JP2007056908A - 取付ブラケット - Google Patents
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Abstract
【課題】 取付部材の着脱性のよい取付ブラケットを提供することを目的とする。
【解決手段】 トリムボード1の基板11上に取り付けられた取付ブラケット3は、一体に形成されており、基板11に接合された座板31、この上に立設された取付タワー32、取付タワー32と並んで上方へと延びた抜止部33、および座板31上に形成された弾性片34とを備えている。ECUケース2を取付ブラケット3に装着する場合、取付タワー32が挿入されたECUケースを下降させて、抜止部33を押圧して撓ませる。その後、ECUケース2の取付片22が、形状復帰した抜止部33と係合し、ECUケース2がトリムボード1上に固定される。ECUケース2を、取付ブラケット3から取り外す場合、抜止部33を撓ませて、取付片22との係合を解除した状態で、ECUケース2を上方に引き抜いて行う。
【選択図】 図1
Description
基材上に立設され、取付部材に挿入される突出部、突出部を取付部材に挿入することにより撓み、その後に形状復帰して取付部材と係合し、取付部材が突出部から抜け出ることを防止する抜止部、および取付部材が突出部と係合した時に、取付部材と当接して、取付部材を抜止部に向けて押圧する弾性部を備えたことにより、突出部を取付部材に挿入するだけで、取付部材を基材上に固定できるとともに、抜止部を撓ませながら取付部材を突出部から引き抜くだけで、取付部材を取り外しできるため、取付部材の着脱性を向上させることができる。また、取付部材を押圧する弾性部を有することにより、取付部材に振動が発生しても、弾性部が振動を吸収することができる。
抜止部は突出部上に形成された構成としたことにより、取付ブラケット全体を小型化できる。
外部に開口したキャビティを内部に含んだ成形型を、キャビティの開口が基材によって閉塞されるように配置し、キャビティ内に溶融樹脂材料を供給することにより、基材上に固着させる直接成形法によって形成されたことにより、合成樹脂材料中に天然繊維を含んだ基材上にも、ネジ等の別物の固定部材を使用せず、取付ブラケットを設けることができる。
本発明の実施形態1を図1乃至図5によって説明する。図1に示すように、一対の取付ブラケット3は、本発明の基材に該当するトリムボード1上に、取付部品であるECUケース2を固定するためのものである。トリムボード1は、これに限定する意図はないが、ケナフ等の靭皮植物の繊維を含み、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂材料をバインダーとして形成された基板11と、その表面に貼着された表皮12とを備えている。トリムボード1は、基板11側において、図示しない車両ドアのインナパネルに取り付けられる内装材である。
次に、本発明の実施形態2を図6によって説明する。取付ブラケット4は、実施形態1による取付ブラケット3と同様に、トリムボード1の基板11に接合された座板41、この上に立設された取付タワー42、座板41上に取付タワー42と並んで上方へと延びた抜止部43、および同様に座板41上に形成された弾性片44とを備えている。本実施形態における取付ブラケット4の取付タワー42は、その軸方向に垂直な断面形状が十字形をしており、取付ブラケット3のように貫通孔32aを有しないため、型抜きが容易となり、その成形型の型構造を簡素にできる。
図7および図8は本発明の実施形態3を示す。取付ブラケット5は、実施形態1による取付ブラケット3と同様に、トリムボード1の基板11に接合された座板51、この上に立設された取付タワー52、および同様に座板51上に形成された弾性片54とを備えている。本実施形態における取付ブラケット5の抜止部53は、取付タワー52の外周面にフック状に形成されており、取付タワー52の外周面から突出するとともに、ECUケース2の取付孔22aが通過し易いように、その上部が斜面53aとされている。取付タワー52の抜止部53の下方には、スリット52bが形成されており、貫通孔52aと連通している。これにより、抜止部53を含んだ取付タワー52の外周面は、その半径方向に撓み可能となっている(図7示)。
図9および図10は本発明の実施形態4を示す。取付ブラケット6は、実施形態3による取付ブラケット5と同様に、トリムボード1の基板11に接合された座板61、この上に立設された取付タワー62、および取付タワー62上の外周面から突出した抜止部63を備えている。本実施形態における取付ブラケット6の座板61上には、一対の弾性片64が形成されている(図9示)。一対の弾性片64は、取付ブラケット3の弾性片34と同形状に形成され、互いに反対方向に延びており、ECUケース2をトリムボード1上に固定した状態で、ともにECUケース2の底面を抜止部63に向けて、上方に付勢している(図10示)。本実施形態においては、一対の弾性片64の板厚、大きさ等を互いに異ならせて、各々のバネ定数を違った値に設定することにより、振動等でECUケース2に共振が発生することを防ぐことができる。
図11は本発明の実施形態5を示す。トリムボード1の基板11上には、実施形態1による一対の取付ブラケット3が、互いに対向するように取り付けられている。更に、基板11上には、取付ブラケット3とは異なった一対の補助ブラケット7が、互いに対向するように取り付けられている。補助ブラケット7は、取付ブラケット3と同様に、座板71の上に、取付タワー72と抜止部73を備えているが、弾性片は具備していない。一方、ECUケース2Aは、その4方向の側面にそれぞれ取付孔22aを有した取付片22を備えており、これらが各々取付ブラケット3あるいは補助ブラケット7に装着される。本実施形態によれば、ECUケース2Aが、取付ブラケット3の弾性片34から付勢されて、4方向にある抜止部33、73により保持されるため、安定してトリムボード1上に固定される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)トリムボードが、天然繊維を含まず、合成樹脂材料のみによって形成される場合、取付ブラケットをトリムボードとともに一体成形によって形成してもよい。また、トリムボードと別体で形成した取付ブラケットを、接着剤等によってトリムボード上に接合してもよい。
(2)本発明の取付ブラケットを設けることができる基材としては、トリムボードのみでなく、車両あるいは住宅用のあらゆる内装材が適用可能である。
(3)本発明の取付ブラケットによって固定する取付部材としては、ECUケースのみでなく、車両あるいは住宅用のあらゆる内装部品が適用可能である。
2、2A…ECUケース
3、4、5、6…取付ブラケット
22a…取付孔
32、42、52、62…取付タワー
33、43、53、63…抜止部
34、44、54、64…弾性片
Claims (3)
- 基材上に取付部材を固定するための取付ブラケットにおいて、
前記基材上に立設され、前記取付部材に挿入される突出部、
前記突出部を前記取付部材に挿入することにより撓み、その後に形状復帰して前記取付部材と係合し、前記取付部材が前記突出部から抜け出ることを防止する抜止部、および
前記取付部材が前記突出部と係合した時に、前記取付部材と当接して、前記取付部材を前記抜止部に向けて押圧する弾性部を備えたことを特徴とする取付ブラケット。 - 前記抜止部は前記突出部上に形成されたことを特徴とする請求項1記載の取付ブラケット。
- 外部に開口したキャビティを内部に含んだ成形型を、該キャビティの開口が前記基材によって閉塞されるように配置し、前記キャビティ内に溶融樹脂材料を供給することにより、前記基材上に固着されて形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の取付ブラケット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005240170A JP2007056908A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 取付ブラケット |
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JP2005240170A JP2007056908A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 取付ブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37920573
Family Applications (1)
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JP2005240170A Pending JP2007056908A (ja) | 2005-08-22 | 2005-08-22 | 取付ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2005-08-22 JP JP2005240170A patent/JP2007056908A/ja active Pending
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