JP2007168165A - 印刷処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】事前印刷のための処理をホストコンピュータに要求すること無く、事前印刷及び印刷ジョブに基づいた印刷処理を可能とする。
【解決手段】事前印刷モードで印刷処理を開始するときには、設定されている位置情報及び画質情報に基づいて、所定ページ数を事前印刷として実行し、事前印刷結果に基づいた位置情報及び画質情報の変更を可能とする(ステップ120〜130)。この後、処理を続行する入力操作がなされると、位置情報及び画質情報が変更されたか否かを確認し、変更が無ければ、事前印刷を行ったページの残りのページに対する印刷処理を再開する(ステップ132〜138)。これにより、ホストコンピュータに特別な処理を要求すること無く、事前印刷及び事前印刷結果に基づいた印刷処理を実行することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、連続紙、カット紙などの記録紙を用いて印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する画像形成装置に係り、詳細には、多量の記録紙へ連続して印刷処理を行うときの印刷制御方法に関する。
記録用紙などの記録媒体に画像を形成する画像形成装置(以下、プリンタとする)には、A4サイズなどの所定サイズにカットされている用紙(カット紙)ではなく、所定幅の連続用紙に、印刷処理(プリント処理)を行うものがある。
このようなプリンタは、例えば、予め設定されたフォームの連続紙に、ホストコンピュータから入力される顧客ごと情報を印刷して、請求書などを作成する帳票印刷などに用いられ、短時間に多量の印刷処理が可能となっている。
一方、連続紙やカット紙を用いて多量の印刷処理を行うときには、印字濃度などの印字品質が適正であるか否かを予め確認したり、また、連続紙を用いた印刷処理を行うときには、印字品質に加えて、印字位置がフォームにあった適正な位置であるか否かの確認が行われるようになっている。
例えば、連続紙などをセットするときに、セット位置に物理的なズレが生じると、印刷物上で、文字、イメージ、バーコードなどの情報の間隔が変わったり、ずれてしまう。このために、本番の印刷処理に先立って、印字位置、印字品質を確認する事前印刷が重要となっている。
すなわち、事前印刷を行うことにより、短時間に多量の印刷処理を行う必要があるときに、印字品質の悪い印刷物や印字位置のずれた印刷物が多量に発生してしまうのを防止できると共に、そのために生じる時間のロスが消耗品のロスなどを抑えることができる。
ところで、事前印刷を行うときには、ホストコンピュータからテスト印刷用として数ページ分のデータを送信し、プリンタでこのデータに対する印刷処理を行う方法に加え、印刷途中でオペレータが一時停止処理を指示する方法がある。
前者の場合、プレ印刷専用のアプリケーションソフトを設けるか、プレ印刷用のデータを予め準備しておく必要がある。また、後者の場合、事前の確認によって印刷濃度などの印字品質に関連する設定の変更や、印字位置の調整などの必要が生じると、ジョブをキャンセルして、新たにデータ(ジョブ)をホストコンピュータから送り直してもらう必要が生じる。
特に、帳票印刷などにおいては、メインフレームであるホストコンピュータを操作するオペレータが、ホストコンピュータ上で多量のデータベース処理を行った後、印刷指示を行うが、プリンタ側では、別のオペレータが、用紙のセット、取り出し、消耗品などの補給等の操作を行っていることが多い。
このために、上記した方法で事前印刷を行うためには、例えば、プリンタ側のオペレータが事前確認を行う必要があることや、事前確認の結果を通知したり、事前確認の結果に基づいた次の処理を要求する必要がある。すなわち、事前印刷の結果、印字位置ないし印字品質を調整し、調整結果の確認のための新たな事前印刷のためのデータの送信の要求や、事前印刷が終了して印刷ジョブの実行が可能となったときには、印刷ジョブの送信を要求する必要があり、実際に印刷ジョブを実行する前に、ホストコンピュータ側とプリンタ側の間で、煩わしい処理が必要となってしまう。
ここから、ホストコンピュータから試し印刷用のデータを送信した後、データの送信処理を一時停止し、プリンタ側で印刷結果の確認後、データの送信処理又は送信したデータの削除処理などの依頼をプリンタからホストコンピュータへ送信することにより、このホストコンピュータが、この依頼に基づいた処理を実行するようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
