JP2007169843A - 布又は布製品およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】布又は布製品を構成する被装飾布11に対して、装飾布片12a・12a・・・よりも大きな装飾布12を、互いの布目の方向が略直交するように、該被装飾布11の装飾布片12a・12a・・・が固着されようとする部分において接着又は縫着する工程と、前記装飾布12に該装飾布12を抜蝕し得る抜蝕剤14を前記装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って外側に塗布する工程と、前記装飾布片12aの抜蝕剤14が塗布された部分を除去する工程とを、実行する。
【選択図】図6
Description
オパール加工法は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維と、レーヨンや綿などのセルロース系繊維との交織物に、硫酸を含む酸性の糊(抜蝕剤)で模様を形成し、熱処理を施すことによって糊を付けた部分のセルロース系繊維を炭化させ、この炭化した部分をもみ洗いなどして除去することによって、透かし模様を形成する方法である。
例えば、特許文献1では、セルロース系繊維より成る布地の切り抜く部分に抜蝕剤を塗布し、乾燥、加熱処理を施して布地の切り抜き部分を炭化して除去した後、布地の切り抜き部分の周縁に沿って接着剤を塗布し乾燥させる、布地の切り抜き加工方法が記載されている。
前記方法Aの場合、単数又は複数の装飾布片を被装飾布に固着するが、特に、模様が複数の装飾布片から成るときには、模様を美麗に形成するために、各装飾布片を高精度に位置合わせしなければならない。
これに対し、方法Bでは、各装飾布片の相互位置がズレないので、各装飾布片の配置に際して精度が要求されないという優位性がある。
しかし、方法Bの場合、被装飾布に装飾布の一部を固着した状態で、装飾布のうち装飾のために不要な部分を手作業で切り除かねばならないために、装飾布片が複雑な形状であったり、装飾が多数の装飾布片で構成されたりする場合においては、作業に手間や時間がかかり、また、切り除かれる部分が一定とならないために、作業者の熟練度により仕上がりに差異が生じてしまうことがあった。
本発明に係る布又は布製品の製造方法を説明する以下の実施例では、固着された単数又は複数の布片にて装飾された布製品であるTシャツの製造方法について説明する。
以下、布又は布製品を構成し、布片が固着される側の布を『被装飾布』と記載する。また、前記被装飾布に固着される布片を『装飾布片』とし、該装飾布片は『装飾布』から所定形状に切り抜かれた布片とする。
但し、前記被装飾布の素材は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維や、耐酸性繊維とセルロース系繊維との混成とすることもできる。そして、被装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
但し、装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
図1は実施例1に係るTシャツの構成を示す図、図2は図1における部分拡大図、図3は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図4は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図である。
図5は本発明の実施例1に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図6は同じく製造方法を説明する図、図7は布の経方向と緯方向を説明する図、図8は被装飾布と装飾布の接着部の断面図である。
図9は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図10は図9における部分拡大図である。
このために、先ず、図6(a)に示すように、被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S1)。
次に、図6(b)に示すように、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S2)。
また、接着剤13の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。捺染の手法には、ローラー捺染、フラットスクリーン捺染、インクジェット捺染などの手工的なものと、機械的なものがあり、何れを採用しても構わない。捺染の手法を採用する場合、各種の捺染機にTシャツ10をセットし、装飾布12で形成しようとする模様Fの形状が抜かれた型(スクリーン)を被装飾布11に押し当てて、接着剤13を印捺する。
なお、一般に、編布では布目の経方向D1にやや伸縮し、緯方向D2には経方向D1と比較して大きく伸縮する。
本実施例において、前記抜蝕剤14は、加熱するとセルロース系繊維と反応して該セルロース系繊維を炭化させる薬剤であり、例えば、一般的にオパール加工に使用される硫酸を含む酸性の糊を抜蝕剤14とすることができる。
なお、抜蝕剤14の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。
これは、装飾布12と被装飾布11との布目の方向が異なるために、装飾布12を透過して被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
また、図8に示すように、被装飾布11に接着剤13にて接着された装飾布12は、接着剤13が塗布された接着部分と、非接着部分との境界において、布が浮き上がり空気の層が形成される。これにより、装飾布12を透過し被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
但し、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行となるように相互配置することもできる。この場合には、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させないために、該被装飾布11に予め防染剤を塗布して、防染加工を施すことが望ましい。
本実施例においては、必要に応じて抜蝕剤14を乾燥させたうえで、抜蝕剤14を塗布した装飾布12を加熱する作業を行うことにて、装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分を除去する。
