JP2008083557A - レンズ鏡胴 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作リングを回転させる際に、異なるトルクを発生させることができるレンズ鏡胴を提供する。
【解決手段】レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記操作リングが当接することにより変位させられる自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記操作リングが当接することにより変位させられる自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、を備えている。
【選択図】図3
Description
本発明はレンズ鏡胴に係り、特に操作リングを回転させることによって固定筒に嵌入されたレンズ枠を前後移動させてズーミングやフォーカシングを行うレンズ鏡胴に関する。
従来、固定筒の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによって、固定筒の内周部に嵌入されたレンズ枠を前後移動させて、ズーミングやフォーカシングを行うレンズ鏡胴では、適度な操作感を得るため、かつ不用意に操作リングが回転しないようにするため、操作リングに抵抗を持たせるようにしている。この操作リングに与える抵抗は、固定筒に嵌入させた操作リングを波板バネあるいはOリングによって光軸方向に付勢し、操作リングを固定筒の外周面に形成された段部等に押圧させることにより与えている。
また、ズームリングの内周部(又は外周部)に半径方向に弾性変形する爪部を形成し、この爪部で固定筒の外周面(又はカム筒の内周面)を押圧することにより、操作リングに抵抗を与えることも提案されている(特許文献1、特許文献2)。
特開2001−91811号
特開2001−91812号
しかしながら、上記従来例においては、操作リングに与える抵抗を可変できないので、例えば、操作リングがフォーカスリングである場合、被写界深度が深いときも浅いときも同じ抵抗の下で操作リングを操作しなければならず、フォーカスしにくいという問題を生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、操作リングを回転させる際に、異なるトルクを発生させることができるレンズ鏡胴を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡胴において、前記レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記操作リングが当接することにより変位させられる自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、を備えており、前記自由端と前記支持片との間のアーム本体部分は、前記操作リングが前記自由端部に当接することにより弾性変形させられており、前記自由端部は、前記弾性変形させられたアーム本体部分の反力により前記操作リングを押圧し、これにより前記操作リングを回転させる際に、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、支持片はトルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置でアーム本体を支持する。支持片によるアーム本体の支持位置が異なると、弾性変形させられるアーム本体部分(長さ)も変化する。これに伴い、弾性変形させられたアーム本体部分の反力も変化する。自由端部は、このトルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる反力により、フォーカスリングを押圧することになる。
したがって、フォーカスリングを回転させる際に、トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡胴において、前記レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられた自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、を備えており、前記アーム本体の少なくとも一部は、前記支持片の軌道上に位置しており、前記アーム本体は、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて前記支持片が前記軌道上に位置する前記アーム本体の一部に当接することにより弾性変形させられ、
前記自由端部は、前記アーム本体が弾性変形させられることにより変位して前記操作リングを押圧し、これにより前記操作リングを回転させる際に、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることを特徴とする。
前記自由端部は、前記アーム本体が弾性変形させられることにより変位して前記操作リングを押圧し、これにより前記操作リングを回転させる際に、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、支持片はトルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置でアーム本体を支持する。また、アーム本体の少なくとも一部は、前記支持片の軌道上に位置しており、このアーム本体は、トルク可変リングの回転停止位置に応じて支持片がその軌道上に位置するアーム本体の一部に当接することにより弾性変形させられる。自由端部は、トルク可変リングの回転停止位置に応じてアーム本体が弾性変形させられることにより変位して操作リングを押圧することになる。
したがって、フォーカスリングを回転させる際に、トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、レンズ鏡胴本体の外周部に固定された固定環と、前記トルク可変リングの周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記トルク可変リングに固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記固定環の内周面に形成された少なくとも一つの凹部に係合する自由端部と、を有する片持ち梁形状の係止アームと、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明において、トルク可変リングの回転停止位置に応じて自由端部が少なくとも一つの凹部に係合する。これにより、目的のトルクを迅速に発生させることが可能となる。また、現在どの程度のトルクが発生しているかを利用者に明示することが可能となる。さらに、自由端部が凹部を通過するごとにクリック感が得られるので操作性が向上する。
本発明によれば、操作リングを回転させる際に、異なるトルクを発生させることで適度な操作感を得ることができ、かつトルク最大位置にセットすることによって振動等による操作リングのずれを防止することができるレンズ鏡胴を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態であるレンズ鏡胴について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるレンズ鏡胴10の主要構成を説明するための図である。
