JP2007174409A - 2線式電子スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷に流れる負荷電流の振動を低減する。
【解決手段】制御部3の制御信号がハイレベルになると、第2の電源部6がオン状態になって、第1の電源部4に電力を供給する。その後、充電完了検出部7のツェナーダイオード70のカソード電位がツェナー電圧より高くなると、パルス発生回路部71がツェナーダイオード70から検出信号を受け取り、パルス信号を一定期間、サイリスタ駆動部81に出力する。その後、サイリスタ駆動部81がパルス信号を受け取っている間、サイリスタ80をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流をサイリスタ80に流すことによって、サイリスタ80がオン状態になり、負荷電流が整流部2からサイリスタ80に流れる。その後、負荷開閉部1のトライアック駆動部11によって、トライアック10をオン状態にさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源から負荷への電力供給を入切する2線式電子スイッチであって、自ら動作電源を確保する必要がある2線式電子スイッチに関するものである。
従来、交流電源から負荷への電力供給を入切するスイッチとして、配線器具の電子化に伴い、例えばサイリスタやトライアックなどの無接点スイッチング素子を負荷開閉部として交流電源から負荷への給電路に挿入し、電子回路を用いて上記無接点スイッチング素子を電気的に開閉(オンオフ)するタイプのもの(第1の従来スイッチ)が提供されている。第1の従来スイッチは、人が操作部(操作スイッチ)を操作したときに、上記電子回路が無接点スイッチング素子を駆動するので、自己の動作電源(回路電源)を確保する必要がある。そのため、第1の従来スイッチは3線又は4線で配線する構成である。
ところが、省配線の見地から2線の配線が一般的な配線器具にあっては、第1の従来スイッチは、交流電源及び負荷と2線で接続した状態では個別に電源線を引き込むことができないので、自己の動作電源の確保が問題となった。
上記問題を解決するものとして、無接点スイッチング素子を負荷開閉部として利用したスイッチでありながら交流電源及び負荷と直列に接続した状態で、2線での配線を可能とした2線式電子スイッチ(第2の従来スイッチ)が提案されている。なお、第2の従来スイッチとほぼ同様の構成が特許文献1に開示されている。
第2の従来スイッチの動作について図4を用いて説明する。図4は第2の従来スイッチの回路図である。なお、第2の従来スイッチ9では、負荷開閉部としてのトライアック90が交流電源AC及び負荷Lと直列に接続している。まず、制御部91の制御出力端子910からの制御信号がローレベルになると、第2の電源部92がオフ状態になる。このとき、第3の電源部93が第1の電源部94に電力を供給する。この状態では、トライアック90のゲート(駆動信号入力端)には、トライアック90をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流(駆動信号)が流れないので、トライアック90がオフ(開)状態になり、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が遮断される。
一方、制御部91の制御出力端子910からの制御信号がハイレベルになると、第2の電源部92がオン状態になる。これにより、第2の電源部92が第1の電源部94に電力を供給する。このとき、第1の電源部94の充電が完了すると、充電完了検出部920から補助開閉部95に電流が流れて補助開閉部95がオン(閉)状態になる。補助開閉部95がオン状態になると、トライアック90をターンオンさせるのに必要な大きさの電流がトライアック駆動部96に流れ、トライアック駆動部96からトライアック90にゲート電流が流れる。これにより、トライアック90がオン(閉)状態になり、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われる。
特開2001−227804号公報(第2〜5頁及び第7図)
