JP2007171869A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンセーバ機能が働いてその後スクリーンの表示画面が真っ暗になることを観者に認識させることが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタにおいて、ランプから発せられた光を入力信号に基づいて処理してスクリーンに投射して画像を表示する通常表示動作中に、映像信号およびキー信号の入力が無い信号無入力状態になると、スクリーンセーバモードを開始し、信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間、予め記憶され時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに投射して表示し、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、主電源をOFFすることなく、スクリーンの表示画面を真っ暗にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スクリーンに画像を表示するプロジェクタのスクリーンセーバ機能に関するものである。
大画面表示が可能な装置として、近年プロジェクタが普及している。プロジェクタは、パーソナルコンピュータやビデオ等の外部機器から入力された映像信号、またはキー操作により入力されたキー信号に基づいて、光源から発せられた光を処理してレンズを介しスクリーンに投射することにより、スクリーンに画像を任意の大きさで表示する。
比較的新しい技術であるDLP(Digital Light Processing)方式を採用したプロジェクタでは、光源であるランプ、レンズ、信号処理回路、制御回路、および電源回路等の他に、カラーホイールとDMD(Digital Micromirror Device)が設けられている。カラーホイールは、赤、緑、青のカラーフィルタが円周方向に交互に配列された円板からなり、モータにより回転して、ランプから発せられた白色光をカラーフィルタのいずれかを透過させて赤色光、緑色光、青色光に分離する。DMDは、半導体メモリ上に数十万個の微小なマイクロミラーが集積された素子であって、メモリセルが割り当てられた個々のマイクロミラーにより画素が構成される。マイクロミラーは、2方向に傾動することができる構造になっていて、メモリ値に応じて静電吸引力によりいずれかの方向に傾動し、傾動方向によってON/OFFの2値の状態をとる。カラーホイールにより分離された各色光は、DMDのマイクロミラーに照射される。このとき、マイクロミラーがON状態にあるときは、該ミラーで反射された光がレンズに取り込まれてスクリーンに投射され、OFF状態にあるときは、該ミラーで反射された光がレンズに取り込まれずスクリーンに投射されない。つまり、入力された映像信号等に基づいて、個々のマイクロミラーの動作状態をON/OFFに制御することにより、DMDに画像を形成して、該画像をレンズで拡大してスクリーンに投射して表示する。
従来からプロジェクタには、省電力化や、DMDのような表示処理用デバイスの保護等のため、画像の通常表示動作中に、映像信号やキー信号の入力が無い状態が所定時間継続されると、スクリーンの表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を有するものがある。例えば、下記の特許文献1では、透過型液晶パネルを用いたプロジェクタにおいて、同期信号が無入力状態になったときに、予め用意された無入力状態に応じた画像(画像信号の無入力状態を警告するメッセージ画像や青色のべた画像等)を表示し、該無入力状態が所定時間継続されたときに、照明光を減光して省電力化し、さらに該無入力状態が所定時間継続されたときに、投写表示制御部以外への電力供給を遮断して表示を停止し、その後さらに該無入力状態が所定時間継続されたときに、主電源をOFFしてプロジェクタの動作を停止している。
また、従来からプロジェクタには、電源投入時に入力信号以外の所定の画像を表示するものがある。例えば、下記の特許文献2では、CRTまたは液晶フラットパネルを用いたプロジェクタにおいて、電源投入時にランプの明るさが安定するまで入力画面を非表示にして、その状況をユーザに知らせるために入力信号以外の予め用意された初期画面(例えば、ブルーバック画面、メーカのロゴ表示画面、または入力映像が表示可能になるまでの待ち時間表示画面等)を表示している。
特開2003−330115号公報 特開2004−93893号公報
上述したように従来のプロジェクタでは、ビデオ等から入力された映像信号に基づく画像をスクリーンに表示する通常表示動作中に、映像信号が入力されなくなると、スクリーンセーバ機能が働いて、所定時間経過後に表示を停止し、スクリーンの表示画面を真っ暗にしていた。しかしこのようにすると、信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間、スクリーンを観ている観者(ユーザ)は、プロジェクタでスクリーンセーバ機能が働いて、時間が経過していることを認識し難かった。そのため、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になったときに、観者は不意をつかれて、真っ暗になった原因が分からず、プロジェクタでランプ等の部品の消耗や故障が発生したのではないかと不安になることがあった。
