JP2007173513A - 面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents

面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高温高湿環境下において故障の発生を抑制し寿命の長い面発光型半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】 VCSEL100は、基板102上に、n型のバッファ層104、n型の下部DBR106、活性領域108、電流狭窄層110、p型の上部DBR112、p型のGaAsコンタクト層114を含む半導体層が積層され、レーザ光を出射するポストPとパッド形成領域118とが半導体層に形成された溝116によって分離されている。そして、パッド形成領域118の外縁に、半導体槽をエッチングし基板に至る深さを有する外周溝140が形成され、外周溝140によって露出されたパッド形成領域の側面および表面(コンタクト層114)が層間絶縁膜120によって覆われている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光情報処理あるいは高速光通信の光源として利用される面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法に関する。
近年、光通信や光記録等の技術分野において、面発光型半導体レーザ(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser diode:以下VCSELと呼ぶ)への関心が高まっている。VCSELは、しきい値電流が低く消費電力が小さい、円形の光スポットが容易に得られる、ウエハ状態での評価や光源の二次元アレイ化が可能であるといった、端面発光型半導体レーザにはない優れた特長を有する。これらの特長を生かし、通信分野における光源としての需要がとりわけ期待されている。
VCSELの信頼性を向上させ、かつ動作寿命を改善させるため、VCSELを外部の水分や湿気から保護する技術が幾つか開示されている。例えば、特許文献1は、図17に示すように、基板上にメサエッチングを行い、2つのLED(43、43’)をつながったままの状態にし、エッチングにより露出されたAl含有量の多い閉じ込め層(30、34)を、600℃で5分間酸化させ、自然酸化膜パッシベーション膜(46、46A)を形成した後、面(45、45’)でシンギュレーションを行っている。
特許文献2は、VCSELの表面から酸化された領域まで延びるエッチング加工された穴を、湿気浸透防護壁により覆うことで、穴に対する湿気の侵入を阻止している。この防護壁は、好ましくは300nm以上の厚さを有する窒化珪素層を用いている。
特許文献3は、メサを形成するときに窒素と塩素系の混合ガスプラズマを用いたドライエッチングを行い、エッチングと同時に半導体表面層に窒化物を主成分とする層を形成し、窒化膜パッシベーション処理を行っている。これにより、窒化膜の下地に自然酸化膜が形成されないため、窒化膜の密着性や耐湿性を向上させることができる。
特開2000−208811号 特開2003−204117号 特開2004−22618号
図18は、従来のポスト構造を有するVCSELの断面を示す図である。n型のGaAs基板1上に、n型のAlGaAs半導体層を含む下部DBR2、活性領域3、p型の電流狭窄層(AlAs酸化層)4、p型のAlGaAs半導体層を含む上部DBR5、p型のGaAsコンタクト層6が形成されている。コンタクト層6から下部DBR2の一部にまで到達する環状のトレンチまたは溝7が形成され、円筒状のポストPが形成されている。溝7を含む基板表面には層間絶縁膜8が形成されている。ポスト頂部において層間絶縁膜8にはコンタクトホールが形成され、p側の上部電極9がコンタクトホールを介してコンタクト層6にオーミック接続されている。上部電極9には、レーザ光を出射する開口9aが形成されている。また基板裏面には、n側の下部電極10が形成されている。
このようなVCSELを、ベアチップ状態で高温高湿下(85℃、85%など)で駆動すると、室温低湿度下で駆動した場合よりも寿命が短くなる傾向がある。その一因として、p型のGaAsコンタクト層6の変成による上部電極の断線に至る故障モードがある。個々のVCSELチップまたはVCSELアレイチップを分割する場合、層間絶縁膜8は、ダイシングする領域11を露出させるようにパターニングされている。このため、半導体層の最上層であるGaAsコンタクト層6が露出されている。ダイシングの前後を問わず、層間絶縁膜8によって露出されたGaAsコンタクト層6の表面の一部は外部に晒されるため、湿気や水分を吸いやすい。特に、高温高湿下でVCSELが通電されると、GaAsコンタクト層6が変成し、層間絶縁膜8の下部が侵食され、これにより層間絶縁膜8が浮き上がり、上部電極9が断線することがある。これは、高い湿度により上部電極9から下部電極10へチップ側面(ダイシング面)を通る電流経路が形成されることが影響していると考えられる。