図1に示すように、レンズ鏡胴10は、監視用CCTVカメラ用のレンズ鏡胴であり、レンズ鏡胴本体20、レンズ鏡胴本体20の外周部に嵌入されたフォーカスリング30(本発明の操作リングに相当)、フォーカスレンズ40、レンズ鏡胴本体20の外周部に嵌入されたトルク可変リング50、レンズ鏡胴本体20の外周部に固定された固定環60等を備えている。
まず、フォーカスリング30を回転させる際に、異なるトルクを発生させるための構成について説明する。
図2、図3に示すように、レンズ鏡胴本体20の外周面21には、片持ち梁形状のトルク付与アーム22が設けられている。
トルク付与アーム22は、レンズ鏡胴本体20の外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体22aを有している。アーム本体22aの一端側にはレンズ鏡胴本体20に固定された固定端部22bが設けられており、アーム本体22aの他端側には、レンズ鏡胴本体20の外周に回転可能に嵌入されたフォーカスリング30の内周面31が当接する自由端部22cが設けられている。図3に示すように、自由端部22cにはフォーカスリング30の内周面31が当接しており、アーム本体22aは図3中下方に若干弾性変形させられている。ただし、弾性変形していることは必須ではなく、フォーカスリング30に自由端部22が当接していない状態からトルク可変リング50を回して、徐々に自由端部22cをフォーカスリング30に当接させていくことでもよい。
アーム本体22aは、このアーム本体22aとレンズ鏡胴本体20との間に配置された支持片51で支持されている。これにより、固定端部22bと支持片51との間のアーム本体22a部分の弾性変形が規制されている。すなわち、自由端部22cと支持片51との間のアーム本体22a部分のみが弾性変形させられている。自由端部22cは、この弾性変形させられたアーム本体22a部分の反力により、フォーカスリング30の内周面31を押圧している。これにより、フォーカスリング30を回転させる際にトルクを発生させることが可能となっている。
支持片51は、トルク可変リング50に設けられており、図4に示すように、トルク可変リング50の回転に応じて一定の軌道を描きながら移動する。このため、支持片51は、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なる位置でアーム本体22aを支持する。支持片51によるアーム本体22aの支持位置が異なると、弾性変形させられるアーム本体22a部分(長さ)も変化する。これに伴い、弾性変形させられたアーム本体22a部分の反力も変化する。自由端部22cは、このトルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なる反力により、フォーカスリング30の内周面31を押圧することになる。
したがって、フォーカスリング30を回転させる際に、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることが可能となる。
これにより、例えば、比較的弱いトルクが発生する方向にトルク可変リング50を回転させることにより、被写界深度が深いときであっても、フォーカスしやすくなる。同様に、比較的強いトルクが発生する方向にトルク可変リング50を回転させることにより、被写界深度が浅いときであっても、フォーカスしやすくなる。
次に、フォーカスリング30を回転させる際に、異なるトルクを段階的に発生させるための構成について説明する。
図1、図3に示すように、トルク可変リング50には、片持ち梁形状の係止アーム52が設けられている。
係止アーム52は、トルク可変リング50の周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体52aを有している。アーム本体52aの一端側にはトルク可変リング50側面に固定された固定端部52bが設けられており、アーム本体22aの他端側には、レンズ鏡胴本体20の外周に固定された固定環60の内周面にその周方向に所定間隔をおいて形成された凹部61(図3中三つの凹部を例示)に係合する自由端部52cが設けられている。
この構成によれば、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて自由端部52cがいずれかの凹部61に係合する。これにより、目的のトルクを迅速に発生させることが可能となる。また、現在どの程度のトルクが発生しているかを利用者に明示することが可能となる。さらに、自由端部52cが凹部61を通過するごとにクリック感が得られるので操作性が向上する。なお、このクリック感を良好に得るために、自由端部52c及び凹部61は面取りされて丸みが付けられている。
次に、レンズ鏡胴10の他の構成について説明する。
フォーカスリング30の内周面には周方向に延びるカム溝(図示せず)が形成されており、このカム溝には、レンズ鏡胴本体20に形成された光軸方向に延びる貫通穴である縦溝(図示せず)を介して、フォーカスレンズ40を保持するレンズ枠41に設けられたピン(図示せず)が挿入されている。したがって、フォーカスリング30を回転させると、フォーカスレンズ40は縦溝に沿って(すなわち光軸方向に)前進又は後退する。
フォーカスリング30は予め設定された角度θだけ回転されるように回転量が規制されている。例えば、フォーカスリング30に凸部(図示せず)を設け、フォーカスリング30が一方向に回転されると、この凸部が係合部材(図示せず)に当接することでそれ以上その方向へ回転できず、フォーカスリング30が逆方向に回転されると、この凸部が係合部材に当接することでそれ以上その方向へ回転できないようになっている。
その他、レンズ鏡胴10は、変倍レンズやこの変倍レンズをその光軸方向に前進又は後退させるズームリング等、一般的なレンズ装置として機能するのに要求される構成も備えている(いずれも図示せず)。また、レンズ鏡胴10には、カバーガラスで撮像面が覆われたCCD等の固体撮像素子を備えたカメラ装置が装着可能となっている(いずれも図示せず)。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、アーム本体22aはその厚みが変化していないように説明したが本発明はこれに限定されない。
例えば、図5に示すように、アーム本体22aを固定端部22bから自由端部22cに向かうにつれて厚みが厚くなるように形成し、その厚みが厚くなった部分51a(図5中アーム本体22aの下面と点線の間の部分)を支持片51の軌道上(図5中点線とレンズ鏡胴本体20の外周面との間の空間)に位置させるようにしてもよい。
本変形例によれば、支持片51はトルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なる位置でアーム本体22aを支持する。また、アーム本体22aの少なくとも一部(その厚みが厚くなった部分51a(図5中アーム本体22aの下面と点線の間の部分))は、支持片51の軌道上に位置しており、このアーム本体22aは、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて支持片51がその軌道上に位置するアーム本体の一部51bに当接することにより弾性変形させられる。自由端部22cは、トルク可変リング50の回転停止位置に応じてアーム本体22aが弾性変形させられることにより変位してフォーカスリング30を押圧することになる。
