JP4892941B2 - 面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents

面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光情報処理あるいは高速光通信の光源として利用される面発光半導体レーザ装置およびその製造方法に関する。
近年、光通信や光記録等の技術分野において、面発光型半導体レーザ(Vertical-Cavity Surface-Emitting Laser diode:以下、VCSELと呼ぶ)への関心が高まっている。
VCSELは、しきい値電流が低く消費電力が小さい、円形の光スポットが容易に得られる、ウエハ状態での評価や光源の二次元アレイ化が可能であるといった、端面発光型半導体レーザにはない優れた特長を有する。これらの特長を生かし、通信分野における光源としての需要がとりわけ期待されている。
特許文献1は、VCSELのメサ構造がコンタクト層、上部多層膜反射鏡、電流狭窄部及び金属コンタクト層を含み、メサ構造が金属コンタクト層に整合された側面を有している。これにより、基本横モード発振でありながら光出力を改善している。特許文献2のVCSELは、コンタクト電極のレーザ光出射用開口部が保護膜で覆い、コンタクト電極形成後の製造上の損傷から保護している。特許文献3の面発体レーザは、断線防止、素子抵抗を低減する目的でリング状電極を用いた構成を開示している。
特許文献4は、共振器型発光ダイオードにおいて、耐湿性の保護膜を形成しつつ発光特性を劣化させないこと、及び発光強度を落すことなく発光ピークの半値幅を大幅に減少させるため、半導体材料からなる分布反射型ミラーを発光層の両側に有する共振器型発光ダイオードにおいて、絶縁材料から成る保護膜を、発っせられた光のその内部での波長の1/2の整数倍の膜厚としている。保護膜は、SiNx、またはSiOxとSiNxを積層膜である。これにより、耐湿性の保護膜を形成しつつ、発光強度や発光スペクトルの半値幅を劣化させないようにしている。
特許文献5は、VCSEL構造を部分的に貫通する酸化空洞を形成し、VCSEL構造内の層を酸化し、酸化空洞の表面上に第1のパッシベーション層を形成し、第1のパッシベーション層の上に第2のパッシベーション層を形成する。第1のパッシベーション層は窒化珪素(SiN)で、第2のパッシベーション層はシリコンオキシナイトライド(SiON)で形成される。いずれか一方のパッシベーション層に存在しうるピンホールは、他方のパッシベーション層で覆われ、水分の入る経路を遮断している。
特開2004−23087号 特開2002−9393号 特開2004−288971号 特開2004−281929号 特開2004−241777号
図17は、従来のポスト構造を有するVCSELの断面を示す図である。n型のGaAs基板10上に、n型のAlGaAs半導体層を含む下部DBR12、活性領域14、電流狭窄層(AlAs酸化層)16、p型のAlGaAs半導体層を含む上部DBR18、p型のGaAsコンタクト層20、およびコンタクトメタル22が形成されている。コンタクトメタル22の中央には、レーザ光を出射するための開口24が形成され、コンタクト層20とオーミック接続されている。ポストの周囲および頂部の一部が保護膜26によって覆われ、さらにコンタクトメタル22には、p側の上部電極28が接続されている。基板10の裏面には、n側の裏面電極28が形成されている。
図18は、従来の他のポスト構造を有するVCSELの断面を示す図である。同一構成については、同一参照番号を付してある。このVCSELは、コンタクトメタル22を保護するための保護膜30がポスト頂部に形成されたものである。
上記したようなVCSELを、高温多湿(85℃、85%)の環境下で通電すると、その簡に突然レーザ光量が劣化するという課題があった。これは、ポスト内にコンタクトメタルを使用するときに生じ得る。図17に示すVCSELの場合、コンタクトメタル22の露出された部分や、コンタクトメタル22とコンタクト層との接触界面から水が進入しやすくなる。特に、コンタクトメタル22は、例えば、金(Au)またはチタン(Ti)と金を積層した薄膜であるため、ポーラス状である。このため、コンタクトメタル22が露出していると、コンタクトメタル自身を介して外部からの水や水分を内部に引き込んでしまうことがある。水分が進入した状態で、コンタクトメタル22から電流が注入されると、コンタクトメタル22と半導体層を構成するガリウムGaの電気化学反応によりコンタクトメタル22が腐食し、最終的にはコンタクトメタル22から電流を注入することができなくなり、レーザ発光光量が低下してしまう。
