JP2010074499A - リレー装置 - Google Patents

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潔 後藤
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Abstract

【課題】本発明は、給電路とスイッチング素子との接続部分における接続面積を広くすることで、スイッチング素子への電流集中を緩和して、突入電流に対する破壊を防ぐことができるリレー装置を提案することを目的とする。
【解決手段】電源側端子T1に交流電源2の一端が接続されて負荷側端子T2に負荷3の一端が接続されたリレー装置において、電源側端子T1と負荷側端子T2との間に、スイッチング素子となるトライアックS1を有する開閉回路12が接続される。このトライアックS1において、電源側端子T1及び負荷側端子T2のぞれぞれと接続された給電路と第1電極及び第2電極のそれぞれとの接続部分における接続面積が、広く設定される。これにより、トライアックS1に大電流が流れるとき、第1電極及び第2電極のそれぞれにおける接続部分への電流集中が抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に対して交流電源からの電力供給及び遮断を切り換えるためのリレー装置に関するもので、特に、装置内の回路にスイッチング素子を有するリレー装置に関する。
一般に、照明器具などといった、インバータ制御を行うインバータ回路を備えた負荷などは、この負荷に電力供給を行う交流電源との間に、電力の供給と遮断とを切り換えるリレー装置が設置される。そして、近年の配線器具の電子化に伴い、このようなリレー装置として、例えばサイリスタやトライアックなどの無接点スイッチング素子を交流電源から負荷への給電路に挿入して、負荷開閉部とするものが提供されている。このようなスイッチング素子を負荷開閉部として利用するリレー装置は、外部からの操作に応じて、電子回路を用いてスイッチング素子を電気的に開閉する。
このようにスイッチング素子を給電路に挿入したリレー装置は、電子回路の動作電源を確保する必要がある。そして、この電子回路の動作電源を確保するために、スイッチング素子を備えたリレー装置は、3線又は4線で配線した構成とされていた。しかしながら、配線器具では、その配線数の低減化が要求されているため、このようなリレー装置においても、2線での配線による構成が求められる。この2線で配線する構成としたリレー装置においては、自己の動作電源の確保が問題であった。
このような問題を解決するために、スイッチング素子をOFF(開)としたときには、スイッチング素子へ駆動信号を与えない程度の電力を確保する構成としたリレー装置が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1のリレー装置は、2線式のリレー装置であり、スイッチング素子をON(閉)とするときのみに電力供給を行う第1電源部以外に、この第1電源部とは別の第2電源部を備えた構成としている。そして、スイッチング素子がOFFとなるときは、第2電源部により、スイッチング素子を動作させる駆動信号が流れない程度の電力を電子回路に供給し、動作可能な状態としている。
特開2007−174409号公報
一般にインバータ回路を備えた負荷においては、交流電圧を直流電圧に変換するために大容量の平滑コンデンサが付設されており、交流電源から負荷への電源投入時には、この平滑コンデンサに大電流が流れ込むため、負荷への突入電流が発生する。特に、電源電圧が高く、高負荷とされる状況下では、負荷に流れ込む突入電流が大きくなるため、負荷と交流電源との間に接続されるリレー装置においても、この突入電流に基づく大電流が流れることとなる。
よって、上述したスイッチング素子を給電路に設置したリレー装置は、2線式、3線式、4線式のいずれに限らず、スイッチング素子をONとし負荷への電源投入を開始したとき、この電源投入により発生する突入電流が、スイッチング素子を流れる。又、機械式接点スイッチとスイッチング素子とを用いたハイブリッド構成のリレー装置においては、突入電流をスイッチング素子で流し、定常電流になった後に機械式接点スイッチで通電させるため、突入電流耐量や開閉寿命が要求される箇所にスイッチング素子が用いられている。
しかしながら、半導体素子によって構成されるスイッチング素子は、大電流が流れ込むと、PN接合部分において絶縁破壊が発生し、スイッチング素子としての機能を果たさなくなる。特に、ON/OFFの切換が頻繁に行われるリレー装置においては、電源が投入されるたびに過大な電流がスイッチング素子に流れ込むため、その耐性が弱くなり、その寿命が短くなる。特に、スイッチング素子の電極を給電路へ接続する際の接続面積が小さくなった場合、突入電流発生時において、この接続部分への電流集中が影響して、素子が破壊されやすくなる。このため、突入電流耐量を増加させるには定格容量の大きいスイッチング素子を選定することで対応できるが、選定した素子が大型化することにより、強いては素子を搭載するリレー装置が大型化してしまう。