したがって、フォーカスリング30を回転させる際に、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることが可能となる。
同様に、図6に示すように、アーム本体22aを固定端部22bから自由端部22cに向かうにつれてレンズ鏡胴本体20に接近するように予め変形させておき、そのアーム本体22aの一部51b(図6中アーム本体22aの下面と点線の間の部分)を支持片51の軌道上(図5中点線とレンズ鏡胴本体20の外周面との間の空間)に位置させるようにしてもよい。
これによっても、フォーカスリング30を回転させる際に、トルク可変リング50の回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることが可能となる。
また、上記実施形態では、本発明の操作リングがフォーカスリング30であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、操作リングはズームリングやアイリスリング等のリングであってもよい。
また、上記実施形態では、レンズ鏡胴10が監視用CCTVカメラ用のレンズ鏡胴であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡胴であれば、あらゆるレンズ鏡胴に適用可能である。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…レンズ鏡胴、20…レンズ鏡胴本体、21…外周面、22…トルク付与アーム、22a…アーム本体、22b…固定端部、22c…自由端部、30…フォーカスリング、31…内周面、32…開口、40…フォーカスレンズ、41…レンズ枠、50…トルク可変リング、51…支持片、51a…部分、51b…一部、52…係止アーム、52a…アーム本体、52b…固定端部、52c…自由端部、60…固定環、61…凹部
Claims (3)
- レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡胴において、
前記レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記操作リングが当接することにより変位させられる自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、
前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、
前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、
を備えており、
前記自由端と前記支持片との間のアーム本体部分は、前記操作リングが前記自由端部に当接することにより弾性変形させられており、
前記自由端部は、前記弾性変形させられたアーム本体部分の反力により前記操作リングを押圧し、これにより前記操作リングを回転させる際に、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることを特徴とするレンズ鏡胴。 - レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入された操作リングを回転させることによってレンズ移動又はアイリス調整を行うレンズ鏡胴において、
前記レンズ鏡胴本体外周面に沿ってその周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記レンズ鏡胴本体に固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられた自由端部と、を有する片持ち梁形状のトルク付与アームと、
前記レンズ鏡胴本体の外周部に嵌入されたトルク可変リングと、
前記トルク可変リングに設けられており、かつ、前記アーム本体と前記レンズ鏡胴本体との間に配置されており、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なる位置で前記アーム本体を支持する支持片と、
を備えており、
前記アーム本体の少なくとも一部は、前記支持片の軌道上に位置しており、
前記アーム本体は、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて前記支持片が前記軌道上に位置する前記アーム本体の一部に当接することにより弾性変形させられ、
前記自由端部は、前記アーム本体が弾性変形させられることにより変位して前記操作リングを押圧し、これにより前記操作リングを回転させる際に、前記トルク可変リングの回転停止位置に応じて異なるトルクを発生させることを特徴とするレンズ鏡胴。 - レンズ鏡胴本体の外周部に固定された固定環と、
前記トルク可変リングの周方向に延びており弾性変形させられるアーム本体と、前記アーム本体の一端側に設けられており前記トルク可変リングに固定された固定端部と、前記アーム本体の他端側に設けられており前記固定環の内周面に形成された少なくとも一つの凹部に係合する自由端部と、を有する片持ち梁形状の係止アームと、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡胴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006265345A JP2008083557A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | レンズ鏡胴 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006265345A JP2008083557A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | レンズ鏡胴 |
Publications (1)
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JP2008083557A true JP2008083557A (ja) | 2008-04-10 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2006265345A Pending JP2008083557A (ja) | 2006-09-28 | 2006-09-28 | レンズ鏡胴 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015232596A (ja) * | 2014-06-09 | 2015-12-24 | キヤノン株式会社 | レンズ装置および光学機器 |
JP5893746B2 (ja) * | 2013-01-24 | 2016-03-23 | Cbc株式会社 | Cctvレンズ及びcctvレンズの補正方法 |
-
2006
- 2006-09-28 JP JP2006265345A patent/JP2008083557A/ja active Pending
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