また、図18に示すVCSELの場合、コンタクトメタル22と保護膜30の隙間から水が進入してしまう。この場合、水の進入により保護膜30が剥離され、または剥離が促進され、これによりレーザ光が出射されるポスト頂部における反射率が変化し、レーザ光の光量が低下してしまう。
図19は、図18に示す構造のVCSELを85℃、85%の環境で通電試験したときの時間と光出力mWの関係を示している。サンプル数は16であり、VCSELに10mAの電流を印加した。サンプルの内、1つは約200時間の通電で発光光量が完全にゼロになっている。これは、コンタクトメタルの腐食により電流が注入されなくなったものと推測される。さらにもう1つのサンプルは、約200時間の通電により発光出力が約半分にまで低下している。これは、保護膜の剥離が影響していると推測される。
上記した特許文献のいずれにも、ポスト内にコンタクトメタルを用いたときの外部からの水分を効果的に抑制し、または防止するための最適な構成は示唆されていない。そこで、本発明は、このよう従来の課題を解決するものであり、コンタクトメタルを保護することにより外部からの水の進入を効果的に防ぎ、高温多湿環境下でも光量低下の少ない面発光型半導体レーザを提供することを目的とする。
本発明に係る垂直共振構造を有する面発光型半導体レーザ装置は、基板上に形成された第1および第2の半導体多層反射膜と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された活性層と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された電流狭窄層と、第2の半導体多層反射膜上に形成され、第2の半導体多層反射膜と電気的に接続され、活性層で発生されたレーザ光を出射する開口が形成された第1の金属層と、第1の金属層の開口を覆う第1の保護膜と、少なくとも第1の金属層の外縁を覆う第2の保護膜と、第1および第2の保護膜によって露出された第1の金属層の露出領域を覆う第2の金属層とを有する。
第1の金属層(実施例のコンタクトメタルに対応)は、第1の保護膜、第2の保護膜および第2の金属層によって覆われるようにしたので、第1の金属層の露出部分がなくなり、第1の金属層またはその界面から水が進入するのが防止される。
好ましくは、基板上にポストまたはメサが形成され、ポストは、少なくとも第1の金属層、第2の半導体多層反射膜および電流狭窄層を含み、第2の保護膜は、ポスト側部およびポスト頂部の一部を覆う。ポストは、例えば、円柱状、または角柱状である。好ましくは、第1の半導体多層反射膜は、第1導電型のAlGaAs半導体層であり、第2の半導体多層反射膜は、第2導電型のAlGaAs半導体層であり、これらは反射鏡として機能する。第2の半導体多層反射膜の上層は、第2導電型のGaAsコンタクト層が形成され、コンタクト層は第1の電極層とオーミック接続される。電流狭窄層は、AlAs層を含み、ポスト側面から周囲を選択的に酸化した高抵抗領域と高抵抗領域によって囲まれる導電領域を含む。好ましくは、第1の金属層の開口の径は、電流狭窄層の高抵抗領域によって囲まれた導電領域の径よりも小さい。導電領域は、ポスト外形を反映した形状であり、ポストが円柱状であれば、導電領域の平面状態の形状は円形である。そして、第1の金属層の開口も円形である。
第1の保護膜は、ポスト形成前に第2の半導体多層膜上に形成された絶縁膜であり、好ましくは、SiONから構成される、第1の保護膜は、レーザ光が出射される第2の半導体多層膜の表面を、プロセス上の種々の工程の汚染から保護する役割を担っている。例えば、ポスト形成用のレジストパターンを現像するときの現像液から第2の半導体多層膜またはコンタクト層の表面を保護する。
第1の金属層は、例えば、金または金とチタンの積層金属により構成される。第2の金属層は、好ましくは、第1の金属層と同一金属で構成され、第2の半導体多層反射膜へ電流を注入するための電極として機能する。
さらに本発明に係る垂直共振構造を有する面発光型半導体レーザ装置は、基板上に形成された第1および第2の半導体多層反射膜と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された活性層と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された電流狭窄層と、第2の半導体多層反射膜上に形成され、第2の半導体多層反射膜と電気的に接続され、活性層で発生されたレーザ光を出射する開口が形成された第1の金属層と、第1の金属層の開口を覆う第1の保護膜と、少なくとも第1の金属層の外縁を覆う第2の保護膜と、第1および第2の保護膜によって露出された第1の金属層の露出領域に接続される第2の金属層と、第1の保護膜と第2の金属層と露出された第1の金属層の露出領域を覆う第3の保護膜とを有する。