ベアチップ状態でVCSELを使用するためには、このような故障が起こらない構造を取る必要がある。特許文献1は、Al含有量の高い層を600℃の高温により酸化させるものであり、表面のGaAsコンタクト層6を効果的に保護するものではない。さらに、特許文献2および3のいずれもGaAsコンタクト層を外部から保護しコンタクト層の変成に防止するための構成および作用を示唆するものではない。
本発明は、上記従来の課題を解決するために成されたものであり、高温高湿環境下において故障の発生を抑制し寿命の長い面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る面発光型半導体レーザ装置は、基板上に少なくとも第1導電型の第1の半導体多層膜、活性領域、第1の半導体多層膜とともに共振器を構成する第2導電型の第2の半導体多層膜、及びコンタクト層を含む半導体層が積層され、レーザ光を出射する発光部とパッド形成領域とが前記半導体層に形成された溝によって分離されている。そして、パッド形成領域の外縁に、半導体層をエッチングし基板に至る深さを有する外周溝が形成され、外周溝によって露出されたパッド形成領域の側面およびパッド形成領域の表面が絶縁膜によって覆われている。
パッド形成領域の半導体層の表面のコンタクト層が絶縁膜で覆われるようにしたので、コンタクト層が外部の水分や湿気等に晒されることがなくなる。これにより、コンタクト層が変成したり、変成に伴い腐食するのを防止することができる。さらに、外周溝によって露出されたパッド形成領域の側面も外部の水分や湿気から保護される。
好ましくは、絶縁膜は、パッド形成領域と同時に溝および発光部を覆うように形成される。発光部の絶縁膜には、コンタクト層を露出させるためのコンタクトホールが形成される。さらに、外周溝において基板を露出させるように絶縁膜がパターンニングされる。発光部には、コンタクトホールを介してコンタクト層とオーミック接続される金属層が形成され、当該金属層にはレーザ光を出射するための開口が形成されている。絶縁膜は、例えばシリコン酸化膜やシリコンナイトライド膜などが用いられる。
外周溝は、基板を切断するときのダイシング領域を規定する。基板は、外周溝に沿ってダイサーにより切断され、個々のチップに分離される。外周溝は、基板の表面に当接する深さ、または基板の表面を一部エッチングした深さを有する。基板は、積層される半導体層と比較して非常に厚いため、半導体層を多少オーバーエッチングしても影響がない。また、基板は、基板上に積層された半導体層と比べると耐湿性を有しているため、ダイシングにより切断された基板側面を必ずしも絶縁膜により保護する必要はない。
好ましくは、第1および第2の半導体多層膜は、Alを含むIII−V族半導体層から構成され、コンタクト層は、GaAs層から構成される。さらに、発光部は、第1および第2の半導体多層膜の間に、Alを含む半導体層の一部が選択的に酸化された電流狭窄層を含む。
発光部に形成された金属層は、配線金属を介してパッド形成領域上に形成された電極パッドに接続される。金属層は、金または金とチタンの積層からなる。金属層の開口は、電流狭窄層の酸化領域によって囲まれた導電領域の開口と整合される。金属層および電流狭窄層の開口の大きさは、出射されるレーザ光のモードを決定する。
本発明に係る面発光型半導体レーザ装置の製造方法は、基板上に、少なくとも第1導電型の第1の半導体多層膜、活性領域、第1の半導体多層膜とともに共振器を構成する第2導電型の第2の半導体多層膜、及びコンタクト層を含む半導体層を積層するステップと、前記半導体層上に第1のマスクパターンを形成し、第1のマスクパターンを用いて前記半導体層をエッチングし、発光部を規定する第1の溝を形成するステップと、前記半導体層上に第2のマスクパターンを形成し、第2のマスクパターンを用いて前記半導体をエッチングし、ダイシング領域を規定する第2の溝を形成するステップと、少なくとも第1の溝および第2の溝を含む前記半導体層上に絶縁膜を形成するステップと、前記絶縁膜をパターニングし、前記発光部の前記絶縁膜にコンタクトホールを形成するステップと、前記コンタクトホールを介して前記コンタクト層に接続される上部電極パターンを形成するステップと、第2の溝に沿って前記基板を切断するステップとを有している。
好ましくは第2の溝は、コンタクト層から基板に至る深さを有している。また、絶縁膜をパターニングするとき、第2の溝内の絶縁膜の一部を除去し基板の一部を露出させるようにしてもよい。この場合、絶縁膜によって露出された基板の領域を切断する。
