルタ
21 温水又は蒸気スプレー
22 ドレン(回収装置)
23 差圧検知センサ(圧力センサ)
【発明が属する技術分野】
本発明は、生ごみを分別・乾燥して堆肥やメタン発酵などに利用するために適した生ごみ分別装置におけるオイルミスト除去方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から生ごみの分別装置で、生ごみの乾燥効率を向上させたものがある(例えば、特許文献1)。
この装置では、生ごみを乾燥する気流乾燥機に投入する前に、サイクロンからの排出ガスをホッパーに導入して予め余熱を与え、その顕熱で生ごみの乾燥を行い、乾燥された生ごみが気流に同伴されてサイクロンに投入され、サイクロンで排気ガスと固形分とに分離されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−287558(第2〜3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した装置では、生ごみ中に含まれる油分が処理されていないために、生ごみの処理過程で蒸発し、オイルミストとなってサイクロンから排出されることになる。このため、排出されたオイルミストは、外気により冷却結露しサイクロン周辺壁などに付着して作業環境を著しく悪化させるという問題がある。また、サイクロンの後工程に集塵機が設置されているような場合には、オイルミストが当該集塵機の、例えばプレフィルターやバグフィルター表面に捕捉され目詰まりを生じさせて集塵効率を低下させる。そのため、これらフィルターを洗浄したり交換したりする作業が頻発し、特に、処理量が多い場合には尚更であり、装置の稼動効率が低下するという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、生ごみ分別装置の作業環境や稼動効率を向上させるためのオイルミスト除去方法及びその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法は、生ごみ分別装置による分別処理過程で生ごみ中に含まれる油分が蒸発し、オイルミストとなって排気ガスとともに排出される際に、前記オイルミストをデミスターフィルタ(金属の細線をたわしのように丸めて絡みあわせたもの)で捕捉して除去する方法で、これにより作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、生ごみ分別装置の集塵機に着脱自在にして、且つ、水平に設置された格納箱に、下方から上方に向って流れるオイルミストを含む排気ガスに対向して収納されるデミスターフィルタを備えたもので、保守点検が簡便に行える装置でオイルミストを捕捉して除去することにより作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【0008】
また、本発明の請求項3に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの上方に当該デミスターフィルタを洗浄してオイルミストを洗い落とすための複数の温水又は蒸気スプレーを配設したもので、これによりデミスターフィルタの洗浄の容易化を図ることができる。
【0009】
また、本発明の請求項4に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの下方に洗い落とされたオイルミストの回収装置を設けたもので、これによりオイルミストの回収の効率化を図ることができる。
【0010】
また、本発明の請求項5に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置は、デミスターフィルタの入口側及び出口側に圧力センサを設け、この両圧力センサの差圧が所定値以上になったときに上述のスプレーを作動させるようにしたもので、保守管理の容易化が図れる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置を図1,2を参照して説明する。
本生ごみ分別装置1は、図1に示すように、破砕機能付きホッパー2、蒸気噴射装置3、乾燥分離ダクト6、回転衝打装置7、サイクロン8、集塵機9、吸引ブロア10、排風脱臭塔11で構成され、回転衝打装置7とサイクロン8とが搬送ダクト12を介して、サイクロン8と集塵機9とが搬送ダクト13を介して、集塵機9と吸引ブロア10とが搬送ダクト14を介して、吸引ブロア10と排風脱臭塔11とが搬送ダクト15を介してそれぞれ接続されている。そして、本生ごみ分別装置1のオイルミスト除去装置16は、集塵機9の下記円筒部18に設けられている。尚、9aは、従来のプレフィルターやバグフィルターである。
【0012】
破砕機能付きホッパー2は、投入される、例えばビニール袋詰め生ごみの、ビニール袋を破袋し生ごみの絡みを解す3つのスクリュー軸2a(図1には、一つのスクリュー軸のみが描かれている)が互いに逆向きに回転する状態にして隣接配置され、当該ホッパー2の底部には解された生ごみを一方側から他方側へ移送するスクリュー軸2bがスクリュー軸2aに平行な態様で配置される構造をなし、スクリュー軸2bの下方で当該ホッパー2の底面の一方端に排出口2cが設けられていて、その下方に乾燥分離ダクト6が連設されている。上記スクリュー軸2aのそれぞれは、一定時間ごとに正転・逆転を互いに同期して繰り返すようになっており、また、上記スクリュー軸2bは、絡みが解された生ごみを、排出口2cを介して上記供給口6aから乾燥分離ダクト6内に定量的に供給する。