装飾布12の加熱に際して、Tシャツ10は捺染機から加熱処理機に移動させる。このとき、被装飾布11と装飾布12の布目の方向が略直交するように配置されていることによって、Tシャツ10の被装飾布11の緯方向D2への伸びが、該被装飾布11に接着された装飾布12により抑制される。これにより、移動に際して被装飾布11と装飾布12とが位置ズレすることを防止して、高精度に装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜き、装飾を美麗に仕上げることに寄与することができる。
装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分の繊維が、加熱により抜蝕剤14と反応し、炭化して脱落する。これにより、装飾布12より、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って、該装飾布片12a・12a・・・が切り抜かれ、被装飾布11には装飾布片12a・12a・・・が接着剤13にて接着された状態で残る。
前述の通り、装飾布片12a・12a・・・とならない装飾布12の多くは、被装飾布11から装飾布12を引き剥がすことにて除去できる。しかし、炭化した繊維を綺麗に除去したり、装飾布片12a・12a・・・の切縁に風合いを出したりするために、洗浄処理を施すことが望ましい。
なお、装飾布12の接着剤13が塗布されている部分は、該接着剤13によって解れないため、他に解れ止めの加工を施す必要はない。
また、例えば、図3及び図4に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11にロゴを示す文字形状の装飾布片12a・12a・・・とトレードマーク形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図9及び図10に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の線形状の装飾布片12a・12a・・・と椰子の木形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
図11は本発明の実施例2に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図12は同じく製造方法を説明する図である。図13は実施例2に係るTシャツの構成を示す図、図14は図13における部分拡大図、図15は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図16は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図17は図16における部分拡大図、図18は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図である。
被装飾布11に染色剤又は防染剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、被装飾布11の装飾布片12a・12a・・・が固着される部分と、染色剤又は防染剤が塗布される部分とは、一部または全部において重複することができる。被装飾布11の、装飾布12に抜蝕剤14が塗布される部分と重複する部位に、染色剤又は防染剤を塗布することによって、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させない状態を形成することができる。従って、この場合、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行に配置することができる。
このために、先ず、前記被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S21)。そして、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S22)。
さらに、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S24)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S25)。
装飾布片12a・12a・・・に染色剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、例えば、図15に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、文字や絵が下地模様Faとして形成されるとともに、文字形状及び人型形状の装飾布片12a・12a・・・が固着された装飾を施すことができる。
また、例えば、図16及び図17に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の略平行に配置された線形状の装飾布片12a・12a・・・が固着されるとともに、該装飾布片12a・12aの間に線形状の下地模様Faが形成された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図18に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、絵が下地模様Faとして形成されたうえに、人型形状及び文字形状の装飾布片12a・12a・・・が固着され、さらに、該装飾布片12aに文字や人の模様Fbが形成された装飾を施すことができる。
図19は本発明の実施例3に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図20は同じく製造方法を説明する図である。
このとき、前記被装飾布11に、装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布を重ね、前記装飾布片の外周形状Lに沿って前記装飾布12と前記被装飾布11とを縫い合わせる。
さらに、図20(c)に示すように、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S34)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S35)。
そして、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って該装飾布12を抜蝕することによって、該装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜くので、装飾布12を截断する作業を、鋏で個々の装飾布片12a・12a・・・を切り抜く場合と比較して、簡易化し、作業の手間や時間を削減することができる。特に、装飾布片12a・12a・・・にて被装飾布11を装飾する場合には、著しく作業時間を短縮できる。
11 被装飾布