本発明によれば、外周溝によって露出されたパッド形成領域の側面および表面のすべての領域が絶縁膜によって覆われているため、パッド形成領域表面のコンタクト層が外部からの水分や湿気の影響を受けることがなくなる。これにより、コンタクト層が変性または腐食し、それに伴いコンタクト層上の絶縁層が剥離したり、電極配線が断線することが防止される。本発明に係る面発光型半導体レーザ装置を高温高湿の環境下で使用する場合、必ずしも樹脂やキャンで封止する必要はないため、面発光型半導体レーザ装置を小型化し、かつコストを低減することが可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、複数のVCSELが形成されたウエハの平面図を示し、図2は本発明の第1の実施例に係るVCSELの平面図、図3は図2のA−A線断面図である。ウエハWには、図1に示すように、複数のVCSEL100が形成され、各VCSEL100は、スクライブライン(またはダイシング面)Sに沿ってスクライブ装置またはダイシング装置より矩形状に切断される。
VCSEL100は、図2および図3に示すように、n型のGaAs基板102の裏面にn側電極150を含み、さらに基板102上に、n型のGaAsバッファ層104、n型のAlGaAsの半導体多層膜からなる下部DBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラッグ型反射鏡)106、活性領域108、p型のAlAsからなる電流狭窄層110、p型のAlGaAsの半導体多層膜からなる上部DBR112、p型のGaAsコンタクト層114を含む半導体層が積層されている。
基板102には、半導体層をエッチングして形成されたリング状の溝116が形成されている。溝116は、コンタクト層114から下部DBR106の一部に到達する深さを有し、溝116により、レーザ光の発光部である円筒状のポストPが規定されている。ポストPは、下部DBR106と上部DBR112により共振器構造を形成し、これらの間に、活性領域108および電流狭窄層110を介在させている。電流狭窄層110は、ポストPの側面において露出されたAlAsを選択的に酸化させた酸化領域と酸化領域によって包囲された導電性領域を含み、導電性領域内に電流および光の閉じ込めを行う。
基板上にはさらに、溝116によってポストPと隔てられたパッド形成領域118が形成されている。パッド形成領域118は、ポストPと同一の半導体層を含むものであり、パッド形成領域118の外縁には、ダイシング領域に対応する外周溝140が形成されている。外周溝140は、コンタクト層114から基板102の表面または基板102の一部にまで到達する深さを有している。外周溝140は、一定の幅を有し、この幅はダイシング装置のカーフ幅よりも大きく、基板102はダイシングSで切断される。
溝116および外周溝140を覆う基板全面に層間絶縁膜120が形成されている。すなわち、層間絶縁膜120は、ポストPの表面、溝116により露出されたポストPの側面、溝116、溝116によって露出されたパッド形成領域118の側面、パッド形成領域118の表面、さらに外周溝140によって露出されたパッド形成領域118の側面を覆っている。層間絶縁膜120は、所定のマスクを用いてパターニングされ、ポストP頂部の層間絶縁膜120にはリング状のコンタクトホールが形成され、コンタクト層114を露出させている。さらに、層間絶縁膜120は、外周溝140の底部において基板102を露出するようにパターニングされている。基板の露出された領域は、ダイシングされる領域102aとなる。
ポストPの頂部には、層間絶縁膜120を介してp側の上部電極130が形成され、上部電極130は、コンタクトホールを介してコンタクト層114にオーミック接続されている。上部電極130の中央には、レーザ光の出射領域を規定する円形状の開口132が形成されている。開口132は、レーザ光の出射窓を規定し、出射窓は層間絶縁膜120によって塞がれ、GaAsコンタクト層114が外部に露出されないように保護されている。また、パッド形成領域118には、層間絶縁膜120を介して円形状の電極パッド134が形成されている。電極パッド134は、溝116を延在する電極配線136を介してp側の上部電極130に接続されている。
VCSEL100を駆動する場合、p側の上部電極130およびn側の下部電極150に順方向バイアス電圧が印加され、活性領域108で発生されたレーザ光が開口132から基板102とほぼ垂直方向に出射される。
本実施例のVCSEL100では、外周溝140によって露出されたパッド形成領域118の側面およびその表面を層間絶縁膜120により覆い、エピタキシャル成長されたGaAsおよびAlGaAsを露出させないことにより、高信頼性の動作を実現することができる。特に、高温高湿の環境下で駆動する場合、コンタクト層114が外部の水分や湿気から遮蔽され、かつパッド形成領域118の側面に電流通路が形成されないため、コンタクト層114が湿気や水分により変成し、または腐食することが防止され、層間絶縁膜120の密着性の低下や、層間絶縁膜120の剥離が防止され、また電極配線136が断線することが防止される。なお、基板102は、ダイシング面Sにより露出されるが、基板102は、エピタキシャル成長された半導体層と比較して耐湿性が高いため、必ずしも保護膜により覆う必要はない。但し、本発明は、ダイシング面Sを保護膜により覆うことを妨げるものではない。
