JP2007174834A - Vr型レゾルバ構造 - Google Patents

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Kazuyuki Ishibashi
和之 石橋
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Abstract

【課題】本発明は、輪状ステータ鉄心のスロットの数をロータの軸倍角に対して必要最小数とし、巻線作業及びコイル量等を少なくし、コストダウン及び信頼性の向上を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明によるVR型レゾルバ構造は、輪状ステータ鉄心(1)のスロット(3)の数をロータ(6)の軸倍角(X)に対して必要最小数とし、輪状ステータ鉄心(1)の磁極(2)の数及びステータコイル(4)の巻線量を少なくし、簡易化できるようにした構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、VR型レゾルバ構造に関し、特に、ロータの軸倍角(X)の数によって輪状ステータ鉄心のスロット数を必要最小数とすることにより、巻線量を少なくし、低コストで高信頼性とするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の周知のVR(バリヤブルリラクタンス)型レゾルバ構造としては、例えば、特許文献1に開示されているように、巻線を有しないロータを備えたレゾルバにおいては、高分解能とするために10スロット以上の輪状ステータ鉄心を広く採用していた。
また、前述のように、多スロット型の輪状ステータ鉄心の例として、図8に10スロット型のVR型レゾルバを示している。
図8において、符号1で示されるものは、内方に突出する10個の磁極2を一体に有する輪状ステータ鉄心であり、この各磁極2間にはスロット3が形成されている。
前記各磁極2には、自動巻線機のニードル(図示せず)を介して励磁巻線と出力巻線とからなるステータコイル4が巻付けられていると共に、このステータコイル4の端線はリード線5を介して外部に導出されている。
前記各磁極2の内側には、巻線を有しない鉄心だけからなるロータ6が回転自在に設けられていおり、このロータ6の回転によってステータコイル4の出力巻線から、前記ロータ6の回転を検出した2相出力からなるレゾルバ信号が出力されるように構成されている。
従来のVR型レゾルバ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、従来構成においては、所定の検出精度を確保するために、スロット数を多く(すなわち、磁極の数を多く)していたため、各磁極に巻回する巻線の量及び処理が多くなり、コストアップ及び信頼性の問題が発生していた。
また、スロット数が多ければ多いほど、巻線機によるステータコイルの巻線処理が難しく、ニードルによる巻線制御も複雑化していた。
本発明によるVR型レゾルバ構造は、全体形状が輪状をなし内方へ向けて突出する複数の磁極を有する輪状ステータ鉄心と、前記各磁極に巻回され励磁巻線と出力巻線からなるステータコイルと、前記各磁極の内側で回転自在に設けられ、ロータコイルを有しない鉄心のみからなるロータとからなり、前記ロータの回転を前記出力巻線から出力するようにしたVR型レゾルバ構造において、
前記各磁極間のスロットの数は、前記ロータの軸倍角(X)の数に対して必要とする最小数とした構成であり、また、前記軸倍角(X)が1X,3X,5Xの場合は、前記スロットの数は4よりなる構成であり、また、前記軸倍角(X)が1X,2X,4Xの場合は、前記スロットの数は6よりなる構成であり、また、前記ロータは、軸中心に真円の孔部を有する輪状形よりなり、前記1Xの場合は前記ロータの半径が前記ロータの外径の90度毎の4ヶ所のうち1ヶ所のみ最小半径部で形成された非真円形状よりなり、前記2Xの場合は前記ロータの外径の90度毎の4ヶ所のうち2ヶ所が最小半径部で他の2ヶ所が最大半径部よりなり、前記3Xの場合は前記ロータの外径に3ヶ所の突部が形成され、前記4Xの場合は前記ロータの外径に4ヶ所の突部が形成され、前記5Xの場合は前記ロータの外径に5ヶ所の突部が形成されている構成である。
本発明によるVR型レゾルバ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、ロータの軸倍角の数に対して必要とする最小数のスロット数としたため、軸倍角の数によってスロット数、すなわち、磁極の数を従来よりも減らすことができ、巻線時間、巻線量、作業時間を少なくすることによる生産性の向上及び信頼性の向上を得ることができる。
本発明は、ロータの軸倍角(X)の数によって輪状ステータ鉄心のスロット数を必要最小数とすることにより、巻線量を少なくし、低コストで高信頼性としたVR型レゾルバ構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるVR型レゾルバ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において符号1で示されるものは、全体形状が輪状をなし内方へ向けて突出する複数の磁極2を一体に有する輪状ステータ鉄心であり、各磁極2間にはこの磁極2と同数のスロット3が形成されている。
前記各磁極2には、図示しない絶縁部材を介して、励磁巻線と出力巻線とからなるステータコイル4が巻付けられており、このステータコイル4の端線はリード線5によって外部に導出されている。
前記各磁極2の内側には、巻線を有しない鉄心のみからなるロータ6が回転自在に配設されている。
前記各磁極2は、図1の形態では、4個よりなり、レゾルバを構成するための磁極2の数としては最小の4個で構成され、4磁極4スロット型である。
また、図2は6磁極6スロット型の構成で、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
前述の構成の輪状ステータ1を用いてレゾルバを構成する場合、前記ロータ6の構造としては、例えば、図3から図7で示される構成を挙げることができる。
すなわち、図3で示される軸倍角(X)の数が1、すなわち、軸倍角1Xの場合、ロータ6の軸中心Pに孔部6aが形成されて輪状をなし、その軸中心Pからロータ6の外径6b迄の半径が最小である最小半径部6cが、ロータ6の外径6bの90度毎の4ヶ所のうち1ヶ所のみに形成された非真円形状にて形成されている。
図4の軸倍角2Xのロータ6の場合、ロータ6の外径6bの90度毎の4ヶ所のうち2ヶ所が最小半径部6cで、他の2ヶ所がこの最小半径部6cより大きい最大半径部6dで形成されている。
図5の軸倍角3Xの場合、ロータ6の外径6bに3ヶ所の突部6eが形成されて全体形状がほぼ三角形をなし、図6の軸倍角4Xの場合、ロータ6の外径6bに4ヶ所の突部6eが形成されて全体形状がほぼ四角形をなし、図7の軸倍角5Xの場合、ロータ6の外径6bに5ヶ所の突部6eが形成されて全体形状がほぼ五角形をなしている。
次に、前述の図3から図7で示されるロータ6を用いて軸倍角1Xから5X の回転検出を行う場合、軸倍角1X,3X,5Xのロータ6は、図1の4スロット型の軸状ステータ鉄心1に組合わせて、必要最小数のスロット3を用いて検出を行うことができる。
また、軸倍角1X,2X,4Xのロータ6は、図2の6スロット型の輪状ステータ鉄心1に組合わせて、必要最小限のスロット3を用いて検出を行うことができる。
本発明は、レゾルバのインナロータ型に限らず、アウタロータ型にも適用可能である。
本発明によるVR型レゾルバ構造を示す平面図である。 図1の他の形態を示す平面図である。 本発明のレゾルバに適用する軸倍角1Xのロータの平面図である。 軸倍角2Xのロータの平面図である。 軸倍角3Xのロータの平面図である。 軸倍角4Xのロータの平面図である。 軸倍角5Xのロータの平面図である。 従来のVR型レゾルバ構造を示す平面図である。
符号の説明
1 輪状ステータ
2 磁極
3 スロット
4 ステータコイル
5 リード線
6 ロータ
6a 孔部
6b 外径
6c 最小半径部
6d 最大半径部
6e 突部
P 軸中心