しかしながら、上記第2の従来スイッチ9は、負荷Lに流れる負荷電流が振動するという問題があった。具体的に説明すると、交流電源ACから負荷Lへの電力供給を行うときに、第2の従来スイッチ9は、まず、第1の電源部94が充電して動作電源を確保し(図5の時間t1〜t2,t4〜t5)、補助開閉部95をオン状態にし、その後、負荷開閉部(トライアック90)をオン状態にする。このとき、第2の従来スイッチ9内の負荷電流の経路が切り替わるごとに、第2の従来スイッチ9のインピーダンスが変化することによって、負荷Lの負荷電圧が大きく変化する。上記負荷電圧の変化に応じて負荷電流も変化する。ここで、図5に示すように、上記負荷電流の極性が反転してしまうと負荷開閉部がオン状態からオフ状態になり、再び第1の電源部94が充電し、補助開閉部95をオン状態にし、負荷開閉部をオン状態にするというサイクルを繰り返す。上記サイクルを繰り返すことによって、負荷電流は振動状態となる(図5の時間t2〜t3,時間t5〜t6)。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、負荷に流れる負荷電流の振動を低減することができる2線式電子スイッチを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、交流電源及び負荷と2線で接続し、前記交流電源からの交流電力に基づいて自己の動作電源を確保する2線式電子スイッチであって、前記交流電源から前記負荷への給電路に挿入され、両端間の電気的開閉を切り替える負荷開閉部と、前記交流電力に基づいた電力で動作し、前記負荷開閉部の前記電気的開閉を切り替えて前記交流電源から前記負荷への電力供給を制御する制御信号を出力する制御部と、前記制御部の動作電源となる第1の電源部と、前記制御信号に基づいて、前記交流電力から変換された電力を前記第1の電源部に供給する第2の電源部と、前記第2の電源部から前記第1の電源部に電力が供給されているときに、前記第1の電源部の充電が完了したか否かを検出する充電完了検出部と、前記充電完了検出部によって前記第1の電源部の充電が完了したことが検出されたときに、予め決められた期間、閉状態になることによって、前記負荷開閉部に対して前記電気的開閉を切り替えさせる補助開閉部とを備えることを特徴とする。
この構成では、自己の動作電源を確保した後、予め決められた期間、補助開閉部が閉状態を維持することによって、負荷に流れる負荷電流の振動を低減することができる。これにより、多種多様な負荷と接続して用いることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記充電完了検出部が、前記第1の電源部の充電が完了したことを検出したときに、前記予め決められた期間、前記補助開閉部を閉状態にさせるパルス信号を前記補助開閉部に出力するパルス発生回路部を前記補助開閉部との接続側に備えることを特徴とする。この構成では、補助開閉部の閉状態を維持させるパルス信号を補助開閉部に出力するものを、安価なロジックICで構成することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記充電完了検出部が、前記第1の電源部の充電が完了したことを検出したときに、検出信号を前記制御部に出力し、前記制御部が、前記検出信号を入力すると、予め決められた期間、前記補助開閉部を閉状態にさせるパルス信号を前記補助開閉部に出力することを特徴とする。この構成では、補助開閉部を閉状態にさせるパルス信号を制御部が出力するので、部品点数を削減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記負荷開閉部が開状態になって前記交流電源から前記負荷への前記電力供給が停止しているときに、前記交流電力から変換された電力を前記第1の電源部に供給する第3の電源部を備えることを特徴とする。この構成では、交流電源から負荷への電力供給が停止しているときであっても、制御部に電力を確実に供給することができる。
本発明によれば、負荷に流れる負荷電流の振動を低減することができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態について図1,2を用いて説明する。図1は実施形態1の2線式電子スイッチの回路図である。図2は実施形態1の2線式電子スイッチの動作を示す図である。
まず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1の2線式電子スイッチAは、交流電源ACからの交流電力に基づいて自己の動作電源を確保するものであり、図1に示すように、負荷開閉部1と、整流部2と、制御部3と、第1の電源部4と、第3の電源部5と、第2の電源部6と、充電完了検出部7と、補助開閉部8とを備え、交流電源AC及び負荷Lと直列に2線で接続している。なお、交流電源ACは、例えば100Vの商用電源などである。また、負荷Lは、例えば蛍光灯や白熱球を含む照明器具、換気扇などである。