【0013】
蒸気噴射装置3は、分離ダクト6の取入口6bにダクト4aを介して接続された燃焼バーナなどの補助熱源装置4と、上記ダクト4aの側壁から差し込まれたダクト5aに蒸気管を介して接続された蒸気ボイラ5とで構成される。ダクト5aは、先端部がダクト4aの中心部で折曲され、その先端に複数の噴射ノズルを並べて構成した広角噴射ノズルが配されている。そして周囲に補助熱源装置4からの熱風の流路が形成される形態が採られている。これにより、広角噴射ノズルから噴射される蒸気と当該噴射ノズルの噴射に伴って吸引される熱風とにより適宜な温度の噴射蒸気を生ぜしめ、かかる噴射蒸気が取入口6bを介して乾燥分離ダクト6内に噴射される。
【0014】
乾燥分離ダクト6は、ホッパー2からある程度絡みが解された状態で生ごみが供給される供給口6aと、噴射蒸気の取入口6bを有する中空円筒状室の内壁に螺旋状に続く突起を設けてなる回転ドラム6cとで構成され、当該分離ダクト6の適宜位置には生ごみの湿り気を検知する含水率センサが設けられ、含水率センサからの湿り気情報によりその回転速度が変化し、生ごみの、乾燥分離ダクト6内での貯留時間を調節するとともに、補助熱源装置4を作動させて乾燥できるようになっている。尚、分離ダクト6の、取入口6bとは反対側に位置する取出口は回転衝打装置7の投入口7aに連接されている。
【0015】
回転衝打装置7は、乾燥分離ダクト6から排出される生ごみの上記投入口7a及びビニール袋などの軽質物の排出口7bを最上面に設けた中空の円筒状室内に、これら投入口7a及び排出口7bのやや下方より最下面に向かって回転軸7cを垂設し、かかる回転軸7cに沿う態様で当該回転軸7cの回転に伴いこの回転軸7cに対し放射状を呈して振れ回る複数のチェーン7dを取り付け、回転軸7cの、円筒状室の底面から延出したところに当該回転軸7cの駆動部7eを配設したものである。そして、この中空円筒状室の最下面の直上でチェーン7dより下方の側壁には生ごみの排出口7fが付設されている。
【0016】
サイクロン8は、上部に円筒部が形成され、その下方に逆円錐(円錐台)部が連設されて構成されている。そして上記円筒部の側面に回転衝打装置7から排出される上記軽質物の投入口8aが、また、上面に粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスの排出口8bが設けられている。上記逆円錐部の最下端には軽質物を排出する排出口8cが設けられ、軽質物が分離できるようになっている。このサイクロン8内では、大きな遠心力が作用する軽質物は、当該サイクロン8の内壁に沿って螺旋状に下降して排出口8cから排出される一方、粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスは排出口8bから排出される。
【0017】
そして、集塵機9は、粉塵やオイルミストなどを含む排気ガスの投入口17aを有する略逆円錐部17及び上部側面に粉塵やオイルミストが除去された排気ガスの排出口18aを有し、上記逆円錐部17の上部に連設される円筒部18とで構成され、円筒部18の最下部に後に詳述するオイルミスト除去装置16が配設され、また、円筒部18の略中央部に従来のフィルター9aが配設されている。
尚、吸引ブロア10は、回転衝打装置7及びサイクロン8に吸引力を及ぼし、それらに分別処理機能を果たさせるものであり、排風脱臭塔11は、排気ガス中の臭気分を除去するものである。
【0018】
本オイルミスト除去装置16は、図2に示すように、集塵機9に着脱自在にして、且つ、水平に設置された格納箱19に、下方から上方に向って流れるオイルミストを含む排気ガス(矢印で示す)に対向するようにして収納されるデミスターフィルタ20で構成されている。そして、本オイルミスト除去装置16には、デミスターフィルタ20の上方近接位置に当該デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とすための複数の温水又は蒸気スプレー21を配設し、また、デミスターフィルタ20の下方で、逆円錐部17の最下部に、洗い落とされたオイルミストを回収するドレン(回収装置)22を配設し、更に、差圧検知センサ(圧力センサ)23を、デミスターフィルタ20に近接させて配設し、当該差圧検知センサ23の一方の測定位置Aをデミスターフィルタ20の上方に配し、他方の測定位置Bをデミスターフィルタ20の下方に配している。尚、21aは、蒸気スプレー21に温水又は蒸気を供給するための配管である。
【0019】
次に、本廃棄物分別装置1の運転及びこの運転に伴うオイルミスト除去装置16の動作を説明する。