上述した特許文献1では、信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間、予め用意された画像信号の無入力状態を警告するメッセージ画像や青色のべた画像等をスクリーンに表示するが、このような画像では、観者は、画像信号の無入力状態は認識できるが、プロジェクタでスクリーンセーバ機能が働いて、時間が経過していることは認識し難い。また、上述した特許文献2では、入力信号以外の予め用意された待ち時間表示画面を表示するが、これはプロジェクタの電源投入時にランプの明るさが安定して入力信号に基づく画像を表示可能になるまでの間に該待ち時間を表示する技術であり、スクリーンセーバ機能とは無関係で、当該機能に関連するような記載は全くない。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、スクリーンセーバ機能が働いてその後スクリーンの表示画面が真っ暗になることを観者に認識させることが可能なプロジェクタを提供することにある。
本発明は、光源から発せられた光を入力信号に基づいて処理してスクリーンに投射して画像を表示する通常表示動作中に、入力信号が無い信号無入力状態が所定時間継続されるとスクリーンの表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を有するプロジェクタにおいて、通常表示動作中に信号無入力状態になると、信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに投射して表示し、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、主電源をOFFすることなく、スクリーンの表示画面を真っ暗にする。
このように、プロジェクタで通常表示動作中に信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間に、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに表示すると、観者は該時間経過通知画像を観て、信号無入力状態になったためスクリーンセーバ機能が働いて、時間が徐々に経過していることが分かり、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になることを認識可能となる。この結果、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になったときに、観者は不意をつかれず、真っ暗になった原因がプロジェクタで自動的に実行されたスクリーンセーバ機能によるものであることが理解でき、プロジェクタでランプ等の部品の消耗や故障が発生したのではないかと不安になることはない。また、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、プロジェクタの主電源をOFFすることなく、スクリーンの表示画面を真っ暗にするので、その後映像信号またはキー信号が入力されたときに、即座に各部を動作させて、該信号に対応する処理(映像信号の場合は該信号に基づく画像のスクリーンへの表示、キー信号の場合は該信号に基づく各部の制御)を行うことができる。またこれに加えて、主電源の自動制御が不要になって、各部を制御するコントローラの処理負担を軽減することができる。さらに、単なる黒色や青色のべた画像等のような変化しない画像ではなく、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに表示するので、観者の注意を引き易く、退屈で煩わしいと感じさせ難くすることができる。
また、本発明の一実施形態では、前記時間経過通知画像として、スクリーンの表示画面が真っ暗になるまでの時間をカウントダウンしながら表示する。
このようにすると、観者は、スクリーンセーバ機能が働いて、スクリーンの表示画面が真っ暗になるまでの所定時間が徐々に経過していることを容易に認識することができる。
さらに、本発明の典型的な実施形態では、光源から発せられた光を複数の色光に分離してDMD(Digital Micromirror Device)に照射し、入力信号に基づいてDMDのミラーを制御して画像を形成し、該画像をスクリーンに投射して表示する通常表示動作中に、入力信号が無い信号無入力状態が所定時間継続されるとスクリーンの表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を有するプロジェクタにおいて、通常表示動作中に信号無入力状態になると、信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間、時間の経過に伴って変化し最後に変化の終わりを表す時間経過通知画像をスクリーンに投射して表示し、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、主電源をOFFすることなく、DMDのミラーを固定しかつスクリーンの表示画面を真っ暗にする。