これにより、事前印刷を行うときのホストコンピュータ側とプリンタ側との間での情報交換、情報伝達などの煩わしい作業を軽減することができる。
しかしながら、特許文献1の提案においても、事前印刷のためのデータ送信を、印刷ジョブのデータ送信に先立って行う必要があり、必ずしもホストコンピュータ上でのデータ送信操作の軽減を図りうるものではないという問題がある。
特開2001−236190号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ホストコンピュータ側の操作を必要とせずに、事前確認を行うと共に効率的な印刷処理を可能とする印刷処理方法を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、印刷ジョブに基づいて所定の用紙に連続して印刷処理を行うときの印刷処理方法であって、前記印刷ジョブを記憶手段に記憶し、予め設定されている印字位置の位置情報ないし印字品質の画質情報に基づいて、前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブを用いて、予め設定されている所定量の印刷処理を事前印刷として実行した後に印刷処理を一時停止し、前記事前印刷の印刷結果に基づいた前記位置情報ないし前記画質情報の設定の変更を可能とし、一時停止されている前記印刷ジョブに対する印刷処理の再開を指示する入力がなされたときに、前記所定量を除く前記印刷ジョブの印刷処理を再開する、ことを特徴とする。
この発明によれば、印刷ジョブを記憶手段に記憶し、予め設定されているページ数の印刷処理を、事前印刷として実行し、事前印刷の印刷結果に基づいて位置情報ないし画質情報の設定を変更可能とする。
また、事前印刷が終了して、印刷ジョブに基づいた印刷処理を行うときには、事前印刷に適用したページを除くページの印刷処理を行う。
これにより、事前印刷を行うために、印刷ジョブを、再度、読み込む必要が無くなると共に、事前印刷の印刷結果を、印刷ジョブの印刷結果として用いることができる。
また、本発明は、前記事前印刷の印刷結果に基づいて前記位置情報ないし前記画質情報が変更されたときに、変更された位置情報ないし画質情報に基づいて、再度、前記事前印刷を実行することを特徴とする。
この発明によれば、事前印刷の印刷結果に基づいて、位置情報ないし画質情報が変更されたときには、再度、事前印刷を行うことにより、設定結果の確認を可能としている。
さらに、本発明は、前記事前印刷後に、印刷処理の処理結果に基づいた前記位置情報ないし前記画質情報の変更が検出されなかったときに、前記所定量を除く前記印刷ジョブの印刷処理を再開することを特徴とする。
この発明によれば、位置情報及び画質情報の設定が変更されなかったときには、印刷ジョブに基づいた印刷処理を開始し、事前印刷の印刷結果を、そのまま、印刷ジョブの印刷結果として用いる。
これにより、印刷ジョブに基づいた印刷処理の効率化を図ることができる。
このような本発明では、前記事前印刷を、新たな印刷ジョブの印刷処理を開始することを特徴とする。
この発明によれば、新たな印刷ジョブを実行するときに、事前印刷を行うことにより、例えば、予めフォームが記録されている用紙を用いるときに、フォームの違う用紙に印刷処理を行う用紙間違いなどを、事前印刷によって防止することができる。
また、本発明では、前記用紙が連続紙であるときに、該連続紙を掛け替えた後に、前記事前印刷を実行することを特徴とする。
この発明によれば、連続紙を用いるときに物理的な位置ズレが発生することがあり、これによる印字位置のズレの発生を防止することができる。
さらに、本発明は、前記印刷ジョブに基づいた印刷処理の途中で停止された印刷処理を開始するときに、前記事前印刷を実行することを特徴とする。
この発明によれば、画像形成装置で発生したエラーなどによって停止した印刷処理を開始するときに、事前印刷を実行する。これにより、ジャムなどを解消したことによる印字位置の位置ズレや、トナーなどの消耗品を交換することによる印字品質の変化の発生を防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、印刷ジョブを記憶手段に記憶し、この印刷ジョブを用いて事前印刷を行うと共に、事前印刷に基づいた事前確認が終了した後は、事前印刷を除く印刷処理を実行する。これにより、事前印刷のための特別なデータを必要とせず、また、事前印刷が終了した後に、再度、印刷ジョブを読み込む必要が無くなるので、事前印刷のためのホストコンピュータの処理が不要となるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1には、本発明が適用した画像形成装置とする印刷処理装置(以下、プリンタ10とする)の概略構成を示している。