次に、本発明の第2の実施例について図4を参照して説明する。第2の実施例に係るVCSELは、1×4のマルチスポットタイプのVCSELアレイである。VCSEL100aは、同図に示すように、基板102上は、4つのポストPを直線状に配置している。各ポストPは、溝116によって取り囲まれている。溝116より隔てられたパッド形成領域118には、ポストPの上部電極130に接続された配線電極136と電極パッド134が形成されている。パッド形成領域118の外縁には、4つのポストP、配線電極136、および電極パッド134を取り囲むように矩形状の外周溝140が形成されている。第2の実施例においても、外周溝140によって露出されたパッド形成領域118の側面および表面を層間絶縁膜120で覆うことで、コンタクト層114の露出を完全に防ぎ、かつチップ側面の電流経路の生成を防いでいる。なお、アレイ上に形成されるポストの数は、4つに限るものではなく、さらにはポストが2次状に配列されたアレイであってもよい。
次に、第1の実施例に係るVCSELの製造方法について図5ないし図7を参照して説明する。先ず、図5(a)に示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法により、n型がGaAs基板102上に、キャリア濃度1×1018cm-3、膜厚0.2μm程度のn型GaAsバッファ層104を積層し、その上に、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に40.5周期積層したキャリア濃度1×1018cm-3で総膜厚が約4μmとなる下部n型DBR106、アンドープ下部Al0.5Ga0.5Asスぺーサー層とアンドープ量子井戸活性層(膜厚90nm、Al0.11Ga0.89As量子井戸層3層と膜厚50nm、Al0.3Ga0.7As障壁層4層とで構成されている)とアンドープ上部Al0.5Ga0.5Asスぺーサー層とで構成された膜厚が媒質内波長となる活性領域108、p型のAlAs層110、その上にAl0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asとをそれぞれの膜厚が媒質内波長の1/4となるように交互に30周期積層したキャリア濃度1×1018cm-3、総膜厚が約2μmとなる上部p型DBR112、キャリア濃度1×1019cm-3となる膜厚10nm程のp型のGaAsコンタクト層114を順次積層する。原料ガスとしては、トリメチルガリウム、トリメチルアルミニウム、アルシン、ドーパント材料としてはp型用にシクロペンタジニウムマグネシウム、n型用にシランを用い、成長時の基板温度は750℃とし、真空を破ることなく、原料ガスを順次変化し、連続して成膜を行った。また、詳しくは述べないが、DBRの電気的抵抗を下げるために、Al0.9Ga0.1AsとAl0.3Ga0.7Asの界面にAl組成を90%から30%に段階的に変化させた膜厚が9nm程度の領域を設けることも可能である。
次に、図5(b)に示すように、フォトリソ工程により結晶成長層上にレジストマスクRを形成し、塩素あるいは塩素および三塩化ホウ素をエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチングにより下部DBR106の途中までエッチングし、図5(c)に示すように、環状の溝116を形成する。これにより、10〜30μm程度の径の円柱もしくは角柱の半導体柱(ポスト)Pと、その周囲にパッド形成領域118を形成する。
レジストRを除去した後、図6(d)に示すように、フォトリソ工程によりレジストマスクR1を形成し、塩素あるいは塩素および三塩化ホウ素をエッチングガスとして用いた反応性イオンエッチング、あるいは硫酸および過酸化水素水をエッチャントとして、パッド形成領域118の外縁に外周溝140を形成する。外周溝140は、基板102にまで達し、基板102の一部がダイシング領域102aとして露出される。
次に、図6(e)に示すように、レジストマスクR1を除去した後、例えば340℃の水蒸気雰囲気に基板を一定時間晒し、酸化処理を行う。電流狭窄層110を構成するAlAs層は、同じくその一部を構成するAl0.9Ga0.1As層やAl0.3Ga0.7As層と比べ著しく酸化速度が速いため、ポストPの側面からポスト形状を反映した酸化領域110aが形成され、酸化されずに残った非酸化領域が電流注入領域あるいは導電領域となる。
次に、図6(f)に示すように、プラズマCVD装置を用いて、溝116および外周溝140を含む基板全面にSiNからなる層間絶縁膜120を蒸着する。その後、図7(g)に示すように、通常のフォトリソ工程と六フッ化硫黄をエッチングガスを用いて層間絶縁膜をエッチングし、ポストPの頂部の層間絶縁膜120にリング状のコンタクトホール120aを形成し、コンタクト層114を露出させ、同時に、外周溝140内において基板102を覆う層間絶縁膜120を除去し、ダイシング領域102aを露出させる。