第1の保護膜と第2の保護膜によって露出された第1の金属層の露出領域またはコンタクトホールは、無機膜によって覆われるようにしたので、第1の金属層の露出する領域がなくなり、外部からの水の進入を抑制することができる。
第3の保護膜は、好ましくはシリコン酸化物、シリコン酸窒化物、シリコン窒化物、またはインジウム系酸化物のいずれかから選択される。例えば、SiO、SiOxN、SiNx、InxSnyOzである。第3の保護膜は、少なくとも0.4μmの厚さを有することが望ましい。
さらに本発明に係る垂直共振構造を有する面発光型半導体レーザ装置は、基板上に形成された第1および第2の半導体多層反射膜と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された活性層と、第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された電流狭窄層と、第2の半導体多層反射膜上に形成され、第2の半導体多層反射膜と電気的に接続され、第1の開口が形成された第1の金属層と、第1の開口と整合し第1の開口よりも大きな第2の開口を有し、第1の金属層に接続された第2の金属層と、第2の金属層の第2の開口によって露出された第1の金属層の露出領域を覆い、第1の開口と整合し第1の開口よりも小さな第3の開口を有する無機膜とを有する。
第1の金属層は、第2の金属層および無機膜によって覆われ、外部に露出されないようにする。好ましくは、無機膜は、第2の金属層と同一材料であり、少なくとも0.8μmの厚さを有することが望ましい。あるいは、無機膜は、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、シリコン窒化物、またはインジウム系酸化物のいずれかから選択され、少なくとも0.4μmの厚さを有することが望ましい。
本発明によれば、半導体多層反射膜と電気的に接続され、かつレーザ光を出射する第1の開口が形成された第1の金属層が露出されないように完全に覆うことで、第1の金属層またはその界面からの水の進入を防ぎ、第1の金属層の腐食または第1の保護膜の剥離等に伴うレーザ光の光量低下を抑制することができる。特に、高温多湿環境下で駆動されるとき、信頼性の高い安定した動作を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明の第1の実施例に係るVCSELの構成を示す断面図であり、図1(b)はその平面図である。VCSEL100は、n型のGaAs基板102、基板102の裏面に形成されたn側電極104、基板102上に形成されたn型のAlGaAsを含む下部半導体多層膜106、活性層108、活性層108上に形成されたp型のAlGaAsを含む上部半導体多層膜110、上部半導体多層膜110上に形成された金(Au)からなる環状(リング状)のコンタクトメタル112を有している。
基板102上には、円筒状のポストPが形成されている。ポストPは、コンタクトメタル112から下部半導体多層膜106に到達している。下部半導体多層膜106および上部半導体多層膜110は、DBR(Distributed Bragg Reflector:分布ブラッグ型反射鏡)として機能する。上部半導体多層膜110の下層には、p型のAlAs層(電流狭窄層)124が形成され、その上層にはp型のGaAsコンタクト層126が形成されている。AlAs層124は、ポストPの側壁から酸化された高抵抗領域により囲まれた導電領域124aを含み、導電領域124aは、ポストPの外形を反映するように平面から見た形状が円形状である。コンタクト層126は、高濃度の不純物がドーピングされ、コンタクトメタル112とオーミック接続されている。
コンタクトメタル112の中央には、円形状の開口112aが形成されている。開口112aは、電流狭窄層124の導電領域と整合され、かつ開口112aのその径は、導電領域の径よりも小さく、開口112aは、活性層108で発生されたレーザ光を出射するための出射口として機能する。コンタクトメタル112の開口112aを覆うように円形状にパターニングされた保護膜114が形成されている。保護膜114は、例えばSiONからなる。保護膜114は、開口112aを覆うことで、コンタクト層126が外部から汚染されるのを防止する。
ポストPの底部、側部および頂部の一部は、SiON等の層間絶縁膜116によって覆われている。層間絶縁膜116は、ポスト頂部においてコンタクトメタル112の外縁を覆い、保護膜114との間にコンタクトメタル112の表面の一部を露出させる環状のコンタクトホール118を形成している。