このように、プロジェクタで通常表示動作中に信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間に、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに表示すると、観者は該時間経過通知画像を観て、信号無入力状態になったためスクリーンセーバ機能が働いて、時間が徐々に経過していることが分かり、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になることを認識可能となる。また、時間経過通知画像が最後に、即ちスクリーンの表示画面が真っ暗になるまでの所定時間が経過する直前に、変化の終わりを表すので、観者はスクリーンの表示画面が真っ暗になるまさにその時を容易に認識することができる。この結果、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になったときに、観者は不意をつかれず、真っ暗になった原因がプロジェクタで自動的に実行されたスクリーンセーバ機能によるものであることが容易に理解でき、プロジェクタでランプ等の部品の消耗や故障が発生したのではないかと不安になることはない。また、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、プロジェクタの主電源をOFFすることなく、DMDのミラーを固定しかつスクリーンの表示画面を真っ暗にするので、その後映像信号またはキー信号が入力されたときに、即座に各部を動作させて、該信号に対応する処理(映像信号の場合は該信号に基づく画像のスクリーンへの表示、キー信号の場合は該信号に基づく各部の制御)を行うことができる。またこれに加えて、DMDを不必要に動作させず、休止させて保護することができるとともに、主電源の自動制御が不要になって、各部を制御するコントローラの処理負担を軽減することができる。さらに、単なる黒色や青色のべた画像等のような変化しない画像ではなく、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに表示するので、観者の注意を引き易く、退屈で煩わしいと感じさせ難くすることができる。
本発明によれば、プロジェクタで通常表示動作中に信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間に、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに表示するので、観者は、信号無入力状態になったためスクリーンセーバ機能が働いて、時間が徐々に経過していることが分かり、その後スクリーンの表示画面が真っ暗になることを認識可能となる。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るプロジェクタ1の外観図である。図1において、2はプロジェクタ1の本体、3はこの本体2の前面に設けられた投射部、4は本体2の前面に設けられたリモコン受信部、5は本体2の側面に設けられた電源スイッチ、6は本体2の上面に設けられた操作部である。リモコン受信部4は、図示しないリモコンからの信号を受信する。操作部6には、ボタンタイプのメニューキー、選択キー、モード切替キー、入力切替キー等の各種キーが設けられている。なお、リモコンにも、上記と同様のキーが設けられている。本体2の後面には、図示していないが、パーソナルコンピュータ等のOA機器およびビデオやDVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ等のAV機器と接続するためのケーブルを嵌合するコネクタと、コンセント等から電力の供給を受けるための電源ケーブルを嵌合するコネクタ等が設けられている。
図2は、プロジェクタ1の構成を示したブロック図である。本プロジェクタ1は、DLP(Digital Light Processing)方式を採用したプロジェクタである。10は白色光を発する光源としてのランプである。11は赤、緑、青のカラーフィルタが円周方向に交互に配列された円板からなるカラーホイールであって、ランプ10から発せられた白色光をカラーフィルタのいずれかを透過させて赤色光、緑色光、青色光に分離する。12はミラー等からなる光学系であって、カラーホイール11で分離された各色光を導く。13はDMD(Digital Micromirror Device)であって、光学系12から照射される各色光に基づいて画像を形成する。DMD13は、前述のように、半導体メモリ上に集積された複数のマイクロミラー(図示省略)を有し、マイクロミラーの傾動方向に応じたON/OFF状態により、該ミラーで反射された光の方向を切り替える。14はDMD13から出射する画像光をスクリーン20上に投影するためのレンズである。