プリンタ10は、プリンタ全体を統括的に制御するコントローラ部12及び、印刷処理を実行するプリンタエンジン14を含んでいる。
コントローラ部12は、CPU16、ROM18、RAM20及びHDD22を備え、これらがバス24に接続された一般的構成のマイクロコンピュータを含んでいる。これにより、コントローラ部12では、ROM18ないしHDD22に記憶された各種のプログラムに基づいた処理の実行が可能となっている。
また、コントローラ部12には、ホストI/F部26、エンジンI/F部28が設けられており、ホストI/F部26及びエンジンI/F部28が、バス24に接続されている。
エンジンI/F部28には、プリンタエンジン14が接続しており、これにより、コントローラ部12では、プリンタエンジン14での印刷処理及び印刷処理の制御を行う。
プリンタエンジン14は、コントローラ部12から入力される印刷データに基づいた印刷処理を行う一般的構成を適用することができる。また、本実施の形態に適用したプリンタエンジン14は、記録用紙として連続紙を用い、この連続紙を一定速度で搬送しながら印刷処理を行う。
これにより、プリンタ10では、帳票印刷等の印刷処理が可能な所謂連続紙プリンタとなっている。なお、このようなプリンタエンジン14は、例えば、所定の搬送路に沿って搬送される連続紙へ、電子写真プロセスを適用して印刷データに応じた画像を形成する一般的構成を適用することができ、ここでは、プリンタエンジン14の詳細な説明を省略する。
一方、ホストI/F部26には、メインフレームとなるホストコンピュータ30が接続されるようになっており、これにより、プリンタ10は、ホストコンピュータ30から出力される印刷ジョブに基づいた印刷処理が可能となっている。
このようなプリンタ10とホストコンピュータ30の間には、プリンタコントローラを設け、ホストコンピュータ30と複数のプリンタ10が接続されるものであっても良い。また、プリンタ10とホストコンピュータ30の間にRIP装置を設け、ホストコンピュータ30から出力される印刷ジョブから、プリンタエンジン14での印刷処理に用いる印刷データ(例えばラスタデータ)を生成するRIP処理を行い、RIP処理された画像データが、プリンタ10に入力されるようにしても良い。
また、コントローラ部12では、記憶手段としてHDD22を用い、ホストコンピュータ30から入力される印刷ジョブを、順に格納しながら、HDD22に格納している印刷ジョブを順に読み出して印刷データとしてプリンタエンジン14へ出力することにより、印刷処理が行われるようにしている。なお、ここでは、記録手段の一例としてHDD22を用いるが、これに限らず、印刷ジョブをRAM20などの他の記憶媒体に格納するものであっても良い。
このようなコントローラ部12には、NVRAM32が設けられており、このNVRAM32に、プリンタ10の作動中に取得される各種のログデータが格納されると共に、プリンタエンジン14で印刷処理するときの印字位置を決定する位置情報や、印字濃度などの印字品質を決定する画質情報などの各種の情報(パラメータ)の設定値が格納される。
一方、コントローラ部12には、パネルI/F部34が設けられ、このパネルI/F部34が、バス24に接続されている。また、プリンタ10には、操作パネル36が設けられており、この操作パネル36がパネルI/F部34に接続している。
操作パネル36は、タッチディスプレイ又はディスプレイと各種のキーが設けられた一般的構成を適用することができ、コントローラ部12では、ディスプレイに表示に基づいた各種の入力操作、プリンタ10の作動操作などが可能となるようにしている。
すなわち、コントローラ部12では、操作パネル36の図示しないディスプレイ上に各種のUI(ユーザーインターフェイス)を表示し、この表示に基づいたキー操作によって、各種の設定処理が可能となっている。また、コントローラ部12では、操作パネル36上で設定された位置情報や画質情報の設定値を含む各種のパラメータ値が、NVRAM32に記憶され、記録されたパラメータ値に基づいた印刷処理が、プリンタエンジン14で実行されるようになっている。
メインフレームとして設けられているホストコンピュータ30では、例えば、図示しないデータベースから顧客ごとの情報を取得し、取得した情報から所定のフォームのジョブデータを生成し、生成したジョブデータを、印刷ジョブとして出力する。