12 装飾布
12a 装飾布片
13 接着剤
14 抜蝕剤
オパール加工法は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維と、レーヨンや綿などのセルロース系繊維との交織物に、硫酸を含む酸性の糊(抜蝕剤)で模様を形成し、熱処理を施すことによって糊を付けた部分のセルロース系繊維を炭化させ、この炭化した部分をもみ洗いなどして除去することによって、透かし模様を形成する方法である。
例えば、特許文献1では、セルロース系繊維より成る布地の切り抜く部分に抜蝕剤を塗布し、乾燥、加熱処理を施して布地の切り抜き部分を炭化して除去した後、布地の切り抜き部分の周縁に沿って接着剤を塗布し乾燥させる、布地の切り抜き加工方法が記載されている。
前記方法Aの場合、単数又は複数の装飾布片を被装飾布に固着するが、特に、模様が複数の装飾布片から成るときには、模様を美麗に形成するために、各装飾布片を高精度に位置合わせしなければならない。
これに対し、方法Bでは、各装飾布片の相互位置がズレないので、各装飾布片の配置に際して精度が要求されないという優位性がある。
しかし、方法Bの場合、被装飾布に装飾布の一部を固着した状態で、装飾布のうち装飾のために不要な部分を手作業で切り除かねばならないために、装飾布片が複雑な形状であったり、装飾が多数の装飾布片で構成されたりする場合においては、作業に手間や時間がかかり、また、切り除かれる部分が一定とならないために、作業者の熟練度により仕上がりに差異が生じてしまうことがあった。
本発明に係る布又は布製品の製造方法を説明する以下の実施例では、固着された単数又は複数の布片にて装飾された布製品であるTシャツの製造方法について説明する。
以下、布又は布製品を構成し、布片が固着される側の布を『被装飾布』と記載する。また、前記被装飾布に固着される布片を『装飾布片』とし、該装飾布片は『装飾布』から所定形状に切り抜かれた布片とする。
但し、前記被装飾布の素材は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維や、耐酸性繊維とセルロース系繊維との混成とすることもできる。そして、被装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
但し、装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
図1は実施例1に係るTシャツの構成を示す図、図2は図1における部分拡大図、図3は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図4は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図である。
図5は本発明の実施例1に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図6は同じく製造方法を説明する図、図7は布の経方向と緯方向を説明する図、図8は被装飾布と装飾布の接着部の断面図である。
図9は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図10は図9における部分拡大図である。
このために、先ず、図6(a)に示すように、被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S1)。
次に、図6(b)に示すように、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S2)。
また、接着剤13の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。捺染の手法には、ローラー捺染、フラットスクリーン捺染、インクジェット捺染などの手工的なものと、機械的なものがあり、何れを採用しても構わない。捺染の手法を採用する場合、各種の捺染機にTシャツ10をセットし、装飾布12で形成しようとする模様Fの形状が抜かれた型(スクリーン)を被装飾布11に押し当てて、接着剤13を印捺する。
なお、一般に、編布では布目の経方向D1にやや伸縮し、緯方向D2には経方向D1と比較して大きく伸縮する。
本実施例において、前記抜蝕剤14は、加熱するとセルロース系繊維と反応して該セルロース系繊維を炭化させる薬剤であり、例えば、一般的にオパール加工に使用される硫酸を含む酸性の糊を抜蝕剤14とすることができる。
なお、抜蝕剤14の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。
これは、装飾布12と被装飾布11との布目の方向が異なるために、装飾布12を透過して被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
また、図8に示すように、被装飾布11に接着剤13にて接着された装飾布12は、接着剤13が塗布された接着部分と、非接着部分との境界において、布が浮き上がり空気の層が形成される。これにより、装飾布12を透過し被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
但し、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行となるように相互配置することもできる。この場合には、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させないために、該被装飾布11に予め防染剤を塗布して、防染加工を施すことが望ましい。
本実施例においては、必要に応じて抜蝕剤14を乾燥させたうえで、抜蝕剤14を塗布した装飾布12を加熱する作業を行うことにて、装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分を除去する。
装飾布12の加熱に際して、Tシャツ10は捺染機から加熱処理機に移動させる。このとき、被装飾布11と装飾布12の布目の方向が略直交するように配置されていることによって、Tシャツ10の被装飾布11の緯方向D2への伸びが、該被装飾布11に接着された装飾布12により抑制される。これにより、移動に際して被装飾布11と装飾布12とが位置ズレすることを防止して、高精度に装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜き、装飾を美麗に仕上げることに寄与することができる。
装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分の繊維が、加熱により抜蝕剤14と反応し、炭化して脱落する。これにより、装飾布12より、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って、該装飾布片12a・12a・・・が切り抜かれ、被装飾布11には装飾布片12a・12a・・・が接着剤13にて接着された状態で残る。