15は外部(パーソナルコンピュータやビデオ等)から入力された映像信号に対して所定の処理を行う回路からなる信号処理部である。16はCPUやメモリ等からなるコントローラであって、プロジェクタ1の各部の動作制御を行う。コントローラ16には、後述する時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像のデータが予め記憶されていて、該時間経過通知画像をDMD13およびレンズ14等を介してスクリーン20にオンスクリーン表示するためのOSD(On Screen Display)回路16aと、時間を計測するためのタイマ16bとが内蔵されている。17はカラーホィール11を回転させるモータである。4は図1で示したリモコン受信部である。6は図1で示した操作部である。18は各部へ電源を供給するための電源部である。19は電源ランプ等からなる表示部である。
外部からの入力映像信号が信号処理部15で処理された後、コントローラ16が信号処理部15から出力される信号(RGB信号をビットプレーンフォーマットに変換した信号)に基づいて、DMD13の個々のマイクロミラーの動作状態をON/OFFに制御することで、DMD13に入力映像信号に基づくカラー画像が形成される。また、コントローラ16がOSD回路16aにより、予め記憶された上記時間経過通知画像のデータに基づいて、DMD13の個々のマイクロミラーの動作状態をON/OFFに制御することで、DMD13に時間経過通知画像が形成される。これらの際、コントローラ16によって、カラーホイール11の回転とDMD13の駆動との同期がとられる。そして、DMD13に形成された画像は、レンズ14で任意の大きさに拡大されて、スクリーン20に投射され表示される。コントローラ16は、上記のように入力映像信号に基づく画像をスクリーン20に投射して表示するプロジェクタ1の通常表示動作中に、DMD13の保護のため、後述するように映像信号または操作部6やリモコンからのキー信号の入力が無い信号無入力状態が所定時間継続されるとスクリーン20の表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を自動的に実行する。
図3は、プロジェクタ1の動作手順を示したフローチャートである。各処理は、コントローラ16が実行する。電源スイッチ5がユーザにより操作されたことを受けて、プロジェクタ1の主電源をON状態にし、電源部18から各部へ電力を供給しているときに、外部から信号処理部15へ映像信号が入力されると、コントローラ16は、上述したように各部を制御して、該映像信号に基づく画像をスクリーン20に表示する通常表示動作を行う(ステップS1)。つまり、ランプ10から発せられた光をカラーホィール11で赤色光、緑色光、青色光に分離してDMD13に照射し、外部からの入力映像信号を信号処理部15で処理して、信号処理部15から入力される信号に基づいて、DMD13のマイクロミラーを制御して画像を形成し、該画像をレンズ14を介してスクリーン20に投射する。
そして通常表示動作中に、外部からの映像信号の入力が無く、操作部6やリモコンからのキー信号の入力も無い信号無入力状態になると(ステップS2:YES)、コントローラ16は、スクリーンセーバモード(機能)を開始する(ステップS3)。ステップS3a〜S3kは、スクリーンセーバモードの詳細手順を示している。
まず、コントローラ16は、タイマ16bで信号無入力状態になってからの経過時間の計測を開始し(ステップS3a)、次いで、映像信号およびキー信号の無入力状態が継続しているか否かを判定する(ステップS3b)。ここで、信号無入力状態が継続していれば(ステップS3b:YES)、タイマ16bの計測時間を参照して、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS3c)。この所定時間は、信号無入力状態になってからスクリーン20の表示画面を真っ暗にするまでの待ち時間であって、ユーザが操作部6を操作することにより自由に設定および変更することができる。これ以外に、上記所定時間を予め設定して、コントローラ16の内蔵メモリに変更できないように記憶しておいてもよい。
ステップS3cで信号無入力状態のまま所定時間が経過していなければ(ステップS3c:NO)、OSD回路16aにより、経過した時間に応じた時間経過通知画像をスクリーン20に表示する(ステップS3d)。つまり、経過した時間に応じた時間経過通知画像のデータを読み出し、該データに基づいてDMD13のマイクロミラーを制御して該時間経過通知画像を形成し、該時間経過通知画像をレンズ14を介してスクリーン20に投射する。そして、ステップS3bへ移行して、再び映像信号およびキー信号の無入力状態が継続しているか否かを判定し、継続していれば(ステップS3b:YES)、所定時間が経過したか否かを判定し(ステップS3c)、未だ所定時間が経過していなければ(ステップS3c:NO)、上記のように経過した時間に応じた時間経過通知画像をスクリーン20に表示する(ステップS3d)。つまり、信号無入力状態のまま所定時間が経過するまでの間、スクリーン20に経過時間に応じて時間経過通知画像を表示し、該画像の表示を切り換える。