このような問題を鑑みて、本発明は、給電路とスイッチング素子との接続部分における接続面積を広くすることで、スイッチング素子への電流集中を緩和して、突入電流に対する破壊を防ぐことができるリレー装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のリレー装置は、交流電源の一端と接続される電源側端子と、前記交流電源より電源供給される負荷の一端と接続される負荷側端子と、前記電源側端子に接続される第1給電路と、前記負荷側端子に接続される第2給電路と、前記第1及び第2給電路のそれぞれに接続される第1及び第2電極と、該第1及び第2電極の通電を制御する制御信号が入力されるゲート電極とを有するスイッチング素子と、該スイッチング素子のゲート電極に与える前記制御信号を生成する制御部と、該制御部からの前記制御信号が流れる信号線と、を備えたリレー装置であって、前記スイッチング素子の第1電極と前記第1給電路との接続部分及び前記スイッチング素子の第2電極と前記第2給電路との接続部分のそれぞれの接続面積が、前記スイッチング素子のゲート電極と前記信号線との接続部分の接続面積よりも広いことを特徴とする。
このリレー装置において、前記スイッチング素子は、一端が前記第1給電部に接続される第1端子と、一端が前記第2給電部に接続する第2端子とを有し、前記第1端子が、前記スイッチング素子を搭載するステムの表面上に形成されるとともに、その他端が前記スイッチング素子における前記第1電極を形成する面と面接続して、前記第1電極と接続し、前記第2端子が、リボン状のワイヤで形成され、その他端が第2電極と面接続する。これにより、前記スイッチング素子の第1電極と前記第1給電路との接続部分及び前記スイッチング素子の第2電極と前記第2給電路との接続部分のそれぞれの接続面積を広くし、突入電流の発生時における前記スイッチング素子の第1及び第2電極での電流集中を防止できる。
このようなリレー装置において、前記電源側端子及び前記負荷側端子の2端子を備えた2線式の構成としてもよいし、又は、前記交流電源の他端と接続する端子、前記負荷の他端と接続する端子を更に備えるものとして、4線式の構成としてもよいし、又は、前記交流電源の他端及び前記負荷の他端のそれぞれと接続する共通の端子を更に備えるものとして、3線式の構成としてもよい。
更に、前記電源側端子及び前記負荷側端子の間において、前記スイッチング素子と並列に接続された機械式接点スイッチを、更に備えるものとして、ハイブリッド構成としてもよい。このとき、前記交流電源から前記負荷へ電源投入する場合において、まずは、前記スイッチング素子をON(閉)として、その突入電流を前記スイッチング素子で吸収した後に、前記機械式接点スイッチをON(閉)とし、前記機械式接点スイッチにおける接点溶着などを防止する。
更に、外部から遠隔制御信号が入力されて前記制御部に与える信号入力部を、更に備えるものとして、遠隔制御可能な構成としてもよい。
本発明によると、スイッチング素子の第1及び第2端子それぞれにおける第1及び第2給電路への接続部分の接続面積が広いため、第1及び第2給電路を流れる電流がスイッチング素子の第1及び第2端子の接続部分で集中して流れることを防止できる。そのため、スイッチング素子がONとなって、交流電源より負荷に電源投入されたときに発生する突入電流によるスイッチング素子への影響を抑制でき、スイッチング素子における素子破壊を防げる。
これにより、定格容量の低い小型のスイッチング素子が選定でき、リレー装置を小型化できる。又、スイッチング素子の第2端子を、リボン状のワイヤによって第2給電部と接続することによって、超音波接続配線が可能となり、スイッチング素子を加熱することなく、スイッチング素子を給電路へ配線接続できる。これにより、リレー装置を構成する回路内へスイッチング素子を接続する際において、その配線接続時の加熱によるスイッチング素子の素子破壊を防止できる。
<第1の実施形態>
本発明における第1の実施形態となるリレー装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図であり、図2は、図1のリレー装置に搭載されるスイッチング素子となるトライアックの内部構造を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のリレー装置1は、交流電源2の両端それぞれと接続される2つの電源側端子T1,T3と、交流電源2から電力供給される負荷3の両端それぞれと接続される2つの負荷側端子T2,T4とを備えた、4線式のリレー装置である。即ち、交流電源2と負荷3とは直列に接続され、交流電源2から負荷3への給電路上にリレー装置1が設置される。そして、交流電源2は、例えば、100Vの商用電源などとされ、負荷3は、例えば、蛍光灯や白熱球を含む照明器具又は換気扇などとされる。
リレー装置1は、電源側端子T1,T3のそれぞれに両端が接続されたサージ吸収素子11と、電源側端子T1と負荷側端子T2との間に接続される開閉回路12と、交流電源2からの電流量を制限する入力制限回路13と、入力制限回路13からの制限された交流電流を整流する整流回路14と、入力制限回路13及び整流回路14により整流された直流電流に基づいて安定化した一定の直流電圧を供給する電源回路15と、電源回路15からの直流電圧が供給されて駆動する制御回路16と、制御回路16によって駆動制御されて開閉回路12に制御信号を与えるフォトトライアックカプラ17と、を備える。尚、制御回路16とフォトトライアックカプラ17とによって、[請求の範囲]における「制御部」が構成される。