前述の通り、装飾布片12a・12a・・・とならない装飾布12の多くは、被装飾布11から装飾布12を引き剥がすことにて除去できる。しかし、炭化した繊維を綺麗に除去したり、装飾布片12a・12a・・・の切縁に風合いを出したりするために、洗浄処理を施すことが望ましい。
なお、装飾布12の接着剤13が塗布されている部分は、該接着剤13によって解れないため、他に解れ止めの加工を施す必要はない。
また、例えば、図3及び図4に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11にロゴを示す文字形状の装飾布片12a・12a・・・とトレードマーク形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図9及び図10に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の線形状の装飾布片12a・12a・・・と椰子の木形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
図11は本発明の実施例2に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図12は同じく製造方法を説明する図である。図13は実施例2に係るTシャツの構成を示す図、図14は図13における部分拡大図、図15は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図16は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図17は図16における部分拡大図、図18は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図である。
被装飾布11に染色剤又は防染剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、被装飾布11の装飾布片12a・12a・・・が固着される部分と、染色剤又は防染剤が塗布される部分とは、一部または全部において重複することができる。被装飾布11の、装飾布12に抜蝕剤14が塗布される部分と重複する部位に、染色剤又は防染剤を塗布することによって、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させない状態を形成することができる。従って、この場合、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行に配置することができる。
このために、先ず、前記被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S21)。そして、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S22)。
さらに、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S24)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S25)。
装飾布片12a・12a・・・に染色剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、例えば、図15に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、文字や絵が下地模様Faとして形成されるとともに、文字形状及び人型形状の装飾布片12a・12a・・・が固着された装飾を施すことができる。
また、例えば、図16及び図17に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の略平行に配置された線形状の装飾布片12a・12a・・・が固着されるとともに、該装飾布片12a・12aの間に線形状の下地模様Faが形成された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図18に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、絵が下地模様Faとして形成されたうえに、人型形状及び文字形状の装飾布片12a・12a・・・が固着され、さらに、該装飾布片12aに文字や人の模様Fbが形成された装飾を施すことができる。
図19は本発明の実施例3に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図20は同じく製造方法を説明する図である。
このとき、前記被装飾布11に、装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布を重ね、前記装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って前記装飾布12と前記被装飾布11とを縫い合わせる。
さらに、図20(c)に示すように、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S34)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S35)。
そして、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って該装飾布12を抜蝕することによって、該装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜くので、装飾布12を裁断する作業を、鋏で個々の装飾布片12a・12a・・・を切り抜く場合と比較して、簡易化し、作業の手間や時間を削減することができる。特に、装飾布片12a・12a・・・にて被装飾布11を装飾する場合には、著しく作業時間を短縮できる。
11 被装飾布
12 装飾布
12a 装飾布片
13 接着剤
14 抜蝕剤
オパール加工法は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維と、レーヨンや綿などのセルロース系繊維との交織物に、硫酸を含む酸性の糊(抜蝕剤)で模様を形成し、熱処理を施すことによって糊を付けた部分のセルロース系繊維を炭化させ、この炭化した部分をもみ洗いなどして除去することによって、透かし模様を形成する方法である。