Claims (4)

  1. 全体形状が輪状をなし内方へ向けて突出する複数の磁極(2)を有する輪状ステータ鉄心(1)と、前記各磁極(2)に巻回され励磁巻線と出力巻線からなるステータコイル(4)と、前記各磁極(2)の内側で回転自在に設けられ、ロータコイルを有しない鉄心のみからなるロータ(6)とからなり、前記ロータ(6)の回転を前記出力巻線から出力するようにしたVR型レゾルバ構造において、
    前記各磁極(2)間のスロット(3)の数は、前記ロータ(6)の軸倍角(X)の数に対して必要とする最小数で構成されていることを特徴とするVR型レゾルバ構造。
  2. 前記軸倍角(X)が1X,3X,5Xの場合は、前記スロット(3)の数は4よりなることを特徴とする請求項1記載のVR型レゾルバ構造。
  3. 前記軸倍角(X)が1X,2X,4Xの場合は、前記スロット(3)の数は6よりなることを特徴とする請求項1記載のVR型レゾルバ構造。
  4. 前記ロータ(6)は、軸中心(P)に真円の孔部(6a)を有する輪状形よりなり、前記1Xの場合は前記ロータ(6)の半径が前記ロータ(6)の外径(6b)の90度毎の4ヶ所のうち1ヶ所のみ最小半径部(6c)で形成された非真円形状よりなり、前記2Xの場合は前記ロータ(6)の外径(6b)の90度毎の4ヶ所のうち2ヶ所が最小半径部(6c)で他の2ヶ所が最大半径部(6d)よりなり、前記3Xの場合は前記ロータ(6)の外径(6b)に3ヶ所の突部(6e)が形成され、前記4Xの場合は前記ロータ(6)の外径(6b)に4ヶ所の突部(6e)か形成され、前記5Xの場合は前記ロータ(6)の外径(6b)に5ヶ所の突部(6e)が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のVR型レゾルバ構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0965630A (ja) * 1995-08-23 1997-03-07 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転型差動変圧器
JP2005287097A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Minebea Co Ltd 高精度1xvr型レゾルバ
JP2006125995A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Mitsubishi Electric Corp 回転角度検出装置

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