このリレー装置1の回路構成の詳細について、更に説明する。電源側端子T1に接続された電路は、交流電源2の一端に接続される給電路([請求の範囲]における「第1給電路」に相当する。)であり、この電源側端子T1からの給電路にトライアックS1の第1電極が接続される。一方、負荷側端子T2に接続された電路は、負荷3の一端に接続される給電路([請求の範囲]における「第2給電路」に相当する。)であり、この負荷側端子T2からの給電路にトライアックS1の第2電極が接続される。そして、このトライアックS1のゲート電極及び第2電極の間で並列に接続される抵抗R1及びコンデンサC1と、ゲート電極に制御信号が与えられてON(閉)/OFF(開)制御されるスイッチング素子となるトライアックS1とによって、開閉回路12が構成される。
電源側端子T1は、入力制限回路13の入力側と接続され、入力制限回路13の出力側と電源側端子T3とがそれぞれ、整流回路14を構成するダイオードブリッジの入力側の2接点のそれぞれに接続される。又、整流回路14を構成するダイオードブリッジの出力側となる残りの2接点は、その一方が電源回路15の入力側に接続されるとともに、他方が接地される。尚、本実施形態を含めた各実施形態における「接地」は、リレー装置内における基準電位に接続することを意味する。更に、電源回路15の出力側には、抵抗R3及びコンデンサC2それぞれの一端が接続されるとともに、制御回路16に接続されて制御回路16へ直流電圧を与える。
そして、アノード電極が抵抗R3の他端に接続されるとともにカソード電極が制御回路16に接続された発光ダイオードLDと、抵抗R2を介して電源側端子T1に第1電極が接続されるとともに第2電極がトライアックS1のゲート電極と接続されるフォトトライアックS2とによって、フォトトライアックカプラ17が構成される。又、リレー装置1内において、整流回路14に直接接続される電源側端子T3に、負荷側端子T4が接続される。即ち、交流電源2と負荷3とは、それぞれの一端が、電源側端子T1、開閉回路12及び負荷側端子T2を介して接続され、それぞれの他端が、電源側端子T3及び負荷側端子T4を介して接続されることで、その間に開閉回路12が設けられた直列接続となる。
このように構成されるリレー装置1の動作について、簡単に説明する。リレー装置1は、電源側端子T1,T3を介して、交流電源2から電力供給されると、入力制限回路13と整流回路14とによって、交流電源2による交流電圧が整流された後、電源回路15で安定化される。これにより、電源回路15からは、交流電源2から供給される電力に基づく一定の直流電圧が出力される。尚、コンデンサC2は、電源回路15から出力される直流電圧を平滑化する平滑コンデンサとして機能する。この電源回路15から出力される直流電圧が、制御回路16に与えられることで、開閉回路12のON/OFFにかかわらず、制御回路16が交流電源2からの電力によって常に動作する。更に、サージ吸収素子11は、交流電源2側からの過電圧を吸収することで、リレー装置1を構成する他の電子部品を保護する。
このように電力供給される制御回路16に対して、負荷3への電力供給を行うことが指示されると、制御回路16によって、フォトトライアックカプラ17を構成する発光ダイオードLDに駆動電流が与えられて、発光ダイオードLDが発光する。そして、この発光ダイオードLDからの光がフォトトライアックS2に照射され、発光ダイオードLDからの光を受光したフォトトライアックS2が、導通状態(ON)となる。フォトトライアックS2の導通により、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路に対して、交流電源2からの交流電流が、抵抗R2及びフォトトライアックS2を介して流れる。これにより、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路が動作して、トライアックS1のゲート電極に電流を供給し、トライアックS1が導通して、開閉回路12がONとなる。これによって、負荷3が、開閉回路12を介して、交流電源2と電気的に接続されるため、負荷3には、交流電源2から電力供給が開始される。
このとき、交流電源2から負荷3に対して突入電流が流れ込むため、導通状態となったトライアックS1及びフォトトライアックS2のそれぞれについても、この突入電流に基づく大電流が流れることとなる。尚、フォトトライアックS2は、交流電源2から供給される交流電圧がゼロクロスしたときに導通状態となるゼロクロス型とすることで、フォトトライアックS2が導通するタイミングにバラツキがなくなる。これにより、フォトトライアックS2及びトライアックS1それぞれが導通したときに生じる突入電流についても、そのバラツキを抑制できる。
一方、制御回路16に対して、負荷3への電力供給の遮断が指示されると、制御回路16によって、フォトトライアックカプラ17を構成する発光ダイオードLDに駆動電流の供給が停止されて、発光ダイオードLDが発光を停止する。よって、発光ダイオードLDからの光がなくなることにより、フォトトライアックS2が、非導通状態(OFF)となる。フォトトライアックS2の非導通により、トライアックS1のゲート電極への電流供給が停止されるため、トライアックS1が非導通状態となり、開閉回路12がOFFとなる。これによって、負荷3が、開閉回路12によって、交流電源2との接続が遮断されるため、負荷3への交流電源2からの電力供給が停止する。