ポスト頂部において、p側電極120がコンタクトホール118を介してコンタクトメタル112に接続されている。このp側電極120は、配線電極122を介して図示しない電極パッドに接続されている。p側電極120の中央には、開口120aと整合し、開口120aの径よりも大きい径をもつ円形状の開口120aが形成されている。好ましくは、p側電極120は、コンタクトメタル112と同一の材料から構成され、例えば、金または金とチタンの積層から構成される。さらに、一定の膜厚にすることでポーラス状の金属を水分が透過するのを防止する。そのため、p側電極120の膜厚は、少なくとも0.8μm以上であることが好ましい。
n側電極104とp側電極120間に駆動電流を印加すると、活性層108で発生されたレーザ光は、コンタクトメタル112の開口112aから基板とほぼ垂直方向に出射される。本実施例のVCSEL100では、従来の図18に示すVCSELのp側電極120の形状を変更し、p側電極120がコンタクトメタル112のコンタクトホール118を完全に埋め込んでいる。このため、コンタクトホール118に隙間が生成されず、コンタクトメタル112が外部に露出されない構成となっている。これにより、外部からの水分がコンタクトホール118またはその界面に進入することを防止している。
次に、本発明の第2の実施例について図2を参照して説明する。第1の実施例と同一構成については同一参照番号を付してある。同図に示すように、VCSEL200は、第1の実施例と同様に、保護膜114と層間絶縁膜116によってコンタクトホール118が形成され、コンタクトホール118によってコンタクトメタル112の表面の一部が露出されている。p側電極120は、コンタクトホール118の一部を部分的に充填するようにしてコンタクトメタル112に接続されている。この状態では、コンタクトメタル112が依然として露出されているが、本実施例では、非導電性材料からなる無機膜210を形成することで、コンタクトホール118を完全に埋め込んでいる。p側電極120および保護膜114上に形成された無機膜210は、所定形状にパターニングされ、その中央には、円形状の開口210aが形成される。開口210aは、開口112aと整合され、かつ、開口112aの径よりも大きい。このような構成により、コンタクトメタル112が外部に露出されない構成を得ている。
無機膜230は、好ましくは、シリコン系またはインジウム系材料を含んだ材料で、例えば、SiO、SiON、SiN、またはInSnから構成される。無機膜230の膜厚は、0.4μm以上が望ましい。
次に、本発明の第3実施例について図3を参照して説明する。第3実施例に係るVCSEL220は、第1および第2の実施例と異なり、コンタクトメタル112の開口112aを覆う保護膜114を用いる代わりに、無機膜230によりコンタクトメタル112の露出部分を覆うようにしている。ポストPの頂部において、層間絶縁膜116に形成されたコンタクトホールを介して環状にパターニングされたp側電極120がコンタクトメタル112に接続されている。p側電極によって露出されたコンタクトメタル112は、さらに環状にパターニングされた無機膜230によって覆われる。無機膜230の開口230aは、レーザ光を出射する出射口として機能する。開口230aの径は、コンタクトメタル112の開口112aよりも小さく、電流狭窄層124の導電領域124aの径とほぼ等しい。
無機膜230は、p側電極120と同一材料、例えばAu等により形成することができる。厚さは、0.8μm以上が望ましい。あるいは、無機膜230は、Si系、In系材料を含んだ材料、例えば、SiO、SiOxN、SiNx、InxSnyOzから形成するようにしてもよい。この場合、厚さは、0.4μm以上が望ましい。
以上の構成により、コンタクトメタル122が層間絶縁膜116、p側電極120および無機膜230によって覆われているため、外部からの水がコンタクトメタルへ進入することが防止される。
図4は、第1の実施例のVCSELを高温多湿試験したときの結果を示すグラフである。p側電極120をAuから構成し、その厚さを1μmとした。このVCSELを、85℃、85%RH環境で500時間の通電を行った。試験個数16個のうち、1つも光出力が低下するものがみられず、信頼性が改善されたことが確認された。
次に、第1の実施例に係るVCSELの製造方法について図5ないし図7を参照して説明する。図5(a)に示すように、有機金属気相成長(MOCVD)法によりn型のGaAs基板102の(100)面上にn型のAl0.8Ga0.2As層とn型のAl0.1Ga0.9As層との複数層積層体よりなる下部半導体多層膜106と、アンドープのAl0.4Ga0.6As層よりなるスペーサ層、アンドープのAl0.2Ga0.8As層よりなる障壁層、及びアンドープのGaAs層よりなる量子井戸層との積層体よりなる活性層108と、p型のAlAs層124と、p型のAl0.8Ga0.2As層とp型のAl0.1Ga0.9As層との複数層積層体よりなる上部半導体多層膜110と、p型のGaAs層よりなるコンタクト層126とを順次積層する。