図4は、スクリーン20の表示画面30の一例を示す図である。本図は、図3のステップS3cの所定時間として、5分が設定されている場合を例に挙げている。図3のステップS3dが最初に実行されると、図4(a)に示すように背景が黒色または青色等の単一色で、真ん中に表示画面30が真っ暗になるまでの待ち時間を示す「あと5分」の文字を背景とは異なる色で表した時間経過通知画像31aがスクリーン20に表示される。この後、信号無入力状態で経過した時間に応じて表示画面30が真っ暗になるまでの時間がカウントダウンされ、ステップS3dが2回目に実行されると、最初に表示された時間経過通知画像31aに代えて、図4(b)に示すようにカウントダウン後の時間を示す「あと4分」の文字を表した時間経過通知画像31bがスクリーン20に表示される。さらに、ステップS3dが繰り返し実行されると、上記と同様に時間経過通知画像31bに代えて、カウントダウン後の時間を示す「あと3分」、「あと2分」、「あと1分」等の文字を表した時間経過通知画像(図示省略)がスクリーン20に表示される。そして、表示画面30が真っ暗になるまでの時間が1分を切ると、図4(c)に示すように時間経過通知画像の変化の終わりを連想させる「あと0分」の文字を表した時間経過通知画像31cが、最後の時間経過通知画像としてスクリーン20に表示される。
図3のステップS3bで映像信号またはキー信号が入力されて信号無入力状態でなくなると(ステップS3b:NO)、時間経過通知画像をスクリーン20に表示している場合は、主電源をOFFすることなく、該時間経過通知画像の表示を停止し(ステップS3e)、タイマ16bによる信号無入力状態になってからの経過時間の計測を停止する(ステップS3f)。なお、時間経過通知画像をスクリーン20に表示していない場合は、ステップS3eの処理は省略し、ステップS3fの処理だけを実行する。そして、スクリーンセーバモードを終了し(ステップS3k)、入力された信号に応じた処理(即ち、入力されたのが映像信号の場合は該映像信号に基づく画像のスクリーン20への表示、キー信号の場合は該キー信号に基づく各部の制御)を実行する(ステップSS4)。
一方、ステップS3bで映像信号およびキー信号の無入力状態が継続したまま(ステップS3b:YES)、ステップS3cで所定時間が経過すると(ステップS3c:YES)、主電源をOFFすることなく、時間経過通知画像の表示を停止し(ステップS3g)、DMD13の各マイクロミラーをOFF状態で固定しかつスクリーン20の表示画面30を図4(d)に示すように真っ暗にし(ステップS3h)、タイマ16bによる信号無入力状態になってからの経過時間の計測を停止する(ステップS3i)。この後、映像信号またはキー信号が入力されて信号無入力状態でなくなると(ステップS3j:NO)、スクリーンセーバモードを終了し(ステップS3k)、入力された信号に応じた処理を実行する(ステップSS4)。
以上のように、プロジェクタ1で通常表示動作中に信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間に、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像31a〜31cをスクリーン20に表示すると、観者(ユーザ)は該時間経過通知画像31a〜31cを観て、信号無入力状態になったためスクリーンセーバ機能が働いて、時間が徐々に経過していることが分かり、その後スクリーン20の表示画面30が真っ暗になることを認識可能となる。
また、時間経過通知画像31a〜31cによりスクリーン20の表示画面30が真っ暗になるまでの待ち時間をカウントダウンした値を文字で表示するので、観者は、スクリーンセーバ機能が働いて、表示画面30が真っ暗になるまでの所定時間が徐々に経過していることを容易に認識することができる。さらに、スクリーン20の表示画面30が真っ暗になるまでの所定時間が経過する直前に、変化の終わりを表す最後の時間経過通知画像31cを表示するので、観者は表示画面30が真っ暗になるまさにその時を容易に認識することができる。
上記の結果、スクリーン20の表示画面30が真っ暗になったときに、観者は不意をつかれず、真っ暗になった原因がプロジェクタ1で自動的に実行されたスクリーンセーバ機能によるものであることが容易に理解でき、プロジェクタ1でランプ10等の部品の消耗や故障が発生したのではないかと不安になることはない。
また、信号無入力状態のまま所定時間経過すると、プロジェクタ1の主電源をOFFすることなく、DMD13のマイクロミラーをOFF状態で固定しかつスクリーン20の表示画面30を真っ暗にするので、その後映像信号またはキー信号が入力されたときに、即座に各部を動作させて、該信号に対応する処理を行うことができる。またこれに加えて、DMD13を不必要に動作させず、休止させて保護することができるとともに、主電源の自動制御が不要になって、各部を制御するコントローラ16の処理負担を軽減することができる。
さらに、信号無入力状態になってから所定時間が経過するまでの間に、単なる黒色や青色のべた画像等のような変化しない画像ではなく、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像31a〜31cをスクリーン20に表示するので、観者の注意を引き易く、退屈で煩わしいと感じさせ難くすることができる。