このリレー装置1では、上述のように、フォトトライアックS2が導通することでトライアックS1が導通したとき、開閉回路12がONとなるため、交流電源2から突入電流が負荷3に流れる。この突入電流によって、交流電源2と負荷3との間を接続する給電路上に配置されるトライアックS1及びフォトトライアックS2のそれぞれにも、大電流が流れるため、絶縁破壊などによる素子破壊のおそれがある。それに対して、本実施形態のリレー装置1では、トライアックS1及びフォトトライアックS2それぞれの第1及び第2電極において、給電路に対する接続面積を十分に広いものとし、第1及び第2電極に流れる電流を拡散させる構成とし、絶縁破壊を防止する。
このように絶縁破壊を防止するために電流耐性を改善したトライアックS1及びフォトトライアックS2の構成について、図2を参照して以下に説明する。尚、以下では、図2に示したトライアックS1の内部構造に基づいて、トライアックS1の構成について説明するが、ゲート電極の構成以外については、フォトトライアックS2についても同様の構成とすることで実現できる。
トライアックS1は、表面層に第1電極101とゲート電極102が設けられるとともに裏面層に第2電極(不図示)が設けられた、双方向制御整流型の半導体チップ100を備える。この半導体チップ100は、第2リード端子104aを一部として有するリードフレーム104の表面上に第2電極を構成する裏面側全体が当接するようにして、リードフレーム104に半田接続される。そして、その表面上に半導体チップ100の裏面側の第2電極が接続されたリードフレーム104は、放熱部103aを兼ねたステム103上に半田により接合される。このステム103が、放熱部103aに形成された穴103bを介して他の放熱板(不図示)に固定されることで、電流導通時の半導体チップ100の裏面(第2電極)側における熱が放熱される。
又、半導体チップ100は、その表面側において、第1電極101には、他端が第1リード端子101aに超音波接続されたリボン状ワイヤ101bの一端が超音波接続されるとともに、ゲート電極102には、他端がゲートリード端子102aに超音波接続されたライン状ワイヤ102bの一端が超音波接続される。そして、半導体チップ100の表面側で、第1電極101が一つの角部を除去した略矩形状に形成されるとともに、その除去した角部に、第1電極101との境界となる外周部分が第1電極101と絶縁されたゲート電極102が形成される。
このとき、リボン状ワイヤ101bは、線状ワイヤ102bに比べて、その断面積が広いため、第1電極101におけるリボン状ワイヤ101bとの接続面積が、ゲート電極102における線状ワイヤ102bとの接続面積に比べて広くなる。又、半導体チップ100の裏側がリードフレーム104と面接続された状態となるため、第2電極(不図示)におけるリードフレーム104との接続面積についても、ゲート電極102における線状ワイヤ102bとの接続面積に比べて広くなる。この図2のように内部配線がされたトライアックS1は、半導体チップ100、リボン状ワイヤ101b、線状ワイヤ102b、リードフレーム104、及びステム103の基部などが、エポキシ樹脂などの樹脂モールドにより封止される。
このようにトライアックS1が構成されるとき、図1の構成のリレー装置1において、第1リード端子101aが、電源側端子T1に接続された給電路に接続され、第2リード端子104aが、負荷側端子T2に接続された給電路に接続され、ゲートリード端子102aが、フォトトライアックS2の第2電極と接続された信号線に接続される。又、フォトトライアックS2を図2と同様の構成とした場合、その第1電極がリボン状ワイヤを介して第1リード端子に接続され、その第2電極がリードフレームを介して第2リード端子に接続された構成となる。
ここで、例えば、図1の構成のリレー装置1に接続する負荷3をインバータ負荷とした場合、負荷3への電力供給開始時には、負荷3内部に搭載されたコンデンサへ充電するための電流が流れて、負荷3の定常電流に対して数十倍〜百倍以上に達する突入電流が発生する。しかしながら、本実施形態のリレー装置1では、開閉回路12内に設けられたトライアックS1を、図2のように、その第1及び第2電極がリボン状ワイヤ101b及びリードフレーム104を介して第1及び第2リード端子101a,104aが接続される構成として、第1及び第2電極における内部配線の接合部の面積(接続面積)を広くした。そのため、突入電流がリレー装置1に流れても、トライアックS1の第1及び第2電極では、その接合部で電流が分散されるため、局部的な電流集中による絶縁破壊を防止できる。即ち、突入電流発生時におけるトライアックS1の素子破壊が回避されるために、突入電流に対する耐量を改善することが可能となる。
尚、図2の構成のように、トライアックS1において、第1電極101と第1リード端子101aとをリボン状ワイヤ101bによって接続する構成以外に、第1リード端子101aをリードフレームとして第1電極101に直接接続しても同様に突入電流に対する耐量を改善できる。しかしながら、リボン状ワイヤ101bによって接続する場合と異なり、第1電極101と第1リード端子101aとの間を半田などで広い面積で接続させる必要がある。よって、トライアックS1の製造工程を大幅に変更し、その製造時間が長くなるだけでなく、半田接続する際に加熱されるため、熱によりトライアックS1が素子破壊されてしまうことがある。
