JP2007170605A - 遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クロスベアリングの転動体がケーシングとキャリアとの間に強圧されることなく、円滑な回転を維持できると共に、クロスベアリングを取付けるための加工精度及び組み立て精度を比較的容易なものにすることができる遊星歯車減速機のキャリアの回動支持構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 第二回動体11には、内輪15aを軸方向に支持する第一当接部16bが備えられると共に、第一当接部16bの外周には内径方向に凹む第一凹溝16aが備えられ、ケーシング23には、クロスベアリング15を介して第一当接部16bとは反対側に、外輪15bを軸方向に支持する第二当接部23bが備えられると共に、第二当接部23bの内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝23aが備えられている。
.【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽歯車の回転速度を遊星歯車及びキャリアを介して減速する遊星歯車減速機におけるキャリアの回動支持構造に関する。
従来、遊星歯車減速機において、ケーシング内に、駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸と、入力軸と一体に回動する太陽歯車と、太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設された内歯車と、この空隙に配設され太陽歯車及び内歯車に噛合する複数の遊星歯車と、遊星歯車を回動自在に支持すると共に太陽歯車と同軸状に回動するキャリア(所謂、回動体である。)と、を備え、キャリアの外周とケーシングの内周との間に、相対向するV状の凹溝(軌道面)を周方向に沿って複数配設し、この凹溝に円柱状のころを嵌合してクロスベアリングを構成し、クロスベアリングを介してキャリアをケーシングに回動自在に支持しているものが知られている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特開2003−65403号公報 特開2002−31150号公報 特開2002−21866号公報
そして、従来の構成によれば、円柱状のころの嵌合がケーシング及びキャリアの加工精度や組立精度に依存し、これらの精度を損なうと、転動体がケーシング及びキャリアに強圧されて円滑な回転を損ない、延いては、遊星歯車減速機の回動を損なう虞があった。また、従来の構成によれば、円滑な回動を得るためには、ケーシングとキャリアのV状の凹溝の位置を微調整する必要があって、作業性を損なう虞があった。
そこで、本発明は、クロスベアリングの転動体がケーシングとキャリアとの間に強圧されることなく、円滑な回転を維持できると共に、クロスベアリングを取付けるための加工精度及び組み立て精度を比較的容易なものにすることができる遊星歯車減速機のキャリアの回動支持構造を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造において、駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸と、前記入力軸と一体に回動する太陽歯車と、前記太陽歯車の外周を覆うように、該太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設されている内歯車と、前記空隙に配設され前記太陽歯車及び内歯車に噛合する遊星歯車と、前記遊星歯車を回動自在に支持すると共にケーシングに回動自在に支持されている回動体と、前記ケーシングの内周と前記回動体の外周との間に配設され、前記回動体を回動自在に支持するクロスベアリングと、を備え、前記クロスベアリングは、周方向に沿って相対向する複数のV溝を備えた内輪及び外輪と、該V溝に嵌合する円柱状の転動体を備え、前記内輪の内周が前記回動体の外周に当接すると共に前記外輪の外周が前記ケーシングの内周に当接するように構成され、前記回動体には、前記内輪の軸方向の端面に当接して該内輪を軸方向に支持する第一当接部が備えられると共に、該第一当接部の外周には内径方向に凹む第一凹溝が備えられ、前記ケーシングには、前記クロスベアリングを介して前記第一当接部とは反対側に、前記外輪の軸方向の端面に当接して該外輪を軸方向に支持する第二当接部が備えられると共に、該第二当接部の内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝が備えられている、ことを特徴とする。