下部半導体多層膜106は、n型のAl0.8Ga0.2As層とn型のAl0.1Ga0.9As層との複数層積層体よりなるが、各層の厚さはλ/4nr(但し、λは発振波長、nrは媒質中の光学屈折率)に相当し、混晶比の異なる層を交互に、例えば、36.5周期積層してある。n型不純物としてシリコンをドーピングした後のキャリア濃度は、例えば、3×1018cm-3である。活性層108は、アンドープのGaAs層よりなる厚さ8nmの量子井戸活性層とアンドープのAl0.2Ga0.8As層よりなる厚さ5nmの障壁層とを交互に積層した(但し、外層は障壁層)積層体が、アンドープのAl0.4Ga0.6As層よりなるスペーサ層の中央部に配置され、量子井戸活性層と障壁層とを含むスペーサ層の膜厚がλ/4nrの整数倍となるよう設計されている。このような構成の活性層108からは波長850nmの放射光が得られる。
上部半導体多層膜110は、p型のAl0.8Ga0.2As層とp型のAl0.1Ga0.9As層との複数半導体層からなる積層である。各層の厚さはλ/4nrであり、混晶比の異なる層を交互に、例えば22周期で積層してある。この周期数は下層に設けたAlAs層124、および上層に設けたコンタクト層126を加えた数である。p型不純物として炭素をドーピングした後のキャリア濃度は、例えば3×1018cm-3である。
次に、上部半導体多層膜110の表面に、パターにニングされたレジスト膜を形成し、リフトオフ工程により、図5(b)に示すように、AuまたはAu/Tiの環状のコンタクトメタル112を形成する。中央には開口112aが形成されている。
次に、基板全面にSiONを形成し、フォトリソ工程を用いて、図5(c)に示すように、コンタクトメタル112の開口112aを覆う保護膜114を形成する。保護膜114は、以後の工程において出射口を保護する。
次に、ポストを形成するためのマスクを形成し、当該マスクに用いて積層された半導体層を異方性エッチングし、図6(d)に示すように、基板上に円柱状のポストPを形成する。エッチングは、下部半導体多層膜106の一部に到達する深さである。
次に、図6(e)に示すように、例えば340℃の水蒸気雰囲気に基板を一定時間晒し、酸化処理を行う。電流狭窄層(AlAs)層124は、同じくその一部を構成するAl0.8Ga0.2As層やAl0.1Ga0.9As層と比べ著しく酸化速度が速いため、ポストPの側面から酸化領域が形成され、酸化されずに残った非酸化領域が電流注入領域あるいは導電領域124aとなる。導電領域124aは、ポストPの外形を反映し、平面から見た形状が円形状である。導電領域124aは、コンタクトメタル112の開口112aと整合され、かつその直径は、開口112aの直径よりも幾分大きい。
次に、基板全面にSiNを形成し、フォトリソ工程によりSiNをパターニングし、図6(f)に示すように、層間絶縁膜116を形成する。ポスト頂部において、層間絶縁膜116には、コンタクトメタル112を露出させるためのコンタクトホール118が形成される。
次に、フォトリソ工程を用いてレジストをパターンニングし、次いでAuまたはAu/Tiを着膜し、図7(g)に示すように、リフトオフによりp側電極120、配線電極122を形成する。p側電極120は、コンタクトホール118を完全に埋め込み、かつ中央に開口120aが形成されるようにパターニングされる。これにより、コンタクトメタル112は、保護膜114、層間絶縁膜116およびp側電極120によって包囲され、コンタクトメタル112の外部への露出が防止される。次に、基板裏面には、AuまたはGeからなるn側電極104が形成される。こうして、第1の実施例のVCSEL100を得ることができる。
図8は、VCSELを形成するチップが実装された半導体レーザ装置のパッケージ(モジュール)例を示す概略断面を示す図である。同図に示すように、パッケージ300は、VCSELアレイが形成されたチップ310を、マウンタ320上のダイアタッチを介して円盤状の金属ステム330上に固定する。導電性のリード340、342は、ステム330の貫通孔(図示省略)内に挿入され、一方のリード340は、チップ310の裏面に形成された下部電極に電気的に接続され、他方のリード342は、チップ310の上面に形成された上部電極にボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。