それに対して、図2に示すようにリボン状ワイヤ101bによって接続した構成とすることで、製造上においても超音波接続機の調整で対応できるため、従来の製造工程を大幅に変更する必要がないだけでなく、素子の熱破壊を防止できる。又、図2に示す構成によりトライアックS1を構成した場合、1本のリボン状ワイヤ101bで接続するため、第1電極101と第1リード端子101aとの間を複数本の線状ワイヤにより接続する場合に比べても、その製造時間が短くなる。
又、本実施形態において、リレー装置1を図1に示す4線式のリレー装置としたときの構成を例に挙げて説明したが、図3に示すような構成の3線式のリレー装置1aとしてもよい。即ち、図3に示す構成のリレー装置1aは、負荷側端子T4を電源側端子T3と共通の端子とすることで、図1の構成から負荷側端子T4を省いた構成としている。即ち、リレー装置1aに対して、電源側端子T1に交流電源2の一端が接続され、負荷側端子T2に負荷3の一端が接続され、電源側端子T3に交流電源2の他端と負荷3の他端との接続ノードが接続される。その他の構成については、図1におけるリレー装置1と同様の構成となる。
<第2の実施形態>
本発明における第2の実施形態となるリレー装置について、図面を参照して説明する。図4は、本実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。尚、図4のリレー装置において、図1のリレー装置における構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のリレー装置1bは、第1の実施形態のリレー装置1(図1参照)と異なり、交流電源2及び負荷3と接続する端子として、1つの電源側端子T1と1つの負荷側端子T2とのみを備える、2線式のリレー装置として構成される。そして、リレー装置1bの電源側端子T1に一端が接続される交流電源2の他端と、リレー装置1bの負荷側端子T2に一端が接続される負荷3の他端とは直接接続される。即ち、第1の実施形態では、開閉回路12がOFFのときは、電源側端子T1,T3に両端が接続された交流電源2から制御部16に供給するための電力を取得できるものとし、負荷3に電流が流れないものとできる。これに対して、本実施形態では、開閉回路12がOFFの状態であっても、制御部16に供給されるための電力を交流電源2から取得するために、負荷3が動作しない程度の電流が負荷3を流れる。
このように2線式の構成となるリレー装置1bは、第1の実施形態のリレー装置1の構成に更に、コンデンサC3及びインダクタL1によるフィルタと、電源回路15の入力側と整流回路14との間に接続された電源回路18,19と、電源回路19の入力側及び出力側のそれぞれに接続された補助開閉回路20及び充電検出回路21と、電源回路19の出力側と電源回路15の入力側との間に接続されたダイオードD1及びコンデンサC5とを備えた構成とされる。そして、このリレー装置1bは、第1の実施形態のリレー装置1の構成から、フォトトライアックカプラ17及び抵抗R2,R3を除いた構成とされる。
このリレー装置1bの回路構成の詳細について、リレー装置1(図1参照)と異なる部分を中心に更に説明する。サージ吸収素子11及びコンデンサC3は、それぞれの両端が電源側端子T1と負荷側端子T2とに接続されることで、並列に接続され、更に、サージ吸収素子11及びコンデンサC3と負荷側端子T2とが接続された給電路上にインダクタL1が設置される。即ち、サージ吸収素子11及びコンデンサC3と負荷側端子T2との接続ノードと、開閉回路12におけるトライアックS1の第2電極との間に、インダクタL1が接続される。又、整流回路14を構成するダイオードブリッジの出力側の2接点は、その一方が、第1の実施形態におけるリレー装置1と同様に接地されるとともに、他方が、電源回路18,19の入力側と補助開閉回路20とに接続される。
補助開閉回路20は、電源回路18,19の入力側に一端が接続された抵抗R4と、抵抗R4の他端にアノード電極が接続されるとともにカソード電極が接地されたサイリスタS3と、サイリスタS3のカソード電極及びゲート電極の間に並列に接続された抵抗R5及びコンデンサC4とによって構成される。そして、電源回路18,19それぞれの出力側に、ダイオードD1のカソード電極及びアノード電極のそれぞれが接続されるとともに、電源回路19の出力側とサイリスタS3のゲート電極との間に充電検出回路21が接続される。又、他端が接地されたコンデンサC5の一端が、ダイオードD1のカソード電極及び電源回路15の入力側に接続される。更に、電源回路19は、制御回路16によってON/OFF制御がなされる。その他の構成については、第1の実施形態のリレー装置1と同様の構成となる。
このリレー装置1bにおいて、スイッチング素子であるトライアックS1について、第1の実施形態のリレー装置1と同様、図2に示す構成のものとし、第1電極及び第2電極それぞれにおける接続面積を広くする。同じく、スイッチング素子であるサイリスタS3についても、アノード電極及びカソード電極それぞれにおける接続面積を広くするようにしてもよい。これらによって、トライアックS1やサイリスタS3に大電流が流れたときであっても、第1電極及び第2電極又はアノード電極及びカソード電極において、その接続面積が広くなるため、電流集中を抑制して、素子破壊を防ぐことができる。
