JP2007168686A - 車載用マイク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マイクロホンの指向性の方向を変えることで、各座席の搭乗者の音声も、はっきりと捉えることができる簡易構造で安価な車載用マイク装置を提供することにある。
【解決手段】自動車の搭乗者が通話するときは、回転盤26上の矢印26cが該当する通話者に向くように、回転盤26上のノブ26bを手で摘んで回転盤26を回転させる。これにより、マイクロホンの指向性は、その通話者に向くことになり、マイクロホンは、その通話者の音声をはっきりと捉えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】自動車の搭乗者が通話するときは、回転盤26上の矢印26cが該当する通話者に向くように、回転盤26上のノブ26bを手で摘んで回転盤26を回転させる。これにより、マイクロホンの指向性は、その通話者に向くことになり、マイクロホンは、その通話者の音声をはっきりと捉えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は車載用マイク装置、特にハンズフリー通話用の車載用マイク装置に関する。
自動車の室内において、走行中に自動車電話または搭乗者の携帯電話などで通話をすることがある。しかし、携帯電話等の使用に係る交通事故の発生状況が増加傾向にあるため、運転者が走行中に携帯電話等を手で保持して通話することは、道路交通法により禁止行為となった。そこで、自動車の室内で通話をする際は、携帯電話等を手で保持しなくても通話可能なハンズフリー通話が採用されている。このため、自動車の室内には、ハンズフリー通話をすることができるように車載用マイク装置が備えられていることがある。
一般的に、車載用マイク装置は、特定の方向に感度が良い性能を有する指向性マイクロホンを有している。これにより、車外の騒音またはエンジン音等のノイズを低減し、通話者の音声をはっきりと捉えることができる。例えば、車載用マイク装置は、運転席と助手席との間の天井面にあるオーバーヘッドコンソール部に設けられており、マイクロホンの指向性を運転席の方向に設定することで、運転者の音声をはっきりと捉えることができる。一方で、助手席または後部座席の搭乗者が通話する場合、車載用マイク装置は、それらの搭乗者の音声を捉え難くなる傾向にある。
下記の特許文献1には、特定の通話者の音声を精度よく捉えることができるマイクについての技術が提案されている。そして、マイクの配置場所及び設置台数により、各通話者の音声を捉えることができるとしている。
また、下記の特許文献2には、サンバイザに内蔵されたマイクの集音面が、サンバイザの使用角度によらず、常に運転者の方向に向くことができる技術が提案されている。
ある座席の搭乗者が通話をする際、その通話者の音声をはっきりと捉えるためには、その通話者の方向にマイクロホンの指向性を向ける必要がある。自動車の室内の各座席の搭乗者が通話者として対象となる場合、マイクロホンの指向性は、広角な方向となる。それを実現するためには、複数台の車載用マイク装置を備えて、その方向をカバーする必要がある。または、車載用マイク装置に新たな制御回路または機構を設けて、マイクロホンの指向性を任意の方向に変える必要がある。しかし、これにより、車載用マイク装置が、大型化、複雑化及び高コスト化してしまうという問題がある。
本発明の目的は、マイクロホンの指向性を任意の方向に変えることで、いずれの座席の搭乗者の音声も、はっきりと捉えることのできる簡易構造で安価な車載用マイク装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の車載用マイク装置は、自動車の搭乗者の音声を集音するために、自動車室内の天井面に設けられ、指向性を有するマイクロホンと、このマイクロホンを配設している回転盤とを有し、この回転盤は、マイクロホンの指向性を任意の方向に調整するために、略水平面に回転可能とした、ことを特徴とする。
また、車載用マイク装置は、自動車室内の運転席と助手席との間の天井面にあるオーバーヘッドコンソール部に設けられ、回転盤を、その車載用マイク装置の下面に設けることが好適である。
さらに、この回転盤は、搭乗者の音声を透過させる集音口を形成することが好適である。
本発明によれば、車載用マイク装置の回転盤によりマイクロホンの指向性を任意の方向に調整することで、いずれの座席の搭乗者の音声でも、はっきりと捉えることができる簡易構造で安価な車載用マイク装置を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。
図1は、本発明の実態形態に係るオーバーヘッドコンソール部の概略構成を示す斜視図である。自動車の室内において、運転席と助手席との間の天井面には、オーバーヘッドコンソール部20が設けられている。オーバーヘッドコンソール部20は、運転席及び助手席の搭乗者が操作できる複数の機能を備えている。本実施形態では、オーバーヘッドコンソール部20は、車載用マイク装置22と、室内を照射する照明装置のランプレンズ28と、その照明装置をオン/オフするランプ用スイッチ28aと、メガネまたはサングラスを収納するメガネケース29とを備えている。
図2は、図1のA−A線に沿ったオーバーヘッドコンソール部の断面図である。車載用マイク装置22は、マイクロホン24と、回転盤26とを有している。マイクロホン24は、特定の方向に感度が良い性能を有する指向性マイクロホンである。このため、通話者の方向に対し指向性が合致すれば、その通話者の音声をはっきりと捉えることができる。マイクロホン24は、その集音面が自動車の室内に向かうように、回転盤26に配設されている。そして、回転盤26と共に回転可能になっている。
マイクロホン24には、車載用マイク装置22内の回路基板(図示せず)からの電源及び制御信号用の配線が接続されている。これらの配線は、マイクロホン24が回転しても影響のないようにフレキシブルな状態でマイクロホン24に接続されている。
回転盤26は、車載用マイク装置22下面から支え、オーバーヘッドコンソール部20の筐体21に設けられた円形開口部に回転自在に、嵌め込まれている。これにより、回転盤26は、略水平面に回転することができる。
回転盤26には、搭乗者の音声を透過させる集音口26aが形成されている。実施形態では、集音口26aは、3個の長方形のスリットになっている。これにより、マイクロホン24は、スリットを透過してきた音声を捉えることができる。なお、集音口26aは、特定の方向を集音できる所望の形状で良い。