キャップ350の出射窓352内にボールレンズ360が固定されている。ボールレンズ360の光軸は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。また、チップ310とボールレンズ360との距離は、チップ310からのレーザ光の放射角度θ内にボールレンズ360が含まれるように調整される。リード340、342間に順方向の電圧が印加されると、チップ310からレーザ光が出射され、ボールレンズ360を介して外部へ出力される。なお、キャップ内に、VCSELの発光状態をモニターするための受光素子を含ませるようにしてもよい。
図9は、さらに他のパッケージの構成を示す図であり、好ましくは、後述する空間伝送システムに使用される。同図に示すパッケージ302は、ボールレンズ360を用いる代わりに、キャップ350の中央の出射窓352内に平板ガラス362を固定している。平板ガラス362の中心は、チップ310のほぼ中心と一致するように位置決めされる。チップ310と平板ガラス362との距離は、平板ガラス362の開口径がチップ310からのレーザ光の放射角度θ以上になるように調整されている。
図10は、図8に示すパッケージまたはモジュールを光送信装置に適用したときの構成を示す断面図である。光送信装置400は、ステム330に固定された円筒状の筐体410と、筐体410の端面に一体に形成されたスリーブ420と、スリーブ420の開口422内に保持されるフェルール430と、フェルール430によって保持される光ファイバ440とを含んで構成される。
ステム330の円周方向に形成されたフランジ332には、筐体410の端部が固定される。フェルール430は、スリーブ420の開口422に正確に位置決めされ、光ファイバ440の光軸がボールレンズ360の光軸に整合される。フェルール430の貫通孔432内に光ファイバ440の芯線が保持されている。
チップ310の表面から出射されたレーザ光は、ボールレンズ360によって集光され、集光された光は、光ファイバ440の芯線に入射され、送信される。上記例ではボールレンズ360を用いているが、これ以外にも両凸レンズや平凸レンズ等の他のレンズを用いることができる。さらに、光送信装置400は、リード340、342に電気信号を印加するための駆動回路を含むものであってもよい。さらに、光送信装置400は、光ファイバ440を介して光信号を受信するための受信機能を含むものであってもよい。
図11は、図9に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。空間伝送システム500は、パッケージ300と、集光レンズ510と、拡散板520と、反射ミラー530とを含んでいる。空間伝送システム500では、パッケージ300に用いられたボールレンズ360を用いる代わりに、集光レンズ510を用いている。集光レンズ510によって集光された光は、反射ミラー530の開口532を介して拡散板520で反射され、その反射光が反射ミラー530へ向けて反射される。反射ミラー530は、その反射光を所定の方向へ向けて反射させ、光伝送を行う。空間伝送の光源の場合には、マルチスポット型のVCSELを用い、高出力を得るようにしてもよい。
図12は、VCSELを光源に利用した光伝送システムの一構成例を示す図である。光伝送システム600は、VCSELが形成されたチップ310を含む光源610と、光源610から放出されたレーザ光の集光などを行う光学系620と、光学系620から出力されたレーザ光を受光する受光部630と、光源610の駆動を制御する制御部640とを有する。制御部640は、VCSELを駆動するための駆動パルス信号を光源610に供給する。光源610から放出された光は、光学系620を介し、光ファイバや空間伝送用の反射ミラーなどにより受光部630へ伝送される。受光部630は、受光した光をフォトディテクターなどによって検出する。受光部630は、制御信号650により制御部640の動作(例えば光伝送の開始タイミング)を制御することができる。
次に、光伝送システムに利用される光伝送装置の構成について説明する。図13は、光伝送装置の外観構成を示す図であり、図14はその内部構成を模式的に示す図である。光伝送装置700は、ケース710、光信号送信/受信コネクタ接合部720、発光/受光素子730、電気信号ケーブル接合部740、電源入力部750、動作中を示すLED760、異常発生を示すLED770、DVIコネクタ780、送信回路基板/受信回路基板790を有している。
光伝送装置700を用いた映像伝送システムを図15および図16に示す。これらの図において、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810で発生された映像信号を、液晶ディスプレイなどの画像表示装置820に伝送するため、図15に示す光伝送装置を利用している。すなわち、映像伝送システム800は、映像信号発生装置810、画像表示装置820、DVI用電気ケーブル830、送信モジュール840、受信モジュール850、映像信号伝送光信号用コネクタ860、光ファイバ870、映像信号伝送用電気ケーブルコネクタ880、電源アダプタ890、DVI用電気ケーブル900を含んでいる。
