JP2007171942A - 液晶表示装置の作製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自己組織化単分子膜を形成する材料を液晶材料中に分散させ、その混合物を液晶注入法または液晶滴下法によって一対の基板間に狭持させる。液晶材料と一緒に注入または滴下されたシランカップリング剤(自己組織化単分子膜を形成する材料)は、注入後または滴下後に基板界面(または基板上に形成された電極表面)に吸着して自己組織化単分子膜が形成される。この自己組織化単分子膜が配向膜となって液晶分子の長軸を基板に対してほぼ垂直に近いものとし、且つ、液晶分子を均一に配向させることができる。こうすることで、配向膜の成膜工程、及び配向処理を必要とすることなく液晶分子を均一に配向させることができる。
【選択図】図1
Description
ここでは、対向基板側にシール描画、液晶滴下を行う例を説明する。パネル作製の流れを以下に説明する。
評価用の液晶素子作製工程を図3に示す。まず、図3(A)に示すように、透明電極(ITO)が形成された第1の基板500上に散布ノズル501で球状のスペーサ(直径1.9μmビーズスペーサ)を散布する。そして、図3(B)に示すように、滴下ノズル503から透明電極(ITO)が形成された第2の基板502の表面上にオクタデシルトリメトキシシラン(以下、ODSと呼ぶ)を10重量%分散させたVAモード型の液晶(MLC2038)の混合物504を滴下する。そして、図3(C)に示すように第1の基板と第2の基板を貼り合わせた。その際、一対の基板は球状スペーサで、ギャップの保持を行った。上記の通り作製した図3(D)に示す液晶素子507を評価用素子とした。上記の通り作製した評価用の液晶素子の構成は図2と同様である。
ここでは、第1の基板側にシール描画を行い、一対の基板を貼り合わせた後、液晶注入を行う例を説明する。パネル作製の流れを以下に説明する。
透明電極(ITO)が形成された一対の基板を熱硬化型シールを用いて貼り合わせる。またシールに直径1.9μmビーズスペーサーを分散させ、基板間隔の保持を行い、これを評価用素子とした。
透明電極(ITO)が形成された一対の基板を熱硬化型シールを用いて貼り合わせる。またシールに直径1.9μmビーズスペーサーを分散させ、基板間隔の保持を行い、これを評価用素子とした。その後、ODSを10重量%分散させた液晶(MLC2038)を一対の基板間に注入し、130℃で1時間の加熱を行って再配向処理を行った。
111 画素電極
112 シール材
114 液晶材料とシランカップリング剤の混合物
115 柱状スペーサ
118 ディスペンサ
120 第2の基板
122 対向電極
210 第1の基板
211 画素電極
212 シール材
214 液晶材料とシランカップリング剤の混合物
215 球状のスペーサ
220 第2の基板
222 対向電極
300 第1の基板
301 画素電極
302 シール
303 液晶層
304 対向電極
305 第2の基板
306 液晶分子
400 バックライト
401 光
402a、402b 偏光板
403 液晶素子
404 クロスニコル状態
405 光
406 輝度計
500 第1の基板
501 散布ノズル
502 第2の基板
503 滴下ノズル
504 混合物
507 液晶素子
600 基板
601 画素電極
602 スペーサ
603a 偏光板
603b 偏光板
604 バックライト
605 導光板
606 カバー
607 シール材
608 TFT
609 保持容量
610 対向基板
620 カラーフィルタ
621 対向電極
622 リブ
623 リブ
624 液晶材料とシランカップリング剤の混合物
801 基板
804 画素部
805 FPC
806 対向基板
807 シール材
811 基板
812 ソース信号線駆動回路部
813 ゲート信号線駆動回路部
814 画素部
815 FPC
816 対向基板
817 第1シール材
818 第2シール材
901 筐体
902 液晶層
903 バックライト
904 筐体
905 ドライバIC
906 端子
1900 携帯電話機
1901 本体(A)
1902 本体(B)
1903 筐体
1904 操作スイッチ類
1905 マイクロフォン
1906 スピーカ
1907 回路基板
1908 表示パネル(A)
1909 表示パネル(B)
2001 筐体
2002 支持台
2003 表示部
2005 ビデオ入力端子
2201 本体
2202 筐体
2203 表示部
2204 キーボード
2205 外部接続ポート
2206 ポインティングマウス
2401 本体
2402 筐体
2403 表示部A
2404 表示部B
2405 記録媒体読込部
2406 操作キー
2407 スピーカー部
2600 充電器(送受信可能)
2602 筐体
2603 表示部
2606 操作キー
2607 スピーカー部
Claims (9)
- 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、を備えた液晶表示装置の作製方法であり、
前記第1の基板上に画素電極を形成し、
前記第2の基板上に対向電極を形成し、
前記第2の基板上にシール材を描画して仮固定し、
前記第2の基板上における前記シール材に囲まれた領域に液晶材料とシランカップリング剤を含む混合物を滴下し、
減圧下で前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記シール材を固定することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。 - 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、を備えた液晶表示装置の作製方法であり、
前記第1の基板上に画素電極を形成し、
前記第2の基板上に対向電極を形成し、
前記第2の基板上にシール材を描画して仮固定し、
前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記シール材を固定し、
前記シール材に囲まれた領域に液晶材料とシランカップリング剤を含む混合物を注入することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。 - 請求項1または請求項2において、前記液晶材料の液晶の分子長軸が基板に対して垂直に配向するように加熱を行うことを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
- 請求項1乃至3のいずれか一において、前記混合物は、シランカップリング剤を0.001重量%以上10重量%以下含むことを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
- 請求項1乃至4のいずれか一において、前記混合物は、液晶材料にシランカップリング剤を撹拌させたものであることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
- 請求項1乃至5のいずれか一において、前記液晶材料はシランカップリング剤の加水分解を促進しうる溶媒を0.0001重量%以上1重量%以下含ませることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
- 請求項1乃至5のいずれか一において、前記シール材は、球状のスペーサを有する液晶表示装置の作製方法。
- 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、を備えた液晶表示装置の作製方法であり、
前記第1の基板上に画素電極と柱状スペーサを形成し、
前記第2の基板上に対向電極を形成し、
前記第2の基板上にシール材を描画して仮固定し、
前記第2の基板上における前記シール材に囲まれた領域に液晶材料とシランカップリング剤を含む混合物を滴下し、
減圧下で前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記シール材を固定することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。 - 第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板と前記第2の基板との間に保持された液晶と、を備えた液晶表示装置の作製方法であり、
前記第1の基板上に画素電極と第1のリブを形成し、
前記第2の基板上に対向電極と第2のリブを形成し、
前記第2の基板上にシール材を描画して仮固定し、
前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記シール材を固定し、
前記シール材に囲まれた領域に液晶材料とシランカップリング剤を含む混合物を注入することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。
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