JP2007171829A - カメラモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】支持部材、及びレンズのガタツキの少ないカメラモジュールを提供すること。
【解決手段】本発明のカメラモジュールにおいて、レンズ1を取り付けた支持部材2移動の際、第1,第2の回転支持手段G1,G2によって支持部材2が保持部材3からガイドされるため、光軸方向Kに対して直交する方向の支持部材2、即ち、レンズ1のガタツキを極めて小さく抑えることができて、レンズ1の焦点調整が確実にできる。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明のカメラモジュールにおいて、レンズ1を取り付けた支持部材2移動の際、第1,第2の回転支持手段G1,G2によって支持部材2が保持部材3からガイドされるため、光軸方向Kに対して直交する方向の支持部材2、即ち、レンズ1のガタツキを極めて小さく抑えることができて、レンズ1の焦点調整が確実にできる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機等に使用して好適なカメラモジュールに関するものである。
従来のカメラモジュールの構成を図3に基づいて説明すると、レンズ51は、鏡筒である筒状の支持部材52の内部に取り付けられ、この支持部材52の外壁面には、雄ネジ53が設けられている。
筒状の保持部材54の内壁面には、雌ネジ55が設けられ、この保持部材54内には、支持部材52が挿入され、雄ネジ53が雌ネジ55に噛み合った状態で支持部材52が光軸方向Kに移動可能に保持されると共に、支持部材52を回転することによって、レンズ51の焦点調整が行われるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−98878号公報
しかし、従来のカメラモジュールにあっては、支持部材52設けられた雄ネジ53と保持部材54に設けられた雌ネジ55が単に互いに噛み合うようになっているため、雄ネジ53と雌ネジ55の噛み合わせのための遊びがあり、従って、支持部材52,即ち、レンズ51が光軸方向Kに対して直交する方向に比較的大きなガタツキが生じるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、支持部材、及びレンズのガタツキの少ないカメラモジュールを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、レンズを取り付けた支持部材と、この支持部材を保持する保持部材とを備え、レンズは、保持部材に対して移動可能な支持部材によって光軸方向に移動可能であると共に、支持部材と保持部材との間には、レンズを移動するための移動手段と、光軸方向に配置され、支持部材の移動をガイドする第1,第2の回転支持手段を設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、第1,第2の回転支持手段によって支持部材が保持部材からガイドされ、従って、光軸方向に対して直交する方向の支持部材、即ち、レンズのガタツキを極めて小さく抑えることができて、レンズの焦点調整が確実にできる。
また、本発明は、上記発明において、第1,第2の回転支持手段は、互いに直径が異なった状態で設けられたことを特徴としている。このように構成した本発明は、支持部材の光軸方向に対する傾きを極めて小さく抑えることができて、レンズの焦点調整が確実にできる。
また、本発明は、上記発明において、支持部材は、小径のガイド外壁と大径のガイド外壁を有すると共に、保持部材は、小径のガイド内壁と大径のガイド内壁を有し、保持部材内に支持部材が挿入された際、小径のガイド外壁が小径のガイド内壁に摺接すると共に、大径のガイド外壁が大径のガイド内壁に摺接して、第1,第2の回転支持手段を形成したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、第1,第2の回転支持手段の形成が簡単で、生産性が良く、安価なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、移動手段がネジによって形成されたことを特徴としている。このように構成した本発明は、移動手段の形成が簡単で、生産性が良く、安価なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、ネジからなる移動手段が第1,第2の回転支持手段間に配置されたことを特徴としている。このように構成した本発明は、第1,第2の回転支持手段の一方が保持部材への挿入のガイドとなり、従って、移動手段であるネジの噛み合わせが容易となって、組立性の良好なものが得られる。