回転盤26は、マイクロホン24の指向性と整合する方向を示している矢印26cを有している。また、回転盤26は、手で摘んで回転盤26を任意に回転させることのできるノブ26bを有している。これにより、回転盤26を回転させて、マイクロホン24の指向性を任意の方向に調整することができる。
図3は、本発明の実施形態に係る自動車の概略構成を示す図である。通話者は、運転席30、助手席32及び後部座席34のいずれかの搭乗者である。つまり、ある通話者の音声をはっきりと捉えるためには、マイクロホン24の指向性を座席30〜34のいずれかの座席に向ける必要がある。座席30〜34と車載用マイク装置22との位置関係から、マイクロホン24には、運転席30から時計回りに助手席32までの約180度の範囲の方向に指向性を向けることができる必要である。すなわち、マイクロホン24を配設している回転盤26は、この範囲の方向において、任意に回転可能であれば良い。
次に、車載用マイク装置22の動作について説明する。搭乗者、例えば運転者が通話するときは、回転盤26上の矢印26cの向いている方向が、運転者の方向であることを確認する。もし、その矢印26cの向いている方向が異なる方向である場合は、回転盤26上のノブ26bを手で摘んで回転盤を回転させることで、運転者へ向けることができる。これにより、マイクロホン24の指向性は、運転者に向くことになる。その結果、マイクロホン24は、運転者の音声をはっきりと捉えることができる。
また、助手席32または後部座席34の搭乗者が通話するときは、回転盤26上の矢印26cが該当する通話者に向くように、回転盤26上のノブ26bを手で摘んで回転盤26を回転させる。これにより、マイクロホン24の指向性は、その通話者に向くことになり、マイクロホン24は、その通話者の音声をはっきりと捉えることができる。
本実施形態では、マイクロホン24の指向性を任意の方向に変えるのは、回転盤26上のノブ26bによる手動回転である。しかし、アクチュエーター等の駆動機構を用いて、回転盤26を回転させても良い。
本実施形態では、車載用マイク装置22は、自動車電話及び搭乗者の携帯電話のハンズフリー通話用である。しかし、ナビゲーション用の音声認識装置や指向性のあるスピーカー等として使用しても良い。
本実施形態では、車載用マイク装置22は、オーバーヘッドコンソール部20に設けられている。しかし、回転盤26が水平に回転でき、かつ、マイクロホン24の指向性を搭乗者に向けることができる他の内装部品に設けても良い。
1 自動車、20 オーバーヘッドコンソール部、21 筐体、22 車載用マイク装置、24 マイクロホン、26 回転盤、26a 集音口、26b ノブ、26c 矢印、28 ランプレンズ、28a ランプ用スイッチ、29 メガネケース、30 運転席、32 助手席、34 後部座席。
Claims (3)
- 自動車の搭乗者の音声を集音するために、自動車室内の天井面に設けられている車載用マイク装置において、
指向性を有するマイクロホンと、このマイクロホンを配設している回転盤と、を有し、
この回転盤は、マイクロホンの指向性を任意の方向に調整するために、略水平面に回転可能とした、
ことを特徴とする車載用マイク装置。 - 請求項1に記載の車載用マイク装置において、
車載用マイク装置は、自動車室内の運転席と助手席との間の天井面にあるオーバーヘッドコンソール部に設けられ、
回転盤は、その車載用マイク装置の下面に設けられている、
ことを特徴とする車載用マイク装置。 - 請求項2に記載の車載用マイク装置において、
この回転盤には、搭乗者の音声を透過させる集音口が形成されている、
ことを特徴とする車載用マイク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005371423A JP2007168686A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車載用マイク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005371423A JP2007168686A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車載用マイク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007168686A true JP2007168686A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38295827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005371423A Pending JP2007168686A (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 車載用マイク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007168686A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009157195A1 (ja) | 2008-06-24 | 2009-12-30 | パナソニック株式会社 | マイクロホン装置 |
JP2010083452A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Toyota Boshoku Corp | 車室内会話補助装置 |
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KR101189465B1 (ko) | 2007-12-11 | 2012-10-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 마이크 |
KR101851144B1 (ko) | 2016-02-24 | 2018-04-24 | 현대자동차주식회사 | 사운드 수신 장치, 그를 가지는 차량 및 그 제어 방법 |
DE102018000834A1 (de) * | 2018-02-01 | 2019-08-01 | Paragon Ag | Mikrofonanordnung für den Innenraum eines Kraftfahrzeugs |
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2005
- 2005-12-26 JP JP2005371423A patent/JP2007168686A/ja active Pending
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