一方、プリンタ10には、予め設定されたフォームが印刷された連続紙が装填された状態で、ホストコンピュータ30から前記印刷ジョブが入力されることにより、入力された印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する。
このとき、プリンタ10では、例えば、480ページ/min程度の印刷速度で、連続紙へ連続して印刷処理を実行するようになっている。
また、プリンタ10では、連続紙に対する印字位置及び印字濃度などが適正に設定されていることにより、連続紙に形成されたフォームに応じて位置に適正な濃度の文字や、キャラクタ、シンボルマークなどの印刷が可能となっている。
ところで、プリンタ10では、連続用紙上の印字位置や、印字濃度などの印字品質等を確認する事前確認モードの選択が可能となっている。この事前確認モードを実行可能とするか否かの選択は、操作パネル36のディスプレイに所定のUIを表示して行うことができるようにしている。
また、プリンタ10では、プリンタエンジン14に、連続紙が適正にセットされることにより、連続紙の各ページの設定位置への印字処理が可能となっている。また、プリンタ10では、セットされた連続紙の物理的な位置ズレに対して、印字位置(以下、位置情報とする)の調整が可能となっている。また、プリンタ10では、操作パネル36に所定のUIを表示して、画質情報の設定/変更が可能となっている。
すなわち、プリンタ10では、予め設定されている位置情報、画質情報の設定値をNVRAM32に記憶し、記憶している位置情報及び画質情報の設定値(以下、位置情報、画質情報とする)を読み出して、印刷処理を行うようになっている。
コントローラ部12では、事前確認モードが設定されていることにより、新たな印刷ジョブに基づいた印刷処理を開始するとき、連続紙などの用紙の掛け替えがなされたとき、エラーなどによって中断していた印刷処理を再開するときなどの予め設定されたタイミングで、事前確認モードを用いた印刷処理を実行するようになっている。
コントローラ部12は、事前確認モードによる印刷処理を開始すると、予め設定されたページ数の印刷処理を実行して、印刷処理を一時停止し、プリンタ10のオペレータが、事前印刷されたページの印字位置及び印字品質を確認可能となるようにしている。また、コントローラ部12は、この確認結果から印字位置、印字品質に問題が無ければ、印刷処理された次のページから印刷処理を再開できるようにしており、これにより、事前印刷の出力を通常の印刷出力として用いることができるようにしている。
これに対して、印刷結果から印字位置ないし印字品質の調整が必要であれば、位置情報及び画質情報を変更して、変更した位置情報ないし画質情報に基づいて、最初から印刷処理を実行することができるようにしている。
すなわち、コントローラ部12では、HDD22に印刷ジョブを格納しながら、HDD22に格納している印刷ジョブを順に読み出して印刷処理を実行する。このとき、印刷処理の終了した画像データであっても、保持することができるようになっており、コントローラ部12では、事前確認で印刷処理に使用したデータを、HDD22から、再度、データを読み出して、印刷処理を実行するようにしている。
なお、このような印刷結果の確認及び印刷再開は、例えば、プリンタエンジン14で、印刷結果の確認に必要なページが、少なくとも定着処理まで終了していれば良く、これにより、装置のカバーを開けて確認することができる。
また、所定ページ分の印刷処理を行うと、印刷処理したページが排紙されるように連続紙を空送りするようにしても良く、このときには、プリンタエンジン14が、空送りした連続紙を逆送し、非印字ページの先頭から印刷処理を再開するものであれば良い。
このような連続紙の搬送や、印刷ページの確認は、公知の構成を適用することができる。
ここで、プリンタ10で適用可能な事前確認モードを用いた印刷処理の概略を説明する。
図2には、事前確認モードを適用した印刷処理を実行するか否かの判定処理の概略を示している。このフローチャートは、プリンタ10が稼動しているときに、予め設定されたタイミングで実行され、最初のステップ100では、事前確認モードに設定されているか否かを確認する。なお、事前確認モードに設定されていないときには、ステップ100で否定判定されて、このフローチャートを終了することにより、通常モードでの印刷処理が実行される。
ここで、事前確認モードに設定されているときには、ステップ100で肯定判定されて、ステップ102へ移行する。このステップ102では、新たな印刷ジョブの実行開始が指示されているか否かを確認する。また、ステップ104では、用紙切れなどが生じて連続紙の掛け替えが行われた否かを確認する。さらに、ステップ106では、プリンタエンジン14で、用紙(連続紙)の搬送不良(ジャムなど)、トナー切れなどのエラーによる印刷処理の中断が解消されたか否かを確認する。