上記映像伝送システムでは、映像信号発生装置810と送信モジュール840、および受信モジュール850と画像表示装置820の間を電気ケーブル830、900による電気信号の伝送としたが、これらの間の伝送を光信号により行うことも可能である。例えば、電気−光変換回路および光−電気変換回路をコネクタに含む信号送信用ケーブルを電気ケーブル830、900の代わりに用いるようにしてもよい。
本発明に係る面発光型半導体レーザ装置は、光情報処理や光高速データ通信の分野で利用することができる。
本発明の第1の実施例に係るVCSELを示し、同図(a)はA1−A1線断面図、同図(b)はその概略平面図である。 本発明の第2の実施例に係るVCSELを示し、同図(a)はA2−A2線断面図、同図(b)はその概略平面図である。 本発明の第3の実施例に係るVCSELを示し、同図(a)はA3−A3線断面図、同図(b)はその概略平面図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELを高温多湿環境で通電したときの光量変化を示すグラフである。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 本発明の第1の実施例に係るVCSELの製造方法を説明する工程断面図である。 VCSELが形成された半導体チップを実装したパッケージの構成を示す概略断面図である。 他のパッケージの構成を示す概略断面図である。 図8に示すパッケージを用いた光送信装置の構成を示す断面図である。 図9に示すパッケージを空間伝送システムに用いたときの構成を示す図である。 光伝送システムの構成を示すブロック図である。 光伝送装置の外観構成を示す図である。 光伝送装置の内部構成を示し、図14Aは上面を切り取ったときの内部構造を示し、図14Bは側面を切り取ったときの内部構造を示している。 図13の光伝送装置を利用した映像伝送システムを示す図である。 図15の映像伝送システムを裏側から示した図である。 従来のVCSELの構成を示す断面図である。 従来のVCSELの構成を示す断面図である。 図18に示すVCSELを高温多湿環境下で通電したときの試験結果を示すグラフである。
符号の説明
100:VCSEL 102:基板
104:n側電極 106:下部半導体多層膜
108:活性層 110:上部半導体多層膜
112:コンタクトメタル 112a:開口
114:保護膜 116:層間絶縁膜
118:コンタクトホール 120:p側電極
120a:開口 122:配線電極
124:電流狭窄層 126:コンタクト層
210、230:無機膜

Claims (22)

  1. 垂直共振構造を有する面発光型半導体レーザ装置であって、
    基板上に形成された第1および第2の半導体多層反射膜と、
    第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された活性層と、
    第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された電流狭窄層と、
    第2の半導体多層反射膜上に形成され、第2の半導体多層反射膜と電気的に接続され、活性層で発生されたレーザ光を出射する開口が形成された第1の金属層と、
    第1の金属層の開口を覆う第1の保護膜と、
    少なくとも第1の金属層の外縁を覆う第2の保護膜と、
    第1および第2の保護膜によって露出された第1の金属層の露出領域に接続される第2の金属層と、
    第1の保護膜と第2の金属層によって露出された第1の金属層の露出領域を覆う無機膜と、
    を有する面発光型半導体レーザ装置。
  2. 基板上にポストが形成され、当該ポストは、少なくとも第1の金属層、第2の半導体多層反射膜および電流狭窄層を含み、第2の保護膜は、ポスト側部およびポスト頂部の一部を覆う、請求項に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  3. 第1の保護膜は、ポスト形成前に第2の半導体多層膜上に形成された絶縁膜である、請求項1または2に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  4. 第1の金属層は、第2の半導体多層反射膜の上層に形成されたコンタクト層とオーミック接続される、請求項1ないし3いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  5. 