例えばビニール袋詰め生ごみがホッパー2に投入されると、ホッパー2内では、当該ホッパー2のスクリュー軸2aによってビニール袋が破袋され生ごみの絡みが解され、これらがスクリュー軸2b上に落下して当該スクリュー軸2bによって排出口2cから定量ずつ排出され、乾燥分離ダクト6の供給口6aに供給される。かかる供給口6aから分離ダクト6内に落下する、絡みが解された状態の生ごみ等に対し蒸気が噴射され、生ごみ等は、かかる蒸気の噴射を受けて更に解される。そして、解された生ごみ等は、乾燥分離ダクト6の回転ドラム6cによって攪拌されつつ搬送されるうちに乾燥されて、回転衝打装置7の投入口7aに投入され、当該回転衝打装置7内に落下する。この回転衝打装置7内では、乾燥生ごみ等は、回転軸7cの回転によって振れ回るチェーン7dによって繰返し衝打されるとともに攪拌されるうちに、ビニール袋などの軽質物と乾燥生ごみなどの重質物とに分離される。そして、回転衝打装置7の最下面に落下した重質物は、排出口7fから排出される。
【0020】
一方、回転衝打装置7は、上部の排出口7bを介して吸引ブロア10の吸引力の影響を受け、この回転衝打装置7内で繰返し衝打され攪拌されて舞い上がった軽質物、粉塵、オイルミストを含む排気ガスが、上記排出口7bから搬送ダクト12を通りサイクロン8の投入口8aを介して当該サイクロン8内に移送される。サイクロン8内では、大きな遠心力が作用する軽質物は、サイクロン8の内壁に沿って螺旋状に下降して排気口8cから排出される。また、粉塵、オイルミストを含む排気ガスは排出口8bから排出されて集塵機9の投入口17aを介して当該集塵機9内に移送される。
【0021】
集塵機9では、移送されて来た排気ガス中のオイルミストをデミスターフィルタ20で捕捉するとともに、フィルター9aで粉塵を捕捉する。オイルミストや粉塵が除去された排気ガスは、その後、排風脱臭塔11で脱臭されて清浄な空気として大気中に放出され、冷やされて凝縮した水分は排水される。
ところで、デミスターフィルタ20は、差圧検知センサ23により目詰まり状況が常時監視されており、デミスターフィルタ20に目詰まりが生じた時にその都度、或いは、生ごみ分別装置1の稼動前又は稼動後にスプレー21を作動させ、デミスターフィルタ20を洗浄してオイルミストを洗い落とす一方、洗い落とされたオイルミストはドレン22で回収される。
【0022】
【発明の効果】
本発明の生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法によれば、排気ガスとともに排出されるオイルミストを集塵機に設けられたデミスターフィルタで捕捉し除去するようにしたので、作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
また、本発明の生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置によれば、保守点検が簡便に行える装置でオイルミストの捕捉して除去できるようにしたので、作業環境の向上及び集塵機のフィルターの目詰まりを回避して稼動効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るオイルミスト除去装置を含む生ごみ分別装置の構成図である。
【図2】図1のオイルミスト除去装置の詳細な構成図である。
【符号の説明】
1 生ごみ分別装置
9 集塵機
16 オイルミスト除去装置
19 密閉式格納箱
20 デミスターフィルタ
21 温水又は蒸気スプレー
22 ドレン(回収装置)
23 差圧検知センサ(圧力センサ)
Claims (5)
- 生ごみ分別装置による分別処理過程で生ごみ中に含まれる油分が蒸発し、オイルミストとなって排気ガスとともに排出される際に、前記オイルミストをデミスターフィルタで捕捉して除去するようにしたことを特徴とする生ごみ分別装置のオイルミスト除去方法。
- 生ごみ分別装置の集塵機に着脱自在にして、且つ、水平に設置された格納箱に、下方から上方に向って流れるオイルミストを含む排気ガスに対向して収納されるデミスターフィルタを備えたことを特徴とする生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置。
- 前記デミスターフィルタの上方に当該デミスターフィルタを洗浄してオイルミストを洗い落とすための複数の温水又は蒸気スプレーを配設したことを特徴とする請求項2に記載の生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置。
- 前記デミスターフィルタの下方に洗い落とされたオイルミストの回収装置を設けたことを特徴とする請求項3に記載の生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置。
- 前記デミスターフィルタの入口側及び出口側に圧力センサを設け、該両圧力センサの差圧が所定値以上になったときに前記スプレーを作動させることを特徴とする請求項3に記載の生ごみ分別装置のオイルミスト除去装置。
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- 2003-08-11 JP JP2003206990A patent/JP2005058812A/ja not_active Withdrawn
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