ここで、例えば、連続紙の掛け替えが行われると、ステップ104で肯定判定されてステップ108へ移行する。
このステップ108では、印刷処理を開始するときに、事前確認処理が実行されるように設定する。
すなわち、コントローラ部12では、新たな印刷ジョブに基づいた印刷処理を開始するとき、連続紙が掛け替えられたとき、エラーによって停止されていた印刷処理を開始するなどの、印字位置、印字画質に変化が生じる可能性のあるときに、事前確認処理を実行するようにしている。
なお、ここでは、連続紙を用いて印刷処理を行う例を示しており、例えば、カット紙を用いた印刷処理を行うときには、ステップ104を省略することができる。また、ここでは、新たな印刷ジョブの開始時、連続紙の掛け替え後、エラー処理後のそれぞれで、事前確認処理が実行されるようにしているが、事前確認処理を実行する条件が予め設定されているときには、その設定条件に該当するときに事前確認処理が実行されるものであっても良い。
図3には、事前確認モード(事前確認処理)での印刷処理の概略を示している。このフローチャートは、図2のステップ108へ移行することにより実行され、最初のステップ120では、位置情報及び画質情報の設定が変更されないようにロックし、次のステップ122では、設定されている位置情報及び画質情報を読み出す。
この後、ステップ124では、読み出した位置情報及び画質情報に基づいて、予め設定されたページ数の印刷処理を実行し、印刷処理を一時停止する(ステップ126)。
これと共に、ステップ128では、位置情報及び画質情報のロックを解除し、位置情報及び画質情報の設定変更を可能とすると共に、操作パネル36の図示しないディスプレイ上に、位置情報及び画質情報の設定/変更を行うUIを表示する(ステップ130)。
これにより、印刷結果に基づいた位置情報及び画質情報の設定変更が可能となり、例えば、処理結果から印字位置を調整する必要が生じているときには、位置情報を変更でき、また、印字濃度などの画質調整が必要であれば、画質情報を変更することができる。
一方、操作パネル36には、Continueキー(図示省略)が設けられており、ステップ132では、このContinueキーが操作されたか否かを確認する。プリンタ10のオペレータは、印刷結果に基づいた位置情報、画質情報を変更が終了したときはContinueキーを操作する。また、印刷結果から位置情報及び画質情報を変更する必要が無いときには、そのままContinueキーを操作する。
これにより、ステップ132で肯定判定されると、ステップ134へ移行し、位置情報及び画質情報の設定をロックする。この後、ステップ136では、位置情報又は画質情報の何れかが変更されたか否かを確認し、変更が生じているときには、ステップ136で肯定判定して、ステップ122へ戻り、変更された位置情報及び画質情報に基づいた事前印刷を、再度実行する。
このようにして、事前印刷の印刷結果が訂正となり、位置情報及び画質情報の設定が変更されなくなると、ステップ136で否定判定してステップ138へ移行し、事前印刷を行った次のページから、通常の印刷処理を開始する。
すなわち、プリンタ10では、事前確認に用いた最後の印刷結果を、通常の印刷出力とすることにより、印刷処理時間の短縮を図ると共に、連続紙の不必要な損失が生じるのを抑えるようにしている。
このように、プリンタ10では、適正な仕上がりの印刷物を得られるようにするときに、ホストコンピュータ30に事前印刷用のデータを要求することなく、事前印刷を実行することができる。
また、プリンタ10では、ホストコンピュータ30から送信された印刷ジョブをHDD22に保存することにより、事前印刷を行うことにより、ホストコンピュータ30に送信済みの印刷ジョブの削除や、印刷ジョブの再送を要求すること無く、引き続いて印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行することができる。
なお、ここでは、位置情報ないし画質情報が変更されれば、変更結果の確認のための印刷処理を実行するようにしたが、実質的には、問題がないと判断されるような変更が行われる場合がある。このときに、確認のための印刷処理を行うと、印刷時間の短縮の妨げと判断されたり、印刷コストの上昇などと判断されることがある。
ここから、確認のための印刷処理を行うか否かの最終的な判断を、ユーザーに委ねるようにしても良い。図4には、このときの処理の一例を示している。なお、図4で前記した図3と同一の処理には、同一のステップ番号を付与してその説明を省略している。