次に、フォトリソ工程を用いてポストPの頂部およびパッド形成領域118にレジストパターンを形成し、その上方からEB蒸着機を用いて、p側電極材料としてAuを基板全面に100〜1000nm、望ましくは600nm蒸着する。次に、レジストパターンを剥離し、この時、レジストパターン上のAuが取り除かれ、上部電極130、電極パッド134および配線電極136が完成する。上部電極130の中央には、電流狭窄層110の開口と整合する開口132が形成される。p側電極のない部分、すなわちポスト中央部からレーザ光が出射されるが、この出射口径は3〜20μmぐらいが好ましい。基板裏面には、n側電極としてAu/Geが蒸着される。
その後、アニール温度250℃〜500℃、望ましくは300℃〜400℃で10分間アニールを行う。尚、アニール時間は10分に限定されるわけではなく、0〜30分の間であればよい。また、蒸着方法としてEB蒸着機に限定されるものではなく、抵抗加熱法、スパッタリング法、マグネトロンスパッタリング法、CVD法を用いてもよい。また、アニール方法として通常の電気炉を用いた熱アニールに限定されるものではなく、赤外線によるフラッシュアニールやレーザアニール、高周波加熱、電子ビームによるアニール、ランプ加熱によるアニールにより、同等の効果を得ることも可能である。
最後に、基板のダイシング面Sすなわち露出領域102aに沿って基板が切断され、個々のVCSELチップ100を得ることができる。
なお、上記製造方法は、好ましい一例であって、必ずしもこれに限定されるものではない。電流狭窄層の酸化工程は、外周溝140の形成後に行うようにしたが、これに限らず、溝116の形成後であって外周溝140の形成前に行うようにしてもよい。
図8は、VCSELアレイのチップが実装された半導体レーザ装置のパッケージ(モジュール)例を示す概略断面を示す図である。パッケージ300では、金属ステム330上のサブマウント320上に、VCSELアレイが形成されたチップ310が固定されている。導電性のリード340、342は、ステム330の貫通孔(図示省略)内に挿入され、一方のリード340は、チップ310の裏面に形成されたn側の下部電極150に電気的に接続され、他方のリード342は、チップ310の上面に形成された電極パッド134にボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。
キャップ350の出射窓352内にボールレンズ360が固定されている。ボールレンズ360の光軸は、上部電極130の開口132のほぼ中心と一致するように位置決めされる。また、チップ310とボールレンズ360との距離は、チップ310からのレーザ光の放射角度θ内にボールレンズ360が含まれるように調整される。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、チップ310からレーザ光が出射され、ボールレンズ360を介して外部へ出力される。なお、キャップ内に、VCSELの発光状態をモニターするための受光素子を含ませるようにしてもよい。
図9は、さらに他のパッケージの構成を示す図であり、好ましくは、後述する空間伝送システムに使用される。同図に示すパッケージ302は、ボールレンズ360を用いる代わりに、キャップ350の中央の出射窓352内に平板ガラス362を固定している。平板ガラス362の中心は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。チップ310と平板ガラス362との距離は、平板ガラス362の開口径がチップ310からのレーザ光の放射角度θ以上になるように調整されている。
図10は、図8に示すパッケージまたはモジュールを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム330に固定された円筒状の筐体410と、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420と、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430と、フェルール430によって保持される光ファイバ440とを含んで構成される。
ステム330の円周方向に形成されたフランジ332には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ360の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
チップ310の表面から出射されたレーザ光は、ボールレンズ360によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。上記例ではボールレンズ360を用いているが、これ以外にも両凸レンズや平凸レンズ等の他のレンズを用いることができる。さらに、光送信装置400は、リード340、342に電気信号を印加するための駆動回路を含むものであってもよい。さらに、光送信装置400は、光ファイバ440を介して光信号を受信するための受信機能を含むものであってもよい。