例えば、特許文献1では、セルロース系繊維より成る布地の切り抜く部分に抜蝕剤を塗布し、乾燥、加熱処理を施して布地の切り抜き部分を炭化して除去した後、布地の切り抜き部分の周縁に沿って接着剤を塗布し乾燥させる、布地の切り抜き加工方法が記載されている。
前記方法Aの場合、単数又は複数の装飾布片を被装飾布に固着するが、特に、模様が複数の装飾布片から成るときには、模様を美麗に形成するために、各装飾布片を高精度に位置合わせしなければならない。
これに対し、方法Bでは、各装飾布片の相互位置がズレないので、各装飾布片の配置に際して精度が要求されないという優位性がある。
しかし、方法Bの場合、被装飾布に装飾布の一部を固着した状態で、装飾布のうち装飾のために不要な部分を手作業で切り除かねばならないために、装飾布片が複雑な形状であったり、装飾が多数の装飾布片で構成されたりする場合においては、作業に手間や時間がかかり、また、切り除かれる部分が一定とならないために、作業者の熟練度により仕上がりに差異が生じてしまうことがあった。
本発明に係る布又は布製品の製造方法を説明する以下の実施例では、固着された単数又は複数の布片にて装飾された布製品であるTシャツの製造方法について説明する。
以下、布又は布製品を構成し、布片が固着される側の布を『被装飾布』と記載する。また、前記被装飾布に固着される布片を『装飾布片』とし、該装飾布片は『装飾布』から所定形状に切り抜かれた布片とする。
但し、前記被装飾布の素材は、シルクやナイロンなどの耐酸性繊維や、耐酸性繊維とセルロース系繊維との混成とすることもできる。そして、被装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
但し、装飾布は、織地、編地、不職布のうち何れであっても構わない。
図1は実施例1に係るTシャツの構成を示す図、図2は図1における部分拡大図、図3は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図4は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図である。
図5は本発明の実施例1に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図6は同じく製造方法を説明する図、図7は布の経方向と緯方向を説明する図、図8は被装飾布と装飾布の接着部の断面図である。
図9は実施例1に係るTシャツの別構成を示す図、図10は図9における部分拡大図である。
このために、先ず、図6(a)に示すように、被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S1)。
次に、図6(b)に示すように、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S2)。
また、接着剤13の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。捺染の手法には、ローラー捺染、フラットスクリーン捺染、インクジェット捺染などの手工的なものと、機械的なものがあり、何れを採用しても構わない。捺染の手法を採用する場合、各種の捺染機にTシャツ10をセットし、装飾布12で形成しようとする模様Fの形状が抜かれた型(スクリーン)を被装飾布11に押し当てて、接着剤13を印捺する。
なお、一般に、編布では布目の経方向D1にやや伸縮し、緯方向D2には経方向D1と比較して大きく伸縮する。
本実施例において、前記抜蝕剤14は、加熱するとセルロース系繊維と反応して該セルロース系繊維を炭化させる薬剤であり、例えば、一般的にオパール加工に使用される硫酸を含む酸性の糊を抜蝕剤14とすることができる。
なお、抜蝕剤14の塗布手法としては、例えば、捺染の手法を採用することができる。
これは、装飾布12と被装飾布11との布目の方向が異なるために、装飾布12を透過して被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
また、図8に示すように、被装飾布11に接着剤13にて接着された装飾布12は、接着剤13が塗布された接着部分と、非接着部分との境界において、布が浮き上がり空気の層が形成される。これにより、装飾布12を透過し被装飾布11側まで浸出した抜蝕剤14が、被装飾布11には浸透し難い状態が形成されているためと考えられる。
但し、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行となるように相互配置することもできる。この場合には、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させないために、該被装飾布11に予め防染剤を塗布して、防染加工を施すことが望ましい。
本実施例においては、必要に応じて抜蝕剤14を乾燥させたうえで、抜蝕剤14を塗布した装飾布12を加熱する作業を行うことにて、装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分を除去する。
装飾布12の加熱に際して、Tシャツ10は捺染機から加熱処理機に移動させる。このとき、被装飾布11と装飾布12の布目の方向が略直交するように配置されていることによって、Tシャツ10の被装飾布11の緯方向D2への伸びが、該被装飾布11に接着された装飾布12により抑制される。これにより、移動に際して被装飾布11と装飾布12とが位置ズレすることを防止して、高精度に装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜き、装飾を美麗に仕上げることに寄与することができる。
装飾布12の抜蝕剤14が塗布された部分の繊維が、加熱により抜蝕剤14と反応し、炭化して脱落する。これにより、装飾布12より、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って、該装飾布片12a・12a・・・が切り抜かれ、被装飾布11には装飾布片12a・12a・・・が接着剤13にて接着された状態で残る。
前述の通り、装飾布片12a・12a・・・とならない装飾布12の多くは、被装飾布11から装飾布12を引き剥がすことにて除去できる。しかし、炭化した繊維を綺麗に除去したり、装飾布片12a・12a・・・の切縁に風合いを出したりするために、洗浄処理を施すことが望ましい。
なお、装飾布12の接着剤13が塗布されている部分は、該接着剤13によって解れないため、他に解れ止めの加工を施す必要はない。
また、例えば、図3及び図4に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11にロゴを示す文字形状の装飾布片12a・12a・・・とトレードマーク形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図9及び図10に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の線形状の装飾布片12a・12a・・・と椰子の木形状の装飾布片12a・12a・・・とが固着された装飾を施すことができる。
