JP2007174860A - ハーネス用クランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハーネス用クランプ3は、ルーフ内装材1上に固定された固定部4と、固定部4に対して相対移動可能で、任意の位置において固定可能なベルト52を有する係合部5とによって形成されている。ワイヤハーネスWRの外周面に巻回させたベルト52を、係合部5のバックル51に係合させてワイヤハーネスWRを締め付けた後、ベルト52を、固定部4の挿入孔41aに挿通させて引っ張り、任意の位置において固定部4に固定することにより、ワイヤハーネスWRに張力を発生させ、ルーフ内装材1上にがたつきなく保持することができる。
【選択図】図7
Description
(1)基材は合成樹脂材料を含んで形成されており、基材上に成形型を配置して、基材との間にキャビティを形成した後、キャビティ内に溶融樹脂材料を供給することにより、溶融樹脂材料が基材に含まれる樹脂材料と結合して、基材上に固定部が形成される。これにより、車両の内装材のように、繊維材料を含んで合成樹脂材料をバインダーとして形成された基材にも、その表面に取付孔等を設けることなく、ハーネス用クランプを固定できる。
(2)クランプ部は固定部と一体に形成されている。これにより、部品点数を低減でき、その成形型の削減が可能であるとともに、組付けのための部品搬送も容易となる。
本発明の実施形態1を図1乃至図10によって説明する。本実施形態によるルーフ内装材(ルーフヘッドライニング)1は、ケナフ等の植物繊維を含み、ポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂材料をバインダーとして形成されており、車両の車室上方に配置され、図示しないルーフパネルに取り付けられている。ルーフ内装材1は本発明の基材に該当し、図1に示すように、車両のルーフ部分を覆う中央の天井部11と、各ピラーに被せるために天井部11の角部から四方へと延びた延在部12(図1に1箇所のみ示す)とによって形成されており、車室内からは見えないその上面(ルーフパネル側)には、ワイヤハーネスWRが配索されている。
次に、本発明の実施形態2を図11乃至図13によって説明する。本実施形態によるハーネス用クランプ3Aは、図11に示した係合部6と、上述した実施形態1によるものと同一の固定部4とによって構成されている。係合部6の保持部61(本発明のクランプ部に該当する)は、合成樹脂材料によって一体に形成され、ワイヤハーネスWRを収容するために、略L字状を呈した凹部61aと、凹部61aに収容されたワイヤハーネスWRを転動しないように保持するために、凹部61aに立設された当接片61bと、凹部61aの上端に回動可能に連結された蓋部61cおよび蓋部61cの端部と係合可能なロック部61dとから構成されている。凹部61a内にワイヤハーネスWRを載置した後、蓋部61cを回動させてワイヤハーネスWRの上方に被せ、その端部をロック部61dと係合させて固定し、ワイヤハーネスWRを脱落しないように保持する(図12示)。
図14乃至図16は本発明の実施形態3を示す。本実施形態によるハーネス用クランプ7は、ルーフ内装材1上に、直接成形法によって固着された固定部71と、固定部71と一体に形成されたベルト72とによって構成されている。図14に示すように、固定部71およびベルト72は、互いに一体に形成されている点を除いて、それぞれ、実施形態1による固定部4およびベルト52と同様の構成を有しているため、詳細な説明は省略する。
図17および図18は本発明の実施形態3の変形例を示す。本変形例によるハーネス用クランプ7Aは、実施形態3によるハーネス用クランプ7に対して、固定部71と連結するようにリブ73を一体に形成したものである。リブ73はその上部に傾斜した湾曲面73aを備え、固定部71のベルト72の進入側に形成されている。図18に示すように、ベルト72によってワイヤハーネスWRを締め付ける場合、ワイヤハーネスWRがリブ73の湾曲面73a上に乗り上げて上方へと付勢され、ベルト72との間でいっそう強固に保持される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明による固定部は直接成形法によらずに、繊維を含まない基材上に一体成形によって設ける、あるいは単独で成形した後、接着等によって基材上に貼着してもよい。
(2)本発明によるハーネス用クランプは、ルーフ内装材のみでなく、ドアトリム等の車両内装部材上に取り付けることもできる。
(3)ハーネスを保持するための構造は、上述したものに限られず、あらゆる構造が適用可能である。
3、3A、7、7A…ハーネス用クランプ
4、71…固定部
51…バックル
52、62、72…ベルト
61…保持部
CV…キャビティ
CS1、CS3…第1スライド型
CS2…第2スライド型
MF、MF1…可動型
WR…ワイヤハーネス
Claims (3)
- ハーネスを保持するクランプ部、
該クランプ部と連結した長物状の調整部、および
基材上に取付けられるとともに、前記調整部が相対移動可能に係合する固定部を備え、
前記調整部を前記固定部上に移動させ、その任意の位置において前記固定部に対して固定することにより、前記ハーネスが前記基材上において保持される位置が調整可能であることを特徴とするハーネス用クランプ。 - 前記基材は合成樹脂材料を含んで形成されており、前記基材上に成形型を配置して、前記基材との間にキャビティを形成した後、前記キャビティ内に溶融樹脂材料を供給することにより、前記溶融樹脂材料が前記基材に含まれる樹脂材料と結合して、前記基材上に前記固定部が形成されることを特徴とする請求項1記載のハーネス用クランプ。
- 前記クランプ部は前記固定部と一体に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のハーネス用クランプ。
Priority Applications (1)
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JP2005371987A JP2007174860A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | ハーネス用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005371987A JP2007174860A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | ハーネス用クランプ |
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Family
ID=38300693
Family Applications (1)
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JP2005371987A Pending JP2007174860A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | ハーネス用クランプ |
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Country | Link |
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Cited By (4)
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2005
- 2005-12-26 JP JP2005371987A patent/JP2007174860A/ja active Pending
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