図11は、図9に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。空間伝送システム500は、パッケージ300と、集光レンズ510と、拡散板520と、反射ミラー530とを含んでいる。空間伝送システム500では、パッケージ300に用いられたボールレンズ360を用いる代わりに、集光レンズ510を用いている。集光レンズ510によって集光された光は、反射ミラー530の開口532を介して拡散板520で反射され、その反射光が反射ミラー530へ向けて反射される。反射ミラー530は、その反射光を所定の方向へ向けて反射させ、光伝送を行う。空間伝送の光源の場合には、マルチスポット型のVCSELを用い、高出力を得るようにしてもよい。
図12は、VCSELを光源に利用した光伝送システムの一構成例を示す図である。光伝送システム600は、VCSELが形成されたチップ310を含む光源610と、光源610から放出されたレーザ光の集光などを行う光学系620と、光学系620から出力されたレーザ光を受光する受光部630と、光源610の駆動を制御する制御部640とを有する。制御部640は、VCSELを駆動するための駆動パルス信号を光源610に供給する。光源610から放出された光は、光学系620を介し、光ファイバや空間伝送用の反射ミラーなどにより受光部630へ伝送される。受光部630は、受光した光をフォトディテクターなどによって検出する。受光部630は、制御信号650により制御部640の動作(例えば光伝送の開始タイミング)を制御することができる。
次に、光伝送システムに利用される光伝送装置の構成について説明する。図13は、光伝送装置の外観構成を示し、図14はその内部構成を模式的に示している。光伝送装置700は、ケース710、光信号送信/受信コネクタ接合部720、発光/受光素子730、電気信号ケーブル接合部740、電源入力部750、動作中を示すLED760、異常発生を示すLED770、DVIコネクタ780、送信回路基板/受信回路基板790を有している。
光伝送装置700を用いた映像伝送システムを図15および図16に示す。これらの図において、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810で発生された映像信号を、液晶ディスプレイなどの画像表示装置820に伝送するため、図15に示す光伝送装置を利用している。すなわち、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810、画像表示装置820、DVI用電気ケーブル830、送信モジュール840、受信モジュール850、映像信号伝送光信号用コネクタ860、光ファイバ870、制御信号用ケーブルコネクタ880、電源アダプタ890、DVI用電気ケーブル900を含んでいる。
上記映像伝送システムでは、映像信号発生装置810と送信モジュール840、および受信モジュール850と画像表示装置820の間を電気ケーブル830、900による電気信号の伝送としたが、これらの間の伝送を光信号により行うことも可能である。例えば、電気−光変換回路および光−電気変換回路をコネクタに含む信号送信用ケーブルを電気ケーブル830、900の代わりに用いるようにしてもよい。
本発明に係る面発光型半導体レーザ装置は、光情報処理や光高速データ通信の分野で利用することができる。
VCSELが形成されたウエハを示す図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの平面図である。 図2のA−A線線断面図である。 本発明の第2の実施例に係るVCSELを示す図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 VCSELが形成された半導体チップを実装したパッケージの構成を示す概略断面図である。 他のパッケージの構成を示す概略断面図である。 図8に示すパッケージを用いた光送信装置の構成を示す概略断面図である。 図9に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。 光伝送システムの構成を示すブロック図である。 光伝送装置の外観構成を示す図である。 光伝送装置の内部構成を示し、図14Aは上面を切り取ったときの内部構造を示し、図14Bは側面を切り取ったときの内部構造を示している。 図13の光伝送装置を利用した映像伝送システムを示す図である。 図15の映像伝送システムを裏側から示した図である。 従来のVCSELを示す断面図である。 従来のVCSELを示す断面図である。
符号の説明
100:VCSEL 102:基板
104:バッファ層 106:下部DBR
108:活性領域 110:電流狭窄層
112:上部DBR 114:コンタクト層
116:溝 118:パッド形成流域
120:層間絶縁膜 130:p側上部電極
132:開口 134:電極パッド
136:配線電極 140:外周溝
150:n側下部電極 P:ポスト
S:ダイシング面

Claims (18)