請求項1に記載の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造によれば、回動体には、クロスベアリングの内輪の軸方向の端面に当接して内輪を軸方向に支持する第一当接部が備えられると共に、この第一当接部の外周には内径方向に凹む第一凹溝が備えられ、ケーシングには、クロスベアリングを介して前記第一当接部とは反対側に、クロスベアリングの外輪の軸方向の端面に当接して該外輪を軸方向に支持する第二当接部が備えられると共に、第二当接部の内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝が備えられているので、第一凹溝及び第二凹溝を介して、クロスベアリングが軸方向に柔軟に支持され、転動体が内輪と外輪との間に強圧されることなく、クロスベアリングの円滑な回転を維持できると共に、クロスベアリングを取り付けるための加工精度及び組立精度を比較的容易なものにすることができる。
次に、請求項1に記載の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造は、請求項2に記載の発明のように、前記第一凹溝と第二凹溝が、前記軌道面の法線に沿って配設されていることにより、軌道面に受ける負荷を効果的に緩衝でき、回動体の円滑な回動を得ることができる。
次に、請求項1又は請求項2に記載の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造は、請求項3に記載の発明のように、前記回動体及び前記ケーシングが、前記クロスベアリングを介して軸方向に分割されて構成され、前記分割された回動体が、軸方向にスライドし前記内輪を挟着して固定されると共に、前記分割されたケーシングが、軸方向にスライドし前記外輪を挟着して固定されるように構成されていることにより、内輪又は外輪の軸方向のサイズにバラツキが生じても、内輪と回動体との間及び外輪とケーシングとの間に軸方向の間隙が生じることが無いように、クロスベアリングを精度良く支持できる。
本発明の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造は、回動体には、クロスベアリングの内輪の軸方向の端面に当接して内輪を軸方向に支持する第一当接部が備えられると共に、この第一当接部の外周には内径方向に凹む第一凹溝が備えられ、ケーシングには、クロスベアリングを介して第一当接部とは反対側に、クロスベアリングの外輪の軸方向の端面に当接して該外輪を軸方向に支持する第二当接部が備えられると共に、第二当接部の内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝が備えられているので、第一凹溝及び第二凹溝を介して、クロスベアリングが軸方向に柔軟に支持され、転動体が内輪と外輪との間に強圧されることなく、クロスベアリングの円滑な回転を維持できると共に、クロスベアリングを取り付けるための加工精度及び組立精度を比較的容易なものにすることができる。
また、本発明の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造は、第一凹溝と第二凹溝が、クロスベアリングの軌道面の法線に沿って配設されていることにより、軌道面に受ける負荷を効果的に緩衝でき、回動体の円滑な回動を得ることができる。
また、本発明の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造は、回動体及びケーシングが、クロスベアリングを介して軸方向に分割されて構成され、分割された回動体が、軸方向にスライドし内輪を挟着して固定されると共に、分割されたケーシングが、軸方向にスライドし外輪を挟着して固定されるように構成されていることにより、内輪又は外輪の軸方向のサイズにバラツキが生じても、内輪と回動体との間及び外輪とケーシングとの間に軸方向の間隙が生じることが無いように、クロスベアリングを精度良く支持できる。
次に、本発明の一実施例の、遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造を、図面にもとづいて説明する。図1は遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造が適用された遊星歯車減速機の全体構成を表す断面図である。また、図2は同実施例の遊星歯車減速機における、回動体の支持構造の詳細を表す拡大断面図である。
図1に表したように、遊星歯車減速機1は、図示されない駆動モータ(所謂、駆動源である。)の駆動力を受けて回動する回転軸2、回転軸2に接続され回転軸2と共に回動する太陽歯車3、太陽歯車3に空隙を介して同軸状に配設された内歯車6、前記空隙に配設され太陽歯車3及び内歯車6に噛合する遊星歯車5、遊星歯車5を連結ピン21を介して回転自在に支持すると共に太陽歯車3と同軸状に回転自在に支持された第一回動体7、第一回動体7のボス部7cに一体に接合された第二太陽歯車8、第二太陽歯車8に空隙を介して同軸状に配設された第二内歯車9、前記空隙に配設され第二太陽歯車8及び第二内歯車9に噛合する第ニ遊星歯車10、第ニ遊星歯車10を第ニ連結ピン22を介して回転自在に支持すると共に第ニ太陽歯車8と同軸状に回転自在に支持された第ニ回動体11、第二回動体にボルト20を介して固定され第二回動体と共に回動する第三回動体16、ケーシング23、24、歯車機構の潤滑剤をシールするためのシーリング部材25等を備えている。
太陽歯車3、内歯車6、遊星歯車5、第二太陽歯車8、第二内歯車9、第ニ遊星歯車10等は、はすば歯車によって形成されている。