負荷開閉部1は、トライアック10と、トライアック駆動部11とを備えている。トライアック10は、例えばシリコンなどの半導体によって形成され、ゲート電流(駆動信号)に応じて2つの端子100,101間の電気的開閉を切り替えるものである。上記トライアック10は、端子12,13及びフィルタ用のインダクタ14を介して交流電源AC及び負荷Lと直列に接続している。また、トライアック10及びインダクタ14は、サージ吸収素子15及びフィルタ用のコンデンサ16のそれぞれと並列に接続している。一方、トライアック駆動部11は、抵抗110と、コンデンサ111とを並列に接続して備え、一端でトライアック10のゲート(駆動信号入力端)と接続するとともに他端でトライアック10の端子101と接続している。また、トライアック駆動部11は、整流部2を介して後述の補助開閉部8のサイリスタ80と直列に接続している。上記トライアック駆動部11は、サイリスタ80がオン(閉)状態になると、流れる電流が大きくなり、トライアック10をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流をトライアック10のゲートに流す。実施形態1において、トライアック10がオン(閉)状態になると、交流電源AC、トライアック10、インダクタ14、負荷Lの回路で導通し、負荷Lに電力が供給されて負荷Lが動作する。これに対して、トライアック10がオフ(開)状態になると、負荷Lに電力が供給されなくなり、負荷Lの動作が停止する。
整流部2は、4つのダイオードからなるダイオードブリッジであり、入力端で端子12,13を介して交流電源AC及び負荷Lと接続し、出力端で第3の電源部5、第2の電源部6及び補助開閉部8と接続している。上記整流部2は、交流電源ACからの交流電力を全波整流し、全波整流された電力を第3の電源部5、第2の電源部6及び補助開閉部8に出力する。
制御部3は、例えば人の操作などによって、トライアック10の電気的開閉を切り替える制御信号を制御出力端子30から第2の電源部6に出力するマイクロコンピュータである。上記制御部3は、第1の電源部4からの電力で動作する。また、制御部3は、人が操作するものとして、例えばタクトスイッチなどの操作部(操作スイッチ)(図示せず)を接続して備え、上記操作部が操作されるごとに上記制御信号を第2の電源部6に出力する。上記制御信号は、ハイレベルとローレベルの2値信号であり、制御部3は、トライアック10をオン状態にする場合にはハイレベルの制御信号を出力し、トライアック10をオフ状態にする場合にはローレベルの制御信号を出力する。これにより、制御部3は、交流電源ACから負荷Lへの電力供給を制御する。
第1の電源部4は、制御部3の動作電源であり、入力端側から順に、バッファ用コンデンサ40と、3端子レギュレータ41と、コンデンサ42と、コンデンサ43とを並列に接続して備え、入力端で第3の電源部5及び第2の電源部6と接続し、出力端で制御部3の入力端と接続している。バッファ用コンデンサ40は、第3の電源部5及び第2の電源部6からの電力を充電し、リップル成分を除去することによって平滑にする。3端子レギュレータ41は、バッファ用コンデンサ40の直流電圧を、例えば3Vに降圧安定化する。上記より、第1の電源部4は、安定した電力を制御部3に供給する。
第3の電源部5は、入力端側から順に、限流用の抵抗50と、NPN型のトランジスタ51と、抵抗52とを直列に接続して備え、入力端で整流部2の出力端と接続し、出力端側で第1の電源部4と接続している。また、第3の電源部5は、トランジスタ51のベース−コレクタ間に接続されるバイアス抵抗53と、トランジスタ51のベースにカソードが接続されるツェナーダイオード54とを備えている。トランジスタ51のベースは、ツェナーダイオード54を介して接地されている。上記トランジスタ51のオン状態とオフ状態によって第3の電源部5のインピーダンス変換が行われる。上記第3の電源部5は、トライアック10がオフ状態になって交流電源ACから負荷Lへの電力供給が停止しているときに、交流電源ACからの交流電力を、整流部2を介して全波整流された電力として受け、ツェナーダイオード54によって大きさが規定された電力に変換し、変換された電力を第1の電源部4に供給する。このとき、2線式電子スイッチA内の負荷電流は、第1の電源部4に流れるものと、ツェナーダイオード54に流れるものに分割されるが、どちらも最終的にはグランドを介して整流部2を流れ、負荷Lを介して交流電源ACに戻る。このときの負荷電流は、負荷Lが誤動作しない程度の大きさである。また、制御部3の消費電流は低く抑えられ、第3の電源部5のインピーダンスは高く維持されている。