本発明は、以上の実施形態以外にも種々の形態を採用することができる。例えば、以上の実施形態では、信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間に、図4に示したスクリーン20の表示画面30が真っ暗になるまでの待ち時間をカウントダウンした値を文字で表す時間経過通知画像31a〜31cをスクリーン20に表示した例を挙げているが、本発明はこれのみに限定するものではない。これに代えて、例えば、図5に示すような信号無入力状態になってからの経過時間をカウントアップした値を文字で表す時間経過通知画像32a〜32cや、図6に示すような現在時間を文字で表す時間経過通知画像33a〜33cを表示するようにしてもよい。また、例えば、上記待ち時間、経過時間、または現在時間を、メータやグラフや時計等の図で表す時間経過通知画像を表示するようにしてもよい。さらに、例えば、図7に示すような図形を時間の経過に伴ってフェードアウトして行く時間経過通知画像34a〜34cや、図8に示すような物体が落下する様子を表す図を時間の経過に伴って変化させて行く時間経過通知画像35a〜35cを表示するようにしてもよい。これらのような時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像を、信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間にスクリーンに表示すれば、観者は、信号無入力状態になったためスクリーンセーバ機能が働いて、時間が徐々に経過していることが分かり、その後スクリーンの表示画面が各図の(d)に示すように真っ暗になることを認識可能となる。また、図7や図8の実施形態では、最後に図形が消えたり物体が地に着いたりするというように、変化の終わりを表す時間経過通知画像34c、35cが表示されるので、観者はスクリーンの表示画面が真っ暗になるまさにその時を容易に認識することができる。つまり、本発明における時間経過通知画像としては、時間の経過に伴って変化する画像であればよい。
また、以上の実施形態では、本発明をDLP方式を採用したプロジェクタ1に適用した例を挙げているが、本発明はこれ以外にも、例えば液晶パネルを用いたプロジェクタ等のような、他の方式を採用したプロジェクタに適用することが可能である。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観図である。 同プロジェクタの構成を示したブロック図である。 同プロジェクタの動作手順を示したフローチャートである。 同プロジェクタによるスクリーンの表示画面の一例を示す図である。 他の実施形態に係るスクリーンの表示画面の一例を示す図である。 他の実施形態に係るスクリーンの表示画面の一例を示す図である。 他の実施形態に係るスクリーンの表示画面の一例を示す図である。 他の実施形態に係るスクリーンの表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 プロジェクタ
10 ランプ
13 DMD
20 スクリーン
30 表示画面
31a〜31c 時間経過通知画像
32a〜32c 時間経過通知画像
33a〜33c 時間経過通知画像
34a〜34c 時間経過通知画像
35a〜35c 時間経過通知画像

Claims (3)

  1. 光源から発せられた光を複数の色光に分離してDMD(Digital Micromirror Device)に照射し、入力信号に基づいてDMDのミラーを制御して画像を形成し、該画像をスクリーンに投射して表示する通常表示動作中に、入力信号が無い信号無入力状態が所定時間継続されるとスクリーンの表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を有するプロジェクタにおいて、
    前記通常表示動作中に前記信号無入力状態になると、前記信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間、時間の経過に伴って変化し最後に変化の終わりを表す時間経過通知画像をスクリーンに投射して表示し、前記信号無入力状態のまま所定時間経過すると、主電源をOFFすることなく、DMDのミラーを固定しかつスクリーンの表示画面を真っ暗にすることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 光源から発せられた光を入力信号に基づいて処理してスクリーンに投射して画像を表示する通常表示動作中に、入力信号が無い信号無入力状態が所定時間継続されるとスクリーンの表示画面を真っ暗にするスクリーンセーバ機能を有するプロジェクタにおいて、
    前記通常表示動作中に前記信号無入力状態になると、前記信号無入力状態のまま所定時間経過するまでの間、時間の経過に伴って変化する時間経過通知画像をスクリーンに投射して表示し、前記信号無入力状態のまま所定時間経過すると、主電源をOFFすることなく、スクリーンの表示画面を真っ暗にすることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項2に記載のプロジェクタにおいて、
    前記時間経過通知画像として、スクリーンの表示画面が真っ暗になるまでの時間をカウントダウンしながら表示することを特徴とするプロジェクタ。
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