このように構成されるリレー装置1bの動作について、以下に簡単に説明する。トライアックS1がOFF(開)のとき、交流電源2から負荷3への電力供給が不十分なものであるため、負荷3は動作しないが、リレー装置1b内の制御回路16を駆動するためのわずかな電流が流れる。このとき、制御回路16によって、電源回路19がOFFとされるため、交流電源2により供給される交流電流が整流回路14によって整流された直流電流が、電源回路18のみに供給される。電源回路18では、一定の電圧となるように安定化された直流電圧を生成して電源回路15に出力する。
この電源回路15に入力される直流電圧は、コンデンサC5によりリップル電圧が除去されて平滑化される。更に、電源回路18からの直流電圧は、電源回路15で降圧された後に、コンデンサC2で安定化されて制御回路16に供給され、制御回路16が、電源回路15からの直流電圧により駆動する。このとき、電源回路18の出力側には、ダイオードD1のカソードが接続されるため、このダイオードD1によって、電源回路19の出力側に対して電流が流れ込むことが防がれる。このようにすることで、電源回路18が、交流電源2より、制御回路16を駆動するために必要な電力を取得し、負荷3の動作を停止させた状態で、リレー装置1b内の制御回路16を駆動させることができる。
そして、開閉回路12をONとして負荷3に電力供給を行う場合は、まず、制御回路16が電源回路19に制御信号を与えて、電源回路19をONとし、電源回路19による電力の取得を開始させる。即ち、電源回路19が、整流回路14を介して取得した交流電源2からの電力より、直流電圧を生成して、電源回路15への供給を開始する。その後、電源回路15の入力側に接続されたコンデンサC5が充電され、その充電電圧が所定値を超えたことを充電検出回路21が検出すると、充電検出回路21から補助開閉部20におけるサイリスタS3のゲート電極に信号が与えられる。
これにより、サイリスタS3がON(閉)となり、整流回路14を構成するダイオードブリッジの出力側の2接点が補助開閉部20を介して導通することとなる。この補助開閉部20及び整流回路14によって、交流電源2からの交流電圧が整流されて、開閉回路12を構成するトライアックS1のゲート電極に直流電圧(制御信号)が供給され、トライアックS1がONとなり、交流電源2からの交流電流が開閉回路12を介して負荷3に供給されて、負荷3が動作する。尚、本実施形態では、制御回路16と電源回路19と補助開閉部20と充電検出回路21とコンデンサC5とによって、[請求の範囲]における「制御部」が構成される。
尚、第1の実施形態において、4線式及び3線式のリレー装置の1例として、図1及び図3に示すような構成を例に挙げ、第2の実施形態において、2線式のリレー装置の1例として、図2に示すような構成を例に挙げたが、給電路と接続する電極における接続面積が広くなるスイッチング素子を備えるものであれば、図1、図3、図4に示す回路構成によるリレー装置に限定するものではない。
<第3の実施形態>
本発明における第3の実施形態となるリレー装置について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。尚、図5のリレー装置において、図1のリレー装置における構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のリレー装置1cは、第1の実施形態のリレー装置1(図1参照)と異なり、スイッチング素子となるトライアックS1と、機械式接点スイッチ22とで構成される開閉回路12aを備えた、ハイブリッド方式による構成とされる。その他の構成については、第1の実施形態のリレー装置1と同様である。又、本実施形態のリレー装置1cにおいても、第1の実施形態におけるリレー装置1と同様、トライアックS1及びフォトトライアックS2として、図2のように、第1電極及び第2電極における接続面積が広い構成となるスイッチング素子を使用する。よって、以下では、その構成の異なる開閉回路12aを中心に、リレー装置1cの構成及び動作について説明する。
開閉回路12aは、トライアックS1と抵抗R1とコンデンサC1とによって構成される開閉回路12(図1参照)に更に、機械式接点スイッチ22を備えた構成となる。そして、機械式接点スイッチ22は、両端が電源側端子T1及び負荷側端子T2に接続されてトライアックS1と並列に接続されるリレースイッチ部S4と、制御回路16によって制御信号となる電流が供給される磁気コイル部Lとによって構成される。このように構成されることで、突入電流発生時において、トライアックS1のみをONとすることで、機械式接点スイッチ22のリレースイッチ部S4へ突入電流が流れることを回避して、リレースイッチ部S4における接点溶着が防止される。
即ち、交流電源2と負荷3とを接続するとき、制御回路16は、まず、発光ダイオードLDに駆動電流を与えて、発光ダイオードLDを発光させて、フォトトライアックS2をONとし、トライアックS1をONとする。これにより、負荷3へ突入電流が流れることにより、大電流がトライアックS1に流れ込む。このとき、リレースイッチ部S4はOFF(閉)の状態であるため、リレースイッチ部S4には電流が流れることがなく、接点溶着が防止される。又、トライアックS1は、第1及び第2電極の接続面積が広いため、大電流による電流集中が抑制されて、絶縁破壊の発生が防止される。