第2の電源部6は、入力端側から順に、PNP型のトランジスタ60と、ダイオード61とを直列に接続して備え、入力端で整流部2の出力端と接続し、出力端で第1の電源部4と接続している。つまり、第2の電源部6は、第3の電源部5と並列に接続している。また、第2の電源部6は、トランジスタ60のベース−エミッタ間に接続される抵抗62及びコンデンサ63と、トランジスタ60のベースに接続される抵抗64及びNPN型のトランジスタ65とを備えている。さらに、第2の電源部6は、トランジスタ65のベース−エミッタ間に接続される抵抗66を備えている。トランジスタ65は、エミッタが接地され、ベースが制御部3の制御出力端子30と接続している。上記トランジスタ65は、トランジスタ60のオン状態、オフ状態を制御する。上記第2の電源部6は、制御部3からの制御信号に基づいて、交流電源ACからの交流電力を、整流部2を介して全波整流された電力として受け、上記電力を第1の電源部4に供給する。具体的な手順を説明すると、制御部3からハイレベルの制御信号を受けると、トランジスタ65がオン状態になる。これにより、トランジスタ60がオン状態になる。このとき、2線式電子スイッチAのインピーダンスが低下する。その後、第2の電源部6は、第1の電源部4に電力を供給する。これに対して、制御部3からローレベルの制御信号を受けると、トランジスタ65がオフ状態になり、トランジスタ60もオフ状態になる。これにより、第2の電源部6は、第1の電源部4への電力供給を停止する。
充電完了検出部7は、ツェナーダイオード70と、パルス発生回路部71とを備えている。ツェナーダイオード70は、第2の電源部6から第1の電源部4に電力が供給されているときに、第1の電源部4のバッファ用コンデンサ40の直流電圧(第1の電源部4の入力電圧)が高くなって充電し、カソード電位がツェナー電圧より高くなると、検出信号をパルス発生回路部71に出力することによって、第1の電源部4の充電が完了したことを検出する。パルス発生回路部71は、例えば安価なロジックICなどで構成されるものであり、補助開閉部8との接続側に配置されている。上記パルス発生回路部71は、ツェナーダイオード70から検出信号が入力されると、一定期間、後述の補助開閉部8のサイリスタ80をオン状態にさせるパルス信号を、後述の補助開閉部8のサイリスタ駆動部81に流す。サイリスタ80をオン状態にするための一定期間は、負荷電流の振動が発生しても負荷電流がゼロクロスしないレベルになるまでの時間であり、用途に応じて適宜設定するものである。なお、上記一定期間を約1〜3msecとすると、消費電流を小さくすることができる。
補助開閉部8は、サイリスタ80と、サイリスタ駆動部81とを備えている。サイリスタ80は、整流部2の出力端と接続するとともに、第3の電源部5及び第2の電源部6の入力端とも接続している。サイリスタ駆動部81は、抵抗810及びコンデンサ811を並列に接続して備え、一端がサイリスタ80のゲート及びパルス発生回路部71と接続し、他端がサイリスタ80のカソードと接続している。上記サイリスタ駆動部81は、パルス発生回路部71からパルス信号を受け取っている間、サイリスタ80をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流をサイリスタ80に流す。これにより、整流部2から第2の電源部6に流れていた負荷電流が整流部2からサイリスタ80に流れ、補助開閉部8は、負荷開閉部1のトライアック駆動部11に対してトライアック10をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流をトライアック10に流すようにして、トライアック10をオン状態に切り替えさせる。
次に、実施形態1の2線式電子スイッチAの動作について説明する。まず、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われない状態(オフ状態)の動作について説明する。制御部3の制御信号がローレベルになると、第2の電源部6のトランジスタ65及びトランジスタ60がオフ状態になる。一方、第3の電源部5が第1の電源部4に電力を供給する。これにより、第1の電源部4が制御部3の動作電源となる。この状態では、トライアック10のゲートには、トライアック10をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流が流れないので、トライアック10がオフ状態になり、交流電源ACから負荷Lに対して、動作するのに十分な電力が供給されない。