第2の金属層は、第2の半導体多層反射膜へ電流を注入するための電極である、請求項1ないし4いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  6. 第1の金属層の開口は、電流狭窄層に形成された導電領域と整合し、かつ、第1の金属層の開口の径は、前記導電領域の径よりも小さい、請求項1ないし5いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  7. 前記導電領域は、ポスト側面から酸化された酸化領域によって囲まれている、請求項に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  8. 第2の金属層は、金または金を含む積層金属である、請求項1ないし7いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  9. 前記無機膜は、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、シリコン窒化物、またはインジウム系酸化物のいずれかから選択される、請求項1ないし8いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  10. 前記無機膜は、少なくとも0.4μmの厚さを有する、請求項1ないし9いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  11. 垂直共振構造を有する面発光型半導体レーザ装置であって、
    基板上に形成された第1および第2の半導体多層反射膜と、
    第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された活性層と、
    第1および第2の半導体多層反射膜の間に形成された電流狭窄層と、
    第2の半導体多層反射膜上に形成され、第2の半導体多層反射膜と電気的に接続され、かつ第1の開口が形成された第1の金属層と、
    第1の開口に整合され第1の開口よりも大きな第2の開口を有し、第1の金属層に接続された第2の金属層と、
    第2の金属層の第2の開口によって露出された第1の金属層の露出領域を覆い、かつ第1の開口に整合し第1の開口よりも小さな第3の開口を有する無機膜と、
    を有する面発光型半導体レーザ装置。
  12. 前記無機膜は、第2の金属層と同一材料である、請求項11に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  13. 第2の金属層は、第2の半導体多層反射膜へ電流を注入するための電極である、請求項11または12に記載の面発光型半導体レーザ装置。
  14. 無機膜は、金または金を含む積層金属から構成され、少なくとも0.8μmの厚さを有する、請求項11ないし13いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  15. 無機膜は、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、シリコン窒化物、またはインジウム系酸化物のいずれかから選択される、請求項11ないし14いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  16. 無機膜は、少なくとも0.4μmの厚さを有する、請求項11ないし15いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  17. 基板上にポストまたはメサが形成され、当該ポストは、少なくとも第1の金属層、第2の半導体多層反射膜および電流狭窄層を含み、電流狭窄層は、ポスト側面から酸化された酸化領域によって囲まれた導電領域を含み、第3の開口は、電流狭窄層の導電領域の径とほぼ等しい、請求項11ないし16いずれか1つに記載の面発光型半導体レーザ装置。
  18. 請求項1ないし17いずれか1つに記載の面発光型半導体装置を実装したモジュール。
  19. 請求項18に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を光媒体を介して送信する送信手段とを備えた、光送信装置。
  20. 請求項18に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送装置。
  21. 請求項18に記載されたモジュールと、モジュールから発せられたレーザ光を送信する送信手段とを備えた、光送信システム。
  22. 請求項18に記載されたモジュールと、モジュールから発せられた光を空間伝送する伝送手段とを備えた、光空間伝送システム。
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