その後、制御回路16は、機械式接点スイッチ22に対して、磁気コイル部Lに駆動電流を流すことにより、リレースイッチ部S4をONとする。これにより、機械式接点スイッチ22のリレースイッチ部S4により、交流電源2と負荷3とを閉回路することができる。このとき、トライアックS1は、制御回路16によってONとされ続けてもよいし、発光ダイオードLDへの駆動電流を停止してOFFとされるものとしてもよい。
一方、交流電源2と負荷3との接続を遮断するときは、制御回路16は、発光ダイオードLDに駆動電流を与えて、フォトトライアックS2をONとした状態で、まず、機械式接点スイッチ22に対して、磁気コイル部Lに供給している駆動電流を停止することにより、リレースイッチ部S4をOFFとする。その後、制御回路16は、発光ダイオードLDに与えている駆動電流を停止して、フォトトライアックS2をOFFとするとともに、トライアックS1をOFFとし、負荷3への電力供給を停止させる。
尚、本実施形態において、図5のリレー装置1cのように、4線式の構成となるリレー装置に基づいて説明したが、図3のリレー装置1aにおける3線式のものや図4のリレー装置1bにおける2線式のものについても、その装置内に、開閉回路12の代わりに開閉回路12aを設置することで、ハイブリッド方式のリレー装置とすることができる。又、機械式接点スイッチ22をラッチ式の構成とすることで、機械式接点スイッチ22を構成する磁気コイル部Lに対して、リレースイッチ部S4をON/OFFするタイミングのみに駆動電流を与える構成としてもよい。
<第4の実施形態>
本発明における第4の実施形態となるリレー装置について、図面を参照して説明する。図6は、本実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。尚、図6のリレー装置において、図1のリレー装置における構成と同一の部分については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のリレー装置1dは、第1の実施形態のリレー装置1(図1参照)と異なり、遠隔制御信号が信号発生源4より供給されて、制御回路16が開閉回路12のON/OFFを制御する、遠隔制御可能なリレー装置として構成される。本実施形態のリレー装置1dは、制御回路16に供給する電力が、信号発生源4から供給される遠隔制御信号から生成される構成となり、リレー装置1の構成における、電源側端子T3及び負荷側端子T4と整流回路14との代わりに、信号入力端子T5,T6及び整流回路14aが設置された構成となる。
即ち、リレー装置1dは、信号発生源4の両端に接続される信号入力端子T5,T6を備えるとともに、整流回路14aを構成するダイオードブリッジの入力側となる2接点のそれぞれが、信号入力端子T5,T6のそれぞれと接続された構成となる。そして、整流回路14aを構成する残りの2接点については、第1の実施形態のリレー装置1と同様、その一方が電源回路15の入力側に接続され、他方が設置される。又、信号入力端子T5,T6と整流回路14aとの間に接続された信号線のいずれか一方において、信号発生源4からの遠隔制御信号を抽出する信号抽出部23が設けられる。尚、このような構成において、信号入力端子T5,T6及び信号抽出部23によって、[請求の範囲]における「信号入力部」が構成される。そして、
本実施形態におけるリレー装置1dにおけるその他の構成については、第1の実施形態のリレー装置1と同様である。又、本実施形態のリレー装置1dにおいても、第1の実施形態におけるリレー装置1と同様、トライアックS1及びフォトトライアックS2として、図2のように、第1電極及び第2電極における接続面積が広い構成となるスイッチング素子を使用する。よって、以下では、制御回路14a及び信号抽出部23を中心に、その動作の詳細について説明する。
信号発生源4から送信される遠隔制御信号は、信号入力端子T5,T6を通じて整流回路14aに与えられると、整流回路14aで整流されて電源回路15に供給され、制御回路16を駆動するための直流電圧が生成される。又、信号抽出部23は、例えば、信号入力端子T5,T6と接続される信号線側に発光ダイオードが設置されたフォトカプラによって構成される場合、フォトカプラを構成するフォトトランジスタがON/OFFすることで、信号発生源4からの遠隔制御信号が抽出されて、制御回路16に与えられる。これにより、制御回路16では、信号抽出部23より与えられる遠隔制御信号に基づいて、フォトトライアックカプラ17における発光ダイオードLDのON/OFF制御を行い、開閉回路12のON/OFFを制御する。
このように構成することで、信号発生源4からの遠隔制御信号から得られる電力を利用して制御回路16の電源を確保して、遠隔制御信号に重畳されるアドレスにより自機器の開閉が指示されたか否かを制御回路16で認識できる。よって、リレー装置1dは、例えば、ビルなどの非住宅で複数の照明器具を制御するためのリレー装置として利用できる。このような非住宅用のリレー装置においては、住宅用のリレー装置に比べて、負荷3として接続される照明器具の灯数が多くなるため、突入電流に対する耐量が多く要求される。ここで、第1の実施形態と同様、図2に示す構成となるトライアックS1を搭載したリレー装置1dとすることで、より多くの突入電流に対して耐量をもつことができる。