続いて、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われる状態(オン状態)の動作について説明する。制御部3の制御信号がハイレベルになると、トランジスタ65及びトランジスタ60がオン状態になり、第2の電源部6が第1の電源部4に電力を供給する。これにより、第1の電源部4が制御部3の動作電源となる。一方、第1の電源部4の入力電圧が高くなり、ツェナーダイオード70のカソード電位がツェナー電圧より高くなると、パルス発生回路部71がパルス信号を一定期間、サイリスタ駆動部81に出力する。その後、サイリスタ駆動部81がパルス信号を受け取っている間、サイリスタ80をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流をサイリスタ80に流し、サイリスタ80がオン状態になる。これにより、整流部2から第2の電源部6に流れていた負荷電流が整流部2からサイリスタ80に流れる。その後、トライアック駆動部11によって、トライアック10をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流がトライアック10のゲートに流れ、トライアック10がオン状態になる。
ここで、トライアック10がオン状態になると、トライアック10に負荷電流が流れるが、ゼロクロス点を迎えたところで自己消弧してオフ状態になる。トライアック10がオフ状態になると、再び整流部2から第2の電源部6を介して第1の電源部4に負荷電流が流れ、2線式電子スイッチAの動作電源を確保する。つまり、交流電源ACからの交流電力の半周期ごとに、動作電源を確保する動作を行う。
上記交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われる状態の動作によって、図2に示すように、パルス発生回路部71がパルス信号を一定期間、出力することによって(図2の時間t2〜t4,t6〜t8)、サイリスタ80が一定期間、オン状態を維持する。このとき、サイリスタ80からトライアック10に負荷電流の経路が切り替わっても、2線式電子スイッチA内の電圧変化は比較的小さいので、負荷電流の変化も小さい。サイリスタ80がオン状態を維持している一定期間に負荷電流が増加するので、負荷電流がゼロクロスすることが少なくなり(図2の時間t2〜t3,t6〜t7)、負荷電流の振動を低減することができる。
以上、実施形態1によれば、自己の動作電源を確保した後、一定期間、補助開閉部8のサイリスタ80がオン状態を維持することによって、負荷Lに流れる負荷電流の振動を低減することができる。これにより、2線式電子スイッチAは、多種多様な負荷Lと接続して用いることができる。また、サイリスタ80のオン状態を維持させるパルス信号を補助開閉部8のサイリスタ駆動部81に出力するものを、安価なロジックICで構成することができる。さらに、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が停止しているときであっても、第3の電源部5によって、制御部3に電力を確実に供給することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について図3を用いて説明する。図3は実施形態2の2線式電子スイッチの要部回路図である。なお、図3のa及びbは図1のa及びbで整流部2と接続する。
実施形態2の2線式電子スイッチBは、図1,3に示すように、負荷開閉部1と、整流部2と、第1の電源部4と、第3の電源部5と、第2の電源部6と、補助開閉部8とを、実施形態1の2線式電子スイッチAと同様に備えているが、実施形態1の2線式電子スイッチにはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態2の2線式電子スイッチBは、実施形態1の制御部3及び充電完了検出部7に代えて、図3に示すような制御部3a及び充電完了検出部7aを備えている。充電完了検出部7aは、補助開閉部8と接続しないで、制御部3aと接続している。上記充電完了検出部7aは、第2の電源部6から第1の電源部4に電力が供給されているときに、第1の電源部4のバッファ用コンデンサ40の直流電圧が高くなって充電し、カソード電位がツェナー電圧より高くなると、検出信号を制御部3aに出力することによって、第1の電源部4の充電が完了したことを検出する。
一方、制御部3aは、充電完了検出部7aから検出信号を入力すると、一定期間、補助開閉部8のサイリスタ80をオン状態にさせるパルス信号を補助開閉部8のサイリスタ駆動部81に出力する。なお、制御部3aは、上記以外の点において、実施形態1の制御部3(図1参照)と同様である。