  1. 基板上に、少なくとも第1導電型の第1の半導体多層膜、活性領域、第1の半導体多層膜とともに共振器を構成する第2導電型の第2の半導体多層膜、及びコンタクト層を含む半導体層が積層され、レーザ光を出射する発光部とパッド形成領域とが前記半導体層に形成された溝によって分離された面発光型半導体レーザ装置であって、
    前記パッド形成領域の外縁に、前記半導体層をエッチングし基板に至る深さを有する外周溝が形成され、前記外周溝によって露出されたパッド形成領域の側面およびパッド形成領域の表面が絶縁膜によって覆われている、面発光型半導体レーザ装置。
  2. 前記外周溝は、基板を切断するときのダイシング領域である、請求項1に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  3. 前記絶縁膜は、前記外周溝において基板を露出させるようにパターニングされている、請求項1に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  4. 前記絶縁膜は、前記パッド形成領域と同時に、前記発光部および前記溝を覆い、前記発光部の絶縁膜にはコンタクトホールが形成されている、請求項1ないし3いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  5. 前記発光部には、レーザ光を出射する開口が形成された金属層が形成され、前記金属層は、前記コンタクトホールを介してコンタクト層に接続されている、請求項4に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  6. 前記第1および第2の半導体多層膜は、Alを含むIII−V族半導体層から構成され、前記コンタクト層はGaAs層から構成される、請求項1ないし5いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  7. 前記発光部は、Alを含む半導体層の一部が選択的に酸化された電流狭窄層を含む、請求項6に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  8. 前記パッド形成領域には、前記絶縁膜を介して電極パッドが形成され、電極パッドは、金属配線により発光部の金属層に接続されている、請求項1ないし7いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  9. 請求項1ないし8いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置と光学部材を実装したモジュール。
  10. 請求項9に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を光媒体を介して送信する送信手段とを備えた、光送信装置。
  11. 請求項9に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送装置。
  12. 請求項9に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信システム。
  13. 請求項9に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送システム。
  14. 基板上に、少なくとも第1導電型の第1の半導体多層膜、活性領域、第1の半導体多層膜とともに共振器を構成する第2導電型の第2の半導体多層膜、及びコンタクト層を含む半導体層を積層するステップと、
    前記半導体層上に第1のマスクパターンを形成し、第1のマスクパターンを用いて前記半導体層をエッチングし、発光部を規定する第1の溝を形成するステップと、
    前記半導体層上に第2のマスクパターンを形成し、第2のマスクパターンを用いて前記半導体をエッチングし、ダイシング領域を規定する第2の溝を形成するステップと、
    少なくとも第1の溝および第2の溝を含む前記半導体層上に絶縁膜を形成するステップと、
    前記絶縁膜をパターニングし、前記発光部の前記絶縁膜にコンタクトホールを形成するステップと、
    前記コンタクトホールを介して前記コンタクト層に接続される上部電極パターンを形成するステップと、
    第2の溝に沿って前記基板を切断するステップと、
    を有する面発光型半導体レーザ装置の製造方法。
  15. 前記第2の溝は、コンタクト層から基板に至る深さを有する、請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記絶縁膜をパターニングするとき、第2の溝内の絶縁膜の一部を除去し基板の一部を露出させる、請求項14に記載の製造方法。
  17. 前記切断するステップは、前記絶縁膜によって露出された基板領域を切断する、請求項14に記載の製造方法。
  18. 前記半導体層は、第1および第2の半導体多層膜の間に電流狭窄層を含み、前記製造方法は、第1の溝を形成後に電流狭窄層を酸化するステップを含む、請求項14に記載の製造方法。
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