尚、本実施形態のリレー装置を、第1の実施形態のリレー装置1と同様、フォトトライアックカプラを備えた構成としたが、第2の実施形態のリレー装置1bのように、フォトトライアックカプラの代わりに補助開閉部を備えた構成としてもよい。又、遠隔制御信号から得られる電力を利用できるものであれば、遠隔制御信号については有線及び無線のいずれの信号線によるものであってもよい。更に、第3の実施形態におけるリレー装置1cのように、開閉回路12の代わりに、機械式接点スイッチ22を備えた開閉回路12aを設けた構成とした、ハイブリッド方式としてもよい。
そして、ハイブリッド方式のリレー装置として構成する場合、開閉回路12aをONとする遠隔制御信号が入力された際に、その信号の電力を利用してトライアックS1を先に導通させた後に機械式接点スイッチ22のリレースイッチ部S4をONとすることで、遠隔制御信号がなくなっても、開閉回路12aが導通状態を維持し、負荷3に電力を供給し続けることができる。又、機械式接点スイッチ22をラッチ式のものとした場合も同様に、遠隔制御信号がなくなっても、開閉回路12aが導通状態を維持できる。そして、開閉回路12aをOFFとする遠隔制御信号が入力されたとき、トライアックS1を導通状態にして、機械式接点スイッチ22のリレースイッチ部S4をOFFとした後にトライアックS1をOFFとすればよい。
は、本発明の第1の実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。 は、リレー装置に搭載されるトライアックの内部構造を示す図である。 は、本発明の第1の実施形態のリレー装置を3線式としたときの構成を示す概略回路図である。 は、本発明の第2の実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。 は、本発明の第3の実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。 は、本発明の第4の実施形態のリレー装置の内部構成を示す概略回路図である。
符号の説明
1 リレー装置
2 交流電源
3 負荷
4 信号発生源
11 サージ吸収素子
12,12a 開閉回路
13 入力制限回路
14,14a 整流回路
15,18,19 電源回路
16 制御回路
17 フォトトライアック
20 補助開閉回路
21 充電検出回路
22 機械式接点スイッチ
23 信号抽出部
C1〜C5 コンデンサ
L 磁気コイル部
L1 インダクタ
R1〜R5 抵抗
S1 トライアック
S2 フォトトライアック
S3 サイリスタ
S4 リレースイッチ部
T1,T3 電源側端子
T2,T4 負荷側端子
T5,T6 信号入力端子

Claims (6)

  1. 交流電源の一端と接続される電源側端子と、前記交流電源より電源供給される負荷の一端と接続される負荷側端子と、前記電源側端子に接続される第1給電路と、前記負荷側端子に接続される第2給電路と、前記第1及び第2給電路のそれぞれに接続される第1及び第2電極と、該第1及び第2電極の通電を制御する制御信号が入力されるゲート電極とを有するスイッチング素子と、該スイッチング素子のゲート電極に与える前記制御信号を生成する制御部と、該制御部からの前記制御信号が流れる信号線と、を備えたリレー装置であって、
    前記スイッチング素子の第1電極と前記第1給電路との接続部分及び前記スイッチング素子の第2電極と前記第2給電路との接続部分のそれぞれの接続面積が、前記スイッチング素子のゲート電極と前記信号線との接続部分の接続面積よりも広いことを特徴とするリレー装置。
  2. 請求項1において、
    前記スイッチング素子は、一端が前記第1給電部に接続される第1端子と、一端が前記第2給電部に接続する第2端子とを有し、
    前記第1端子が、前記スイッチング素子を搭載するステムの表面上に形成されるとともに、その他端が前記スイッチング素子における前記第1電極を形成する面と面接続して、前記第1電極と接続し、
    前記第2端子が、リボン状のワイヤで形成され、その他端が第2電極と面接続することを特徴とするリレー装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記交流電源の他端と接続する端子、前記負荷の他端と接続する端子を更に備えて、4線式の構成としたことを特徴とするリレー装置。
  4. 請求項1又は請求項2において、
    前記交流電源の他端及び前記負荷の他端のそれぞれと接続する共通の端子を更に備えて、3線式の構成としたことを特徴とするリレー装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記電源側端子及び前記負荷側端子の間において、前記スイッチング素子と並列に接続された機械式接点スイッチを、更に備えて、ハイブリッド構成としたことを特徴とするリレー装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、
    外部から遠隔制御信号が入力されて前記制御部に与える信号入力部を、更に備えて、遠隔制御可能な構成としたことを特徴とするリレー装置。
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