次に、実施形態2の2線式電子スイッチBの動作について説明する。なお、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われない状態(オフ状態)の動作は、実施形態1と同様である。続いて、交流電源ACから負荷Lへの電力供給が行われる状態(オン状態)の動作について説明する。制御部3の制御信号がハイレベルになると、実施形態1と同様に、第2の電源部6が第1の電源部4に電力を供給する。その後、第1の電源部4の充電が完了したときに、充電完了検出部7aが検出信号を制御部3aに流す。制御部3aが、充電完了検出部7aから検出信号を受け取ると、パルス信号を一定期間、サイリスタ駆動部81に出力する。その後、実施形態1と同様に、サイリスタ駆動部81がパルス信号を受け取っている間、ゲート電流をサイリスタ80に流し、サイリスタ80がオン状態になる。その後、トライアック駆動部11によって、トライアック10をターンオンさせるのに必要な大きさのゲート電流がトライアック10のゲートに流れ、トライアック10がオン状態になる。
以上、実施形態2によれば、補助開閉部8のサイリスタ80をオン状態にさせるパルス信号を制御部3aが出力するので、部品点数を削減することができる。
なお、実施形態1,2の変形例として、負荷開閉部がトライアックに代えてサイリスタを備える構成であってもよい。このような構成であっても、実施形態1,2と同様の効果を奏する。
また、実施形態1,2の他の変形例として、トライアックをオン状態にする場合、及びトライアックをオフ状態にする場合に、制御部がパルス状の制御信号を第2の電源部に出力し、第2の電源部が上記制御信号に基づいて第1の電源部に電力を供給する構成であってもよい。このような構成であっても、実施形態1,2と同様の効果を奏する。
本発明による実施形態1の2線式電子スイッチの回路図である。 同上の2線式電子スイッチの動作を示す図である。 本発明による実施形態2の2線式電子スイッチの要部回路図である。 従来の2線式電子スイッチの回路図である。 同上の2線式電子スイッチの動作を示す図である。
符号の説明
1 負荷開閉部
10 トライアック
11 トライアック駆動部
2 整流部
3 制御部
4 第1の電源部
6 第2の電源部
7 充電完了検出部
70 ツェナーダイオード
71 パルス発生回路部
80 サイリスタ
81 サイリスタ駆動部

Claims (4)

  1. 交流電源及び負荷と2線で接続し、前記交流電源からの交流電力に基づいて自己の動作電源を確保する2線式電子スイッチであって、
    前記交流電源から前記負荷への給電路に挿入され、両端間の電気的開閉を切り替える負荷開閉部と、
    前記交流電力に基づいた電力で動作し、前記負荷開閉部の前記電気的開閉を切り替えて前記交流電源から前記負荷への電力供給を制御する制御信号を出力する制御部と、
    前記制御部の動作電源となる第1の電源部と、
    前記制御信号に基づいて、前記交流電力から変換された電力を前記第1の電源部に供給する第2の電源部と、
    前記第2の電源部から前記第1の電源部に電力が供給されているときに、前記第1の電源部の充電が完了したか否かを検出する充電完了検出部と、
    前記充電完了検出部によって前記第1の電源部の充電が完了したことが検出されたときに、予め決められた期間、閉状態になることによって、前記負荷開閉部に対して前記電気的開閉を切り替えさせる補助開閉部と
    を備えることを特徴とする2線式電子スイッチ。
  2. 前記充電完了検出部が、前記第1の電源部の充電が完了したことを検出したときに、前記予め決められた期間、前記補助開閉部を閉状態にさせるパルス信号を前記補助開閉部に出力するパルス発生回路部を前記補助開閉部との接続側に備えることを特徴とする請求項1記載の2線式電子スイッチ。
  3. 前記充電完了検出部が、前記第1の電源部の充電が完了したことを検出したときに、検出信号を前記制御部に出力し、
    前記制御部が、前記検出信号を入力すると、予め決められた期間、前記補助開閉部を閉状態にさせるパルス信号を前記補助開閉部に出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の2線式電子スイッチ。
  4. 前記負荷開閉部が開状態になって前記交流電源から前記負荷への前記電力供給が停止しているときに、前記交流電力から変換された電力を前記第1の電源部に供給する第3の電源部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の2線式電子スイッチ。
JP2005371018A 2005-12-22 2005-12-22 2線式電子スイッチ Active JP4552847B2 (ja)

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