図11は本発明の実施例2に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図12は同じく製造方法を説明する図である。図13は実施例2に係るTシャツの構成を示す図、図14は図13における部分拡大図、図15は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図16は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図、図17は図16における部分拡大図、図18は実施例2に係るTシャツの別構成を示す図である。
被装飾布11に染色剤又は防染剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、被装飾布11の装飾布片12a・12a・・・が固着される部分と、染色剤又は防染剤が塗布される部分とは、一部または全部において重複することができる。被装飾布11の、装飾布12に抜蝕剤14が塗布される部分と重複する部位に、染色剤又は防染剤を塗布することによって、被装飾布11に抜蝕剤14を浸透させない状態を形成することができる。従って、この場合、被装飾布11と装飾布12の布目を略平行に配置することができる。
このために、先ず、前記被装飾布11の、装飾布片12a・12a・・・が固着される位置であって、該装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lの内側に該当する部位に、接着剤13を塗布する(S21)。そして、前記被装飾布11に、前記装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布12を重ね、前記接着剤13にて被装飾布11と装飾布12とを接着する(S22)。
さらに、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S24)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S25)。
装飾布片12a・12a・・・に染色剤を塗布するために、捺染の手法や、スパッタリングの手法を採用することができる。
また、例えば、図15に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、文字や絵が下地模様Faとして形成されるとともに、文字形状及び人型形状の装飾布片12a・12a・・・が固着された装飾を施すことができる。
また、例えば、図16及び図17に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、複数の略平行に配置された線形状の装飾布片12a・12a・・・が固着されるとともに、該装飾布片12a・12aの間に線形状の下地模様Faが形成された装飾を施すことができる。
さらに、例えば、図18に示すように、Tシャツ10の身頃を構成する被装飾布11に、絵が下地模様Faとして形成されたうえに、人型形状及び文字形状の装飾布片12a・12a・・・が固着され、さらに、該装飾布片12aに文字や人の模様Fbが形成された装飾を施すことができる。
図19は本発明の実施例3に係る布製品の製造方法の流れを示す図、図20は同じく製造方法を説明する図である。
このとき、前記被装飾布11に、装飾布片12a・12a・・・が固着される範囲よりも大きい装飾布を重ね、前記装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って前記装飾布12と前記被装飾布11とを縫い合わせる。
さらに、図20(c)に示すように、装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去する(S34)。
最後に、装飾布片12aの周縁部を洗浄する(S35)。
そして、装飾布片12a・12a・・・の外周形状Lに沿って該装飾布12を抜蝕することによって、該装飾布12から装飾布片12a・12a・・・を切り抜くので、装飾布12を裁断する作業を、鋏で個々の装飾布片12a・12a・・・を切り抜く場合と比較して、簡易化し、作業の手間や時間を削減することができる。特に、装飾布片12a・12a・・・にて被装飾布11を装飾する場合には、著しく作業時間を短縮できる。
11 被装飾布
12 装飾布
12a 装飾布片
13 接着剤
14 抜蝕剤
Claims (6)
- 固着された単数又は複数の装飾布片にて装飾された布又は布製品の製造方法であって、
布又は布製品を構成する被装飾布に対して、前記装飾布片よりも大きな装飾布を、該被装飾布の装飾布片が固着されようとする部分において接着又は縫着する工程と、
前記装飾布に、該装飾布を抜蝕し得る抜蝕剤を、該装飾布より切り抜かれようとする装飾布片の外周形状に沿って外側に塗布する工程とを、
含むことを特徴とする布又は布製品の製造方法。 - 前記被装飾布と装飾布とを、互いの布目の方向が略平行とならないように配置することを特徴とする、
請求項1に記載の布又は布製品の製造方法。 - 前記装飾布は、セルロース系繊維で構成される布であり、
前記抜蝕剤は、加熱を受けてセルロース系繊維を炭化させる薬剤であり、
前記装飾布を加熱することにより該装飾布の抜蝕剤が塗布された部分を除去することを特徴とする、
請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の布又は布製品の製造方法。 - 前記被装飾布に、染色剤と防染剤とのうち何れか一方若しくは両方を予め塗布することを特徴とする、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の布又は布製品の製造方法。 - 前記装飾布片の周縁部を洗浄する工程を、さらに含むことを特徴とする、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の布又は布製品の製造方法。 - 固着された単数又は複数の装飾布片によって装飾された布又は布製品であって、
前記装飾布片が、
前記被装飾布に対して装飾布片が固着される部位において接着又は縫着された、装飾布片よりも大きな装飾布を、該装飾布より切り抜かれようとする装飾布片の外周形状に沿って抜蝕することによって、形成されたものであることを特徴とする、
布又は布製品。
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