また、本発明は、上記発明において、移動手段が傾斜カムによって形成されたことを特徴としている。このように構成した本発明は、移動手段の形成が簡単で、生産性が良く、安価なものが得られる。
本発明は、第1,第2の回転支持手段によって支持部材が保持部材からガイドされ、従って、光軸方向に対して直交する方向の支持部材、即ち、レンズのガタツキを極めて小さく抑えることができて、レンズの焦点調整が確実にできる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明のカメラモジュールの第1実施例に係る要部断面図、図2は本発明のカメラモジュールの第2実施例に係る要部の分解斜視図である。
次に、本発明のカメラモジュールの第1実施例に係る構成を図1に基づいて説明すると、本発明のカメラモジュールは、レンズ1を取り付けた支持部材2と、この支持部材2を保持する保持部材3と、支持部材2と保持部材3との間に設けられた移動手段E、及び第1,第2の回転支持手段G1,G2とで主部材が形成されている。
内部にレンズ1を取り付けた鏡筒である筒状の支持部材2は、前面に位置し、孔2aを設けた前面板2bと、この前面板2bから突出する筒状部2cと、前面板2b寄りの筒状部2cの外周面に設けられた大径のガイド外壁2dと、この筒状部2cの先端部側の外周面に設けられた小径のガイド外壁2eと、大径、小径のガイド外壁2d、2e間に位置した状態で、筒状部2cの外周面に設けられた雄ネジ2fを有する。
即ち、大径、小径のガイド外壁2d、2eは、雄ネジ2fを挟んで、光軸方向Kに配置された状態となっている。
保持部材3は、2段状の筒状体で形成された筒状部3aと、この筒状部3aの上端側の内周面に設けられた大径のガイド内壁3bと、この大径のガイド内壁3bから間隔を置いて、筒状部3aの奥側の内周面に設けられた小径のガイド内壁3cと、大径、小径のガイド内壁3b、3c間に位置した状態で、筒状部3aの内周面に設けられた雌ネジ3dを有する。
即ち、大径、小径のガイド内壁3b、3cは、雌ネジ3dを挟んで、光軸方向Kに配置された状態となっている。
この保持部材3の筒状部3a内には、支持部材2の筒状部2cが挿入されて、支持部材2が保持部材3に取り付けられており、支持部材2が取り付けられた際、雄ネジ2fと雌ネジ3dが噛み合うと共に、大径のガイド外壁2dと大径のガイド内壁3bが当接し、また、小径のガイド外壁2eと小径のガイド内壁3cが当接した状態になっている。
この状態で、レンズ1の焦点調整のために支持部材2が回転すると、移動手段Eである雄ネジ2fと雌ネジ3dの噛み合いによってレンズ1と支持部材2は、光軸方向Kに移動すると共に、支持部材2の回転動作時、大径のガイド外壁2dと大径のガイド内壁3bの間、及び小径のガイド外壁2eと小径のガイド内壁3cの間で摺接した動作が行われる。
この摺接動作によって、雄ネジ2fと雌ネジ3dの噛み合わせのための遊びがあっても、保持部材3に対する支持部材2の光軸方向Kと直交する方向のガタツキや保持部材3に対する支持部材2の傾きを極めて小さく抑えることができる。
そして、大径のガイド外壁2dと大径のガイド内壁3bによって第1の回転支持手段G1が、また、小径のガイド外壁2eと小径のガイド内壁3cによって第2の回転支持手段G2が形成されている。
なお、この回転支持手段は、小径側を第1の回転支持手段とし、大径側を第2の回転支持手段としても良く、また、支持部材2の筒状部2cを保持部材3の筒状部3aよりも大きくして、筒状部2c内に筒状部3aを挿入するようにしても良い。
撮像素子4を取り付けたプリント基板5は、撮像素子4を保持部材3内に位置させた状態で、保持部材3の下部に取り付けられると共に、赤外線除去フィルタ6がレンズ1と撮像素子4との間に位置した状態で、保持部材3内に取り付けられて、本発明のカメラモジュールが形成されている。
また、図2は本発明のカメラモジュールの第2実施例を示し、この第2実施例について説明すると、保持部材3の筒状部3aの上端面には、複数の傾斜カム3eが設けられ、また、支持部材2の前面板2bには、傾斜カム3eに当接し、傾斜カム3eに沿って移動する複数の凸部2gが設けられている。
この傾斜カム3eと凸部2gとで、ネジに代わる移動手段Eが形成され、支持部材2が焦点調整のために回転すると、凸部2gが傾斜カム3eに沿って移動し、これによって、レンズ1を伴って支持部材2が光軸方向Kに移動して、レンズ1の焦点調整が行われるようになっている。
また、支持部材2と保持部材3との間には、光軸方向Kに配置された第1,第2の回転支持手段G1,G2が設けられ、この第1,第2の回転支持手段G1,G2によって、支持部材2の回転動作を支持するようになっている。
その他の構成は、上記第1実施例と同様の構成を有し、同一部品に同一番号を付し、ここではその説明を省略する。
なお、上記第2実施例において、支持部材2の前面板2bに傾斜カムを設け、この傾斜カムに当接する凸部を保持部材3に設けても良い。