回転軸2は、一端がケーシング24に形成された開口穴24aに突出し、その突出部に中空部26とネジ孔2aを備え、中空部26に駆動モータの回転軸(図示せず)が挿入され、ネジ孔2aを介して駆動モータの回転軸に固定される。
ケーシング23、24、内歯車6、第ニ内歯車9等は、ボルト27によって一体に固定されている。また、内歯車6、第二内歯車9は、夫々、遊星歯車5、第二遊星歯車10に噛合する歯車としての機能と、太陽歯車3、遊星歯車5、内歯車6、第二太陽歯車8、第二遊星歯車10、第二内歯車9等からなる歯車機構を収納するケーシングとしての機能とを備えている。
第一回動体7は、開口部7aを備え、開口部7aの両壁に連結ピン21の両端を支持すると共に、開口部7aを介してケーシング24側に、軸方向に突出するボス7dを備え、ボス7bの周囲にベアリング19が装着され、ベアリング19を介してケーシング24に、回動自在に支持されている。
連結ピン21は、ベアリング12を介して遊星歯車5に回動自在に係合している。そして、遊星歯車5は、その内周にベアリング12が係合し、連結ピン21及びベアリング12を介して、第一回動体7に回動自在に支持されている。
また、第一回動体7は、軸方向の一端側が、連結ピン21、遊星歯車5、太陽歯車3、回転軸2等を介して、図示されない駆動モータの回転軸に連結し、軸方向の他端側が、第ニ太陽歯車8、第ニ遊星歯車10、第ニ連結ピン22等を介して、第ニ回動体11に連結し、回転自在に支持されている。
次に、第三回動体16は、第二開口部16cを備え、第二開口部16cの両壁に第二連結ピン22の両端を支持している。また、第三回動体16は、ボルト30を介して第二回動体11に固定され、第二回動体11と一体に回動するように構成されている。
第二連結ピン22は、ベアリング13を介して第二遊星歯車10に回動自在に係合している。そして、第二遊星歯車10は、その内周にベアリング13が係合し、第二連結ピン22及びベアリング13を介して、第二回動体11に回動自在に支持されている。
また、第ニ回動体11は、クロスベアリング15を介して、ケーシング23に回動自在に支持されている。詳しくは、図3に表したように、クロスベアリング15は、周方向に沿って相対向する複数のV溝を備えた内輪15a及び外輪15bと、V溝に嵌合する円柱状の転動体15cを備え、内輪15aの内周が第二回動体11の外周に当接すると共に外輪15bの外周がケーシング23の内周に当接するように構成されている。
第三回動体16には、内輪15aの軸方向の端面に当接して内輪15aを軸方向に支持する第一当接部16bが備えられると共に、第一当接部16bの外周には内径方向に凹む第一凹溝16aが備えられている。
ケーシング23には、クロスベアリング15を介して第一当接部16bとは反対側に、外輪15bの軸方向の端面に当接して外輪15bを軸方向に支持する第二当接部23bが備えられると共に、第二当接部23bの内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝23aが備えられている。また、第一凹溝16aと第二凹溝23aが、クロスベアリング15の軌道面の法線Nに沿って配設されている。
また、内輪15aが、第二回動体11と第三回動体16とによって軸方向に挟着されて支持されている。所謂、分割して構成された第二回動体11と第三回動体16が、軸方向にスライドして内輪15aを挟着し、ボルト(図1中の符号30)を介して固定されるように構成されている。
また、外輪15bが、ケーシング23と第二内歯車9とによって軸方向に挟着されて支持されている。所謂、分割して構成された第二内歯車9とケーシング23が、軸方向にスライドして外輪15bを挟着し、軸方向にスライドして外輪15bを挟着し、ボルト27を介して固定されるように構成されている。
以下に、前記の構成を有する実施例の、遊星歯車減速機1における回動体の回動支持構造の作用効果を記載する。
実施例に記載の遊星歯車減速機1における回動体の回動支持構造によれば、第三回動体16には、クロスベアリング15の内輪15aの軸方向の端面に当接して内輪15aを軸方向に支持する第一当接部16bが備えられると共に、この第一当接部16bの外周には内径方向に凹む第一凹溝16aが備えられ、ケーシング23には、クロスベアリング15を介して第一当接部16bとは反対側に、クロスベアリング15の外輪15bの軸方向の端面に当接して外輪15bを軸方向に支持する第二当接部23bが備えられると共に、第二当接部23bの内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝23aが備えられているので、第一凹溝16a及び第二凹溝23aを介して、クロスベアリング15が軸方向に柔軟に支持され、転動体15cが内輪15aと外輪15bとの間に強圧されることなく、クロスベアリング15の円滑な回転を維持できると共に、クロスベアリング15を取り付けるための加工精度及び組立精度を比較的容易なものにすることができる。
また、実施例に記載の遊星歯車減速機1における回動体の回動支持構造によれば、第一凹溝16aと第二凹溝23aが、クロスベアリング15の軌道面の法線Nに沿って配設されているので、軌道面に受ける負荷を効果的に緩衝でき、第二回動体11の円滑な回動を得ることができる。