操作パネル36には、Continueキーと共に、例えば、実行キー(図示省略)が設けられており、コントローラ部12では、ステップ130で位置情報及び画質情報の設定を変更可能とするUIを表示し、ステップ132でContinueキーが操作されたか否かを確認する。また、Continueキーが操作されずにステップ132で否定判定されているときには、ステップ140へ移行して、実行キーが操作されたか否かを確認する。
ここで、プリンタ10を操作するオペレータが、印字位置や印字品質に実質的に問題がなく、設定変更が軽微であると判断したときには、実行キーを操作する。
これにより、このフローチャートでは、ステップ140で肯定判定されてステップ142へ移行する。このステップ142では、位置情報及び画質情報の設定をロックし、次のステップ144では、設定されている位置情報及び画質情報を読み出す。
この後、ステップ138へ移行することにより、読み出した位置情報及び画質情報に基づいて、次のページから、通常の印刷処理が実行される。
これにより、事前印刷されたページがそのまま、印刷ジョブの印刷出力として用いられ、印刷時間の短縮及び消耗部品の節約などが可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、連続紙を用いた印刷処理を例に説明したが、カット紙を用いた印刷処理を行うときに適用しても良い。
また、本実施の形態では、画像形成装置としてプリンタ10を用いたが、本発明は、一般的構成のプリンタに適用することができる。また、本発明は、プリンタに限らず、ファクシミリ、複写機、或いはこれらの機能を合わせ持つ複合機などの任意の構成の画像形成装置に適用することができる。
本実施の形態に適用したプリンタの概略構成を示すブロック図である。 事前確認処理を行うか否かの判断の一例を示す流れ図である。 事前確認処理を行うときの印刷処理の概略を示す流れ図である。 事前確認処理を行うときの印刷処理の他の一例の概略を示す流れ図である。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
12 コントローラ部
14 プリンタエンジン
22 HDD(記憶手段)
30 ホストコンピュータ
36 操作パネル

Claims (6)

  1. 印刷ジョブに基づいて所定の用紙に連続して印刷処理を行うときの印刷処理方法であって、
    前記印刷ジョブを記憶手段に記憶し、
    予め設定されている印字位置の位置情報ないし印字品質の画質情報に基づいて、
    前記記憶手段に記憶されている前記印刷ジョブを用いて、予め設定されている所定量の印刷処理を事前印刷として実行した後に印刷処理を一時停止し、
    前記事前印刷の印刷結果に基づいた前記位置情報ないし前記画質情報の設定の変更を可能とし、
    一時停止されている前記印刷ジョブに対する印刷処理の再開を指示する入力がなされたときに、前記所定量を除く前記印刷ジョブの印刷処理を再開する、
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  2. 前記事前印刷の印刷結果に基づいて前記位置情報ないし前記画質情報が変更されたときに、変更された位置情報ないし画質情報に基づいて、再度、前記事前印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の印刷処理方法。
  3. 前記事前印刷後に、印刷処理の処理結果に基づいた前記位置情報ないし前記画質情報の変更が検出されなかったときに、前記所定量を除く前記印刷ジョブの印刷処理を再開することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷処理方法。
  4. 前記事前印刷を、新たな印刷ジョブの印刷処理を開始するときに行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の印刷処理方法。
  5. 前記用紙が連続紙であるときに、該連続紙を掛け替えた後に、前記事前印刷を実行することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の印刷処理方法。
  6. 前記印刷ジョブに基づいた印刷処理の途中で停止された印刷処理を開始するときに、前記事前印刷を実行することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の印刷処理方法。
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