1 レンズ
2 支持部材
2a 孔
2b 前面板
2c 筒状部
2d 大径のガイド外壁
2e 小径のガイド外壁
2f 雄ネジ
2g 凸部
3 保持部材
3a 筒状部
3b 大径のガイド内壁
3c 小径のガイド内壁
3d 雌ネジ
3e 傾斜カム
4 撮像素子
5 プリント基板
6 赤外線除去フィルタ
K 光軸方向
E 移動手段
G1 第1の回転支持手段
G2 第2の回転支持手段
2 支持部材
2a 孔
2b 前面板
2c 筒状部
2d 大径のガイド外壁
2e 小径のガイド外壁
2f 雄ネジ
2g 凸部
3 保持部材
3a 筒状部
3b 大径のガイド内壁
3c 小径のガイド内壁
3d 雌ネジ
3e 傾斜カム
4 撮像素子
5 プリント基板
6 赤外線除去フィルタ
K 光軸方向
E 移動手段
G1 第1の回転支持手段
G2 第2の回転支持手段
Claims (6)
- レンズを取り付けた支持部材と、この支持部材を保持する保持部材とを備え、前記レンズは、前記保持部材に対して移動可能な前記支持部材によって光軸方向に移動可能であると共に、前記支持部材と前記保持部材との間には、前記レンズを移動するための移動手段と、前記光軸方向に配置され、前記支持部材の移動をガイドする第1,第2の回転支持手段を設けたことを特徴とするカメラモジュール。
- 前記第1,第2の回転支持手段は、互いに直径が異なった状態で設けられたことを特徴とする請求項1記載のカメラモジュール。
- 前記支持部材は、小径のガイド外壁と大径のガイド外壁を有すると共に、前記保持部材は、小径のガイド内壁と大径のガイド内壁を有し、前記保持部材内に前記支持部材が挿入された際、前記小径のガイド外壁が前記小径のガイド内壁に摺接すると共に、前記大径のガイド外壁が前記大径のガイド内壁に摺接して、前記第1,第2の回転支持手段を形成したことを特徴とする請求項1、又は2記載のカメラモジュール。
- 前記移動手段がネジによって形成されたことを特徴とする請求項3記載のカメラモジュール。
- 前記ネジからなる前記移動手段が前記第1,第2の回転支持手段間に配置されたことを特徴とする請求項4記載のカメラモジュール。
- 前記移動手段が傾斜カムによって形成されたことを特徴とする請求項3記載のカメラモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005372622A JP2007171829A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | カメラモジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005372622A JP2007171829A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | カメラモジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2005372622A Withdrawn JP2007171829A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | カメラモジュール |
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Country | Link |
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
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JP2015210407A (ja) * | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 日本電産コパル株式会社 | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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JP2019133199A (ja) * | 2019-05-16 | 2019-08-08 | マクセル株式会社 | レンズユニットおよびカメラモジュール |
CN114521324A (zh) * | 2019-07-23 | 2022-05-20 | Lg伊诺特有限公司 | 相机致动器、包括该相机致动器的相机模块和相机设备 |
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2005
- 2005-12-26 JP JP2005372622A patent/JP2007171829A/ja not_active Withdrawn
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