また、実施例に記載の遊星歯車減速機1における回動体の回動支持構造によれば、クロスベアリング15を介して、ケーシングがケーシング23と第二内歯車9とに分割して構成されると共に、回動体が、第二回動体11と第三回動体16とに分割して構成され、第二回動体11及び第三回動体16が、軸方向にスライドし内輪15aを挟着して固定されると共に、ケーシング23及び第二内歯車9が、軸方向にスライドし外輪15bを挟着して固定されるように構成されているので、内輪15a又は外輪15bの軸方向のサイズにバラツキが生じても、内輪15aと第二回動体11及び第三回動体16との間、外輪15bとケーシング23及び第二内歯車9との間に、軸方向の間隙が生じることが無いように、クロスベアリング15を精度良く支持できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。例えば、本実施例は、回動体及び遊星歯車によって減速する遊星歯車減速機構を二段備えたが、一段でもよい。
また、本実施例では第三回動体16に第一凹溝16aを備えたが、第二回動体11と第三回動体16の両者に第一凹溝16aを備えてもよい。また、同じく、ケーシング23と第二内歯車9の両者に第二凹溝23aを備えてもよい。
また、本実施例では第一凹溝16a及び第二凹溝23aを軸方向に直交する向きに凹となるように構成したが、軌道面に直交する向きに沿って凹となるように構成してもよい。
また、第一当接部16b及び第二当接部23bは、クロスベアリング15を柔軟に支持できるように、内輪15a及び外輪15bよりも硬度が低く軟らかい材料で構成することが好ましい。
図1は遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造が適用された遊星歯車減速機の全体構成を表す断面図である。 実施例の遊星歯車減速機における、回動体の支持構造の詳細を表す拡大断面図である。
符号の説明
1…遊星歯車減速機、2…回転軸、2a…ネジ孔、3…太陽歯車、5…遊星歯車、6…内歯車、7…第一回動体、7a…開口部、7b…ボス、7c,7d…ボス部、8…第二太陽歯車、9…第二内歯車、10…第ニ遊星歯車、11…第ニ回動体、12,13…ベアリング、15…クロスベアリング、15a…内輪、15b…外輪、15c…転動体、16…第三回動体、16a…第一凹溝、16c…第二開口部、16b…第一当接部、19…ベアリング、21…連結ピン、22…第ニ連結ピン、23,24…ケーシング、23a…第二凹溝、23b…第二当接部、24a…開口穴、25…シーリング部材、26…中空部、20,27,30…ボルト、N…法線。

Claims (3)

  1. 駆動源の駆動力を受けて回動する入力軸と、
    前記入力軸と一体に回動する太陽歯車と、
    前記太陽歯車の外周を覆うように、該太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設されている内歯車と、
    前記空隙に配設され前記太陽歯車及び内歯車に噛合する遊星歯車と、
    前記遊星歯車を回動自在に支持すると共にケーシングに回動自在に支持されている回動体と、
    前記ケーシングの内周と前記回動体の外周との間に配設され、前記回動体を回動自在に支持するクロスベアリングと、
    備えた遊星歯車減速機において、
    前記クロスベアリングは、
    周方向に沿って相対向する複数のV溝を備えた内輪及び外輪と、該V溝に嵌合する円柱状の転動体を備え、前記内輪の内周が前記回動体の外周に当接すると共に前記外輪の外周が前記ケーシングの内周に当接するように構成され、
    前記回動体には、前記内輪の軸方向の端面に当接して該内輪を軸方向に支持する第一当接部が備えられると共に、該第一当接部の外周には内径方向に凹む第一凹溝が備えられ、
    前記ケーシングには、前記クロスベアリングを介して前記第一当接部とは反対側に、前記外輪の軸方向の端面に当接して該外輪を軸方向に支持する第二当接部が備えられると共に、該第二当接部の内周には内周から外径方向に凹む第二凹溝が備えられている、
    ことを特徴とする遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造。
  2. 前記第一凹溝と第二凹溝が、前記軌道面の法線に沿って配設されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造。
  3. 前記回動体及び前記ケーシングが、前記クロスベアリングを介して軸方向に分割されて構成され、
    前記分割された回動体が、軸方向にスライドし前記内輪を挟着して固定されると共に、
    前記分割されたケーシングが、軸方向にスライドし前記外輪を挟着して固定されるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊星歯車減速機における回動体の回動支持構造。
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